JPH0571365U - 駐車場の入出庫口構造 - Google Patents

駐車場の入出庫口構造

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JPH0571365U
JPH0571365U JP1070492U JP1070492U JPH0571365U JP H0571365 U JPH0571365 U JP H0571365U JP 1070492 U JP1070492 U JP 1070492U JP 1070492 U JP1070492 U JP 1070492U JP H0571365 U JPH0571365 U JP H0571365U
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JP
Japan
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door
exit
entrance
balance weight
parking lot
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Withdrawn
Application number
JP1070492U
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Inventor
秀雄 小寺
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】駐車場の入出庫口にバランスウエイト26で昇
降駆動力を軽減せしめた昇降式ドア22aを設けた駐車
場において、上記バランスウエイト26と干渉すること
なく、入出庫口まわりに非常口21、操作盤、機械部品
等を配置できるようにする。 【構成】車両を駐車させる駐車場の入出庫口に、巻掛け
部材36によって吊り下げられて昇降するドア22aが
設けられ、上記入出庫口の側方の駐車場内に、当該ドア
22aに釣り合わせ該ドア22の昇降に際して上記巻掛
け部材36に与える駆動力を軽減するためのバランスウ
エイト26が設けられていて、上記入出庫口の側方にお
いて上記巻掛け部材36に動滑車37が吊り下げられ、
該動滑車37の軸に上記バランスウエイト26が支持さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は駐車場の入出庫口構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物内に多数の車両搭載用パレットを移動せしめる機械式駐車装置に備えた駐 車場においては、建物に駐車場内への車両の乗入れ及び駐車場内からの車両の乗 り出しが行なわれる入出庫口が形成されている。そして、かかる駐車場の入出庫 口にチェーンによって吊り下げられて昇降するドアを設けたものは一般に知られ ている。
【0003】 すなわち、実公平1−7796号公報に記載されているように、上記チェーン は、昇降ドアの上昇端位置に設けられたそらせ車と、入出庫口側方の上部に設け られた駆動スプロケットとに巻掛けられていて、上記ドアとバランスウエイトと は当該チェーンの両端に吊り下げられている。この場合、上記バランスウエイト は、上記ドアの昇降によって当該ドアの昇降ストロークと同じストロークで、駐 車場内の入出庫口側方位置を昇降する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記駐車場の入出庫口の左右両側には、非常口や機械式駐車装置の 操作盤を設けることを要求されたり、駐車場内には、駐車装置の構造部品ないし は機械部品あるいはその付属品等を設けることが要求されることがある。
【0005】 しかし、上述の如く、駐車場内の入出庫口側方位置をドア用のバランスウエイ トがドアの昇降ストロークでもって昇降するような構成では、当該入出庫口側方 に上記非常口を設けたり機械部品等を設備することは、上記バランスウエイトと の干渉を避ける必要から難しい。すなわち、上記非常口や操作盤の位置は、駐車 場が設置される場所に応じて使い勝手が良いように個々に決める必要があるが、 上述のバランスウエイトとの干渉という問題のために設計の自由度が低くなって おり、また、そのことが駐車装置本体の設計(入出庫口の位置も含めて)にも影 響し、これらの仕様の標準化を難しくしている。
【0006】 特に、エレベータ式駐車装置の場合には、車両昇降台の昇降用ガイドレールが 入出庫口の片側に配置される関係で、入出庫口を挾んでその反対側に非常口及び バランスウエイトを設けなければならず、非常口の設置が難しくなっている。も ちろん、非常口と上記バランスウエイトとの干渉を避けるために、当該バランス ウエイトの昇降位置を高い位置に設定することも考えられるが、その場合、昇降 用チェーンを長くする必要を生ずるとともに、該チェーンの駆動手段やそらせ車 の位置も高くする必要があり、ドア駆動装置の設置が難しくなってくる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を、上記バランスウエイトの昇降ストロークを短く することにより、解決しようとするものである。
【0008】 すなわち、上記課題を解決する手段は、車両を駐車させる駐車場の入出庫口に 、巻掛け部材によって吊り下げられて昇降するドアが設けられ、上記入出庫口の 側方の駐車場内に、当該ドアに釣り合わせ該ドアの昇降に際して上記巻掛け部材 に与える駆動力を軽減するためのバランスウエイトが設けられた駐車場の入出庫 口構造であって、 上記入出庫口の側方において上記巻掛け部材に動滑車が吊り下げられ、該動滑 車の軸に上記バランスウエイトが支持されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記駐車場の入出庫口構造においては、巻掛け部材に吊り下げられた動滑車に バランスウエイトが支持されているため、このバランスウエイトの昇降ストロー クはドアの昇降ストロークの1/2になる。よって、バランスウエイトの昇降部 位の下方にドアの高さに匹敵する空きスペースを確保することが容易になる。つ まり、入出庫口の側方に当該入出庫口の高さに匹敵する空きスペースを確保し、 その上方をバランスウエイトの昇降位置としても、このバランスウエイトの上昇 端をドアの上昇端以下の高さに抑えることができ、上記巻掛け部材を長くする必 要がないとともに、該巻掛け部材の駆動手段の位置を高くする必要もなく、ドア 駆動装置の設置は容易である。
【0010】
【考案の効果】
従って、本考案によれば、車両を駐車させる駐車場の入出庫口の側方において ドア昇降用の巻掛け部材に動滑車を吊り下げ、該動滑車の軸にバランスウエイト を支持するようにしたから、バランスウエイトの昇降ストロークが短くなり、ド ア駆動装置の設置を難しくすることなく、上記入出庫口の側方に当該入出庫口の 高さに匹敵する広い空きスペースを確保することができる。よって、この空きス ペースを利用して、駐車場の使い勝手がよいように非常口や操作盤、機械部品等 を配置することが容易になり、さらに、このように非常口や操作盤等の位置に関 する設計の自由度が高くなるなるため、駐車装置本体の設計も容易になり、その 仕様の標準化が可能になって、設計施工コストを低減させることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 −駐車場の全体構成− 図1において、1は駐車塔2の地上部に開口した入出庫口であり、この駐車塔 2にエレベータ式駐車装置3が設けられている。すなわち、この駐車装置3は、 車両用昇降台7を設けた昇降路8の両側に車両Wを収容する多数の駐車棚9をこ の昇降路8に沿って層状に配設してなる駐車部10を備え、この駐車部10の下 方が車両の入出庫を行なうための入出庫部11になっている。上記入出庫口1は この入出庫部11において開口している。上記各駐車棚9は駐車塔2に固定した 2本の棚レールにて構成されていて、車両Wを矩形状のパレット12に載せた状 態で駐車棚9に収容するものである。
【0012】 なお、19は車両の向きを変えるための旋回装置であり、入出庫部11のピッ ト20に配設されている。
【0013】 昇降台7は、上記パレット12を載せて昇降する矩形状のものであって、その 4隅に連結したワイヤロープ13にて吊り下げられて駐車部10の最上段の駐車 棚9から入出庫部11に至る間を昇降できるようになっている。すなわち、ワイ ヤロープ13は昇降路8の上端の案内プーリ14と駆動モータで旋回駆動される 駆動プーリ15とに懸回され、一端側が上記昇降台7に、他端側が昇降台用バラ ンスウエイト16に連結されていて、このワイヤロープ13の走行により、昇降 台7を所定の駐車棚9との接続位置に移動せしめるようになっている。
【0014】 −入出庫口構造− 図2には上記入出庫口1の部分の正面構造が示されている。同図において、2 1は入出庫口1の側方位置に形成された非常口であり、入出庫口1には当該入出 庫口1を開閉する昇降式のドア22が設けられ、非常口21の方には横開き式の ドア23が設けられている。また、入出庫口1を挾んで非常口21の反対側には 、入出庫口1の開閉及び駐車装置3の駆動の操作をするための操作盤24が設け られ、さらに、入出庫口1の上側には駐車のための各種の案内表示盤25が設け られている。
【0015】 図3には入出庫口1の部分の水平断面構造が示されている。同図において、2 7は車両用昇降台7のガイドレールであり、操作盤24の背面側に設けられてい る。本例の場合は、上記昇降台7の昇降路8を挾んで上記ガイドレール27の対 角位置にも同様のガイドレール(図示省略)が設けられていて、上記昇降台7は 以上の2本のガイドレールによって昇降が案内されることになる。また、図3に おいて、28は駐車塔2の柱である。
【0016】 図4には上記ドア22の昇降手段が示されている。同図において、22aはド ア22のフレーム、31は入出庫口1の両側縁に沿って立設されドア22の昇降 を案内するドアガイド、26は上記ドア22に釣り合わせ該ドア22の昇降駆動 力を軽減するためのバランスウエイトである。上記ドアフレーム22aの両側部 にはその両側のドアガイド31,31に係合するガイドシュー32が取り付けら れている。上記ドアガイド31,31の上端には梁32が架設されている。そし て、上記梁32の上には、上記ドアガイド31,31間の中央位置にそらせスプ ロケット33が支持されているとともに、入出庫口1の側方へ伸ばされた延設部 32aの上に駆動モータ34及び該駆動モータ34により回転駆動される2連の 駆動スプロケット35が支持されていて、これらスプロケット33,35にドア 昇降用のチェーン36が巻掛けられている。
【0017】 そうして、上記チェーン36は、上記そらせスプロケット33に巻掛けられて 垂下させられた一端が上記ドアフレーム22aの上端に結合されている。一方、 上記駆動スプロケット35に巻掛けられて垂下させられた部位には動滑車(スプ ロケツト)37が吊り下げられていて、当該チェーン36の他端は上記梁32の 延設部32aの下面に結合されている。そして、上記動滑車37の軸にドア用の バランスウエイト26が懸垂支持されている。このバランスウエイト26は上記 梁32の延設部32aに上端が固定されたウエイトガイド38,38に係合して 昇降するようになっている。バランスウエイト26の昇降位置は、入出庫口1の 側方の上方位置に設定されている。
【0018】 従って、本実施例においては、上記バランスウエイト26が動滑車37に吊り 下げられているから、ドア22の昇降ストロークの1/2のストロークでもって 昇降することになり、該バランスウエイト26の下方に広い空きスペースが形成 されるため、非常口21の通行に支障がないものである。
【0019】 そうして、バランスウエイト26の存在に拘らず、非常口21を入出庫口1の バランスウエイト側に設けることができるため、駐車場の設計施工が容易になる ものである。すなわち、非常口21を仮に操作盤24側に設けるとなると、図3 から明らかなように、非常口の位置は昇降台7のガイドレール27との干渉を避 けるべく、操作盤24の外側に設定することになる。しかし、それでは、非常口 用スペースの確保のために駐車塔2の形状変更、入出庫口の位置の変更、あるい はさらにエレベータ式駐車装置本体の設計変更が必要になる不具合があるが、上 記実施例の場合、かかる設計変更は必要でない。
【0020】 なお、上記実施例はエレベータ式駐車装置の駐車場に関するが、本考案が垂直 循環式駐車装置や水平循環式駐車装置など他の形式の駐車装置を有する駐車場に も適用できることはもちろんである。また、巻掛け部材としてはワイヤロープを 用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車場の全体構成を示す断面図
【図2】入出庫部の正面図
【図3】入出庫部の水平断面図
【図4】ドアの昇降駆動装置を示す正面図
【符号の説明】
1 入出庫口 2 駐車塔 3 駐車装置 7 車両用昇降台 21 非常口 22 入出庫口ドア 23 非常口ドア 24 操作盤 26 バランスウエイト 27 車両用昇降台のガイドレール 33 そらせスプロケット 34 駆動モータ 35 駆動スプロケット 36 ドア昇降用チェーン(巻掛け部材) 37 動滑車(スプロケツト)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を駐車させる駐車場の入出庫口に、巻
    掛け部材によって吊り下げられて昇降するドアが設けら
    れ、上記入出庫口の側方の駐車場内に、当該ドアに釣り
    合わせ該ドアの昇降に際して上記巻掛け部材に与える駆
    動力を軽減するためのバランスウエイトが設けられた駐
    車場の入出庫口構造であって、 上記入出庫口の側方において上記巻掛け部材に動滑車が
    吊り下げられ、該動滑車の軸に上記バランスウエイトが
    支持されていることを特徴とする駐車場の入出庫口構
    造。
JP1070492U 1992-03-04 1992-03-04 駐車場の入出庫口構造 Withdrawn JPH0571365U (ja)

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JP1070492U JPH0571365U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 駐車場の入出庫口構造

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JP1070492U JPH0571365U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 駐車場の入出庫口構造

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JPH0571365U true JPH0571365U (ja) 1993-09-28

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