JPH0571147B2 - - Google Patents

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JPH0571147B2
JPH0571147B2 JP60239700A JP23970085A JPH0571147B2 JP H0571147 B2 JPH0571147 B2 JP H0571147B2 JP 60239700 A JP60239700 A JP 60239700A JP 23970085 A JP23970085 A JP 23970085A JP H0571147 B2 JPH0571147 B2 JP H0571147B2
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JP
Japan
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drain
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semiconductor memory
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Tetsuo Fujii
Toshio Sakakibara
Nobuyoshi Sakakibara
Yutaka Iwasaki
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はゲートおよびドレインのカツトオフ時
にハイインピーダンスが得られる浮遊ゲート等の
電子蓄積型不揮発性半導体記憶装置に関する。 [従来の技術および問題点] 消費電力がすくなく、動作速度の早いトランジ
スタとして、静電誘導トランジスタ(SIT)が知
られている。この静電誘導型トランジスタを使用
した不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板表面
部に互いに隔離して設けられたソースおよびドレ
インと、該ソース、該ドレイン間のに設けられた
作動領域と、該作動領域に近接して設けられ、該
作動領域の電流を制御する浮遊ゲート等の電子蓄
積部と、該電子蓄積部と近接して設けられ該電子
蓄積部に容量結合するように設けられた制御ゲー
トとで構成されている。この従来の浮遊ゲート等
の電子蓄積部を用いた不揮発性半導体記憶装置で
は、製造時のバラツキ等によりカツトオフ時のイ
ンピーダンスにバラツキがみられる。 [本発明の目的] 本発明はカツトオフ時にハイインピーダンスの
得れる電子蓄積部型不揮発性半導体記憶装置を提
供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明の不揮発性半導体記憶装置は、半導体基
板表面部に互いに隔離して設けられた所定導電型
の高濃度不純物領域を有するソース及びドレイン
と、該ソース、該ドレイン間に設けられてチヤン
ネル領域を構成する作動領域と、該作動領域に近
接して設けられて該作動領域の電流を制御すると
ともに該作動領域から注入される電荷を蓄積する
電子蓄積部と、該電子蓄積部に近接して設けられ
該電子蓄積部に容量結合する制御ゲートとを備え
た不揮発性半導体記憶装置において、 該ソース及び該ドレインのいずれか一方は、該
高濃度不純物領域の表面に形成されるとともに使
用電圧範囲でトンネル効果が発生可能な膜厚を有
する絶縁物膜(以下、トンネル絶縁膜と略称す
る)と、 該絶縁物膜を介して該高濃度不純物領域の反対
側に設けられた電極とから構成されることを特徴
とする。 即ち本発明の不揮発性半導体記憶装置はドレイ
ンおよびソースのいずれか一方は不純物領域と電
極の間に薄い絶縁膜いわゆるトンネル絶縁膜をも
つ。ソースとドレインとの間に所定の電圧を印加
し、ゲート(ここでは電子蓄積部及び制御ゲー
ト)にチヤンネル(作動領域)を遮断する電圧を
掛けてチヤンネルをカツトオフする場合トンネル
絶縁膜の絶縁効果により電流が流れない。すなわ
ちカツトオフ時にハイインピーダンスとなる。 本発明の不揮発性半導体記憶装置を構成する半
導体基板はP型、N型のいずれのものも使用でき
る。この半導体の表面部に形成される記憶素子は
絶縁ゲート型でも接合型でもいずれでもよい。絶
縁ゲート型とはドレインとゲートとがN型のよう
な一方の導電型の不純物領域で構成され、作動領
域がP型のような他方の導電型で構成されている
もので、作動領域に該一方の型のチヤンネル(N
チヤンネル)が誘起される。又はドレイン、ゲー
トおよび作動領域の同一の導電型に属するもの
で、電子蓄積部、制御ゲートの電子による作動領
域の空乏層の広がりで作動領域に流れる電流を制
御するものもある。接合型とはPN接合に印加す
る電圧により空乏層巾の変化を利用するものであ
る。この絶縁ゲート形および接合形のいずれも従
来の絶縁ゲート形、接合形トランジスタの基本構
成と同一である。なお、ソース、作動領域、ドレ
インは半導体基板の表面にそつて配列されている
ものでも、半導体基板の深さ方向、いわゆる縦方
向に配列されているものでもよい。 電子蓄積部及び制御ゲートは作動領域に近接あ
るいは作動領域を区画する絶縁物隔壁の中に形成
される。電子蓄積部としては浮遊ゲート、又はい
わゆるMNOS′構造を使用できる。電子蓄積部は
作動領域が形成される作動領域部から一定厚さ
(20〜1000Å)の絶縁膜を隔てた縦方向に伸びる
板状のものである。なお、電子蓄積部と不純物領
域あるいは作動領域との間の絶縁物膜の厚さを、
トンネル効果の生じる程度の厚さ(酸化物の場合
70〜200Å)とすることによりEEPROMとする
ことができ、逆に500〜1000Åの厚さとすること
によりEPROMとすることができる。 浮遊ゲートは通常多結晶シリコンで形成され
る。 電子蓄積部の隣りにある作動領域と反対側の部
分の絶縁物隔壁内に制御ゲートが形成される。こ
の制御ゲートの通常多結晶シリコンで形成され
る。 接合型の場合1個の作動領域に対して2個、4
個等の複数個の電子蓄積部、制御ゲートを設ける
ことができる。各電子蓄積部、制御ゲートはソー
ス、ドレインの方向に並列して配列することが必
要である。 作動領域の表面および各不純物領域は絶縁物層
で被覆され、この絶縁物層を貫通する部分に通常
アルミニウム電極が形成される。 ソースおよびドレインのいずれか一方の不純物
領域の表面部には20〜200Å程度の薄いトンネル
絶縁膜が形成され、このトンネル絶縁膜を介して
電極が取り付けられる。このトンネル絶縁膜はソ
ースとドレイン間のカツトオフ時には漏れ電流を
なくし、ハイインピーダンスとなる。 絶縁膜としてはSiO2膜が一般的であるが、そ
の他Al2O3、Si3N4およびそれらの複合膜を使用
することができる。電子蓄積部として窒化珪素膜
を使用する場合は、酸価物隔壁内に窒化珪素膜が
形成される。 [本発明装置の作用] 本発明の不揮発性半導体記憶装置の 電子蓄積部への書き込みは書き込みたい部分の
電子蓄積部に隣接する制御ゲートにプラス電圧を
加え、ゲート、ドレインあるいは作動領域から電
子を供給する。EPROMの場合にはホツトエレク
トロンを利用し、絶縁膜を介して電子蓄積部に電
子を流入、蓄積させる。電子蓄積部はその全周囲
を酸化物膜等の絶縁膜で囲まれているため、電子
蓄積部中の電子は逃げ出すことなく電子蓄積部内
に保持される。すなわち不揮発性となる。 電子蓄積部の消去は、EPROMの場合には半導
体基板表面に紫外線を照射することによりなされ
る。この紫外線により電子蓄積部中の電子が励起
され絶縁膜を通り抜け、電子蓄積部が消去され
る。なお、電子蓄積部と不純物領域との間の絶縁
膜がトンネル効果を生じる程度の薄いものすなわ
ちEEPROMである場合には、消去したい電子蓄
積部に隣接する制御ゲートのみを低い電位とし、
他の制御ゲート、ソースおよびドレインを高い電
位にすることにより、電子がトンネル絶縁膜を介
してソースまたはドレインに流れる。これによ
り、電子蓄積部の消去ができる。 [実施例1] 本発明の第1実施例の不揮発性半導体記憶装置
の要部断面を第1図、第2図に示す第1図は縦方
向の断面であり、第2図は第1図のA−A矢視断
面である。この装置はP型シリコン基板1、この
シリコン基板1の一定範囲に形成されたN型の不
純物埋込層(本発明でいうドレイン)2、この表
面に形成されたN型のエピタキシヤル層3、この
エピタキシヤル層3を各作動領域31に区画する
酸化物層11等で構成されている。この酸化物層
11の内側に不純物埋込層2とエピタキシヤル層
3の表面との導電性を確保する導電領域32が形
成されている。作動領域31の周囲の酸化物層1
1内には酸化膜42を隔てて浮遊ゲート51,5
2が互いに対向して形成されている。さらに各浮
遊ゲート(本発明でいう電子蓄積部)51,52
の外側に熱酸化膜をへだてて制御ゲート61,6
2が設けられている。なお、浮遊ゲート51,5
2と不純物埋込層2との間は薄いトンネル酸化膜
43で隔てられていれる。作動領域31、導電領
域32の上面部にはN型の不純物領域71,72
が形成されている。なお、不純物領域71は本発
明のでいうソースを構成する。もちろん、不純物
領域71がドレインを、不純物埋込層2がソース
を構成してもよい。制御ゲート63,64は配線
パターン63,64に結線され、その表面に形成
された層間絶縁膜44に被覆されている。制御ゲ
ート61,62、不純物領域71,72は酸化物
層に設けたコンタクト穴を介して電極91,9
2,93,94に結線されている。本実施例の不
揮発性半導体記憶装置では、作動領域31の不純
物領域71と電極92の間にトンネル酸化膜45
が設けられている。このトンネル酸化膜45は不
純物領域71,72を形成した後、電極91,9
2,93,94を形成する前に作動領域31の不
純物領域71の表面のみを選択的に酸化して形成
するものである。 このトンネル酸化膜(本発明でいう絶縁物膜)
45はトランジスタのカツトオフ時における微小
な漏れ電流を後述する理由により遮断するので、
読出に際しオフしているメモリセルから出力され
る電流が減少し、読出精度が向上する。 本実施例の不揮発性半導体記憶装置は所謂
EEPROMとして使用される。 本実施例の動作の一例を第3図に示す。この第
3図は書き込み動作を示すもので、書き込みたい
浮遊ゲート51に容量結合している制御ゲート6
1の電極91にプラス(+)電圧を加える。他の
全ての電極92,93,94はアースする。これ
により、浮遊ゲート51と不純物埋込層2の間に
形成したトンネル酸化膜43中をトンネル電流が
流れ、浮遊ゲート51に電子が蓄積される。その
結果例えば制御ゲート61に電圧が印加されなく
とも浮遊ゲート51中の電子による電荷によつて
第4図に示すように作動領域31へ空乏層31a
が伸びる。この空乏層31aの広がりは浮遊ゲー
ト51中の電子の量により決まる。又多量に電子
が書き込まれている時は、この空乏層51aの拡
がりはある一定の値になる。所謂MOSダイオー
ドにおける反転層が形成された時の空乏層の幅で
あり、この幅Xd−maxは次式で示される。
【化】 ここでNdは本実施例の場合エピタキシヤル層
3の濃度である。例えばエピタキシヤル層3が1
×1014cm-3の時は、Xd−max=2.7μm、1×1015
cm-3の時は、Xd−max=1.0μmである。 本実施例のように、向いあつた2つの
EEPROMを使用し、かつ、1×1014cm-3のエピ
タキシヤル層を使用した場合、制御領域31の浮
遊ゲート51,52間距離を例えば4μmとすれ
ば2つの浮遊ゲート51,52に電子が書き込ま
れた時両方から空乏層が伸び、くつつき合うこと
により不純物埋込層2とコンタクト部に形成した
不純物領域71がカツトオフし電流が流れなくな
る。このトンネル酸化膜45はトランジスタのカ
ツトオフ時における微小な漏れ電流を後述する理
由により遮断するので、読出に際しオフしている
メモリセルから出力される電流が減少し、読出精
度が向上する。 更に詳しく説明すれば、トランジスタ(ここで
は縦型チヤンネルMISSIT)の制御ゲート61や
浮遊ゲート51からの電位の影響により、ソース
71近傍のチヤンネル電位(電位障壁)がソース
71の電位よりチヤンネル電流阻止方向に高くな
つて、トランジスタがカツトオフし、かつ、チヤ
ンネルすなわち作動領域31が制御ゲート61や
浮遊ゲート51とドレイン2との静電的な電界形
成により空乏化した場合、ソース・ドレイン間の
印加電圧は、トンネル酸化膜45の静電容量と上
記チヤンネル空乏層のソース・ドレイン間の静電
容量とで分担される。 チヤンネル空乏層のチヤンネル方向の幅はトン
ネル酸化膜45の厚さより極端に大きいので、ソ
ース・ドレイン間の印加電圧のほとんど大部分は
このチヤンネル空乏層に印加され、その結果、ト
ンネル酸化膜45に印加される電圧が小さくな
り、したがつてトンネル酸化膜45を流れるトン
ネル電流は0となり、カツトオフ時のリーク電流
が極めて良好に遮断される。 すなわち、トンネル絶縁膜の印加電圧−トンネ
ル電流特性は周知のように、あるしきい値電圧ま
では0とみなせ、それを超えると指数関数的に増
大するので、カツトオフ時にチヤンネル(作動領
域)31に空乏層が形成されると、トンネル酸化
膜45の分担電圧がこのしきい値電圧以下となつ
て、カツトオフ時のリーク電流が遮断される。 このリーク電流遮断作用は、本実施例のよう
に、トンネル絶縁膜をソース領域に設ける場合に
特に顕著となる。すなわち、SITではソース近傍
のチヤンネル電位とソース電位との間の小さな電
位差がチヤンネル電流を規定し、FETにおいて
もチヤンネル電位とソース電位との間の電位差が
チヤンネル電流を規定することは周知である。 したがつて、本実施例のようにソースに直列に
トンネル酸化膜45を接続すると、上記したよう
にこのトンネル酸化膜45に印加される電圧はし
きい値電圧以下となつて、電極92からトンネル
酸化膜45を超えてソース71にキヤリヤが注入
されず、たとえ、SITにおいてソース/ソース近
傍のチヤンネル間の電位障壁が低くても。ソース
71からチヤンネル(作動領域)31にキヤリヤ
(電子)が注入されることがない。 なお、このトンネル酸化膜45の膜厚は、通常
の使用電圧において40〜50オングストロームとす
ることが好適である。 トンネル酸化膜45の製造は、ウエハを100%
酸素雰囲気又は酸素をアルゴン又は窒素などで希
釈した雰囲気にてハロゲンランプなどで加熱して
形成することができる。 100%酸素の場合には1050℃において、15〜25
秒の加熱により40〜50オングストロームの酸化膜
を形成することができる。 第4図は一方の浮遊ゲート51のみに電子が書
き込まれている状態を示し、この状態では電流は
流れる。 次に、本実施例のEEPROMを消去する場合を
説明する。第5図は浮遊ゲート51を消去する時
の状態を示す。すなわち消去したい部分の制御ゲ
ート51の容量結合している制御ゲート61の電
極91にのみ、例えば、0ボルトにし、他の電極
92,93,94は高い電位にする。これにより
不純物埋込層2へ浮遊ゲート51から電子がトン
ネル電流として流れ、消去される。 本実施例の不揮発性半導体記憶装置においては
1個の作動領域31に2個の浮遊ゲート51,5
2をもつ。このため1個の作動領域31のいずれ
の浮遊ゲート51,52も書き込まれていない場
合(0,0)、1個の浮遊ゲート51のみが書き
込まれている場合(1,0)、他の1個の浮遊ゲ
ート52のみが書き込まれている場合(0,1)、
および2個の浮遊ゲート51,52が共に書き込
まれている場合(1,1)の4つ状態を記憶する
ことができる。 [実施例2] 本発明の第2実施例の不揮発性半導体記憶装置
の要部断面を第6図〜第8図に示す。第6図およ
び第7図は縦方向の断面であり、第8図は第6図
のA−A矢視断面である。なお、第6図および第
7図は第8図のB−B矢視断面図、C−C矢視断
面に相当する。この装置はP型シリコン基板1
と、このシリコン基板1の一定範囲に形成された
N型の不純物埋込層(本発明でいうドレイン)2
1,22と、シリコン基板1およびこれら不純物
埋込層21,22の表面に形成されたP型のエピ
タキシヤル層3、このエピタキシヤル層3を各作
動領域31に区画する酸化物壁4等で構成されて
いる。酸化物壁4は一定間隔をへだてて直列する
複数の堤状に基板表面部に形成された隣り合う堤
状部の間の作動層を横切る方向に設けられた隔壁
部とで構成されている。これにより酸化物壁4に
より作動層が各作動領域31,32,33に区画
される。酸化物層4内の隔壁部内で各作動領域に
面した側と所定厚さの酸化膜41をへだてて浮遊
ゲート51,52および53,54が形成されて
いる。そして各隔壁部の中央部で両側の制御ゲー
ト51と52および53と54の間に酸化膜42
を介して制御ゲート61,62が形成されてい
る。作動領域31,32,33の上面部にはN型
の不純物領域(本発明でいうソース)71,7
2,73,74が形成されている。そしてこれら
不純物領域の上方にトンネル酸化膜46,47,
48,49が形成されている。また、1個の作動
領域内に形成された2個の不純物領域間の上部に
はそれぞれP型不純物領域としたチヤンネルスト
ツパ75,76,77が設けられている。制御ゲ
ート61,62はそれぞれ配線パターン(図示せ
ず)に結線され、その表面に形成された保護絶縁
膜43に被覆されている。不純物領域71,7
2,73,74は保護絶縁膜43に設けたコンタ
クト穴に形成されたトンネル酸化膜46,47,
48,49を介して電極81,82,83,84
に結線されている。また、各不純物層21,22
は酸化物層4に縦方向に設けられた多結晶シリコ
ンよりなる導電柱25,26で基板表面部に導か
れ、配線パターン(図示せず)に結線されてい
る。 以上のように形成した装置は本実施例では所謂
EPROMとして使用される。 [発明の効果] 本発明の不揮発性半導体記憶装置ではソースお
よびドレインの一方はその不純物領域が電極とト
ンネル絶縁膜を介して結線されている。このトン
ネル酸化膜45は一定の対絶縁特性をもつために
ソースとドレイン間に空乏層が拡がつた場合には
完全絶縁状態となる。しかしこのトンネル酸化膜
45は空乏層のない場合には電流が流れ、ソース
とドレイン間のオン、オフ検出の本来の目的には
問題がなく、オフ時の検出時に漏れ電流がないた
めオフ時の検出精度が向上する。また、本発明の
実施例ではいずれも、ソースおよびドレインの一
方を半導体基板の内部に埋め込んだ不純物埋込層
として構成し、ソース、チヤンネルおよびドレイ
ンを基板の縦(深さ)方向に形成している。ま
た、制御ゲートおよび浮遊ゲートも縦方向に形成
されている。このため記憶素子の集積密度が高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例の不
揮発性半導体記憶装置を示し、第1図はその要部
縦断面図、第2図は第1図のA−A矢視断面図、
第3図〜第5図は第1実施例の不揮発性半導体記
憶装置の作動状態を示し、第3図は書き込み時の
配線を示す断面図。第4図は検出時の配線状態を
示す断面図、第5図は消去時の配線を示す断面図
である。第6図、第7図および第8図は本発明の
第2実施例の不揮発性半導体記憶装置を示し、第
6図および第7図は夫々その要部縦断面図、第8
図は第6図のA−A矢視断面図である。 1……基板、2,21,22……不純物埋込
層、25,26……導電柱、3……エピタキシヤ
ル層、31,32,33……作動領域、4……酸
化物層、43,44,45,46,47,48…
…トンネル酸化膜、51,52,53,54……
浮遊ゲート、61,62……制御ゲート、71,
72,73,74……不純物領域、75,76,
77……チヤンネルストツパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板表面部に互いに隔離して設けられ
    た所定導電型の高濃度不純物領域を有するソース
    及びドレインと、該ソース、該ドレイン間に設け
    られてチヤンネル領域を構成する作動領域と、該
    作動領域に近接して設けられて該作動領域の電流
    を制御するとともに該作動領域から注入される電
    荷を蓄積する電子蓄積部と、該電子蓄積部に近接
    して設けられ該電子蓄積部に容量結合する制御ゲ
    ートとを備えた不揮発性半導体記憶装置におい
    て、 該ソース及び該ドレインのいずれか一方は、該
    高濃度不純物領域の表面に形成されるとともに使
    用電圧範囲でトンネル効果が発生可能な膜厚を有
    する絶縁物膜と、 該絶縁物膜を介して該高濃度不純物領域の反対
    側に設けられた電極とから構成されることを特徴
    とする不揮発性半導体記憶装置。 2 該絶縁物膜は、ソースを構成する該高濃度不
    純物領域の表面に配設される特許請求の範囲第1
    項記載の不揮発性半導体記憶装置。 3 該ソース、ドレイン及び作動領域は、
    MISSIT(絶縁ゲート型静電誘導トランジスタ)
    のソース、ドレイン及びバルクチヤンネルを構成
    する特許請求の範囲第1項記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
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