JPH057099Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH057099Y2
JPH057099Y2 JP8372188U JP8372188U JPH057099Y2 JP H057099 Y2 JPH057099 Y2 JP H057099Y2 JP 8372188 U JP8372188 U JP 8372188U JP 8372188 U JP8372188 U JP 8372188U JP H057099 Y2 JPH057099 Y2 JP H057099Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack
hydraulic
switching valve
cargo handling
electromagnetic switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8372188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH027060U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8372188U priority Critical patent/JPH057099Y2/ja
Publication of JPH027060U publication Critical patent/JPH027060U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH057099Y2 publication Critical patent/JPH057099Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は油圧ジヤツキ駆動装置、とりわけ、航
空機や大型車両に使用される大型タイヤの交換作
業時に、機体や車両をジヤツキアツプする大型の
油圧ジヤツキの駆動装置に関する。
従来の技術 第5図は航空機や大型車両のタイヤ交換作業時
に用いられる大型の油圧ジヤツキを示すもので、
ガスモータ40とガスモータ40によつて駆動さ
れる油圧ポンプ42とを備えており、図外の高圧
窒素ガスボンベから減圧コントロール装置41を
経由して適度の圧力と量とに調整したガスをガス
モータ40に送つて、該ガスモータ40を駆動
し、油圧ポンプ41を駆動することによつて、高
圧ガスのエネルギを油圧に転換してジヤツキアツ
プシリンダ43を作動し、航空機の機体や大型車
両の車体等の重量物をジヤツキアツプするように
なつている。また、前記油圧ポンプ42と並列に
手動油圧ポンプ44を設けて、手動操作によつて
もジヤツキアツプ操作できるようになつている。
45はリザーバタンクを示す。この類似構造は、
例えば特開昭62−56299号公報に示されている。
考案が解決しようとする課題 空港などでは高圧ガス源や電源を格納庫等に設
置してあつたのでは、格納庫から遠く離れた場所
での航空機のタイヤ交換作業が不可能となつてし
まうことから、高圧ガスボンベや発電装置を搭載
した動力源専用台車を構成し、タイヤ交換作業の
度にこの専用台車を作業現場にまで牽引していか
なければならないという不経済さと、非能率さと
があつた。そこで、本考案は近年前記航空機等の
重量のある大型タイヤの交換作業を容易にするた
めの重量物運搬車が開発されていて、この車両が
各種シリンダ機構の油圧源を備えていることに着
目し、この車載油圧源を大型ジヤツキの動力源と
して分流させることにより、専用の動力源台車を
不要とすることができると共に、ジヤツキアツプ
の最中であつても車両側の荷役作業が優先でき
て、荷役作業に些かも支障を来すことのない油圧
ジヤツキ駆動装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 車体のデツキ上に、荷役用電磁切換弁の操作に
より油圧ポンプから送給される作動油をシリンダ
機構に送給制御して、重量物の荷役作業をする荷
役装置を備えた車両において、前記荷役用電磁切
換弁と並列にジヤツキ用電磁切換弁を併設すると
共に、このジヤツキ用電磁切換弁とジヤツキ側油
圧回路とを接離自在に連結するコネクテイングホ
ースとを付設する一方、ジヤツキ側油圧回路に
は、ジヤツキアツプシリンダに作動油を送給する
油圧ポンプの駆動用油圧モータを付設して、この
油圧モータに前記コネクテイングホースを接離自
在に接続し、更に、前記荷役用電磁切換弁とジヤ
ツキ用電磁切換弁の各作動スイツチ回路間に、荷
役側作動スイツチ回路の閉成時にジヤツキ側作動
スイツチ回路を開成する制御回路を介装してあ
る。
作 用 ジヤツキ作動スイツチの投入によりジヤツキ側
作動スイツチ回路が閉成されると、ジヤツキ用電
磁切換弁が油圧モータ駆動位置に切り換わり、車
両側の油圧ポンプから送給される作動油を油圧モ
ータに導入し、該油圧モータを駆動してジヤツキ
側の油圧ポンプを駆動し、ジヤツキアツプシリン
ダに作動油を送給してジヤツキアツプ作動する。
このジヤツキアツプの最中に、荷役側作動スイツ
チ回路が閉成されて、荷役用電磁切換弁を荷役作
動位置に切り換えると、制御回路により前記ジヤ
ツキ側作動スイツチ回路が開成されてジヤツキア
ツプが中断され、車両の荷役作業が優先する。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面と共に詳述す
る。
第3,4図は大型タイヤ運搬車を示すもので、
エンジン又はモータによつて自走する車体1のデ
ツキ2には、荷役装置としてのタイヤ保持装置3
を配設してある。このタイヤ保持装置3は支柱5
を中心に水平方向に回動自在で、かつ、シリンダ
機構6により上下方向に揺動自在な平行リンク機
構4と、その先端部に水平方向に揺動自在に連結
したアーム7と、該アーム7端に水平方向に回動
自在に吊持され、図外の大型タイヤを載架保持す
る枠体8等を備えている。また、車体1の前側部
には後述する大型の油圧ジヤツキの積み降ろし用
のシリンダ機構9を配設してあると共に、車体1
の前、後両サイドには前、後アウトリガ用の各一
対のシリンダ機構10,11と、車体中央部の両
サイドにタイヤホルダ用のシリンダ機構12,1
3を配設してある。本実施例では、前記タイヤ保
持装置3以外のシリンダ機構9,10,11,1
2および13は、第1図に示すようにそれぞれ専
用の手動切換弁14,15,16,17の操作に
より、車載エンジン又はモータ駆動される油圧ポ
ンプ18から送給される作動油を供給制御して作
動される。また、タイヤ保持装置3のシリンダ機
構6は荷役用電磁切換弁20の作動により油圧ポ
ンプ18から送給される作動油を供給制御して作
動される。勿論、前述のシリンダ機構9,10,
11,12および13を電磁切換弁の作動制御に
より作動させてもよい。ここで、前記車両側の油
圧回路には、前記荷役用電磁切換弁20と並列に
ジヤツキ用電磁切換弁21を併設してあると共
に、このジヤツキ用電磁切換弁21と、後述する
ジヤツキ側油圧回路とを接離自在に連結するコネ
クテイングホース22を付設してある。該コネク
テイングホース22としてはスプリングガード付
きのホースが用いられ、かつ、ジヤツキ用電磁切
換弁21の配管とはエルボ型スイベルジヨイント
23により回動自在に連結され、ジヤツキ不使用
時は前記デツキ2の側部に設けたホース格納樋2
aに回動して収納される。また、該コネクテイン
グホース22の端部にセルフシールワンアクシヨ
ンタイプのカプラ24の各一方の継手24aを装
着してある。25は前述のシリンダ機構9によつ
て車体前側部に格納保持され、使用時には該シリ
ンダ機構9により接地して取り出される大型の油
圧ジヤツキを示す。この油圧ジヤツキ25の油圧
回路には、モータ駆動されてジヤツキアツプシリ
ンダ26へ作動油を供給する油圧ポンプ27と並
列に手動の油圧ポンプ28を配設してあつて、手
動によつてもジヤツキアツプシリンダ26をジヤ
ツキアツプ作動できるようになつている。また、
前記油圧ポンプ27の駆動モータとして油圧モー
タ29が用いられており、この油圧モータ29の
配管端にエルボ型スイベルジヨイント30を介し
て前記カプラ24の各他方の継手24bを装着し
て、コネクテイングホース22によりジヤツキ側
電磁切換弁21と着脱自在に連結できるようにな
つている。
第2図は荷役用電磁切換弁20、ジヤツキ用電
磁切換弁21の作動スイツチ回路を示すものであ
る。荷役側作動スイツチ回路31と、ジヤツキ側
作動スイツチ回路32との間には、荷役側作動ス
イツチ回路31の閉成時に、ジヤツキ側作動スイ
ツチ回路32を開成する制御回路33を介装して
あつて、ジヤツキアツプの最中であつても荷役用
電磁切換弁20が荷役作動位置、つまり、上昇位
置又は下降位置に切り換えられると、ジヤツキ側
作動スイツチ回路32が開成されてジヤツキアツ
プが中断され、車両の荷役作業が優先できるよう
にしてある。荷役側作動スイツチ回路31は、荷
役用電磁切換弁20をシリンダ上昇位置、シリン
ダ下降位置へ切り換える電磁コイル20a,20
bと、これら電磁コイル20a,20bを励磁す
る上昇側スイツチ34、下降側スイツチ35とか
らなつている。また、ジヤツキ側スイツチ回路3
2は、ジヤツキ用電磁切換弁21を油圧モータ作
動位置、遮断位置へ切り換える電磁コイル21
a,21bと、一方の電磁コイル21aを励磁す
るジヤツキ作動スイツチ36とを備えている。従
つて、本実施例では前述の制御回路33を、ジヤ
ツキ用電磁切換弁21の一方の電磁コイル21a
とジヤツキ作動スイツチ36との間に直列に介装
した常閉型のリレー37と、荷役側作動スイツチ
回路31の上昇側スイツチ34、下降側スイツチ
35のオン操作によりそれぞれオン作動し、前記
リレー37を励磁すると共に、ジヤツキ用電磁切
換弁21の他方の電磁コイル21bを励磁して、
該ジヤツキ用電磁切換弁21を遮断位置に切り換
え作動させる2つの常閉型のリレー38,39と
で構成している。第1図中19,30はリザーバ
タンクを示す。
以上の実施例構造によれば、航空機のタイヤを
交換する際にはタイヤ交換車両を機体の近くにま
で自走移動し、始めに車体前側部より大型の油圧
ジヤツキ25を取り出して、該油圧ジヤツキ25
を機体のジヤツキ位置に移動させる。そして、該
油圧ジヤツキ25の油圧モータ29と車両側のジ
ヤツキ用電磁切換弁21とをコネクテイングホー
ス22で連結し、ジヤツキ作動スイツチ36をオ
ン操作することにより、ジヤツキ用電磁切換弁2
1が油圧モータ作動位置に切り換わる。この結
果、車載の油圧ポンプ18から送給される作動油
は、ジヤツキ用電磁切換弁21からコネクテイン
グホース22を経由して油圧モータ29に導入さ
れ、該油圧モータ29を駆動してジヤツキ側油圧
回路の油圧ポンプ27を駆動し、ジヤツキアツプ
シリンダ26に作動油を供給して機体をジヤツキ
アツプする。このジヤツキアツプ作動はタイヤ交
換終了迄持続され、作動油は油圧回路内のリリー
フバルブを経由して油圧ポンプ27とリザーバタ
ンク30とを循環する。ジヤツキアツプ作動中
に、タイヤ交換の為に荷役側作動スイツチ回路3
1の上昇側スイツチ34又は下降側スイツチ35
をオン操作して、荷役用電磁切換弁20をシリン
ダ上昇位置又はシリンダ下降位置に切り換える
と、リレー38又は39がオン作動してリレー3
7をオフ作動させ、ジヤツキ用電磁切換弁21の
一方の電磁コイル21aを消磁する一方、他方の
電磁コイル21bを励磁する。この結果、該ジヤ
ツキ用電磁切換弁21は遮断位置に切り換わり、
油圧モータ29を停止してジヤツキアツプ作動を
一時中断し、荷役作業を優先、即ち、タイヤ交換
作業を優先させる。前記上昇側スイツチ34又は
下降側スイツチ35をオフ操作して、荷役用電磁
切換弁20を中立位置に戻した時には、リレー3
8又は39がオフ作動するため、リレー37がオ
ン作動してジヤツキ用電磁切換弁21の一方の電
磁コイル21aが励磁されると共に、他方の電磁
コイル21bが消磁され、該ジヤツキ用電磁切換
弁21が再び油圧モータ作動位置に切り換わつて
ジヤツキアツプ作動が持続される。タイヤ交換作
業が一切終了したならば、ジヤツキ作動スイツチ
36をオフ操作することにより、前記電磁コイル
21aが消磁されてジヤツキ用電磁切換弁21が
中立位置に戻り、油圧モータ29の駆動が停止す
るから、ジヤツキアツプシリンダ26のコツク2
6aを緩めて作動油をドレーンさせることによ
り、機体重量によりジヤツキアツプシリンダ26
が下降する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、荷役装置を備え
た車両の荷役油圧回路には、荷役用電磁切換弁と
並列にジヤツキ用電磁切換弁を併設してあると共
に、このジヤツキ用電磁切換弁にコネクテイング
ホースを付設してある一方、ジヤツキの油圧回路
には油圧ポンプを駆動する油圧モータを付設し
て、前記コネクテイングホースを該油圧モータに
接離自在としてあるため、これらコネクテイング
ホースと油圧モータとを連結して、ジヤツキ用電
磁切換弁を作動することにより、車載油圧源を有
効利用して油圧モータを駆動し、ジヤツキアツプ
作動させることができる。従つて、従来のガスモ
ータ利用の装置に不可欠とされていた専用の動力
源台車を不要とすることができて、大幅なコスト
ダウンを実現することができる。しかも、ジヤツ
キアツプ作動の最中でも、荷役用電磁切換弁を作
動して、荷役作業する時には、荷役側作動スイツ
チ回路とジヤツキ側作動スイツチ回路との間に介
装した制御回路により、ジヤツキ側作動スイツチ
回路が開成されてジヤツキアツプ作動が中断さ
れ、車両の荷役作業が優先するために、荷役作業
に些かも支障を来すこともないという実用上多大
な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す油圧回路図、
第2図は電磁切換弁の作動スイツチ回路図、第3
図は重量物運搬車両の平面図、第4図は同側面
図、第5図は従来装置の油圧回路図である。 1……車体、2……デツキ、3……荷役装置、
6……シリンダ機構、18……油圧ポンプ、20
……荷役用電磁切換弁、21……ジヤツキ用電磁
切換弁、22……コネクテイングホース、25…
…油圧ジヤツキ、26……ジヤツキアツプシリン
ダ、27……ジヤツキ側油圧ポンプ、29……油
圧モータ、31……荷役側作動スイツチ回路、3
2……ジヤツキ側作動スイツチ回路、33……制
御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のデツキ上に、荷役用電磁切換弁の操作に
    より油圧ポンプから送給される作動油をシリンダ
    機構に送給制御して、重量物の荷役作業をする荷
    役装置を備えた車両において、前記荷役用電磁切
    換弁と並列にジヤツキ用電磁切換弁を併設すると
    共に、このジヤツキ用電磁切換弁とジヤツキ側油
    圧回路とを接離自在に連結するコネクテイングホ
    ースとを付設する一方、ジヤツキ側油圧回路に
    は、ジヤツキアツプシリンダに作動油を送給する
    油圧ポンプの駆動用油圧モータを付設して、この
    油圧モータに前記コネクテイングホースを接離自
    在に接続し、更に、前記荷役用電磁切換弁とジヤ
    ツキ用電磁切換弁の各作動スイツチ回路間に、荷
    役側作動スイツチ回路の閉成時にジヤツキ側作動
    スイツチ回路を開成する制御回路を介装したこと
    を特徴とする油圧ジヤツキ駆動装置。
JP8372188U 1988-06-24 1988-06-24 Expired - Lifetime JPH057099Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8372188U JPH057099Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8372188U JPH057099Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH027060U JPH027060U (ja) 1990-01-17
JPH057099Y2 true JPH057099Y2 (ja) 1993-02-23

Family

ID=31308432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8372188U Expired - Lifetime JPH057099Y2 (ja) 1988-06-24 1988-06-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057099Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH027060U (ja) 1990-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1264308A (en) Powered lifter
US3464755A (en) Dump trailer safety device
JPH06508322A (ja) 地上における航空機の搬送用車両
US20090230368A1 (en) Adaptable beam lifter element (able) system
JPH057099Y2 (ja)
EP0327370A2 (en) Lifting and manoeuvring device for motor vehicles
JPH08121416A (ja) アキュムレータ付油圧装置
US3827743A (en) Load handling apparatus
US3033400A (en) Power lift for trailer
JP3134151B2 (ja) シャーシー用台車
JPH10114921A (ja) 床面清掃装置付建設車両
JP3848075B2 (ja) 荷受台昇降装置を装備した貨物車における荷受台昇降装置の取付構造
JPH0472298A (ja) 重量物脱着機構を備えたジャッキ
CN215793739U (zh) 侧翻车控制装置及具有其的车辆
JPH092795A (ja) 作業車用油圧回路
JP3010890U (ja) 自動車積載型のリフト装置
JPH10338482A (ja) 油圧ジャッキ駆動装置及び同駆動方法
JP3072512B2 (ja) リフトトラック
KR100279430B1 (ko) 대형 차량의 푸쉬어 액슬 컨트롤 시스템
JPH0222398Y2 (ja)
US3606046A (en) Container handling vehicle
JP2540193Y2 (ja) 高所荷役機械
JPH1111122A (ja) 軌陸車の車輪位置保持装置
JP3682636B2 (ja) 軌陸車の安全装置
JP2508430Y2 (ja) 作業車の安全装置