JPH057066Y2 - - Google Patents

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JPH057066Y2
JPH057066Y2 JP1987192967U JP19296787U JPH057066Y2 JP H057066 Y2 JPH057066 Y2 JP H057066Y2 JP 1987192967 U JP1987192967 U JP 1987192967U JP 19296787 U JP19296787 U JP 19296787U JP H057066 Y2 JPH057066 Y2 JP H057066Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ウイング車に関する。
従来の技術 従来のウイング車は、荷台の中央上部の桁の左
右両側に、頂壁と上部側壁とよりなる横断面倒L
形の左右一対の翼状パネルが揺動自在に取り付け
られ、荷台の左右両側に下部側壁がそれぞれ設け
られて、各翼状パネルが閉じた状態において翼状
パネルの上部側壁の下端部が下部側壁の上端部に
被せられるようになされている。このような従来
のウイング車においては、各翼状パネルを閉じた
状態において固定するために、下部側壁の上端部
外面に所要数の押さえ金具が回転自在に取付けら
れ、これらの押さえ金具によつて翼状パネルの上
部側壁の下端部を押さえ止めていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、これでは押さえ金具が箱形荷台
の側壁外面に突出しているので、走行中に荷台の
そばを通る物体がこれらの金具に引つ掛かるおそ
れがあつて、非常に危険であり、またウイング車
の美観上好ましくないうえに、翼状パネルの開閉
のさいには、いちいち押さえ金具の掛け外し作業
を行なう必要があるために、翼状パネルの開閉操
作が非常に面倒であり、しかも押さえ金具を外す
のを忘れて翼状パネルを自動開放すると、パネル
の上部側壁の下端部が破損するという問題があつ
た。
この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解
決し、従来のような押さえ金具を用いることな
く、翼状パネルが閉じた状態においてこれを確実
に固定することができるとともに、翼状パネルの
開閉操作をきわめて簡単に全く自動的に行なうこ
とができ、また翼状パネルの開放のさいに押さえ
金具を外し忘れることによつてパネルの上部側壁
が破損するというような事故が全く生じることな
く、しかも箱形荷台の左右両側壁の外面に突起物
がなく、すぐれた美観を有しており、さらに走行
中に荷台のそばを通る物体が引つ掛かるようなお
それが全くなく、非常に安全性が高いうえに、製
造が容易である、ウイング車を提供しようとする
にある。
課題を解決するための手段 この考案は、上記の目的を達成するために、荷
台の中央上部の桁の左右両側に、頂壁と上部側壁
とよりなる横断面倒L形の翼状パネルが揺動自在
に取り付けられ、上部側壁の下端部がアルミニウ
ム中空押出形材製下枠部材によつて構成され、か
つ下枠部材下端の外側縁部に垂下状の張出部が全
長にわたつて設けられ、荷台の左右両側にアルミ
ニウム中空押出形材製の下部側壁が設けられてお
り、翼状パネルが閉じた状態において各翼状パネ
ルの上部側壁下端の下枠部材の下面が、下部側壁
の上端部の上面に当接せしめられるとともに、同
側壁の上端部の外面と、下枠部材の垂下状張出部
の内面とが相互に対向せしめられるウイング車に
おいて、上部側壁の下端部の下枠部材の垂下状張
出部の内面、および下部側壁の上端部の外面のう
ちのいずれか一方に、横断面略C形の内部拡大凹
溝が全長にわたつて設けられて、この内部拡大凹
溝に横断面略H形の翼状パネル固定用磁石の脚部
が嵌め込み状に固定されるとともに、同他方に、
浅い凹部が全長にわたつて設けられ、この浅い凹
部に磁石に吸着せしめられるべき板状の被吸着体
が嵌め込み状に取り付けられている。ウイング車
を要旨としている。
作 用 上記において、ウイング車は、上部側壁下端部
の下枠部材および下部側壁が、共にアルミニウム
中空押出形材製であり、上部側壁下端部の下枠部
材に垂下状張出部が設けられて、垂下状張出部の
内面と、下部側壁の上端部の外面とのうちのいず
れか一方に設けられた横断面略C形の内部拡大凹
溝に、横断面略H形の翼状パネル固定用磁石の脚
部が嵌め込み状に固定され、同他方に設けられた
浅い凹部に、磁石に吸着せしめられるべき板状の
被吸着体が嵌め込み状に取り付けられている。従
つて、翼状パネルが閉じた状態においては、翼状
パネル固定用磁石と、板状被吸着体とが互いに吸
着せしめられるので、翼状パネルを荷台側壁に確
実に固定することができるとともに、翼状パネル
の開閉操作をきわめて簡単に全く自動的に行なう
ことができる。そして、箱形荷台の左右両側壁の
外面に、従来の押さえ金具のような突起物がない
ので、走行中に荷台のそばを通る物体を引つ掛け
るようなおそれが全くなく、安全性が高い。
また、一方の横断面略H形の翼状パネル固定用
磁石は、これの脚部を横断面略C形の内部拡大凹
溝に嵌め込んで固定することができ、他方の板状
被吸着体は、これを浅い凹部に嵌め込んで、上記
磁石に対向するように取り付ければ良いので、ウ
イング車の構造が簡単である。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
図面において、この考案によるウイング車は、
箱形荷台1の中央上部の横断面略方形の桁2の左
右両側に、頂壁6と上部側壁7とよりなる左右一
対の横断面倒L形の翼状パネル3,3がヒンジ
4,4を介して揺動自在に取り付けられるととも
に、荷台1の左右両側にそれぞれ下部側壁8,8
が設けられ、翼状パネル3,3が閉じた状態にお
いては、各翼状パネル3の上部側壁7の下端部7
aが下部側壁8の上端部8aに被せられるように
なされている。
ここで、翼状パネル3の上部側壁7はアルミニ
ウム押出形材を基材としてこれに内装材等が取り
付けられてなるものであり、とくに上部側壁7の
下端部7aがアルミニウム中空押出形材製下枠部
材17によつて構成され、かつ下枠部材17下端
の外側縁部に垂下状の張出部17aが全長にわた
つて設けられている。そして下枠部材17の垂下
状張出部17aの内面に、横断面略C形の内部拡
大凹溝11が全長にわたつて設けられて、この内
部拡大凹溝11に横断面略H形の翼状パネル固定
用磁石9の脚部9aが嵌め込み状に固定されてい
る。
一方、下部側壁8はアルミニウム中空押出形材
製である。そしてこの下部側壁8の上端部8aの
外面に浅い凹部12が全長にわたつて設けられ、
この浅い凹部12に磁石9に吸着せしめられるべ
き鋼板等の強磁性体よりなる板状の被吸着体10
が嵌め込まれて取り付けられている。これらの磁
石9と被吸着体10はそれぞれ側壁7,8に、図
示しないビス、リベツトあるいは接着剤もしくは
これらの組合わせ等により、固定せられている。
ここで、翼状パネル固定用磁石9としては、一
般の永久磁石あるいは電磁石等を使用し得る。ま
た磁石9は上部側壁下端部7aの全長にわたつて
取り付けられるのが望ましいが、部分的に取り付
けられていても勿論よい。また鋼板等の強磁性体
よりなる被吸着体10も下部側壁上端部8aに全
長にわたつて取り付けられるのが望ましいが、磁
石9に対応して部分的に取り付けられていてもよ
い。
なお、磁石9と被吸着体10の取付けは相対的
なものであるので、上記実施例の場合とは逆に、
上部側壁7の下端部7aの内面に被吸着体10が
取り付けられ、下部側壁8の上端部8aの外面に
翼状パネル固定用磁石9が取り付けられていても
よい。
考案の効果 この考案は、上述のように、荷台の中央上部の
桁の左右両側に、頂壁と上部側壁とよりなる横断
面倒L形の翼状パネルが揺動自在に取り付けら
れ、上部側壁の下端部がアルミニウム中空押出形
材製下枠部材によつて構成され、かつ下枠部材下
端の外側縁部に垂下状の張出部が全長にわたつて
設けられ、荷台の左右両側にアルミニウム中空押
出形材製の下部側壁が設けられており、翼状パネ
ルが閉じた状態において各翼状パネルの上部側壁
下端の下枠部材の下面が、下部側壁の上端部の上
面に当接せしめられるとともに、同側壁の上端部
の外面と、下枠部材の垂下状張出部の内面とが相
互に対向せしめられるウイング車において、上部
側壁の下端部の下枠部材の垂下状張出部の内面、
および下部側壁の上端部の外面のうちのいずれか
一方に、横断面略C形の内部拡大凹溝が全長にわ
たつて設けられて、この内部拡大凹溝に横断面略
H形の翼状パネル固定用磁石の脚部が嵌め込み状
に固定されるとともに、同他方に、浅い凹部が全
長にわたつて設けられ、この浅い凹部に磁石に吸
着せしめられるべき板状の被吸着体が嵌め込み状
に取り付けられているものであるから、従来のウ
イング車におけるような押さえ金具を用いるこく
となく、各翼状パネルが閉じた状態においてこれ
を下部側壁に確実に固定することができる。また
磁石と被吸着体とが単に磁力で吸着せしめられて
いるだけであるため、翼状パネルの開閉の駆動力
をその磁力より大きくすることにより、翼状パネ
ルの開閉操作をきわめて簡単に全く自動的に行な
うことができ、勿論従来のように翼状パネルの開
放のさいに押さえ金具を外し忘れることによつて
下部側壁が破損するというような事故は全く生じ
ない。そのうえ、箱形荷台の左右両側の側壁の外
面には、従来の押さえ金具のような突起物がない
ため、外観が非常にすつきりとしていて、すぐれ
た美観を有しており、また走行中に荷台のそばを
通る物体が引つ掛かるようなおそれが全くなく、
非常に安全性が高い。さらに、一方の横断面略H
形の翼状パネル固定用磁石は、これの脚部を横断
面略C形の内部拡大凹溝に嵌め込んで固定するこ
とができ、他方の板状被吸着体は、これを浅い凹
部に嵌め込んで、上記磁石に対向するように取り
付ければ良いので、ウイング車の製造が簡単であ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はこの考案によるウイング車の箱形荷台の上下両
側壁部分の拡大断面図で、これは第3図−線
に沿うものである。第2図はウイング車の翼状パ
ネルと下部側壁部分の一部切欠き拡大背面図、第
3図はウイング車の概略斜視図である。 1……箱形荷台、2……桁、3……横断面倒L
形の翼状パネル、6……頂壁、7……上部側壁、
7a……下端部、8……下部側壁、8a……上端
部、9……横断面略H形の翼状パネル固定用磁
石、9a……脚部、10……板状の被吸着体、1
1……内部拡大凹溝、12……浅い凹部、17…
…下枠部材、17a……垂下状の張出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台1の中央上部の桁2の左右両側に、頂壁6
    と上部側壁7とよりなる横断面倒L形の翼状パネ
    ル3,3が揺動自在に取り付けられ、上部側壁7
    の下端部7aがアルミニウム中空押出形材製下枠
    部材17によつて構成され、かつ下枠部材17下
    端の外側縁部に垂下状の張出部17aが全長にわ
    たつて設けられ、荷台1の左右両側にアルミニウ
    ム中空押出形材製の下部側壁8,8が設けられて
    おり、翼状パネル3,3が閉じた状態において各
    翼状パネル3の上部側壁7の下端の下枠部材17
    の下面が、下部側壁8の上端部8aの上面に当接
    せしめられるとともに、同側壁8の上端部8aの
    外面と、下枠部材17の垂下状張出部17aの内
    面とが相互に対向せしめられるウイング車におい
    て、上部側壁7の下端部7aの下枠部材17の垂
    下状張出部17aの内面、および下部側壁8の上
    端部8aの外面のうちのいずれか一方に、横断面
    略C形の内部拡大凹溝11が全長にわたつて設け
    られて、この内部拡大凹溝11に横断面略H形の
    翼状パネル固定用磁石9の脚部9aが嵌め込み状
    に固定されるとともに、同他方に、浅い凹部12
    が全長にわたつて設けられ、この浅い凹部12に
    磁石9に吸着せしめられるべき板状の被吸着体1
    0が嵌め込み状に取り付けられている、ウイング
    車。
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JPH0196329U JPH0196329U (ja) 1989-06-27
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942720B2 (ja) * 1977-07-26 1984-10-17 ライオン株式会社 新規な液体洗浄剤組成物
JPS6212415A (ja) * 1985-07-09 1987-01-21 Honda Motor Co Ltd 車両用開閉体のシ−ル装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942720U (ja) * 1982-09-14 1984-03-21 日本フルハ−フ株式会社 側部全開式貨物自動車の屋根パネル保持装置

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JPH0196329U (ja) 1989-06-27

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