JPH057061Y2 - - Google Patents

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JPH057061Y2
JPH057061Y2 JP15497086U JP15497086U JPH057061Y2 JP H057061 Y2 JPH057061 Y2 JP H057061Y2 JP 15497086 U JP15497086 U JP 15497086U JP 15497086 U JP15497086 U JP 15497086U JP H057061 Y2 JPH057061 Y2 JP H057061Y2
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back door
clip
stay
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attached
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、バツクドア構造、とりわけバツク
ドア本体を取外した際にこのバツクドア本体を開
状態で支持するステーを保持できるようにしたも
のに関する。
従来の技術 近年、自動車にあつては乗員に開放感を与える
ため、サンルーフ型車、タルガトツプ型車、コン
バーチブル型車等のようにルーフを開放した構造
のものへの指向が高まつているが、車体後部にバ
ツクドアを備えたハツチバツク型車等において
は、上記バツクドアを取外すことができるような
構造のものが要望されてきている。
ところで、上記バツクドアには荷物の積み降ろ
しの容易なはね上げ方式が多く用いられており、
このはね上げ方式のバツクドアの開閉には、上縁
部を支持されたバツクドア本体を開状態でささえ
るバランサ、例えばガスステー等が設けられてい
る(このような構造は、昭和55年(株)山海堂発行自
動車工学全書13乗用車の車体157頁に開示されて
いる)。
考案が解決しようとする問題点 バツクドア本体を車体から取外すことができる
ようにした場合には、上記ガスステー等を、例え
ばバツクドア本体側で取外した場合には、車体側
にガスステーの収納場所を確保する必要があり、
ラゲツジルームスペースを狭くしてしまう点が考
えられる。
一方、上記ガスステーを車体側で取外した場合
には、車体側にガスステーの収納場所を形成する
必要がないためラゲツジルームのスペースを狭め
ることはないが、ガスステーが安定しないためバ
ツクドア本体に傷を付けてしまう点が指摘されて
いる。
そこで、この考案は、脱着タイプのバツクドア
を採用した場合において、ラゲツジルームスペー
スを狭くすることなく、かつバツクドア本体への
傷付きを防止し、更にバツクドア本体装着時にお
いてはラゲツジルーム隔成パネルのバタツキを防
止する機能をも兼備えたバツクドア構造を提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 バツクドア本体を開状態で支持するステーは車
体側で着脱自在に取付けられ、バツクドア本体の
裏面には上記ステーを保持するクリツプが取付け
られるとともにこのクリツプの取付位置が、バツ
クドア本体閉状態におけるラゲツジルーム隔成部
材の支持位置に設定され、かつ上記クリツプにラ
ゲツジルーム隔成部材の止め部が取付可能にされ
ている。
作 用 バツクドア本体を取外した場合には、車体側か
ら取外されたステーの自由端をバツクドア本体裏
面のクリツプに保持させて安定させる。
一方、バツクドア本体を取付けて走行する場合
には、ラゲツジルーム隔成部材の止め部を上記ク
リツプに取付けることで、ラゲツジルーム隔成部
材を保持する。
実施例 以下、この考案の実施例を図面と共に詳述す
る。
第1〜6図において、1は脱着タイプのバツク
ドア本体2を車体後部開口部3に備えた自動車で
あつて、例えば、車体側ヒンジブラケツトからド
ア側ヒンジブラケツトを取外すことで、バツクド
ア本体2を取外すことができるようになつてい
る。
上記バツクドア本体2は、上半部と下半部とが
くの字状に折曲して、アウタパネル4とインナパ
ネル5とで形成してあり、上半部には、アウタパ
ネル4とインナパネル5とで形成したドア開口部
6周縁のフランジ部7に、このフランジ部7に嵌
着されたウエザーストリツプ8を介してドアウイ
ンドウガラス9が取付けられている。
また、バツクドア本体2の下半部においてはイ
ンナパネル5をアウタパネル4側に折曲して、閉
断面構造部10が形成され、このインナパネル5
を覆い、図外の取付部材を介してトリムパネル1
1が取付けられている。
尚、上記トリムパネル11の上縁部は、上記イ
ンナパネル5とアウタパネル4のフランジ部7と
共にウエザーストリツプ8に嵌着されたトリム部
材12によつて押さえられている。
一方、上記バツクドア本体2の両側部にはステ
ーとしてのガスステー13が支持されており、こ
のガスステー13の車体側の端部は、例えば、第
3図に示すように取付部13aが設けられ、車体
側にボルト13bによつて着脱自在に取付けられ
るようになつている。
そして、上記バツクドア本体2の下半部の中央
部寄りには左右に、インナパネル5とトリムパネ
ル11に各々取付孔5a,11aが形成され、こ
の取付孔5a,11aには上記ガスステー13の
端部を車体側から取外した際に、この端部を保持
するクリツプ14が取付けられている。
上記クリツプ14は、インナパネル5の取付孔
5aに係止する抜け止め部14aとトリムパネル
11に弾性的に当接する突出部14bとを備え、
端部には前記ガスステー13の端部を弾性的に保
持する断面C字状のホールド部14cが形成され
ている。
一方、上記バツクドア本体2の下方には、第5
図に示すようにリヤシート15の後方にラゲツジ
ルーム16を隔成するラゲツジルーム隔成部材と
してのトノカバー17がリヤシート15の後部上
縁に設けられたリトラクタ18を介して巻取り自
在に配設され、リヤエンドインナパネル19に設
けられたフツク20部に引出端の止め部21が取
付け可能にされている。そしてこのトノカバー1
7の止め部21は、前記ガスステー13を保持す
るバツクドア本体2の裏側のクリツプ14にも係
合するように形成してあり、上記クリツプ14の
取付位置は、上記トノカバー17の引出端の止め
部21に対応して設定されている。
上記実施例構造によれば、バツクドア本体2を
取外す場合には、上記ガスステー13の車体側の
取付部13aのボルト13bを外し、各ガスステ
ー13をクリツプ14のホールド部14cに保持
させて上記バツクドア本体2を取外せば、取外し
作業時においてもまた収納時においてもガスステ
ー13は安定するため、作業性が向上しバツクド
ア本体2に傷等が付くことがない。
また、クリツプ14はインナパネル5へトリム
パネル11を取付ける部材としても有効利用でき
取付部材の個数を減少させることができる。
一方、バツクドア本体2を取付けている場合に
は、上記クリツプ14はガスステー13を保持す
る必要がなくなるが、トノカバー17の止め部2
1を上記クリツプ14に取付けることでトノカバ
ー17のバタツキも防止でき、また、バツクドア
本体2を開いた場合にトノカバー17も追従して
開くことが可能となり、トノカバー17を固定す
る専用部品を削減することができる。
このようにして、クリツプ14に多くの機能を
もたせることで、脱着タイプのバツクドア本体2
を採用した場合の問題点を解消しつつ部品点数の
削減等を図るのである。
考案の効果 以上説明してきたようにこの考案によれば、ク
リツプにステーを保持させることができるため、
バツクドア本体の脱着作業が行ない易く、またス
テーによるバツクドア本体への損傷を回避するこ
とができる。
また、クリツプの取付位置がラゲツジルーム隔
成部材の支持位置に設定され、かつ上記クリツプ
にラゲツジルーム隔成部材の止め部が取付可能に
されているためバツクドア本体を取付けた状態で
ラゲツジルーム隔成部材を支持することができ、
専用の支持部品を設けなくてもラゲツジルーム隔
成部材のバタツキ等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示し、第1図は
要部斜視図、第2図は第1図の−線に沿う断
面図、第3図はガスステーの車体側端部の取付状
況斜視図、第4図はバツクドア本体の裏面図、第
5図は第4図の−線に沿う断面図、第6図は
自動車の後部における要部を誇張した側断面図で
ある。 2……バツクドア本体、13……ガスステー
(ステー)、14……クリツプ、17……トノカバ
ー(ラゲツジルーム隔成部材)、21……止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体後部に着脱自在に取付けられるバツクドア
    において、バツクドア本体を開状態で支持するス
    テーが車体側で着脱自在に取付けられ、上記バツ
    クドア本体の裏面に、車体側から取外したステー
    を保持するクリツプが取付けられると共にこのク
    リツプの取付位置がバツクドア本体閉状態におけ
    るラゲツジルーム隔成部材の支持位置に設定さ
    れ、かつ上記クリツプにラゲツジルーム隔成部材
    の止め部が取付可能にされていることを特徴とす
    るバツクドア構造。
JP15497086U 1986-10-09 1986-10-09 Expired - Lifetime JPH057061Y2 (ja)

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JP15497086U JPH057061Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JP15497086U JPH057061Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JPS6359727U JPS6359727U (ja) 1988-04-21
JPH057061Y2 true JPH057061Y2 (ja) 1993-02-23

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JP7287843B2 (ja) * 2019-06-20 2023-06-06 トヨタ自動車九州株式会社 自動車のバックドアダンパー取付部補強構造

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