JPH0570240B2 - - Google Patents

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JPH0570240B2
JPH0570240B2 JP59152268A JP15226884A JPH0570240B2 JP H0570240 B2 JPH0570240 B2 JP H0570240B2 JP 59152268 A JP59152268 A JP 59152268A JP 15226884 A JP15226884 A JP 15226884A JP H0570240 B2 JPH0570240 B2 JP H0570240B2
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JP
Japan
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digit line
terminal
transistor
coupled
digit
Prior art date
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JP59152268A
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JPS6132298A (ja
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Tadahide Takada
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6132298A publication Critical patent/JPS6132298A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、集積化メモリ、特に、相補型
MISFET(以下C−MOSと通称する)による集
積化メモリなどに使用される感知増幅器に関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 1トランジスタ型のランダムアクセスメモリ
(以下RAMと呼ぶ)では、メモリセルのストレ
ージ容量に貯わえられた電荷を、選択ゲートであ
るスイツチングトランジスタを介してデイジツト
線に伝え、その信号を高感度の感知増幅器で増幅
し、出力信号として送り出すと同時に、当該メモ
リセルに増幅された信号を再書き込みする方式が
とられる。
従来、集積化RAMの感知増幅器としては、n
−MOSトランジスタのみで構成されたものが用
いられていたが、最近、回路を簡単化し、動作マ
ージンを大きくとれる利点から、C−MOS感知
増幅器を用いた集積化RAMが注目されている。
C−MOS感知増幅器の従来としては、例えば、
1984年2月に開催されたアイ・イー・イー・イ
ー・インターナシヨナル・ソリツドステート・サ
ーキツツ・コンフアレンス(1984 IEEE
INTERNATIONAL SOLID−STATE
CIRCUITS CONFERENCE)のダイジエツト・
オブ・テクニカル・ペーパーズ(ISSCC
DIGEST OF TECHNICAL PAPERS)第278
〜279頁(1984年2月会議時に同時頒布)に掲載
された「CMOS技術によるサブ100nsec256K
DRAM(“A Sud 100ns256K DRAM in
CMOSTechnology”)」と題するクン(Roger
I.Kung)氏等の論文等に述べられている通りで
ある。
第1図に示したC−MOS感知増幅器は、従来
例の一つである。すなわち、感知増幅器A(図中
の破線で囲んで示す。)はn−MOSトランジスタ
Q1及びQ2とp−MOSトランジスタQ3及び
Q4とから成るフリツプフロツプ回路で構成され
ており、フリツプフロツプ回路の出力点N1及び
N2はそれぞれメモリ回路のデイジツト線D1及
びD2に各々接続され、この両者の負荷容量は等
しくされている。デイジツト線D1に接続されて
いるメモリセルのうちの一つのメモリセル5が読
み出される時には、他方のデイジツト線D2に接
続されたメモリセル6は読み出されず、代りに、
ダミーセル8からメモリセル情報“1”と“0”
との中間の基準電位がデイジツト線D2に供給さ
れる。逆にメモリセル6が読み出される時には、
ダミーセル7からデイジツト線D1に基準電位が
供給される、トランジスタQ7は、メモリセルの
情報がデイジツト線に読み出される前に、両デイ
ジツト線を等しい電位にプリチヤージするための
ものである。
第2図に第1図に示した従来回路の動作波形を
示す。
以下、同図の波形を利用いて第1図の従来回路
の動作を説明し、本発明で改良せんとする要点を
述べる。
デイジツト線D1及びD2は、時刻t1までに、
トランジスタQ7を過して、等電位にプリチヤー
ジされる。時刻t1で、クロツク信号φ3が高レベ
ルから低レベルに落ちた後、時刻t2で、アドレス
信号により例えばアドレス線9を選択したとし
て、このアドレス線9が高レベルになると、メモ
リセル5の情報がデイジツト線D1に読み出され
る。他方、デイジツト線D2にはダミーセル8に
よつてセル情報“1”と“0”との中間の電位が
与えられる。この結果、時刻t3以前にデイジツト
線D1とD2との間に0.1V程度の電位差が生じ
る。時刻t3にクロツク信号φ1を高レベルにして
n−MOSトランジスタQ5を導通させて感知増
幅器Aを活性化すると、トランジスタQ1及びQ
2の正帰還作用により、デイジツト線D1及びD
2のうちで電位の低い方が早くトランジスタの閥
値電圧Vth以下に下がり、高レベル側のデイジツ
ト線の電位降下をおさえる。次に、時刻t4でクロ
ツク信号φ2を高レベルから低レベルに落とし、
p−MOSトランジスタQ6を導通させると、高
レベル側のデイジツト線が電源電圧VDDまで持ち
上げられて両デイジツト線の電位差が最大にな
る。この間、デイジツト線の信号は外部に伝えら
れるとともに、メモリセルに再書き込みされてメ
モリセルの読み出しが完了する。
第1図のような従来のC−MOS感知増幅器で
は、メモリセル情報の読み出しの前に、トランジ
スタQ7を導通させて、対となるデイジツト線D
1とD2を等電位にプリチヤージさせる手法が用
いられる。例えば、トランジスタQ7の導通前の
デイジツト線D1及びD2の電圧が0V及び5Vと
仮定すると、導通後デイジツト線電圧は約2.5V
となる。この時、端子N3の電圧は、トランジス
タQ1の閥値電圧をVthQ1とした場合、2.5V−
VthQ1と2.5Vの間の一定電圧となる。又、端子
N4の電圧は、2.5V−VthQ4と2.5Vの間の一定
電圧となる。(VthQ4はトランジスタQ4の閥値
電圧である。)最悪の場合には、端子N3の電圧
は2.5V−VthQ1、端子N4の電圧は2.5V−Vth
Q4となり、メモリセル情報の読み出し時に、メ
モリセルとダミーセルの読み出し時間のわずかな
違いによつて、先に読み出された方が早く増幅さ
れ、誤動作になる欠点があつた。又、端子N3は
トランジスタQ7及びQ1を通して充電される一
方、端子N4はトランジスタQ7及びQ4を通し
て放電されるため、端子N3,N4が安定電位に
なるのに長時間を要し、それに応じて、デイジツ
ト線電圧が安定するのにも長時間を要する欠点も
あつた。
(発明の目的) 本発明の目的は、メモリセル情報の読み出し直
前に、デイジツト線をプリチヤージするに際し
て、対となるデイジツト線を速やかに等電圧にプ
リチヤージすると同時に、デイジツト線電圧の変
動にかかわらず安定動作するC−MOS感知増幅
器を提供することにある。
(発明の概要) 本発明は、MISトランジスタを介して、それぞ
れ、第1及び第2の電源に結合する第1及び第2
の端子と、ソースを前記第1の端子に、ドレイン
を第1のデイジツト線に、ゲートを第2のデイジ
ツト線にそれぞれ結合する第1のp−MISトラン
ジスタと、ソースを前記第1の端子に、ドレイン
を前記第2のデイジツト線に、ゲートを前記第1
のデイジツト線にそれぞれ結合する第2のp−
MISトランジスタと、ソースを前記第2の端子
に、ドレインを前記第1のデイジツト線に、ゲー
トを前記第2のデイジツト線にそれぞれ結合する
第1のn−MISトランジスタと、ソースを前記第
2の端子に、ドレインを前記第2のデイジツト線
に、ゲートを前記第1のデイジツト線にそれぞれ
結合する第2のn−MISトランジスタとを含むC
−MIS感知増幅器において、前記第1及び第2の
デイジツト線を結合する第1のMISトランジスタ
と、前記第1の端子と前記第1又は第2のデイジ
ツト線を結合する第2のMISトランジスタと、前
記第2の端子と前記第1又は第2のデイジツト線
を結合する第3のMISトランジスタとを備えたこ
とを特徴とするC−MOS感知増幅器である。
本発明によるC−MOS感知増幅器は、メモリ
セル情報の読み出し前に、対となるデイジツト
線、及び、交差結合したp−MISトランジスタの
共通ソース、及び、n−MISトランジスタの共通
ソースを速やかに等電位にすることができると同
時に、交差結合MISトランジスタの閥値電圧のバ
ラツキや、デイジツト線の電圧変動にも強くなる
ため、大容量メモリにとつて非常に好都合であ
る。
(実施例) 以下、本発明をよりよく理解するために実施例
を用いて説明する。
第3図は本発明の一実施例である。n−MOS
トランジスタQ1及びQ2は、ドレイン及びゲー
トが互いに交差結合してそれぞれ端子N1及びN
2に接続し、それらのソースは端子N3に接続し
ている。p−MOSトランジスタQ3及びQ4は、
ドレイン及びゲートが互いに交差結合してそれぞ
れ端子N1及びN2に接続し、それらのソースは
端子N4に接続している。n−MOSトランジス
タQ5は、ドレインが端子N3に、ゲートが第1
のクロツク線φ1に、ソースが零電位電源GND
にそれぞれ接続し、p−MOSトランジスタQ6
は、ドレインが端子N4に、ゲートが第2のクロ
ツク線φ2に、ソースが高電位電源VDDにそれぞ
れ接続し、n−MOSトランジスタQ7は、ドレ
インが端子N1に、ゲートが第3のクロツク線φ
3に、ソースが端子N2にそれぞれ接続してい
る。又、n−MOSトランジスタQ8は、ドレイ
ンが端子N2に、ゲートが第4のクロツク線φ4
に、ソースが端子N3にそれぞれ接続し、n−
MOSトランジスタQ9は、ソースが端子N4に、
ゲートが第4のクロツク線φ4に、ドレインが端
子N4にそれぞれ接続している。第3図の回路図
において、上記した以外の回路素子は第1図の従
来例と同じものである。
本発明のC−MOS感知増幅器の主要部分は、
破線で囲まれた部分の回路Aである。本実施例の
回路動作は、新たに加わつたn−MOSトランジ
スタQ8及びQ9の動作を除いては従来例と同じ
である。トランジスタQ8及びQ9は、アドレス
線が立ち上がる前に、端子N3とN4の電圧をデ
イジツト線D1とD2の電圧に等しくする働きを
する。従つて、メモリセル情報を読み出す前に、
端子N1,N2,N3,N4及びデイジツト線D
1,D2はすべて等電位にプリキヤージされる。
プリチヤージ電圧はほぼVDD/2となる。クロツ
ク線φ4は、デイジツト線のプリチヤージ時に高
レベルになつて、トランジスタQ8及びQ9を導
通させるクロツク線であり、クロツク線φ3と同
じであつてもよい。
本実施例のC−MOS感知増幅器は、メモリセ
ル情報を読み出す前に、端子N3,N4及びデイ
ジツト線D1,D2をお互いに1個のトランジス
タを介して等電位にプリチヤージするため、高速
プリチヤージが可能となる。このため、プリチャ
ージ終了時には、端子N3,N4とデイジツト線
D1,D2は、n−MOSトランジスタQ1,Q
2及びp−MOSトランジスタQ3,Q4の導通
路は完全に遮断される。更に、メモリセルの読み
出し時に、アドレス線9又は10を高レベルにし
て、セル情報をデイジツト線に読み出しても、ト
ランジスタQ1,Q2,Q3,Q4は導通せず、
クロツク線φ1を高レベルに上げて、端子N3の
電圧を、デイジツト線の電圧より、トランジスタ
Q1又はQ2の閥値電圧以下に下げた時に、トラ
ンジスタQ1又はQ2が導通を開始し、増幅動作
が始まる。このため、メモリセル情報の読み出し
時に、メモリセルとダミーセルの読み出し時間の
わずかな違いによつて生じる誤動作や、容量カツ
プリング等によるデイジツト線電圧変動によつて
生じる誤動作等が防止できる利点がある。
第3図に示した本発明のC−MOS感知増幅器
は一実施例にずぎず、n−MOSトランジスタQ
8は端子N3とデイジツト線D1を結合するもの
であつてもよいし、あるいはp−MOSトランジ
スタであつてもよい。同様に、n−MOSトラン
ジスタQ9は、端子N4とデイジツト線D2を結
合するものであつてもよいし、あるいはp−
MOSトランジスタであつてもよい。
又、トランジスタQ8の代りに、端子N3とデ
イジツト線D1を結合するトランジスタ及び端子
N3とデイジツト線D2を結合するトランジスタ
を2個用いる方法、あるいは、トランジスタQ9
の代りに、端子N4とデイジツト線D1を結合す
るトランジスタ及び端子N4とデイジツト線D2
を結合するトランジスタを2個用いる方法も本質
的に本実施例を同様であり、本発明も当然それら
に及ぶものである。また本実施例ではすべて
MOSトランジスタを用いたが、一般にMISトラ
ンジスタを用いることができることは明らかであ
る。
(発明の降下) 以上説明したように、本発明のC−MOS感知
増幅器は、従来例に比べてプリチヤージが高速
で、誤動作が少なく動作マージンの広い感知増幅
器を提供し、実用に供して非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のC−MOS感知増幅器を説明す
るための回路図であり、第2図は第1図の動作を
説明するための波形図である。第3図は本発明の
典型的な実施例を示すC−MOS感知増幅器の回
路図である。 図中の記号で、Qはトランジスタを、φはクロ
ツク信号を、VDDは高電位電源を、GNDは零電位
電源を、Nは回路の端子もしくはその電位を、D
はデイジツト線もしくはその電位を、それぞれ示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 MISトランジスタを介して、それぞれ、第1
    及び第2の電源に結合する第1及び第2の端子
    と、ソースを前記第1の端子に、ドレインを第1
    のデイジツト線に、ゲートを第2のデイジツト線
    にそれぞれ結合する第1のp−MISトランジスタ
    と、ソースを前記第1の端子に、ドレインを前記
    第2のデイジツト線に、ゲートを前記第1のデイ
    ジツト線にそれぞれ結合する第2のp−MISトラ
    ンジスタと、ソースを前記第2の端子に、ドレイ
    ンを前記第1のデイジツト線に、ゲートを前記第
    2のデイジツト線にそれぞれ結合する第1のn−
    MISトランジスタと、ソースを前記第2の端子
    に、ドレインを前記第2のデイジツト線に、ゲー
    トを前記第1のデイジツト線にそれぞれ結合する
    第2のn−MISトランジスタとを含む相補型
    MISFETを用いた感知増幅器において、前記第
    1及び第2のデイジツト線を結合する第1のMIS
    トランジスタと、前記第1の端子と前記第1又は
    第2のデイジツト線を結合する第2のMISトラン
    ジスタと、前記第2の端子と前記第1又は第2の
    デイジツト線を結合する第3のMISトランジスタ
    を備えたことを特徴とする相補型MISFETを用
    いた感知増幅器。
JP15226884A 1984-07-23 1984-07-23 相補型misfetを用いた感知増幅器 Granted JPS6132298A (ja)

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JPS6132298A JPS6132298A (ja) 1986-02-14
JPH0570240B2 true JPH0570240B2 (ja) 1993-10-04

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