JPH0569977A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH0569977A
JPH0569977A JP3226705A JP22670591A JPH0569977A JP H0569977 A JPH0569977 A JP H0569977A JP 3226705 A JP3226705 A JP 3226705A JP 22670591 A JP22670591 A JP 22670591A JP H0569977 A JPH0569977 A JP H0569977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
sheet
speed
carrying
feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP3226705A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nakanishi
克巳 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 用紙搬送路中の搬送ローラをクリーニングす
るために、ロール状に形成されたクリーニングシート
(40a)をモータ(41)によって搬送路内に送り出
し及び巻戻し可能に設ける。そして、送り出し速度と巻
戻し速度のうち少なくとも一方の速度を搬送ローラの搬
送速度よりも遅くする。 【効果】 クリーニングシートの移動中にクリーニング
が行われるから、簡単な構成で作業効率の低下を招くこ
となく、確実にクリーニングすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の用紙搬送路
中のローラ搬送手段のクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙を搬送する機器、例えば電子写真複
写機等においては、多段給紙構造或は省スペース可のた
めのフロントローディング構造等を採用することにより
用紙搬送路は複雑になっていた。
【0003】用紙搬送路が複雑になれば用紙を搬送する
ための搬送手段(搬送ローラ)の設置数も増加してい
た。
【0004】一方、各種機能アップ等に伴って、機内に
はトナー、オイル、紙粉等が増え、搬送ローラもこれら
によって汚れ、該汚れが原因で搬送性能が低下すること
があった。
【0005】このような場合、搬送ローラをクリーニン
グして該ローラに付着したトナー、オイル、紙粉等によ
る汚れを取り除く必要があった。
【0006】従来、搬送ローラのクリーニングは、メン
テナンス時にサービスマンが行っていた。
【0007】また、実開昭55−180637号公報や
実開昭58−188674号公報には、ローラ近傍にク
リーニング部材を設け、ローラとクリーニング部材とを
接触させてローラのクリーニングを行う構成が示されて
いる。
【0008】更に、特開昭63−230441号公報や
特開昭63−247240号公報には、予め所定サイズ
に形成された専用のクリーニング紙を給紙部から用紙搬
送路中に給紙し、搬送ローラで搬送しながら該ローラを
クリーニングする構成が示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サービ
スマンがクリーニングする場合には、搬送ローラの数量
が多いものでは、手間と時間がかかって作業効率の低下
を招いていた。
【0010】また、ローラ近傍にクリーニング部材を設
けたものでは、ローラの数だけクリーニング部材を設け
なければならず、コストアップになるとともに、クリー
ニング部材の交換が簡単なできないという欠点があっ
た。
【0011】更に、所定サイズに形成された専用のクリ
ーニング紙を使用してクリーニングするものにおいて
は、クリーニング紙を単に通過させるだけなのでローラ
表面に軽く付着した紙粉等は取り除けるが、ローラ表面
にこびりついたトナー、オイル等は取り除くことができ
ないという欠点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1は、用紙搬送路
中の搬送手段をクリーニングするクリーニング装置にお
いて、ロール状に形成されたクリーニングシート(40
a)と上記クリーニングシート(40a)を送り出し及
び巻戻しする駆動手段(41)と、クリーニング時に上
記クリーニングシート(40a)を用紙搬送路中に送り
出すときの送り出し速度と巻戻すときの巻戻し速度のう
ちの少なくとも一方の速度を、上記搬送手段による用紙
搬送速度よりも遅くするように上記駆動手段(41)を
制御するシート速度制御手段(45)と、を備えたこと
を特徴とする。
【0013】請求項2は、クリーニング回数に応じて上
記シート速度を可変としたことを特徴とする。
【0014】請求項3は、クリーニングシートを切断す
るシート切断手段(44)を備え、所定回数のクリーニ
ング完了後にクリーニングシート使用済部分を切断して
排出可能としたことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1のクリーニング装置によれば、クリー
ニングシートを用紙搬送路内に送り出すとき、或は巻戻
すときの少なくともどちらか一方においてクリーニング
が行われるから、簡単な構成で作業効率の低下を招くこ
となく、確実にクリーニングすることができる。
【0016】請求項2のクリーニング装置によれば、更
にクリーニングシートの汚れに応じてクリーニング条件
を変えることができるから、常に効果的なクリーニング
を行うことができる。
【0017】請求項3のクリーニング装置によれば。ク
リーニング能力の低下した部分を切断して排出すること
ができるから、クリーニングシートを交換する手間を省
くことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係るクリーニング装置を設
けた複写機の概略構成を示す断面図である。図2は用紙
搬送路内にクリーニングシートを送り出した状態を示す
部分拡大図である。
【0019】図1に示すように、本実施例の複写機は、
被給紙装置としての複写機本体1の下にデスク部38を
備え、複写機本体1の排紙側にソータ19を備え、さら
に複写機本体1の上に自動原稿送り装置(以下、ADF
と称する)3を備えている。上記のデスク部38には、
第3図にも示すように、上から順に両面合成ユニット2
1、第1回転カセットユニット26、第2回転カセット
ユニット27および第3固定カセット25が設けられて
いる。第1および第2回転カセットユニット26,27
は、外箱31内に回転可能な回転カセット32を有して
いる。
【0020】上記のADF3は複写機本体1の原稿台ガ
ラス2上に設けられている。ADF3の原稿載置台3a
上には、原稿の搬送方向のサイズを検出する搬送方向ス
イッチ5a,5b、および原稿の幅方向の両側を規制す
るガイド4が設けられている。このガイド4には原稿の
幅方向のサイズを検出する図示しない幅方向スイッチが
設けられている。
【0021】原稿台ガラス2の下方には、複数の反射ミ
ラー6a…やレンズ6bを備え、原稿からの反射光を感
光体ドラム7へ導く基本動作を行うと共に、等倍複写に
加えて拡大および縮小等の変倍複写を可能とするための
光学系6が配されている。
【0022】感光体ドラム7の周囲には、クリーナ8、
除電チャージャ9、帯電チャージャ10、カラー複写用
のトナーを有する現像装置11、および黒色のトナーを
有する現像装置12が配され、感光体ドラム7の下方に
は、転写チャージャ13と剥離チャージャ14とが配設
されている。感光体ドラム7の用紙搬送方向には、搬送
ベルト17および定着装置18が設けられている。
【0023】定着装置18を経た用紙は、基本的にソー
タ19を経てその排紙トレイ19a…上に排出される
が、両面複写や合成複写の場合には、用紙戻り路20か
ら両面合成ユニット21へ導かれ、両面複写の場合に
は、両面合成ユニット21内の第1搬送路21a、中間
トレイ21c、送り出しローラ21dを経て給紙搬送路
22へ送出される一方、合成複写の場合には、両面合成
ユニット21内の第2搬送路21b、第1搬送路21
a、中間トレイ21cおよび送り出しローラ21dを経
て給紙搬送路22へ送出されるようになっている。この
給紙搬送路22の終端部は感光体ドラム7近傍のペーパ
ーストップローラ15に達している。
【0024】また、給紙搬送路22には、複数の給紙手
段が接続され、これら給紙手段から用紙が適宜供給され
るようになっている。具体的には、複写機本体1のペー
パーストップローラ15へ用紙を搬送するための用紙搬
送経路の短い順に、手差し供給部30、用紙が500枚
収容可能な第1固定カセット29、用紙が250枚収容
可能な第2固定カセット28、両面合成ユニット21、
第1回転カセットユニット26、第2回転カセットユニ
ット27および用紙が250枚収容可能な第3固定カセ
ット25が設けられている。上記の各固定カセット2
9,28,25および各回転カセットユニット26,2
7は複写機に対して着脱可能に設けられている。
【0025】また、複写機本体1は、図示しない操作パ
ネルを備えている。この操作パネルには、複写動作の開
始を指示するためのコピーボタン、複写枚数を設定する
テンキー、複写枚数表示部、カセット操作部、倍率表示
部、倍率設定キー、および用紙搬送手段のクリーニング
モード選択キー等が設けられている。
【0026】更に、上記複写機本体1の第3固定カセッ
ト25の近傍にはクリーニングシートユニット40が設
けられている。該クリーニングシートユニット40は、
ケース内にクリーニングシート40aの一端部が軸40
bに固定されてロール状に巻き付けられている。
【0027】クリーニングシート40aの材質としては
紙粉、トナー、オイル等を取り除くことが可能な樹脂、
皮、紙シート或は粘着シート等が用いられる。
【0028】上記軸40bはモータ41によって正逆回
転可能なように保持され、該軸40bの回転によってク
リーニングシート40aが送り出し或は巻戻しされる。
【0029】上記クリーニングシートユニット40のシ
ート送出開口部は第3固定カセット25の搬送ローラ2
5aより上流側において用紙搬送路22と接続されてい
る。上記クリーニングシートユニット40と搬送ローラ
25aとの間には、クリーニングシート40aの先端を
検知する用紙搬送路22内への送り出し量を検知するた
めのセンサ42が設けられている。上記センサ42とし
ては、例えば反射型或は透過型の光センサが用いられ
る。一方、クリーニングシート40aの長さは、クリー
ニング時に搬送ローラ25a,27a,26a,21
d,28a,およびペーパーストップローラ15をクリ
ーニング可能な長さを何倍かした長さとする。上記クリ
ーニングシート40aの用紙搬送路内への送り出し或は
用紙搬送路内からの巻戻しおよびクリーニングは、クリ
ーニング制御手段45によって制御される。
【0030】具体的には、例えば予め設定された枚数の
給紙搬送が行われた後にクリーニング警告表示を行いク
リーニング時期であることを知らせる。そして、使用者
がクリーニングキーを押してクリーニングモードを設定
すると、クリーニング制御手段45からの信号に基づい
てモータ41が正回転されてクリーニングシート40a
が用紙搬送路22内に送り出される。このとき上記各ロ
ーラ25a,27a,26a,21d,28a,および
15も回転されるが、クリーニングシート40aの送り
出し速度は上記クリーニング制御手段からのシート速度
制御信号によって、上記各ローラの搬送速度より遅くな
るように制御される。
【0031】予め定められた長さのクリーニングシート
40aが送り出される(ローラ15までのクリーニング
が可能な長さ)とモータ41の回転が一端停止されてか
ら逆回転される。
【0032】しかし、上記各ローラ(25a,27a,
26a,21d,28a,15)の回転動作は停止され
ることなくそのまま回転される。
【0033】モータ41が逆回転されると、クリーニン
グシート40aは巻戻しされて行く。このシート巻戻し
速度も送り出しのときと同様、上記各搬送ローラの搬送
速度よりも遅くなるようにクリーニング制御手段45に
よって制御される(例えば、20〜30mm/s)。
【0034】クリーニングシート40aの巻戻しが完了
するとモータ41の回転動作が停止されてクリーニング
が完了する。
【0035】以上のように、クリーニングシート40a
の送り出し速度や巻戻し速度を搬送ローラの用紙搬送速
度より遅くすることで、各ローラとクリーニングシート
40aとの摩擦抵抗が増えて各ローラ表面に付着した紙
粉、トナー、オイル等を確実に取り除くことができる。
【0036】また、クリーニング制御手段45において
クリーニング回数をカウントしておき、予め設定された
クリーニング回数に応じてクリーニングシートの送り出
し速度および巻戻し速度を変えることで、クリーニング
シートの汚れ具合に合わせた(クリーニング能力に応じ
た)最適条件でクリーニングを行うことができる。
【0037】更に、クリーニングシート切断用のカッタ
ー44をセンサ42より下流側(搬送ローラ側)に設
け、予め設定されたクリーニング回数終了後に上記カッ
ター44を動作させてクリーニングシート40aの使用
済部分を切断する。
【0038】切断されたクリーニングシートは用紙搬送
路を通って排紙トレイ上に排出され、次回のクリーニン
グ時にはクリーニングシート40aの未使用部分が送り
出される。
【0039】従って、クリーニングシート交換の手間が
省けるとともに、常に最適条件でクリーニングを行うこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1のクリーニング装置によれば、
クリーニングシートの移動中にクリーニングが行われる
から、簡単な構成で作業効率の低下を招く事なく、確実
にクリーニングすることができる。
【0041】請求項2のクリーニング装置によれば、更
にクリーニングシートの汚れに応じてクリーニング条件
を変えることができるから、常に効果的なクリーニング
を行うことができる。
【0042】請求項3のクリーニング装置によれば、ク
リーニング能力の低下した部分を切断して排出すること
ができるから、クリーニングシートを交換する手間を省
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーニング装置を設けた複写機
の概略構成を示す断面図である。
【図2】用紙搬送路内にクリーニングシートを送り出す
状態を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
40a クリーニングシート 41 駆動手段 44 シート切断手段 45 シート速度制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送路中の搬送手段をクリーニング
    するクリーニング装置において、 ロール状に形成されたクリーニングシートと、 上記クリーニングシートを送り出し及び巻戻しする駆動
    手段と、 クリーニング時に上記クリーニングシートを用紙搬送路
    中に送り出すときの送り出し速度と巻戻すときの巻戻し
    速度のうちの少なくとも一方の速度を、上記搬送手段に
    よる用紙搬送速度よりも遅くするように上記駆動手段を
    制御するシート速度制御手段と、 を備えたことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 クリーニング回数に応じて上記シート速
    度を可変としたことを特徴とする請求項1記載のクリー
    ニング装置。
  3. 【請求項3】 クリーニングを切断するシート切断手段
    を備え、所定回数のクリーニング後にクリーニングシー
    トの使用済部分を切断して排出可能としたことを特徴と
    する請求項1記載のクリーニング装置。
JP3226705A 1991-09-06 1991-09-06 クリーニング装置 Pending JPH0569977A (ja)

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JP3226705A JPH0569977A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 クリーニング装置

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JP3226705A JPH0569977A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 クリーニング装置

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JPH0569977A true JPH0569977A (ja) 1993-03-23

Family

ID=16849352

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JP3226705A Pending JPH0569977A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 クリーニング装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031921A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成装置の搬送ローラークリーニング方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031921A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成装置の搬送ローラークリーニング方法

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