JPH05319618A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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Publication number
JPH05319618A
JPH05319618A JP4125942A JP12594292A JPH05319618A JP H05319618 A JPH05319618 A JP H05319618A JP 4125942 A JP4125942 A JP 4125942A JP 12594292 A JP12594292 A JP 12594292A JP H05319618 A JPH05319618 A JP H05319618A
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JP
Japan
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Application number
JP4125942A
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English (en)
Inventor
Katsushi Ichimaru
克司 市丸
Akiyuki Nishijima
皓志 西嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4125942A priority Critical patent/JPH05319618A/ja
Publication of JPH05319618A publication Critical patent/JPH05319618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙ジャム等のトラブル発生時の対処や、内部
の清掃等のメンテナンスを容易にした用紙搬送装置を提
供することを目的とする。 【構成】 本体ボックスAの背面カバーBCを開ける
と、背面カバーBCの回転軸100の取付けられたカム
101により、リタードローラ取付板102が軸110
を中心として矢印D2方向に回転し、リタードローラR
3は分離ローラR2から離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像入力装置や印字装
置等に用いられる用紙搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスクトップパブリッシングシ
ステムや電子ファイルシステムの入出力機として用いら
れる画像入力装置や印字装置において、読取品質や印字
品質の向上とともに、処理の高速化が強く望まれてい
る。これらの装置において、処理を高速化するために
は、読取対象や印字対象等の用紙を高速に搬送しなけれ
ばならず、そのために様々な工夫がなされている。
【0003】しかし、用紙の高速搬送につきものなの
が、ジャム等の搬送中のトラブルである。このようなト
ラブルは、できるだけ発生しない様な対策が為されるべ
きであるのはもちろんであるが、一方、トラブルが発生
した場合、ジャムを起こした用紙を取り除くなど、発生
したトラブルに容易に対処できることが望ましい。
【0004】従来の用紙搬送装置においては、内部分品
交換等のための開閉蓋付近では、用紙を挟持して搬送を
行う主従ローラの一方を本体側、もう一方を蓋側に取り
付け、開閉蓋を開くことによって主従ローラを離間さ
せ、トラブルを起こした用紙を容易に取り除くことがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の用
紙搬送装置では、開閉蓋の近付以外の場合でトラブルが
発生した場合、搬送路中の主従ローラに挟持された用紙
を取り除こうとして、用紙を汚したり破ってしまうとい
う問題点を有していた。
【0006】本発明は、開閉蓋の付近以外のローラ部で
トラブルが発生した用紙を容易に取り除くことができる
用紙搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、内部に用紙の搬送路を有する本体に対
して開閉可能に取り付けられた送り機構とカバーが開け
られると送り機構による用紙の挟持状態を解除する手段
とを有する。
【0008】
【作用】本発明は、上記手段により、本体内でジャムが
発生しても、カバーを開けると用紙の挟持状態が解除さ
れ、その用紙を傷付けたり汚したりする事なく容易に取
り除くことができる。
【0009】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例における用紙搬
送装置を用いたスキャナプリンタ装置の使用状態を示す
斜視図、図2はこのスキャナプリンタ装置の機能ブロッ
ク図、図3はスキャナプリンタ装置の縦断面図、図4は
このスキャナプリンタ装置のプリンタ部における蓋開閉
動作説明図、図5〜図10は同プリンタ部の動作説明
図、図11は同スキャナ部におけるローラ群駆動機構の
要部斜視図、図12はリタードローラと分離ローラの動
作説明図、図13は読取対象供給部の要部断面図、図1
4〜図26はこのスキャナ部の動作説明図である。
【0011】さて、図1において、Aはスキャナプリン
タ装置、Bは情報処置装置本体、Cは液晶ディスプレイ
などの表示装置、Dはキーボード、Eはマウスである。
【0012】また、Rは読取対象、T1は読取対象供給
トレイ、T2は読取対象排出トレイであり、この読取対
象排出トレイT2は、印刷済の用紙Wを受けることもで
き、この読取対象排出トレイT2の角隅部T2aは切欠
かれて、ユーザが排出された読取対象R及び用紙Wを簡
単に取り出せるようになっている。
【0013】次に、図2において、1はスキャナプリン
タ装置A内のCPUであり、このCPU1は、バス2及
びインターフェイス3を介して、情報処理装置本体Bと
接続されており、CPU1は、この情報処理装置本体B
からの指令に応じてスキャナ部S及びプリンタ部Pの動
作を制御するようになっている。
【0014】さて、図3,図14も参照しながら説明す
るに、スキャナ部Sにおいて、S1は、モータMR,第
1の電磁クラッチCL1,第2の電磁クラッチCL2,
ソレノイドSLなどの駆動系、S2は読取対象有無セン
サSA,読取対象終端センサSB,読取対象始端センサ
SC,読取対象排出センサSDなどの読取対象センサ、
S3は光源L,読取センサSRを有する読取部,S4は
この読取センサSRにより読取られた情報に基づいて読
取対象Rについての画像情報を生成する画像処理部であ
る。
【0015】読取対象S2の内読取対象有無センサSA
は接触型センサで対象物を検知するとその出力はONと
なりそれ以外のセンサは透過型センサで対象物を検知す
ると、その出力はOFFとなる。
【0016】またプリンタ部Pにおいて、P1はサーマ
ルヘッドTHなどのデータ出力部、P2はプラテンRP
の駆動用モータMPや、カッタCTなどの駆動系、P3
は用紙有無センサSX,用紙終端部センサSYなどの用
紙センサである。
【0017】上記各要素は、いずれもCPU1の指令下
において動作するようになっている。尚、これら各要素
の詳細な構成は、後述する。
【0018】さて、図3を参照しながら、スキャナプリ
ンタ装置Aの全体構成を説明する。ABは本体ボックス
であり、この本体ボックスABの内部空間において、上
方約4分の1の高さに隔壁WLが設けられており、この
隔壁WLの上部にプリンタ部Pが、下部にスキャナ部S
が、それぞれ配設されている。すなわち、このスキャナ
プリンタ装置Aは、その本体ボックスABが、起立状態
に設置されるべく、縦長に形成され、プリンタPとスキ
ャナ部Sがそれぞれ上下にしかも一体的に設けられてな
るものである。したがって、スキャナプリンタ装置Aの
全体の底面積は、従来のスキャナ装置単体の底面積とプ
リンタ装置単体の底面積の和の、数分の一であり、非常
にコンパクトに形成することができる。
【0019】また、WOはプリンタ部Pの排紙部、RI
はスキャナ部Sの読取対象Rの供給部、ROは読取対象
Rの排出部である。これら排紙部WO,供給部RI,排
出部ROはいずれも本体ボックスABの全面FF(図3
右側)に上下に設けられており、ユーザは通常本体ボッ
クスABの背面RF(図3左側)に触れる必要がない。
したがって、この背面RFが、例えば設置場所の壁(図
示せず)などデッドスペースに近接するように、このス
キャナプリンタ装置Aを設置することができ、一層実質
的な設置スペースを少なくすることができる。
【0020】また、Pxは、上記排紙部WOのすぐ下方
(本体ボックスABの前面FF)に凹設された用紙受け
専用トレイ(図外)のための凹部であり、この凹部Px
に、上記用紙受け専用トレイを着脱自在に装着できるよ
うになっている。しかし、本実施例のスキャナプリンタ
装置では、読取対象排出トレイT2が、印字済の用紙W
をも受けることができるようになっているので、この凹
部Pxに用紙受け専用トレイを装着しなくともよいもの
である。
【0021】次にプリンタ部Pの筐体について説明す
る。図4において、10はプリンタ部Pの上方を開閉す
る蓋体であり、後述するようにこの蓋体10を上方に開
く(2点鎖線参照)と、用紙ロール18(図3)をプリ
ンタ部Pの上方から容易に交換できるようになってい
る。
【0022】さて、12は上部12aが、蓋体10の下
面10aに固定され、左端部12bが軸11により本体
ボックスABに、回動自在に軸支される回動板である。
またこの回動板12の下部12cは下方に延長され、こ
の下部12cには図4の紙面垂直方向に突起12dが突
設されている。13は左端部13aが軸14により本体
ボックスABに、回動自在に軸支される作動板であり、
この作動板13の上端部は、蓋体10に開設された長孔
10bから上方に突出して、押下ボタンBTとなってい
る。またこの作動板13の下部は、下方に延長され、そ
の下端面13aは、係止板14から突出する突部14b
に接している。この係止板14は、軸15により本体ボ
ックスABに揺動可能に軸支され、その上部14aはカ
ギ状に形成されると共に、回動板12aの突起12dに
着脱可能に係合している。
【0023】また17は、ばねであり、このばね17の
左端部は係止板14に連結され、右端部は、隔壁WLに
固定された支持杆16に、連結されている。また、この
ばね17は、常時係止板14を図4右側へ付勢して、係
止板14の上部14aと回動板12の突起12dを係止
させることにより、蓋体10がプリンタ部Pを閉鎖する
状態を保持するようになっている。
【0024】したがって、図4実線で示す閉鎖状態か
ら、押下ボタンBTを矢印N1方向に押下げると、作動
板13が軸14を中心に鎖線位置まで回動する。これに
より、作動板13の下端面13aが、係止板14の突部
14bを押下げる。したがって、係止板14は、ばね1
7のばね力に抗して、矢印N2方向に回動し、係止部1
4の上部14aが突起12dから離脱し、蓋体10が、
軸11を中心に矢印N3方向に回動する(1点鎖線位
置)。そして、ユーザは、蓋体10を2点鎖線位置まで
開け、用紙ロール18(図3)をプリンタ部Pの上方か
ら交換するなどのメンテナンスを行うことができる。こ
のように、プリンタ部Pの上方を開放できるようになっ
ているので、ユーザは容易にメンテナンスを行うことが
できる。
【0025】次に、プリンタ部Pの内部構造について説
明する。図3において、18は感熱紙からなる用紙Wを
巻回した用紙ロールであり、この用紙ロール18はプリ
ンタ部Pの背面RF側の凹部に着脱自在に軸架される。
この用紙ロール18から導出される用紙Wは、図3一部
拡大図に示すように、図3上方の表面Waに印字される
ものであり、その裏面Wbの用紙終端部には、用紙終端
マーク(図示せず)が付されている。また、RPは用紙
Wの裏面Wbに周接するように、プリンタ部Pの中程に
軸架されるプラテン、MPはこのプラテンRPを駆動す
る正逆モータ、19a,19bはこれらプラテンRP,
モータMPのそれぞれの回転軸に軸着されるプーリ、T
Bはこれらのプーリ19a,19bに巻装される無端ベ
ルトである。
【0026】したがって、正逆モータMPを正方向に駆
動すると、用紙Wを送り方向(図3右側)へ送ることが
できる。また、正逆モータMPを逆方向に駆動すると、
用紙Wを送り方向と逆方向(図3左側)へ戻すこともで
きる。
【0027】CTは、プラテンRPと排紙部WOとの間
に配設され、用紙Wの両側に相対向する切刃を備えたカ
ッタである。また、SXは用紙ロール18とプラテンR
Pの間に配設される用紙有無センサ、THはプラテンR
Pと用紙Wを挟んで対向し、用紙Wの表面Waに印字す
るサーマルヘッドであり、SYはプラテンRPとカッタ
CTの間に配設され、用紙Wの裏面Wbに付された用紙
終端マークを検知する用紙終端部センサである。
【0028】次に図5〜図10を参照しながら、プリン
タ部Pの内部構造の動作について説明する。
【0029】図5は、印字待機状態を示している。即
ち、用紙ロール18から導出された用紙W(もちろん未
だ印字されていない)の前縁は、サーマルヘッドTHと
プラテンRPとに挟まれた状態で停止している。
【0030】次にCPU1から印字指令が下されると、
図6に示すように、正逆モータMP(図3)が正転し、
プラテンRPが正転(図6矢印方向)しながら、サーマ
ルヘッドTHが、用紙Wの表面Waに印字を行なう。
【0031】そして、印字が終了すると、用紙Wの表面
Waの印字終了位置ED(図7)以後について、サーマ
ルヘッドTHは印字を行わない。しかし、図8に示すよ
うに、プラテンRPはしばらくの間正転(矢印)を続
け、用紙ロール18から用紙Wが導出され続ける。
【0032】そして、上記印字終了位置EDが、カッタ
CTより排紙部WO側へ至る。すると、CPU1より正
逆モータMPへ停止指令が下され、プラテンRPが停止
する。これとほぼ同時に、図9に示すように、カッタC
Tが駆動され、カッタCTは印字終了位置EDよりも用
紙ローラ18側の位置において、用紙Wを切断する。そ
して、切断された印字済の用紙W1は、排紙部WOか
ら、外部へ移動し、読取対象排出トレイT2に受けられ
る(図3)。本実施例では、図示しているように、カッ
タCT近傍における用紙Wの搬送路を送り方向に向って
下方へ傾斜させるようにしたので、読取対象排出トレイ
T2が印字済の用紙W1の受けも兼ねることができる。
したがって、上述したように、印字済の用紙W1の受け
専用トレイの装着を、省略することができ、それだけス
キャナプリンタ装置全体のサイズ(図3左右方向幅)を
小さくすることができる。
【0033】さて、上記用紙Wの切断が終了すると、C
PU1から正逆モータMPに逆転指令が下される。する
と図10に示すように、プラテンRPが逆転し(図10
矢印方向)、カッタCTによる切断縁(新たな用紙Wの
前縁)が、用紙ロール18側へ移動し、図5に示す待機
状態に戻る。このように、カッタCTによる切断の後、
切断縁をサーマルヘッドTHまで戻すようにしたので、
用紙Wの無駄(カッタCT〜サーマルヘッドTH間)を
極力少なくすることができる。
【0034】次に図3、図11〜図13を参照しなが
ら、スキャナ部Sの構成を説明する。まず概略から説明
するに、G1,G2,G3,G4,G5,G6,G7,
G8,G9,G10は、読取対象Rの略コ字状の搬送路
を形成するガイド群であり、R1,R2,R3,R4,
R5,R6,R7は、上記搬送路において読取対象Rの
表面Ra(光学ユニットOUによる読取を受ける面)に
周接しながら、読取対象Rを送るローラ群である。ま
た、RX,RY,RZ,RWは、読取対象Rの裏面Rb
を受ける従動ローラ群である。SPは光学ユニットOU
による読取位置である。
【0035】上述したガイドのうち、ガイドG3,G
4,G5,G7,G10は、本体ボックスABに、ガイ
ドG6,G8,G9は、本体ボックスABに対して回転
軸100に因って開閉可能に取り付けられた背面カバー
BCにそれぞれ取り付けられている。又、同様に上述し
たローラの内、ローラR1,R2,R4は、本体ボック
スABに、従動ローラRX,RY,RZ,RWは、背面
カバーBCにそれぞれ軸支されている。
【0036】したがって、供給部RIの読取対象トレイ
T1に載置された読取対象Rは、ガイド群G1,G2,
G3,G4,G5,G6,G7,G8,G9,G10に
案内されると共に、ローラR1,R2,R3,R4,R
5,R6,R7に等速度で送られ、読取位置SPで光学
ユニットOUによるスキャニングを受けながら、コ字状
の搬送路を経由して、供給部RIよりも上方の排出部R
Oに装着された、読取対象排出トレイT2に受けられる
ものである。
【0037】すなわち、スキャナプリンタ装置Aの外部
から見るユーザの立場からいえば、本体ボックスABの
前面FFの下部(供給部RI)に、読取対象Rを載置す
れば、この前面FFの上部(排出部RO)において、ス
キャンニング済の読取対象Rを取出すことができる。こ
のように、ユーザはスキャナプリンタ装置Aの前面FF
に対してのみ、読取対象Rの出し入れを行えばよく、ス
キャンニング作業の進抄状況を一見で把握でき、極めて
容易に操作することができる。
【0038】又、搬送路をコの字型に形成している為、
読取対象の搬送の弊害となる垂直方向の搬送を極力短く
することができる。
【0039】ここでリタードローラR3について説明す
る。リタードローラR3は、図31に示すように、リタ
ードローラ取付版102に、軸111とともに回転可能
に軸支されている。
【0040】リタードローラ取付版102には、図32
に示すように後述するプーリ37の回転軸110が貫通
しており、回転軸110に対して回動可能となってい
る。又、リタードローラ取付版102の下面102aに
は、背面カバーBCの回転軸100に取り付けられたカ
ム101の端部101aが当接する(このリタードロー
ラ取付板102は、図示しないバネによりD2と逆方向
に付勢されている)。
【0041】従って、背面カバーBCを開くと、回転軸
100とカム101は矢印D1方向へ回転し、カム10
1の端部101aが、リタードローラ取付板102の下
面102aを押し上げ、結果、リタードローラ取付板1
02が回転軸110を中心として矢印D2方向に回動す
る。
【0042】従って、背面カバーBCを開けると従動ロ
ーラRX,RY,RZ,RW、及びガイドG2,G3,
G6は、背面カバーBCに従動するとともに、リタード
ローラR3も分離ローラR2から離間する。
【0043】これによって、分離ローラR2付近でジャ
ムが発生しても、原稿を汚したり傷つけたりする事なく
簡単に取り出すことができる。
【0044】尚、本実施例では、分離ローラR2をリタ
ードローラR3を離間させているが、離間させる対象
は、例えば分離ローラと重送防止用停止部材のようなも
のでよい。
【0045】さて次に、図3を参照しながら、光学ユニ
ットOUなどの詳細な構成を説明する。この光学ユニッ
トOUは、略逆L字状をなし、コ字状の上記搬送路に囲
まれた空間に配設され、スキャナ部Sの内部空間が、有
効に利用されている。さて、Lは螢光管などの光源であ
り、この光源Lから発せられた光aは、読取位置SPで
読取対象Rの表面Raにより反射され、反射鏡M1,M
2,M3により光路を変更しながら、レンズLSを通過
し、CCDセンサからなる読取センサSRに結像し、読
取られる。
【0046】次に上記ガイドや、供給部、排出部などに
ついて説明する。G1,G2は供給部RI側に設けられ
る一対のガイドであり、これらのガイドG1,G2は略
逆J字状をなし、上方のガイドG1は読取対象Rの表面
Raを規制し、下方のガイドG2は裏面Rbを規制す
る。さて、図13を参照しながら説明するに、上方のガ
イドG1の供給部RI側は、上方に折曲った傾斜部G1
aとなっており、下方のガイドG2の供給部RI側は、
下方にカギ状に折曲った段差部G2aとなっている。2
1は基端部が軸22により、本体ボックスABに軸支さ
れることにより、先端部が上方のガイドG1と段差部G
2aの間を回動可能に支持されたホッパである。またこ
のホッパ21の下部には、ソレノイドSLのプランジャ
23が連結されている。そしてプランジャ23を没入さ
せた状態(1点鎖線位置)において、読取対象供給トレ
イT1に、単数あるいは複数枚の読取対象Rが供給され
ると、この読取対象Rは、この読取対象供給トレイT1
に沿ってホッパ21上に載り、読取対象Rの前端部が、
この段差部G2aに当接する。
【0047】この状態において、ユーザがキーボードD
から読取開始を指示すると、CPU1によりソレノイド
SLが駆動され、プランジャ23が突出し、ホッパ21
が上昇することにより、読取対象RがガイドG1及び後
述する給紙ローラR1に押付けられ、読取対象Rが読取
位置SP側へ送られるようになっている。
【0048】また、上記傾斜部G1aは、図13の2点
鎖線で示すように、読取対象Rが過剰に供給された際
に、過剰な読取対象Rの前端部に傾斜部G1aが当接
し、この過剰な読取対象Rが給紙ローラR1側へ至らな
いようにするものである。
【0049】スキャナ部Sの供給部RIにおいて、ガイ
ドG1,G2、ホッパ21、プランジャ23、ソレイノ
ドSL、読取対象有無センサSAは、給紙部ユニットF
Uに取り付けられている。給紙部ユニットFAは、図3
3に示すように、その両側面に設けられたスライダ12
0・121が、本体ボックスABに取り付けられたスラ
イダガイド122・123にそれぞれ嵌合することによ
って、本体ボックスABの供給部RIの読取対象供給ト
レイ1と供給部カバーFCを取り外した後、矢印D3方
向に引き出し可能となっている。
【0050】従って、めくりローラR1付近でジャムが
発生した場合の原稿の取り出しや、リタードローラR3
の清掃等のメンテナンスが容易である。
【0051】なお、多数枚の読取対象R、Rが読取対象
供給トレイT1に積載されると、一般に給紙ローラR1
により、複数枚の読取対象Rが送られるおそれがある。
しかし、本実施例では、分離ローラR2が給紙ローラR
1と同様、送り方向に回転し、この分離ローラR2に対
面するリタードローラR3が逆送り方向に回転し、しか
も分離ローラR2の周面の摩擦係数は、リタードローラ
R3のそれよりも大になっているので、読取対象Rは1
枚ずつ読取位置SP側へ送られるようになっている。因
みに、図12に示すように、分離ローラR2とリタード
ローラR3は千鳥状に配設されている。
【0052】また、図3において、G9,G10は読取
位置SPを通過した読取対象Rを、排出部RO側へ向か
わせるように案内する一対のガイドである。そして、排
出部ROに着脱自在に装着される読取対象排出トレイT
2と、これらのガイドG9,G10の間に、下受部材と
しての下受けガイドG11が介設されている。
【0053】この下受けガイドG11は断面L字状をな
し、その上面は読取対象排出トレイT2の上面とほぼ面
一になっており、その起立部に読取済の読取対象REの
後端部が当接して、本体ボックスAB内部において、読
取済の読取対象REを下受けするようになっている。し
かも、この下受けガイドG11の上面よりも、ガイドG
3,G10の送り方向終端部は、高く配置されている。
【0054】したがって、読取済の読取対象REは、ガ
イドG9,G10に案内されながら排出された後、小距
離落下して、読取対象排出トレイT2及び下受けガイド
G11上に載置されたようになる。しかも、読取済の読
取対象REの後端部が下受けガイドG11の起立部に当
接するとともに、この後端部の近傍(読取対象REの長
さ方向の数十パーセント)が、下受けガイドG11、す
なわち本体ボックスAB内部にあることになる。よっ
て、最大サイズの読取対象Rについても、かなりの部分
が本体ボックスAB内にあり、読取対象排出トレイT2
が、本体ボックスABの前面FFから突出する長さL2
を小さくして、読取対象供給トレイT1がこの前面FF
より突出する長さL3よりも、上記長さL2を容易に小
さくすることができる。
【0055】このようにすると、ユーザがこの前面FF
上方からスキャナプリンタ装置Bを見れば、読取対象排
出トレイT2に排出された読取済の読取対象REのみな
らず、読取対象供給トレイT1に供給され、未だ読取位
置SP側へ送られていない読取対象Rをも、一見で視認
することができ、ユーザはスキャニング作業の進捗状況
を容易に把握することができる。
【0056】又、読取対象供給トレイT1部分を扱う場
合に、読取対象排出トレイT2が邪魔になることもな
い。
【0057】次に、読取対象Rを送るローラ群R1,R
2,R3,R4,R5,R6,R7などについて詳細に
説明する。
【0058】まず、MRは上記全ローラ群R1,R2,
R3,R4,R5,R6,R7の駆動源であるモータで
あり、R5,R6は読取位置SPを挟んで垂直に配設さ
れる駆動ローラである。読取対象Rは、読取位置SPに
おいて、これらの駆動ローラR5,R6及び従動ローラ
RY,RZにより、テンションを張った状態で垂直に送
られる。
【0059】したがって、読取対象Rはその自重によ
り、読取位置SPに対しほとんどたわまない。よって、
読取対象Rの送り速度、すなわち読取速度を上昇させて
も、読取ミスのような不都合を生じにくい。その結果、
読取対象Rの読取速度を支障無く上昇させて、読取時間
を短縮することができる。
【0060】また、R7は読取が済んだ読取対象Rを、
下受けガイドG11側へ送る排出ローラである。これら
の駆動ローラR5,R6,R7のそれぞれには、プーリ
が軸着され、これらのプーリとモータMPの出力軸に軸
着されたプーリ31には、無端ベルトTBが巻装されて
いる。そして、このモータMPは、読取対象Rの読取が
行われている間、常に正転し、これらローラR5,R
6,R7は、絶えず送り方向に回転する。
【0061】また、他のローラ群R1,R2,R3,R
4などの構成について、説明する。まずR1は給紙ロー
ラ、R2は分離ローラ、R3はリタードローラである。
またR4は、補助送りローラであり、分離ローラR2と
駆動ローラR5の間に配設され、現在読取位置SPでス
キャンニングされている読取対象Rの次にスキャンニン
グされるべき読取対象を、読取対象SPの送り方向手前
近傍で待機させ、現在スキャンニングされている読取対
象Rのスキャンニングがすみ次第、即座に待機中の読取
対象を読取位置SPへ送るためのものである。
【0062】さて、これらのローラR1,R2,R3,
R4の駆動機構を、図11により説明する。
【0063】図11において、31は上述したようにモ
ータMRの出力軸に軸着されたプーリ、32は駆動ロー
ラR5に軸着されるプーリであり、これらのプーリ3
1,32間には無端ベルトTB1が巻装されている。ま
たCL1は第1の電磁クラッチ、CL2は第2の電磁ク
ラッチである。第1の電磁クラッチCL1の被動軸52
は、給紙ローラR1に軸着され、駆動軸51はプーリ3
3に軸着され、このプーリ33とモータMR側のプーリ
31には無端ベルトTB2が巻装されている。また、こ
の被動軸52には、ギヤ41が設けられ、このギヤ41
は、中間ギヤ42を介して、分離ローラR2に軸着され
たギヤ43に歯合している。
【0064】また、第2の電磁クラッチCL2の被動軸
54にはプーリ34が軸着され、このプーリ34、中継
プーリ35,37及びリタードローラR3に軸着された
プーリ36には、無端ベルトTB3及びTB4が巻装さ
れている。一方、第2の電磁クラッチCL2の駆動軸5
3には、ギヤ44が設けられ、このギヤ44は、中間ギ
ヤ45を介して、駆動ローラR5に軸着されるギヤ46
に、歯合している。
【0065】したがって、プーリ31,32,33及び
ギヤ44,45,46は、モータMRと共に常時実線矢
印方向に回転している。ここで、第1の電磁クラッチC
L1を継ぐと、ギヤ41,42,43が破線矢印方向に
回転し、これにより給紙ローラR1及び分離ローラR2
が、送り方向に回転する。一方、第2の電磁クラッチC
L2を継ぐと、プーリ34,35,36,37が鎖線矢
印方向に回転し、補助送りローラR4が送り方向へ回転
すると共に、リタードローラR3が逆送り方向に回転す
る。
【0066】次に、以上のように構成されたスキャナ部
Sの動作について、図27から図30のフローチャート
を用いて説明する。
【0067】スキャナ部Sの動作開始前の初期状態で
は、読取対象有無センサSAの出力はOFF、又、読取
対象終端センサSB、読取対象始端センサSC、読取対
象排出センサSDの出力はONとなっている。更に、第
1・第2の電磁クラッチCL1・CL2はいずれもOF
Fされている。
【0068】CPU1は、先ず、ステップ1において、
情報処理装置本体Bからの動作開始指示を受けると(ユ
ーザのキーボード入力による)、ステップ2において、
ソレノイドSLを駆動する。ソレノイドSLが駆動され
ると、前述したように、プランジャ23が突出し、ホッ
パ21が上昇することによって、読取対象RがガイドG
1及び給紙ローラR1に押し付けられ読取対象Rがセッ
トされていれば、読取対象有無センサSAがONとな
る。
【0069】次に、CPU1は、ステップ3において、
読取対象有無センサSAの出力を調べ、ONであればス
テップ4の処理を行い、OFFであればステップ2にお
いて情報処理装置本体Bに対して、読取対象Rがセット
されていない旨を通知する。その通知を受けた情報処理
装置本体Bでは、読取対象がセットされていない旨を表
示装置Cによって表示する。読取対象Rがセットされて
いた場合には、CPU1は、ステップ4において、モー
タMRを駆動した後、ステップ5において、第1の電磁
クラッチCL1と第2の電磁クラッチCL2をONす
る。モータMRが駆動した後、ステップ5において、第
1の電磁クラッチCL1と第2の電磁クラッチCL2を
ONする。モータMRが駆動され、第1・第2の電磁ク
ラッチCL1・CL2がONされると、給紙ローラR
1、分離ローラR2、リタードローラR3補助送りロー
ラR4のそれぞれが、図14に示す矢印方向に回転し読
取対象Rの搬送が開始される。読取対象Rの搬送に伴っ
て、読取対象終端センサSB、読取対象始端センサS
C、読取対象排出センサSDの出力は、読取対象Rの前
端部の通過時にONからOFFへ、又、終端部の通過時
にOFFからONへと変化する。
【0070】読取対象Rの搬送開始後、CPU1は、ス
テップ6において、読取対象紙端センサSCの出力がO
NからOFFに変わるのを待ち、ステップ7において、
第1の電磁クラッチCL1がOFFされ、第2の電磁ク
ラッチCL2がONのままの状態では、図15に示すよ
うに、給紙ローラR1と分離ローラR2は解放されてい
るが、リタードローラR3と補助送りローラR4は駆動
されたままである。従って、読取対象Rは、補助送りロ
ーラR4によってそのまま搬送されるとともに、リター
ドローラR3によって、後続する読取対象RNの重送を
確実に防止できる。
【0071】ステップ6で読取対象始端センサSCの出
力がONからOFFになるのを検知して、ステップ7で
第1の電磁クラッチCL1をOFFした後、CPU1は
ステップ8において、所定時間が経過するのを待って、
ステップ9において、読取部S3及び画像処理部S4に
読取処理を開始させる。読み取られた画像データは、画
像処理部S4により2値化や圧縮等の処理が行われ、画
像処理部S4内のメモリ(図示せず)に一旦蓄えられた
後、情報処理装置本体Bへと転送される。画像処理部S
4は、データの転送が終了すると、その旨をCPU1へ
通知する。
【0072】尚、ステップ8において、CPU1が経過
待ちをする時間は、読取対象Rが、読取対象始端センサ
SCの位置から読取位置SPへ搬送されるのに要する時
間に設定されている。従って、ステップ9で読み取りが
開始される時点においては、読取対象Rは、図16に示
すように、その前端部が読取位置SPへと到達している
(この時間は、読取対象始端センサSCから読取位置S
Pへと至る搬送速度により容易に求められる)。
【0073】読取部S3による読取開始後、CPU1
は、ステップ11において、読取対象終端センサSBと
読取対象排出センサSDの出力を監視し、図17に示す
ように、読取対象終端センサSBの出力がONからOF
Fへ変われば、ステップ12において、読取対象有無セ
ンサSAの出力を調べる。ここで、その出力がONであ
ればステップ13の処理を行い、OFFであればステッ
プ22の処理を行う。
【0074】本実施例では、原稿(読取対象)の標準サ
イズをA4サイズとしている。従って、A4サイズより
も長い原稿であれば、読取対象排出センサSDの出力が
ONからOFFへと変わり、A4サイズよりも短い原稿
であればその順序が逆になる。即ちA4サイズ以上の原
稿の場合には、給紙ローラR1から読取対象終端センサ
SBまでの距離と等しい間隔で、次々と給紙が行われ
る。
【0075】ステップ13において、CPU1は第1の
電磁クラッチCL1をONにする。これにより、読取対
象Rに続く次の読取対象RNの搬送が開始される。この
ように第1の電磁クラッチCL1は、ステップ11で読
取対象終端センサSBの出力がOFFからONに変わっ
た事が検知されてからONされるため、読取対象Rの後
端部と、次の読取対象RNの前端部とが重なるというよ
うな重送を防止できる。又、読取対象Rにジャムが発生
しても、ステップ11で読取対象排出センサSDの出力
がOFFからONに変わらない限り、次の読取対象RN
の搬送は開始されないので、発生したジャムが次の読取
対象RNにも及ぶことを事前に防止できる。但し、搬送
中のジャムを他の手段で検知するようにすれば、ステッ
プ11で読取対象終端センサSBの出力を監視する必要
はない。ステップ13で第1の電磁クラッチCL1をO
Nした後、CPU1は、ステップ14において、読取対
象終端センサSBの出力がONからOFFに変わるのを
待って、ステップ15において、所定時間が経過するの
を待つ。この所定時間は、読取対象RNが読取対象終端
センサSBの位置を通過してから補助送りローラR4と
従動ローラRXに挟持されるまでに要する時間が設定さ
れる。
【0076】所定時間が経過した後、CPU1は、ステ
ップ16において、第1・第2の電磁クラッチCL1・
CL2の両方をOFFする。このため、次の読取対象R
Nは、図18に示すように、その前端部分が補助送りロ
ーラR4と従動ローラRXによって挟持された位置で待
機待ち状態となる。
【0077】この間、読取部S3で読取対象Rの画像読
取処理が行われているが、CPU1は、ステップ17に
おいて、読取対象始端センサSCの出力がOFFからO
Nに変わるのを待って、ステップ18において、所定時
間が経過するのをカウント後、ステップ19で読取部S
3に対して読取処理の終了を指示する。
【0078】読取処理の終了指示の後、CPU1は、ス
テップ20において、画像処理部S4からのデータ転送
終了の通知を待ち、通知があればステップ21におい
て、第2の電磁クラッチCL2をONにしてステップ6
の処理へと戻る。ステップ21によって、図20に示す
ように、待機状態であった次の読取対象RNの搬送が、
補助送りローラR4によって再開される。
【0079】ステップ18でCPU1がカウントする時
間は、読取対象Rの後端部が読取対象始端センサSCの
位置を通過後、読取位置SPへと至るまでに要する時間
が設定される。従って、ステップ19によって、読取処
理が終了した時点においては、読取対象Rは図19に示
すように、その後端部が読取位置SPへと到達してい
る。
【0080】尚、画像処理部S4に十分大きなメモリを
設けておき、読取部S3で読み取った画像データを複数
枚分記憶しておけば、ステップ20の処理は必要なくな
るが、ステップ20によって、画像データの転送終了を
待ってから次の原稿の読み取りを開始するために、少な
い容量のメモリでも、複数枚の原稿読取時のメモリのオ
ーバーフロー等によるデータの破損を防止することがで
きる。
【0081】ところで、図21及び図22に示すよう
に、読取対象Rに続いて次の読取対象R対しても、上記
と同様の処理が行われた後、次の読取対象RNに続く次
の読取対象がない場合には、ステップ12で読取対象有
無センサSAの出力がOFFとなっているので(図2
3)、ステップ22以下の処理が行われる。
【0082】CPU1は、先ず、ステップ22におい
て、読取対象始端センサSCの出力を監視し、その出力
がOFFからONに変わると、ステップ23において、
所定時間が経過するを待って、ステップ24において、
第1・第2の電磁クラッチCL1・CL2の両方をOF
Fする(図24)。その後、CPU1は、ステップ26
において、読取対象排出センサSDの出力がOFFから
ONに変わる(読取対象Rの排紙が終わる)のを検知し
て(図25)、ステップ27において、モータMRを停
止させる(図26)。尚、ステップ22からステップ2
4については、ステップ17からステップ19までの処
理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0083】以上の動作説明から明らかなように、本実
施例では、複数の原稿を連続して読み取る場合に、読取
中の原稿に続く原稿を、読取部の近傍で待機させておく
ために、一枚の原稿を読み取った後、次の原稿の読み取
りを開始するまでの時間を極力短くすることができ、複
数枚の原稿の高速読み取りが可能となる。
【0084】
【発明の効果】本発明は、内部に用紙の搬送路を有する
本体に対して開閉可能に取り付けられたカバーと、その
搬送路において用紙を挟持・搬送するために本体に取り
付けられた機構と、カバーが開けられると送り機構によ
る用紙の挟持状態を解除する手段を有するために、本体
内部でジャムや紙づまり等のトラブルが発生しても、ト
ラブルを起こした用紙を容易に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
情報処理装置の斜視図
【図2】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
スキャナプリンタ装置の機能ブロック図
【図3】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
スキャナプリンタ装置の縦断面図
【図4】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
スキャナプリンタ装置のプリンタ部の蓋体開閉状態を示
す縦断面図
【図5】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
スキャナプリンタ装置のプリンタ部の動作説明図
【図6】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
スキャナプリンタ装置のプリンタ部の動作説明図
【図7】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
スキャナプリンタ装置のプリンタ部の動作説明図
【図8】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
スキャナプリンタ装置のプリンタ部の動作説明図
【図9】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用いた
スキャナプリンタ装置のプリンタ部の動作説明図
【図10】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のプリンタ部の動作説明図
【図11】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の駆動系の説明図
【図12】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の駆動系の説明図
【図13】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の駆動系の説明図
【図14】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図15】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図16】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図17】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図18】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図19】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図20】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図21】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図22】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図23】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図24】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図25】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図26】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作説明図
【図27】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作フローチャ
ート
【図28】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作フローチャ
ート
【図29】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作フローチャ
ート
【図30】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置のスキャナ部の動作フローチャ
ート
【図31】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置において背面カバーを開き、給
紙部のユニットを引き出した場合の縦断面図
【図32】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置におけるリタードローラ取付板
の斜視図
【図33】本発明の一実施例に係る用紙搬送装置を用い
たスキャナプリンタ装置における給紙部の正面図
【符号の説明】
AB 本体ボックス P プリンタ部 S スキャナ部 R 読取対象 RI 供給部 RO 排出部 OU 光学ユニット G5 下受け部材 T1 読取対象供給トレイ T2 読取対象排出トレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に用紙の搬送路を有する本体と、前記
    本体に対して開閉可能に取り付けられたカバーと、前記
    搬送路において用紙を挟持・搬送するために、前記本体
    に取り付けられた送り機構とを有し、前記カバーが開け
    られると、前記送り機構に因る用紙の挟持状態を解除す
    る手段を有することを特徴とする用紙搬送装置。
JP4125942A 1992-05-19 1992-05-19 用紙搬送装置 Pending JPH05319618A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4125942A JPH05319618A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 用紙搬送装置

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JPH05319618A true JPH05319618A (ja) 1993-12-03

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ID=14922790

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JP (1) JPH05319618A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5842692A (en) * 1995-08-10 1998-12-01 Rutishauser Data Ag Covered feed unit for feeding recording media into an office machine
KR100366016B1 (ko) * 2000-10-05 2002-12-27 삼성전자 주식회사 레이저 프린터의 측면패널 결합장치
US7210680B2 (en) * 2003-02-25 2007-05-01 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet conveying apparatus and image forming apparatus using the same
US9181050B2 (en) 2010-11-10 2015-11-10 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, control method thereof, and document reading apparatus

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