JPH0569796B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0569796B2 JPH0569796B2 JP2541889A JP2541889A JPH0569796B2 JP H0569796 B2 JPH0569796 B2 JP H0569796B2 JP 2541889 A JP2541889 A JP 2541889A JP 2541889 A JP2541889 A JP 2541889A JP H0569796 B2 JPH0569796 B2 JP H0569796B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete body
- concrete
- curing
- bed
- glaze
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 238000001723 curing Methods 0.000 description 14
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/02—Selection of the hardening environment
- C04B40/0263—Hardening promoted by a rise in temperature
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は表面に釉薬を焼き付けて表面を化粧仕
上げする施釉用コンクリート体を養生する方法に
関するものである。 [従来の技術] 近年、コンクリート製品の表面に釉薬を焼き付
けて表面を奇麗に化粧仕上げすることが行なわれ
るようになつてきた。ところで従来、この釉薬を
焼き付ける基材となる施釉用コンクリート体を成
形する場合、ベツドにコンクリートを打設してコ
ンクリート体を成形し、このコンクリート体を防
水シートにて覆い、ベツドを加熱してコンクリー
ト体を加熱養生していた。 [発明が解決しようとする課題] 上記のようにコンクリートの打設をしてコンク
リート体を成形した直後に加熱養生すると養生時
間が短くてすむが、コンクリート打設後加熱養生
すると完全に水分が抜けきらないことが起こり、
釉薬を塗布して焼き付けたとき“釉はげ”が発生
するという問題があつた。またコンクリート体を
成形した直後に加熱養生すると、コンクリート体
の表面にクラツクが発生するという問題があつ
た。 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本発明の目的とするところは水分が残つた
り、表面にクラツクが発生したりしないように養
生できる施釉用コンクリート体の養生方法を提供
するにある。 [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明施釉用コンクリ
ート体の養生方法は、ベツド1にコンクリートを
打設してコンクリート体2を成形し、このコンク
リート体2を自然養生し、しかる後ベツド1を加
熱してコンクリート体2の表面開放状態で加熱養
生することを特徴とするものである。 [作用] ベツド1にコンクリートを打設してコンクリー
ト体2を成形した後、自然養生することにより、
コンクリート体2の水分を抜くと共にある程度強
度がでるように硬化させ、次いでベツド1を加熱
してコンクリート体2を加熱養生することにより
コンクリート体2を完全に硬化させる。 [実施例] コンクリートはセメントに骨材や水や必要に応
じて補強材を加えて混練して形成されており、こ
のコンクリートを第1図aに示すようにベツド1
に打設して第1図bに示すようにコンクリート体
2が成形される。かかるコンクリート体2は表面
層や中層や下層に分けて成形してもよく、この場
合表面層側に細かい骨材を混入したコンクリート
を用い、中層や下層に粗い骨材を混入したコンク
リートを用いる。コンクリートを打設してコンク
リート体2を形成した後、第1図cに示すように
4〜12時間自然養生される。この自然養生する条
件は60℃・h〜120℃・h(℃・hは温度×時間で
あり、例えば60℃・hとは気温が150℃のとき4
時間であり、気温が10℃のとき6時間である)で
ある。コンクリート体2を自然養生した後、ベツ
ド1を加熱して第1図dに示すように加熱養生さ
れて硬化させられる。この加熱養生する時間は18
〜24時間でベツド1を加熱する温度は30℃〜60℃
である。このように加熱養生した後、自然放置し
てクラツクのない施釉用コンクリート体が製造さ
れる。つまり、自然養生なしでコンクリート体2
の表面の開放状態でベツド1を加熱して加熱養生
すると、コンクリート体2に温度勾配ができ、コ
ンクリート基材の強度が弱い場合コンクリート体
2にクラツクが発生するが、コンクリート体2を
自然養生すると、自然養生にてある程度強度を持
たせ、温度勾配によるクラツクを防止できる。こ
のようにして形成した施釉用コンクリート体の表
面に釉薬を塗布し、650℃〜900℃の温度で焼成し
て表面に釉薬が焼き付けられた化粧コンクリート
体を形成する。 次ぎに本発明を具体的に説明する。 コンクリートを次の配合にて調製した。 ポルトランドセメント 27.0重量部 骨材 粒径0〜25mm 33.0重量部 粒径2.5〜5mm 29.0重量部 水 10.8重量部 その他 0.2重量部 このコンクリートをベツドに打設して幅×長さ
×厚さが881mm×3000mm×80mmのコンクリート体
を成形し、次表の通り自然養生、加熱養生、自然
放置をして施釉用コンクリート体を得た。
上げする施釉用コンクリート体を養生する方法に
関するものである。 [従来の技術] 近年、コンクリート製品の表面に釉薬を焼き付
けて表面を奇麗に化粧仕上げすることが行なわれ
るようになつてきた。ところで従来、この釉薬を
焼き付ける基材となる施釉用コンクリート体を成
形する場合、ベツドにコンクリートを打設してコ
ンクリート体を成形し、このコンクリート体を防
水シートにて覆い、ベツドを加熱してコンクリー
ト体を加熱養生していた。 [発明が解決しようとする課題] 上記のようにコンクリートの打設をしてコンク
リート体を成形した直後に加熱養生すると養生時
間が短くてすむが、コンクリート打設後加熱養生
すると完全に水分が抜けきらないことが起こり、
釉薬を塗布して焼き付けたとき“釉はげ”が発生
するという問題があつた。またコンクリート体を
成形した直後に加熱養生すると、コンクリート体
の表面にクラツクが発生するという問題があつ
た。 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本発明の目的とするところは水分が残つた
り、表面にクラツクが発生したりしないように養
生できる施釉用コンクリート体の養生方法を提供
するにある。 [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明施釉用コンクリ
ート体の養生方法は、ベツド1にコンクリートを
打設してコンクリート体2を成形し、このコンク
リート体2を自然養生し、しかる後ベツド1を加
熱してコンクリート体2の表面開放状態で加熱養
生することを特徴とするものである。 [作用] ベツド1にコンクリートを打設してコンクリー
ト体2を成形した後、自然養生することにより、
コンクリート体2の水分を抜くと共にある程度強
度がでるように硬化させ、次いでベツド1を加熱
してコンクリート体2を加熱養生することにより
コンクリート体2を完全に硬化させる。 [実施例] コンクリートはセメントに骨材や水や必要に応
じて補強材を加えて混練して形成されており、こ
のコンクリートを第1図aに示すようにベツド1
に打設して第1図bに示すようにコンクリート体
2が成形される。かかるコンクリート体2は表面
層や中層や下層に分けて成形してもよく、この場
合表面層側に細かい骨材を混入したコンクリート
を用い、中層や下層に粗い骨材を混入したコンク
リートを用いる。コンクリートを打設してコンク
リート体2を形成した後、第1図cに示すように
4〜12時間自然養生される。この自然養生する条
件は60℃・h〜120℃・h(℃・hは温度×時間で
あり、例えば60℃・hとは気温が150℃のとき4
時間であり、気温が10℃のとき6時間である)で
ある。コンクリート体2を自然養生した後、ベツ
ド1を加熱して第1図dに示すように加熱養生さ
れて硬化させられる。この加熱養生する時間は18
〜24時間でベツド1を加熱する温度は30℃〜60℃
である。このように加熱養生した後、自然放置し
てクラツクのない施釉用コンクリート体が製造さ
れる。つまり、自然養生なしでコンクリート体2
の表面の開放状態でベツド1を加熱して加熱養生
すると、コンクリート体2に温度勾配ができ、コ
ンクリート基材の強度が弱い場合コンクリート体
2にクラツクが発生するが、コンクリート体2を
自然養生すると、自然養生にてある程度強度を持
たせ、温度勾配によるクラツクを防止できる。こ
のようにして形成した施釉用コンクリート体の表
面に釉薬を塗布し、650℃〜900℃の温度で焼成し
て表面に釉薬が焼き付けられた化粧コンクリート
体を形成する。 次ぎに本発明を具体的に説明する。 コンクリートを次の配合にて調製した。 ポルトランドセメント 27.0重量部 骨材 粒径0〜25mm 33.0重量部 粒径2.5〜5mm 29.0重量部 水 10.8重量部 その他 0.2重量部 このコンクリートをベツドに打設して幅×長さ
×厚さが881mm×3000mm×80mmのコンクリート体
を成形し、次表の通り自然養生、加熱養生、自然
放置をして施釉用コンクリート体を得た。
【表】
【表】
↓
自然放置
10月23日18:00まで
このようにして形成した施釉用コンクリート体
は十分な強度を有し、またクラツクがなく、釉薬
を塗布して焼き付けても釉薬はげがなかつた。比
較例として上記と同じ条件で自然養生なしで、コ
ンクリート打設後、防水シートを被せ、平均42〜
45℃の温度で19時間加熱養生したものの場合強度
が出たが、クラツクができ、後で釉薬を塗布して
焼き付けたとき釉はげができた。 [発明の効果] 本発明は叙述の如くコンクリート体を自然養生
し、しかる後ベツドを加熱してコンクリート体の
表面開放状態で加熱養生するので、自然養生であ
る程度強度を持たせてから加熱養生できてクラツ
クが発生するのを防止できるものであり、しかも
自然養生で水分が抜けて釉薬を塗布して焼き付け
たときも釉薬はげが生じないものである。
↓
自然放置
10月23日18:00まで
このようにして形成した施釉用コンクリート体
は十分な強度を有し、またクラツクがなく、釉薬
を塗布して焼き付けても釉薬はげがなかつた。比
較例として上記と同じ条件で自然養生なしで、コ
ンクリート打設後、防水シートを被せ、平均42〜
45℃の温度で19時間加熱養生したものの場合強度
が出たが、クラツクができ、後で釉薬を塗布して
焼き付けたとき釉はげができた。 [発明の効果] 本発明は叙述の如くコンクリート体を自然養生
し、しかる後ベツドを加熱してコンクリート体の
表面開放状態で加熱養生するので、自然養生であ
る程度強度を持たせてから加熱養生できてクラツ
クが発生するのを防止できるものであり、しかも
自然養生で水分が抜けて釉薬を塗布して焼き付け
たときも釉薬はげが生じないものである。
第1図は本発明の一実施例を説明する説明図で
あつて、1はベツド、2はコンクリート体であ
る。
あつて、1はベツド、2はコンクリート体であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベツドにコンクリートを打設してコンクリー
ト体を成形し、このコンクリート体を自然養生
し、しかる後ベツドを加熱してコンクリート体の
表面開放状態で加熱養生することを特徴とする施
釉用コンクリート体の養生方法。 2 自然養生の条件を60℃・h〜120℃・h(℃・
hは温度×養生時間)として成ることを特徴とす
る請求項1記載の施釉用コンクリート体の養生方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2541889A JPH02204379A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 施釉用コンクリート体の養生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2541889A JPH02204379A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 施釉用コンクリート体の養生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204379A JPH02204379A (ja) | 1990-08-14 |
JPH0569796B2 true JPH0569796B2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=12165397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2541889A Granted JPH02204379A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 施釉用コンクリート体の養生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02204379A (ja) |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP2541889A patent/JPH02204379A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02204379A (ja) | 1990-08-14 |
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