JPH0569446A - 洗浄用樹脂組成物 - Google Patents
洗浄用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0569446A JPH0569446A JP3234997A JP23499791A JPH0569446A JP H0569446 A JPH0569446 A JP H0569446A JP 3234997 A JP3234997 A JP 3234997A JP 23499791 A JP23499791 A JP 23499791A JP H0569446 A JPH0569446 A JP H0569446A
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- JP
- Japan
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- resin
- weight
- styrene
- composition
- parts
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形機のスクリューおよびシリンダー内壁に
付着した樹脂を洗浄するための樹脂組成物を提供する。 【構成】 (A)スチレン系樹脂100(重量部、以下
同じ)に対し、(B)無機質充填剤10〜50および
(C)発泡剤0.5〜20を配合して得る。また(B)
と(C)との合計量中の(C)の割合は0.05〜50
重量%である。
付着した樹脂を洗浄するための樹脂組成物を提供する。 【構成】 (A)スチレン系樹脂100(重量部、以下
同じ)に対し、(B)無機質充填剤10〜50および
(C)発泡剤0.5〜20を配合して得る。また(B)
と(C)との合計量中の(C)の割合は0.05〜50
重量%である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形機のスクリューお
よびシリンダー内壁に付着した樹脂を洗浄するための洗
浄用樹脂組成物に関する。
よびシリンダー内壁に付着した樹脂を洗浄するための洗
浄用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電気器具部品、電子器具部品、自
動車部品、さらには日用品およびその部品などに各種の
難燃性樹脂が広く利用されている。例えば、テレビジョ
ンの偏向ヨーク、そのバックカバー、アイロンなどの熱
器具の把手、配線用チューブ、壁紙などに使用されてい
る。これらの難燃性樹脂は、成形機のスクリューに付着
しやすい性質があり、樹脂を変更した場合、付着した難
燃性樹脂が劣化しコンタミとなって成形品の中に混入し
てくる。これを防止するために、通常洗浄用樹脂が用い
られている。従来の洗浄用樹脂としては、例えば高分子
量ポリエチレン、高分子量ポリプロピレン、界面活性剤
をブレンドした樹脂、さらにはガラス繊維などの充填剤
で強化した樹脂などがある。
動車部品、さらには日用品およびその部品などに各種の
難燃性樹脂が広く利用されている。例えば、テレビジョ
ンの偏向ヨーク、そのバックカバー、アイロンなどの熱
器具の把手、配線用チューブ、壁紙などに使用されてい
る。これらの難燃性樹脂は、成形機のスクリューに付着
しやすい性質があり、樹脂を変更した場合、付着した難
燃性樹脂が劣化しコンタミとなって成形品の中に混入し
てくる。これを防止するために、通常洗浄用樹脂が用い
られている。従来の洗浄用樹脂としては、例えば高分子
量ポリエチレン、高分子量ポリプロピレン、界面活性剤
をブレンドした樹脂、さらにはガラス繊維などの充填剤
で強化した樹脂などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の洗浄用樹脂は、いずれも多量の洗浄用樹脂と長い洗浄
時間を必要とし、満足すべきものではなかった。また、
洗浄用樹脂自体を置換することが困難であるため、結局
はスクリューを抜き出して清掃せざるを得ないという問
題もあった。以上のことから、本発明は、少量の樹脂
で、しかも容易に洗浄ができる洗浄用樹脂を得ることを
目的とする。
の洗浄用樹脂は、いずれも多量の洗浄用樹脂と長い洗浄
時間を必要とし、満足すべきものではなかった。また、
洗浄用樹脂自体を置換することが困難であるため、結局
はスクリューを抜き出して清掃せざるを得ないという問
題もあった。以上のことから、本発明は、少量の樹脂
で、しかも容易に洗浄ができる洗浄用樹脂を得ることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)本質的
にスチレン系樹脂100重量部、(B)無機質充填剤1
0〜50重量部、(C)発泡剤0.5〜20重量部から
なる組成物であり、無機質充填剤及び発泡剤の合計量中
に占める発泡剤の組成割合は0.05〜50重量%であ
る樹脂組成物を提供するものである。以下本発明を具体
的に説明する。
にスチレン系樹脂100重量部、(B)無機質充填剤1
0〜50重量部、(C)発泡剤0.5〜20重量部から
なる組成物であり、無機質充填剤及び発泡剤の合計量中
に占める発泡剤の組成割合は0.05〜50重量%であ
る樹脂組成物を提供するものである。以下本発明を具体
的に説明する。
【0005】(A)スチレン系樹脂 本発明において使用される樹脂は、本質的にスチレン系
樹脂であり、スチレン単独重合体、及びアクリロニトリ
ル−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン共重
合ゴム、アクリルゴム、ブタジエンゴム、エチレンとプ
ロピレンとを主成分とするゴムのごときゴムにスチレン
単独またはスチレンとアクリロニトリルもしくはメチル
メタクリレートとをグラフト共重合させることによって
得られるグラフト重合体である。該グラフト重合体とし
ては、例えば耐衝撃性スチレン樹脂(HIPS)、アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン三元共重合樹脂
(ABS樹脂)、アクリロニトリル−エチレンプロピレ
ン系ゴム−スチレン三元共重合樹脂(AES樹脂)およ
びメチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン三元共
重合樹脂(MBS樹脂)などがあげられる。これらのス
チレン系樹脂の分子量は種類によって異なるが、一般に
は1万ないし100万である。またこれらの樹脂の構
造、製造方法、物性等はよく知られているものである。
樹脂であり、スチレン単独重合体、及びアクリロニトリ
ル−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン共重
合ゴム、アクリルゴム、ブタジエンゴム、エチレンとプ
ロピレンとを主成分とするゴムのごときゴムにスチレン
単独またはスチレンとアクリロニトリルもしくはメチル
メタクリレートとをグラフト共重合させることによって
得られるグラフト重合体である。該グラフト重合体とし
ては、例えば耐衝撃性スチレン樹脂(HIPS)、アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン三元共重合樹脂
(ABS樹脂)、アクリロニトリル−エチレンプロピレ
ン系ゴム−スチレン三元共重合樹脂(AES樹脂)およ
びメチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン三元共
重合樹脂(MBS樹脂)などがあげられる。これらのス
チレン系樹脂の分子量は種類によって異なるが、一般に
は1万ないし100万である。またこれらの樹脂の構
造、製造方法、物性等はよく知られているものである。
【0006】(B)無機質充填剤 本発明に使用される無機質充填剤としては、マグネシウ
ム、アルミニウム、亜鉛、ジルコニウム、ケイ素等の金
属の酸化物、硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩およびこれらの
複塩並びにこれらの混合物があげられる。該無機質充填
剤の代表例としては、酸化アルミニウム(アルミナ)、
酸化マグネシウム(マグネシア)、酸化亜鉛(亜鉛
華)、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、塩基性炭酸
マグネシウム、マイカ、タルク、ガラス繊維、ガラス粉
末、ガラスビーズ、クレー、シリカ、ワラストナイト、
硫酸ジルコニウム、酸化ジルコニウム等があげられる。
該充填剤の形状としては、粉末状、平板状、繊維状のい
ずれも使用できるが、粉末状のものはその径が1mm以下
(好適には0.5mm以下)のものが好ましい。また繊維
状のものでは径が1〜500ミクロン(好適には1〜3
00ミクロン)であり、長さが0.1〜6mm(好適には
0.1〜5mm)のものが望ましい。さらに、平板状のも
のは径が2mm以下(好適には1mm以下)のものが望まし
い。
ム、アルミニウム、亜鉛、ジルコニウム、ケイ素等の金
属の酸化物、硫酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩およびこれらの
複塩並びにこれらの混合物があげられる。該無機質充填
剤の代表例としては、酸化アルミニウム(アルミナ)、
酸化マグネシウム(マグネシア)、酸化亜鉛(亜鉛
華)、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、塩基性炭酸
マグネシウム、マイカ、タルク、ガラス繊維、ガラス粉
末、ガラスビーズ、クレー、シリカ、ワラストナイト、
硫酸ジルコニウム、酸化ジルコニウム等があげられる。
該充填剤の形状としては、粉末状、平板状、繊維状のい
ずれも使用できるが、粉末状のものはその径が1mm以下
(好適には0.5mm以下)のものが好ましい。また繊維
状のものでは径が1〜500ミクロン(好適には1〜3
00ミクロン)であり、長さが0.1〜6mm(好適には
0.1〜5mm)のものが望ましい。さらに、平板状のも
のは径が2mm以下(好適には1mm以下)のものが望まし
い。
【0007】(C)発泡剤 さらに、本発明に使用される発泡剤は一定の温度で分解
して炭酸ガスを発生する化合物であり、有機物、無機物
どちらでもよい。これらの発泡剤としてはアゾジカルボ
ンアミド、炭酸水素ナトリウムなどをあげることができ
る。
して炭酸ガスを発生する化合物であり、有機物、無機物
どちらでもよい。これらの発泡剤としてはアゾジカルボ
ンアミド、炭酸水素ナトリウムなどをあげることができ
る。
【0008】(D)組成割合 本発明の組成物を製造するにあたり、100重量部のス
チレン系樹脂に対する他の成分の組成割合は下記の通り
である。無機質充填剤は10〜50重量部であり、15
〜45重量部が好ましく、特に15〜40重量部が好適
である。無機質充填剤の組成割合が10重量部未満で
は、洗浄効果が充分でない。一方、50重量部を超える
と、組成物が成形機のスクリュー、バレルなどに損傷を
与えるため好ましくない。また発泡剤については、0.
5〜20重量部であり、0.5〜15重量部が好まし
く、とりわけ1.0〜15重量部が好適である。発泡剤
の組成割合が0.5重量部未満では洗浄効果が不十分で
ある。一方、20重量部を超えると、洗浄時組成物が成
形機のノズル先端から噴出、飛散することがあるため取
り扱い上問題となる。また、無機質充填剤および発泡剤
の合計量中に占める発泡剤の組成割合は0.05〜50
重量%であり、0.1〜50重量%が望ましく、とりわ
け0.1〜35重量%が好適である。発泡剤の組成割合
が0.05重量%未満では洗浄効果が不十分である。一
方、50重量%を超えると、洗浄時組成物が成形機のノ
ズル先端から噴出、飛散するばかりか洗浄効果が低下す
る。
チレン系樹脂に対する他の成分の組成割合は下記の通り
である。無機質充填剤は10〜50重量部であり、15
〜45重量部が好ましく、特に15〜40重量部が好適
である。無機質充填剤の組成割合が10重量部未満で
は、洗浄効果が充分でない。一方、50重量部を超える
と、組成物が成形機のスクリュー、バレルなどに損傷を
与えるため好ましくない。また発泡剤については、0.
5〜20重量部であり、0.5〜15重量部が好まし
く、とりわけ1.0〜15重量部が好適である。発泡剤
の組成割合が0.5重量部未満では洗浄効果が不十分で
ある。一方、20重量部を超えると、洗浄時組成物が成
形機のノズル先端から噴出、飛散することがあるため取
り扱い上問題となる。また、無機質充填剤および発泡剤
の合計量中に占める発泡剤の組成割合は0.05〜50
重量%であり、0.1〜50重量%が望ましく、とりわ
け0.1〜35重量%が好適である。発泡剤の組成割合
が0.05重量%未満では洗浄効果が不十分である。一
方、50重量%を超えると、洗浄時組成物が成形機のノ
ズル先端から噴出、飛散するばかりか洗浄効果が低下す
る。
【0009】(E)組成物の製造、洗浄方法など 本発明の組成物を製造するためには、前記スチレン系樹
脂、無機質充填剤及び発泡剤を通常の熱可塑性樹脂の分
野において実施されている混合方法を適用して均一に混
合すればよい。この際、同時に全組成物を混合してもよ
く、組成成分の一部をあらかじめ混合し、いわゆるマス
ターバッチを製造し、このマスターバッチと残りの組成
成分を混合してもよい。この組成物を製造するにあた
り、熱可塑性樹脂の分野で一般に配合(添加)されてい
る熱、酸素に対する安定剤、劣化防止剤、可塑剤、滑剤
のごとき添加剤を組成物の性質を本質的に損なわない範
囲で組成物の使用目的に応じて配合してよい。このよう
にして得られる組成物は通常ペレット状に成形され、熱
可塑性樹脂の分野において一般に行なわれている射出成
形法、押出し成形法等の成形法で難燃性樹脂を成形した
後の洗浄剤として使用される。
脂、無機質充填剤及び発泡剤を通常の熱可塑性樹脂の分
野において実施されている混合方法を適用して均一に混
合すればよい。この際、同時に全組成物を混合してもよ
く、組成成分の一部をあらかじめ混合し、いわゆるマス
ターバッチを製造し、このマスターバッチと残りの組成
成分を混合してもよい。この組成物を製造するにあた
り、熱可塑性樹脂の分野で一般に配合(添加)されてい
る熱、酸素に対する安定剤、劣化防止剤、可塑剤、滑剤
のごとき添加剤を組成物の性質を本質的に損なわない範
囲で組成物の使用目的に応じて配合してよい。このよう
にして得られる組成物は通常ペレット状に成形され、熱
可塑性樹脂の分野において一般に行なわれている射出成
形法、押出し成形法等の成形法で難燃性樹脂を成形した
後の洗浄剤として使用される。
【0010】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳しく
説明する。なお、洗浄効果は成形品に発生する黒点(コ
ンタミ)の有無を目視観察により、黒点が0のものを
○、黒点が1〜2のものを△、黒点が3以上のものを×
とした。また、使用したスチレン系樹脂、無機質充填
剤、発泡剤の種類及び物性を下記に示す。
説明する。なお、洗浄効果は成形品に発生する黒点(コ
ンタミ)の有無を目視観察により、黒点が0のものを
○、黒点が1〜2のものを△、黒点が3以上のものを×
とした。また、使用したスチレン系樹脂、無機質充填
剤、発泡剤の種類及び物性を下記に示す。
【0011】[(A)スチレン系樹脂]スチレン系樹脂
として65重量%のスチレン−ブタジエンランダム共重
合ゴム(スチレン含有量25.3重量%、ムーニー粘度
25)及び35重量%のスチレンを含むグラフト重合体
であり、メルトフローインデックスが5.0g/10分で
あるポリスチレン(以下「HIPS」と云う)および1
5重量%のブタジエンゴム、30重量%のアクリロニト
リル及び55重量%のスチレンを含む三元共重合体(以
下「ABS」と云う)を用いた。
として65重量%のスチレン−ブタジエンランダム共重
合ゴム(スチレン含有量25.3重量%、ムーニー粘度
25)及び35重量%のスチレンを含むグラフト重合体
であり、メルトフローインデックスが5.0g/10分で
あるポリスチレン(以下「HIPS」と云う)および1
5重量%のブタジエンゴム、30重量%のアクリロニト
リル及び55重量%のスチレンを含む三元共重合体(以
下「ABS」と云う)を用いた。
【0012】[(B)無機質充填剤]無機質充填剤とし
て平均粒径が15ミクロンであるマイカ、繊維径13ミ
クロン、長さ3mmであるグラスファイバー(以下「G
F」と云う)を用いた。
て平均粒径が15ミクロンであるマイカ、繊維径13ミ
クロン、長さ3mmであるグラスファイバー(以下「G
F」と云う)を用いた。
【0013】[(C)発泡剤]発泡剤としてアゾジカル
ボンアミド(以下「ACA」と云う)及び炭酸水素ナト
リウム(以下「重曹」と云う)を用いた。
ボンアミド(以下「ACA」と云う)及び炭酸水素ナト
リウム(以下「重曹」と云う)を用いた。
【0014】実施例1〜4、比較例1〜3 表1に種類およびそれらの配合量が示されているスチレ
ン系樹脂、無機質充填剤及び発泡剤をあらかじめタンブ
ラーを用いて5分間ドライブレンドし、得られた混合物
を2軸押出機(径35mm)を用いて樹脂温度を180℃
に設定し、混練しながらペレットを製造した。一方、樹
脂温度が220℃に設定された型締圧100トンの射出
成形機を用いて、塩素化ポリエチレン−アクリロニトリ
ル−スチレン三元系樹脂(商品名:ACS樹脂)を使用
して、容器(20g/個)を2時間(20秒/ショッ
ト)連続して成形した。その後上記各ペレット1kgを用
いて20分間で洗浄を行なった。その後ABS樹脂を樹
脂温度が230℃で成形し、成形品のなかに発生する黒
点(コンタミ)の有無を観察した。それらの結果を表1
に示す。
ン系樹脂、無機質充填剤及び発泡剤をあらかじめタンブ
ラーを用いて5分間ドライブレンドし、得られた混合物
を2軸押出機(径35mm)を用いて樹脂温度を180℃
に設定し、混練しながらペレットを製造した。一方、樹
脂温度が220℃に設定された型締圧100トンの射出
成形機を用いて、塩素化ポリエチレン−アクリロニトリ
ル−スチレン三元系樹脂(商品名:ACS樹脂)を使用
して、容器(20g/個)を2時間(20秒/ショッ
ト)連続して成形した。その後上記各ペレット1kgを用
いて20分間で洗浄を行なった。その後ABS樹脂を樹
脂温度が230℃で成形し、成形品のなかに発生する黒
点(コンタミ)の有無を観察した。それらの結果を表1
に示す。
【0015】
【表1】
【0016】なお、比較例2において洗浄中、ノズルの
先端から洗浄用樹脂が噴出、飛散した。以上の実施例お
よび比較例の結果から、本発明のスチレン系樹脂組成物
は洗浄効果に優れていることは明らかである。
先端から洗浄用樹脂が噴出、飛散した。以上の実施例お
よび比較例の結果から、本発明のスチレン系樹脂組成物
は洗浄効果に優れていることは明らかである。
【0017】
【発明の効果】本発明によって得られる洗浄用樹脂組成
物はその成形時も含めて、下記のごとき効果(特徴)を
発揮する。 (1)洗浄効果に優れている。 (2)成形性が良好であり、ノズルからの噴出、飛散が
ない。本発明の樹脂組成物は以上のごとき効果を発揮す
るため、洗浄用樹脂として利用することができる。
物はその成形時も含めて、下記のごとき効果(特徴)を
発揮する。 (1)洗浄効果に優れている。 (2)成形性が良好であり、ノズルからの噴出、飛散が
ない。本発明の樹脂組成物は以上のごとき効果を発揮す
るため、洗浄用樹脂として利用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 25/04 KFV 9166−4J 51/04 LKX 7142−4J 55/02 LMB 7142−4J // C08L 25:00 (72)発明者 町田 光信 神奈川県川崎市川崎区千鳥町3番2号 昭 和電工株式会社川崎樹脂研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)本質的にスチレン系樹脂よりなる
樹脂100重量部に対し(B)無機質充填剤10〜50
重量部及び(C)発泡剤0.5〜20重量部を添加して
なる組成物であり、かつ無機質充填剤及び発泡剤の合計
量中に占める発泡剤の組成割合は0.05〜50重量%
である洗浄用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234997A JPH0569446A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 洗浄用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234997A JPH0569446A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 洗浄用樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569446A true JPH0569446A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16979534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3234997A Pending JPH0569446A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 洗浄用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0569446A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000056514A1 (fr) * | 1999-03-24 | 2000-09-28 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Composition detergente |
JP2001348600A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-18 | Asahi Kasei Corp | 成形機用洗浄剤 |
US6551411B1 (en) | 1999-03-24 | 2003-04-22 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Detergent composition |
JPWO2002090077A1 (ja) * | 2001-04-25 | 2004-08-19 | 日本カーバイド工業株式会社 | 金型清掃用樹脂組成物 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234997A patent/JPH0569446A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000056514A1 (fr) * | 1999-03-24 | 2000-09-28 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Composition detergente |
US6551411B1 (en) | 1999-03-24 | 2003-04-22 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Detergent composition |
JP2001348600A (ja) * | 2000-06-06 | 2001-12-18 | Asahi Kasei Corp | 成形機用洗浄剤 |
JP4564133B2 (ja) * | 2000-06-06 | 2010-10-20 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 成形機用洗浄剤及び成形機の洗浄方法 |
JPWO2002090077A1 (ja) * | 2001-04-25 | 2004-08-19 | 日本カーバイド工業株式会社 | 金型清掃用樹脂組成物 |
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