JPH0569040U - プーリ付調速器 - Google Patents

プーリ付調速器

Info

Publication number
JPH0569040U
JPH0569040U JP007962U JP796292U JPH0569040U JP H0569040 U JPH0569040 U JP H0569040U JP 007962 U JP007962 U JP 007962U JP 796292 U JP796292 U JP 796292U JP H0569040 U JPH0569040 U JP H0569040U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
speed
wire
rotates
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP007962U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2523883Y2 (ja
Inventor
誠 折井
照明 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP1992007962U priority Critical patent/JP2523883Y2/ja
Priority to US08/020,648 priority patent/US5483849A/en
Publication of JPH0569040U publication Critical patent/JPH0569040U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2523883Y2 publication Critical patent/JP2523883Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B35/00Safety belts or body harnesses; Similar equipment for limiting displacement of the human body, especially in case of sudden changes of motion
    • A62B35/0093Fall arrest reel devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/003Stowage devices for passengers' personal luggage
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D59/00Self-acting brakes, e.g. coming into operation at a predetermined speed
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/20408Constant tension sustaining
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20474Rotatable rod, shaft, or post
    • Y10T74/2048Gear, drum, and cable
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20474Rotatable rod, shaft, or post
    • Y10T74/20486Drum and cable

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Pulleys (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単であって低コスト、しかも制動の
フィーリングの良いプーリ付調速器。 【構成】 ケース8a,8bに回転自在に支持されたプ
ーリ2と、プーリ2に複数回巻き回されていて、これを
引っ張ることによってプーリ2を回転させる長尺体3
と、この長尺体3を巻込む向きにプーリ2を回転付勢す
るばね4と、長尺体3を引っ張ったときのプーリ2の回
転に制動を掛ける制動手段5とを備えていて、プーリ2
に、長尺体3を引き出すに連れて巻き径が変化する長尺
体巻掛け部2ba,2bb,2bcを形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、移動体の移動速度を緩徐に制御するプーリ付調速器に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動速度を緩徐に制御される移動体として航空機の旅客用手荷物棚がある。図 12において、手荷物棚の移動速度を制御する調速器について説明する。手荷物 棚100は、図示されない機体天井部に設けられた枠体に枢軸101で揺動自在 に支持されている。手荷物棚100は、実線で示す格納位置と鎖線で示す降下位 置との間で揺動自在であって、図示されないラッチを外すと自重で降下位置に移 動する。
【0003】 手荷物棚100には、枠体に固定された調速器102から引き出された長尺体 としてのワイヤー103の一端103aが連結されている。ワイヤー103の図 示されない他端は、調速器102に設けられたプーリ104に巻き付けられてい る。調速器102としては、実開昭63−25867号公報に記載されているよ うに、プーリ付調速器が知られている。
【0004】 この調速器は、ワイヤーを巻き回されるプーリと、ワイヤーを引っ張ったとき に回転するプーリの回転を増速する増速歯車列と、この歯車列列に制動を掛ける ことによりワイヤーの繰出し速度すなわち移動体の移動速度を制御する制動手段 を備えている。制動手段は、回転するとき拡開する摩擦部材と、この部材に制動 を掛ける周壁とからなっている。
【0005】 格納位置に置かれている手荷物棚100のラッチを外すと、この棚は鎖線で示 す降下位置に向かって調速器102からワイヤー103を引き出しながら自重で 回動する。引き出されるワイヤ103はプーリ104を回転させるのであるが、 このプーリ104の回転には増速歯車列を介して制動手段によるブレーキ力が作 用する。すなわち、降下を開始した直後の棚100は、図13に鎖線で示すよう に、ブレーキ力が作用し始める制動開始位置aまでは比較的速い速度で回動する が、こののちは全開位置まで略一定の速度で回動する。
【0006】 以上は航空機の旅客用手荷物棚に適用したプーリ付調速器の例であるが、この 調速器は、厨房や事務室などにおける移動体(スィング棚)にも適用できるもの である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記公報に記載された調速器は、油圧方式でないからオイル洩れの心配がない という特徴を有している。しかし、プーリの回転を増速して制動手段に伝達する 手段として多段に設けた歯車からなる増速輪列を用いているため、部品点数が多 くて構造が複雑になりコスト高となる問題を残している。また、手荷物棚の回動 速度はブレーキ力が作動し始めてから全開するまでの間、略一定の速度であり、 棚降下のフィーリングが悪い、という問題がある。すなわち、ブレーキ力が作用 した状態であっても、全開位置に近い位置ではゆっくりと回動し、途中の位置で は比較的速く回動するようなブレーキ力の作用過程を実現することが望ましい。
【0008】 そこで、本考案の目的は、構成が簡単であって低コスト、しかも制動のフィー リングの良いプーリ付調速器の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のプーリ付調速器は、ケースに回転自在に支持されたプーリと、このプ ーリに複数回巻き回されていて、これを引っ張ることによって上記プーリを回転 させる長尺体と、この長尺体を巻込む向きに上記プーリを回転付勢するばねと、 上記長尺体を引っ張ったときの上記プーリの回転に制動を掛ける制動手段とを備 えていて、上記プーリに、上記長尺体を引き出すに連れて巻き径が変化する長尺 体巻掛け部を形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
移動体が移動して長尺体を引っ張ると、この長尺体はプーリを回転させながら ケースから繰り出される。回転させられるプーリには制動手段による制動力が作 用する。プーリの長尺体巻掛け部の巻き径は、長尺体が引き出されるに連れて変 化し、プーリの回転速度を変化させる。プーリの回転速度が変化すると、これに 連れて制動手段による制動力も変化し、移動体の移動速度もこれに従って変化す る。
【0011】
【実施例】
以下、図示の第一実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
【0012】 図1及び図2において、符号1はプーリ付調速器の全体を示している。このプ ーリ付調速器1は、ケースに回転自在に支持されたプーリ2と、このプーリ2に 巻き付けられた長尺体としてのワイヤー3と、ワイヤー3をプーリ2に巻き付け る向きにプーリを付勢するばねとしての全舞4と、プーリ2の回転に制動を掛け る摩擦式制動手段5とからなっている。制動手段5とプーリ2との間には、プー リの回転を制動手段5に伝達する増速歯車列6と、歯車列の回転伝達を一方向に 規制する一方向クラッチ7が配設されている。ワイヤー3としては伸縮しない材 料が選ばれる。
【0013】 ケースは、第1ケース8aと、これに重合し固定される第2ケース8bと、第 2ケースにねじ8cで固定されるケース蓋8dとからなっている。第1ケース8 aとケース蓋8dには、支持軸9が支架されている。この軸9の一端9aは、ケ ース蓋8dの嵌合孔8daに回転しないように嵌合されている。
【0014】 支持軸9の小径部9bには、合成樹脂製のプーリ2が回転自在に支持されてい る。このプーリ2には、増速歯車列6の初段を成す大径歯車60が一体的に形成 されている。図3においてプーリ2の構造を説明する。プーリ2には、支持軸9 に挿通される孔2aと、ワイヤー3を巻き付ける一条の長尺体巻掛け部としての 仮想螺線に沿うスパイラル溝2bとが形成されている。
【0015】 プーリ2には、図11(a)に示すように、スパイラル溝2bの一方の端部に 連通していてワイヤー3の一端部3a(図8参照)を係止する係止部2cが形成 されている。スパイラル溝2bは、係止部2cを巻き始めとする小径の小巻き径 部2baから最大径の大巻き径部2bbまでの間でその径が変化するように形成 されている。図示の例の場合、スパイラル溝2bは、ワイヤーの巻き始めの二巻 き分は小巻き径部2baであって、巻き終わり二巻き分は最大の巻き径となる大 巻き径部2bbであって、両者の間は径が大きく変化する円錐状巻き径部2bc で連通するように形成されている。
【0016】 第1ケース8aには、図1に示すように、プーリ2の外周縁に近接してワイヤ ーガイド8aaが形成されている。このワイヤーガイドは、スパイラル溝2bか らワイヤー3が外れるのを防止するために該溝の開口部を閉塞するように設けら れている。
【0017】 ワイヤー3の他端部は、ケースのワイヤー引き出し部8ba(図2参照)から 引き出されていて、図12に示すように、手荷物棚100に連結される。手荷物 棚が挙上されているとき、ワイヤー3の一部は、棚の移動長さよりわずかに長め となるようにプーリ2に巻き回されている。
【0018】 大径歯車60の中空部61には、金属製のカップ40が嵌合されていて、中空 部端面から突出しているピン41で位置決め固定されている。図2において、支 持軸9の大径部9cには、係合突起9dが形成されていて、全舞4の内端42が 係合されている。全舞4の外端43は、カップ40に形成された係止部に係合さ れている。全舞4の巻き方向は、図2に示すように、ワイヤー3を引いたとき反 時計方向に回転するプーリによって巻き締められる向きである。全舞4は、支持 軸9を嵌合させたケース蓋8dを全舞巻上方向に数回回転させたのち第2ケース 8bに固定されることにより、ワイヤー3をプーリ2に巻き込む向きに付勢され る。
【0019】 増速歯車列6は、大径歯車60を初段とし、これに噛み合う小径の駆動歯車6 1と、一方向クラッチ7を介して選択的に結合される従動歯車であるウォームホ イール62と、ウォームホイールに噛み合って回転するウォーム軸63とからな っている。ウォーム軸63はそのリード角を大きく形成されていて、ワイヤー引 き出し時に回転するウォームホイール62によって回転駆動される。駆動歯車6 1とウォームホイール63は、ケースに支架された支持軸64で相対回転自在に 支持されている。
【0020】 図1及び図4に示すように、駆動歯車61には、駆動スリーブ70が一体に形 成されていて、ウォームホイール62と一体に形成された従動スリーブ71に遊 嵌されている。従動スリーブ71の内部には、金属製のカップ72が嵌合され、 ピン73で位置決めされている。両スリーブで形成される円環状の空隙には、カ ップ72の内径よりも大きい外径を有するコイルスプリング74が縮径して配設 されている。コイルスプリング74の一端は、駆動スリーブ70に形成された係 合部70aに係止され、コイル部をカップ内周面に拡開して当接させている。ス プリングの他端はフリーである。
【0021】 ワイヤー3が引き出されて駆動スリーブ70が回転するとき、コイルスプリン グ74は拡開されてカップ72の内周面に圧接して従動スリーブ71を回転させ る。ワイヤー3がプーリ2に巻き込まれるときの駆動歯車61の回転は、コイル スプリング74を巻き締める向きであるから、従動スリーブ71には、その回転 が伝達されない。図示の一方向クラッチ7は、スプリングクラッチであるが、一 方向にのみ回転を伝達する手段であれば他の型式のクラッチであっても良い。図 4において、符号70b,71aは、支持軸64に挿通されるボス部を示してい る。
【0022】 図2及び図5において、制動手段5の一例を説明する。ウォーム軸63は、細 径に形成された両端部63a,63bを軸受50,51に回転自在に支持されて いる。軸受50は、第2ケース8bに形成された保持部8bbに嵌合されて保持 されている。軸受51は、第2ケース8bに回転しないように支持されたカップ ホルダー52に保持されている。
【0023】 カップホルダー52は、金属製カップであって、ウォーム軸63の一端がわを 囲繞している制動用カップ53を支持している。軸受50とケースとの間、カッ プ53とケースとの間には、振動吸収用部材54が設けられている。ウォーム軸 63には、摩擦板ホルダー55が嵌合され、軸に圧入されたピン56で一体化さ れている。ホルダー55には、ゴム等の弾性部材からなる複数枚の摩擦板57が 圧入されている。
【0024】 摩擦板57は、図6に示すように、ウォーム軸に圧入される中心部57aから 放射状に延びたアーム部57bと、このアーム部から円周方向に同一の向きに延 びた摺擦部57cとからなっている。摺擦部57cは、ウォーム軸の高速回転時 に狭幅部57dが弾性変形することにより遠心方向に拡開して制動用カップ53 の内周面を摺擦することで、ウォーム軸63すなわちこれに連なる輪列の回転に 制動を掛ける。
【0025】 制動手段5としては、他の型式でも良いのであるが、その例は後述する。
【0026】 以上のように構成された実施例の作用を説明する。 図1及び図2において、手荷物棚100(図12参照)が降下回動すると、こ れに引かれてワイヤー3がケースから繰出される。繰り出されるワイヤー3は、 プーリ2を回転させて全舞4を巻き締める。一方、プーリ2と一体の大径歯車6 0は、これに噛み合っている小径の駆動歯車61を増速して回転させ、駆動スリ ーブ70を回転させる。このときの駆動スリーブの回転はコイルスプリング74 を拡開させる向きであるから、該スプリングは従動スリーブ71を回転駆動して クラッチを接にしたことになる。従動スリーブが回転するとこれと一体のウォー ムホイール62がウォーム軸63を高速度で回転させる。
【0027】 ウォーム軸63が回転すると、これに設けられた摩擦板57が回転して遠心力 で拡開し、摺擦部57c(図6参照)でカップ54を摺擦しウォーム軸63の回 転に制動を掛ける。ウォーム軸63の回転が低下して遠心力が小さくなると、摩 擦板57によるカップ54の摺擦が中断されて制動力が発生しなくなり、軸の回 転が上がって摺擦部57cが拡開すると摺擦が再開されて制動力が発生する。こ の摩擦板57による制動力の発生とその中断は、極く短い周期で繰り返される。 そして、制動手段5による制動力は、ウォーム軸63が高速で回転すればするほ ど大きくなる。
【0028】 ところで、開く向きに移動する手荷物棚100で引っ張られるワイヤー3は、 プーリ2を回転させるのであるが、プーリへの巻き径は、引き出されるに連れて 小さくなる向きに変化する。このような巻き径の変化は、制動手段5の制動力を 変化させ、図13に実線で示す手荷物棚の開き速度の変化となって現われる。
【0029】 すなわち、図13において、ラッチを外された直後の手荷物棚は、制動手段5 による制動が作用しないので急速度で回動するが、制動手段5が作動し始める制 動開始位置aまで回動すると、速度V1で回動し始める。この速度V1は、巻き 径部2bb(図3参照)に巻かれていてワイヤー3がプーリ2を回転させて制動 手段5を作動させているときに発生する。
【0030】 繰り出されるワイヤー3が大巻き径部2bcを介してプーリを回転させると、 巻き径が小さくなるので、プーリ2は、いままでよりも速く回転させられること になる。そのために、増速歯車列6の初段を成す大径歯車60の回転速度が大き くなり、終段のウォーム軸63をより高速度で回転駆動する。従って、該軸63 に作用する制動力はより大きなものとなり、手荷物棚の回動速度をV2まで低下 させる。この速度V2は、ワイヤー3が小巻き径部2ba(図3参照)に移行し たときに発生する。
【0031】 繰り出されるワイヤー3が、小巻き径部2baを介してプーリ2を回転させる と、増速歯車列6の初段の大径歯車60の回転が最高となり、ウォーム軸63を 更に高速度で回転駆動する。すると、摩擦板57によるカップ摺擦の周期が極く 短くなって大きな制動力が発生する。速度V2は、手荷物棚100が全開位置で 停止させられるまで継続する。
【0032】 なお、図示の実施例におけるプーリ2のワイヤー巻掛け部は、大径の大巻き径 部2bbと、小径の小巻き径部2baと、これらをつなぐ円錐状巻き径部2bc とで構成することで、段階的に制動力を変化させているが、制動開始位置aから 速度V1の過程の制動力は一定である必要はなく、徐々に低下するように巻き径 を変化させても良い。但し、開くときの手荷物棚は、停止する直前には、ゆっく りとした速度になることが望ましいので、小巻き径部2baは、ある程度の長さ を持って同一直径に形成した方が良い。
【0033】 図13に実線で示す速度の変化を、手荷物棚の変位で見てみる。ラッチを外さ れた直後は制動が利かないので、手荷物棚は急速に回動するが、直ちに第一段階 の制動力が作用して比較的速い速度で回動し始める。しかし、この手荷物棚は、 途中から大きな制動力を掛けられてゆっくりとした速度で回動する。以上を要す るに、手荷物棚は、はじめは比較的速く回動するが、途中からはゆっくりと回動 することになる。
【0034】 このことは、手荷物棚の回動フィーリングを向上させたことになる。例えば、 図13において、手荷物棚を終始速度V1で回動させると、棚の降下が速すぎて 手や頭を衝突させる危険性があり、速度V2のみで回動させると、棚の降下が遅 すぎてしまい、無理に棚を引き下げるような動作を誘発してしまう。しかし、手 荷物棚が全開位置に近付くに連れてその回動速度が遅くなるように変化すると、 これらの問題がなくなるのである。
【0035】 図12に鎖線で示すように降下させた手荷物棚100を挙上させる場合の作用 を説明する。棚が閉じる向きに回動させられると、ワイヤー3にはこれを引っ張 る力が作用しなくなる。従って、引き出されていたワイヤー3は、巻き締められ た全舞4によって付勢されているプーリ2に巻き込まれる。このとき、プーリ2 と一体の大径歯車60は駆動歯車61を増速して回転させる。この場合、駆動歯 車61と一体の駆動スリーブ70は、コイルスプリング74を巻き締める向きに 回転するので、該スプリングは従動スリーブ71を回転させ得ず、増速歯車列6 の回転伝達は一方向クラッチ7で断たれたことになる。従って、ワイヤー3を巻 き込むときには、制動手段5は作動しないことになり、手荷物棚は負荷なく閉じ られることになる。
【0036】 手荷物棚を閉じる速度よりもワイヤーの巻き込み速度が遅い場合には、ワイヤ ー3がプーリ外周方向に撓むことになるが、プーリ2の外周縁に近接してワイヤ ーガイド8aaが位置させられているので、ワイヤー3が巻き径部から外れるこ とはない。
【0037】 次に、本考案の第二実施例を説明する。 図8,図9及び図10において、符号1Aはプーリ付調速器の全体を示してい る。このプーリ付調速器1Aは、ケースに回転自在に支持されたプーリ2と、こ のプーリ2に巻き付けられたワイヤー3と、ワイヤー3をプーリ2に巻き付ける 向きにプーリを付勢するねじりコイルスプリング4Aと、プーリ2の回転に制動 を掛ける渦電流式制動手段5Aとからなっている。制動手段5とプーリ2との間 には、プーリの回転を制動手段5Aに伝達する増速歯車列6と、歯車列の回転伝 達を一方向に規制する一方向クラッチ7が配設されている。
【0038】 ケースは、第1ケース8aと、これに重合し固定される第2ケース8bとから なっている。第1ケース8aと第2ケース8bには、支持軸90が固定して支架 されている。
【0039】 支持軸90には、プーリ2が回転自在に支持されている。このプーリ2には、 増速歯車列6の初段を成す大径歯車60が一体的に形成されている。図11にお いてプーリ2の構造を説明する。プーリ2には、支持軸90に挿通される孔2a と、ワイヤー3を巻き付ける一条の長尺体巻掛け部としての仮想螺線に沿うスパ イラル溝2bが形成されている。
【0040】 プーリ2には、スパイラル溝2bの一方の端部に連通していてワイヤー3の一 端部3aを係止する係止部2cが形成されている。スパイラル溝2bは、図10 に示すように、係止部2cを巻き始めとする小径の小巻き径部2baから最大の 大巻き径部2bbまでの間でその径が変化するように形成されている。図示の例 の場合、スパイラル溝2bは、ワイヤーの巻き始めの二巻き分は小さな小巻き径 部2baであって、巻き終わり二巻き分は最大の巻き径となる大巻き径部2bb であり、両者の間は径が大きく変化する円錐状巻き径2bcで連通するように形 成されている。
【0041】 図8に戻って、第1ケース8aには、プーリ2の外周縁に近接してワイヤーガ イド8aaが形成されている。このガイド8aaは、巻き込み時のワイヤー3が スパイラル溝2bから外れるのを防止するために、該溝の開口部を閉塞するよう に設けられている。
【0042】 また、第1ケース8aには、図9及び図10に示すように、当該調速器を手荷 物棚の枠体に固定する取り付け部8ac,8acが形成されている。第1ケース 8aと第2ケース8bは、相対する位置に形成され固定部8ad,8bdを重合 させてねじ止めされる。
【0043】 ワイヤー3の他端部3bは、ケースから引き出されていて、図12に示すよう に、手荷物棚100に連結される。手荷物棚が挙上されているとき、ワイヤー3 の一部は、プーリ2に巻き回されている。
【0044】 大径歯車60の中空部61には、軸方向に突出して係止ピン43が形成されて いる。第2ケース8bに膨出して形成されたばね収納部8bcには軸方向に突出 して係止ピン44が形成されている。係止ピン43には、ねじりコイルスプリン グ4Aの一端45が係合され、係止ピン44には他端46が係止されている。ね じりコイルスプリング4Aの巻き方向は、図9に矢印aで示すように、ワイヤー 3を引いたとき反時計方向に回転するプーリ2によって巻き上げられる向きであ る。
【0045】 プーリ周りの構造において、第二実施例が第一実施例と異なるのは、ねじりコ イルばね4Aを収納するために第2ケース8bに収納部8bcを膨出させたこと と、プーリ2に筒状のばねガイド2dを形成したことである。
【0046】 ねじりコイルばね4Aは、その両端を各ピンに係合させておいて、第2ケース 8bと第1ケース8aとをばね巻上方向に回転させて予巻きしたのちケース同士 を固定することで、ワイヤー3をプーリ2に巻き込む向きに蓄勢される。
【0047】 増速歯車列6は、大径歯車60を初段とし、これに噛み合う小径の駆動歯車6 1と、一方向クラッチ7を介して選択的に結合される従動歯車であるウォームホ イール62と、ウォームホイールに噛み合って回転するウォーム軸63とからな っている。ウォーム軸63は、ワイヤー引き出し時に回転するウォームホイール 62によって回転駆動される。駆動歯車61とウォームホイール63は、ケース に支架された支持軸64で相対回転自在に支持されている。
【0048】 一方向クラッチ7の構成は第一実施例で説明したものと同じであるから同一符 号を付すにとどめる。
【0049】 図9及び図5において、制動手段5Aの一例を説明する。ウォーム軸63は、 細径に形成された両端部63a,63bを軸受50,51に回転自在に支持され ている。軸受50は、第2ケース8bに形成された保持部8bbに嵌合されて保 持されている。軸受51は、第2ケース8bに回転しないように支持されたヨー クホルダー52Aとマグネットホルダー58に保持されている。
【0050】 マグネットホルダー58は、円筒状に形成されたマグネット59をその周囲に 保持している。ヨークホルダー52Aは、金属製カップ状のヨーク53Aを保持 している。マグネット59とヨーク53Aとの周隙には、ウォーム軸63に固定 された銅板からなるロータ57Aが両者との間に間隙を保って配設されている。 このロータ57Aは、ウォーム軸63に固嵌されたホルダー55Aに固着されて いて、該軸と一体に回転する。マグネット59とヨーク53Aは共に第1ケース 8aに固定されている。
【0051】 ロータ57Aは、ウォーム軸63の回転時にマグネットとヨークが形成する磁 界を横切ることで、渦電流を発生させ、これの回転数が高ければ高いほど大きい 電流が発生し、ロータを固定されているウォーム軸63すなわちこれに連なる輪 列の回転に制動を掛ける。制動手段5Aとしては、図5に示す摩擦式であっても 良い。
【0052】 以上のように構成された第二実施例の作用を説明する。 図8乃至図10において、手荷物棚100(図12参照)が降下回動すると、 これに引かれてワイヤー3がケースから繰り出される。繰り出されるワイヤー3 は、プーリ2を回転させてねじりコイルばね4Aを巻き締める。一方、プーリ2 と一体の大径歯車60は、これに噛み合っている駆動歯車61を増速して回転さ せる。このときの一方向クラッチ7は駆動力を伝達する向きに作動するから、ウ ォームホイール62がウォーム軸63を高速度で回転させる。
【0053】 ウォーム軸63が回転すると、これと一体のロータ57Aが高速で回転して渦 電流を発生させ、ウォーム軸63の回転に制動を掛ける。ウォーム軸63の回転 が低下すると、発生する渦電流が小さくなって制動力が低下する。ウォーム軸6 3の回転が上がると、これに応じた渦電流が発生して相応の制動力が生じる。
【0054】 ところで、開く向きに移動する手荷物棚100で引っ張られるワイヤー3は、 プーリ2を回転させるのであるが、プーリへの巻き径は、引き出されるに連れて 小さくなる向きに変化する。このような巻き径の変化は、制動手段5Aの制動力 を変化させ、図13に実線で示す手荷物棚の開き速度の変化となって現われる。
【0055】 すなわち、図13において、ラッチを外された直後の手荷物棚には、制動手段 5Aによる制動力が作用しないので急速度で回動するが、制動手段5Aが作動し 始める制動開始位置aまで回動すると、速度V1で回動し始める。この速度V1 は、大巻き径部2bb(図10参照)に巻かれていてワイヤー3がプーリ2を回 転させて制動手段5Aを作動させているときに発生する。
【0056】 繰り出されるワイヤー3が円錐状巻き径部2bcを介してプーリを回転させる と、巻き径がやや小さくなるので、プーリ2は、いままでよりも速く回転させら れることになる。そのために、増速歯車列6の初段を成す大径歯車60の回転速 度が大きくなり、終段のウォーム軸63をより高速度で回転駆動する。従って、 該軸63に作用する制動力はより大きなものとなり、手荷物棚の回動速度をV2 まで低下させる。この速度V2は、ワイヤー3が小巻き径部2baに移行したと きに発生する。
【0057】 繰り出されるワイヤー3が、小巻き径部2baを介してプーリ2を回転させる と、増速歯車列6の初段の大径歯車60の回転が最高となり、ウォーム軸63を 更に高速度で回転駆動する。すると、制動手段5Aによる制動力が大きく発生す るようになり、速度V2は、手荷物棚100が全開位置で停止させられるまで継 続する。以上を要するに、手荷物棚は、はじめは比較的速く回動するが、途中か らはゆっくりと回動することになる。
【0058】 図示の実施例におけるプーリ2のワイヤー巻掛け部は、大巻き径部2bbと、 小巻き径部2baと、これらをつなぐ巻き径部2bcとで構成することで、段階 的に制動力を変化させているが、制動開始位置aから速度V1の過程の制動力は 一定である必要はなく、徐々に低下するように巻き径を変化させても良い。ただ し、開くときの手荷物棚は、停止する直前には、ゆっくりとした速度になること が望ましいので、小巻き径部2baは、ある程度の長さを持って同一直径に形成 した方が良い。
【0059】 図12に鎖線で示すように降下させた手荷物棚100を挙上させる場合の作用 を説明する。棚が閉じる向きに回動させられると、ワイヤー3にはこれを引っ張 る力が作用しなくなる。従って、引き出されていたワイヤー3は、巻き締められ たねじりコイルばね4Aによって付勢されているプーリ2に巻き込まれる。この とき、プーリ2と一体の大径歯車60は駆動歯車61を回転させるるが、この場 合、駆動歯車61と一体の駆動スリーブ70は、コイルスプリング74を巻き締 める向きに回転するので、該スプリングは従動スリーブ71を回転させ得ない。 従って、増速歯車列6の回転伝達は一方向クラッチ7で断たれたことになり、ワ イヤー3を巻き込むときには、制動手段5Aは作動しないことになる。
【0060】 手荷物棚を閉じる速度よりもワイヤーの巻き込み速度が遅い場合には、ワイヤ ー3がプーリ外周で撓むことになるが、プーリ2の外周縁に近接してワイヤーガ イド8aaが位置させられているので、ワイヤー3が巻き掛け部から外れること はない。
【0061】 上記各実施例における長尺体巻掛け部2bは、プーリ2に巻き付けられるワイ ヤー3が互いに重ならないようにするために溝状に形成されているが、ケースの ワイヤー引出し口に、ワイヤーが重ならないように巻き込むガイド部材を設けれ ば、巻掛け部は溝状に形成する必要はなく、螺旋階段状に形成しても良い。この 場合にも、ケースには、ワイヤーガイド8aa(図1及び図8参照)が形成され る。
【0062】 また、巻掛け部2bは、ワイヤー3の引出し方向において、大径→中径→小径 のように単純に変化するだけではなく、最後は小径にして制動力を大きく発生さ せるも、途中では、大径→中径→大径→小径のように変化させてもよい。特に移 動長さが大きい移動体の場合には、移動速度に緩急の差を付けることで移動体移 動時のフィーリングが向上する。
【0063】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、長尺体の引出し時に回転するプーリの巻き径 を変化させるので、制動手段へ入力される回転速度が長尺体の引出し長さすなわ ち移動体の移動位置に応じて変化し、移動体に掛る制動力が変化させられてフィ ーリングが向上する。巻き径を変化させることによって、複雑な歯車列の構成を 採る必要がなくなり、構成が簡単になって低コストとなり且つギヤノイズの発生 が抑止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示すプーリ付調速器の断
面図である。
【図2】同上の内部構造を示す部分断面正面図である。
【図3】プーリの構造を示す断面図である。
【図4】(a)は一方向クラッチの駆動スリーブを示す
背面図、(b)は同断面図、(c)は従動スリーブを示
す正面図、(d)は同断面図である。
【図5】摩擦式制動手段の一例を示す断面図である。
【図6】摩擦板の一例を示す側面図である。
【図7】渦電流式制動手段の一例を示す側面図である。
【図8】本考案の第二実施例を示すプーリ付調速器の断
面図である。
【図9】同上の内部を示す正面図である。
【図10】長尺体とプーリの巻掛け態様を示す同上の背
面図である。
【図11】(a)は長尺体巻掛け部を有するプーリの背
面図、(b)は同上の断面図、(c)は同上の正面図で
ある。
【図12】本考案を適用する移動体としての手荷物棚を
示す概略側面図である。
【図13】本考案のプーリ付調速器と従来のプーリ付調
速器による移動体の移動速度と移動位置との関係を比較
して示す線図である。
【符号の説明】
1・・・プーリ付調速器 2・・・プーリ 2b・・・長尺体巻掛け部 2ba・・・小巻き径部 2bb・・・大巻き径部 2bc・・・円錐状巻き径部 3・・・長尺体としてのワイヤー 4・・・全舞 4A・・・ねじりコイルばね 5・・・摩擦式制動手段 57・・・摩擦板 5A・・・渦電流式制動手段 53A・・・ヨーク 57A・・・ロータ 59・・・マグネット 6・・・増速歯車列 60・・・大径歯車 61・・・駆動歯車 62・・・ウォームホイール 63・・・ウォーム軸 7・・・一方向クラッチ 70・・・駆動スリーブ 71・・・従動スリーブ 74・・・コイルスプリング 8a・・・第1ケース 8b・・・第2ケース 9・・・支持軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに回転自在に支持されたプーリと、 このプーリに複数回巻き回されていて、これを引っ張る
    ことによって上記プーリを回転させる長尺体と、 この長尺体を巻込む向きに上記プーリを回転付勢するば
    ねと、 上記長尺体を引っ張ったときの上記プーリの回転に制動
    を掛ける制動手段とを備えていて、 上記プーリに、上記長尺体を引き出すに連れて巻き径が
    変化する長尺体巻掛け部を形成したことを特徴とするプ
    ーリ付調速器。
JP1992007962U 1992-02-24 1992-02-24 プーリ付調速器 Expired - Lifetime JP2523883Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992007962U JP2523883Y2 (ja) 1992-02-24 1992-02-24 プーリ付調速器
US08/020,648 US5483849A (en) 1992-02-24 1993-02-22 Governor with pulley

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992007962U JP2523883Y2 (ja) 1992-02-24 1992-02-24 プーリ付調速器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0569040U true JPH0569040U (ja) 1993-09-17
JP2523883Y2 JP2523883Y2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=11680107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992007962U Expired - Lifetime JP2523883Y2 (ja) 1992-02-24 1992-02-24 プーリ付調速器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5483849A (ja)
JP (1) JP2523883Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013192928A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Okuda Seisakusho:Kk 物干し装置
JP2017505094A (ja) * 2013-12-16 2017-02-09 エディ・カーレント・リミテッド・パートナーシップ 部品間の運動の相対速度を制御または管理するためのアセンブリ

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4314325C2 (de) * 1993-04-30 1995-02-16 Ameu Management Corp Vorrichtung für die Höhenverstellung und/oder Wölbungsverstellung eines biegeelastischen Stützelementes einer Rückenlehne eines Sitzes
US6793038B2 (en) * 2001-10-15 2004-09-21 Moshe Meller Method and apparatus for rescuing occupants from high structures using replaceable cable cartridges and dynamic resistance device
US6550576B1 (en) * 2001-10-15 2003-04-22 Moshe Meller Method and apparatus for rescuing occupants from high rise building using replaceable cable cartridges and dynamic resistance device
AT411058B (de) * 2001-12-18 2003-09-25 Walter Lea Abseilvorrichtung
DE10339078B4 (de) * 2003-08-26 2007-03-22 Airbus Deutschland Gmbh Hebelarmsystem für eine Flugzeuggepäckablage mit einer absenkbaren Gepäckschale
DE10343408B4 (de) * 2003-09-19 2007-03-01 Airbus Deutschland Gmbh Hebelarmsystem für eine Flugzeuggepäckablage mit einer absenkbaren Gepäckschale
DE10361830A1 (de) * 2003-12-30 2005-08-18 Airbus Deutschland Gmbh Hubvorrichtung für einen Gepäckkasten in einem Flugzeug, sowie Flugzeug mit einer Hubvorrichtung für einen Gepäckkasten
EP2260216A1 (fr) * 2008-02-21 2010-12-15 Flakes S.A. Dispositif de freinage et/ou de blocage d'un lien souple
DK200800054U3 (da) * 2008-03-26 2009-07-24 Resq As Faldblok
CN104667444B (zh) * 2009-12-23 2021-04-27 D B工业股份有限公司 带有制动机构的脱落保护安全装置
JP6070300B2 (ja) * 2013-03-12 2017-02-01 株式会社ジェイテクト 発電装置及び一方向クラッチ構造
AU2015304096B2 (en) 2014-08-18 2019-11-07 Eddy Current Limited Partnership Tuning of a kinematic relationship between members
CN110838781B (zh) 2014-08-18 2021-12-21 涡流有限合伙公司 闩锁设备
EP4084307A3 (en) 2014-08-18 2022-11-30 Eddy Current Limited Partnership Tuning of a kinematic relationship between members
CA2969407C (en) 2014-12-04 2022-10-11 Eddy Current Limited Partnership Latch activation between elements
KR102528853B1 (ko) * 2014-12-04 2023-05-03 에디 커런트 리미티드 파트너쉽 와전류 제동을 통합하는 트랜스미션 장치
EP3912685A1 (en) 2014-12-04 2021-11-24 Eddy Current Limited Partnership Methods of altering eddy current interactions
US11114930B2 (en) * 2014-12-04 2021-09-07 Eddy Current Limited Partnership Eddy current brake configurations
CN112972922B (zh) 2014-12-04 2023-02-28 涡流有限合伙公司 能量吸收装置
KR102537418B1 (ko) 2015-12-18 2023-05-25 에디 커런트 리미티드 파트너쉽 기동 시스템을 위한 가변 거동 제어 메커니즘
DE202017106061U1 (de) * 2017-10-06 2017-10-30 S-Fasteners Gmbh Scharnier mit spannbarer Flach-Spiralfeder

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3110380A (en) * 1960-07-18 1963-11-12 Gen Motors Corp Clutch
FR1586696A (ja) * 1968-08-22 1970-02-27
US3750488A (en) * 1972-01-17 1973-08-07 Westinghouse Air Brake Co Handbrake apparatus
US4085629A (en) * 1977-01-25 1978-04-25 Lames Societa Per Azioni Electric window regulator for motor vehicles with means for manual emergency operation
US4615234A (en) * 1981-10-09 1986-10-07 Compagnie Industrielle De Mechanismes En Abrege C.I.M. Device for winding a traction and thrust cable and a window-raiser provided with such a device
JPS5894665A (ja) * 1981-12-01 1983-06-04 Nippon Cable Syst Inc ワイヤの伸びを吸収する機構
US4529148A (en) * 1984-02-13 1985-07-16 Thomas Industries, Inc. Roll of wound conduit tubing with prethreaded pull line
US4628759A (en) * 1984-02-21 1986-12-16 Nippon Cable System Inc. Driving device employed in a window regulator
AR241545A1 (es) * 1985-07-12 1992-08-31 Cornell Res Foundation Inc Un metodo para preparar una cepa de s. equi avirulenta a.t.c.c. 53186 para equinos.
JPS6325867A (ja) * 1986-07-18 1988-02-03 Canon Inc 情報記録方法
JPH0539044A (ja) * 1991-08-02 1993-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ケーブルリール
JP2845296B2 (ja) * 1991-09-09 1999-01-13 アルプス電気株式会社 ケーブルリール

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013192928A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Okuda Seisakusho:Kk 物干し装置
JP2017505094A (ja) * 2013-12-16 2017-02-09 エディ・カーレント・リミテッド・パートナーシップ 部品間の運動の相対速度を制御または管理するためのアセンブリ
US11266917B2 (en) 2013-12-16 2022-03-08 Eddy Current Limited Partnership Assembly to control or govern relative speed of movement between parts
US11628373B2 (en) 2013-12-16 2023-04-18 Eddy Current Limited Partnership Assembly to control or govern relative speed of movement between parts

Also Published As

Publication number Publication date
US5483849A (en) 1996-01-16
JP2523883Y2 (ja) 1997-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0569040U (ja) プーリ付調速器
JP5612487B2 (ja) 駆動ユニットを有する家具駆動装置
JP2004175151A (ja) ダンパユニット及びこのダンパユニットを用いたクローブボックス装置
JPH0468892B2 (ja)
JPH11315662A (ja) 引戸のクローザ
US20030221370A1 (en) Door closing device
CN104024062A (zh) 在带轴卷绕方向对其带感应控制系统起关闭作用的自锁式带卷收器
JP3410386B2 (ja) リターダ装置
CN112910168B (zh) 一种制动效果佳的电机
CN109230912B (zh) 一种拖拽机构
JPH0681398U (ja) ロール紙用ホルダー
JP3627744B2 (ja) 開閉体の駆動装置
JP3124716B2 (ja) ロールブラインドの昇降装置
KR101915645B1 (ko) 전동기의 브레이크 장치
US20200131838A1 (en) Drive unit
JP2008190123A (ja) 車両用自動開閉装置
KR102566746B1 (ko) 차량의 테일게이트 개폐장치
CN209563372U (zh) 一种增加辅助刹车的渔线轮
JPH0613825B2 (ja) ロ−ルブラインドの昇降装置
JP3914400B2 (ja) クラッチ手段
JPH0517536Y2 (ja)
JPH11311079A (ja) ロ―ルスクリ―ン
KR100969320B1 (ko) 세탁기
JP2000160925A (ja) 引戸のクローザにおけるワイアのたるみ除去装置
JP2002374654A (ja) クラッチ動作手段