JPH0568720A - 配管およびその敷設方法 - Google Patents

配管およびその敷設方法

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JPH0568720A
JPH0568720A JP26328691A JP26328691A JPH0568720A JP H0568720 A JPH0568720 A JP H0568720A JP 26328691 A JP26328691 A JP 26328691A JP 26328691 A JP26328691 A JP 26328691A JP H0568720 A JPH0568720 A JP H0568720A
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JP
Japan
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pipe
piping
pipes
laying
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP26328691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Ota
正孝 太田
Yoichi Katsumata
陽一 勝又
Setsuo Doi
節男 土井
Kohei Yamanaka
公平 山中
Masuyoshi Ui
加美 宇井
Toshio Sugawara
俊雄 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Publication of JPH0568720A publication Critical patent/JPH0568720A/ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場での管接続が不要な高品質の配管を得る
ことができるとともに、配管の敷設を簡便になし得る配
管およびその敷設方法を提供すること。 【構成】 所望の長さを有する多数の管体4をフレキシ
ブル管継手5により多層建築物1の高さに応じた長さに
順次連結して配管2を構成し、この配管2を、フレキシ
ブル管継手5部分より折畳んで多層建築物1の敷設部位
に配置し、この折畳まれた配管2を多層建築物1の上方
から下方へもしくは下方から上方へ順次繰り出すことに
より垂直に敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層建築物に敷設される
衛生用,空調用などの配管とその敷設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多層建築物内に衛生用,空調用な
どの配管を上下方向に敷設する場合は、1階層分または
2〜3階層分に相当する長さの配管を、管継手を用いて
手作業により順次接続し、かつ止め金具を用い躯体側に
固定することで行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の配管敷設方法では、配管の接続,固定,調
整が人手により現場で行なわれる。そのため、配管接続
部の漏れや配管の芯ずれなどが生じないように配管全体
にわたって精度、品質を確保する必要があり、専門技術
を有する熟練技術者を要する他、作業能率も低く、しか
も多くの職種の作業者が必要であった。更に、配管敷設
に際しての資材の搬入,揚重は、各資材毎に、また、所
定階毎に行なわなければならず、そのため、作業が繁雑
になるほか、実際に使用される量以上の資材等を用意し
ておかなければならず、これに伴い大きなスペースの資
材置場も必要になる問題があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、現場での管接続が不要で高品質の配管を得るこ
とができるとともに、敷設作業を簡便になし得る配管及
びその敷設方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、配管の構造に関するもので、所定の
長さの多数の管体と、前記各管体を順次連結する可撓可
能な多数のフレキシブル管継手とで構成されていること
を特徴とする。また、第2の発明は、配管の敷設方法に
関するもので、所定の長さの多数の管体を、可撓可能な
フレキシブル管継手により順次連結して多層建築物の高
さに応じた長さの配管を構成し、前記配管をフレキシブ
ル管継手部分で折畳んで多層建築物の配管敷設部位に運
搬し、この折畳まれた配管を多層建築物の上方から下方
へ若しくは下方から上方へ順次繰り出すことにより上下
に敷設することを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る配管及びその敷設方法の
実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。図1は、配
管が多層建築物へ敷設された状態を示す全体の構成図で
ある。図1において、1は多層建築物であり、この多層
建築物1の最上階から最下階に亘って配管2が一直線状
に敷設されている。
【0007】配管2は、多層建築物1の各階床に設置し
た トイレユニット3等に対する給水,排水,給湯など
に使用されるものである。配管2は、多層建築物1の1
階床分に相当する長さの管体4を、図2および図3に示
すように、フレキシブル管継手5を介して多数屈曲可能
に連結して構成され、各管体4はトイレユニット3等の
配管に接続するための分岐部6を有している。フレキシ
ブル管継手5は、隣接する管体4の端部に水密または気
密に接合されたフランジ5Aと、両フランジ5A,5A
に連結された可撓可能なフレキシブルパイプ5Bと、両
フランジ5A,5A間の複数箇所に掛け渡された接続用
ワイヤ5Cとから構成される。なお、このような配管2
は、工場で予め一系統分の長さに製作され、折畳んだ状
態で建築現場に搬入されるものである。また、管体4の
長さは任意で、1階床分の高さより短くてもよく、2階
床分の高さに相当する長さでもよく、或は、階床分の高
さに対応させなくてもよい。また、接続用ワイヤ5C
は、隣接する管体4の連結状態を、例えば、直線状に固
定する場合などにその長さを変化させて使用するもので
ある。
【0008】7は建築物1の床面上を自由に移動できる
キャスタ7a付きの配管載置架台であり、この架台7上
には、配管2がフレキシブル管継手5の部分で左右方向
に交互に折畳んだ状態で積層載置されている。また、架
台7上には、配管2を多層建築物1の最上階まで立ち上
げる自動ワイヤ巻取機8が設置されている。
【0009】次に、上記のように構成された配管2を多
層建築物1内に敷設する場合について説明する。まず、
工場生産された一系統分に相当する長さの配管2を、架
台7上で折畳んだ状態で建築現場に搬入する。次に、架
台7を最下階の配管敷設場所へ移動し固定する。その
後、巻上機8のワイヤ8aを最上階の梁などに取り付け
た吊り金具9(または滑車)に巻き掛け、そのワイヤ端
を配管2の一端に連結する。しかる後、巻上機8を起動
してワイヤ8aを巻き取ることにより、配管2を立ち上
げ、多層建築物1の最上階まで吊り上げる。
【0010】配管2が最上階まで立ち上げられたなら
ば、配管2の上端を吊り金具9に連結するかあるいは不
図示の止め金具により配管長の適当箇所を建築物1の躯
体に固定する。その後、各管体4の分岐部6を対応する
各階のトイレユニット3の配管に接続する。これによ
り、配管2の敷設が完了する。なお、垂直に敷設された
配管2が、例えばトイレユニット3の給水管である場
合、その最下端は封口され、最上端は給水源に接続され
る。
【0011】このように本実施例においては、配管2
を、多層建築物1内に敷設する一系統分の長さに、予め
連結した状態で工場生産できるので、配管の品質が安定
し、水漏れなどのおそれがなくなるとともに、従来のよ
うな現場での管どうしの接続、位置調整等が不要にな
り、かつ、専門の作業者も不要になって省人力化が可能
になる。しかも、配管2は巻上機8により最下階から最
上階へ吊り上げるだけで良いため、その敷設作業が簡便
になり、施工時間も大幅に短縮できるほか、作業能率も
向上でき、省人力化をさらに促進し得る。また、配管2
は予め折畳んだ状態にあるため、その取り扱いが容易で
あるとともに、資材置場の省スペース化が可能になり、
さらに、従来のように配管部材を敷設位置へ搬入,揚重
する作業を省け、かつこれらの作業人員も不要になる。
【0012】なお、上記実施例では、折畳んだ配管2を
建築物の最下階から最上階へ吊り上げることにより、配
管2を敷設する場合について述べたが、これに限らず、
例えば、建築物の最上階から最下階に向けて吊り下げる
ようにしてもよく、或は、断面が多角形を呈する巻胴な
どに巻き付けた状態で現場に搬入し、巻胴などから配管
を繰り出すことで敷設することも可能である。また、本
発明の配管は、上記実施例に示すトイレユニットの給水
用または排水用に限らず、通気用,消火用,空調のため
の冷媒配管などにも利用することができ、また、配管方
向は上下方向に限らず水平方向であってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
数の管体をフレキシブル管継手により連結し、折畳み可
能な構成にしたので、工場生産が可能になり、漏れのな
い品質の安定した配管を提供できるとともに、配管敷設
に際しても管どうしの接続、位置調整およびこれらの専
門作業員も不要になり省人力化できる。また、配管の建
築物への敷設に際しては、配管を建築物の上方から下方
へ吊り下げたり、あるいは下方から上方へ吊り上げるだ
けでよいため、配管の敷設作業が向上し、施工時間も大
幅に短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配管の建築物への敷設状態を示す
全体の構成図である。
【図2】本実施例における配管の一部を拡大して示す要
部の側面図である。
【図3】フレキシブル管継手部分の拡大側面図である。
【符号の説明】
1 多層建築物 2 配管 3 トイレユニット 4 管体 5 フレキシブル管継手 6 分岐部 7 架台 8 巻上機 9 吊り金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 公平 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 宇井 加美 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 菅原 俊雄 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目6番15号 株 式会社フジタ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の長さの多数の管体と、 前記各管体を順次連結する可撓可能な多数のフレキシブ
    ル管継手と、 で構成されていることを特徴とする配管。
  2. 【請求項2】 所定の長さの多数の管体を、可撓可能な
    フレキシブル管継手により順次連結して多層建築物の高
    さに応じた長さの配管を構成し、 前記配管をフレキシブル管継手部分で折畳んで多層建築
    物の配管敷設部位に運搬し、 この折畳まれた配管を多層建築物の上方から下方へ若し
    くは下方から上方へ順次繰り出すことにより上下に敷設
    する、 ことを特徴とする配管の敷設方法。
JP26328691A 1991-09-12 1991-09-12 配管およびその敷設方法 Pending JPH0568720A (ja)

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JP26328691A JPH0568720A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 配管およびその敷設方法

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JPH0568720A true JPH0568720A (ja) 1993-03-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162791A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Kaoru Abe 建物排水管の再生工法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60105768A (ja) * 1983-11-11 1985-06-11 古河電気工業株式会社 長尺バスダクトの垂直布設工法
JPH0236693B2 (ja) * 1982-07-19 1990-08-20 Toyota Jido Shotsuki Seisakusho Kk Shinomakihansomagajinnokanketsuokurisochi

Patent Citations (2)

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