JPH0568152A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信電文をポーリング電文に変更することに
より、画質の優れたポーリング電文を送信できるファク
シミリ装置を提供することを目的としている。 【構成】 システム制御部１１は、本実施例の付加手段
として、通信部１５によって受信した電文にファイルＮ
ｏ．を付加する。これにより、前記プロッタ部１４によ
る受信電文出力時には該ファイルＮｏ．が印字され、ま
たＳＡＦ部１２には、該ファイルＮｏ．を付加した受信
電文が記憶される。そして、システム制御部１１は、前
記ファイルＮｏ．によって指定されたＳＡＦ部１２の受
信電文をポーリング待機電文に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は受信文書を印字および記
憶するファクシミリ装置に関し、特に記憶された受信文
書を転送するファクシミリ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ファクシミリ装置では、受信した
電文をプロッタ部により印字しハードコピーを出力する
ようになっているが、該受信電文を記憶する記憶部を備
えたものが提案されている。従来のこの種のファクシミ
リ装置としては、例えば特開平２−６５３６１号公報等
に記載されたものがあり、受信電文を記憶することによ
り、受信時におけるプロッタ部の故障等に対して受信電
文を補償し、復旧後に記憶部から読み出された受信電文
を完全な形で再印字することが可能となっている。

【０００３】ところで、このような従来のファクシミリ
装置にあって、受信した文書を他のファクシミリ装置に
転送（送信）しようとする場合は、一旦ハードコピー出
力し、このハードコピーをスキャナにより読み取って相
手先に送信していた。このため、転送回数が増えるほど
画質の劣化が激しくなり、最後のファクシミリ装置で印
字出力された文書は非常に読み難くなるという問題があ
った。

【０００４】そこで、例えば特開平１−３１１６７４号
公報に記載されたファクシミリ装置は、記憶部に記憶さ
れた受信電文の読み出しを制御する制御部が備えられ、
読み出された受信文書を指定された任意の宛先に転送
（送信）することが可能となっている。このようなファ
クシミリ装置によれば、受信電文のオリジナルデータを
転送できるので、転送回数が増えてもデータの鮮度を保
つことができ、印字出力されるハードコピーの画質劣化
を防ぐことができる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、印字出力され
た受信文書を確認した後に、転送しようとする受信文書
を指定するわけであるが、この受信文書を記憶部から読
み出す際の操作性が悪く、特に受信文書が複数記憶され
ている場合は、どの受信文書が該当する受信文書である
か即断できず、転送しようとする受信文書を指定するま
でに時間がかかるという問題があった。

【０００６】そこで、請求項１記載の発明は、受信電文
に自動的にファイルＮｏ．を付加することにより、転送
しようとする受信電文を指定する際の操作性を向上する
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。と
ころで、従来より、各地に点在するファクシミリ装置か
らセンタのファクシミリ装置に電文を集める集信形のポ
ーリングシステムを構築したファクシミリ通信網が知ら
れている。このようなファクシミリ装置にあって、受信
電文をポーリング電文として送信する場合、一旦ハード
コピーを出力し、このハードコピーをスキャナにより読
み取ってポーリング電文としていた。このような操作を
経て作成されたポーリング電文をポーリング要求で取り
出した場合、画質の劣化が激しくなり、非常に読み難く
なるという問題があった。

【０００７】そこで、請求項２記載の発明は、受信電文
をポーリング電文に変更することにより、画質の優れた
ポーリング電文を送信できるファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。また、請求項３記載の発明
は、受信した文書を単に再送信またはポーリング待機電
文とするのではなく、メッセージ電文を受信電文に付加
して再送信またはポーリング待機電文とするファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
上記目的を達成するために、受信した電文のハードコピ
ーを印字出力するプロッタ部と、前記受信電文を記憶す
る記憶部と、この記憶部の受信電文を指定された任意の
宛先に転送する転送部と、を備えたファクシミリ装置に
おいて、前記受信電文にファイルＮｏ．を付加する付加
手段を備え、前記プロッタ部による受信電文出力時に該
ファイルＮｏ．を印字すると共に、前記記憶部に該ファ
イルＮｏ．を付加した受信電文を記憶しておき、この記
憶部から任意宛先に転送する受信電文を前記ファイルＮ
ｏ．によって指定することを特徴とする。

【０００９】また、請求項２記載の発明は、上記目的を
達成するために、受信した電文のハードコピーを印字出
力するプロッタ部と、前記受信電文を記憶する記憶部
と、を備えたファクシミリ装置において、前記受信電文
にファイルＮｏ．を付加する付加手段を備え、前記プロ
ッタ部による受信電文出力時に該ファイルＮｏ．を印字
すると共に、前記記憶部に該ファイルＮｏ．を付加した
受信電文を記憶しておき、前記ファイルＮｏ．によって
指定された前記記憶部の受信電文をポーリング待機電文
に変更することを特徴とする。

【００１０】また、請求項３記載の発明は、上記目的を
達成するために、画情報を読み取るスキャナ部と、この
スキャナ部によって読み取った画情報をメッセージ電文
として記憶部の受信電文に付加するメッセージ付加手段
と、を備えたことを特徴とする。

【００１１】

【作用】上記構成を有する請求項１記載の発明において
は、付加手段により受信電文にファイルＮｏ．を付加
し、プロッタ部による受信電文出力時に該ファイルＮ
ｏ．を印字すると共に、記憶部に該ファイルＮｏ．を付
加した受信電文を記憶しておき、この記憶部から任意宛
先に転送する受信電文を前記ファイルＮｏ．によって指
定する。

【００１２】また、上記構成を有する請求項２記載の発
明においては、付加手段により受信電文にファイルＮ
ｏ．を付加し、プロッタ部による受信電文出力時に該フ
ァイルＮｏ．を印字すると共に、記憶部に該ファイルＮ
ｏ．を付加した受信電文を記憶しておき、前記ファイル
Ｎｏ．によって指定された前記記憶部の受信電文をポー
リング待機電文に変更する。

【００１３】また、上記構成を有する請求項３記載の発
明においては、スキャナ部によって読み取った画情報
を、メッセージ付加手段がメッセージ電文として記憶部
の受信電文に付加する。

【００１４】

【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図１は請求項１〜３いずれかに記載された発明の一実施
例に係るファクシミリ装置を示す構成図である。まず、
構成を説明する。図１において、システム制御部１１
は、所定のプログラムに従ってファクシミリ装置全体を
制御する。記憶部としてのＳＡＦ（Store And Forwar
d）部１２は、例えばＲＡＭ（Random AccessMemory）等
により構成されており、受信電文、送信電文等、通信に
係る画情報が記憶される。スキャナ部１３は、送信原
稿、コピー原稿等の画情報を所定解像度で読み取る。プ
ロッタ部１４は、受信電文や前記スキャナ部１３によっ
て読み取った画情報のハードコピーを印字出力する。

【００１５】通信部１５は、所定の伝送制御手順に従っ
てファクシミリ伝送を実行するものであり、送信信号を
変調すると共に受信信号を復調するモデムを介して伝送
回線（例えば、公衆電話回線網）Ｌと接続されている。
また、通信部１５は、第１と第２のバッファ部１６、１
７を介して、第１と第２の圧縮／再生部１８、１９に接
続されている。第１と第２の圧縮／再生部１８、１９
は、送信する電文を所定の方式で符号化してその情報量
を圧縮すると共に、符号化されている受信電文を元の情
報量に復元する。

【００１６】変倍部２０は、Ａ３→Ｂ４、Ａ３→Ａ４、
Ｂ４→Ａ４等のように、画情報の原稿サイズを縮小する
と共に、その逆の拡大処理を行なう。オペレーション部
２１は、このファクシミリ装置をオペレータが任意に操
作するための各種操作キー、例えばワンタッチダイアル
キーや短縮ダイアルキー、およびファクシミリ装置から
オペレータへのメッセージ等を表示するための各種の表
示器等が配設されている。なお、以上の各部は、バス２
２により接続されている。

【００１７】上記構成において、システム制御部１１
は、本実施例の付加手段として、通信部１５によって受
信した電文にファイルＮｏ．を付加する。これにより、
前記プロッタ部１４による受信電文出力時には該ファイ
ルＮｏ．が印字され、またＳＡＦ部１２には、該ファイ
ルＮｏ．を付加した受信電文が記憶される。この受信電
文は、通信部１５を転送部として、指定された任意の任
意の宛先に転送することが可能であり、本実施例におい
ては、前記ファイルＮｏ．によって任意宛先に転送する
受信電文を指定する。

【００１８】このように、本実施例においては、受信電
文に自動的にファイルＮｏ．を付加することにより、任
意宛先に転送する受信電文を前記ファイルＮｏ．によっ
て指定するので、転送しようとする受信電文を指定する
際の操作性を向上できる。また、システム制御部１１
は、前記ファイルＮｏ．によって指定されたＳＡＦ部１
２の受信電文をポーリング待機電文に変更する。

【００１９】このように、本実施例においては、ファイ
ルＮｏ．によって指定された受信電文をポーリング待機
電文に変更するので、画質の優れたポーリング電文を送
信できる。さらに、システム制御部１１は、メッセージ
付加手段として、スキャナ部１３によって読み取った画
情報をメッセージ電文としてＳＡＦ部１２の受信電文に
付加する。

【００２０】このように、本実施例においては、受信し
た文書を単に再送信またはポーリング待機電文とするの
ではなく、メッセージ電文を受信電文に付加して再送信
またはポーリング待機電文とすることにより、転送電文
またはポーリング待機電文に新たな付加価値を与えるこ
とができる。次に、作用を説明する。

【００２１】図２および図３は本実施例の処理手順を示
すフローチャートであり、両図は連結子Ａ〜Ｃにより連
結されている。まず、スキャナ部１３から読み取った電
文を送信する通常の送信操作、またはＳＡＦ部１２に記
憶されている受信電文を指定された任意の宛先に転送す
る転送操作いずれかが、前記オペレーション部２１から
行なわれるかどうかを判断する（ステップＳ１）。操作
がない場合は、着呼すなわち電文受信の有無を判断する
（ステップＳ２）。着呼がない場合は、ファイル変更操
作すなわちＳＡＦ部１２の受信電文を転送電文またはポ
ーリング待機電文に変更する操作が、前記オペレーショ
ン部１２から行なわれるかどうかを判断する（ステップ
Ｓ３）。ファイル変更操作がない場合は、ステップＳ１
に戻り、ステップＳ３までの処理を繰り返す。ステップ
Ｓ１の判断で、送信操作または転送操作が行なわれた場
合は、指定された任意の宛先に電文を送信し（ステップ
Ｓ４）、送信終了後、ステップＳ１に戻る。

【００２２】一方、ステップＳ２の判断で、着呼がある
場合は、通常受信かどうか、すなわちポーリング要求か
どうかを判断し（ステップＳ５）、通常受信ならば、所
定の通信プロトコルに従って受信処理を行なうと共に、
受信電文にファイルＮｏ．を付加する（ステップＳ
６）。次いで、プロッタ部１４により受信電文のハード
コピーを印字出力する（ステップＳ７）。このとき、ハ
ードコピーの先頭ページに前記ファイルＮｏ．を印字記
録する。なお、ファイルＮｏ．の印字位置は、例えばペ
ージの右上隅または左上隅等とされ、特に限定しない。
そして、ＳＡＦ部１２にファイルＮｏ．を付加した受信
電文を記憶し（ステップＳ８）、ステップＳ１に戻る。

【００２３】一方、ステップＳ５の判断で、通常受信で
なければ、ポーリング要求かどうかを判断し（ステップ
Ｓ９）、ポーリング要求ならば、前記ＳＡＦ部１２にポ
ーリング待機電文があるかどうかを判断し（ステップＳ
１０）、あれば、そのポーリング待機電文を送信し（ス
テップＳ１１）、ステップＳ１に戻る。なお、ステップ
Ｓ９およびＳ１０の判断で、ＮＯならば貝瀬インを切断
し（ステップＳ１２）、ステップＳ１に戻る。

【００２４】次に、ステップＳ３の判断で、ファイル変
更操作が行なわれた場合は、ハードコピーに印字記録さ
れているファイルＮｏ．によって前記ＳＡＦ部１２の受
信電文を検索し、このファイルＮｏ．を有する受信電文
があるかどうかを判断する（ステップＳ１３）。ファイ
ルがあれば、前記オペポート部２１の操作により受信電
文を、転送電文に指定するか（ステップＳ１４）、ポー
リング待機電文に変更するか（ステップＳ１５）、削除
するか（ステップＳ１６）、いずれかを選択する。

【００２５】ステップＳ１４の判断でＹＥＳならば、指
定されたファイルＮｏ．の受信電文を転送電文に変更
し、任意の宛先を指定する。次いで、メッセージ原稿を
スキャナ入力して、前記転送電文に付加する（ステップ
Ｓ１７）。ステップＳ１５の判断でＹＥＳならば、指定
されたファイルＮｏ．の受信電文をポーリング待機電文
に変更する。次いで、メッセージ原稿をスキャナ入力し
て、前記ポーリング待機電文に付加する（ステップＳ１
８）。

【００２６】一方、ステップＳ１６の判断でＹＥＳなら
ば、前記オペポート部２１の操作により、ＳＡＦ部１２
内の受信電文を削除するか（ステップＳ１９）、転送電
文を削除するか（ステップＳ２０）、ポーリング待機電
文を削除するか（ステップＳ２１）を判断する。それぞ
れの判断に基づき、受信電文（ステップＳ２２）、転送
電文（ステップＳ２３）、ポーリング待機電文（ステッ
プＳ２３）を削除して、ステップＳ１に戻る。

【００２７】図４は本実施例の操作手順を示すメニュー
マップである。図示のように、オペレーション部２１に
は、メニュー画面を表示する表示器３１の他、テンキー
３２、ストップキー３３、スタートキー３４、ＮＯボタ
ン３５、ＹＥＳボタン３６、ファイル操作キー３７、ワ
ンタッチダイアルキー３８等が備えられている。まず、
アイドルメニュー（初期画面）にて、ファイル操作キー
３７を押下すると、「受信ファイル変更 ＹＥＳ／Ｎ
Ｏ」のメニュー画面が表示器３１に表示される（ステッ
プＴ１）。

【００２８】ここで、受信電文の変更、例えば転送電
文、ポーリング電文への変更、または削除を行なう場合
は、ＹＥＳボタン３６を押下する。ＹＥＳボタン３６を
押下すると、メニュー画面が「送信ファイルにする Ｙ
ＥＳ／ＮＯ」に変わる（ステップＴ２）。ここで、ＹＥ
Ｓボタンを押下すると、メニュー画面が「ファイルＮ
ｏ．入力」に変わり（ステップＴ３）、テンキー３２に
よるファイルＮｏ．の入力を受け付ける。ファイルＮ
ｏ．入力後、ＹＥＳボタン３６を押下すると、メニュー
画面が「宛先入力」に変わり（ステップＴ４）、ワンタ
ッチダイアルキー３８またはテンキー３２による宛先番
号を受け付ける。宛先番号入力後、ＹＥＳボタン３６を
押下すると、メニュー画面が「原稿メッセージ入力 Ｙ
ＥＳ／ＮＯ」に変わる（ステップＴ５）。

【００２９】ここで、ＹＥＳボタン３６を押下すると、
メニュー画面が「原稿をセットして、スタートキーを押
して下さい」に変わる（ステップＴ６）。ここで、原稿
を前記スキャナ部１３にセットし、スタートキー３４を
押下すると、この原稿画像がメッセージ電文として読み
取られ、転送電文に付加される。その後、この転送電文
が、図２のステップＳ１、Ｓ４の処理により、宛先に向
けて送信される。

【００３０】一方、ステップＴ２のメニュー画面で、Ｎ
Ｏボタン３５を押下すると、「ポーリング待機電文にす
る ＹＥＳ／ＮＯ」に変わる（ステップＴ７）。ここ
で、ＹＥＳボタン３６を押下すると、メニュー画面が
「ファイルＮｏ．入力」に変わり（ステップＴ８）、テ
ンキー３２によるファイルＮｏ．の入力を受け付ける。
ファイルＮｏ．入力後、ＹＥＳボタン３６を押下する
と、メニュー画面が「原稿メッセージ入力 ＹＥＳ／Ｎ
Ｏ」に変わる（ステップＴ９）。

【００３１】ここで、ＹＥＳボタン３６を押下すると、
メニュー画面が「原稿をセットして、スタートキーを押
して下さい」に変わる（ステップＴ１０）。ここで、原
稿を前記スキャナ部１３にセットし、スタートキー３４
を押下すると、この原稿画像がメッセージ電文として読
み取られ、ポーリング待機電文に付加される。その後、
このポーリング待機電文がポーリング要求を受けてセン
タのファクシミリ装置に送信される。

【００３２】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明に係るファクシミリ装置によれば、付加手段により受
信電文にファイルＮｏ．を付加し、プロッタ部による受
信電文出力時に該ファイルＮｏ．を印字すると共に、記
憶部に該ファイルＮｏ．を付加した受信電文を記憶して
おき、この記憶部から任意宛先に転送する受信電文を前
記ファイルＮｏ．によって指定するので、転送しようと
する受信電文を指定する際の操作性を向上できる。

【００３３】また、請求項２記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、付加手段により受信電文にファイル
Ｎｏ．を付加し、プロッタ部による受信電文出力時に該
ファイルＮｏ．を印字すると共に、記憶部に該ファイル
Ｎｏ．を付加した受信電文を記憶しておき、前記ファイ
ルＮｏ．によって指定された前記記憶部の受信電文をポ
ーリング待機電文に変更するので、画質の優れたポーリ
ング電文を送信できる。

【００３４】また、請求項３記載の発明に係るファクシ
ミリ装置によれば、スキャナ部によって読み取った画情
報を、メッセージ付加手段がメッセージ電文として記憶
部の受信電文に付加するので、受信した文書を単に再送
信またはポーリング待機電文とするのではなく、メッセ
ージ電文を受信電文に付加して再送信またはポーリング
待機電文とすることにより、転送電文またはポーリング
待機電文に新たな付加価値を与えることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１〜３いずれかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ装置を示す構成図である。

【図２】連結子Ａ〜Ｃにより図３と連結された本実施例
の処理手順を示すフローチャートである。

【図３】連結子Ａ〜Ｃにより図２と連結された本実施例
の処理手順を示すフローチャートである。

【図４】本実施例の操作手順を示すメニューマップであ
る。

【符号の説明】

１１ システム制御部 １２ ＳＡＦ部 １３ スキャナ部 １４ プロッタ部 １５ 通信部 ２１ オペレーション部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】受信した電文のハードコピーを印字出力す
   るプロッタ部と、 前記受信電文を記憶する記憶部と、 この記憶部の受信電文を指定された任意の宛先に転送す
   る転送部と、を備えたファクシミリ装置において、 前記受信電文にファイルＮｏ．を付加する付加手段を備
   え、 前記プロッタ部による受信電文出力時に該ファイルＮ
   ｏ．を印字すると共に、前記記憶部に該ファイルＮｏ．
   を付加した受信電文を記憶しておき、 この記憶部から任意宛先に転送する受信電文を前記ファ
   イルＮｏ．によって指定することを特徴とするファクシ
   ミリ装置。
2. 【請求項２】受信した電文のハードコピーを印字出力す
   るプロッタ部と、 前記受信電文を記憶する記憶部と、を備えたファクシミ
   リ装置において、 前記受信電文にファイルＮｏ．を付加する付加手段を備
   え、 前記プロッタ部による受信電文出力時に該ファイルＮ
   ｏ．を印字すると共に、前記記憶部に該ファイルＮｏ．
   を付加した受信電文を記憶しておき、 前記ファイルＮｏ．によって指定された前記記憶部の受
   信電文をポーリング待機電文に変更することを特徴とす
   るファクシミリ装置。
3. 【請求項３】画情報を読み取るスキャナ部と、 このスキャナ部によって読み取った画情報をメッセージ
   電文として記憶部の受信電文に付加するメッセージ付加
   手段と、を備えたことを特徴とする請求項１または２記
   載のファクシミリ装置。