JPH056803Y2 - - Google Patents

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JPH056803Y2
JPH056803Y2 JP3911490U JP3911490U JPH056803Y2 JP H056803 Y2 JPH056803 Y2 JP H056803Y2 JP 3911490 U JP3911490 U JP 3911490U JP 3911490 U JP3911490 U JP 3911490U JP H056803 Y2 JPH056803 Y2 JP H056803Y2
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JP
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inner sole
sole
footwear
holes
water
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、水中を歩行する際に履く水中用履
物、例えば渓流釣をする際に履く水中用履物に関
する。
〔従来の技術〕
従来、上記のような水中用履物には、第4図に
示すものがある。第3図は、第4図をA−A方向
から見た断面図である。この水中用履物1は、独
立気泡ゴムシートにより胛被2と内底3を形成
し、内底3の外周縁に胛被2の縁部を突合せて接
着して、この接着部に沿い胛被2と内底3の外面
に跨つてゴムテープ4を貼着してある。そして、
内底3の下面のゴムテープ4を貼着していない部
分に充実ゴム製の中底5を貼着し、この中底5の
下面及びゴムテープ4の下面部分にフエルト製の
外底6を貼着してなるものである。なお、第3図
に示すように、胛被2及び内底3の内面には夫々
裏布7を貼着してある。図に示す8は、接着剤で
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来例の水中用履物1は、胛被2及び
内底3が独立気泡ゴムシートからなつており、履
き口9からしか水が出入することができない構造
であるから、例えば渓流から岸に上つたとき、履
物1内に水が溜まつたままであり、そのままでは
歩きにくく、その為に履物1を脱いで水を出す必
要があり、手間がかかるという問題がある。そし
て、濡れた履物1を履いたままでいると、内側が
乾きにくく、履き心地が悪いという問題もある。
本考案の目的とするところは、水に入つた際
に、足を冷えにくくすると共に、水から出たとき
に履物を履いたままで履物内の水を外側に流出さ
せることができる水中用履物を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、独立気
泡ゴムシート製の内底と、この内底の外周縁に下
縁部が結合されている独立気泡ゴムシート製の胛
被と、上記胛被の下縁部に沿い上記胛被と上記内
底の外面に跨つて貼着したゴムテープと、上記内
底の下面に貼着した水不透過性の中底と、この中
底の下面及び上記ゴムテープの下面部分に貼着し
たフエルト製の外底と、からなる水中用履物にお
いて、 上記内底と上記中底とにこの両底を貫通する1
または複数の貫通孔を設け、少なくともこの1ま
たは複数の貫通孔の位置に対応する上記外底の上
面に接着剤を塗布しない部分を設けたことを特徴
とするものである。
〔作用〕
この水中用履物を履いて水に入ると、水がフエ
ルト製の外底を透過し、外底の接着剤を塗布して
いない部分及び内底と中底とを貫通する1または
複数の貫通孔を通つて内側に侵入してくるし、履
き口からも侵入してくる。しかし、履物内に水が
入つてしまうと、それ以後、内底及び中底に設け
た貫通孔及び履き口からの水の出入が殆ど無くな
り、足は独立気泡ゴムシート製の胛被及び内底に
より保温される。そして、水から出ると、この水
中用履物を履いたままであつても、履物内の水は
外底の接着剤を塗布していない部分及び貫通孔を
通り、フエルト製の外底を透過して外側に流れ出
る。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図、第2図及び第4図
を参照して説明する。この実施例の水中用履物1
0の右側面図は第4図と同等であり、この図を利
用して説明する。第1図にこの実施例の履物10
を第4図に示すA−A方向から見た断面図を示
す。そして、各図に示す11は内底、2は胛被、
4はゴムテープ、12は中底、13が外底、1
4,15は貫通孔である。ただし、従来例と同等
部分は同一図面符号で示す。
内底11は、第2図aに示すように独立気泡ゴ
ムシートを足の平面形状に相当する形状に形成し
たものである。
胛被2は、独立気泡ゴムシートを足の胛、踵及
び足首全体を覆う形状に形成したものであり、履
き口9と下側開口縁が設けられている。この下側
開口縁は、第1図に示すように内底11の外周縁
に沿つて突合せられて接着されている。
ゴムテープ4は、第1図に示すように胛被2と
内底11の接着部に沿い、胛被2と内底11の外
面に跨つて貼着されている。
中底12は、第2図bに示すように充実ゴムシ
ートを内底11よりも少し小さ目にして足の平面
形状に形成したものであり、第1図に示すように
内底11の下面のゴムテープ4を貼着していない
部分に貼着されている。
外底13は、第2図cに示すように通水性の板
状のフエルトを内底11よりも少し大き目にして
足の平面形状に形成したものであり、第1図に示
すように中底12の下面及びゴムテープ4の下面
部分に貼着されている。
貫通孔14,15は、第2図a,bに示すよう
に内底11の上面から下面に貫通する7個の貫通
孔14と、中底12の上面から下面に貫通する7
個の貫通孔15とからなつている。そして、貫通
孔15は貫通孔14よりも少し大き目に形成され
ており、第1図に示すように、内底11と中底1
2を貼着した状態でこれらの貫通孔14,15が
一致する。
なお、胛被2及び内底11の各内面には伸縮性
を有する裏布7を貼着してあり、この裏布7の各
貫通孔14に対応する部分には夫々貫通孔を設け
てある。第1図に示す8は接着剤であり、内底1
1及び中底12に設けた各7個の貫通孔14,1
5の位置に対応する外底13の上面には接着剤8
を塗布しない部分17,17……を設けてある。
この水中用履物10を履いて水に入ると、水が
フエルト製の外底13を透過し、外底13の接着
剤8を塗布していない部分17及び内底11と中
底12とを貫通する複数の貫通孔14,15を通
つて内側に侵入してくるし、履き口9からも侵入
してくる。しかし、履物10内に水が入つてしま
うと、それ以後、貫通孔14,15及び履き口9
からの水の出入が殆ど無くなり、足は独立気泡ゴ
ムシート製の胛被2及び内底11により保温され
る。そして、水から出ると、この水中用履物10
を履いたままであつても履物10内の水は複数の
貫通孔14,15等を通り、フエルト製の外底1
3を透過して外側に流れ出る。また、外底13を
フエルトにより形成してあるので、岩場を歩いて
も滑りくく、歩き易い。
ただし、実施例では中底12を充実ゴム製とし
たが、この他に軟質PVCまたはゴム以外の耐水
性材質のものを使用することができる。
そして、内底11と中底12に夫々7個の貫通
孔14,15を設けたが、他の複数の貫通孔1
4,15とすることができるし、内底11と中底
12に1個づつ貫通孔14,15を設けてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、この水中用履物を履いておれば、従来例の
履物と同様に水中で足が冷やされないようにする
ことができるという効果がある。そして、水から
出たとき、従来の履物のようにいちいち履物を脱
いで水を出さなくても、この水中用履物を履いた
状態で履物内の水を外側に流出させることができ
るので便利であるという効果がある。また、この
履物を履いたままで履物内の水が外側に流出する
にもかかわらず、外底から砂やゴミが内側に入ら
ないので履き心地がよいという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の水中用履物を第4
図のA−A方向から見た拡大断面図、第2図a,
b,cは同実施例の内底、中底及び外底を示す斜
視図、第3図は従来の水中用履物を第4図のA−
A方向から見た拡大断面図、第4図は同従来の水
中用履物の右側面図である。 2……胛被、4……ゴムテープ、8……接着
剤、10……水中用履物、11……内底、12…
…中底、13……外底、14,15……貫通孔、
17……外底の接着剤を塗布しない部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 独立気泡ゴムシート製の内底と、この内底の外
    周縁に下縁部が結合されている独立気泡ゴムシー
    ト製の胛被と、上記胛被の下縁部に沿い上記胛被
    と上記内底の外面に跨つて貼着したゴムテープ
    と、上記内底の下面に貼着した水不透過性の中底
    と、この中底の下面及び上記ゴムテープの下面部
    分に貼着したフエルト製の外底と、からなる水中
    用履物において、 上記内底と上記中底とにこの両底を貫通する1
    または複数の貫通孔を設け、少なくともこの1ま
    たは複数の貫通孔の位置に対応する上記外底の上
    面に接着剤を塗布しない部分を設けたことを特徴
    とする水中用履物。
JP3911490U 1990-04-11 1990-04-11 Expired - Lifetime JPH056803Y2 (ja)

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JPH03129302U JPH03129302U (ja) 1991-12-26
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JP5912348B2 (ja) * 2011-09-02 2016-04-27 株式会社シマノ 釣り用履き物

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JPH03129302U (ja) 1991-12-26

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