JP3222665U - 地下たび - Google Patents

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田中 栄一
栄一 田中
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アロマトレーディング株式会社
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】高い防水性を有し、しかも着脱が容易で、更にアッパー内が蒸れてしまうのを防止することが可能で、長時間履いても不快感を覚えることがなく、常に快適な履き心地を得ることができる地下たびを提供する。【解決手段】足を挿入する開口2aが形成されたアッパー2に接地底を取り付けてなる地下たび1において、アッパー2を防水透湿性素材により構成し、接地底とアッパー2の下端部が防水性の被覆部6によって覆われており、アッパー2の上端から下方へ向かって延びるスリット8が形成され、アッパー2のスリット8を挟んで左右の両側部分によって構成されて、左右方向へ開くと開口2aを拡張する開閉部9が設けられ、開閉部9を連結して閉じ、且つ連結を解除して開く防水ファスナー10が設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は地下たびに関するものである。
地下たびは、建設、土木工事等に従事する作業員だけでなく、登山、渓流釣り等のレジャーにおいても使用される履物となっている。地下たびは特許文献1にあるように綿布で縫製されたアッパー、同様の綿布からなる中底、合成ゴムからなる接地底から構成され、アッパーに中底と接地底を糸で縫い付けて製作されている。
特開平11−221102号公報
しかしながら、上記従来の地下たびはアッパーが防水性のない綿布で構成されているので、アッパーの外面から内部へ水が浸みてしまうことになる。そればかりか、アッパーに中底と接地底を縫着しているので、糸が接地底から中底を貫通しており、接地底だけが水に浸かっても糸が貫通する穴を通って水がアッパー内へ浸みてしまう。従って、従来の地下たびは防水性が全くないものとなっている。
また、従来の地下たびはアッパーの後端部に上端から下方へ向かって延びる開閉部が設けられている。この開閉部は左右方向へ開くようになっており、開閉部を開いた状態で、地下たびを履いたり、脱いだりする。そして、この開閉部は、その左右の一方側に設けられた数個のコハゼを他方側に設けられた掛け糸に係止することで閉じることができるようになっている。このコハゼと掛け糸からなる連結構造は防水性が全くない。
また、コハゼと掛け糸からなる連結構造はコハゼを掛け糸に対し、いちいち係止したり、外したりしなくてはならないので、地下たびの着脱を面倒なものにしている。
なお、全体を防水性の合成ゴムによって構成した地下たびタイプの防水靴もあるが、これはかなりの重量があり、建設、土木工事等に従事する作業員の負担になるばかりか、登山、渓流釣り等のレジャーには不向きである。しかも、この防水靴は透湿性がないため、アッパー内が蒸れてしまい長時間履いていると不快感を覚えることになる。
本考案は、上記従来の問題点に着目して為されたものであり、高い防水性を有し、しかも着脱が容易で、更にアッパー内が蒸れてしまうのを防止することが可能で、長時間履いても不快感を覚えることがなく、常に快適な履き心地を得ることができる地下たびの提供を、その目的とする。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の考案は、足を挿入する開口が形成されたアッパーに接地底を取り付けてなる地下たびにおいて、前記アッパーを防水透湿性素材により構成し、前記接地底と前記アッパーの下端部が防水性の被覆部によって覆われており、前記アッパーの上端から下方へ向かって延びるスリットが形成され、前記アッパーの前記スリットを挟んで左右の両側部分によって構成されて、左右方向へ開くと前記開口を拡張する開閉部が設けられ、前記開閉部を連結して閉じ、且つ連結を解除して開く防水ファスナーが設けられていることを特徴とする地下たびである。
請求項2の考案は、請求項1に記載した地下たびにおいて、開閉部はアッパーのつま先側に設けられていることを特徴とする地下たびである。
本考案の地下たびは、高い防水性を有し、アッパー内に水が浸みてしまうのを防止することができる。
しかも、着脱を極めて容易に行うことが可能である。
更にアッパー内が蒸れてしまうのを防止することが可能で、長時間履いても不快感を覚えることがなく、常に快適な履き心地を得ることができる。
本考案の実施の形態に係る地下たびの開閉部を閉じた状態の斜視図である。 図1の地下たびの開閉部を開いた状態の斜視図である。 図1の地下たびの底面図である。 図3のA−A断面図とその部分拡大図である。 図1の地下たびの側面図である。
本考案の実施の形態に係る地下たび1を図面にしたがって説明する。
地下たび1はアッパー2に接地底3が中底4と共に糸5によって縫い付けられることにより取り付けられてなる。アッパー2は防水透湿性素材によって構成されている。この防水透湿性素材には、例えば、WLゴア&アソシエイツ社が製造販売するゴアテックス(Gore−Tex)(登録商標)が用いられる。
アッパー2の上端には足を挿入する開口2aが形成されている。
接地底3は防水性を有し柔軟性に富む合成ゴムによって構成されている。
接地底3とアッパー2の下端部は、スチレンブタジエンゴムを主成分とするコーティング剤からなる被覆部6によって覆われている。この被覆部6は防水性を有すると共に柔軟性に富んでいる。
コーティング剤によって被覆部6を形成する方法は所謂どぶ漬けであり、流動性のある状態のコーティング剤を容器に入れ、この容器内のコーティング剤に接地底3とアッパー2の下端部を浸して引き上げる。そして、コーティング剤を固化させる。
上記のように所謂どぶ漬けにより被覆部6を形成しているので、アッパー2に接地底3と中底4を縫い付けている糸5が通る穴にもコーティング剤が入り込んで、この穴を完全に閉鎖する。
また、アッパー2のつま先側には、スリット8が形成されている。このスリット8はアッパー2の上端から下方へ向かって延びている。アッパー2のスリット8を挟んで左右の両側部分9a、9bによって開閉部9が構成されており、開閉部9を左右方向へ開くと開口2aが拡張される。
開閉部9には防水ファスナー10が設けられている。すなわち、開閉部9の左側部分9a、右側部分9bには、防水ファスナー10のエレメントの左側部10a、右側部10bがそれぞれ取り付けられている。エレメントの左側部10a、右側部10bは、開閉部9の左側部分9a、右側部分9bの裏側で、スリット8を挟んだ縁部よりやや内側に設けられている。また、防水ファスナー10はエレメントの左側部10a、右側部10bの連結及び連結の解除を行うスライダー10cを有している。
地下たび1は以上のように構成されている。
地下たび1の使用方法を説明する。
防水ファスナー10のスライダー10cを摘んで下げ、エレメントの左側部10a、右側部10bの連結を解除する。これにより開閉部9が左右方向へ開いて、開口2aを拡張する。そして、足を拡張した開口2aへ挿入して、アッパー2につま先と足首を入れ、その状態でスライダー10cを上げて、エレメントの左側部10a、右側部10bを連結する。これにより、開閉部9の左側部分9a、右側部分9bが連結されて、開閉部9が閉じる。開閉部9は防水ファスナー10によって閉じられているので、開閉部9からアッパー2へ水が浸入するのを防止することができる。また、防水ファスナー10はアッパー2のほぼ垂直或いは傾斜する部分に設けられているので、防水ファスナー10に水がかかっても直ちに垂れて、防水ファスナー10上に留まることはない。従って、開閉部9の防水性をより確実なものとしている。
このように、スライダー10cを上げ下げするだけで開閉部9の開閉を行うことができるので、地下たび1の着脱を極めて容易に行うことが可能である。
前述のように地下たび1は、アッパー2、接地底3と共に防水性を有する材料によって構成され、しかも糸5が通る穴に被覆部6を構成するコーティング剤が入り込んで、この穴を完全に閉鎖しており、更に防水ファスナー10によって開閉部9が閉じられている。従って、ぬかるみを歩くなどしても地下たび1の外面からアッパー2内へ水が浸みてしまうのを防止することができる。しかも、アッパー2は防水透湿性素材によって構成されているので、アッパー2内が蒸れてしまうのを防止することが可能で、地下たび1を長時間履いても不快感を覚えることがなく、常に快適な履き心地を得ることができる。
また、前述のように接地底3は柔軟性に富む合成ゴムによって構成され、接地底3とアッパー2の下端部を覆う被覆部6も柔軟性に富んでいる。従って、被覆部6が接地底3の柔軟性を損なうことなく、接地底3は湾曲するように弾性変形自在であり、地下たび1としての機能的な履き易さが保たれる。
なお、エレメントの左側部10a、右側部10bは、開閉部9の左側部分9a、右側部分9bの裏側で、スリット8を挟んだ縁部よりやや内側に設けられているので、開閉部9を閉じると、スライダー10cは開閉部9の内側に位置して外部から見えない状態となる。従って、外観上のデザイン性も優れたものとなっている。
このように地下たび1は高い防水性を有し、アッパー2内に水が浸みてしまうのを防止することが可能で、また、着脱を極めて容易に行うことが可能である。しかもアッパー2内が蒸れてしまうのを防止することができ、長時間履いても不快感を覚えることがなく、常に快適な履き心地を得ることができる。更に、接地底3が湾曲するように弾性変形自在であり、地下たび本来の機能的な履き易さを備えるものである。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても考案に含まれる。
例えば、防水透湿性素材は、ゴアテックス(Gore−Tex)(登録商標)に限定されるものではなく、他の防水透湿性素材を用いてもよい。また、被覆部は防水性と柔軟性を有していれば、スチレンブタジエンゴムを主成分とするコーティング剤以外のものを用いることも可能である。
また、アッパーに接地底を糸によって縫い付けられたタイプの地下たび以外の、アッパーと接地底を接着剤により接着したもの、或いは接着剤による接着と縫着を併用したものでも本考案を適用することができる。
本考案は地下たび製造業において利用可能性がある。
1…地下たび 2…アッパー 2a…開口 3…接地底 4…中底
5…糸 6…被覆部 8…スリット 9…開閉部
9a…開閉部の左側部分 9b…開閉部の右側部分
10…防水ファスナー 10a…防水ファスナーのエレメントの左側部
10b…防水ファスナーのエレメントの右側部 10c…スライダー

Claims (2)

  1. 足を挿入する開口が形成されたアッパーに接地底を取り付けてなる地下たびにおいて、前記アッパーを防水透湿性素材により構成し、前記接地底と前記アッパーの下端部が防水性の被覆部によって覆われており、前記アッパーの上端から下方へ向かって延びるスリットが形成され、前記アッパーの前記スリットを挟んで左右の両側部分によって構成されて、左右方向へ開くと前記開口を拡張する開閉部が設けられ、前記開閉部を連結して閉じ、且つ連結を解除して開く防水ファスナーが設けられていることを特徴とする地下たび。
  2. 請求項1に記載した地下たびにおいて、開閉部はアッパーのつま先側に設けられていることを特徴とする地下たび。
JP2019002023U 2019-06-05 2019-06-05 地下たび Active JP3222665U (ja)

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