JP3227379U - 防水運動靴 - Google Patents

Abstract

【課題】雨天に校則に規定された通学運動靴に防水性能を持たせた防水運動靴を提供する。【解決手段】防水運動靴は、規定された通学用運動靴のアッパーに防水性能を持たせ、シュータン６とタン７の隙間からの浸水を阻止するために、耐久性防水シート８を連接させ、更に運動靴の内側に断水軟性ゴムを設け、靴のムレを抑えるために、耐久性防水シートと断水軟性ゴムの内側のライナー１４に通気性と速乾性のある繊維を使用するとともに、運動靴の底部に通気性があるイン・ソール１５を敷くことにより、規定された運動靴で通学等に使用出来る防水性能を持ち、運動靴の中がムレにくくした。【選択図】図２

Description

本考案は、速乾性を持ち、完全防水性能がある運動靴に関するものである。
防水運動靴においては、速乾性のある運動靴と防水内層を持たせ、タンの両側からの浸水を阻止できる耐久性防水シートを連接させた運動靴である。

長雨の通学時に、校則で長靴を履けなくて、規定された運動靴しか履けないことがあり、履いた運動靴は水に濡れることで授業中に集中力が低下したり、濡れた靴が乾くまで時間がかかる欠点があった。

本考案は、上述の問題を解決するためになされたものであり、速乾性素材で製造された運動靴として、内側に断水軟性ゴムを接着させて、タンの両側からの浸水を考慮し、耐久性防水シートをシュータンとタンの隙間に連接させて、断水軟性ゴム及び耐久性防水シートの内側のムレを抑える為に、通気性と速乾性のある繊維を採用したライナーを設け、足にフィット感をあたえることと、衝撃吸収作用もある通気性の良いイン・ソールを敷いて、完全防水性能にすることを目的としている。

本考案は、上記運動靴のトゥ、シュータン及びアウトカウンターなどのアッパーの革部に防水加工したものを使用し、且つバンプにも防水繊維を使用し、タンの両側からの浸水を阻止することができる耐久性防水シートをシュータンとタンの隙間に連接させ、更にアッパー及びミッドソールの内側に断水軟性ゴムを接着させ、前記耐久性防水シート及び断水軟性ゴムのムレを抑える為に、通気性と速乾性のある繊維素材で作り、且つ通気性の良いイン・ソールを設けた防水運動靴である。

上述の様に、本考案の防水運動靴は防水性能のあるアッパーと、防水が出来る断水軟性ゴムとタンとシュータンの隙間の耐久性防水シートで構成されたものなので、短時間で乾くことが可能となり、完全防水できる運動靴になり、ムレを抑えるための通気性良好のライナーとイン・ソールを備えているため、雨の日でも履ける校則とおりの運動靴である。

Ａ）前記の防水運動靴は従来の運動靴のスタイルなので、校則とおり通学時に適用することができる、
Ｂ）断水軟性ゴムは水に濡れることを防げるため、雨の時期に靴が濡れることを悩まず快適に過ごすことができる、
Ｃ）防水運動靴の内部に通気性と速乾性のある素材を使用したライナーとイン・ソールを使用したことにより、ムレずに履き続けることができる。

図１は防水運動靴の外側からの斜視図である。 図２は防水運動靴の上面からの図面である。 図３は図１のＳ−Ｙ線における防水運動靴の切断面図である。 図４は図２のＡ−Ｂ線における防水運動靴のシュータンとタンと耐久性防水シートの連接断面図である。

本発明は運動靴のシュータンとタンの隙間に連接された耐久性防水シートがあり、タンの両側からの浸水が阻止できる。

上記の運動靴のアッパー及びミッドソールの内側に断水軟性ゴムを接着され、運動靴の外側から水の染み込むことを防ぐ。

防水性能を持った運動靴のムレを考慮し、前記断水軟性ゴムとシュータンとタンの隙間に連接された耐久性防水シートの内側に通気性と速乾性のある繊維を使用したライナーが備えたうえに、更に運動靴の底部に通気性良好のイン・ソールを敷く。

以下、添付図面に従って一部実施例を説明する。
図１においては、１は運動靴のソール以外の部分を総称する防水性を持たせたアッパーであり、アッパーの各部の４トゥ、６シュータン、７タン、９ヒールカウンター、１０バックステー、１１シューレース、１２ホール、１６履き口パッドに防水素材を使用するとともに、防水繊維で製造した５バンプで構成された速乾性のあるアッパーである。

図２においては、８は７タンの左、右端と６シュータンの接続している部に沿って、７タンと６シュータンに防水性能に適宜の部分まで連接させた耐久性防水シートであり、谷折りして６シュータンの下面にしまうことで、７タンの両側からの浸水を防げる。また、山折りも可能であるが、１１シューレースの邪魔になる可能性があるため望ましくない。
８耐久性防水シートは、６シュータンの端から７タンの左，右端に連接させても防水することが可能であり、６シュータンの１２ホールの列の下から連接させても防水することができる。

図３は、図１のＳ−Ｙ線に沿って、防水運動靴の中央からの切断面図になり、１アッパーと２ミッドソールの内側に接着した１３は断水軟性ゴムであり、水が靴の中まで染み込むことを防げて完全に防水できる。１５はイン・ソールであり、ムレを抑えるために、通気性に優れた素材で製造した。

図４は、図２のＡ−Ｂ線に沿って、７タンと左の６シュータン及び連接させた８耐久性防水シートの段面であり、ムレを抑えるために、８耐久性防水シートと１３断水軟性ゴムの裏側に通気性と速乾性のある繊維を使用した１４ライナーを設けた。
８耐久性防水シートは、１アッパーと１３断水軟性ゴムの間に連接させたことにより、防水性能を持つが、１４ライナーと１３断水軟性ゴムの間に連接させると、更に快適な履き心地になる。

従来の運動靴のスタイルを持つ防水運動靴なので、通学時の校則に適用することは勿論、伸縮性が優れている１３断水軟性ゴムと、衝撃吸収できる１５イン・ソールにより良い履き心地が得られる。

１ アッパー
２ ミッドソール
３ アウトソール
４ トゥ
５ バンプ
６ シュータン
７ タン
８ 耐久性防水シート
９ ヒールカウンター
１０ バックステー
１１ シューレース
１２ ホール
１３ 断水軟性ゴム
１４ ライナー
１５ イン・ソール
１６ 履き口パッド

Claims (5)

1. 運動靴のシュータンとタンを耐久性防水シートで連接させたことにより、タンの両側から靴の中への水の侵入を阻止することができることを特徴とする防水運動靴。
2. アッパー及びミッドソールの内側に断水軟性ゴムを接着させたことにより、防水出来ることを特徴とする請求項１記載の防水運動靴。
3. 前記耐久性防水シート及び前記断水軟性ゴムの内側に通気性と速乾性のある繊維を使用したライナーを設けたことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の防水運動靴。
4. 前記運動靴のアッパーに防水加工したものを使用し、且つバンプに防水繊維を使用したことを特徴とする請求項１乃至請求項３記載の防水運動靴。
5. 前記運動靴の中の底部に通気性のあるイン・ソールを設置したことを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか一つに記載の防水運動靴。

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