JP3064128U - 雨除け用靴 - Google Patents

雨除け用靴

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JP3064128U
JP3064128U JP1999003483U JP348399U JP3064128U JP 3064128 U JP3064128 U JP 3064128U JP 1999003483 U JP1999003483 U JP 1999003483U JP 348399 U JP348399 U JP 348399U JP 3064128 U JP3064128 U JP 3064128U
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JP1999003483U
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信吉 幸野
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信吉 幸野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 履いている靴の甲被部から踵被部に亘る靴
上部側のみならず、靴の底も濡れないように保護するこ
とのできる雨除け用靴を提供すること。 【解決手段】 雨天時に、履いている靴S1,S2が濡
れないようにその靴S1,S2の上から履く雨除け用靴
1であって、弾性及び防水性を有する扁平板状の靴底部
2と、柔軟性及び防水性を有する材料で形成されて靴底
部2の周縁から上方へ延出され、その上端部が履き口3
とされる筒状部4とからなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、雨天の時に、履いている靴が濡れないようにその靴の上から履く雨 除け用靴に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、雨天時に靴が濡れないようにその靴の甲被部から踵被部に亘る靴の上部 側を覆うようにした靴カバーは知られている。従来の靴カバーは、降る雨や路面 から跳ね返った水が靴の上部側を濡らすのを阻止することはできるが、このカバ ーには底部がないため、靴底が濡れてしまう上に、路面上の溜まり水がカバーの 裾から内側へ入り込んで、靴の甲被部などを濡らすことがあった。
【0003】 本考案は、上記の課題に鑑み、履いている靴の甲被部から踵被部に亘る靴上部 側のみならず、靴の底も濡れないように保護することのできる雨除け用靴を提供 することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る考案の雨除け用靴は、雨天時に、履いている靴S1,S2が濡 れないようにその靴S1,S2の上から履く雨除け用靴1であって、弾性及び防 水性を有する扁平板状の靴底部2と、柔軟性及び防水性を有する材料で形成され て靴底部2の周縁から上方へ延出され、その上端部が履き口3とされる筒状部4 とからなることを特徴とする。
【0005】 請求項2は、請求項1に記載の雨除け用靴1において、筒状部4の履き口3に 紐通し部8が設けられ、この紐通し部8に紐9が通されて履き口3が絞られによ うになっていることを特徴とする。
【0006】 請求項3は、請求項1又は2に記載の雨除け用靴において、前記靴底部2は上 底板部5と下底板部6の2枚の板部5,6からなり、上下両底板部5,6は、そ れらの周縁部間に前記筒状部4の下端部を挟み込んだ状態で接合されていること を特徴とする。
【0007】 請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の雨除け用靴において、前記筒状部 4は履き口3が着用者の足の踝Kよりも上部側に位置するように長く形成されて いることを特徴とする。
【0008】 請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載の雨除け用靴において、前記筒状部 4の下部は甲被部10及び踵被部11を形成していることを特徴とする。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は本考案に係る雨除け用靴1 の使用状態を示す側面図、図2は非使用時での雨除け用靴1の側面図、図3及び 図4は、非使用時での雨除け用靴1の正面図及び底面図である。これらの図から 分かるように、雨除け用靴1は、弾性を有する扁平板状の靴底部2と、柔軟性を 有する薄いプラスチックシート材で形成されていて靴底部2の周縁から上方へ延 出され、その上端部が履き口3とされる筒状部4とから構成される。
【0010】 靴底部2は、図4の底面図に示すような平面形状を有するもので、上底板部5 と下底板部6との2枚の底板部5,6からなる。上下両底板部5,6は、図5に 示すように、これら両底板部5,6の周縁部間に筒状部4の下端縁部7を挟み込 んだ状態で接着剤によって互いに一体的に接合されている。各底板部5,6は、 それぞれ厚みが3mm程度のゴム板からなり、このゴム板は天然ゴム又は合成ゴ ムによって形成されたものである。
【0011】 筒状部4の履き口3には紐通し部8が設けられ、この紐通し部4bに紐9が通 されて履き口3が絞られるようになっている。この紐9はプラスチック製のもの がよい。筒状部4の下部は、甲被部10及び踵被部11を形成している。また、 この筒状部4は、図1の(A)に示すように、履き口3が着用者の足の踝(くる ぶし)Kよりも上部側にくるように長く形成されている。
【0012】 この筒状部4は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド(ナイロン)な どの柔軟性を有する比較的薄いプラスチックシート材によって形成されるもので 、その形成にあたっては、図2及び図3から分かるように、適当なプラスチック シート材をそれぞれ所要形状の複数の部片(ここでは、3つの部片)4a,4b ,4cに裁断し、これらの部片4a,4b,4cを相互に接合することによって 、所望の筒状部4を形成することができる。
【0013】 この場合、1つの部片4aは、甲被部10及び踵被部11が形成される筒状部 4の下部側を形成する横長帯状の裁断部片で、この部片4aの両端部が図2に示 すように踵被部11のところで接着剤によって相互に接合され、その接合部をa で示す。また、この部片4aの下側縁部8は、図5に示すように靴底部2を形成 する上下両底板部5,6の周縁部間に挟み込まれて接着剤を介して相互に接合さ れる。
【0014】 また、他の部片4bは、筒状部4の大部分を形成するもので、その両端部が例 えば靴正面部側で接着剤によって接合され(その接合部をbで示す)、この部片 4bの下端縁部と前記部片4aの上端縁部とが接着剤で接合される(その接合部 をcで示す)。もう1つの部片4cは、甲被部10の頂部側を形成するもので、 筒状部4の正面部において部片4aと部片4bとの間に介在され、これらの3つ の部片4a,4b,4cの重合縁部どうしが接着剤で接合される(その接合部を d,eで示す)。
【0015】 また、部片4bの上端部は、内側へ折り返して、その折り返し縁部の下端を接 合することによって(その接合部を図6の(C)にfで示す)、紐通し部8を形 成する。この紐通し部8を形成するときの接合部fはヒートシール(熱溶着)で 形成するとよい。尚、前記各接合部a,b,c,d,eもヒートシールによって 形成することもできる。
【0016】 上記のように、プラスチックシート材をそれぞれ所要形状に裁断した複数の部 片4a,4b,4cを相互に接合することによって筒状部4を形成しているが、 筒状部4を所要形状に裁断した1つの部片によって形成することもできる。
【0017】 次に、上述した雨除け用靴1の使用方法について説明すると、図1の(A)は 、女性の使用例を示したもので、雨の日に、例えばヒール靴S1を履いたまま、 この靴S1の上から本考案の雨除け用靴1を履く。即ち、今履いている靴S1を 履いたままの状態で雨除け用靴1の筒状部4の履き口3から履き入れる。そして 、履き口3の紐通し部8に通されている紐9の両端部を縛って履き口3を適当に 絞ればよい。
【0018】 こうして雨除け用靴1を履くことによって、降雨中に道路を歩いても、中の靴 S1全体を雨水から保護できて、濡れることがなくなる。また、紐9で筒状部4 の履き口3を絞るようにすれば、履き口3からの雨水の浸入を阻止できるから、 靴S1の内部に水が浸入したり、靴下を濡らすようなことがなくなる。
【0019】 図1の(B)は、主に男性の使用例を示したもので、履き方は、図1の(A) の場合と同様に靴S2を履いたまま、この靴S2の上から雨除け用靴1を履き、 そしてこの場合にズボンTの裾部を筒状部4の中に入れて、その状態で履き口3 を絞るようにした使用例であり、ボンTの裾部が濡れるのを防止することができ る。
【0020】 以上説明した実施例の雨除け用靴1では、筒状部4の履き口3に紐通し部8を 設け、この紐通し部8に通し入れた紐9を引くことによって、履き口3を絞るよ うにしたが、このような紐通し部8を設けたり紐9を使用することなく、履き口 3である筒状部4の上端部を手で適当に絞って、その履き口3を接着テープなど で絞った状態に固定するようにしてもよい。
【0021】 また、この実施例では、雨除け用靴1の筒状部4を柔軟性を有するポリエチレ ンなどのプラスチックシート材によって形成したものについて説明したが、この 筒状部4は、布材などに防水剤や発水剤をコーティングするなどして防水性更や 発水性をもたせたものによって形成することができる。
【0022】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、履いている靴が濡れないようにその靴の上から 雨除け用の靴であって、弾性及び防水性を有する扁平板状の靴底部と、柔軟性及 び防水性を有する材料で形成されて靴底部の周縁から上方へ延出された筒状部と によって構成されているから、この雨除け用靴を履けば、降雨中に道路を歩いて も、中のに履いている靴の底を含むその靴全体を雨水から保護できて、その靴を 濡らすことがない。また、靴底部は弾性を有し、筒状部は柔軟性があるため、履 き心地を悪くすることがない。また筒状部が柔軟性を有することから、その上端 部の履き口を適当に絞ることができ、それによって履き口からの雨水の浸入を阻 止でき、靴下を濡らすようなこともない。更に、この雨除け用靴は、構造が簡単 で製作が容易であるから、安価で提供可能である。
【0023】 請求項2に係る考案によれば、筒状部の履き口に紐通し部を設け、この紐通し 部に紐を通して履き口を絞ることができるようになっているから、その履き口を 簡単に絞って固定できると共に、簡単に開放することができる。
【0024】 請求項3に係る考案によれば、靴底部は上下2枚の板部からなり、両底板部は それらの周縁部間に前記筒状部の下端部を挟み込んだ状態で互いに接合されるか ら、筒状部の下端部を靴底部に対し確実強固に固定できて、丈夫で長持ちさせる ことができる。
【0025】 請求項4に係る考案によれば、筒状部は、履き口が着用者の踝よりも上部側に 位置するように長く形成されているから、履いている中靴のみならず、その上部 付近も雨水から保護できて、靴下などを濡らすことがなく、またズボンの裾部を 筒状部の中に入れることができて、その裾部が濡れるのを防止できる。
【0026】 請求項5に係る考案によれば、筒状部の下部が甲被部及び踵被部を形成してい ることから、雨除け用靴を履き易く、歩き易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は、本考案に係る雨除け用
靴の使用方法を示す側面図である。
【図2】 非使用時における雨除け用靴の側面図であ
る。
【図3】 非使用時における雨除け用靴の正面図であ
る。
【図4】 非使用時における雨除け用靴の底面図であ
る。
【図5】 図2のX−X線拡大断面図である。
【図6】 (A)は図2のA−A線拡大断面図、(B)
は図2のB−B線拡大断面図、(C)は図2のC−C線
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 雨除け用靴 2 靴底部 3 履き口 4 筒状部 5,6 靴底部を形成する上下両底板部 8 紐通し部 9 紐

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨天時に、履いている靴が濡れないよう
    にその靴の上から履く雨除け用の靴であって、弾性及び
    防水性を有する扁平板状の靴底部と、柔軟性及び防水性
    を有する材料で形成されて靴底部の周縁から上方へ延出
    され、その上端部が履き口とされる筒状部とからなる雨
    除け用靴。
  2. 【請求項2】 筒状部の履き口に紐通し部が設けられ、
    この紐通し部に紐が通されて履き口が絞られにようにな
    っている請求項1に記載の雨除け用靴。
  3. 【請求項3】 前記靴底部は上底板部と下底板部の2枚
    の板部からなり、上下両底板部は、それらの周縁部間に
    前記筒状部の下端部を挟み込んだ状態で接合されている
    請求項1又は2に記載の雨除け用靴。
  4. 【請求項4】 前記筒状部は、履き口が着用者の足の踝
    よりも上部側に位置するように長く形成されている請求
    項1〜3の何れかに記載の雨除け用靴。
  5. 【請求項5】 前記筒状部の下部は甲被部及び踵被部を
    形成している請求項1〜4の何れかに記載の雨除け用
    靴。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0565652U (ja) * 1992-02-19 1993-08-31 株式会社今仙電機製作所 シートスライド装置
JP7002815B1 (ja) * 2021-07-01 2022-01-20 山田 栄子 使い捨て用履物カバー

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