JP3022122U - オーバーズボン - Google Patents

オーバーズボン

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Publication number
JP3022122U
JP3022122U JP1995009911U JP991195U JP3022122U JP 3022122 U JP3022122 U JP 3022122U JP 1995009911 U JP1995009911 U JP 1995009911U JP 991195 U JP991195 U JP 991195U JP 3022122 U JP3022122 U JP 3022122U
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JP
Japan
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pants
trousers
crotch
over
length
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995009911U
Other languages
English (en)
Inventor
千鶴子 水嶋
Original Assignee
デッケルランド株式会社
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Publication date
Application filed by デッケルランド株式会社 filed Critical デッケルランド株式会社
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荒天時などにズボンの上に簡単に着用でき、
ズボンの汚れを防ぐことのできるオーバーズボンを提供
することにある。 【解決手段】 一枚の布地から構成され、胴回りに相当
する長さと股上の深さを有する矩形状の上部2と、該上
部2からズボンの股下の長さに相当する長さだけ下方に
延び下端中央部から股上のところまで切り込まれて形成
された両サイド3、4とを有し、更に前記上部2の両側
端部と前記両サイド3、4のそれぞれ両側端部に互いに
押しつけることにより係止する可撓性ファスナー2a,
2b、3a,3b、4a,4bが取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、オーバーズボンに係り、特に荒天時に使用してズボンの濡れや汚れ を防ぐために使用するオーバーズボンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、天気の良くないときに釣や登山あるいはゴルフ等を行う場合、履い ているズボンを雨や泥などで汚さないようにするためズボンの上にオーバーズボ ンを着用することがある。 この種のオーバーズボンは、通常、一般的なズボンの形状に最初からなってい て、着用する際には、胴回りを形成する部分の上端部を手で持って、左右の円筒 状に形成された足が入る部分に上側から片側ずつ足を入れて履くようにしている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のような場合に、長靴やゴルフシューズあるいは登山靴等がズ ボンの内部に引っかかって非常に履きにくく、また靴が濡れたり汚れたりしてい るとそれによってオーバーズボンの内部を汚してしまい、その結果履いていたズ ボンも汚してしまうという問題点があった。 本考案の課題は、いちいち上側から足を入れなくても済み、かつ簡単に脱着で きるオーバーズボンを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るオーバーズボンは、一枚の布地から構成され、胴回りに相当する 長さと股上の深さを有する矩形状の上部と、該上部からズボンの股下の長さに相 当する長さだけ下方に延び下端中央部から股上のところまで切り込まれて形成さ れた両サイドとを有し、更に前記上部の両側端部と前記両サイドのそれぞれ両側 端部に互いに押しつけることにより係止する可撓性ファスナーが取り付けられて いることを特徴としている。
【0005】 この場合に、前記ズボンとしては、短ズボンから長ズボンまでの長さのものを 含んでおり、また前記布地として水をはじく性質のものであることが望ましい。
【0006】
【作用】
本考案は、上述のように構成されているので、着用する場合には、先ずこのオ ーバーズボンを現在履いているズボンの後ろ側に当てて、その左右の端部を前に 回して、上部の両側にある可撓性ファスナーを合わせて押しつけ固定するととも に、両サイドを足の回りに巻き付けるようにして左右それぞれも両側端部に取り 付けられている可撓性ファスナーを合わせて押しつけ固定する。 このように、このオーバーズボンは上部から足を入れなくて済むため、着用が しやすく、かつ靴によって内部が汚れるという問題も発生しない。 また、布地は水をはじく性質を有するので、外部からの雨や泥水がかかっても 中に着ているズボンが汚れたり濡れたりする心配がない。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。 図1(a)は、本考案の第1の実施の形態例を示すもので、オーバーズボン1 は、一枚の布地から構成されている。その形状は、図に示すように、人の胴回り に相当する長さと股上の深さの幅を有する矩形状の上部2と、該上部2から長ズ ボンの股下の長さに相当する長さだけ下方に延び下端中央部から股上のところま で切り込まれて形成された右サイド3と左サイド4とからなる両サイドを有して いる。 そして、これら両サイドの下端部の長さは、丁度ズボンの裾回りほどの長さと なっている。
【0008】 また、前記上部2の両側端部には、互いに押しつけることにより係止する可撓 性ファスナー2a、2bが取り付けられており、一方の可撓性ファスナー2aは 多数の鉤状の突起が設けられ、他方の可撓性ファスナー2bはこれら鉤状の突起 に引っかかる網状になっている。すなわち、いわゆるマジックテープが装着され ている。 更に、前記右サイド3と左サイド4の両側端部にも、前記上部2の場合と同様 に互いに押しつけることにより係止する可撓性ファスナー、いわゆるマジックテ ープ3a,3b、4a,4bが取り付けられている。
【0009】 そして、このオーバーズボン1を着用する場合には、先ずこのオーバーズボン 1を現在履いているズボンの後ろ側に当てて、上部2の両側端部を前に回してそ の端部に取り付けられた可撓性ファスナー2a,2bを合わせて押しつけ固定す るとともに、右サイド3と左サイド4の外側端部を足の回りに巻き付けるように して前に回して内側端部に合わせ、それぞれの端部に取り付けられている可撓性 ファスナー3aと3b及び4aと4bとを圧着する。図1(b)は、この状態を 示す斜視図である。 なお、このオーバーズボン1の布地は、ナイロンやポリエステル等から成る化 学繊維に特殊加工して撥水性を持たせたものを用いるか、あるいは布に高重合ポ リマーフィルムをラミネート加工して防水性を持たせたものでもよい。
【0010】 上述したように、このオーバーズボン1は上部から足を入れなくて済むため、 着用がしやすく、かつ靴によって内部が汚れるという問題も発生しないし、また 、撥水性あるいは防水性があるので、外部からの雨や泥水がかかっても中に着て いるズボンを汚れから守ることになる。 また、脱着が容易なので、釣や登山あるいはゴルフ等のスポーツ時のみならず 雨天時の通勤等のときにも使用することができる。
【0011】 次ぎに、本考案の第2の実施の形態について説明する。 図2(a)は、本考案の第2の実施の形態例を示すもので、オーバーズボン1 0は、一枚の布地から構成されている。その形状は、図に示すように、人の胴回 りに相当する長さと股上の深さの幅を有する矩形状の上部12と、該上部12か ら短ズボンの股下の長さに相当する長さだけ下方に延び下端中央部から股上のと ころまで切り込まれて形成された右サイド13と左サイド14とからなる両サイ ドを有している。 これら両サイドの下端部の長さは、丁度短ズボンの裾回りほどの長さとなって いる。
【0012】 また、前記上部12の両側端部には、互いに押しつけることにより係止する可 撓性ファスナー12a、12bが取り付けられており、一方の可撓性ファスナー 12aは多数の鉤状の突起が設けられ、他方の可撓性ファスナー12bはこれら 鉤状の突起に引っかかる網状になっている。いわゆる、マジックテープが装着さ れている。 更に、前記右サイド13と左サイド14の両側端部にも、前記上部12の場合 と同様に互いに押しつけることにより係止する可撓性ファスナー、いわゆるマジ ックテープ13a,13b、14a,14bが取り付けられている。
【0013】 そして、このオーバーズボン10を着用する場合には、先ずこのオーバーズボ ン10を現在履いている短ズボンやパンツの後ろ側に当てて、上部12の両側端 部を前に回してその端部に取り付けられた可撓性ファスナー12a,12bを合 わせて押しつけ固定するとともに、右サイド13と左サイド14の外側端部を足 の回りに巻き付けるようにして前に回して内側端部に合わせ、それぞれの端部に 取り付けられている可撓性ファスナー13aと13b及び14aと14bとを圧 着する。図2(b)は、この状態を示す斜視図である。
【0014】 このオーバーズボン10の場合にも、上部から足を入れなくて済むため、着用 がしやすく、かつ靴によって内部が汚れるという問題も発生しない。なお、この 場合も、上記の例と同様、布地は撥水性あるいは防水性を有し、外部からの雨や 泥水がかかっても中に着ているズボンを汚れから守ることになる。 また、防水性を有する布地を使用したオーバーズボン10の場合、例えば長期 に渡って寝たきりの病人のおむつ等の上に着用すると、その着用が簡単であると ともに尿等の外への漏れを防止することも可能となる。
【0015】 なお、上述の例では、布地の端部同士を係止する部材として可撓性ファスナー を使用したが、これに限らずボタンやホックを使用してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるオーバーズボンは、脱着がしやすく、かつ 脱着時に靴によって内部が汚れるという問題もないので、中に履いているズボン を汚す恐れがない。 また、布地が水をはじく性質を有するので、外部からの雨や泥水がかかっても 中に履いているズボンを濡れや汚れから保護してくれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案の第1の実施の形態例に係るオー
バーズボンの展開図、(b)は着用時の斜視図である。
【図2】(a)本考案の第2の実施の形態例に係るオー
バーズボンの展開図、(b)は着用時の斜視図である。
【符号の説明】
1 オーバーズボン 2 上部 2a 可撓性ファスナー 2b 可撓性ファスナー 3 右サイド 3a 可撓性ファスナー 3b 可撓性ファスナー 4 左サイド 4a 可撓性ファスナー 4b 可撓性ファスナー 10 オーバーズボン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の布地から構成され、胴回りに相当
    する長さと股上の深さを有する矩形状の上部と、該上部
    からズボンの股下の長さに相当する長さだけ下方に延び
    下端中央部から股上のところまで切り込まれて形成され
    た両サイドとを有し、更に前記上部の両側端部と前記両
    サイドのそれぞれ両側端部に互いに押しつけることによ
    り係止する可撓性ファスナーが取り付けられていること
    を特徴とするオーバーズボン。
  2. 【請求項2】 前記ズボンは、短ズボンから長ズボンま
    での長さのものをいうことを特徴とする請求項1記載の
    オーバーズボン。
  3. 【請求項3】 前記布地は水をはじく性質を有すること
    を特徴とする請求項1記載のオーバーズボン。
JP1995009911U 1995-08-29 1995-08-29 オーバーズボン Expired - Lifetime JP3022122U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144265A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Kanji Noda 使い捨てズボンカバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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