JP3036573U

JP3036573U - 釣り用巻きスカート

Info

Publication number: JP3036573U
Application number: JP1996010862U
Authority: JP
Inventors: 煕三清水
Original assignee: Shimizu Corp
Current assignee: Shimizu Corp
Priority date: 1996-10-04
Filing date: 1996-10-04
Publication date: 1997-04-22
Anticipated expiration: 2002-10-04

Abstract

(57)【要約】【目的】釣り、特に、ヘラブナ釣り用練餌による衣服
への汚れ防止だけでなく、それ自体練餌に対する防汚
性、防水性、防寒性に優れた釣り用巻きスカートを提供
する。【構成】防汚性と防水性を備えた表地２と防寒性を備
えた裏地３と紐４とからなり、表地２と裏地３が着脱自
在である釣り用巻きスカート。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、釣り用の巻きスカート、特にヘラブナ釣りに適した巻きスカートに関する。

【０００２】

【従来の技術】

釣り、特にヘラブナ釣りには、ウドン粉、オカユネリ、マッシュポテト、グルテン等のヘラブナ用練餌を用いるが、このヘラブナ用練餌は、釣り人の衣服に付き易く、また付くととれにくい。更に、ヘラブナ釣りは、練餌の交換を１分に１回程度しなければならず、練餌が衣服に付着する可能性は非常に高いものとなる。そこで、膝掛けタイプ、前掛けタイプ、スカートタイプの衣服への汚れ防止用のカバーが使われていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、膝掛けタイプ、前掛けタイプの衣服への汚れ防止用のカバーの場合は、衣服の一部を覆うだけであるので、練餌の衣服への付着防止が十分ではなく、スカートタイプの衣服への汚れ防止用のカバーの場合は、行動の自由が束縛され、桟橋から落ちる等の危険があった。また、上記従来の衣服への汚れ防止用のカバーは、練餌の衣服への付着防止を前提にしていたのて、カバーその物の練餌に対する防汚性と防水性に対する配慮が欠けており、また、寒い時期の釣りに対する防寒性の配慮も欠けていた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案の目的は、釣り、特にヘラブナ釣りの用練餌に対する防汚性を有すると共に、防水性と防寒性を備えた釣り用巻きスカートを提供することにある。すなわち、本考案の巻きスカートは、防汚性と防水性を備えた表地２と防寒性を備えた裏地３と紐４とからなり、表地２と裏地３が着脱自在である。表地２と裏地３は台形状であり、上端の幅が８０〜１５０ｃｍ、下端の幅が１２５ｃｍ〜２２０ｃｍ、高さが９０ｃｍ〜１６０ｃｍであるので、大きい人も小さい人も、自分の体にあったものを選択できる。表地２がウドン粉、オカユネリ、マッシュポテト、グルテン等のヘラブナ用練餌の付着に対する防汚性に優れており、練餌の付着した表地を洗えば元どおりの綺麗さを保てるので、ヘラブナ用練餌が付着してもスカートの清潔性を保てる。特に、表地２がナイロン生地からなり、これに揆水加工を施し、その裏面をアクリル樹脂でコーティングしたものの場合はその効果が一層優れている。表地２がナイロン生地からなり、これに揆水加工を施し、その裏面をアクリル樹脂でコーティングしている。表地２の上方と裏地の上端に両者を着脱自在に装着できるスライドファスナー５が設けられ、表地２と裏地５の両側部と下部に両者を着脱自在に装着できる面ファスナー６が設けられており、裏地が、ダウン、キルト、布団、毛布、ジャージー、フリース生地のいずれかからなる。

【０００５】

【作用及び効果】

本考案の巻きスカートは、防汚性と防水性を備えた表地２と防寒性を備えた裏地３と紐４とからなり、表地２と裏地３が着脱自在である。釣り、特にヘラブナ釣り用練餌からの防汚性や防水性に富み、寒暖に合わせて裏地を着脱自在なので、防寒性にも富む。表地２と裏地３は台形状であり、上端の幅が８０〜１５０ｃｍ、下端の幅が１２５ｃｍ〜２２０ｃｍ、高さが９０ｃｍ〜１６０ｃｍであるので、大きい人も、小さい人も体に合わせたものを選択できる。表地２がウドン粉、オカユネリ、マッシュポテト、グルテン等のヘラブナ用練餌の付着に対する防汚性に優れているので、特にヘラブナ釣りに適する。表地２がナイロン生地からなり、これに揆水加工を施し、その裏面をアクリル樹脂でコーティングしているので、ヘラブナ釣り用の練餌にも十分防汚性があり、表地さえ洗えば元どおり綺麗さを保てる。表地２の上方と裏地の上端に両者を着脱自在に装着できるスライドファスナー５が設けられ、表地２と裏地５の両側部と下部に両者を着脱自在に装着できる面ファスナー５が設けられており、裏地が、ダウン、キルト、布団、毛布、ジャージー、フリース生地のいずれかからなるので、表地と裏地の着脱が容易であり、防寒性にも優れている。表地２の上方と裏地の上端に両者を着脱自在に装着できるスライドファスナー５に代えて、面ファスナー、ボタン、ホックを用いてもよく、表地２と裏地５の両側部と下部に両者を着脱自在に装着できる面ファスナー５に代えて、スライドファスナー、ボタン、ホックを用いてもよい。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１及び図２に本考案の実施例を示す。本考案の釣り用巻きスカート１は、防汚性と防水性を備えた表地２と防寒性を備えた裏地３と紐４とからなり、表地２の上方と裏地の上端に両者を着脱自在に装着できるスライドファスナー５が設けられ、表地２と裏地５の両側部と下部に両者を着脱自在に装着できる面ファスナー５が設けられており、表地２と裏地３が着脱自在である。表地２と裏地３は台形状であり、実施例では、上端の幅が１００ｃｍ、下端の幅が１４５ｃｍ、高さが１２０ｃｍで標準サイズとなっている。表地２はウドン粉、オカユネリ、マッシュポテト、グルテン等のヘラブナ用練餌の付着に対する防汚性に優れており、練餌の付着した表地を洗えば元どおりの綺麗さを保てるように構成されている。具体的には、表地２はナイロン生地からなり、これに揆水加工を施し、その裏面をアクリル樹脂でコーティングしている。裏地は、実施例では、ダウン生地であり、防寒性に富んでいる。

【０００６】図３は、本考案の釣り用巻きスカート１を装着して釣りを行っている図であり、図に示されるように、釣り人は、椅子に座った状態で巻きスカート１で腰から足全体を覆うことができ、しかも巻きスカートであるので、歩行が通常のスカートに比べて容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の釣り用巻きスカートを裏面方向から見
た斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。

【図３】本考案の釣り用巻きスカートの仕様状態説明図
である。

【符号の説明】

１………釣り用巻きスカート、２………表地、３………
裏地、４………紐、５………スライドファスナー、６…
……面ファスナー。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所Ａ４１Ｄ 31/02 Ａ４１Ｄ 31/02 Ａ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】防汚性と防水性を備えた表地２と防寒性
を備えた裏地３と紐４とからなり、表地２と裏地３が着
脱自在である釣り用巻きスカート。
【請求項２】表地２と裏地３は台形状であり、上端の
幅が８０〜１５０ｃｍ、下端の幅が１２５ｃｍ〜２２０
ｃｍ、高さが９０ｃｍ〜１６０ｃｍである請求項１記載
の釣り用巻きスカート。
【請求項３】表地２がウドン粉、オカユネリ、マッシ
ュポテト、グルテン等のヘラブナ用練餌の付着に対する
防汚性に優れており、練餌の付着した表地を洗えば元ど
おりの綺麗さを保てる請求項１又は２記載の釣り用巻き
スカート。
【請求項４】表地２がナイロン生地からなり、これに
揆水加工を施し、その裏面をアクリル樹脂でコーティン
グした請求項１乃至３記載のいずれかの釣り用巻きスカ
ート。
【請求項５】防汚性と防水性を備えた台形状の表地２
と防寒性を備えた台形状裏地３と紐４とからなり、表地
２と裏地３が着脱自在である釣り用巻きスカートであ
り、スカートの上端の幅が８０〜１５０ｃｍ、下端の幅が１
２５ｃｍ〜２２０ｃｍ、高さが９０ｃｍ〜１６０ｃｍで
あり、ウドン粉、オカユネリ、マッシュポテト、グルテン等の
ヘラブナ用練餌の付着に対する防汚性に優れるように、
表地２がナイロン生地からなり、これに揆水加工を施
し、その裏面をアクリル樹脂でコーティングしたもので
あり、練餌の付着した表地を洗えば元どおりの綺麗さを
保てる釣り用巻きスカート。
【請求項６】表地２の上方と裏地の上端に両者を着脱
自在に装着できるスライドファスナー５が設けられ、表
地２と裏地５の両側部と下部に両者を着脱自在に装着で
きる面ファスナー６が設けられており、裏地が、ダウ
ン、キルト、布団、毛布、ジャージー、フリース生地の
いずれかからなる請求項１乃至５のいずれかの釣り用巻
きスカート。