JPH0567877B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0567877B2
JPH0567877B2 JP62116793A JP11679387A JPH0567877B2 JP H0567877 B2 JPH0567877 B2 JP H0567877B2 JP 62116793 A JP62116793 A JP 62116793A JP 11679387 A JP11679387 A JP 11679387A JP H0567877 B2 JPH0567877 B2 JP H0567877B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchange
inorganic filler
paper
exchange element
scaly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62116793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63282496A (ja
Inventor
Naohide Saito
Junichi Tamura
Shigeo Take
Masaji Kurosawa
Isao Terada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Eneos Corp
Original Assignee
Nichias Corp
Nippon Oil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichias Corp, Nippon Oil Corp filed Critical Nichias Corp
Priority to JP62116793A priority Critical patent/JPS63282496A/ja
Priority to US07/195,674 priority patent/US4911227A/en
Priority to DE3816466A priority patent/DE3816466A1/de
Publication of JPS63282496A publication Critical patent/JPS63282496A/ja
Publication of JPH0567877B2 publication Critical patent/JPH0567877B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D19/00Regenerative heat-exchange apparatus in which the intermediate heat-transfer medium or body is moved successively into contact with each heat-exchange medium
    • F28D19/04Regenerative heat-exchange apparatus in which the intermediate heat-transfer medium or body is moved successively into contact with each heat-exchange medium using rigid bodies, e.g. mounted on a movable carrier
    • F28D19/041Regenerative heat-exchange apparatus in which the intermediate heat-transfer medium or body is moved successively into contact with each heat-exchange medium using rigid bodies, e.g. mounted on a movable carrier with axial flow through the intermediate heat-transfer medium
    • F28D19/042Rotors; Assemblies of heat absorbing masses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S165/00Heat exchange
    • Y10S165/009Heat exchange having a solid heat storage mass for absorbing heat from one fluid and releasing it to another, i.e. regenerator
    • Y10S165/042Particular structure of heat storage mass
    • Y10S165/043Element for constructing regenerator rotor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S165/00Heat exchange
    • Y10S165/905Materials of manufacture

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、気体用熱交換素子、特に気体間の顕
熱交換に使用する熱交換素子に関するものであ
る。 従来の技術 各種有機繊維または無機繊維を種原料にして紙
を作り、これをハニカム構造体に加工したものか
らなる気体用熱交換素子は、特開昭52−127663号
公報、特開昭54−19548号公報等に記載されてお
り、公知である。この種の熱交換素子は、同じよ
うなハニカム構造体からなるものでもセラミツク
ス系の押出成形物からなるものと比べると、軽量
であり、大型のものを製造することができ、かつ
生産性がよいなどの特長を持つため、種々の分野
で実用化されつつある。 用途面からみた場合、気体用熱交換素子は、顕
熱交換用素子、潜熱交換(除湿もしくは減湿)の
ための素子および全熱交換(顕熱および潜熱の交
換)のための素子に大別され、潜熱交換用および
全熱交換用のものは、塩化リチウム、臭化リチウ
ム、モレキユラーシーブ等の吸湿剤を担持させて
ある。 紙を加工して形成したハニカム構造体からなる
気体用熱交換素子(化、単に熱交換素子という)
において熱交換能以外に特に問題となる特性は、
使用条件が苛酷な顕熱交換素子における耐久性と
ガス遮断性である。 すなわち、顕熱交換素子として使用する場合、
イオウ酸化物を含有するガスを中〜低温域で処理
すると、イオウ酸化物が凝縮して熱交換素子に付
着、浸透するから、熱交換素子は、単なる耐熱性
のほかに耐酸性を備えていないと使用中の物性劣
化が早く、長期間の使用に耐えない。 また、熱交換器の中でもいわゆる直交流型熱交
換器の素子を構成する紙は、熱交換させる2種類
の気体流の隔壁となる部分で気体の混合が起こら
ないよう、気体をなるべく透過させないものであ
ることが望まれる。 多くの場合、必要な耐酸性は熱交換素子を構成
する紙の材料をすべて耐酸性のよいものとするこ
とにより達成可能であり、またガス遮断性は、紙
に対する無機質充填材の充填密度あるいは塗工量
を高めれば向上させることができる。しかしなが
ら、高度の耐酸性とガス遮断性の両方を、薄く軽
い紙からなるというこの熱交換素子の特長を損な
うことなしに同時に達成することは至難である。
したがつて、従来の熱交換素子のガス遮断性は、
比較的よい場合でも、きわめて低い水準のもので
あつた。 発明が解決しようとする問題点 したがつて本発明の目的は、薄くて軽い紙から
なるという特長を失なうことなしに高度の耐酸性
とガス遮断性とを兼備したハニカム構造の熱交換
素子およびその製造法を提供することにある。 問題点を解決するための手段 上記課題を解決することに成功した本発明の熱
交換素子は、耐酸性ガラス繊維、無機質充填材お
よび結合材を主要構成材とする紙から作られたハ
ニカム構造体よりなる気体用熱交換素子におい
て、素子構成材料全体の85重量%以上がSiO2
たはSiO2+ZrO2からなり、無機質充填材の少な
くとも一部が鱗片状のものであり、該鱗片状無機
質充填材が紙の表面近傍に偏在し且つ該鱗片状粒
子の大部分が紙の表面に平行に配置されており、
それにより高度ガス遮断性領域を形成しているこ
とを特徴とするものである。 また、本発明による上記熱交換素子の製造法
は、耐酸性ガラス繊維より抄造され非鱗片状無機
質充填材が充填された紙を用いて熱交換素子に必
要な形状のハニカム構造体を製造し、得られたハ
ニカム構造体を少なくとも一部が鱗片状のもので
ある無機質充填材の懸濁液に浸漬し、該浸漬処理
により付着した無機質充填材を結合材で紙に固定
することを特徴とする。 紙を素材とする熱交換素子の耐酸性の良否は、
紙を構成するすべての材料の耐酸性によつて決ま
る。したがつて、本発明に熱交換素子のための紙
は、可能な限り、耐酸性のよいガラス繊維と無機
質充填材から作られる。耐酸性がよく本発明の熱
交換素子製造に適したガラス繊維としては、
ZrO2を5〜25重量%含有するガラス繊維、Cガ
ラス繊維、シリカガラス繊維などがある。上記酸
化ジルコニウム含有繊維は一般には耐アルカリ性
ガラス繊維として市販されており、市販品の具体
例としてはアルフアイバー(旭硝子)、CEM−
FIL(ピルキントン)などがある。そのガラス組
成の好ましい範囲は下記のとおりである(カツコ
内は特に好ましい範囲を示す)。 SiO2 50〜70重量% ZrO2 5〜25重量%(15〜25重量%) Al2O3 0〜10重量% RO※ 0〜20重量% R2O※※ 10〜25重量% 残余成分 0〜5重量% ※ アルカリ土類金属酸化物、MnO2 ※※アルカリ金属酸化物 繊維間間隔を埋めて紙のガラス遮断性を高める
無機質充填材としても、熱交換素子の耐酸性を重
視する限りなるべく耐酸性のよいもの、たとえば
ケイ石粉末、ジルコニア粉末などを用いるのが有
利であるが、これらの粉末だけでは、満足できる
ガス遮断性を達成することができない。そこで本
発明の熱交換素子には、無機質充填材の少なくと
も一部に鱗片状のものを用い、且つそれをなるべ
く紙の表面に近いところに偏在させる。さらに、
扁平な鱗片状無機質充填材粒子を紙の表面に平行
に配置する。このように配置された鱗片状充填材
粒子は少量で紙をよく被覆し、高度のガス遮断性
を有する層を形成する。 本発明の熱交換素子に使用可能な鱗片状無機質
充填材は、最大粒子径が約40μ以下のものであ
る。あまり大きなものは、紙に安定に担持させる
ことが難しい。その具体例としては、Cガラスフ
レークがある。この材料は、耐酸性がよく、した
がつて特に高度の耐酸性を要求される熱交換素子
に適している。しかしながら、粒子の厚さが約
3μもあり、直径が充分大きなものを充分量使用
することは難しい(安定担持が困難)ので、これ
だけを用いて達成可能なガス遮断性はそれほど高
くない。マイカ粉末は、厚さが約1μ以下と極め
て薄く、したがつて直径が充分大きく被覆力が大
きなものを使用しても、安定担持が可能である。
このため、ガス遮断性向上には極めて有効である
が、耐酸性がやや悪いので、多量使用すると熱交
換素子の耐酸性が悪くなる。したがつて、前述の
Cガラスフレークのような耐酸性のよいものと併
用するのが適当である。 いかなる材料の組合せとなるにせよ、本発明の
熱交換素子は素子全体のSiO2(ZrO2含有材料を用
いる場合はSiO2+ZrO2)が素子重量の85重量%
以上になるように作られる。これは、イオウ酸化
物を含有する気体の顕熱交換に使用する場合に必
要な高度の耐酸性を得るのに必要な条件である。 本発明による高度ガス遮断性熱交換素子の製造
法の詳細は次のとおりである。 まずガラス繊維を常法により抄造し、紙状にす
る。紙の好ましい厚さは、0.2〜1.5mm程度であ
る。厚すぎると後の加工が困難になる。抄造した
紙に、紙の加工性を向上させるためのコーテイン
グを施す。このためのコーテイング材としては、
酢酸ビニル樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、ポリエチレン、水溶性アクリル樹脂、水溶性
ポリウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、デンプ
ン、酸化デンプン、カゼインなど有機質のバイン
ダーと、粒径が20μ以下、好ましくは約0.5〜10μ
の耐酸性無機質充填材との混合物を用いる。粒径
が大きい鱗片状充填材は、紙の表面に蓄積して芯
部まで充填されないだけでなく、他の、本来は充
填容易な充填材まで充填困難にするから、この段
階では用いないことが望ましい。塗布量は、紙の
型付け加工に必要な加工性を付与するのに足りる
程度(通常200〜500g/m2)とし、過剰にならな
いようにすることが望ましい。 コーテイングを終わつた後は、乾燥後、ハニカ
ム構造体を製造するのに必要な型付け加工たとえ
ばコルゲート加工を施し、更に、所望の形状の熱
交換素子とするため、加工紙同士または未加工紙
との積層処理を施す。積層処理に用いる接着剤の
主剤としては有機質のものは不適当であつて、後
記焼成処理に耐える接着を可能にする無機質のも
ので、且つ耐酸性を有する硬化物を与えるものを
用いなければならない。好ましい接着剤の具体例
としては、アルミナゾル、コロイダルシリカ、ケ
イ酸アルカリ(たとえばケイ酸ソーダ)等に非晶
質シリカ、ケイ石、Cガラスフレーク等の充填材
を加えたもの、あるいはこれらにさらにメチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース等の増粘
剤を加えて粘性、保水性、初期付着性、収縮防止
性等を調整したものがある。 成形加工と積層処理を施してハニカム構造体に
した紙に、次いで鱗片状無機質充填材またはこれ
と他の無機質充填材との混合物を付着させ、固定
する。この工程は、コロイダルシリカのような耐
酸性結合材と無機質充填材とを分散させた水中に
ハニカム構造体を浸漬したのち水切りし、最後に
乾燥、焼成することにより行う。空隙率が高いガ
ラス繊維紙が結合材や無機質充填材のスラリーに
浸漬されたとき、粒径が小さい結合材粒子や粒状
の無機質充填材は水と共に繊維間空隙に入り込ん
で充填されるが、鱗片状無機質充填材だけは、鱗
片状であるがゆえに繊維間空隙にはほとんど入り
込めず、紙の表面で濃縮される。そして、ハニカ
ム構造体がスラリーから引き上げられて水切りさ
れ乾燥される過程で、鱗片状無機質充填材は必然
的に、その広い表面で紙の表面に密着する最も安
定な配置(すなわち紙の表面に平行な配置)をと
る。 焼成により結合材が硬化して無機質充填材が固
定され、同時に有機質成分が除去されたハニカム
構造体に、必要に応じて再度(またはそれ以上の
回数くり返して)、上述の浸漬処理と加熱乾燥を
施す。処理を繰返すことによつて、鱗片状無機質
充填材が上述のような特定の配置で紙表面を覆う
構造が強化され、ついには紙の表面全体が鱗片状
無機質充填材でほとんど隙間なく覆われて、製品
のガス遮断性がよくなる。また、最後に結合材
(エチルシリケートが浸透性にすぐれているので
好ましい)のみの含浸処理を施すと、強度が増す
とともに、マイカ粉末のように耐酸性にやや難が
ある充填材を用いた場合でも、マイカが結合材で
被覆される結果、高度の耐酸性を有する製品が得
られる。ダストが付着しにくくなるように、表面
をフツ素樹脂(たとえば四フツ化エチレン−六フ
ツ化プロピレン共重合体樹脂)でコーテイングし
てもよい。 なお、以上のすべての工程において使われる原
料および処理材料は、最終的に得られる熱交換素
子の85重量%以上がSiO2またはSiO2+ZrO2から
なるように選ばれなければならない。 上述のようにして得られる本発明の熱交換素子
の一例(いわゆる直交流型のもの)を、第1図に
示した。 得られた熱交換素子は、そのまま、あるいは適
宜熱交換素子として必要な寸法、形状、構造のも
のとするため、切断、穿孔あるいは再度接着する
などの加工を施して、使用に供する。 発明の効果 本発明の熱交換素子は、化学組成において85重
量%以上をSiO2またはSiO2+ZrO2で占めるよう
に材料が選ばれることによつて高度の耐酸性を示
す。また、ガラス繊維紙からなるハニカム構造体
は繊維間に多くの空隙を有し、これを無機質充填
材粒子で充填しても粒子間および粒子−繊維間に
隙間が残るためガス遮断性を良くすることには限
界があるが、本発明の素子においては、紙がその
表面に平行に配置された鱗片状無機質充填材によ
つてほとんど隙間なく覆われていることにより、
高度のガス遮断性を示す。したがつて本発明の熱
交換素子は、イオウ酸化物を含有するガスの顕熱
交換に使用しても長期間の使用が可能であり、ま
たガス混合によつて洗浄ガスが汚染される恐れも
ない。 一方、平らな鱗片の特性を利用して、ガラス繊
維紙をハニカム構造体にした後で鱗片状無機質充
填材の懸濁液に浸漬し脱水乾燥するだけで鱗片状
無機質充填材を紙表面に平行に配置し被覆する本
発明の製造法によれば、ハニカム構造体の成形を
困難にすることなく、また特別の被覆工程を採用
する必要もなしに、上述のように優れた性能を示
す鱗片状無機質充填材被覆ハニカム構造体を容易
に製造することができる。 実施例 ガラス組成がZrO217重量%、SiO262重量%、
Na2O+K2O5重量%、CaO16重量%の酸化ジル
コニウム含有ガラス繊維(平均繊維長9mm)より
厚さ1mm、坪量120g/m2の紙を抄造し、これに、
ケイ石として300g/m2のケイ石粉末分散液(ポ
リビニルアルコールをバインダーとして含有)を
コーテイングした。次いで、コーテイング済みの
紙の一部を段ボール製造用のコルゲート加工機に
よりコルゲート加工し、未加工の平板状のものと
重ね合わせて接着し、さらにその波形の向きを交
互に直交させながら全部で4層積重ねて接着し
て、第1図の例と同様のハニカム構造体(平面形
状45mm×45mm、積層方向厚さ32mm、フルート高さ
8mm)を作製した。 このハニカム構造体を、処理液A(ケイ石粉末、
Cガラスフレーク、マイカ粉末および結合材とし
てのコロイダルシリカを含有)に浸漬し、水切り
後、400℃で焼成して有機物を除去した。その後、
再度処理液Aに浸漬してから乾燥し、再度に処理
液B(エチルシリケート溶液)に浸漬してから水
蒸気処理してエチルシリケートよりシリカを生成
させ、乾燥した(実施例1,2,5)。 別に、処理液Bによる処理を省略したほかは実
施例1と同様にして実施例3を、また実施例1と
同様にしたのちにさらに10重量%のフツ素樹脂コ
ーテイングを施す実施例4を、それぞれ実施し
た。 さらに、実施例1と同様の製法において処理液
Aの内容を変更しコロイダルシリカのみにした例
(比較例2)、ケイ石とコロイダルシリカのみにし
た例(比較例3)およびカオリンとコロイダルシ
リカにした例(比較例4)、ならびに耐酸性の劣
るEガラス繊維製の紙を用いた例(比較例1)を
実施した。なお比較例4においては紙のコテイン
グにもカオリンを用いた。 以上の各例による製品の材料構成および特性を
まとめて表1に示した。なお、圧縮強さ、耐酸性
および通気性の試験法は次のとおりである。 圧縮強さ:万能試験機を用い、フルート開口面の
一つに垂直な方向に試料を5mm/minの速さ
で圧縮して測定。 耐酸性:試料を120℃の50%硫酸に7日間浸漬し、
その後、水洗、乾燥する。この処理の前後に
おける重量および圧縮強さを測定し、処理に
よる重量減(%)および強度低下(%)を求
めて耐酸性の目安とする。 通気性:ハニカム構造体とは別に同じ条件で作製
した平板状シートについて、使用気体空気、
圧力差100mmAqの条件で測定。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による熱交換素子の一例を示す
斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐酸性ガラス繊維、無機質充填材および結合
    材を主要構成材とする紙から作られたハニカム構
    造体よりなる気体用熱交換素子において、素子構
    成材料全体の85重量%以上がSiO2またはSiO2
    ZrO2からなり、無機質充填材の少なくとも一部
    が鱗片状のものであり、該鱗片状無機質充填材が
    紙の表面近傍に偏在し且つ該鱗片状粒子の大部分
    が紙の表面に平行に配置されており、それにより
    高度ガス遮断性領域を形成していることを特徴と
    する気体用熱交換素子。 2 鱗片状無機質充填材がCガラスフレークまた
    はCガラスフレークとマイカ粉末との混合物であ
    る特許請求の範囲第1項記載の熱交換素子。 3 非鱗片状無機質充填材としてケイ石粉末また
    はジルコニア粉末を含有する特許請求の範囲第1
    項記載の熱交換素子。 4 耐酸性ガラス繊維より抄造され非鱗片状無機
    質充填材が充填された紙を用いて熱交換素子に必
    要な形状のハニカム構造体を製造し、得られたハ
    ニカム構造体を少なくとも一部が鱗片状のもので
    ある無機質充填材の懸濁液に浸漬し、該浸漬処理
    により付着した無機質充填材を結合材で紙に固定
    することを特徴とする熱交換素子の製造法。 5 鱗片状無機質充填材がCガラスフレークまた
    はCガラスフレークとマイカ粉末との混合物であ
    る特許請求の範囲第4項記載の製造法。 6 非鱗片状無機質充填材としてケイ石粉末また
    はジルコニア粉末を用いる特許請求の範囲第4項
    記載の製造法。
JP62116793A 1987-05-15 1987-05-15 気体用熱交換素子およびその製造法 Granted JPS63282496A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62116793A JPS63282496A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 気体用熱交換素子およびその製造法
US07/195,674 US4911227A (en) 1987-05-15 1988-05-13 Heat exchange apparatus for effecting heat exchange in plurality of gases, heat exchange element for use in said apparatus and process for preparation of said heat exchange element
DE3816466A DE3816466A1 (de) 1987-05-15 1988-05-13 Waermeaustauschanlage, die einen waermeaustausch in einer vielzahl von gasen bewirkt, waermeaustauschelement fuer den einsatz in dieser anlage und verfahren zur herstellung des waermeaustauschelementes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62116793A JPS63282496A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 気体用熱交換素子およびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63282496A JPS63282496A (ja) 1988-11-18
JPH0567877B2 true JPH0567877B2 (ja) 1993-09-27

Family

ID=14695823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62116793A Granted JPS63282496A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 気体用熱交換素子およびその製造法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4911227A (ja)
JP (1) JPS63282496A (ja)
DE (1) DE3816466A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATA116889A (de) 1989-05-17 1997-11-15 Kanzler Walter Verfahren zur thermischen abgasverbrennung
US5145011A (en) * 1989-07-19 1992-09-08 NGK Insulations, Ltd. Sealing members for use in gas preheater
US5234048A (en) * 1991-01-14 1993-08-10 Ngk Insulators, Ltd. Sealing members for gas preheaters, and sealing structures using such sealing members for gas preheaters
US6951242B1 (en) 1999-02-04 2005-10-04 Des Champs Nicholas H Enthalpy heat exchanger with variable recirculation and filtration
GB9902758D0 (en) * 1999-02-08 1999-03-31 H B Fuller Coatings Ltd Heat transfer element
US7082987B2 (en) * 2000-01-19 2006-08-01 Howden Power Limited Rotary regenerative heat exchanger and rotor therefor
JP4042305B2 (ja) * 2000-06-21 2008-02-06 イビデン株式会社 排気ガス浄化用触媒コンバータの保持シール材
EP2312051B1 (en) * 2001-06-01 2017-07-12 Mitsubishi Paper Mills Limited Total heat exchanging element paper
JP4033677B2 (ja) * 2002-01-09 2008-01-16 忠弘 大見 空気冷却方法
DE602005019776D1 (de) * 2005-07-27 2010-04-15 Mitsubishi Electric Corp Wärmeaustauschvorrichtung und damit beladener wärmetauscherventilator
US7824766B2 (en) * 2007-11-20 2010-11-02 Energy Wall, Llc Sorption paper and method of producing sorption paper
WO2010132983A1 (en) 2009-05-18 2010-11-25 Dpoint Technologies Inc. Coated membranes for enthalpy exchange and other applications
US10041747B2 (en) * 2010-09-22 2018-08-07 Raytheon Company Heat exchanger with a glass body
US9797187B2 (en) * 2013-01-14 2017-10-24 Carnegie Mellon University, A Pennsylvania Non-Profit Corporation Devices for modulation of temperature and light based on phase change materials
CN103471191B (zh) * 2013-09-11 2015-12-23 惠州市合之宝环境设备有限公司 一种混合式制冷的全新风空调机组

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52127663A (en) * 1976-04-19 1977-10-26 Sanyo Electric Co Ltd All heat exchange element and the manufacturing method
US4200441A (en) * 1976-06-29 1980-04-29 Ltg Lufttechnische Gmbh Regenerative heat exchanger
JPS5419548A (en) * 1977-07-13 1979-02-14 Nichias Corp Regenrating type rotary dehumidifying element
US4377400A (en) * 1980-11-11 1983-03-22 Nippon Soken, Inc. Heat exchanger
JPS5811397A (ja) * 1981-07-10 1983-01-22 Sanyo Electric Co Ltd 全熱交換素子
JPS6050398A (ja) * 1983-08-30 1985-03-20 Japan Vilene Co Ltd パイプ式全熱交換器
JPS6062598A (ja) * 1983-09-02 1985-04-10 Toho Gas Kk 熱交換素子の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
US4911227A (en) 1990-03-27
JPS63282496A (ja) 1988-11-18
DE3816466A1 (de) 1988-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0567877B2 (ja)
US4608361A (en) Catalyst carriers and process for preparation of the same
US4296169A (en) Wallboard having improved drying rate due to plural contacting fiber networks
JPS6255600B2 (ja)
TWI788306B (zh) 無機纖維片材、蜂巢式成形體及蜂巢式過濾器
WO2012086469A1 (ja) 断熱材及びその製造方法
US20050196586A1 (en) Enhanced porous ceramic article and method of manufacturing the same
JP7281819B2 (ja) 高耐熱材及び複合型高耐熱材並びにこれらの製造方法及び高耐熱材用組成物
JPS5910345A (ja) 触媒の担体
JPH0125614B2 (ja)
US4391667A (en) Method of preparing cells to enable one fluid to be affected by another fluid
JP6575653B2 (ja) 無機繊維シートの製造方法、焼成体およびハニカムフィルタ
JP4170486B2 (ja) 三次元網状構造ガラス質焼結体およびその製造方法
JPH02191547A (ja) コルゲート加工可能な吸着性シート
JPH0362672B2 (ja)
JP6575654B2 (ja) 無機繊維シートの製造方法、焼成体およびハニカムフィルタ
JPH0523928B2 (ja)
JPH0381266B2 (ja)
JPH0649132B2 (ja) 除湿用素子の製造法
WO2022230536A1 (ja) 無機繊維シート及びその製造方法
GB2165342A (en) Heat-exchanging element for gaseous media
JPS60161713A (ja) フイルタ−およびその製造法
JPH11180780A (ja) セラミックシートとその製造方法
JPS5883197A (ja) 熱交換素子
RU2211201C2 (ru) Композиция стеклотекстолита и способ его изготовления