JPH0567750U - 床スラブの型枠用枠体 - Google Patents
床スラブの型枠用枠体Info
- Publication number
- JPH0567750U JPH0567750U JP016490U JP1649092U JPH0567750U JP H0567750 U JPH0567750 U JP H0567750U JP 016490 U JP016490 U JP 016490U JP 1649092 U JP1649092 U JP 1649092U JP H0567750 U JPH0567750 U JP H0567750U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor slab
- deck plate
- frame
- fitting jig
- formwork
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンクリートが打設されて床スラブが構築さ
れた後、デッキプレートを床スラブから取り外して再利
用（転用）ができるようにすることである。 【構成】 デッキプレート２の短辺側の両端部にＨ形状
の鉄骨梁４の上下のフランジ４ａ間に嵌合される嵌合治
具３を設け、該嵌合治具３が受け材３ａと脚柱３ｂとに
よりなる。
れた後、デッキプレートを床スラブから取り外して再利
用（転用）ができるようにすることである。 【構成】 デッキプレート２の短辺側の両端部にＨ形状
の鉄骨梁４の上下のフランジ４ａ間に嵌合される嵌合治
具３を設け、該嵌合治具３が受け材３ａと脚柱３ｂとに
よりなる。
Description
【０００１】
本考案は鉄骨造の床スラブを構築する際に使用する床スラブの型枠用枠体に関 するものである。
【０００２】
鉄骨造の床スラブを構築する場合、デッキプレートがひろく用いられている。 このデッキプレートは所定の強度を有しているため、支保工が省略できるという 利点を有している。 そのため通常は図４に示すように、Ｈ形鋼の梁１０間に直接デッキプレート２ ０を掛け渡し、その上にコンクリート３０を打設して床スラブ４０を構築してい る。
【０００３】
しかし、このデッキプレートは再使用（転用）する目的で製造されていないた め、コンクリートが打設されると床スラブに埋めこまれて取り外し不能となって いるのが現状である。 このデッキプレートは本来は床の強度に寄与する部材ではなく、再利用せずに そのままにすることは資源の無駄使いであるが、床スラブから取り外すことがで きなかった。 本考案は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンク リートが打設されて床スラブが構築された後にデッキプレートを床スラブから取 り外して再利用（転用）することである。
【０００４】
以上の課題を達成するための本考案の床スラブの型枠用枠体は、デッキプレー トの短辺側の両端部に鉄骨梁の上下フランジ間に嵌合される嵌合治具を設け、該 嵌合治具は受材と脚柱とによりなることを特徴とする構成にすることである。
【０００５】
而して、嵌合治具を鉄骨梁の上下フランジ間に嵌合することにより、デッキプ レートが前記梁間に掛け渡される。そしてこのデッキプレート上にコンクリート を打設して床スラブを構築した後、前記嵌合治具を鉄骨梁のフランジ間から取り 外すことにより、床スラブからデッキプレートを取り外すことができる。
【０００６】
以下、本考案の床スラブの型枠用枠体の一実施例を図面に基づいて詳細に説明 する。 図１は、床スラブの型枠用枠体を小梁間に掛け渡した状態の断面図、図２は図 １のａ−ａ線断面図である。
【０００７】 床スラブの型枠用枠体１はデッキプレート２の短辺側両端部に嵌合治具３を設 けてなる。 前記嵌合治具３は受材３ａの下面に脚柱３ｂが適宜間隔毎に突設されて形成さ れ、受材３ａの中心から外側にデッキプレート２の端部がビス２ａで取付けられ ている。また前記脚柱３ｂは補強板３ｃで固定され、その下面にはテーパ面が設 けられている。
【０００８】 この床スラブの型枠用枠体１は、図１及び図２に示すように、嵌合治具３が小 梁４の上下のフランジ４ａ間に嵌合されて小梁４間に掛け渡されるものであり、 脚柱３ｂの下面にキャンバー５が打ち込まれて嵌合治具３が上下のフランジ４ａ 間に固定される。
【０００９】 そしてこのように小梁４間に掛け渡されたデッキプレート２上にコンクリート を打設して床スラブ６を構築した後、前記キャンバー５を取り外すと、前記嵌合 治具３の嵌合が緩んでデッキプレート２を取り外すことができるので再利用（転 用）ができる。 またデッキプレート２の表面には剥離剤や薄いフィルムが塗布及び貼着されて いるため取り外しが容易に行える。
【００１０】
デッキプレートの短辺側の両端部にＨ形状の鉄骨梁の上下フランジ間に嵌合さ れる嵌合治具を設けて床スラブの型枠用枠体を形成し、該嵌合治具が受材と脚柱 により形成されたことにより、コンクリートを打設して床スラブを構築した後に 前記デッキプレートを容易に取り外すことができるので、デッキプレートの再利 用（転用）ができ、経済的である。
【図１】小梁間に床スラブの型枠用枠体を掛け渡した断
面図である。
面図である。
【図２】図１のａ−ａ線断面図である。
【図３】嵌合治具の正面図である。
【図４】従来のデッキプレートを掛け渡した状態の断面
図である。
図である。
１ 床スラブの型枠用枠体 ２ デッキプレート ３ 嵌合治具 ４ 小梁 ４ａ 上下のフランジ
Claims (1)
- 【請求項１】 デッキプレートの短辺側の両端部に鉄骨
梁の上下フランジ間に嵌合される嵌合治具を設け、該嵌
合治具は受材と脚柱とによりなることを特徴とする床ス
ラブの型枠用枠体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP016490U JPH0567750U (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 床スラブの型枠用枠体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP016490U JPH0567750U (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 床スラブの型枠用枠体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0567750U true JPH0567750U (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=11917736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP016490U Expired - Lifetime JPH0567750U (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 床スラブの型枠用枠体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0567750U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046002A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Shibata:Kk | 構造物の施工方法 |
| WO2014103392A1 (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 株式会社Ａｏｉ | デッキプレート支持具とそれを用いたスラブ施工方法 |
| JP2017223025A (ja) * | 2016-06-15 | 2017-12-21 | 株式会社Ａｏｉ | デッキ受け治具 |
| JP2020159155A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | Ｊｆｅ建材株式会社 | デッキプレートユニット、継手部材、デッキプレートの接続方法および床スラブの施工方法 |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP016490U patent/JPH0567750U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046002A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Shibata:Kk | 構造物の施工方法 |
| WO2014103392A1 (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | 株式会社Ａｏｉ | デッキプレート支持具とそれを用いたスラブ施工方法 |
| JPWO2014103392A1 (ja) * | 2012-12-28 | 2017-01-12 | 株式会社Ａｏｉ | デッキプレート支持具とそれを用いたスラブ施工方法 |
| JP2017223025A (ja) * | 2016-06-15 | 2017-12-21 | 株式会社Ａｏｉ | デッキ受け治具 |
| JP2020159155A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | Ｊｆｅ建材株式会社 | デッキプレートユニット、継手部材、デッキプレートの接続方法および床スラブの施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |