JPH0567164U - 電動機 - Google Patents

電動機

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Publication number
JPH0567164U
JPH0567164U JP316292U JP316292U JPH0567164U JP H0567164 U JPH0567164 U JP H0567164U JP 316292 U JP316292 U JP 316292U JP 316292 U JP316292 U JP 316292U JP H0567164 U JPH0567164 U JP H0567164U
Authority
JP
Japan
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bearing
electric motor
water
rotating shaft
barrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP316292U
Other languages
English (en)
Inventor
憲治 成田
時彦 田中
孝史 鈴木
裕司 河合
幸司 森
繁保 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸を上向きにしても、横向きにしてもベ
アリングや電動機の内部に水が入らない様な構造を提供
するものである。 【構成】 ブラケット1の軸受部3に円筒状のバリヤー
4が取付けられ、回転軸5にはこれを覆うカップ形の防
水カバー6が設けられ、軸受部3には接触型シールボー
ルベアリングが用いられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は防滴構造の電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、防滴構造の電動機は、図2の様に、鋼板製ブラケット11の軸受部12 側の回転軸13に水切円板14を取付けるとともに、同軸受部12の外側には水 切円板14を覆う形の防水カバー15を取付けてなるものであった。しかし、こ の構造によると、水切円板14と軸受部12および防水カバー15の間には隙間 16があるので、回転軸13を上向きにして水をかけると、この隙間16を通し てベアリングや電動機の内部に水が入り込む欠点を有していた。これを改善する ものとして、図3の様に、同じく軸受部12側の回転軸13に軸受部12に接触 する様に防水円板17を設けてなる構造があるが、この場合も防水円板17と軸 受部12の間に隙間18があるので、回転軸13を横向きにすると、この隙間1 8を通してベアリングや電動機の内部に水が入る等の欠点を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来型の電動機の欠点に鑑みなされたものであって、回転軸を上 向きにしても、横向きにしてもベアリングや電動機の内部に水が入らない様な構 造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の電動機は下記の構造を具えてなるもの である。すなわち、ブラケットの軸受部の外周に円筒状のバリヤーを設け、回転 軸に、該バリヤーを覆うカップ形の防水カバーを設けると共に軸受に接触型シー ルボールベアリングを使用してなるものである。
【0005】
【作用】 上記の構成によれば、ブラケットの軸受部の外側に円筒状のバリヤーを設け、 回転軸にはこれを覆うカップ形の防水カバーを設けることによって、バリヤーと 防水カバーの間には隙間が形成されるが、電動機の回転軸を上向きにして取付け た場合、上方から水をかけても、防水カバーでバリヤーが覆われているので、ベ アリングや電動機の内部に水が入ることなく、また電動機の回転軸を横向きにし て取付けた場合、上方から水をかけると、バリヤーと防水カバーの間の隙間を通 して外部に水が流れ出してしまい、ベアリングや電動機の内部に水が入り込む様 なことはない。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面を参照して説明すると、図1において、1は鋼板製 のブラケット1であって、同ブラケット1にはベアリング2を保持する軸受部3 が形成され、その外周には円筒状のバリヤー4が取付けられている。同バリヤー 4は鋼板によって形成され軸受部3の外側に突出する円筒部41が形成されてお り、上記ベアリング2には接触型シールボールベアリングが使用されている。ま た、回転軸5には合成ゴム等の弾性素材で形成され、上記バリヤー4を覆う円筒 部61を有するカップ型の防水カバー6が取付けられている。 上記の構成により、電動機の回転軸5を上向きにして取付けた場合、上方から 水をかけると、上記カップ形の防水カバー6の円筒部61が下向きとなり、この 内側にバリヤー4の円筒部41が位置して覆われているので、その内側に水が入 り込むことはなく、ベアリング2や電動機の内部は完全に防水される。また、電 動機の回転軸5を横向きにして取付けた場合、その上方から水をかけると、バリ ヤー4と防水カバー6の間の隙間を通して水が外部に流れ出してしまい、ベアリ ング2や電動機の内部に水が入り込む様なことはない。また万一、ベアリング2 側に水が侵入しようとしても、ベアリング2が接触型シールボールベアリングを 用いているので、そのシール効果によって水が内部に入り込むことはない。
【0007】
【考案の効果】
以上の様に、本考案の電動機によると、ブラケットの軸受部に円筒状のバリヤ ーを設け、回転軸にはこれを覆うカップ形の防水カバーを設けることによって、 電動機の回転軸を上向きにして取付けた場合、上方から水をかけても、防水カバ ーでバリヤーが覆われているので、内部に水が入ることなく、また電動機の回転 軸を横向きにして取付けた場合も上方から水をかけても、バリヤーと防水カバー の隙間を通して外部に水が流れ出し、ベアリングや電動機の内部に水が入り込む 様なことはない。これによって、低コストで信頼性が高く、長寿命の電動機を作 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電動機の要部切欠側面
図である。
【図2】従来型の電動機の要部切欠側面図である。
【図3】従来型の他の電動機の要部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 ベアリング 3 軸受部 4 バリヤー 5 回転軸 6 防水カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)考案者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)考案者 森 繁保 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットの軸受部の外周に円筒状のバ
    リヤーを設け、回転軸に、該バリヤーを覆うカップ形の
    防水カバーを設けると共に、軸受に接触型シールボール
    ベアリングを使用してなることを特徴とする電動機。
JP316292U 1992-01-31 1992-01-31 電動機 Pending JPH0567164U (ja)

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JP316292U JPH0567164U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 電動機

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JP316292U JPH0567164U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 電動機

Publications (1)

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JPH0567164U true JPH0567164U (ja) 1993-09-03

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JP316292U Pending JPH0567164U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 電動機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102570686A (zh) * 2010-12-28 2012-07-11 中山大洋电机股份有限公司 一种电机的防水结构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034742B2 (ja) * 1976-02-20 1985-08-10 ミノルタ株式会社 光学的ロ−パスフイルタ−
JPS62283217A (ja) * 1986-05-29 1987-12-09 Nippon Denso Co Ltd 電動機用軸受装置

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