JPH0566455U - 風向調整装置 - Google Patents

風向調整装置

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JPH0566455U
JPH0566455U JP1303992U JP1303992U JPH0566455U JP H0566455 U JPH0566455 U JP H0566455U JP 1303992 U JP1303992 U JP 1303992U JP 1303992 U JP1303992 U JP 1303992U JP H0566455 U JPH0566455 U JP H0566455U
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knob
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fins
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英二 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調整ノブの操作フィン保持が十分で、操作安
定性の高い風向調整装置を提供することを目的とする。 【構成】 前後面を開口したケース体に複数の縦フィン
と横フィンとが回動自在に支持されており、横フィン群
中の操作フィン20が風向調整ノブ1の嵌挿部4に摺動
自在に装着されているとともに、前記ノブ1の係止部1
5が縦フィン群に連係している風向調整装置において、
前記嵌挿部4の一端に、前記操作フィン20の一側縁を
相対向して挾持する傾斜保持リブ7を設け、前記嵌挿部
4の他端付近に、前記操作フィン20の他側縁付近を相
対向して挾持し、少なくとも一方が前記操作フィン20
の長手方向溝22内に摺動自在に嵌合する一対の係止突
起6、8を突設するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両などの風向調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来の風向調整装置について説明する。
【0003】 車両の吹出口の風向調整装置としては、例えば実開昭58−24648号公報 に開示されたものがある。従来の風向調整装置aは図9及び図10に示すように 、吹出口bに複数の縦フィンcが連動するように設けられており、この縦フィン cの一つと係合して、左右方向に設けられた操作フィンdに摺動自在に嵌合され た調整ノブeが備えられている。そして、調整ノブeと操作フィンdの一方に調 整ノブeの摺動方向に開放された溝fを設け、他方にはこの溝fと嵌合する係止 突起gが設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、調整ノブeの溝fに操作フィンdの係止 突起gを嵌合させるか、又は調整ノブeの係止突起gを操作フィンdの溝fに嵌 合させるかのいずれかの嵌合となっていただけで、調整ノブeの操作フィンdに 対する前後左右方向での保持が不十分であるためにガタを生じ易く、操作安定性 が悪いなどの問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点を解決するもので、調整ノブの操作フィン保持が十分 で、操作安定性の高い風向調整装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、前後面を開口したケース体に複数の縦 フィンと横フィンとが回動自在に支持されており、縦、横いずれか一方のフィン 群中の操作フィンが風向調整ノブの嵌挿部に摺動自在に装着されているとともに 、前記ノブの係止部が他方のフィン群に連係している風向調整装置において、前 記嵌挿部の一端に、前記操作フィンの一側縁を相対向して挾持する傾斜保持リブ を設け、前記嵌挿部の他端付近に、前記操作フィンの他側縁付近を相対向して挾 持し、少なくとも一方が前記操作フィンの長手方向溝内に摺動自在に嵌合する一 対の係止突起を突設した構成を有している。
【0007】
【作用】
この構成によって、操作フィンが風向調整ノブの傾斜保持リブと係止突起とに よって挾持され、且つ係止突起の一方が操作フィンの長手方向溝内に嵌合してい るので、風向調整ノブによる操作フィンの保持が十分でガタがなく風向調整ノブ 摺動時の操作安定性が向上する。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の風向調整装置の下面斜視図であり、1は風向調整ノブ、20は操 作フィンである。
【0009】 風向調整ノブ1はノブ本体2とフィンノブ11とから成り、ノブ本体2は図2 及び図3に示すように、一端につまみ部3を備え、中心部分には長手方向に貫通 する嵌挿部4が形成されている。この嵌挿部4の一端部(図3左端)付近の図に おける上面には断面台形の係止突起6が、下面には断面矩形の係止突起8が相対 向して所定の間隔をおいて突出形成されている。そして、嵌挿部4の他端部(図 3右端)には断面V字状又は逆ハ字状の一対の傾斜保持リブ7が相対向して、所 定の間隔をおいて複数対設けられている。また、ノブ本体2の一端側にはL字状 の開口部5が開口しており、この開口部5の両端には開口部5を部分的に覆う張 出しフランジ9、9が、中央部には切欠き10が形成されている。
【0010】 フィンノブ11は図4に示すように、ノブ本体2の開口部5に嵌合する本体1 2の両端に、ノブ本体2の張出しフランジ9、9に係合する係止部13、13が 、中央部にはノブ本体2の切欠き10に係合し、且つ後述するスプリングを位置 決めする突起14が形成されている。また、本体12の一側には二股の係止部1 5が突設されている。
【0011】 一方のフィン群である横フィン群中の操作フィン20は図5に示すように、長 方形の薄板状をなし長手方向の両端には軸21が突設されており、図における上 面には長手方向に沿って溝22が形成されている。
【0012】 風向調整装置は図6及び図7に示すように、ノブ本体2の嵌挿部4に操作フィ ン20が嵌挿されていて、ノブ本体2の開口部5にフィンノブ11の本体12が 嵌合し、同時に開口部5の張出しフランジ9、9にフィンノブ11の係止部13 、13が係合し、切欠き10に突起14が係合して操作フィン20を嵌挿部4内 に収容している。
【0013】 そして、操作フィン20の一側縁(右側)がノブ本体2の傾斜保持リブ7によ って上下方向から挾持されるとともに、操作フィン20の他側縁(左側)付近が ノブ本体2の係止突起6,8によって上下方向から挾持されている。さらに、ノ ブ本体2の係止突起6が操作フィン20の溝22に嵌合している。このとき、操 作フィン20の他側縁(左側)とフィンノブ11との間には隙間が開いているが 、係止突起6の右側の垂直壁6aと溝22の右側の垂直壁22aとが当接して、 図における左右方向で操作フィン20をガタなく保持している。
【0014】 また、互いに連動する横フィン群中の操作フィン20が軸21によって図示し ないケース体に回動自在に支持されていて、フィンノブ11の係止部15が図示 しない他方のフィン群である縦フィン群に連係している。
【0015】 以上のように構成された風向調整装置は、ノブ本体2のつまみ部3を上下方向 に回動させると操作フィン20と、これに連動して横フィン群が上下方向に傾き 、さらにつまみ部3をつまんで風向調整ノブ1を左右方向に移動させるとフィン ノブ11の係止部15に連係して縦フィン群が左右方向に傾いて風向が調整され る。この時、操作フィン20がノブ本体2の傾斜保持リブ7と係止突起6、8と によって挾持され、且つ係止突起6が操作フィン20の長手方向溝22内に嵌合 しているので、操作フィン20がガタなく保持されて風向調整ノブ1の摺動を安 定して操作することができる。
【0016】 以上のように本実施例によれば、前後面を開口したケース体に複数の縦フィン と横フィンとが回動自在に支持されており、横フィン群中の操作フィン20が風 向調整ノブ1の嵌挿部4に摺動自在に装着されているとともに、前記ノブ1の係 止部15が縦フィン群に連係している風向調整装置において、前記嵌挿部4の一 端に、前記操作フィン20の一側縁を相対向して挾持する傾斜保持リブ7を設け 、前記嵌挿部4の他端付近に、前記操作フィン20の他側縁付近を相対向して挾 持し、少なくとも一方が前記操作フィン20の長手方向溝22内に摺動自在に嵌 合する一対の係止突起6、8を突設することにより、操作フィン20がノブ本体 2の傾斜保持リブ7と係止突起6、8とによって挾持され、且つ係止突起6が操 作フィン20の長手方向溝22内に嵌合しているので、操作フィン20がガタな く保持されて風向調整ノブ1の摺動時の操作安定性が向上する。
【0017】 また、操作フィン20の他側縁(図6左側)とフィンノブ11との間に、図8 に示すようなスプリング16を装着すると、フィンノブ11に設けたスプリング 位置決め用の突起14がスプリング16の中央に形成された凹部16a内に嵌合 してスプリング16を押圧するので、操作フィン20が傾斜保持リブ7の方向へ 弾発付勢されて、風向調整ノブ1の操作フィーリングが更に向上する。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案は、前後面を開口したケース体に複数の縦フィンと横フィ ンとが回動自在に支持されており、縦、横いずれか一方のフィン群中の操作フィ ンが風向調整ノブの嵌挿部に摺動自在に装着されているとともに、前記ノブの係 止部が他方のフィン群に連係している風向調整装置において、前記嵌挿部の一端 に、前記操作フィンの一側縁を相対向して挾持する傾斜保持リブを設け、前記嵌 挿部の他端付近に、前記操作フィンの他側縁付近を相対向して挾持し、少なくと も一方が前記操作フィンの長手方向溝内に摺動自在に嵌合する一対の係止突起を 突設することにより、操作フィンがノブ本体傾斜保持リブと係止突起とによって 挾持され、且つ係止突起の一方が操作フィンの長手方向溝内に嵌合しているので 、操作フィンがガタなく保持されて風向調整ノブの摺動時の操作が安定した優れ た風向調整装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における風向調整装置の斜視
図である。
【図2】同風向調整装置のノブ本体の斜視図である。
【図3】同風向調整装置のノブ本体の側面図である。
【図4】同風向調整装置のフィンノブの斜視図である。
【図5】同風向調整装置の操作フィンの斜視図である。
【図6】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図8】本考案の一実施例における風向調整装置のスプ
リングの斜視図である。
【図9】従来の風向調整装置を備えた空気吹出口の斜視
図である。
【図10】同風向調整装置の要部の下面斜視図である。
【符号の説明】
1 風向調整ノブ 2 ノブ本体 4 嵌挿部 6 係止突起 7 傾斜保持リブ 8 係止突起 11 フィンノブ 15 係止部 20 操作フィン 22 溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後面を開口したケース体に複数の縦フ
    ィンと横フィンとが回動自在に支持されており、縦、横
    いずれか一方のフィン群中の操作フィンが風向調整ノブ
    の嵌挿部に摺動自在に装着されているとともに、前記ノ
    ブの係止部が他方のフィン群に連係している風向調整装
    置において、前記嵌挿部の一端に、前記操作フィンの一
    側縁を相対向して挾持する傾斜保持リブを設け、前記嵌
    挿部の他端付近に、前記操作フィンの他側縁付近を相対
    向して挾持し、少なくとも一方が前記操作フィンの長手
    方向溝内に摺動自在に嵌合する一対の係止突起を突設し
    たことを特徴とする風向調整装置。
JP1992013039U 1992-02-10 1992-02-10 風向調整装置 Expired - Fee Related JP2602300Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001180262A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Nippon Plast Co Ltd 車両用ベンチレータ
JP2005008050A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Howa Kasei Kk レジスタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62145057U (ja) * 1986-03-07 1987-09-12

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