JP3079925B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents
ジョイントコネクタInfo
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- joint terminal
- joint
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
ントターミナルの装着性を向上させたジョイントコネク
タに関するものである。
設けたジョイントターミナルの相反する方向に突出する
複数のターミナル片をハウジングの両端の接続口内に臨
ませ、接続口に嵌合した相手側コネクタの複数の相手側
ターミナルとターミナル片とを接続させたときに、同一
のジョイントターミナルのターミナル片に接続した相手
側ターミナル同士のみが導通するようになっている。
たハウジングとジョイントターミナルを組み付けるよう
にしたものがある。このタイプのジョイントコネクタと
して、図13及び図14に示すように、ジョイントター
ミナル85に切り起こしによって弾性抜止片86を形成
すると共に、ハウジング80の内部には、両接続口8
1,81間に連通する挿通孔82と、ジョイントターミ
ナル85の過挿入を阻止するストッパ83と、弾性抜止
片86が係止可能な抜止係止部84とを形成した構成に
なるものがある。そして、ジョイントターミナル85を
所定の向きで所定の(図の右側の)接続口81からハウ
ジング80内に挿入すると、挿入方向を向いたターミナ
ル片87が挿通孔82を貫通して反対側の接続口81内
に臨み、隣り合うターミナル片87,87間の係止部8
8がストッパ83に当接すると同時に弾性抜止片86が
抜止係止部84に係止したところで、ジョイントターミ
ナル85が所定の装着位置に保持されるのである。
トターミナル85を装着した状態では接続口81内に複
数のターミナル片87が並列することになるが、これら
のターミナル片87を相手側ターミナル(図示せず)と
円滑に嵌合させるためには全てのターミナル片87が正
しい位置で正しい方向を向いた状態に装着されていなけ
ればならない。しかしながら、従来のジョイントコネク
タは、ハウジング80に対してジョイントターミナル8
5の挿入方向を正しく案内するための手段が設けられて
いなかったため、ジョイントターミナル85を挿入する
途中でその姿勢や挿入方向が狂ってしまう虞があった。
特に、ジョイントターミナル85を挿入する際に抜止係
止部84に係止する直前において弾性抜止片86が弾性
変形して挿通孔82の内壁に摺接する場合には、ジョイ
ントターミナル85を強く押し込むときにその姿勢や挿
入方向がずれる可能性が高い。
のであって、ハウジングに対してジョイントターミナル
を正しい位置と向きに確実に装着できるようにすること
を目的とするものである。
において互いに反対方向に開口し且つ内部において互い
に連通する一対の接続口を有すると共に内部に保持部を
有するハウジングと、前記保持部に係合可能な係合部と
互いに反対方向に突出するターミナル片とを有し、前記
接続口から挿入されて前記係合部を前記保持部に係合さ
せることにより前記ターミナル片を前記一対の接続口内
に臨ませた状態で前記ハウジング内に装着されるジョイ
ントターミナルとからなるジョイントコネクタであっ
て、前記ジョイントターミナルには前記ターミナル片の
側縁から直角に折り曲げられて突出するスタビライザが
形成され、前記保持部には、前記スタビライザの厚さと
同じ幅寸法であり、且つ前記スタビライザを挿入方向へ
のスライド可能に係合させるガイド溝が形成されている
構成になる。
て、ガイド溝は一対の接続口内の双方に臨ませて形成さ
れている構成としたところに特徴を有する。
の発明において、ガイド溝は、ジョイントターミナルの
挿入方向と直角な面内においてジョイントターミナルに
関して点対称に配されている構成としたところに特徴を
有する。
ナルを挿入すると、スタビライザがガイド溝に係合して
そのガイド溝に沿ってスライドするため、ジョイントタ
ーミナルの挿入方向や姿勢が斜めに傾いたり横方向にず
れたりすることはない。
対の接続口内の双方に臨ませて形成されているため、一
対の接続口のうちのいずれの接続口からジョイントター
ミナルを挿入した場合でも、スタビライザはガイド溝に
係合される。
対してジョイントターミナルがその挿入方向と平行な軸
回りに反転した姿勢と反転させない姿勢のいずれの姿勢
で挿入された場合でも、ジョイントターミナルのスタビ
ライザはガイド溝に係合され、ジョイントターミナルの
挿入方向と姿勢が安定する。
ド溝に係合させることによってジョイントターミナルの
挿入方向と姿勢を正しい状態に安定して維持させること
ができるようにしたから、ジョイントターミナルをハウ
ジングの所定の位置に正しい姿勢で確実に装着すること
ができる。
いずれの接続口からジョイントターミナルを挿入して
も、そのジョイントターミナルを所定の装着状態に保持
することができるため、接続口からハウジング内を覗き
込んで挿入すべき接続口を確認する必要や、取りあえず
一方の接続口に挿入してみて装着不能ならば反対側の接
続口に挿入し直すという無駄な手間がなく、ジョイント
ターミナルの装着作業性が優れている。
を挿入方向と平行な軸回りに反転させた姿勢と反転させ
ない姿勢のいずれの姿勢でも挿入することができるよう
になっているから、ジョイントターミナルの装着作業性
が極めて優れている。
乃至図8を参照して説明する。本実施例のジョイントコ
ネクタは、ハウジング10と、このハウジング10内に
装着されるジョイントターミナル20とから構成され
る。
からなり、全体として筒形状をなしている。ハウジング
10の両端の開口は図示しない相手側コネクタが嵌合可
能な接続口11,11となっており、また、ハウジング
10の外観と後述する中空内部とは、共に、両接続口1
1,11の開口方向(以下、長さ方向という)において
対称的な形状をなしている。
11,11の中間位置にはジョイントターミナル20を
保持するための保持部13が設けられている。保持部1
3は、ハウジング10の内側壁間をその長さ方向と直交
する方向にある程度の幅をもって橋渡しするように形成
され、同一構成の保持部13が上下2段に設けられてい
る。下段の保持部13はハウジング10の内底面から立
ち上がる脚部13Aに支持され、上段の保持部13は下
段の保持部13の上面から立ち上がる脚部13Bに支持
されている。
イントターミナル20の厚さと同じ寸法であってハウジ
ング10の長さ方向と直角方向のスリット状に開口する
キャビティ14を有する。キャビティ14は、ハウジン
グ10の長さ方向に所定の寸法を有すると共に、両接続
口11,11に開口しており、ジョイントターミナル2
0が挿通可能となっている。
16が一定ピッチで配置されて形成されている。抜止係
止部16は4つで1組を構成し、各組における4つの抜
止係止部16は、キャビティ14の上面と下面とをその
スリット状の両開口縁から互いに相手側に向かってハウ
ジング10の長さ方向に一定長さの溝状に切欠すること
により形成されている。各組における4つの抜止係止部
16のうち、ハウジング10の長さ方向において対応す
る2つの抜止係止部16同士は連通されておらず、各抜
止係止部16の奥端面はハウジング10の長さ方向と直
角な係止面16Aとなっていると共に、キャビティ14
の上面側と下面側の2つの抜止係止部16同士は互いに
対向して配置されている。かかる抜止係止部16は、所
定の装着位置におけるジョイントターミナル20の抜け
方向の移動を阻止するための抜止の機能を有するだけで
なく、所定の装着位置におけるジョイントターミナル2
0の過挿入を防止するためのストッパの機能を兼ね備え
ている。
係止部16毎に、夫々、1組ずつのガイド溝17が形成
されている。ガイド溝17は、4条で1組をなし、各組
における4条のガイド溝17は、キャビティ14の上面
と下面とをそのスリット状の一方の開口から他方の開口
に向かって貫通するように、且つ、抜止係止部16の両
側に平行に配置されて形成されている。かかるガイド溝
17には、ジョイントターミナル20のスタビライザ2
7がガタ付きなく且つスライド可能に嵌合するようにな
っている。
共に、その形状及び配列に関して、ハウジング10の長
さ方向及びこれと直角な方向の両方向において対称的と
なっている。これは、キャビティ14の上下面と平行な
面内においてこれと直角な上下方向の軸に関して点対称
であることを意味する。これにより、両方の接続口11
のいずれから抜止係止部16とガイド溝17を視た場合
にもこれらの形状と配列は同一となる。
の金属板材料からなり、互いに反対方向に同じ長さ突出
する4対のターミナル片22を有する。この4対のター
ミナル片22は、その突出方向と直角な3つの連結部2
5により抜止係止部16と同じ配列ピッチで互いに平行
に連結されることによって一体化されている。かかるジ
ョイントターミナル20はターミナル片22の突出方向
と平行な向きに接続口11からハウジング10内に挿入
されることにより装着される。
ーミナル片22毎に、夫々、ターミナル片22の長さ方
向に沿って斜めに切り起こすことにより、ターミナル片
の板面と平行な姿勢となる方向への弾性撓み可能であっ
て互いに対をなす弾性抜止部(本発明構成要件の係合
部)23と過挿入防止部(本発明構成要件の係合部)2
4が1対ずつ形成されている。各対の弾性抜止部23と
過挿入防止部24はターミナル片22の長さ方向におい
て対称的に配置されている。図4に示すように、弾性抜
止部23は上面側に突出していると共に過挿入防止部2
4は反対の下面側に突出しており、弾性抜止部23と過
挿入防止部24の切り押し端23A,24A同士は互い
に相手側を向いている。そして、その両切起し端23
A,24A同士の間隔は、ハウジング10の長さ方向に
おいて対応する抜止係止部16,16の係止面16A,
16Aの間の距離と等しくなるように設定されている。
対のターミナル片22毎に4つ1組のスタビライザ27
が設けられている。スタビライザ27は、ターミナル片
22の両側縁において弾性抜止部23又は過挿入防止部
24と対応するように各ターミナル片22毎に2つずつ
配されている。スタビライザ27は、各ターミナル片2
2の両側縁から突出した部分をその側縁に沿って一方は
上面側へ、他方は下面側へ夫々直角に折り曲げて上面又
は下面よりも突出させた状態に形成されている。このス
タビライザ27の上下両面側への突出の仕方は、同じ方
向に突出している4本のターミナル片22同士で同じに
なっている。また、対をなすターミナル片22同士の間
では、同じ側の側縁に形成されている2つのスタビライ
ザ27のうちの一方が上面側に突出すると共に他方が下
面側に突出している。かかるスタビライザ27をジョイ
ントターミナル20の側方から視た形状は台形をなして
おり、ターミナル片22の突出方向における両端部が斜
めに切除されたような傾斜部27Aとなっている。ま
た、スタビライザ27の突出高さはガイド溝17の深さ
と同じ寸法に設定されていると共に、スタビライザ27
の厚さ(ターミナル片22の幅方向の寸法)はガイド溝
17の幅と同じ寸法に設定されている。
弾性抜止部23の形成されている側のターミナル片22
を先に向けた姿勢でジョイントターミナル20を2つの
接続口11のうちの任意の一方からハウジング10内に
挿入すると、先側のターミナル片22がキャビティ14
内に進入し、その進入を続けると、先側の各ターミナル
片22の2つのスタビライザ27が図5に示すように図
の右下に位置するガイド溝17と左上に位置するガイド
溝17とに嵌合する。さらにジョイントターミナル20
の挿入が進むのに伴って両スタビライザ27が両ガイド
溝17に案内されつつスライドする。なお、スタビライ
ザ27の端部には傾斜部27Aが形成されているため、
スライドする際にスタビライザ27がガイド溝17の底
面に対して引っ掛かりを生じる虞がなく、円滑にスライ
ドすることができる。この後、後側の各ターミナル片2
2の2つのスタビライザ27が、先側のスタビライザ2
7の嵌合されていない右上と左下のガイド溝17に嵌合
する。
いて4つのスタビライザ27が夫々ガイド溝17に嵌合
してスライドすることになる。このとき図5及び図6に
示すようにスタビライザ27の側面はガイド溝17の側
壁面に接触した状態となるため、ジョイントターミナル
20はその板面と平行な面内において傾いたり横にずれ
たりするのが阻止され、所定の装着位置に向かって正し
い姿勢を保ちつつ正しい方向への挿入が継続される。ま
た、図5に示すようにジョイントターミナル20の上下
両面はキャビティ14の上下両面に接触しており、しか
も、図5及び図7に示すようにスタビライザ27の突出
端縁がガイド溝17の底面に接触しているため、ジョイ
ントターミナル20が上下方向にガタつくことはない。
る間に、先側のターミナル片22の弾性抜止部23が、
挿入側の接続口11に開口している上下2つの抜止係止
部16のうちの上側の抜止係止部16内に進入し、挿入
方向において対応する抜止係止部16間のキャビティ1
4の狭い部分を弾性変形しつつ通る。また、後側のター
ミナル片22の過挿入防止部24は挿入側の接続口11
に開口する上下2つの抜止係止部16のうちの下側の抜
止係止部16内に進入する。
の装着位置に達すると、図8に示すように、弾性抜止部
23がキャビティ14の狭い部分を通り抜けて弾性的に
復元することにより切起し端23Aを挿入側とは反対側
の抜止係止部16の係止面16Aに係止すると共に、挿
入側の抜止係止部16の係止面16Aに過挿入防止部2
4の切起し端24Aが係止する。
着作業は完了する。この状態でジョイントターミナル2
0は、弾性抜止部23の係止面16Aへの係止により抜
けが阻止されると共に、過挿入防止部24の係止面16
Aへの係止により過挿入が阻止され、もって、所定の装
着位置に保持されるのである。
ーミナル20の装着に際してスタビライザ27をガイド
溝17に嵌合してスライドさせることによりジョイント
ターミナル20を案内するようにしたから、ハウジング
10に対するジョイントターミナル27の挿入姿勢と挿
入方向を正しい状態に安定して維持することができ、ジ
ョイントターミナル20を所定の位置に正しい姿勢で確
実に装着することができる。
らハウジング10内を視たときの抜止係止部16とガイ
ド溝17の配置が同じであり、しかも抜止係止部16と
ガイド溝17はハウジング10の長さ方向において対称
的に形成されているから、上記とは反対側の接続口11
からジョイントターミナル20を挿入しても上記と同様
にして正しく装着することができる。このため、ジョイ
ントターミナル20の挿入作業に先だち、接続口11か
らハウジング10内を覗き込んで内部の形状から挿入す
べき接続口11を確認するという作業が不要であり、ジ
ョイントターミナル20の装着作業性が優れている。
その挿入方向と平行な軸に関しては、弾性抜止部23と
過挿入防止部24の上下の突出の向きが逆になるもの
の、その配置及び他の部材の形状と配置について点対称
となっている。弾性抜止部23と過挿入防止部24の突
出の向きが逆になっても、抜止係止部16は上下対称に
形成されていることから、これらの係合に支承はない。
したがって、ジョイントターミナル20を挿入方向と平
行な軸を中心に反転させて左右と上下を逆にした姿勢で
も、ジョイントターミナル20を正規状態に装着するこ
とができる。
板面と平行であって挿入方向と直角な軸に関しては、弾
性抜止部23と過挿入防止部24の配置が前後方向(挿
入方向)で逆になるものの、全体としての形状は点対称
となっている。したがって、上記軸を中心に反転させて
上下と前後を逆にした姿勢でも、ジョイントターミナル
20を正規状態に装着することができる。
と直角な軸に関しては、弾性抜止部23と過挿入防止部
24の配置が前後逆になってこれらの突出の仕方がジョ
イントターミナル20全体として上下逆になるものの、
その他の形状については点対称となっている。弾性抜止
部23と過挿入防止部24の前後の配置と上下の突出状
態が逆になっても、抜止係止部16は上下対称且つ前後
対称に形成されていることから、これらの係合に支承は
ない。したがって、この軸を中心に反転させて前後と左
右を逆にした姿勢でも、ジョイントターミナル20を正
規状態に装着することができる。
ミナル20の挿入方向と姿勢を考慮する必要がない。勿
論、上記実施例1と同じく2つの接続口11,11のう
ちのいずれの接続口11からでもジョイントターミナル
20を挿入することが可能である。したがって、本実施
例では、ジョイントターミナル20の挿入作業の作業性
が極めて高くなっている。
の抜止係止部16が対称的に形成されていてジョイント
ターミナル20の抜止め機能と過挿入防止機能の両機能
を兼ね備えるようになっているため、両接続口11に対
応して抜止め用の部材と過挿入防止用の部材を別々に形
成した場合に比べて省スペース化が図られ、ハウジング
10の小型化が実現されている。
施例2を図9を参照して説明する。実施例2では、上記
実施例1のハウジング10への装着が可能なジョイント
ターミナルの変形例を示す。その他の構成については上
記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同
一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
2対のターミナル片32を有し、各ターミナル片32の
両側縁のうちの連結部35に接続している内側の側縁に
はスタビライザが形成されておらず、その反対の外側の
側縁だけに1対ずつのスタビライザ37が形成されてい
る。
施例3を図10乃至図12を参照して説明する。本実施
例のジョイントコネクタは、上記実施例1においてハウ
ジングとジョイントターミナルの係合部分の構成を異な
らせたものである。その他の構成については上記実施例
1と同じであるため、同じ構成については構造、作用及
び効果の説明を省略する。
同じく両接続口(図示せず)に開口する行き止まりの溝
状をなしていてキャビティ44の上下両面に対称的に配
置された4つ1組の抜止係止部46が形成されている。
本実施例においても実施例1と同様にガイド溝47が設
けられているが、実施例1とは異なり、ガイド溝47の
本数が1組の抜止係止部46について2条となってい
る。即ち、接続口から視た状態をあらわす図10に示す
ように、ガイド溝47は上側の抜止係止部46の左側の
位置と下側の抜止係止部46の右側の位置とに形成され
ている。したがって、同方向から視た場合に、抜止係止
部46とガイド溝47の配置は、ジョイントターミナル
50の挿入方向と平行な軸に関して点対称になってい
る。また、反対側の接続口から視た配置は、図10とは
左右対称となっている。
ターミナル片52を有するものであって、弾性抜止部5
3と過挿入防止部54が1つずつ形成されている。ま
た、スタビライザ57は、弾性抜止部53側のターミナ
ル片52の一方の側縁と、この側縁とは反対側の側縁上
における過挿入防止部54側のターミナル片52とに合
計2つ形成されている。そして、この両スタビライザ5
7の突出方向は互いに上下逆になっている。
グ内に装着する際には、図12に示すように、2つのス
タビライザ57の上下の突出の向きをガイド溝47の配
置に合わせた向きで挿入すると、2つのスタビライザ5
7がガイド溝47に嵌合する。これによって、ジョイン
トターミナル50は正しい姿勢と挿入方向が保たれて挿
入されて所定の装着位置に正しい姿勢で確実に保持され
る。
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
イザの上下の突出の仕方は、上記実施例に示したものに
限らず任意に設定することができる。このようなジョイ
ントターミナルとしては、例えば全てのスタビライザを
上面側に突出させたり、対をなすターミナル片のうちの
一方のターミナル片には上向きに2つのスタビライザを
形成すると共に他方のターミナル片には下向きに2つの
スタビライザを形成するもの等が考えられる。このよう
なジョイントターミナルでも、実施例1のハウジング1
0に装着したときにはスタビライザがガイド溝に嵌合す
ることができるため、ジョイントターミナルは正しい姿
勢と向きに保たれる。
ル片22について4つのスタビライザ27を形成した
が、スタビライザの数は任意に設定することができる。
このようなジョイントターミナルとしては、例えば対を
なすターミナル片のうちの一方のターミナル片だけにつ
いてその両側縁又は片方の側縁に2つ又は1つのスタビ
ライザを設けるようにしたものが考えられる。
ル片22毎に1組ずつのスタビライザ27を設けたが、
複数対以上のターミナル片を有するジョイントターミナ
ルにおいては必ずしも全ての対のターミナル片にスタビ
ライザを設ける必要がなく、特定の対のターミナル片だ
けにスタビライザを設けた場合でもジョイントターミナ
ルを案内することが可能である。このようなジョイント
ターミナルとしては、例えば3対以上のターミナル片を
有する場合において両端に位置する2対のターミナル片
だけにスタビライザを設けて中間位置のターミナル片に
はスタビライザを設けないようにするものが考えられ
る。
が上記実施例以外の本数のターミナル片を有するもので
ある場合にも適用することができると共に、ジョイント
コネクタが上記実施例で説明した以外の極数のものであ
る場合にも適用することができる。
図
らわす部分正面図
面図
面図
面図
スタビライザとガイド溝の嵌合状態をあらわす部分断面
図
抜止係止部と弾性抜止部及び過挿入防止部の係止状態を
あらわす部分断面図
の配置をあらわす部分正面図
正面図
Claims (3)
- 【請求項1】 両端において互いに反対方向に開口し且
つ内部において互いに連通する一対の接続口を有すると
共に内部に保持部を有するハウジングと、前記保持部に
係合可能な係合部と互いに反対方向に突出するターミナ
ル片とを有し、前記接続口から挿入されて前記係合部を
前記保持部に係合させることにより前記ターミナル片を
前記一対の接続口内に臨ませた状態で前記ハウジング内
に装着されるジョイントターミナルとからなるジョイン
トコネクタであって、 前記ジョイントターミナルには前記ターミナル片の側縁
から直角に折り曲げられて突出するスタビライザが形成
され、 前記保持部には、前記スタビライザの厚さと同じ幅寸法
であり、且つ前記スタビライザを挿入方向へのスライド
可能に係合させるガイド溝が形成されていることを特徴
とするジョイントコネクタ。 - 【請求項2】 ガイド溝は一対の接続口内の双方に臨ま
せて形成されていることを特徴とする請求項1記載のジ
ョイントコネクタ。 - 【請求項3】 ガイド溝は、ジョイントターミナルの挿
入方向と直角な面内において前記ジョイントターミナル
に関して点対称に配されていることを特徴とする請求項
1又は請求項2記載のジョイントコネクタ。
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