JP3018931B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイントコネクタ

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JP3018931B2
JP3018931B2 JP6312696A JP31269694A JP3018931B2 JP 3018931 B2 JP3018931 B2 JP 3018931B2 JP 6312696 A JP6312696 A JP 6312696A JP 31269694 A JP31269694 A JP 31269694A JP 3018931 B2 JP3018931 B2 JP 3018931B2
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングへのジョイ
ントターミナルの装着性を向上させたジョイントコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ジョイントコネクタは、ハウジング内に
設けたジョイントターミナルの相反する方向に突出する
複数のターミナル片をハウジングの両端の接続口内に臨
ませ、接続口に嵌合した相手側コネクタの複数の相手側
ターミナルとターミナル片とを接続させたときに、同一
のジョイントターミナルのターミナル片に接続した相手
側ターミナル同士のみが導通するようになっている。
【0003】ジョイントコネクタには予め別々に成形し
たハウジングとジョイントターミナルを組み付けるよう
にしたものがある。このタイプのジョイントコネクタと
して、図11及び図12に示すように、ジョイントター
ミナル85に切り起こしによって弾性抜止片86を形成
すると共に、ハウジング80の内部には、両接続口8
1,81間に連通する挿通孔82と、ジョイントターミ
ナル85の過挿入を阻止するストッパ83と、弾性抜止
片86が係止可能な抜止係止部84とを形成した構成に
なるものがある。そして、ジョイントターミナル85を
所定の向きで所定の(図の右側の)接続口81からハウ
ジング80内に挿入すると、挿入方向を向いたターミナ
ル片87が挿通孔82を貫通して反対側の接続口81内
に臨み、隣り合うターミナル片87,87間の係止部8
8がストッパ83に当接すると同時に弾性抜止片86が
抜止係止部84に係止したところで、ジョイントターミ
ナル85が所定の装着位置に保持されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるジョイントコネ
クタにおいてはハウジング80とジョイントターミナル
85の挿入方向は双方共に一定方向に決められている。
ジョイントターミナル85の挿入方向については弾性抜
止片86の形状から判別することができる。これに対
し、ハウジング80側のジョイントターミナル85を保
持する部材は接続口81内の奥まった位置に設けられて
いるため、ハウジング80の外側から直接視て判別する
ことはできず、通常はハウジング80の外形状から挿入
方向を判別することになる。
【0005】ところが、双方の接続口81に同じ形状の
相手側コネクタが嵌合されるタイプのジョイントコネク
タの中には、双方の接続口81を含めたハウジング80
全体の形状が対称的になっているものがある。このよう
な場合には、どちらの接続口81に挿入すべきかを外観
から判断することができないため、接続口81からハウ
ジング80内を覗き込んで内部形状から挿入すべき接続
口81であるか否かを確認した後に挿入作業を行うか、
若しくは、取りあえず一方の接続口81に挿入してみて
装着不能ならば反対側の接続口81に挿入し直すことに
なり、作業性に劣るという問題があった。
【0006】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、ハウジングへのジョイントターミナルの挿
入作業を容易にすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、両端
において互いに反対方向に開口し且つ内部において互い
に連通する一対の接続口を有すると共に内部に保持部を
有するハウジングと、保持部に係合可能な係合部と互い
に反対方向に突出するターミナル片とを有し、接続口か
ら挿入されて係合部を保持部に係合させることによりタ
ーミナル片を一対の接続口内に臨ませた状態でハウジン
グ内に装着されるジョイントターミナルとからなるジョ
イントコネクタであって、係合部と保持部とは弾性的な
係合を可能に形成され、且つ、保持部は一対の接続口内
の双方に臨ませて設けられている構成になる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、保持部が、ジョイントターミナルの挿入方向と直角
な面内において点対称に配されている構成としたところ
に特徴を有する。
【0009】請求項3の発明は、両端において互いに反
対方向に開口し且つ内部において互いに連通する一対の
接続口を有すると共に内部に保持部を有するハウジング
と、保持部に係合可能な係合部と互いに反対方向に突出
するターミナル片とを有し、接続口から挿入されて係合
部を保持部に係合させることによりターミナル片を一対
の接続口内に臨ませた状態でハウジング内に装着される
ジョイントターミナルとからなるジョイントコネクタで
あって、係合部と保持部とは圧入による係合を可能に形
成され、且つ、保持部は一対の接続口内の双方に臨ませ
て設けられている構成になる。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、ジョイントターミ
ナルを一方の接続口からハウジング内に挿入すると係合
部と保持部とが弾性的に係合し、この弾性的な係合によ
って、ジョイントターミナルは所定の装着位置において
挿脱不能状態に装着される。保持部は双方の接続口内に
臨ませて形成されているため、ジョイントターミナルを
上記とは反対側の接続口から挿入した場合にも同様にし
て装着される。
【0011】請求項2の発明においては、ハウジングに
対してジョイントターミナルがその挿入方向と平行な軸
回りに反転した姿勢と反転させない姿勢のいずれの姿勢
で挿入された場合でも、係合部は保持部に係止され、ジ
ョイントターミナルは所定の装着状態に保持される。
【0012】請求項3の発明においては、ジョイントタ
ーミナルを一方の接続口からハウジング内に挿入すると
係合部と保持部とが圧入により係合し、この圧入による
摩擦力により、ジョイントターミナルはハウジング内の
所定の装着位置において挿脱不能状態に装着される。保
持部は双方の接続口内に臨ませて形成されているため、
ジョイントターミナルを上記とは反対側の接続口から挿
入した場合にも同様にして装着される。
【0013】
【発明の効果】請求項1及び請求項3の発明は、ハウジ
ングにおいてジョイントターミナルを所定の装着状態に
保持するための保持部が一対の接続口の双方に臨ませて
形成されているから、いずれの接続口からジョイントタ
ーミナルを挿入してもそのジョイントターミナルを所定
の装着状態に保持することができる。したがって、接続
口からハウジング内を覗き込んで挿入すべき接続口を確
認する必要や、取りあえず一方の接続口に挿入してみて
装着不能ならば反対側の接続口に挿入し直すという無駄
な手間がなく、ジョイントターミナルの装着作業性が優
れている。
【0014】請求項2の発明は、ジョイントターミナル
を挿入方向と平行な軸回りに反転させた姿勢と反転させ
ない姿勢のいずれの姿勢でも挿入することができるよう
になっているから、ジョイントターミナルの装着作業性
が極めて優れている。
【0015】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化した実施例1を図1
乃至図7を参照して説明する。本実施例のジョイントコ
ネクタは、ハウジング10と、このハウジングの内部に
装着されるジョイントターミナル20とから構成され
る。
【0016】ハウジング10は非導電性の合成樹脂材料
からなり、全体として筒形状をなしている。ハウジング
10の両端の開口は図示しない相手側コネクタが嵌合可
能な接続口11,11となっており、また、ハウジング
10の底面の取付アーム12を除く外観と後述する中空
内部とは、共に、両接続口11,11の開口方向(以
下、長さ方向という)において対称的な形状をなしてい
る。
【0017】ハウジング10の中空内における両接続口
11,11の中間位置にはジョイントターミナル20を
保持するための保持部13が設けられている。保持部1
3は、ハウジング10の内側壁間をその長さ方向と直交
する方向にある程度の幅をもって橋渡しするように形成
され、同一構成の保持部13が上下2段に設けられてい
る。下段の保持部13はハウジング10の内底面から立
ち上がる脚部13Aに支持され、上段の保持部13は下
段の保持部13の上面から立ち上がる脚部13Bに支持
されている。
【0018】各保持部13は、上下方向の内寸法がジョ
イントターミナル20の厚さと同じ寸法であってハウジ
ング10の長さ方向と直角方向のスリット状に開口する
キャビティ14を有する。キャビティ14は、ハウジン
グ10の長さ方向に所定の寸法を有すると共に、両接続
口11,11に開口しており、ジョイントターミナル2
0が挿通可能となっている。
【0019】キャビティ14内には、その上下両面間に
亘る長円形断面の4つのガイド15がハウジング10の
長さ方向と直角方向において一定のピッチで配置されて
形成されている。このガイド15によりキャビティ14
内は5つに仕切られた状態となっている。各ガイド15
の両側面はハウジング10の長さ方向と平行な案内面1
5Aとなっており、半円形の両端部は補助ストッパ15
Bとなっている。
【0020】また、隣り合うガイド15の中間及び両端
に配されたガイド15の更に端寄りの位置には、5組の
抜止係止部16(本発明の構成要件である保持部)がガ
イド15と同じピッチで配置されて形成されている。抜
止係止部16は4つで1組を構成し、各組における4つ
の抜止係止部16は、キャビティ14の上面と下面とを
そのスリット状の両方の開口縁から互いに相手側に向か
ってハウジング10の長さ方向と平行に一定長さの溝状
に切欠することにより形成されている。各組における4
つの抜止係止部16のうち、ハウジング10の長さ方向
において対応する2つの抜止係止部16同士は連通され
ておらず、各抜止係止部16の奥端面はハウジング10
の長さ方向と直角な係止面16Aとなっていると共に、
キャビティ14の上面側と下面側の2つの抜止係止部1
6同士は互いに対向して配置されている。かかる抜止係
止部16は、所定の装着位置におけるジョイントターミ
ナル20の抜け方向の移動を阻止するための抜止の機能
を有するだけでなく、所定の装着位置におけるジョイン
トターミナル20の過挿入を防止するためのストッパの
機能を兼ね備えている。
【0021】上記の保持部13を構成するガイド15と
抜止係止部16は、共に、その形状及び配列に関して、
ハウジング10の長さ方向及びこれと直角な方向の両方
向において対称的となっている。これは、キャビティ1
4の上下面と平行な面内においてこれと直角な上下方向
の軸に関して点対称であることを意味する。これによ
り、両方の接続口11のいずれからガイド15と抜止係
止部16を視た場合にもこれらの形状と配列は同一とな
る。
【0022】一方、ジョイントターミナル20は導電性
の金属板材料からなり、略方形をなす本体部21から互
いに反対方向に突出する5対のターミナル片22を有す
る。ジョイントターミナル20は、そのターミナル片2
2の配列ピッチが抜止係止部16の配列ピッチと同じで
あり、且つ、各対のターミナル片22の先端が揃うよう
に並列されている。ジョイントターミナル20は一方の
側に突出するターミナル片22を先に向けた方向(以
下、挿入方向という)に接続口11からハウジング10
内に挿入されることによって装着されるようになってい
る。
【0023】本体部21には、各対のターミナル片22
同士の間の位置においてターミナル片22の長さ方向に
沿って斜めに切り起こすことにより、本体部21と平行
な姿勢となる方向への弾性撓み可能な一対ずつの弾性抜
止部23(本発明の構成要件である係合部)と過挿入防
止部(本発明の構成要件である係合部)24が形成され
ている。各対の弾性抜止部23と過挿入防止部24は、
弾性抜止部23が挿入方向における前側に位置すると共
に過挿入防止部24が挿入方向後側に位置し、図3に示
すように、各対の弾性抜止部23は本体部21の上側の
面に突出していると共に、過挿入防止部24は下面側に
突出している。弾性抜止部23と過挿入防止部24の切
り押し端23A,24A同士は互いに相手側を向いてお
り、その両切起し端23A,24A同士の間隔は、ハウ
ジング10の長さ方向において対応する抜止係止部1
6,16の係止面16A,16Aの間の距離と等しくな
るように設定されている。
【0024】上記のターミナル片22、弾性抜止部23
及び過挿入防止部24は、共に、その配列に関して、ジ
ョイントターミナル20の板面と平行な面内においてタ
ーミナル片22の長さ方向及びこれと直角な方向の両方
向で対称的となっている。
【0025】さらに、ジョイントターミナル20には、
隣り合うターミナル片22同士の間において本体部21
の弾性抜止部23側の端縁からターミナル片22の長さ
方向に延びる複数の位置決め溝25が形成されている。
即ち、位置決め溝25は挿入方向に向かって開口してい
ることになる。位置決め溝25の幅寸法はガイド15の
幅と同じであり、また、位置決め溝25の奥行きは、ジ
ョイントターミナル20が所定の装着位置にある状態に
おいて、位置決め溝25の奥端25Aがガイド15の補
助ストッパ15Bと当接するように設定されている。
【0026】次に、本実施例の作用について説明する。
2つの接続口11のうちの任意の一方から弾性抜止部2
3側を先に向けた姿勢でジョイントターミナル20をハ
ウジング10内に挿入すると、ターミナル片22がキャ
ビティ14内に進入して隣り合うガイド15間を通る。
この後、位置決め溝25がガイド15に嵌合し、これに
よってジョイントターミナル20の横方向(ジョイント
ターミナル20の板面と平行であって挿入方向に対して
直角な方向)へのズレ及び姿勢の傾きが阻止される。
【0027】この間に、弾性抜止部23が挿入側の接続
口11に開口している上下2つの抜止係止部16のうち
の上側の抜止係止部16内に進入する。そして、図6に
示すように、弾性抜止部23は、挿入方向において対応
する抜止係止部16間のキャビティ14の狭い部分を弾
性変形しつつ通る。また、過挿入防止部24は挿入側の
接続口11に開口する上下2つの抜止係止部16のうち
の下側の抜止係止部16内に進入する。
【0028】そして、ジョイントターミナル20が所定
の装着位置に達すると、図7に示すように、弾性抜止部
23がキャビティ14の狭い部分を通り抜けて弾性的に
復元することにより切起し端23Aを挿入側とは反対側
の抜止係止部16の係止面16Aに係止すると共に、挿
入側の抜止係止部16の係止面16Aに過挿入防止部2
4の切起し端24Aが係止する。また同時に、位置決め
溝25の奥端25Aがガイド15の補助ストッパ15B
に当接する。
【0029】以上によりジョイントターミナル20の装
着作業は完了する。この状態でジョイントターミナル2
0は、弾性抜止部23の係止面16Aへの係止により挿
入方向とは反対の抜け方向への移動が阻止されると共
に、過挿入防止部24の係止面16Aへの係止、及び、
位置決め溝25の奥端25Aの補助ストッパ15Bへの
当接により挿入方向の移動が阻止され、もって、所定の
装着位置に保持されるのである。
【0030】本実施例では、ハウジング10内の抜止係
止部16及びガイド15がハウジング10の長さ方向に
関して対称的に形成されているため、上記とは反対側の
接続口11からジョイントターミナル20を挿入するこ
とも可能となっている。この場合には、弾性抜止部2
3、過挿入防止部24及び位置決め溝25の奥端25A
が夫々係止する部材と向きが上記とは反対になるだけで
あって、ジョイントターミナル20を進退不能に保持す
る機能は上記と同じである。
【0031】このように、本実施例では、ジョイントタ
ーミナル20を2つの接続口11のうちのいずれからで
も挿入できるようになっている。このため、ジョイント
ターミナル20挿入作業に先だち、接続口11からハウ
ジング10内を覗き込んで内部の形状から挿入すべき接
続口11を確認するという作業が不要であり、ジョイン
トターミナル20の装着作業性が優れている。
【0032】また、本実施例では、抜止係止部16が上
下対称的に形成されているため、図3に示すように弾性
抜止部23が上面側に突出する姿勢と図4に示すように
弾性抜止部23が下面側に突出する姿勢のいずれの姿勢
で挿入を行っても、弾性抜止部23と過挿入防止部24
が確実に抜止係止部16の係止面16Aに係止すること
ができる。したがって、ジョイントターミナル20の挿
入作業に際して弾性抜止部23が上下どちらに突出する
向きになっているかを考慮することがないため、この点
においても作業性に優れたものとなっている。
【0033】本実施例では、弾性抜止部23と過挿入防
止部24とを挿入方向において対をなし、且つ、対称的
な形状に形成し、これに対応させて抜止係止部16をハ
ウジング10の長さ方向において対称的に形成し、これ
により、この抜止係止部16がジョイントターミナル2
0の抜止め機能と過挿入防止機能の両機能を兼ね備える
ようにした。したがって、両接続口11に対応して抜止
め用の部材と過挿入防止用の部材を別々に形成した場合
に比べて省スペース化が図られ、ハウジング10の小型
化が実現されている。
【0034】
【0035】
【0036】<実施例2> 次に、本発明を具体化した実施例2を図8を参照して
明する。本実施例のジョイントコネクタは、上記実施例
1においてハウジングとジョイントターミナルの係合部
分の構成を異ならせたものである。その他の構成につい
ては上記実施例1と同じであるため、同じ構成について
は、構造、作用及び効果の説明を省略する。
【0037】上記実施例1のハウジング10においては
そのキャビティ14内にガイド15が形成されていると
共にジョイントターミナル20には位置決め溝25が形
成されているのに対し、本実施例のハウジング60とジ
ョイントターミナル70においては、ガイド15と位置
決め溝25に相当するものは形成されていない。実施例
1ではガイド15と位置決め溝25との係合によってジ
ョイントターミナル20の横方向へのズレや姿勢の傾き
が阻止されていたが、本実施例ではキャビティ64の挿
入方向と直角な幅方向の内寸法をジョイントターミナル
70の本体部71の幅寸法と同じに設定し、本体部71
の両側端縁71Aをキャビティ64の両側端縁64Aに
摺接させることによってガイドし、もって、ジョイント
ターミナル70の横方向へのズレや姿勢の傾きを防止す
るようになっている。
【0038】本実施例のジョイントターミナル70は、
その挿入方向と平行な軸に関しては、弾性抜止部73と
過挿入防止部74の上下の突出の向きが逆になるもの
の、その配置及び他の部材の形状と配置について点対称
となっている。弾性抜止部73と過挿入防止部74の突
出の向きが逆になっても、抜止係止部66は上下対称に
形成されていることから、これらの係合に支承はない。
したがって、ジョイントターミナル70を挿入方向と平
行な軸を中心に反転させて左右と上下を逆にした姿勢で
も、ジョイントターミナル70を正規状態に装着するこ
とができる。
【0039】また、ジョイントターミナル70は、その
板面と平行であって挿入方向と直角な軸に関しては、弾
性抜止部73と過挿入防止部74の配置が前後方向(挿
入方向)で逆になるものの、全体としての形状は点対称
となっている。したがって、上記軸を中心に反転させて
上下と前後を逆にした姿勢でも、ジョイントターミナル
70を正規状態に装着することができる。
【0040】さらに、ジョイントターミナル70の板面
と直角な軸に関しては、弾性抜止部73と過挿入防止部
74の配置が前後逆になってこれらの突出の仕方がジョ
イントターミナル70全体として上下逆になるものの、
その他の形状については点対称となっている。弾性抜止
部73と過挿入防止部74の前後の配置と上下の突出状
態が逆になっても、抜止係止部66は上下対称且つ前後
対称に形成されていることから、これらの係合に支承は
ない。したがって、この軸を中心に反転させて前後と左
右を逆にした姿勢でも、ジョイントターミナル70を正
規状態に装着することができる。
【0041】このように本実施例では、ジョイントター
ミナル70の挿入方向と姿勢を考慮する必要がない。勿
論、上記実施例1と同じく2つの接続口61,61のう
ちのいずれの接続口61からでもジョイントターミナル
70を挿入することが可能である。したがって、本実施
例では、ジョイントターミナル70の挿入作業の作業性
が極めて高くなっている。
【0042】<実施例3> 次に、本発明を具体化した実施例3を図9乃び図10を
参照して説明する。本実施例のジョイントコネクタは、
上記実施例1においてハウジングとジョイントターミナ
ルの係合部分の構成を異ならせたものである。その他の
構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構
成については構造、作用及び効果の説明を省略する。
【0043】ハウジング40内には、実施例1と同様に
上下の内寸法がジョイントターミナル50と同じ厚さで
あるキャビティ44を備えた保持部43が形成されてい
る。このキャビティ44内には、その上下両面間に亘る
6つの仕切部45がハウジング40の長さ方向と直角方
向に一定ピッチで形成されている。各仕切部45の両側
面はハウジング40の長さ方向の圧入面46となってお
り、隣り合う仕切部45の圧入面46間の間隔はジョイ
ントターミナル50の係合部53の幅寸法よりもやや小
さい寸法に設定されている。各仕切部45の両端面に
は、幅が圧入面46間よりも狭い第2ストッパ48がハ
ウジング40の長さ方向に延びて形成されており、仕切
部45の両端面における第2ストッパ48の両側の部分
は第1ストッパ47,47となっている。また、キャビ
ティ44の両端には、仕切部45の片側半分のみが形成
されることで最端に位置する仕切部45の圧入面46と
第1ストッパ47とに夫々対応する圧入面46と第1ス
トッパ47とが形成されている。
【0044】一方、ジョイントターミナルは、本体部5
1から挿入方向とその反対方向とに突出するターミナル
片52の本数の組み合わせの異なる3種類のものが用い
られる。第1のジョイントターミナル50Aは、ターミ
ナル片52が挿入方向とその反対方向とに共に1本ずつ
突出している。第2のジョイントターミナル50Bは、
ターミナル片52が挿入方向とその反対方向とに共に2
本ずつ突出している。第3のジョイントターミナル50
Cは、ターミナル片52が挿入方向に1本突出し、挿入
方向と反対方向に3本突出している。
【0045】第1ジョイントターミナル50Aは、挿入
方向に突出するターミナル片52にテーパ状のガイド部
54を介して連続する係合部53が形成されていると共
に、この係合部53の挿入方向後端位置において両側へ
突出する一対の第1過挿入防止部55が形成されたもの
である。係合部53の幅は、ターミナル片52よりも少
し広く、且つ、上記したように隣り合う圧入面46間の
間隔よりも少し狭くなっている。
【0046】第2ジョイントターミナル50Bは、2本
の第1ジョイントターミナル50Aをその第1過挿入防
止部55よりもさらに挿入方向後側位置において連結部
57により平行に且つ所定の間隔を空けて連結した構成
になる。両係合部53の間は位置決め溝58となってお
り、この位置決め溝58の奥端は第2過挿入防止部56
となっている。
【0047】第3ジョイントターミナル50Cは、第1
ジョイントターミナル50Aと、挿入方向と反対方向に
突出する2本のターミナル片52とを第2ジョイントタ
ーミナル50Bと同じ位置において連結部57により平
行且つ所定ピッチで連結した構成になる。挿入方向と反
対方向に突出する2本のターミナル片52にも、夫々、
一対ずつの第1過挿入防止部55が形成されている。ま
た、隣り合う第1過挿入防止部55同士の間の溝の奥端
は第2過挿入防止部56となっている。
【0048】次に、本実施例の作用について説明する。
第1ジョイントターミナル50Aは、一方(図9の左下
側)の接続口41からハウジング40内に挿入し、先頭
側のターミナル片52をキャビティ44内に進入させて
所定(挿入方向から視て右から2番目と3番目)の仕切
部45の間を通り抜けさせる。この後、第1ジョイント
ターミナル50Aを強く押し込むようにすると、この両
仕切部45の間に係合部53が圧入される。そして、第
1ジョイントターミナル50Aが所定の装着位置に達す
ると、第1過挿入防止部55が第1ストッパ47に当接
し、第1ジョイントターミナル50Aのそれ以上の挿入
が阻止される。この状態において、第1ジョイントター
ミナル50Aの抜け方向の移動は、圧入面46と係合部
53の側面との間の摩擦抵抗によって阻止される。この
ようにして第1ジョイントターミナル50Aは所定の装
着位置に保持される。
【0049】第2ジョイントターミナル50Bは、第1
ジョイントターミナル50Aと同じ接続口41からハウ
ジング40内に挿入し、2本のターミナル片52を最右
端の仕切部45の両側をすり抜けるように進める。この
後、強く押し込むようにすると、2つの係合部53が最
右端の仕切部45と右から2番目の仕切部45との間、
及び、最右端の仕切部45とキャビティ44の圧入面4
6との間に圧入される。そして、第2ジョイントターミ
ナル50Bが所定の装着位置に達すると、第1過挿入防
止部55と第2過挿入防止部56が、夫々、第1ストッ
パ47と第2ストッパ48とに当接することにより第2
ジョイントターミナル50Bの過挿入が阻止される。ま
た、第2ジョイントターミナル50Bの抜け方向の移動
は、圧入面46と係合部53の側面との間の摩擦抵抗に
よって阻止される。
【0050】第3ジョイントターミナル50Cは2つ用
いられ、その一方は、上記と同じ接続口41から挿入す
る。そのターミナル片52は、右から3番目と4番目の
仕切部45の間を通り抜けさせる。この後、第3ジョイ
ントターミナル50Cを強く押し込むようにすると、こ
の両仕切部45の間に係合部53が圧入される。そし
て、第3ジョイントターミナル50Cが所定の装着位置
に達すると、第1過挿入防止部55と第2過挿入防止部
56が、夫々、第1ストッパ47と第2ストッパ48に
当接し、第3ジョイントターミナル50Cのそれ以上の
挿入が阻止される。この状態における第3ジョイントタ
ーミナル50Cの抜け方向の移動は、圧入面46と係合
部53の側面との間の摩擦抵抗によって阻止される。
【0051】また、他方の第3ジョイントターミナル5
0Cは、上記と反対側の接続口41から挿入して強く押
し込むようにすると、その挿入方向から視て最右端の仕
切部45とキャビティ44の圧入面46との間に係合部
53が圧入され、所定の装着位置に達したところで、第
1過挿入防止部55と第2過挿入防止部56が第1スト
ッパ47と第2ストッパ48に当接して過挿入が阻止さ
れると共に、圧入面46と係合部53の側面との間の摩
擦抵抗により抜けが阻止される。
【0052】本実施例では、ハウジング40内の仕切部
45、圧入面46、第1ストッパ47及び第2ストッパ
48は、ハウジング40の長さ方向において対称的に形
成されている。このため、各ジョイントターミナル50
A,50Bを、夫々、上記とは反対側の接続口41から
挿入することも可能となっている。したがって、ジョイ
ントターミナルの挿入作業に先だち、接続口41からハ
ウジング40内を覗き込んで内部の形状から挿入すべき
接続口41を確認するという作業が不要であり、ジョイ
ントターミナル50A,50Bの装着作業性が優れてい
る。
【0053】また、本実施例では、第1ジョイントター
ミナル50Aと第2ジョイントターミナル50Bが挿入
方向と平行な軸回りに上下反転させても同一形状を保つ
ようになっているため、これらのジョイントターミナル
50A,50Bの挿入作業に際してその上下の向きを考
慮することがなく、この点においても作業性に優れたも
のとなっている。
【0054】また、本実施例のジョイントターミナル5
0A,50B,50Cは、切り起こしによって形成する
部材がないため、実施例1乃び実施例2のジョイントタ
ーミナル20,30に比べると製造が簡単になってい
る。
【0055】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0056】(1)上記実施例1の変形例として、弾性
抜止部23と過挿入防止部24とが共に本体部21の同
じ面側に突出する構成とすることもできる。この場合で
も、実施例1のハウジング10をそのまま用いることが
可能である。また、この場合、ジョイントターミナル2
0の上下の挿入姿勢を決め、ハウジング10の抜止係止
部16を上下いずれかのみに形成するようにすることも
可能である。
【0057】(2) 上記実施例1では、弾性抜止部2
3と過挿入防止部24とを対称的な形状で対称的に配置
して設けたが、抜止係止部と過挿入防止部とを別々の形
状とすると共に非対称な配置で形成することも可能であ
る。この場合には、弾性抜止部が係止する専用の抜止係
止部と過挿入防止部が係止する専用のストッパとを別々
に設ける必要がある。このような構成においても、ジョ
イントターミナルを2つの接続口のうちのいずれからで
も挿入することができる。
【0058】(3)上記実施例1における変形例とし
て、過挿入防止部24を形成せず、ジョイントターミナ
ル20の過挿入防止を位置決め溝25の奥端25Aとガ
イド15の補助ストッパ15Bとの係止のみによって行
うようにしてもよい。
【0059】(4)上記実施例1では、ジョイントター
ミナル20の弾性抜止部23と過挿入防止部24とをタ
ーミナル片22と同じ対数だけ形成したが、弾性抜止部
と過挿入防止部の対数をターミナル片よりも少なくして
もよい。この場合でも、ジョイントターミナルをハウジ
ング内に装着することは可能である。
【0060】(5)本発明は、ジョイントターミナルが
上記実施例以外の本数のターミナル片を有するものであ
る場合にも適用することができると共に、ジョイントコ
ネクタが上記実施例で説明した以外の極数のものである
場合にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のハウジングの一部切欠外観斜視図
【図2】ハウジングを下から視た状態の一部切欠斜視図
【図3】ジョイントターミナルの斜視図
【図4】ジョイントターミナルを図3の状態から上下反
転させた状態の斜視図
【図5】ジョイントターミナルのハウジングへの挿入の
仕方をあらわす一部切欠斜視図
【図6】ジョイントターミナルの挿入途中の状態をあら
わす断面図
【図7】ジョイントターミナルの装着が完了した状態を
あらわす断面図
【図8】実施例2のジョイントターミナルのハウジング
への装着の仕方をあらわす一部切欠斜視図
【図9】実施例3のジョイントターミナルのハウジング
への装着の仕方をあらわす一部切欠斜視図
【図10】実施例3のジョイントターミナルをハウジン
グに装着した状態をあらわす一部切欠斜視図
【図11】従来例のジョイントコネクタの縦断面図
【図12】従来例のジョイントコネクタの水平断面図
【符号の説明】
10…ハウジング 11…接続口 13…保持部 16…抜止係止部(保持部) 20…ジョイントターミナル 22…ターミナル片 23…弾性抜止部(係合部) 24…過挿入防止部(係合部)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端において互いに反対方向に開口し且
    つ内部において互いに連通する一対の接続口を有すると
    共に内部に保持部を有するハウジングと、前記保持部に
    係合可能な係合部と互いに反対方向に突出するターミナ
    ル片とを有し、前記接続口から挿入されて前記係合部を
    前記保持部に係合させることにより前記ターミナル片を
    前記一対の接続口内に臨ませた状態で前記ハウジング内
    に装着されるジョイントターミナルとからなるジョイン
    トコネクタであって、 前記係合部と前記保持部とは弾性的な係合を可能に形成
    され、且つ、前記保持部は前記一対の接続口内の双方に
    臨ませて設けられていることを特徴とするジョイントコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 保持部は、ジョイントターミナルの挿入
    方向と直角な面内において点対称に配されていることを
    特徴とする請求項1記載のジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 両端において互いに反対方向に開口し且
    つ内部において互いに連通する一対の接続口を有すると
    共に内部に保持部を有するハウジングと、前記保持部に
    係合可能な係合部と互いに反対方向に突出するターミナ
    ル片とを有し、前記接続口から挿入されて前記係合部を
    前記保持部に係合させることにより前記ターミナル片を
    前記一対の接続口内に臨ませた状態で前記ハウジング内
    に装着されるジョイントターミナルとからなるジョイン
    トコネクタであって、 前記係合部と前記保持部とは圧入による係合を可能に形
    成され、且つ、前記保持部は前記一対の接続口内の双方
    に臨ませて設けられていることを特徴とするジョイント
    コネクタ。
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