JP2001180262A - 車両用ベンチレータ - Google Patents
車両用ベンチレータInfo
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- louver
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Abstract
際、所定位置で操作ノブにクリック感が得られるように
して、操作ノブの操作位置が容易に認識できるようにす
る。 【解決手段】 空気吹き出し口1aに設置されたベンチ
レータ本体2のケース2aの開口部2bに、複数の前側
ルーバ3と複数の後側ルーバ4を前後に配置し、かつこ
れら前側ルーバ3と後側ルーバ4を、前側ルーバ3に設
けられた操作ノブ5により角度調整自在とした車両用ベ
ンチレータにおいて、前記操作ノブ5の設けられた前側
ルーバ3に、操作ノブ5の移動方向に第1突条3cを突
設して、この第1突条3cに前記操作ノブ5に突設され
た突起5gを弾性的に圧接させると共に、前記第1突条
3に、操作ノブ5の操作位置を認識させる少なくとも1
個の切欠き3dを形成したもので、操作ノブ5より突設
された突起5gが第1突条3cの切欠き3dを通過する
際、操作ノブ5にクリック感が発生するので、操作ノブ
5の操作位置が容易に認識できるようになる。
Description
作ノブの位置が容易に認識できる車両用ベンチレータに
関する。
が搭載されていて、この空気調和装置により調和された
空気を車内の要所に設置された空気吹き出し口より車内
へ吹き出すようにしたものがある。
置されていて、空気吹き出し口より吹き出される空気の
風向が自由に変えられるようになっており、ベンチレー
タの構造としては例えば特開平8−75237号公報に
記載されたものが公知である。
を変える操作ノブが断面ほぼC字形に形成されていて、
ルーバの周面を覆うようにルーバに取付けられており、
操作ノブの自由端はルーバの下面に弾性的に圧接された
構造となっている。
ると、操作ノブより突設された作動レバーがルーバの角
度を変えるようになっており、これによって操作ノブの
位置を調整することにより、空気吹き出し口より吹き出
される空気の風向が自由に調整できるようになってい
る。
チレータでは、ルーバに沿って操作ノブを摺動させた
際、操作ノブが左または右のストッパに当接して、それ
以上操作ノブが操作できないときにのみ操作ノブの操作
位置が認識できるが、操作途中では、操作ノブが摺動す
るのみで節度感が得られないため、特に運転中に操作ノ
ブを操作した場合、操作ノブがどの位置にあるか認識す
ることができず、風向調整が容易にできないなどの不具
合がある。
ためになされたもので、操作ノブを前側ルーバに沿って
摺動させた際、所定位置でクリック感が得られるように
したことにより、操作ノブの位置が容易に認識できる車
両用ベンチレータを提供して、空気吹き出し口より吹き
出される空気の風向調整が容易に行えるようにすること
を目的とするものである。
請求項1記載の発明は、空気吹き出し口に設置されたベ
ンチレータ本体のケースの開口部に、複数の前側ルーバ
と複数の後側ルーバを前後に配置し、かつこれら前側ル
ーバと後側ルーバを、前側ルーバに設けられた操作ノブ
により角度調整自在とした車両用ベンチレータにおい
て、前記操作ノブの設けられた前側ルーバに、操作ノブ
の移動方向に第1突条を突設して、この第1突条に前記
操作ノブに突設された突起を弾性的に圧接させると共
に、前記第1突条に、操作ノブの操作位置を認識させる
少なくとも1個の切欠きを形成したものである。
すべく前側ルーバに沿って操作ノブを摺動操作すると、
操作ノブの突起が第1突条の切欠きを通過する際、操作
ノブにクリック感が発生するため、操作ノブの操作位置
を容易に認識することができる。
明は、第1突条の長手方向の中央に切欠きを形成して、
操作ノブの中立位置を認識させるようにしたものであ
る。
作されたのを容易に認識することができることから、前
側ルーバに隠れて外部から見えにくい後側ルーバの中立
位置が容易に認識できるため、中立位置から左方向や右
方向への風向調整も容易に行える。
明は、前側ルーバの第1突条が突設された面と反対の面
に、前記第1突条とほぼ同じ位置に、ほぼ同じ長さの第
2突条を突設したものである。
作ノブがほぼ均等に圧接されるため、操作ノブを操作す
る際の荷重が安定し、これによって操作ノブを円滑に摺
動操作することができるため、操作ノブの操作性が向上
する。
明は、操作ノブ内に、前側ルーバの前縁に圧接する弾性
部材を設けたものである。
前側ルーバと弾性部材の摩擦抵抗により適度の節度感が
得られると共に、弾性部材の弾性により前側ルーバと操
作ノブとの間にガタが生じることもない。
照して詳述する。
口された空気吹き出し口に設置されたベンチレータの一
部切欠斜視図、図2は同横断面図、図3は操作ノブの拡
大断面図、図4はルーバより操作ノブを取外した状態の
斜視図、図5は作用説明図である。
は、例えば2個の空気吹き出し口1aが開口されてお
り、これら空気吹き出し口1aにベンチレータ本体2が
それぞれ設置されている。
角筒状のケース2aを有しており、このケース2aの前
面側の開口部2bに、たとえば横列に並置された複数の
前側ルーバ3と、たとえば縦列に並置された複数枚の後
側ルーバ4が前後に配置されている。
成されていて、これらピン3aはケース2aの開口部2
b両側に設けられたスペーサ2cのピン孔2dに回動自
在に嵌挿されていると共に、各前側ルーバ3は後端側が
リンク6により連動されていて、前側ルーバ3の1枚に
設けられた操作ノブ5を上下動させることにより、各前
側ルーバ3の上下方向の角度が同時に調整できるように
なっている。
ーバ3に設けられていて、図3に示すように上片部5a
と下片部5b及びこれら上片部5aと下片部5bの一端
側を連結する連結部5cとよりなる断面ほぼC字形に形
成されており、連結部5cの内側には、前側ルーバ3の
前縁に圧接する発泡ネオプレンゴムなどの弾性材料より
なる弾性部材7が嵌着されている。
りやや長さの長い平板状となっていて、開放端部に下方
へ屈曲された係合部5dを有しており、この係合部5d
の内側には、前側ルーバ3の後縁に形成されたガイドレ
ール3bに嵌合するガイド溝5eが水平方向に形成され
ていると共に、係合部5dの外側面には、後側ルーバ4
の1枚に形成された係合ピン4bに係合する2股状の作
動レバー5fが後方へ向けて突設されている。
も平板状となっていて、内面のほぼ中央に、前側ルーバ
3の下面に突設された第1突条3cに下方より圧接する
突起5gが突設されている。
3cは、前側ルーバ3の後縁に形成されたガイドレール
3bの長さとほぼ等しい長さL1 となっていて、前側ル
ーバ3の前縁より距離L2 の位置にガイドレール3bと
平行するよう突設されており、下片部5bの弾性により
突起5gが下方より第1突条3cに圧接されていると共
に、長手方向の中央にはほぼV字形の切欠き3dが形成
されていて、この切欠き3dを操作ノブ5の下片部5b
に突設された突起5gが通過する際、操作ノブ5にクリ
ック感が発生して、操作ノブ5の中立位置が認識できる
ようになっている。
の上面には、下面に突設された第1突条3cとほぼ同じ
位置に、ほぼ同じ長さの第2突条3eが突設されてい
る。
面がほぼ半円形となっていて、頂部が操作ノブ5の上片
部5a内面に下方より点接触で当接されており、これに
よって前側ルーバ3に沿って操作ノブ5を摺動する際、
前側ルーバ3と操作ノブ5の摺動抵抗を低減して、操作
力の軽減を図っている。
数の後側ルーバ4は、上下端にピン4aが形成されてい
て、これらピン4aはケース2aの上下面に開口された
ピン孔2eに回動自在に嵌合されていると共に、各後側
ルーバ4の上端がリンク8により互に連動されている。
バ4の前縁には、縦方向に係合ピン4bが係合されてい
て、この係合ピン4bに操作ノブ5の上片部5aに突設
された作動レバー5fが係合されており、これによって
前側ルーバ3に沿って操作ノブ5を水平方向へ操作する
ことにより、各後側ルーバ4の左右方向の角度が同時に
調整できるようになっている。
の作用を説明すると、図示しない空気調和装置により温
度や湿度などが調和された空気は、ケース2a内を通っ
てダッシュボード1などの空気吹き出し口1aより室内
へと吹き出されるが、空気吹き出し口1aには、前側ル
ーバ3と後側ルーバ4が前後に設けられていて、これら
ルーバ3,4により空気の風向調整が任意に行える。
れる空気の風向を上下に調整する場合は、前側ルーバ3
の1枚に設けられた操作ノブ5を上下動する。
た各前側ルーバ3の上下方向の角度が同時に調整できる
ため、空気吹き出し口1aより吹き出される空気の上下
方向の風向が任意に調整できる。
空気の風向を左右方向に調整する場合は、前側ルーバ3
に設けられた操作ノブ5を、前側ルーバ3に沿って水平
方向へ操作する。
が、リンク8により連動された各後側ルーバ4を同時に
左右方向へ回動するため、空気吹き出し口1aより吹き
出される空気の左右方向の風向が任意に調整できると共
に、前側ルーバ3と後側ルーバ4の角度調整を組合せる
ことにより、全方向の風向調整も行える。
動させる際、操作ノブ5の下片部5bより突設された突
起5gが第1突条3cの中央に設けられた切欠き3dに
達すると、図5の仮想線で示すように突起5gが切欠き
3cに落ち込んで、操作ノブ5にクリック感が発生し、
これによって操作ノブ5の中立位置が認識できるため、
運転中に操作ノブ5を操作する場合でも、後側ルーバ4
を容易に所望の角度に調整することができる。
上下ほぼ同じ位置に設けられた第1、第2突条3c,3
eの3点で前側ルーバ3に支持されているため、摺動抵
抗が少ない上、操作時の荷重が安定し、これによって後
側ルーバ4の角度調整が確実に行えると共に、操作ノブ
5内に設けられた弾性部材7と前側ルーバ3との接触摩
擦により適度の節度感が得られる上、弾性部材7の弾性
により前側ルーバ3と操作ノブ5との間にガタが生じる
のを防止することができる。
中央部に切欠き3dを設けて、操作ノブ5の中立位置を
認識させるようにしたが、図6に示す変形例のように、
第1突条3cの中央と左右の例えば3個所に切欠き3d
を設けて、中立位置と左右の3個所で操作ノブ5の位置
を認識させるようにしてもよく、切欠き3dの数をさら
に増したり、位置を変えるようにしても勿論よい。
ブの設けられた前側ルーバに、操作ノブの移動方向に第
1突条を突設して、この第1突条に前記操作ノブに突設
された突起を弾性的に圧接させると共に、前記第1突条
に、操作ノブの操作位置を認識させる少なくとも1個の
切欠きを形成したことから、後側ルーバの角度を調整す
べく前側ルーバに沿って操作ノブを摺動操作すると、操
作ノブの突起が第1突条の切欠きを通過する際、操作ノ
ブにクリック感が発生するので、操作ノブの操作位置を
容易に認識することができる。
より吹き出される空気の左右方向の風向調整が容易かつ
確実に行えるようになる。
形成して、操作ノブの中立位置を認識させるようにした
ことから、前側ルーバに隠れて外部から見えにくい後側
ルーバの中立位置が容易に認識できると共に、中立位置
から左方向や右方向への風向調整も容易に行える。
面と反対の面に、前記第1突条とほぼ同じ位置に、ほぼ
同じ長さの第2突条を突設したことから、前側ルーバの
上下面に操作ノブがほぼ均等に圧接されるため、操作ノ
ブを操作する際の荷重が安定し、これによって操作ノブ
を円滑に摺動操作することができるなど、操作ノブの操
作性が向上すると共に、操作ノブ内に、前側ルーバの前
縁に圧接する弾性部材を設ければ、操作ノブを操作した
際、前側ルーバと弾性部材の摩擦抵抗により適度の節度
感が得られる上、弾性部材の弾性により前側ルーバと操
作ノブとの間にガタが生じることもない。
タの一部切欠斜視図である。
タの横断面図である。
タに設けられた操作ノブの拡大断面図である。
タに設けられた操作ノブを前側ルーバより取外した状態
の斜視図である。
タの作用説明図である。
タの前側ルーバに設けられた第1突条の変形例を示す説
明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 空気吹き出し口に設置されたベンチレー
タ本体のケースの開口部に、複数の前側ルーバと複数の
後側ルーバを前後に配置し、かつこれら前側ルーバと後
側ルーバを、前側ルーバに設けられた操作ノブにより角
度調整自在とした車両用ベンチレータにおいて、前記操
作ノブの設けられた前側ルーバに、操作ノブの移動方向
に第1突条を突設して、この第1突条に前記操作ノブに
突設された突起を弾性的に圧接させると共に、前記第1
突条に、操作ノブの操作位置を認識させる少なくとも1
個の切欠きを形成したことを特徴とする車両用ベンチレ
ータ。 - 【請求項2】 第1突条の長手方向の中央に切欠きを形
成して、操作ノブの中立位置を認識させてなる請求項1
記載の車両用ベンチレータ。 - 【請求項3】 前側ルーバの第1突条が突設された面と
反対の面に、前記第1突条とほぼ同じ位置に、ほぼ同じ
長さの第2突条を突設してなる請求項1または2記載の
車両用ベンチレータ。 - 【請求項4】 操作ノブ内に、前側ルーバの前縁に圧接
する弾性部材を設けてなる請求項1ないし3の何れか1
項記載の車両用ベンチレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36703899A JP3341748B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 車両用ベンチレータ |
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JP36703899A JP3341748B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 車両用ベンチレータ |
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- 1999-12-24 JP JP36703899A patent/JP3341748B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102106850B1 (ko) | 2017-12-21 | 2020-05-07 | 유진에스엠알시오토모티브테크노 주식회사 | 자체텐션을 구비한 자동차용 에어벤트 |
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