JPH056559A - 光デイスク装置 - Google Patents
光デイスク装置Info
- Publication number
- JPH056559A JPH056559A JP3218700A JP21870091A JPH056559A JP H056559 A JPH056559 A JP H056559A JP 3218700 A JP3218700 A JP 3218700A JP 21870091 A JP21870091 A JP 21870091A JP H056559 A JPH056559 A JP H056559A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- moving
- leaf spring
- roller
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】目的とするトラックに高速にアクセスすること
ができるとともに、高精度で安定したフォーカス制御及
びトラッキング制御を可能とする光ディスク装置を提供
する。 【構成】対物レンズ29がダイヤフラムバネ31、32
によってその光軸に沿って移動可能に支持されて移動光
学体5に載置されている。この移動光学体5は、ガイド
レール4上に支持ユニット8によって移動可能に載置さ
れている。各支持ユニット8では、一対のローラ11が
夫々回転可能に板バネ14の両端に固定された対応する
ローラブロック13に固定されている。この板バネ14
の中心部は、移動光学体5の側面に固定され、その板バ
ネ14の両端と移動光学体5の側面には、空隙が設けら
れている。
ができるとともに、高精度で安定したフォーカス制御及
びトラッキング制御を可能とする光ディスク装置を提供
する。 【構成】対物レンズ29がダイヤフラムバネ31、32
によってその光軸に沿って移動可能に支持されて移動光
学体5に載置されている。この移動光学体5は、ガイド
レール4上に支持ユニット8によって移動可能に載置さ
れている。各支持ユニット8では、一対のローラ11が
夫々回転可能に板バネ14の両端に固定された対応する
ローラブロック13に固定されている。この板バネ14
の中心部は、移動光学体5の側面に固定され、その板バ
ネ14の両端と移動光学体5の側面には、空隙が設けら
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学的に情報を処理
する光ディスク装置に係り、特に、情報を高速で光学的
に読み書きすることができる光ディスク装置に関する。
する光ディスク装置に係り、特に、情報を高速で光学的
に読み書きすることができる光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク或は、光磁気ディスクのよう
な光学的情報記録媒体に光学的に情報を記録したり、或
は、光学的情報記録媒体から情報を再生したりする光デ
ィスク装置は、その記憶容量が磁気ディスク装置等と比
べて格段に大きいことから、現在では情報記録再生装置
の主流として利用されようとしている。
な光学的情報記録媒体に光学的に情報を記録したり、或
は、光学的情報記録媒体から情報を再生したりする光デ
ィスク装置は、その記憶容量が磁気ディスク装置等と比
べて格段に大きいことから、現在では情報記録再生装置
の主流として利用されようとしている。
【0003】このような光ディスク装置では、光源から
の光ビームが対物レンズによって光ディスクの記録面上
に集束され、再生時には、一定強度の光ビームが光ディ
スクの記録面で変調され、この反射された光ビームを検
出することによって光学的に情報が再生され、記録時に
は、光源から発生される光ビームが変調されて光ディス
クに向けられて情報が光ディスクに書き込まれる。
の光ビームが対物レンズによって光ディスクの記録面上
に集束され、再生時には、一定強度の光ビームが光ディ
スクの記録面で変調され、この反射された光ビームを検
出することによって光学的に情報が再生され、記録時に
は、光源から発生される光ビームが変調されて光ディス
クに向けられて情報が光ディスクに書き込まれる。
【0004】このような光ディスク装置では、対物レン
ズは、フォーカス制御の為にその光軸に沿って移動可能
に支持されてフォーカス方向に移動されるとともに情報
のアクセス及びトラッキング制御の為に光軸に直交する
光ディスクの面に沿って移動可能に支持され、ラジアル
方向、即ち、トラッキング方向に移動される。即ち、対
物レンズがフォーカス状態に維持されることによって光
ビームが光ディスクの記録面に集束されて最小ビームス
ポットが光ディスクの記録面に形成され、また、対物レ
ンズがトラックキング状態に維持されることによって光
ディスク上の所望のトラック、例えば、トラッキングガ
イド、トラッキングガイド列が光ビームで追跡される。
対物レンズがフォーカス状態及びトラッキング状態に維
持されて、光ビームを強度変調することにより、情報が
光ディスク面上に記録され、また、対物レンズを介して
戻された光ディスクからの反射光を検出して情報が再生
される。
ズは、フォーカス制御の為にその光軸に沿って移動可能
に支持されてフォーカス方向に移動されるとともに情報
のアクセス及びトラッキング制御の為に光軸に直交する
光ディスクの面に沿って移動可能に支持され、ラジアル
方向、即ち、トラッキング方向に移動される。即ち、対
物レンズがフォーカス状態に維持されることによって光
ビームが光ディスクの記録面に集束されて最小ビームス
ポットが光ディスクの記録面に形成され、また、対物レ
ンズがトラックキング状態に維持されることによって光
ディスク上の所望のトラック、例えば、トラッキングガ
イド、トラッキングガイド列が光ビームで追跡される。
対物レンズがフォーカス状態及びトラッキング状態に維
持されて、光ビームを強度変調することにより、情報が
光ディスク面上に記録され、また、対物レンズを介して
戻された光ディスクからの反射光を検出して情報が再生
される。
【0005】従来、光ディスク装置としては、例えば特
開昭63−1317号公報に記載されたものが知られて
いる。この従来の光ディスク装置が図18から図21に
示されている。この光ディスク装置においては、フレー
ム101は、光ディスク装置のハウジング内に設けら
れ、且つ、このハウジング101は、4つの脚部材10
2、103を介して取り付けられる。このフレーム10
1には、矢印Y方向に沿って延在され、且つ矢印Z方向
に沿って離間する一対の円柱状の鋼製支持レール105
及び106がその両端部にて固定されている。
開昭63−1317号公報に記載されたものが知られて
いる。この従来の光ディスク装置が図18から図21に
示されている。この光ディスク装置においては、フレー
ム101は、光ディスク装置のハウジング内に設けら
れ、且つ、このハウジング101は、4つの脚部材10
2、103を介して取り付けられる。このフレーム10
1には、矢印Y方向に沿って延在され、且つ矢印Z方向
に沿って離間する一対の円柱状の鋼製支持レール105
及び106がその両端部にて固定されている。
【0006】矢印Z方向に沿って延在されるピックアッ
プボディ107が該両支持レール105、106間に配
置され、且つ、該両支持レール105、106に移動可
能に支持されている。ピックアップボディ107の一側
には、支持レール105上を転動する2つの鋼製ローラ
108が取り付けられまた、ピックアップボディ107
の他側には、2つずつ、計4つの他の鋼製ローラ109
が該ピックアップボディ107の移動方向において2つ
ずつ離間して取り付けられ、他方の支持レール106に
当接されている。図21から明らかなように、ピックア
ップボディ107は、両支持レール105及び106に
より上記した各ローラ108、109を介して3点支持
されている。
プボディ107が該両支持レール105、106間に配
置され、且つ、該両支持レール105、106に移動可
能に支持されている。ピックアップボディ107の一側
には、支持レール105上を転動する2つの鋼製ローラ
108が取り付けられまた、ピックアップボディ107
の他側には、2つずつ、計4つの他の鋼製ローラ109
が該ピックアップボディ107の移動方向において2つ
ずつ離間して取り付けられ、他方の支持レール106に
当接されている。図21から明らかなように、ピックア
ップボディ107は、両支持レール105及び106に
より上記した各ローラ108、109を介して3点支持
されている。
【0007】図18に示されるように、ピックアップボ
ディ107の一側に設けられたローラ108は、該ピッ
クアップボディ107にピン111を介して矢印R方向
において揺動可能に取り付られたレバー112の自由端
部に取り付けられている。なお、矢印R方向は、該ピッ
クアップボディ107の移動方向に対して直交な方向と
なっている。また、このローラ108を支持レール10
5に対して押圧するバネ部材113が設けられている。
上述した3点支持の1点側であるローラ108をこのよ
うに支持レール105に圧接することにより、他の2点
側のローラ109もその反力によって他方の支持レール
106に押し付けられる。
ディ107の一側に設けられたローラ108は、該ピッ
クアップボディ107にピン111を介して矢印R方向
において揺動可能に取り付られたレバー112の自由端
部に取り付けられている。なお、矢印R方向は、該ピッ
クアップボディ107の移動方向に対して直交な方向と
なっている。また、このローラ108を支持レール10
5に対して押圧するバネ部材113が設けられている。
上述した3点支持の1点側であるローラ108をこのよ
うに支持レール105に圧接することにより、他の2点
側のローラ109もその反力によって他方の支持レール
106に押し付けられる。
【0008】図18及び図19に示されるように、フレ
ーム101には、ピックアップボディ107の移動方向
(矢印Y方向及びその反対方向)に沿って各々伸長し且
つ互いに繋着された長手マグネット116及び長手ヨー
ク117、118からなる一対の長手磁気回路120が
固定されている。また、図19に示されるように、ピッ
クアップボディ107の移動方向と平行に一対の駆動コ
イル121がピックアップボディ107に取り付けられ
ている。上記した磁気回路120は、該駆動コイル12
1に鎖交する磁束を発生し、該駆動コイル121と共
に、ピックアップボディ107を含む移動光学系に移動
力を付与するリニアモータを構成している。
ーム101には、ピックアップボディ107の移動方向
(矢印Y方向及びその反対方向)に沿って各々伸長し且
つ互いに繋着された長手マグネット116及び長手ヨー
ク117、118からなる一対の長手磁気回路120が
固定されている。また、図19に示されるように、ピッ
クアップボディ107の移動方向と平行に一対の駆動コ
イル121がピックアップボディ107に取り付けられ
ている。上記した磁気回路120は、該駆動コイル12
1に鎖交する磁束を発生し、該駆動コイル121と共
に、ピックアップボディ107を含む移動光学系に移動
力を付与するリニアモータを構成している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
から図21に示す光ディスク装置にあっては以下に示す
ような問題がある。
から図21に示す光ディスク装置にあっては以下に示す
ような問題がある。
【0010】ローラ108及びローラ109が駆動コイ
ル121の外側に配置されるため、ピックアップボディ
107の両端部に大きな質量分布が生じる配置になり、
ピックアップボディ107の共振周波数が低下し、高速
アクセス実現に必要な広帯域制御動作が不安定になる問
題がある。この不安定性の問題を避けるため、振動の節
を駆動中心とすることも提案されているが、駆動点を節
にするには、両端の質量をさらに増加させる必要があ
り、駆動加速度が低下するといった問題がある。
ル121の外側に配置されるため、ピックアップボディ
107の両端部に大きな質量分布が生じる配置になり、
ピックアップボディ107の共振周波数が低下し、高速
アクセス実現に必要な広帯域制御動作が不安定になる問
題がある。この不安定性の問題を避けるため、振動の節
を駆動中心とすることも提案されているが、駆動点を節
にするには、両端の質量をさらに増加させる必要があ
り、駆動加速度が低下するといった問題がある。
【0011】また、図19及び図20に示されるように
図21に矢印Fで示されるフォーカス方向及び矢印Tで
示されるトラッキング方向の2方向に対物レンズ158
を微小駆動するアクチュエータがピックアップボディ1
07に搭載されていることから、アクセスの為にピック
アップボディ107が高速で移動された際に、その加速
度に打ち勝つように矢印T方向の力を発生させ、対物レ
ンズ158が振動しないように制御する必要があり、装
置全体の消費電力が増加される問題がある。
図21に矢印Fで示されるフォーカス方向及び矢印Tで
示されるトラッキング方向の2方向に対物レンズ158
を微小駆動するアクチュエータがピックアップボディ1
07に搭載されていることから、アクセスの為にピック
アップボディ107が高速で移動された際に、その加速
度に打ち勝つように矢印T方向の力を発生させ、対物レ
ンズ158が振動しないように制御する必要があり、装
置全体の消費電力が増加される問題がある。
【0012】また、ローラを回転自在に保持するピンが
金属製のピックアップボディ107に強固に埋設され、
ローラ109の4個と、ローラ108の1個は、ピック
アップボディ107に対して回転自由度を残して完全に
固定され、予圧用の1個のローラ108が支持レール1
05に押圧される構造であることから、ピックアップボ
ディ107の傾き角は、予圧用の1個のローラ108以
外のローラの取り付け精度と支持レール105及び10
6の取り付け精度により一義的に定まり、調整の余地が
ない問題がある。
金属製のピックアップボディ107に強固に埋設され、
ローラ109の4個と、ローラ108の1個は、ピック
アップボディ107に対して回転自由度を残して完全に
固定され、予圧用の1個のローラ108が支持レール1
05に押圧される構造であることから、ピックアップボ
ディ107の傾き角は、予圧用の1個のローラ108以
外のローラの取り付け精度と支持レール105及び10
6の取り付け精度により一義的に定まり、調整の余地が
ない問題がある。
【0013】また、ピックアップボディ107に発生し
た振動をローラとピックアップボディ107の間で減衰
させることができない構造であることから、異常な振動
が生じやすく、安定した制御動作を達成することが困難
である問題がある。
た振動をローラとピックアップボディ107の間で減衰
させることができない構造であることから、異常な振動
が生じやすく、安定した制御動作を達成することが困難
である問題がある。
【0014】この発明の目的は、目的とするトラックに
高速にアクセスすることができるとともに、高精度で安
定したフォーカス制御及びトラッキング制御を可能とす
る光ディスク装置を提供することにある。
高速にアクセスすることができるとともに、高精度で安
定したフォーカス制御及びトラッキング制御を可能とす
る光ディスク装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、対物
レンズを、光ディスクの半径方向に移動する光ディスク
装置において、対物レンズを搭載する移動光学体は4組
のローラユニットで支持され、前記ローラユニットはそ
れぞれ2個のローラと2個のピンとローラブロックで構
成され、各ユニットは弾性体の一端で支持され、各弾性
体の他端が移動光学体のピックアップボディに固定され
た構成の移動光学体を有する光ディスク装置が提供され
る。
レンズを、光ディスクの半径方向に移動する光ディスク
装置において、対物レンズを搭載する移動光学体は4組
のローラユニットで支持され、前記ローラユニットはそ
れぞれ2個のローラと2個のピンとローラブロックで構
成され、各ユニットは弾性体の一端で支持され、各弾性
体の他端が移動光学体のピックアップボディに固定され
た構成の移動光学体を有する光ディスク装置が提供され
る。
【0016】また、この発明によれば、対物レンズを、
光ディスクの半径方向に移動する光ディスク装置におい
て、対物レンズを搭載する移動光学体は4組のローラユ
ニットで支持され、前記ローラユニットはそれぞれ2個
のローラと2個のピンとローラブロックで構成され、弾
性体の両端にローラユニットを固定し、前記弾性体の中
央部が移動光学体のピックアップボディに固定された構
成の移動光学体を有する光ディスク装置が提供される。
光ディスクの半径方向に移動する光ディスク装置におい
て、対物レンズを搭載する移動光学体は4組のローラユ
ニットで支持され、前記ローラユニットはそれぞれ2個
のローラと2個のピンとローラブロックで構成され、弾
性体の両端にローラユニットを固定し、前記弾性体の中
央部が移動光学体のピックアップボディに固定された構
成の移動光学体を有する光ディスク装置が提供される。
【0017】前記ローラユニットを支持する弾性体は、
移動光学体の移動方向と略平行な平面を有する板バネ要
素で構成されても良い。或は、前記ローラユニットを支
持する弾性体は、移動光学体の移動方向と略平行な、平
面を有する平行板バネ要素で構成されても良い。
移動光学体の移動方向と略平行な平面を有する板バネ要
素で構成されても良い。或は、前記ローラユニットを支
持する弾性体は、移動光学体の移動方向と略平行な、平
面を有する平行板バネ要素で構成されても良い。
【0018】前記ローラユニットは樹脂のブロックと鋼
製ピンと鋼製ローラで構成され、前記板バネ要素または
平行板バネ要素とブロックとピンは一体的に射出成形さ
れても良い。または、前記ローラユニットは樹脂のブロ
ックと鋼製ピンと鋼製ローラで構成され、前記板バネ要
素も前記ブロックを構成する樹脂と同一の樹脂で構成さ
れ、前記板バネとブロックとピンは一体的に射出成形さ
れても良い。
製ピンと鋼製ローラで構成され、前記板バネ要素または
平行板バネ要素とブロックとピンは一体的に射出成形さ
れても良い。または、前記ローラユニットは樹脂のブロ
ックと鋼製ピンと鋼製ローラで構成され、前記板バネ要
素も前記ブロックを構成する樹脂と同一の樹脂で構成さ
れ、前記板バネとブロックとピンは一体的に射出成形さ
れても良い。
【0019】前記ローラブロックと移動光学体のピック
アップボディの間には1mm以下のギャップが設けら
れ、ローラユニットと弾性体で構成される支持ユニット
が移動光学体のピックアップボディに固定された後に、
前記ギャップの内2カ所以上に熱硬化性又は常温硬化又
は光硬化性接着剤や充填剤が充填されても良い。叉は、
前記ローラブロックと移動光学体のピックアップボディ
の間には1mm以下のギャップが設けられ、ローラユニ
ットと弾性体で構成される支持ユニットが移動光学体の
ピックアップボディに固定された後に、前記ギャップの
少なくとも1カ所以上にシリコーンゲルなどの粘弾性体
が充填されても良い。
アップボディの間には1mm以下のギャップが設けら
れ、ローラユニットと弾性体で構成される支持ユニット
が移動光学体のピックアップボディに固定された後に、
前記ギャップの内2カ所以上に熱硬化性又は常温硬化又
は光硬化性接着剤や充填剤が充填されても良い。叉は、
前記ローラブロックと移動光学体のピックアップボディ
の間には1mm以下のギャップが設けられ、ローラユニ
ットと弾性体で構成される支持ユニットが移動光学体の
ピックアップボディに固定された後に、前記ギャップの
少なくとも1カ所以上にシリコーンゲルなどの粘弾性体
が充填されても良い。
【0020】前記板バネと移動光学体のピックアップボ
ディは金属材料で形成され、移動光学体のピックアップ
ボディと板バネが電気スポット溶接またはレーザスポッ
ト溶接などの溶接手段、或は、かしめ等により固定され
ても良い。または、前記板バネは金属材料で形成され、
移動光学体のピックアップボディは金属部品をアウトサ
ートまたはインサートした樹脂で成形され、前記板バネ
との接合部は金属部が露出する構成で、移動光学体と板
バネが電気スポット溶接またはレーザスポット溶接など
の溶接手段、或は、かしめ等により固定されても良い。
ディは金属材料で形成され、移動光学体のピックアップ
ボディと板バネが電気スポット溶接またはレーザスポッ
ト溶接などの溶接手段、或は、かしめ等により固定され
ても良い。または、前記板バネは金属材料で形成され、
移動光学体のピックアップボディは金属部品をアウトサ
ートまたはインサートした樹脂で成形され、前記板バネ
との接合部は金属部が露出する構成で、移動光学体と板
バネが電気スポット溶接またはレーザスポット溶接など
の溶接手段、或は、かしめ等により固定されても良い。
【0021】前記支持ユニットの板バネ要素が移動光学
体のピックアップボディと移動光学体を駆動するコイル
との間に固定され、ローラユニットがコイル端より外側
に配置され、コイルの内側を通るヨークがローラのガイ
ドシャフトを兼ねても良い。叉は、前記支持ユニットの
板バネ要素が移動光学体のピックアップボディと移動光
学体を駆動するコイルとの間に固定され、ローラユニッ
トがコイル端より外側に配置され、コイルの内側を通る
ヨークにV溝を設けローラのガイドシャフトが前記V溝
に接着固定されても良い。
体のピックアップボディと移動光学体を駆動するコイル
との間に固定され、ローラユニットがコイル端より外側
に配置され、コイルの内側を通るヨークがローラのガイ
ドシャフトを兼ねても良い。叉は、前記支持ユニットの
板バネ要素が移動光学体のピックアップボディと移動光
学体を駆動するコイルとの間に固定され、ローラユニッ
トがコイル端より外側に配置され、コイルの内側を通る
ヨークにV溝を設けローラのガイドシャフトが前記V溝
に接着固定されても良い。
【0022】対物レンズを搭載する移動光学体の駆動中
心と、ストッパの移動光学体のピックアップボディと接
触する面の図心とがほぼ一致されても良い。対物レンズ
とミラーユニットを含む光学部品の一部を搭載し、レー
ザダイオード、フォトディテクタなどの他の光学部品は
搭載しない移動光学体において、移動光学体上の光学素
子と固定部に配置された光学素子間の光路の中心が移動
光学体全体の重心を貫き、前記移動光学体と固定光学素
子との間にリング状のストッパを設け、前記ストッパの
移動光学体のピックアップボディとの接触面の図心が光
路の中心とほぼ一致されても良い。光ディスクを回転駆
動するスピンドルモータにピックアップボディのストッ
パが設けられても良い。
心と、ストッパの移動光学体のピックアップボディと接
触する面の図心とがほぼ一致されても良い。対物レンズ
とミラーユニットを含む光学部品の一部を搭載し、レー
ザダイオード、フォトディテクタなどの他の光学部品は
搭載しない移動光学体において、移動光学体上の光学素
子と固定部に配置された光学素子間の光路の中心が移動
光学体全体の重心を貫き、前記移動光学体と固定光学素
子との間にリング状のストッパを設け、前記ストッパの
移動光学体のピックアップボディとの接触面の図心が光
路の中心とほぼ一致されても良い。光ディスクを回転駆
動するスピンドルモータにピックアップボディのストッ
パが設けられても良い。
【0023】対物レンズをフォーカス方向に駆動するフ
ォーカスユニットと、前記フォーカスユニットと光学素
子の少なくとも一部を搭載した移動光学体がディスクの
半径方向に移動する構成の装置にあって、フォーカスユ
ニットは2個以上のヨークと、磁石と2枚のダイヤフラ
ムバネとリングを構成要素の一部とし、一方のダイヤフ
ラムバネが前記2つのヨークにより挟持され、一方のヨ
ークが球面座を形成し、移動光学体のピックアップボデ
ィに固定されても良い。一方のヨークは2枚のダイヤフ
ラムバネの間に配置され、対物レンズを支持するボビン
に巻かれたコイルも2枚のダイヤフラムバネの間に配置
されても良い。
ォーカスユニットと、前記フォーカスユニットと光学素
子の少なくとも一部を搭載した移動光学体がディスクの
半径方向に移動する構成の装置にあって、フォーカスユ
ニットは2個以上のヨークと、磁石と2枚のダイヤフラ
ムバネとリングを構成要素の一部とし、一方のダイヤフ
ラムバネが前記2つのヨークにより挟持され、一方のヨ
ークが球面座を形成し、移動光学体のピックアップボデ
ィに固定されても良い。一方のヨークは2枚のダイヤフ
ラムバネの間に配置され、対物レンズを支持するボビン
に巻かれたコイルも2枚のダイヤフラムバネの間に配置
されても良い。
【0024】ダイヤフラムバネとダイヤフラムバネの外
周側を固定するリングが金属部品で構成され、ダイヤフ
ラムバネとリングがレーザスポット溶接や、電気スポッ
ト溶接などの溶接手段により接合されても良い。
周側を固定するリングが金属部品で構成され、ダイヤフ
ラムバネとリングがレーザスポット溶接や、電気スポッ
ト溶接などの溶接手段により接合されても良い。
【0025】対物レンズをフォーカス方向に駆動するフ
ォーカスユニットと、前記フォーカスユニットと光学素
子の少なくとも一部を搭載した移動光学体がディスクの
半径方向に移動する構成の装置にあって、フォーカスユ
ニットは少なくとも2つのダイヤフラムバネユニットを
構成要素の一部とし、各ダイヤフラムバネユニットは、
ダイヤフラムの中心を回転中心として回転移動するよう
に複数枚のダイヤフラムバネを位相をずらして積層して
構成されても良い。複数のダイヤフラムバネが拡散接合
により接合されダイヤフラムユニットを構成しても良
い。
ォーカスユニットと、前記フォーカスユニットと光学素
子の少なくとも一部を搭載した移動光学体がディスクの
半径方向に移動する構成の装置にあって、フォーカスユ
ニットは少なくとも2つのダイヤフラムバネユニットを
構成要素の一部とし、各ダイヤフラムバネユニットは、
ダイヤフラムの中心を回転中心として回転移動するよう
に複数枚のダイヤフラムバネを位相をずらして積層して
構成されても良い。複数のダイヤフラムバネが拡散接合
により接合されダイヤフラムユニットを構成しても良
い。
【0026】
【作用】対物レンズを、光ディスクの半径方向に移動す
る光ディスク装置において、対物レンズを搭載する移動
光学体は4組のローラユニットで支持され、前記ローラ
ユニットはそれぞれ2個のローラと2個のピンとローラ
ブロックで構成され、各ユニットは弾性体の一端で支持
され、各弾性体の他端が移動光学体のピックアップボデ
ィに固定された構成の移動光学体であるため、移動光学
体が弾性体を介してシャフトに繋合するため、シャフト
の高周波成分の振動が移動光学体に伝わらないため、安
定した制御動作を可能にする。
る光ディスク装置において、対物レンズを搭載する移動
光学体は4組のローラユニットで支持され、前記ローラ
ユニットはそれぞれ2個のローラと2個のピンとローラ
ブロックで構成され、各ユニットは弾性体の一端で支持
され、各弾性体の他端が移動光学体のピックアップボデ
ィに固定された構成の移動光学体であるため、移動光学
体が弾性体を介してシャフトに繋合するため、シャフト
の高周波成分の振動が移動光学体に伝わらないため、安
定した制御動作を可能にする。
【0027】対物レンズを、光ディスクの半径方向に移
動する光ディスク装置において、対物レンズを搭載する
移動光学体は4組のローラユニットで支持され、前記ロ
ーラユニットはそれぞれ2個のローラと2個のピンとロ
ーラブロックで構成され、弾性体の両端にローラユニッ
トを固定し、前記弾性体の中央部が移動光学体のピック
アップボディに固定された構成の移動光学体であるた
め、移動光学体が弾性体を介してシャフトに繋合するた
め、シャフトの高周波成分の振動が移動光学体に伝わら
ず、安定した制御動作を可能にする。又、弾性体の中央
部で移動光学体と接合されているため、接合部には応力
が集中することがなく、接合が剥がれにくい。
動する光ディスク装置において、対物レンズを搭載する
移動光学体は4組のローラユニットで支持され、前記ロ
ーラユニットはそれぞれ2個のローラと2個のピンとロ
ーラブロックで構成され、弾性体の両端にローラユニッ
トを固定し、前記弾性体の中央部が移動光学体のピック
アップボディに固定された構成の移動光学体であるた
め、移動光学体が弾性体を介してシャフトに繋合するた
め、シャフトの高周波成分の振動が移動光学体に伝わら
ず、安定した制御動作を可能にする。又、弾性体の中央
部で移動光学体と接合されているため、接合部には応力
が集中することがなく、接合が剥がれにくい。
【0028】前記ローラユニットを支持する弾性体は、
移動光学体の移動方向と略平行な平面を有する板バネ要
素で構成されているため、移動方向の剛性が高く、高速
アクセス時に異常な振動が発生しにくい。
移動光学体の移動方向と略平行な平面を有する板バネ要
素で構成されているため、移動方向の剛性が高く、高速
アクセス時に異常な振動が発生しにくい。
【0029】または、前記ローラユニットを支持する弾
性体は、移動光学体の移動方向と略平行な、平面を有す
る平行板バネ要素で構成されているため、移動方向の剛
性が高く、高速アクセス時に異常な振動が発生しにくい
うえに、ローラ部に予圧を与えるために板バネを変形さ
せても、ローラ軸とシャフトの角度関係が一定に保たれ
るため、角度変化に伴う転がり抵抗の増加がなく、滑ら
かな移動を可能にする。
性体は、移動光学体の移動方向と略平行な、平面を有す
る平行板バネ要素で構成されているため、移動方向の剛
性が高く、高速アクセス時に異常な振動が発生しにくい
うえに、ローラ部に予圧を与えるために板バネを変形さ
せても、ローラ軸とシャフトの角度関係が一定に保たれ
るため、角度変化に伴う転がり抵抗の増加がなく、滑ら
かな移動を可能にする。
【0030】前記ローラユニットは樹脂のブロックと鋼
製ピンと鋼製ローラで構成され、前記板バネ要素または
平行板バネ要素とブロックとピンは一体的に射出成形さ
れるため、各ピンの相対位置及び相対角度関係が一定に
保たれ、位置ずれや角度ずれによる転がり抵抗の増加が
なく、滑らかな移動を可能にする。
製ピンと鋼製ローラで構成され、前記板バネ要素または
平行板バネ要素とブロックとピンは一体的に射出成形さ
れるため、各ピンの相対位置及び相対角度関係が一定に
保たれ、位置ずれや角度ずれによる転がり抵抗の増加が
なく、滑らかな移動を可能にする。
【0031】または、前記ローラユニットは樹脂のブロ
ックと鋼製ピンと鋼製ローラで構成され、前記板バネ要
素も前記ブロックを構成する樹脂と同一の樹脂で構成さ
れ、前記板バネとブロックとピンは一体的に射出成形さ
れるため、各ピンの相対位置及び相対角度関係が一定に
保たれ、位置ずれや角度ずれによる転がり抵抗の増加が
なく、滑らかな移動を可能にする。
ックと鋼製ピンと鋼製ローラで構成され、前記板バネ要
素も前記ブロックを構成する樹脂と同一の樹脂で構成さ
れ、前記板バネとブロックとピンは一体的に射出成形さ
れるため、各ピンの相対位置及び相対角度関係が一定に
保たれ、位置ずれや角度ずれによる転がり抵抗の増加が
なく、滑らかな移動を可能にする。
【0032】前記ローラブロックと移動光学体のピック
アップボディの間には1mm以下のギャップが設けら
れ、ローラユニットと弾性体で構成される支持ユニット
が移動光学体のピックアップボディに固定された後に、
前記ギャップの内2カ所以上に熱硬化性又は常温硬化又
は光硬化性接着剤や充填剤が充填されるため、組み立て
後に弾性体の弾性を利用して、移動光学体傾き角の調整
を行い、調整により光軸を最適な角度に設定した後に、
ギャップの内2カ所以上に熱硬化性又は常温硬化又は光
硬化性接着剤や充填剤を充填しその状態を保持すること
ができる。
アップボディの間には1mm以下のギャップが設けら
れ、ローラユニットと弾性体で構成される支持ユニット
が移動光学体のピックアップボディに固定された後に、
前記ギャップの内2カ所以上に熱硬化性又は常温硬化又
は光硬化性接着剤や充填剤が充填されるため、組み立て
後に弾性体の弾性を利用して、移動光学体傾き角の調整
を行い、調整により光軸を最適な角度に設定した後に、
ギャップの内2カ所以上に熱硬化性又は常温硬化又は光
硬化性接着剤や充填剤を充填しその状態を保持すること
ができる。
【0033】前記ローラブロックと移動光学体のピック
アップボディの間には1mm以下のギャップが設けら
れ、ローラユニットと弾性体で構成される支持ユニット
が移動光学体のピックアップボディに固定された後に、
前記ギャップの少なくとも1カ所以上にシリコーンゲル
などの粘弾性体が充填されるため、移動光学体の振動を
効果的に減衰させ、高精度な制御動作を可能にする。
アップボディの間には1mm以下のギャップが設けら
れ、ローラユニットと弾性体で構成される支持ユニット
が移動光学体のピックアップボディに固定された後に、
前記ギャップの少なくとも1カ所以上にシリコーンゲル
などの粘弾性体が充填されるため、移動光学体の振動を
効果的に減衰させ、高精度な制御動作を可能にする。
【0034】前記板バネと移動光学体のピックアップボ
ディは金属材料で形成され、移動光学体のピックアップ
ボディと板バネが電気スポット溶接またはレーザスポッ
ト溶接などの溶接手段により固定されるため、移動光学
体のピックアップボディとの強固な接合を可能にする。
または、前記板バネは金属材料で形成され、移動光学体
のピックアップボディは金属部品をアウトサートまたは
インサートした樹脂で成形され、前記板バネとの接合部
は金属部が露出する構成で、移動光学体と板バネが電気
スポット溶接またはレーザスポット溶接などの溶接手段
により固定されるため、移動光学体のピックアップボデ
ィとの強固な接合を可能にすると同時に、コイルとの絶
縁効果を高めることができる。
ディは金属材料で形成され、移動光学体のピックアップ
ボディと板バネが電気スポット溶接またはレーザスポッ
ト溶接などの溶接手段により固定されるため、移動光学
体のピックアップボディとの強固な接合を可能にする。
または、前記板バネは金属材料で形成され、移動光学体
のピックアップボディは金属部品をアウトサートまたは
インサートした樹脂で成形され、前記板バネとの接合部
は金属部が露出する構成で、移動光学体と板バネが電気
スポット溶接またはレーザスポット溶接などの溶接手段
により固定されるため、移動光学体のピックアップボデ
ィとの強固な接合を可能にすると同時に、コイルとの絶
縁効果を高めることができる。
【0035】前記支持ユニットの板バネ要素が移動光学
体のピックアップボディと移動光学体を駆動するコイル
との間に固定され、ローラユニットがコイル端より外側
に配置され、コイルの内側を通るヨークがローラのガイ
ドシャフトを兼ねるため、移動光学体の支持点と移動光
学体を駆動する駆動点を近づけることができ、異常な共
振の発生を防止することができる。
体のピックアップボディと移動光学体を駆動するコイル
との間に固定され、ローラユニットがコイル端より外側
に配置され、コイルの内側を通るヨークがローラのガイ
ドシャフトを兼ねるため、移動光学体の支持点と移動光
学体を駆動する駆動点を近づけることができ、異常な共
振の発生を防止することができる。
【0036】前記支持ユニットの板バネ要素が移動光学
体と移動光学体を駆動するコイルとの間に固定され、ロ
ーラユニットがコイル端より外側に配置され、コイルの
内側を通るヨークにV溝を設けローラのガイドシャフト
が前記V溝に接着固定されるため、移動光学体の支持点
と移動光学体を駆動する駆動点を近づけることができ、
異常な共振の発生を防止することができると同時に、V
溝とガイドシャフトの間の接着層がシャフトの振動を効
果的に減衰させることがき、高精度な制御動作を可能に
する。
体と移動光学体を駆動するコイルとの間に固定され、ロ
ーラユニットがコイル端より外側に配置され、コイルの
内側を通るヨークにV溝を設けローラのガイドシャフト
が前記V溝に接着固定されるため、移動光学体の支持点
と移動光学体を駆動する駆動点を近づけることができ、
異常な共振の発生を防止することができると同時に、V
溝とガイドシャフトの間の接着層がシャフトの振動を効
果的に減衰させることがき、高精度な制御動作を可能に
する。
【0037】対物レンズを搭載する移動光学体の駆動中
心と、ストッパの移動光学体のピックアップボディと接
触する面の図心とがほぼ一致するため、移動光学体のピ
ックアップボディがストッパに激突した時に、移動光学
体を回転させるモーメントが発生しないため、軸受けを
損傷させることがない。
心と、ストッパの移動光学体のピックアップボディと接
触する面の図心とがほぼ一致するため、移動光学体のピ
ックアップボディがストッパに激突した時に、移動光学
体を回転させるモーメントが発生しないため、軸受けを
損傷させることがない。
【0038】対物レンズとミラーユニットを含む光学部
品の一部を搭載し、レーザダイオード、フォトディテク
タなどの他の光学部品は搭載しない移動光学体におい
て、移動光学体のピックアップボディ上の光学素子と固
定部に配置された光学素子間の光路の中心が移動光学体
全体の重心を貫き、前記移動光学体と固定光学素子との
間にリング状のストッパを設け、前記ストッパの移動光
学体のピックアップボディとの接触面の図心が光路の中
心とほぼ一致するため、移動光学体のピックアップボデ
ィがストッパに激突した時に、移動光学体を回転させる
モーメントが発生しないため、軸受けを損傷させること
がない。
品の一部を搭載し、レーザダイオード、フォトディテク
タなどの他の光学部品は搭載しない移動光学体におい
て、移動光学体のピックアップボディ上の光学素子と固
定部に配置された光学素子間の光路の中心が移動光学体
全体の重心を貫き、前記移動光学体と固定光学素子との
間にリング状のストッパを設け、前記ストッパの移動光
学体のピックアップボディとの接触面の図心が光路の中
心とほぼ一致するため、移動光学体のピックアップボデ
ィがストッパに激突した時に、移動光学体を回転させる
モーメントが発生しないため、軸受けを損傷させること
がない。
【0039】スピンドルモータにストッパを設けたた
め、スピンドルモータと移動光学体距離制限が精度良く
設定できるため、移動光学体がスピンドルモータに激突
することがない。
め、スピンドルモータと移動光学体距離制限が精度良く
設定できるため、移動光学体がスピンドルモータに激突
することがない。
【0040】対物レンズをフォーカス方向に駆動するフ
ォーカスユニットと、前記フォーカスユニットと光学素
子の少なくとも一部を搭載した移動光学体がディスクの
半径方向に移動する構成の装置にあって、フォーカスユ
ニットは2個以上のヨークと、磁石と2枚のダイヤフラ
ムバネとリングを構成要素の一部とし、一方のダイヤフ
ラムバネの外周部が前記2つのヨークにより挟持され、
一方のヨークが球面座を形成し、移動光学体のピックア
ップボディに固定される構成であるため、傾き調整機能
とラジアル方向の剛性が高い対物レンズ支持方式が得ら
れる。
ォーカスユニットと、前記フォーカスユニットと光学素
子の少なくとも一部を搭載した移動光学体がディスクの
半径方向に移動する構成の装置にあって、フォーカスユ
ニットは2個以上のヨークと、磁石と2枚のダイヤフラ
ムバネとリングを構成要素の一部とし、一方のダイヤフ
ラムバネの外周部が前記2つのヨークにより挟持され、
一方のヨークが球面座を形成し、移動光学体のピックア
ップボディに固定される構成であるため、傾き調整機能
とラジアル方向の剛性が高い対物レンズ支持方式が得ら
れる。
【0041】一方のヨークは2枚のダイヤフラムバネの
間に配置され、対物レンズを支持するボビンに巻かれた
コイルも2枚のダイヤフラムバネの間に配置される構成
であるため、ヨークがメカニカルなストッパとして作用
し、対物レンズが異常に突出して光ディスクを損傷する
ことがない。さらに、コイルも2枚のダイヤフラムバネ
の間に配置される構成であるため、ラジアル方向の剛性
を高めることができる。
間に配置され、対物レンズを支持するボビンに巻かれた
コイルも2枚のダイヤフラムバネの間に配置される構成
であるため、ヨークがメカニカルなストッパとして作用
し、対物レンズが異常に突出して光ディスクを損傷する
ことがない。さらに、コイルも2枚のダイヤフラムバネ
の間に配置される構成であるため、ラジアル方向の剛性
を高めることができる。
【0042】ダイヤフラムバネとダイヤフラムバネの外
周側を固定するリングが金属部品で構成され、ダイヤフ
ラムバネとリングがレーザスポット溶接や、電気スポッ
ト溶接などの溶接手段により接合する構成であるため、
ラジアル方向の剛性が高い対物レンズ支持方式が得られ
る。
周側を固定するリングが金属部品で構成され、ダイヤフ
ラムバネとリングがレーザスポット溶接や、電気スポッ
ト溶接などの溶接手段により接合する構成であるため、
ラジアル方向の剛性が高い対物レンズ支持方式が得られ
る。
【0043】対物レンズをフォーカス方向に駆動するフ
ォーカスユニットと、前記フォーカスユニットと光学素
子の少なくとも一部を搭載した移動光学体がディスクの
半径方向に移動する構成の装置にあって、フォーカスユ
ニットは少なくとも2つのダイヤフラムバネユニットを
構成要素の一部とし、各ダイヤフラムバネユニットは、
ダイヤフラムの中心を回転中心として回転移動するよう
に複数枚のダイヤフラムバネを位相をずらして積層して
構成するため、ラジアル方向の剛性が高い対物レンズ支
持方式が得られる。複数のダイヤフラムバネが拡散接合
により接合されダイヤフラムユニットを構成するため、
ラジアル方向の剛性が高い対物レンズ支持方式が得られ
る。
ォーカスユニットと、前記フォーカスユニットと光学素
子の少なくとも一部を搭載した移動光学体がディスクの
半径方向に移動する構成の装置にあって、フォーカスユ
ニットは少なくとも2つのダイヤフラムバネユニットを
構成要素の一部とし、各ダイヤフラムバネユニットは、
ダイヤフラムの中心を回転中心として回転移動するよう
に複数枚のダイヤフラムバネを位相をずらして積層して
構成するため、ラジアル方向の剛性が高い対物レンズ支
持方式が得られる。複数のダイヤフラムバネが拡散接合
により接合されダイヤフラムユニットを構成するため、
ラジアル方向の剛性が高い対物レンズ支持方式が得られ
る。
【0044】
【実施例】以下図面を参照してこの発明の光ディスク装
置の種々の実施例を詳細に説明する。 実施例1
置の種々の実施例を詳細に説明する。 実施例1
【0045】この発明の第1実施例に係る光ディスク装
置の平面図が図1に、図1のA−A線に沿った断面図が
図2に示されている。図1及び図2に示されるようにフ
レーム1は、当該光ディスク装置のハウジング2内に設
けられ、且つ、該ハウジング2に設けられた4つの脚部
材3がフレーム1の4隅にネジ留めされてフレーム1が
ハウジング2に固定されている。
置の平面図が図1に、図1のA−A線に沿った断面図が
図2に示されている。図1及び図2に示されるようにフ
レーム1は、当該光ディスク装置のハウジング2内に設
けられ、且つ、該ハウジング2に設けられた4つの脚部
材3がフレーム1の4隅にネジ留めされてフレーム1が
ハウジング2に固定されている。
【0046】このフレーム1には、矢印Y方向に沿って
延在され、且つ矢印Z方向に沿って離間して平行に配置
された一対の円柱状の2本の磁性体からなる支持レー
ル、即ち、ガイドシャフト4が固定されている。該両支
持レール、即ち、ガイドシャフト4によって移動自在に
図3に示すような移動光学体5が支持されている。
延在され、且つ矢印Z方向に沿って離間して平行に配置
された一対の円柱状の2本の磁性体からなる支持レー
ル、即ち、ガイドシャフト4が固定されている。該両支
持レール、即ち、ガイドシャフト4によって移動自在に
図3に示すような移動光学体5が支持されている。
【0047】移動光学体5は、図3に示すように対物レ
ンズ29をその光軸方向、即ち、X方向に移動可能に支
持するフォーカスユニット7、及びピックアップボディ
6を有している。また、これをガイドシャフト4上に支
持する2組の支持ユニット8、ピックアップボディ6を
駆動する駆動力を発生する2個のラジアルコイル9、及
びピックアップボディ6内に確保された光路上に配置さ
れ、光ビームを対物レンズ29に向けるとともに光ディ
スクの記録面39から反射された光ビームを検出光学系
に向けるミラーユニット10を有している。
ンズ29をその光軸方向、即ち、X方向に移動可能に支
持するフォーカスユニット7、及びピックアップボディ
6を有している。また、これをガイドシャフト4上に支
持する2組の支持ユニット8、ピックアップボディ6を
駆動する駆動力を発生する2個のラジアルコイル9、及
びピックアップボディ6内に確保された光路上に配置さ
れ、光ビームを対物レンズ29に向けるとともに光ディ
スクの記録面39から反射された光ビームを検出光学系
に向けるミラーユニット10を有している。
【0048】支持ユニット8には、図4に示すようにガ
イドシャフト4上を転動するそれぞれ4個の鋼製ローラ
11が2組、計4本のピン12の各々に回転可能に支持
され、1組のピン12の中心軸が直交するように2組の
ピンの夫々がローラブロック13に固定される。2個の
ローラブロック13は、板バネ14によって連結されて
いる。ここで、2個のローラブロック13は、高剛性エ
ンジニアリングプラスチックにより作られ、4本のピン
12及び板バネ14を型内に固定してプラスチック材を
型内に射出して成型することにより形成されている。
イドシャフト4上を転動するそれぞれ4個の鋼製ローラ
11が2組、計4本のピン12の各々に回転可能に支持
され、1組のピン12の中心軸が直交するように2組の
ピンの夫々がローラブロック13に固定される。2個の
ローラブロック13は、板バネ14によって連結されて
いる。ここで、2個のローラブロック13は、高剛性エ
ンジニアリングプラスチックにより作られ、4本のピン
12及び板バネ14を型内に固定してプラスチック材を
型内に射出して成型することにより形成されている。
【0049】ピックアップボディ6は、図5に示すよう
に、X,Y平面に関して対称形に形成され、また、X,
Z平面に対しても外形は、略対称形に形成されている。
ピックアップボディ6のZ方向の両側面には、円筒形状
のラジアルコイル9が固定される。また、ピックアップ
ボディ6には、円筒状曲面15が設けられ、その円筒状
曲面15の内部には、Y方向に沿って溝部16が設けら
れる。該溝部16の中央には、この溝部16より浅い溝
部17が形成されている。
に、X,Y平面に関して対称形に形成され、また、X,
Z平面に対しても外形は、略対称形に形成されている。
ピックアップボディ6のZ方向の両側面には、円筒形状
のラジアルコイル9が固定される。また、ピックアップ
ボディ6には、円筒状曲面15が設けられ、その円筒状
曲面15の内部には、Y方向に沿って溝部16が設けら
れる。該溝部16の中央には、この溝部16より浅い溝
部17が形成されている。
【0050】ピックアップボディ6のY方向両側面に
は、夫々その側面からY方向に沿って略平行に延出され
た、2本の支持ユニットストッパ18が設けられる。ま
た、少なくともY方向側面の一方の面には、光ビームを
ガイドする為の穴19Aが設けられ、この穴19AがX
方向上面に開孔された穴19Bに連通されている。この
穴19A内には、光ビームを対物レンズ29に導く為の
全反射プリズム10が固定されている。更に、X方向上
面には、図8を参照して後に説明するフォーカスユニッ
ト7と繋合する球面座20が設けられている。
は、夫々その側面からY方向に沿って略平行に延出され
た、2本の支持ユニットストッパ18が設けられる。ま
た、少なくともY方向側面の一方の面には、光ビームを
ガイドする為の穴19Aが設けられ、この穴19AがX
方向上面に開孔された穴19Bに連通されている。この
穴19A内には、光ビームを対物レンズ29に導く為の
全反射プリズム10が固定されている。更に、X方向上
面には、図8を参照して後に説明するフォーカスユニッ
ト7と繋合する球面座20が設けられている。
【0051】ピックアップボディ6と支持ユニット8と
は、図5に示すピックアップボディ6の側面の略中央に
設けられた溝部17内に支持ユニット8の板バネ部14
の中央部21を位置させて両者を接着、溶接、ねじ止
め、叉は、かしめ等の手段により固定することによって
達成される。ここで、溶接による接合は、少なくとも板
バネ14と溝部17が金属製であることが必要であり、
両者が電気スポットまたはレーザスポット溶接により接
合される。
は、図5に示すピックアップボディ6の側面の略中央に
設けられた溝部17内に支持ユニット8の板バネ部14
の中央部21を位置させて両者を接着、溶接、ねじ止
め、叉は、かしめ等の手段により固定することによって
達成される。ここで、溶接による接合は、少なくとも板
バネ14と溝部17が金属製であることが必要であり、
両者が電気スポットまたはレーザスポット溶接により接
合される。
【0052】ピックアップボディ6とラジアルコイル9
は、図5に示すように、ピックアップボディ6の円筒状
曲面15にラジアルコイル9を当接させて両者を接着さ
せて結合される。このようにしてピックアップボディ6
に支持ユニット8及びラジアルコイル9が連結される
と、図6に示すようなピックアップボディ6、支持ユニ
ット8及びラジアルコイル9が一体的に構成された移動
光学体5が形成される。ここで、支持ユニット8の板バ
ネ14は、ピックアップボディ6とラジアルコイル9の
間に挟持されているが、溝部16、溝部17との間に
は、段差があることから板バネ14と溝部16の内面に
は、クリアランスが設けられ、板バネ14が変形可能に
ピックアップボディ6に固定されることとなる。従っ
て、ローラ11及びローラブロック13は、板バネ14
の弾性によりZ軸方向に微小変形可能に移動光学体5に
支持されることとなる。
は、図5に示すように、ピックアップボディ6の円筒状
曲面15にラジアルコイル9を当接させて両者を接着さ
せて結合される。このようにしてピックアップボディ6
に支持ユニット8及びラジアルコイル9が連結される
と、図6に示すようなピックアップボディ6、支持ユニ
ット8及びラジアルコイル9が一体的に構成された移動
光学体5が形成される。ここで、支持ユニット8の板バ
ネ14は、ピックアップボディ6とラジアルコイル9の
間に挟持されているが、溝部16、溝部17との間に
は、段差があることから板バネ14と溝部16の内面に
は、クリアランスが設けられ、板バネ14が変形可能に
ピックアップボディ6に固定されることとなる。従っ
て、ローラ11及びローラブロック13は、板バネ14
の弾性によりZ軸方向に微小変形可能に移動光学体5に
支持されることとなる。
【0053】ローラ11がガイドシャフト4に当接され
る際においても、図3に示すように、前記ローラブロッ
ク13の背面と支持ユニットストッパ18の側面と間に
は、ギャップ23が生じるが、図7に示すように、4か
所のギャップのうち片側側面の2箇所に接着剤等の凝固
剤24が充填され、残りの2か所にシリコーンゲルなど
の粘弾性物質25が充填される。
る際においても、図3に示すように、前記ローラブロッ
ク13の背面と支持ユニットストッパ18の側面と間に
は、ギャップ23が生じるが、図7に示すように、4か
所のギャップのうち片側側面の2箇所に接着剤等の凝固
剤24が充填され、残りの2か所にシリコーンゲルなど
の粘弾性物質25が充填される。
【0054】前記ガイドシャフト4は、透磁性体材料で
作られ、ラジアルコイル9に磁界を与える磁気回路26
のヨークとしての機能をも有している。このガイドシャ
フト4は、ラジアルコイル9の内面との間に僅かなギヤ
ップをその外面との間に設けるようにラジアルコイル9
中を貫通し、前記支持ユニット8に搭載されたローラ1
1に当接されている。図1及び図2に示されるようにフ
レーム1上には、対物レンズ29を横切るYX平面に関
して対称な位置に略コ字形の一対のバックヨ―ク27が
配置されている。バックヨ―ク22は、ネジによってフ
レーム1に固定されている。また、ガイドシャフト4の
各々にギャップを介して対向し、Y方向に沿って延出さ
れる磁石28がバックヨ―ク27の内側面に接着固定さ
れ、ガイドシャフト4の両端がバックヨ―ク27の屈曲
された互いに対向する内端面間に連結されている。
作られ、ラジアルコイル9に磁界を与える磁気回路26
のヨークとしての機能をも有している。このガイドシャ
フト4は、ラジアルコイル9の内面との間に僅かなギヤ
ップをその外面との間に設けるようにラジアルコイル9
中を貫通し、前記支持ユニット8に搭載されたローラ1
1に当接されている。図1及び図2に示されるようにフ
レーム1上には、対物レンズ29を横切るYX平面に関
して対称な位置に略コ字形の一対のバックヨ―ク27が
配置されている。バックヨ―ク22は、ネジによってフ
レーム1に固定されている。また、ガイドシャフト4の
各々にギャップを介して対向し、Y方向に沿って延出さ
れる磁石28がバックヨ―ク27の内側面に接着固定さ
れ、ガイドシャフト4の両端がバックヨ―ク27の屈曲
された互いに対向する内端面間に連結されている。
【0055】一対の磁気回路26の夫々は、ガイドシャ
フト4と、ガイドシャフト4の両端に結合されるバック
ヨーク27と、該バックヨーク27に固定される磁石2
8で構成され、前記ラジアルコイル9に鎖交する磁束を
発生し、ラジアルコイル9と共に、ピックアップボディ
6を含む移動光学体5に移動力を付与する移動力付与手
段としてのリニアモータを構成している。
フト4と、ガイドシャフト4の両端に結合されるバック
ヨーク27と、該バックヨーク27に固定される磁石2
8で構成され、前記ラジアルコイル9に鎖交する磁束を
発生し、ラジアルコイル9と共に、ピックアップボディ
6を含む移動光学体5に移動力を付与する移動力付与手
段としてのリニアモータを構成している。
【0056】フォーカスユニット7は、図8に示すよう
に光ビームを集束する対物レンズ29と、この対物レン
ズ29を保持するレンズホルダ30と、このレンズホル
ダ30を狭持する一対のダイヤフラムバネ31、32
と、リング33と中ヨーク34と、外ヨーク35と、フ
ォーカス磁石36と、フォーカスコイル37で構成され
ている。レンズホルダ30によって対物レンズ29が保
持され、該レンズホルダ30がダイヤフラムバネ31、
32によって支持される。
に光ビームを集束する対物レンズ29と、この対物レン
ズ29を保持するレンズホルダ30と、このレンズホル
ダ30を狭持する一対のダイヤフラムバネ31、32
と、リング33と中ヨーク34と、外ヨーク35と、フ
ォーカス磁石36と、フォーカスコイル37で構成され
ている。レンズホルダ30によって対物レンズ29が保
持され、該レンズホルダ30がダイヤフラムバネ31、
32によって支持される。
【0057】上側のダイヤフラムバネ31は、その外周
側でリング33に保持され、下側のダイヤフラムバネ3
2は外周側で中ヨーク34と外ヨーク35により挟持さ
れ、前記リング3と固定される。中ヨーク34と外ヨー
ク35は、共に厚みはほぼ一定で中央部に穴が開いたリ
ング状であり、リングの内周部付近が窪んだ形状をな
し、凹面側と凹面側が向かい合う形で接合いる。中ヨー
ク34の内周部付近はダイヤフラムバネ31、32の間
に位置している。外ヨーク35の内周部には、対物レン
ズ29と同心的にリング状で図中X軸方向に着磁された
フォーカス磁石36が接着固定されている。ここで、外
ヨーク35の窪みの一部がピックアップボディ6と繋合
する球面座20を構成している。
側でリング33に保持され、下側のダイヤフラムバネ3
2は外周側で中ヨーク34と外ヨーク35により挟持さ
れ、前記リング3と固定される。中ヨーク34と外ヨー
ク35は、共に厚みはほぼ一定で中央部に穴が開いたリ
ング状であり、リングの内周部付近が窪んだ形状をな
し、凹面側と凹面側が向かい合う形で接合いる。中ヨー
ク34の内周部付近はダイヤフラムバネ31、32の間
に位置している。外ヨーク35の内周部には、対物レン
ズ29と同心的にリング状で図中X軸方向に着磁された
フォーカス磁石36が接着固定されている。ここで、外
ヨーク35の窪みの一部がピックアップボディ6と繋合
する球面座20を構成している。
【0058】前記中ヨーク34と、外ヨーク35と、フ
ォーカス磁石36で構成されるフォーカス磁気回路によ
り、レンズホルダ30に巻かれたフォーカスコイル37
に鎖交する磁束を発生し、フォーカスコイル37と共
に、対物レンズを搭載したレンズホルダ30に図中X方
向に移動力を付与する移動力付与手段としてのボイスコ
イルモータを構成している。
ォーカス磁石36で構成されるフォーカス磁気回路によ
り、レンズホルダ30に巻かれたフォーカスコイル37
に鎖交する磁束を発生し、フォーカスコイル37と共
に、対物レンズを搭載したレンズホルダ30に図中X方
向に移動力を付与する移動力付与手段としてのボイスコ
イルモータを構成している。
【0059】前記ダイヤフラムバネ31及び32はそれ
ぞれ図9に示すダイヤフラムバネ38を複数枚積層して
構成されている。ダイヤフラムバネ38は外リング部4
0と内リング部41と足部42から構成され、エッチン
グ、或は、プレス等により一体的に形成される。ここ
で、足部42は隣接する足部までの空間43より狭い面
積を占有している。エッチング、或は、プレス等により
切り出されたダイヤフラムバネ38は図18に示すよう
に、ダイヤフラムバネ38の中心を回転中心として回転
させ隣接する上下のダイヤフラムバネの空間43に足部
42が全て納まるように位相をずらして図11に示すよ
うな構成で複数枚積層され図12に示すような積層体を
形成する。すなわち、図10(a),(b)において斜
線で示す領域(外リング部40と内リング部41)のみ
が接触する構成である。この様に積層されたダイヤフラ
ムバネ38は内リング部41と外リング部40におい
て、接着、レーザスポット溶接、電気スポット溶接、ま
たは拡散接合等により接合される。
ぞれ図9に示すダイヤフラムバネ38を複数枚積層して
構成されている。ダイヤフラムバネ38は外リング部4
0と内リング部41と足部42から構成され、エッチン
グ、或は、プレス等により一体的に形成される。ここ
で、足部42は隣接する足部までの空間43より狭い面
積を占有している。エッチング、或は、プレス等により
切り出されたダイヤフラムバネ38は図18に示すよう
に、ダイヤフラムバネ38の中心を回転中心として回転
させ隣接する上下のダイヤフラムバネの空間43に足部
42が全て納まるように位相をずらして図11に示すよ
うな構成で複数枚積層され図12に示すような積層体を
形成する。すなわち、図10(a),(b)において斜
線で示す領域(外リング部40と内リング部41)のみ
が接触する構成である。この様に積層されたダイヤフラ
ムバネ38は内リング部41と外リング部40におい
て、接着、レーザスポット溶接、電気スポット溶接、ま
たは拡散接合等により接合される。
【0060】フレーム1のY方向一端部には、固定光学
ユニット44が取り付けられ、レーザダイオード45か
ら発せられたレーザ光が種々の光学素子72を通過して
フレーム1の中央をY軸方向に照射され、移動光学体5
に搭載されたミラーユニット10によりX軸方向に向き
を変え、対物レンズ29を通過して光ディスクの記録面
39上に焦点を結ぶ。光ディスクの記録面3で反射され
た光ビームは、再び対物レンズ29を通過してミラーユ
ニット10により向きを変えて再び固定光学ユニット4
4の光学素子72に戻される。戻された光ビームは、光
学素子によって検出器73に向けられ検出される。この
検出器73からの信号によって再生信号、フォーカス信
号及びトラッキング信号が発生される。ここで、ミラー
ユニット10は、Z軸回りに微小角度回転可能に構成さ
れ、該回転動作により、焦点位置をY軸方向に移動する
構成になっており、焦点位置の高精度な微調整を行って
いる。
ユニット44が取り付けられ、レーザダイオード45か
ら発せられたレーザ光が種々の光学素子72を通過して
フレーム1の中央をY軸方向に照射され、移動光学体5
に搭載されたミラーユニット10によりX軸方向に向き
を変え、対物レンズ29を通過して光ディスクの記録面
39上に焦点を結ぶ。光ディスクの記録面3で反射され
た光ビームは、再び対物レンズ29を通過してミラーユ
ニット10により向きを変えて再び固定光学ユニット4
4の光学素子72に戻される。戻された光ビームは、光
学素子によって検出器73に向けられ検出される。この
検出器73からの信号によって再生信号、フォーカス信
号及びトラッキング信号が発生される。ここで、ミラー
ユニット10は、Z軸回りに微小角度回転可能に構成さ
れ、該回転動作により、焦点位置をY軸方向に移動する
構成になっており、焦点位置の高精度な微調整を行って
いる。
【0061】固定光学ユニット44のレーザ光出射部近
傍にレーザ光通過用の穴を設けたストッパ46がフレー
ム1より突出している。ストッパ46のピックアップボ
ディ6と接触する部分には、ゴムなどの弾性体が取り付
けられ、該接触部の図心は、X軸方向及びZ軸方向で移
動光学体5の全体の重心位置と一致している。さらに、
固定光学ユニット44から出射されるレーザ光の光軸中
心が重心を通る構成になっているため、結果的に接触部
の図心は該光軸中心の延長線上に設けられる構成になっ
ている。
傍にレーザ光通過用の穴を設けたストッパ46がフレー
ム1より突出している。ストッパ46のピックアップボ
ディ6と接触する部分には、ゴムなどの弾性体が取り付
けられ、該接触部の図心は、X軸方向及びZ軸方向で移
動光学体5の全体の重心位置と一致している。さらに、
固定光学ユニット44から出射されるレーザ光の光軸中
心が重心を通る構成になっているため、結果的に接触部
の図心は該光軸中心の延長線上に設けられる構成になっ
ている。
【0062】フレーム1のY方向他端部には、光ディス
クを回転駆動するためのスピンドルモータ47が取り付
けられ、スピンドルモータ47のベースにストッパ48
が取り付けられている。ストッパ48のピックアップボ
ディ6と接触する部分には、ゴムなどの弾性体が取り付
けられ、該接触部の図心は、X軸方向及びZ軸方向で移
動光学体5の全体の重心位置と一致している。
クを回転駆動するためのスピンドルモータ47が取り付
けられ、スピンドルモータ47のベースにストッパ48
が取り付けられている。ストッパ48のピックアップボ
ディ6と接触する部分には、ゴムなどの弾性体が取り付
けられ、該接触部の図心は、X軸方向及びZ軸方向で移
動光学体5の全体の重心位置と一致している。
【0063】ピックアップボディ6のY方向端面には少
なくともローラ11の回転中心位置までY軸方向に飛び
出したフレキシブルガイド49が取り付けられている。
そして、フレキシブルプリントガイド49には、フレキ
シブルプリント基盤64の一端が略U字形に撓んだ状態
で取り付けられ、ラジアルコイル9及びフォーカスコイ
ル37及びミラーユニット10を駆動する図示しないコ
イルに電流を供給している。
なくともローラ11の回転中心位置までY軸方向に飛び
出したフレキシブルガイド49が取り付けられている。
そして、フレキシブルプリントガイド49には、フレキ
シブルプリント基盤64の一端が略U字形に撓んだ状態
で取り付けられ、ラジアルコイル9及びフォーカスコイ
ル37及びミラーユニット10を駆動する図示しないコ
イルに電流を供給している。
【0064】以上のように構成されているため、ラジア
ルコイル9への通電制御により光の焦点位置がディスク
の半径方向に移動し、フォーカスコイル37への通電制
御により光の焦点位置をディスク面と垂直なフォーカス
方向に移動させ、ミラーユニット10を駆動する図示し
ないコイルへの通電制御により光の焦点位置が半径方向
に微細に移動することには変わりがないが、以下に示す
新たな効果が得られる。
ルコイル9への通電制御により光の焦点位置がディスク
の半径方向に移動し、フォーカスコイル37への通電制
御により光の焦点位置をディスク面と垂直なフォーカス
方向に移動させ、ミラーユニット10を駆動する図示し
ないコイルへの通電制御により光の焦点位置が半径方向
に微細に移動することには変わりがないが、以下に示す
新たな効果が得られる。
【0065】すなわち、対物レンズ29を搭載する移動
光学体5は2組の板バネ14を有する支持ユニット8に
より支持されるため、結果的に移動光学体5は弾性体を
介してガイドシャフト4に当接することになり、ガイド
シャフト4の高周波成分の振動が移動光学体5に伝わら
なくなり、安定した制御動作を可能にする。又、支持ユ
ニット8とピックアップボディ6の接合部は支持ユニッ
ト8の板バネ14の中央部(溝部17)であるため、板
バネの予圧による変形は左右対称であることから、接合
部には応力が集中することがなく、接合が剥がれにく
い。
光学体5は2組の板バネ14を有する支持ユニット8に
より支持されるため、結果的に移動光学体5は弾性体を
介してガイドシャフト4に当接することになり、ガイド
シャフト4の高周波成分の振動が移動光学体5に伝わら
なくなり、安定した制御動作を可能にする。又、支持ユ
ニット8とピックアップボディ6の接合部は支持ユニッ
ト8の板バネ14の中央部(溝部17)であるため、板
バネの予圧による変形は左右対称であることから、接合
部には応力が集中することがなく、接合が剥がれにく
い。
【0066】又、前記ローラブロック13を支持する弾
性体は、移動光学体5の移動方向であるY軸方向と略平
行な平面を有する板バネ要素で構成されているため、Z
軸方向にはしなやかでありながら、移動方向の剛性が高
く、高速アクセス時に異常な振動が発生しにくい。
性体は、移動光学体5の移動方向であるY軸方向と略平
行な平面を有する板バネ要素で構成されているため、Z
軸方向にはしなやかでありながら、移動方向の剛性が高
く、高速アクセス時に異常な振動が発生しにくい。
【0067】又、前記ローラブロック13は樹脂で構成
され、金属板バネ14とピン12と共に一体的に射出成
形されるため、各ピン12の相対位置及び相対角度関係
が一定に保たれ、位置ずれや角度ずれによる転がり抵抗
の増加がなく、滑らかな移動を可能にする。
され、金属板バネ14とピン12と共に一体的に射出成
形されるため、各ピン12の相対位置及び相対角度関係
が一定に保たれ、位置ずれや角度ずれによる転がり抵抗
の増加がなく、滑らかな移動を可能にする。
【0068】又、図7に示すようにピックアップボディ
6に設けられた支持ユニットストッパ18と前記ローラ
ブロック13との間には1mm以下のギャップ23が設
けられ、支持ユニット8がピックアップボディ6に固定
された後に4か所のギャップ23の内2カ所以上に凝固
剤24が充填されるため、組み立て後に板バネ14の弾
性を利用して、ピックアップボディ6傾き角の調整を行
い、調整により光軸を最適な角度に設定した後に、ギャ
ップ23の内2カ所以上に接着剤を充填しその状態を保
持することができる。
6に設けられた支持ユニットストッパ18と前記ローラ
ブロック13との間には1mm以下のギャップ23が設
けられ、支持ユニット8がピックアップボディ6に固定
された後に4か所のギャップ23の内2カ所以上に凝固
剤24が充填されるため、組み立て後に板バネ14の弾
性を利用して、ピックアップボディ6傾き角の調整を行
い、調整により光軸を最適な角度に設定した後に、ギャ
ップ23の内2カ所以上に接着剤を充填しその状態を保
持することができる。
【0069】又、前記ローラブロック13と支持ユニッ
トストッパ18の間には1mm以下のギャップ23が設
けられ、支持ユニット8がピックアップボディ6に固定
された後に、前記ギャップ23の少なくとも1カ所以上
にシリコーンなどの粘弾性剤25が充填されるため、ピ
ックアップボディ6の振動を効果的に減衰させ、高精度
な制御動作を可能にする。
トストッパ18の間には1mm以下のギャップ23が設
けられ、支持ユニット8がピックアップボディ6に固定
された後に、前記ギャップ23の少なくとも1カ所以上
にシリコーンなどの粘弾性剤25が充填されるため、ピ
ックアップボディ6の振動を効果的に減衰させ、高精度
な制御動作を可能にする。
【0070】又、前記板バネ14とピックアップボディ
6は金属部材で形成され、ピックアップボディ6と板バ
ネ14が電気スポット溶接またはレーザスポット溶接な
どの溶接手段、或は、かしめ等により固定されるため、
ピックアップボディ6との強固な接合を可能にする。
6は金属部材で形成され、ピックアップボディ6と板バ
ネ14が電気スポット溶接またはレーザスポット溶接な
どの溶接手段、或は、かしめ等により固定されるため、
ピックアップボディ6との強固な接合を可能にする。
【0071】又、前記支持ユニット8がピックアップボ
ディ6とピックアップボディ6を駆動するラジアルコイ
ル9との間に固定され、ローラ11がラジアルコイル9
の端部より外側に配置され、ラジアルコイル9の内側を
通るガイドシャフト4がヨークを兼ねるため、ピックア
ップボディ6の支持点とピックアップボディ6を駆動す
る駆動点を近づけることができ、異常な共振の発生を防
止することができる。
ディ6とピックアップボディ6を駆動するラジアルコイ
ル9との間に固定され、ローラ11がラジアルコイル9
の端部より外側に配置され、ラジアルコイル9の内側を
通るガイドシャフト4がヨークを兼ねるため、ピックア
ップボディ6の支持点とピックアップボディ6を駆動す
る駆動点を近づけることができ、異常な共振の発生を防
止することができる。
【0072】又、対物レンズ29を搭載する移動光学体
5の駆動中心と、ストッパ46、48のピックアップボ
ディ6と接触する面の図心とがほぼ一致するため、ピッ
クアップボディ6がストッパ46、48に激突した時
に、ピックアップボディ6を回転させるモーメントが発
生しないため、軸受けを損傷させることがない。更に、
図心と光軸とが一致するため、振動が光学検出系に与え
る悪影響を最小限にとどめることができる。
5の駆動中心と、ストッパ46、48のピックアップボ
ディ6と接触する面の図心とがほぼ一致するため、ピッ
クアップボディ6がストッパ46、48に激突した時
に、ピックアップボディ6を回転させるモーメントが発
生しないため、軸受けを損傷させることがない。更に、
図心と光軸とが一致するため、振動が光学検出系に与え
る悪影響を最小限にとどめることができる。
【0073】又、光学素子間の光路の光軸中心が移動光
学体5の重心を貫き、前記ピックアップボディ6と固定
光学素子との間にリング状のストッパ46を設け、前記
ストッパ46のピックアップボディ6との接触面の図心
が光路の中心とほぼ一致するため、ピックアップボディ
6がストッパ46に激突した時に、ピックアップボディ
6を回転させるモーメントが発生しないため、軸受けを
損傷させることがない。
学体5の重心を貫き、前記ピックアップボディ6と固定
光学素子との間にリング状のストッパ46を設け、前記
ストッパ46のピックアップボディ6との接触面の図心
が光路の中心とほぼ一致するため、ピックアップボディ
6がストッパ46に激突した時に、ピックアップボディ
6を回転させるモーメントが発生しないため、軸受けを
損傷させることがない。
【0074】又、スピンドルモータ47にストッパ48
を設けたため、スピンドルモータ47とピックアップボ
ディ6の距離制限が精度良く設定できるため、ピックア
ップボディ6がスピンドルモータ47に激突することが
ない。
を設けたため、スピンドルモータ47とピックアップボ
ディ6の距離制限が精度良く設定できるため、ピックア
ップボディ6がスピンドルモータ47に激突することが
ない。
【0075】また、ピックアップボディ6のY方向端面
には少なくともローラ11の回転中心位置までY軸方向
に飛び出したフレキシブルプリントガイド49が取り付
けられており、フレキシブルプリント基盤64の一端が
略U字形に撓んだ状態で取り付けられているため、すべ
ての位置においてフレキシブルプリント基盤64がロー
ラ11と接触することがなく安定したフレキシブルプリ
ント基盤64の寿命が得られる。
には少なくともローラ11の回転中心位置までY軸方向
に飛び出したフレキシブルプリントガイド49が取り付
けられており、フレキシブルプリント基盤64の一端が
略U字形に撓んだ状態で取り付けられているため、すべ
ての位置においてフレキシブルプリント基盤64がロー
ラ11と接触することがなく安定したフレキシブルプリ
ント基盤64の寿命が得られる。
【0076】又、対物レンズ29をフォーカス方向に駆
動するフォーカスユニット7が2個以上のヨーク34、
35と、磁石36と2枚のダイヤフラムバネ31、32
とリング39を構成要素の一部とし、ダイヤフラムバネ
34、35の一方の外周部が前記2つのヨーク34、3
5により挟持され、一方のヨーク35が球面座を形成
し、ピックアップボディ6に固定される構成であるた
め、傾き調整機能とラジアル方向の剛性が高い対物レン
ズ支持方式が得られる。
動するフォーカスユニット7が2個以上のヨーク34、
35と、磁石36と2枚のダイヤフラムバネ31、32
とリング39を構成要素の一部とし、ダイヤフラムバネ
34、35の一方の外周部が前記2つのヨーク34、3
5により挟持され、一方のヨーク35が球面座を形成
し、ピックアップボディ6に固定される構成であるた
め、傾き調整機能とラジアル方向の剛性が高い対物レン
ズ支持方式が得られる。
【0077】又、一方のヨーク34は2枚のダイヤフラ
ムバネ31、32の間に配置され、対物レンズ29を支
持するレンズホルダ30に巻かれたフォーカスコイル3
7も2枚のダイヤフラムバネ31、32の間に配置され
る構成であるため、ヨーク34がメカニカルなストッパ
として作用し、対物レンズ29が異常に突出して光ディ
スクを損傷することがない。
ムバネ31、32の間に配置され、対物レンズ29を支
持するレンズホルダ30に巻かれたフォーカスコイル3
7も2枚のダイヤフラムバネ31、32の間に配置され
る構成であるため、ヨーク34がメカニカルなストッパ
として作用し、対物レンズ29が異常に突出して光ディ
スクを損傷することがない。
【0078】さらに、フォーカスコイル37も2枚のダ
イヤフラムバネ31、32の間に配置される構成である
ため、質量が2枚のダイヤフラムバネ31、32の間に
集中する構成を採ることができ、重心を2枚のダイヤフ
ラムバネ31、32の中心に配置するための余分なカウ
ンタウエイトを必要とせず、可動部質量を軽量化でき、
フォーカス方向の駆動加速度を大きくすることと、ラジ
アル方向の剛性を高めることができる。
イヤフラムバネ31、32の間に配置される構成である
ため、質量が2枚のダイヤフラムバネ31、32の間に
集中する構成を採ることができ、重心を2枚のダイヤフ
ラムバネ31、32の中心に配置するための余分なカウ
ンタウエイトを必要とせず、可動部質量を軽量化でき、
フォーカス方向の駆動加速度を大きくすることと、ラジ
アル方向の剛性を高めることができる。
【0079】さらに、ダイヤフラムバネ31、32とダ
イヤフラムバネ31、32の外周側を固定するリング3
3が金属部品で構成され、ダイヤフラムバネ31、32
とリング33がレーザスポット溶接や、電気スポット溶
接などの溶接手段により接合する構成であるため、ラジ
アル方向の剛性が高い対物レンズ支持方式が得られる。
イヤフラムバネ31、32の外周側を固定するリング3
3が金属部品で構成され、ダイヤフラムバネ31、32
とリング33がレーザスポット溶接や、電気スポット溶
接などの溶接手段により接合する構成であるため、ラジ
アル方向の剛性が高い対物レンズ支持方式が得られる。
【0080】又、各ダイヤフラムバネ31、32は、ダ
イヤフラムバネ38の中心を回転中心として回転移動す
るように複数枚のダイヤフラムバネを位相をずらして積
層して構成するためラジアル方向の剛性が高い対物レン
ズ支持方式が得られる。
イヤフラムバネ38の中心を回転中心として回転移動す
るように複数枚のダイヤフラムバネを位相をずらして積
層して構成するためラジアル方向の剛性が高い対物レン
ズ支持方式が得られる。
【0081】さらに、それらの複数のダイヤフラムバネ
38が接着、レーザスポット溶接、電気スポット溶接、
または、拡散接合により接合されダイヤフラムバネ3
1、32を構成するため、ラジアル方向の剛性が高い対
物レンズ支持方式が得られる。 実施例2
38が接着、レーザスポット溶接、電気スポット溶接、
または、拡散接合により接合されダイヤフラムバネ3
1、32を構成するため、ラジアル方向の剛性が高い対
物レンズ支持方式が得られる。 実施例2
【0082】第1の実施例に係る光りディスク装置で
は、支持ユニット8は、2個のローラ11を板バネ14
の両側にそれぞれ配置した構成を示したが、図13に示
すように、板バネ14の一端側にのみ2個のローラ11
を配置した支持ユニット50を二つ用いて支持ユニット
8に置き換えることもできる。
は、支持ユニット8は、2個のローラ11を板バネ14
の両側にそれぞれ配置した構成を示したが、図13に示
すように、板バネ14の一端側にのみ2個のローラ11
を配置した支持ユニット50を二つ用いて支持ユニット
8に置き換えることもできる。
【0083】以上のように構成された光ディスク装置に
あっては、板バネ14が曲率を有していても板バネ14
とロ−ラブロック13とピン12を一体で精度良く射出
成型することができるため、ローラ11がガイドシャフ
ト4と当接した状態で板バネ14が平面状に延ばされ予
圧を与える構成をとりやすく、ピン12とガイドシャフ
ト4の角度設定の精度を向上させることができる。その
ため、結果として、ローラ11とガイドシャフト4の転
がり摩擦抵抗の固体差による変化が無くなり、安定した
製品を供給できる。 実施例3
あっては、板バネ14が曲率を有していても板バネ14
とロ−ラブロック13とピン12を一体で精度良く射出
成型することができるため、ローラ11がガイドシャフ
ト4と当接した状態で板バネ14が平面状に延ばされ予
圧を与える構成をとりやすく、ピン12とガイドシャフ
ト4の角度設定の精度を向上させることができる。その
ため、結果として、ローラ11とガイドシャフト4の転
がり摩擦抵抗の固体差による変化が無くなり、安定した
製品を供給できる。 実施例3
【0084】この発明の第1の実施例に係る光ディスク
装置では、支持ユニット8は、2個のローラ11を板バ
ネ14の両側にそれぞれ配置した構成を示したが、図1
4に示すように、板バネとして複数の平行に配置した板
バネ51を用い、中央部に固定ブロック52を設け、両
端部のローラブロック13と固定ブロック52と板バネ
51で平行板バネ要素を構成した支持ユニット53を二
つ用いて支持ユニット8に置き換えることもできる。
装置では、支持ユニット8は、2個のローラ11を板バ
ネ14の両側にそれぞれ配置した構成を示したが、図1
4に示すように、板バネとして複数の平行に配置した板
バネ51を用い、中央部に固定ブロック52を設け、両
端部のローラブロック13と固定ブロック52と板バネ
51で平行板バネ要素を構成した支持ユニット53を二
つ用いて支持ユニット8に置き換えることもできる。
【0085】この発明の第3の実施例に係る光ディスク
装置にあっては、実施例1と同じ効果があるが、さらに
以下に示す新たな効果が得られる。すなわち、ローラ1
1は平行板バネ機構で弾性的に支持されているため、予
圧を与えるために板バネ51を変形させても、ピン12
とガイドシャフト4の角度関係が一定に保たれ、ピン1
2とガイドシャフト4が所定の角度からずれることによ
り発生する転がり抵抗の増加がなく、滑らかな移動を可
能にする。
装置にあっては、実施例1と同じ効果があるが、さらに
以下に示す新たな効果が得られる。すなわち、ローラ1
1は平行板バネ機構で弾性的に支持されているため、予
圧を与えるために板バネ51を変形させても、ピン12
とガイドシャフト4の角度関係が一定に保たれ、ピン1
2とガイドシャフト4が所定の角度からずれることによ
り発生する転がり抵抗の増加がなく、滑らかな移動を可
能にする。
【0086】さらに、前記ローラブロック13を樹脂で
形成し、ローラブロック13とピン12とローラ11と
平行板バネ要素とを一体的に射出成形した場合は、ピン
の相対位置及び相対角度関係がいっそう精度良く保た
れ、位置ずれや角度ずれによる転がり抵抗の増加がな
く、滑らかな移動を可能にする。 実施例4
形成し、ローラブロック13とピン12とローラ11と
平行板バネ要素とを一体的に射出成形した場合は、ピン
の相対位置及び相対角度関係がいっそう精度良く保た
れ、位置ずれや角度ずれによる転がり抵抗の増加がな
く、滑らかな移動を可能にする。 実施例4
【0087】図4に示された支持ユニット8は、板バネ
14の両端に2個のローラブロック13が固定され、2
個のローラブロック13の各々に一組のローラ11が回
転可能に固定され、各組のローラ11が板バネ14によ
って変動可能に支持されているが、図15に示すように
各々のローラ11が独立に変動可能に板バネ14に支持
されても良い。即ち、図15に示すように板バネ14に
は、その長手方向を両端から中心に向かって延びる切込
み14Cが形成されて板バネ14の両端は、夫々独立に
変形可能な一組の舌片14A、14Bに分離されてい
る。この舌片14A,14Bの各々には、ローラブロッ
クセグメント13A、13Bが固定されている。このロ
ーラブロックセグメント13A,13Bには、図4に示
す支持ユニット8と同様に夫々ピン12が固定され、ロ
ーラ11が回転可能にこのピン12に取り付けられてい
る。一組のローラブロックセグメント13A,13Bに
固定される一組のピン12は、図4に示す支持ユニット
8と同様に板バネ14が変形していない状態でその中心
軸が交差するようにローラブロックセグメント13A,
13Bに固定され、4個のローラブロックセグメント1
3A,13Bは、板バネ14によって連結されている。
4個のローラブロックセグメント13A,13Bは、図
4に示す支持ユニット8と同様に高剛性エンジニアリン
グプラスチックにより作られ、4本のピン12及び板バ
ネ14を型内に固定してプラスチック材を型内に射出し
て成型することにより形成されている。
14の両端に2個のローラブロック13が固定され、2
個のローラブロック13の各々に一組のローラ11が回
転可能に固定され、各組のローラ11が板バネ14によ
って変動可能に支持されているが、図15に示すように
各々のローラ11が独立に変動可能に板バネ14に支持
されても良い。即ち、図15に示すように板バネ14に
は、その長手方向を両端から中心に向かって延びる切込
み14Cが形成されて板バネ14の両端は、夫々独立に
変形可能な一組の舌片14A、14Bに分離されてい
る。この舌片14A,14Bの各々には、ローラブロッ
クセグメント13A、13Bが固定されている。このロ
ーラブロックセグメント13A,13Bには、図4に示
す支持ユニット8と同様に夫々ピン12が固定され、ロ
ーラ11が回転可能にこのピン12に取り付けられてい
る。一組のローラブロックセグメント13A,13Bに
固定される一組のピン12は、図4に示す支持ユニット
8と同様に板バネ14が変形していない状態でその中心
軸が交差するようにローラブロックセグメント13A,
13Bに固定され、4個のローラブロックセグメント1
3A,13Bは、板バネ14によって連結されている。
4個のローラブロックセグメント13A,13Bは、図
4に示す支持ユニット8と同様に高剛性エンジニアリン
グプラスチックにより作られ、4本のピン12及び板バ
ネ14を型内に固定してプラスチック材を型内に射出し
て成型することにより形成されている。
【0088】この図15に示される支持ユニット8にお
いては、ガイドシャフト4上にローラ11が載置された
際、図3に示すようにローラブロックセグメント13
A,13Bの背面と支持ユニットストッパ18の側面と
間には、4つのギャップ23が生じる。そして、図7に
示すように一方の支持ユニット8の4つのギャップに
は、接着剤等の凝固剤24が充填され、他方の支持ユニ
ット8の4つのギャップには、シリコーンゲルなどの粘
弾性物質25が充填される。図15に示される支持ユニ
ット8によれば、ローラブロックセグメント13A,1
3Bの背面と支持ユニットストッパ18の側面と間に
は、4つのギャップ23が設けられ、このギャップの間
隔が個々に調整可能なことから、このような光ディスク
装置の組み立て調整時において調整の自由度が大きく、
確実に微細調整を施すことができる。 実施例5
いては、ガイドシャフト4上にローラ11が載置された
際、図3に示すようにローラブロックセグメント13
A,13Bの背面と支持ユニットストッパ18の側面と
間には、4つのギャップ23が生じる。そして、図7に
示すように一方の支持ユニット8の4つのギャップに
は、接着剤等の凝固剤24が充填され、他方の支持ユニ
ット8の4つのギャップには、シリコーンゲルなどの粘
弾性物質25が充填される。図15に示される支持ユニ
ット8によれば、ローラブロックセグメント13A,1
3Bの背面と支持ユニットストッパ18の側面と間に
は、4つのギャップ23が設けられ、このギャップの間
隔が個々に調整可能なことから、このような光ディスク
装置の組み立て調整時において調整の自由度が大きく、
確実に微細調整を施すことができる。 実施例5
【0089】実施例1ではピックアップボディ6が単一
の材料で構成された例を示したが、図16に示すよう
に、金属部材54と樹脂部材55で構成し、一体的にア
ウトサートまたはインサートによりピックアップボディ
56を射出成型することにより製作することもできる。
ここで、板バネとの繋合部は金属部材54が露出した構
成になっている。
の材料で構成された例を示したが、図16に示すよう
に、金属部材54と樹脂部材55で構成し、一体的にア
ウトサートまたはインサートによりピックアップボディ
56を射出成型することにより製作することもできる。
ここで、板バネとの繋合部は金属部材54が露出した構
成になっている。
【0090】この実施例にあっては、実施例1に示した
効果のほかに、さらに以下に示す新たな効果が得られ
る。すなわち、前記支持ユニット8とピックアップボデ
ィ56との結合部が金属部材54で形成された場合、電
気スポット溶接またはレーザスポット溶接などの溶接手
段により支持ユニット8とピックアップボディ56を結
合することができ、ピックアップボディ56との強固な
接合を可能にすると同時に、ラジアルコイル9との絶縁
効果もを高めることができる。 実施例6
効果のほかに、さらに以下に示す新たな効果が得られ
る。すなわち、前記支持ユニット8とピックアップボデ
ィ56との結合部が金属部材54で形成された場合、電
気スポット溶接またはレーザスポット溶接などの溶接手
段により支持ユニット8とピックアップボディ56を結
合することができ、ピックアップボディ56との強固な
接合を可能にすると同時に、ラジアルコイル9との絶縁
効果もを高めることができる。 実施例6
【0091】実施例1では、ガイドシャフト4を磁気回
路のヨークの一部として用いいていたが、図17に示す
ように、ヨーク57にV溝を設けガイドシャフト59が
前記V溝に接着固定される構成をとってもよい。
路のヨークの一部として用いいていたが、図17に示す
ように、ヨーク57にV溝を設けガイドシャフト59が
前記V溝に接着固定される構成をとってもよい。
【0092】この実施例にあっては、実施例1に示した
効果のほかに、さらに以下に示す新たな効果が得られ
る。すなわち、V溝とガイドシャフト59の間の接着層
がガイドシャフト59の振動を効果的に減衰させ、高精
度な制御動作を可能にする。
効果のほかに、さらに以下に示す新たな効果が得られ
る。すなわち、V溝とガイドシャフト59の間の接着層
がガイドシャフト59の振動を効果的に減衰させ、高精
度な制御動作を可能にする。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に光ディス
ク装置によれば、次のような効果がある。 (1)ガイドシャフトの高周波成分の振動が移動光学体
に伝わらなくなり、安定した制御動作を可能にする。
ク装置によれば、次のような効果がある。 (1)ガイドシャフトの高周波成分の振動が移動光学体
に伝わらなくなり、安定した制御動作を可能にする。
【0094】(2)又、支持ユニットは予圧を与える方
向にはしなやかでありながら、移動方向の剛性が高く、
高速アクセス時に異常な振動が発生しにくく、滑らかな
移動を可能にする。
向にはしなやかでありながら、移動方向の剛性が高く、
高速アクセス時に異常な振動が発生しにくく、滑らかな
移動を可能にする。
【0095】(3)組み立て後に板バネの弾性を利用し
て、ピックアップボディの傾き角の調整を行い、調整に
より光軸を最適な角度に設定した後に、ギャップの内2
カ所以上に熱硬化、常温硬化又は光硬化形接着剤又は充
填剤を充填しその状態を保持することができる。 (4)振動を効果的に減衰させることができることか
ら、より高精度な制御動作が実現することができる。 (5)ピックアップボディがストッパに激突した時に、
ピックアップボディを回転させるモーメントが発生しな
いため、軸受けを損傷させることがない。 (6)スピンドルモータとピックアップボディの距離制
限が精度良く設定できるため、ピックアップボディがス
ピンドルモータに激突することがない。
て、ピックアップボディの傾き角の調整を行い、調整に
より光軸を最適な角度に設定した後に、ギャップの内2
カ所以上に熱硬化、常温硬化又は光硬化形接着剤又は充
填剤を充填しその状態を保持することができる。 (4)振動を効果的に減衰させることができることか
ら、より高精度な制御動作が実現することができる。 (5)ピックアップボディがストッパに激突した時に、
ピックアップボディを回転させるモーメントが発生しな
いため、軸受けを損傷させることがない。 (6)スピンドルモータとピックアップボディの距離制
限が精度良く設定できるため、ピックアップボディがス
ピンドルモータに激突することがない。
【0096】(7)本構成のフォーカスユニットは、傾
き調整機能とラジアル方向の剛性が高く可動部質量が軽
量化でき、フォーカス方向の駆動加速度を大きくするこ
とが可能な対物レンズ支持方式が得られる。
き調整機能とラジアル方向の剛性が高く可動部質量が軽
量化でき、フォーカス方向の駆動加速度を大きくするこ
とが可能な対物レンズ支持方式が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る光ディスク装置を
示す平面図。
示す平面図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】図1に示される移動光学体を概略的に示す平面
図。
図。
【図4】図3に示される移動光学体の支持ユニットを示
す斜視図。
す斜視図。
【図5】図3に示される移動光学体を分解して示す斜視
図。
図。
【図6】図5に示す部品で組み立てた移動光学体を示す
斜視図。
斜視図。
【図7】図5に示す部品で組み立てられ傾き調整が終了
した移動光学体を示す平面図。
した移動光学体を示す平面図。
【図8】図3に示される移動光学体のフォーカスユニッ
トを示す断面図。
トを示す断面図。
【図9】図8に示されるフォーカスユニットのダイヤフ
ラムバネを示す平面図。
ラムバネを示す平面図。
【図10】図9に示されるダイヤフラムバネの積層状態
を説明する為の平面図。
を説明する為の平面図。
【図11】図9に示されるダイヤフラムバネの積層関係
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図12】図11に示されるダイヤフラムバネが積層さ
れた状態を示す平面図。
れた状態を示す平面図。
【図13】この発明の実施例2に係る光ディスク装置の
支持ユニットを説明する斜視図。
支持ユニットを説明する斜視図。
【図14】この発明の実施例3に係る光ディスク装置の
支持ユニットを説明する斜視図。
支持ユニットを説明する斜視図。
【図15】この発明の実施例4に係る光ディスク装置の
支持ユニットを説明する斜視図。
支持ユニットを説明する斜視図。
【図16】この発明の実施例5に係る光ディスク装置の
ピックアップボディを示す断面図。
ピックアップボディを示す断面図。
【図17】この発明の実施例6に係る光ディスク装置の
ヨークとガイドシャフトを説明する断面図である。
ヨークとガイドシャフトを説明する断面図である。
【図18】従来の光ディスク装置を概略的に示す平面
図。
図。
【図19】図18のZ軸に沿った断面図。
【図20】図18のY軸に沿った断面図。
【図21】図18からピックアップボディの一部を除去
して概略的に示す平面図。
して概略的に示す平面図。
1・・・フレーム
2・・・ハウジング
3・・・脚部材
4・・・ガイドシャフト(支持レール)
5・・・移動光学体
6・・・ピックアップボディ
7・・・フォーカスユニット
8・・・支持ユニット
9・・・ラジアルコイル
10・・・ミラーユニット
11・・・ローラ(回転体)
12・・・ピン
13・・・ローラブロック
14・・・板バネ(弾性部材)
15・・・円筒状曲面
16・・・溝部
17・・・溝部
18・・・支持ユニットストッパ
19・・・穴
20・・・球面座
21・・・中央部
23・・・ギャップ
24・・・凝固材
25・・・粘弾性物質
26・・・磁気回路
27・・・バックヨーク
28・・・磁石
29・・・対物レンズ
30・・・レンズホルダ
31、32・・・ダイヤフラムバネ(バネ部材)
33・・・リング
34・・・中ヨーク
35・・・外ヨーク
36・・・磁石
37・・・フォーカスコイル
38・・・ダイヤフラムバネ部材
40・・・外リング
41・・・内リング
42・・・足部
43・・・空間
44・・・固定光学ユニット
45・・・レーザダイオード
46・・・ストッパ
47・・・スピンドルモータ
48・・・ストッパ
49・・・フレキシブルガイド
50・・・支持ユニット
51・・・板バネ
52・・・固定ブロック
53・・・支持ユニット
54・・・金属部材
55・・・樹脂部材
56・・・ピックアップボディ
57・・・ヨーク
58・・・V溝
59・・・ガイドシャフト
Claims (2)
- 【請求項1】光源からの光ビームを光ディスク面に集束
する対物レンズと、前記対物レンズを搭載する移動光学
体と、前記移動光学体の両側部に夫々固定される弾性部
材と、前記弾性部材の各々に回転自在に弾性支持される
少なくとも2組の回転体と、前記回転体を介して前記移
動光学体を支持するように前記移動光学体の両側部に配
置され、かつ前記移動光学体の移動方向を定める支持レ
ールと、を有することを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】光源からの光ビームを光ディスク面に集束
する対物レンズと、前記対物レンズを弾性支持するバネ
部材とを有し、前記バネ部材は、複数のダイヤフラムバ
ネ部材を位相をずらして積層してなることを特徴とする
光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3218700A JPH056559A (ja) | 1990-08-29 | 1991-08-29 | 光デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22536090 | 1990-08-29 | ||
JP2-225360 | 1990-08-29 | ||
JP3218700A JPH056559A (ja) | 1990-08-29 | 1991-08-29 | 光デイスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056559A true JPH056559A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=26522704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3218700A Pending JPH056559A (ja) | 1990-08-29 | 1991-08-29 | 光デイスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056559A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6141309A (en) * | 1995-07-10 | 2000-10-31 | Fujitsu Limited | Optical memory apparatus having a supporting base with an integral, fixed optical part mounting portion |
US7884698B2 (en) | 2003-05-08 | 2011-02-08 | Panasonic Corporation | Electronic component, and method for manufacturing the same |
CN104389785A (zh) * | 2014-12-06 | 2015-03-04 | 杭州科技职业技术学院 | 一种水力驱动型水泵 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3218700A patent/JPH056559A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6141309A (en) * | 1995-07-10 | 2000-10-31 | Fujitsu Limited | Optical memory apparatus having a supporting base with an integral, fixed optical part mounting portion |
US7884698B2 (en) | 2003-05-08 | 2011-02-08 | Panasonic Corporation | Electronic component, and method for manufacturing the same |
CN104389785A (zh) * | 2014-12-06 | 2015-03-04 | 杭州科技职业技术学院 | 一种水力驱动型水泵 |
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