JPH0565381B2 - - Google Patents

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JPH0565381B2
JPH0565381B2 JP63286378A JP28637888A JPH0565381B2 JP H0565381 B2 JPH0565381 B2 JP H0565381B2 JP 63286378 A JP63286378 A JP 63286378A JP 28637888 A JP28637888 A JP 28637888A JP H0565381 B2 JPH0565381 B2 JP H0565381B2
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JP
Japan
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container
cargo handling
handling vehicle
movable member
vehicle side
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JP63286378A
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Inventor
Taku Yoneda
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP28637888A priority Critical patent/JPH02133251A/ja
Publication of JPH02133251A publication Critical patent/JPH02133251A/ja
Publication of JPH0565381B2 publication Critical patent/JPH0565381B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、水平な姿勢を維持したまま荷役車
両に積み降ろしすることができるコンテナ荷役車
両に関する。
〈従来の技術〉 従来、コンテナ荷役車両としては次のようなも
のがある(特開昭52−57615号公報)。このコンテ
ナ荷役車両は、荷役車両とコンテナからなり、こ
の荷役車両の車体上に設けた屈折可能な荷役腕の
先端のフツクでコンテナの前部上端の係止部を引
つ掛けることできるようにしている。そして、コ
ンテナを荷役車両に積み込む際には荷役腕の先端
のフツクによつてコンテナ前部の係止部を引つ掛
けてコンテナを斜め方向に車体上に引き上げるよ
うにしている。また、コンテナを積み降ろす際に
は同じように荷役腕によつてコンテナの斜め方向
にして地上に引き降ろすようにしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来のコンテナ荷役車両で
はコンテナを荷役車両に積み降ろす際にはコンテ
ナは斜め方向になるため、このコンテナ内にピア
ノ、家具、割れ物などを積載することができず、
このコンテナに収容できるものは塵芥や廃棄物な
どに限定されるという問題があつた。
そこで、この発明の目的は水平な姿勢を維持し
たまま荷役車両に積み降ろしすることができ、し
たがつて、ピアノ、家具、割れ物などを積載でき
るコンテナ荷役車両を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明のコンテナ
荷役車両は、コンテナと荷役車両からなり、上記
コンテナは、コンテナ本体と、このコンテナ本体
の後部に昇降自在に設けられ、上記コンテナ本体
を地上に支持する支持部材と、上記コンテナ本体
の前部に固定されたコンテナ側連結部材と、上記
コンテナ本体の前部に上下動可能に設けられたコ
ンテナ側可動部材と、上記コンテナ側可動部材の
作動を上記支持部材に伝えて上記支持部材を昇降
させる伝達手段を備え、上記荷役車両は、車体
と、この車体上を前後移動可能に設けられ、コラ
ムを有するコラム装置と、上記コラム装置に上下
移動可能に設けられ、上記コンテナ側連結部材に
連結される荷役車両側連結部材と、上記コラム装
置に上下移動可能に設けられ、上記コンテナ側可
動部材に連結される荷役車両側可動部材と、上記
荷役車両側連結部材と上記荷役車両側可動部材と
を上下動あるいは静止させる共通駆動手段とを備
え、上記共通駆動手段は、上記コラム装置のコラ
ムに沿つて立設され、下方に突出して台座に支持
されるピストンロツドの先端部に上記荷役車両側
可動部材が取り付けられた流体シリンダと、この
流体シリンダのチユーブの上端と下端にそれぞれ
設けられた上部スプロケツトおよび下部スプロケ
ツトと、一端が上記荷役車両側連結部材に連結さ
れる一方、他端が上記コラム装置に連結され、上
記上部スプロケツトを巻回する上部チエーンと、
一端が上記荷役車両側連結部材に連結される一
方、他端が上記コラム装置に連結され、上記下部
スプロケツトを巻回する下部チエーンとを備えた
ことを特徴としている。
〈作用〉 上記コンテナを荷役車両に積み込む際には、ま
ず、荷役車両側連結部材とコンテナ側連結部材と
を互いに連結すると共に、荷役車両側可動部材と
コンテナ側可動部材とを互いに連結した後、共通
駆動手段の流体シリンダのピストンロツドを伸張
する。そうすると、ピストンロツドの先端の台座
に支持されて、上記流体シリンダのチユーブが上
昇して、上部チエーンを介して荷役車両側連結部
材が持ち上げられ、コンテナ側連結部材を介して
コンテナの前部が持ち上げられる一方、コンテナ
側可動部材が荷役車両側可動部材によつて地上に
対して静止させられる。これによつて生じるコン
テナ側可動部材の、上昇するコンテナ本体に対す
る相対移動を伝達手段によつてコンテナ後部の支
持部材に伝えて、コンテナ後部の支持部材をコン
テナ本体に対して下方に突出させてコンテナ本体
の後部を持ち上げる。そうすると、コンテナ側連
結部材を介して荷役車両側連結部材で持ち上げら
れるコンテナ本体の前部と、支持部材によつて持
ち上げられるコンテナ後部は同期させられて水平
な姿勢で上昇させられる。そして、コンテナの高
さと車体の高さが同一高さになると、たとえば連
結部を前方に引つ張つて支持部材によつてコンテ
ナ後部を地上に対して支えつつ、荷役車両の車体
上へコンテナを前進させる。その後、荷役車両側
の共通駆動手段の流体シリンダのピストンロツド
を収縮して、荷役車両側を上昇させ、それによつ
てコンテナ側可動部材を上昇させて、可動部材を
地上から引き上げる。また、このコンテナを地上
に降ろす際は、前述の作動と逆の作動を行なうこ
とによつて、水平な姿勢を維持したままコンテナ
を地上に降ろすことができる。
なお、コンテナを上昇させて車体の高さと同一
になると、連結部材を前方に引つ張らずに荷役車
両を後退させて、コンテナを車体に搭載するよう
にしてもよい。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図はコンテナを示し、箱型のコンテナ本体
2の後部両側に柱状の支持部材3をガイド部材5
に案内させて昇降自在に設けている。この両支持
部材3,3の下端にはブラケツト6,6を設け、
このブラケツト6,6にローラ7,7を回動自在
に設けている。この両ローラ7,7は同一の軸8
によつて連結され、両支持部材3,3は同調して
昇降できるようになつている。
一方、上記コンテナ本体2の前面の上部中央に
は連結部材11を固定している。この連結部材1
1は一対のブラケツト12,12とこのブラケツ
ト12,12の先端部を連結するピン13からな
る。また、上記コンテナ本体1の前面かつ連結部
材11の下方には可動部材16を昇降自在に設け
ている。この可動部材16は、両側がコンテナ本
体2に固定された一対のガイド部材15,15に
よつて昇降自在に案内される矩形の板17と、こ
の板17に前方に向けて突出するように設けた一
対のブラケツト18,18と、この両ブラケツト
18,18を連結するピン19からなる。そし
て、この可動部材の板17の上部両端は伝達部材
としてのチエーン21,31によつてそれぞれ支
持部材3,3の上端の前方に突出する突出部3a
(片側のみを示す。)に連結している。この支持部
材3の突出部3aはガイド部材5の前方の溝内を
上下に昇降できるようになつている。上記チエー
ン21はコンテナ本体2の前面上部に設けた一対
のスプロケツト23,24によつて上方から水平
方向に屈曲し、さらに水平方向から下方に屈曲
し、さらにコンテナ本体2の下部に設けたスプロ
ケツト25によつて上下方向から前後方向に屈曲
し、コンテナ本体2の後部側面に設けたスプロケ
ツト26によつて前後方向から上方に伸びて突出
部3aに連結している。また、チエーン31も上
記チエーン21と全く同様にスプロケツト33,
34,35に巻回して他方の支持部材3の図示し
ない突出部に連結している。
したがつて、この可動部材16を第1図に示す
状態から押し下げることによつて、チエーン2
1,31を介して支持部材3が下方に突出させら
れることになる。
また、上記可動部材16の平板17の下部中央
は、伝達部材としてのチエーン40を介して上記
支持部材3,3の下端のローラ7,7の軸8の中
央を連結している。上記チエーン40はコンテナ
本体2の前面において上下方向に伸び、そして、
コンテナ本体2の前部下端に設けたスプロケツト
42によつて上下方向から前後方向に屈曲し、さ
らにコンテナ本体2の後部下面に設けたスプロケ
ツト43によつて上下方向に屈曲して軸8に連結
している。
したがつて、可動部材16を第1図に示す状態
から下方に移動させることによつてチエーン40
が緩んで軸8の下降を許容し、すなわち、支持部
材3の下降を許容することになる。逆に、可動部
材16が下端の位置から上方に移動した場合に
は、チエーン40によつて軸8を介して支持部材
3,3を引き上げ、一方、チエーン21は支持部
材の上昇を許容するように緩むことになる。
第2図は荷役車両45を示す。この荷役車両4
5はシヤーシフレーム46上にチヤンネル状のサ
ブフレーム47,47を互いに平行かつ溝部を内
側に向けて前後方向に取り付けている。上記シヤ
ーシフレーム46とサブフレーム47で車体を構
成している。上記サブフレーム47,47上には
コラム装置51を矢印Xに示す前後方向に移動自
在に設けている。このコラム装置51はサブフレ
ーム47,47の上辺を上下両側からスライドパ
ツド52,52で挟んでサブフレーム47,47
の上辺に沿つてスライドするようになつている。
上記コラム装置51はH型鋼からなるコラム55
を一対備え、このコラム55,55の下端を図示
しない底板によつて連結している。そして、この
底板は、車体の前部と後部に設けられたスプロケ
ツト56,57を巻回するチエーン58に固定し
ている。前方のスプロケツト57は油圧モータ5
9によつて駆動するようにしている。したがつ
て、この油圧モータ59によつてチエーン58を
作動させることによつて、コラム装置51は矢印
Xで示す前後方向に自在に移動できる。上記チエ
ーン58、スプロケツト56,57および油圧モ
ータ59によつてコラム装置駆動手段を構成す
る。
一方、上記コラム55,55の後部には、荷役
車両側連結部材61を矢印Zで示す上下方向に昇
降自在に設けている。この荷役車両側連結部材6
1はU字状に屈曲した板62の両側面に取り付け
られ、ローラ55,55の溝内を走行するローラ
64(片側のみを示す。)によつてコラム55,
55に沿つて上下に走行できるようになつてい
る。そして、上記板62の中央部に上下に鈎を有
するフツク63を固定している。上記コラム5
5,55の内側には、一対の油圧シリンダ71
(片側のみを示す。)を、第3図に示すようにその
ピストンロツド71aを下向きにしてコラム55
に沿つて立設し、この油圧シリンダ71のチユー
ブ71bの上端に上部スプロケツト82とローラ
83を取り付けている。また、上記油圧シリンダ
71,71のチユーブの下端に下部スプロケツト
86とローラ64を取り付けている。上記ローラ
83,64はコラム55,55の内向きに対向す
る溝内を転動し、この油圧シリンダ71のチユー
ブの上下の作動を案内する。さらに、上記の板6
2の上部に一端を固定した上部チエーン84,8
4を上部スプロケツト82を巻回して下方に垂下
し、コラム55,55を水平方向に連結するブリ
ツジ53の固定点81に固定する。また、上記の
板62の下部に一端を固定した下部チエーン8
5,85を下部スプロケツト86を巻回してブリ
ツジ53の固定点81に固定する。上記油圧シリ
ンダ71と、上部スプロケツト82と、下部スプ
ロケツト86と、上部チエーン84と、下部チエ
ーン85とで共通駆動手段を構成する。この共通
駆動手段によつて、荷役車両側連結部材61を駆
動することができる。すなわち、上記油圧シリン
ダ71,71のピストンロツド71aを伸張し、
このピストンロツド71aの先端を荷役車両45
の車体46に設けられたゴム製台座48に当接し
て、チユーブ71bを上方へ移動させて、チエー
ン84で荷役車両側連結部材61を第3図bに示
すように引き上げることができる。また、ピスト
ンロツド71aを収縮することによつて、上記チ
ユーブ71bと荷役車両側連結部材61とを自重
によつて下降させることができる。
一方、第2図に示すように、上記コラム55,
55に沿つて荷役車両側可動部材91を矢印Zで
示す上下方向に昇降自在に設けている。上記荷役
車両側可動部材91は、コラム55,55の後面
および側面を覆うように屈曲した部材92の中央
に後方に向けて一対のクレビス95,95を取り
付けている。このクレビス95,95に挿入可能
なピン96をワイヤによつて上記部材92に取り
付けている。上記部材92は、両端部に設けたロ
ーラ97,97;97,97によつてコラム5
5,55の外側の溝に沿つて円滑に上下に走行で
きるようになつている。上記荷役車両側可動部材
91は、第2,3図に示すようにコラム55の内
側に設けた油圧シリンダ71のピストンロツド7
1aの先端にナツト72で連結している。したが
つて、荷役車両側可動部材91は、上記共通駆動
手段のピストンロツド71aの動きによつて上下
動できるようになつている。
上記構成のコンテナ荷役車両は次のように動作
する。
いま、荷役車両45およびコンテナ1は第4図
aに示す状態にあり、コンテナ側可動部材16は
上昇位置にあり、支持部材3はガイド部材5内に
没入した状態にある。この状態でコンテナ側連結
部材11のピン13に荷役車両側連結部材61の
フツク63を係合し、かつ、荷役車両側可動部材
91のクレビス95,95およびピン96によつ
てコンテナ側可動部材16のピン19を係合す
る。そして、油圧シリンダ71を第3図bに示す
ように伸張させると、ピストンロツド71aの先
端が台座48に支持されて、チユーブ71bが上
昇して、上部スプロケツト82が上昇する。上部
チエーン84の一端はブリツジ53に固定されて
いるので、上部スプロケツト82の上昇によつて
他端に取り付けられた荷役車両側連結部材61は
上昇する。一方、荷役車両側可動部材91はコラ
ム51の最下部に静止したままである。そうする
と、第4図bに示すようにコンテナ1の前部はコ
ンテナ側連結部材11を介して荷役車両側連結部
材61によつて持ち上げられ、それと同調してコ
ンテナ1の後部は支持部材3,3によつて次のよ
うに持ち上げられる。すなわち、静止している荷
役車両側可動部材91によつてコンテナ側可動部
材16は地面に対して静止しているため、コンテ
ナ側可動部材16はコンテナ本体2が上昇する
と、コンテナ本体2に対して相対的に下降し、そ
の動きがチエーン21とチエーン40によつて支
持部材3に伝えられて、支持部材3,3は下方に
突出し、コンテナ1の後部を上昇させる。すなわ
ち、コンテナ1の前部は連結部材13によつて引
き上げられ、後部は支持部材3によつて持ち上げ
られ、かつその動きが同調するため、第4図bに
示すように、水平に上昇する。そして、コンテナ
1が荷役車両45の車体のレベルと同一レベルに
なると、この荷役車両側の油圧シリンダ71の作
動を停止する。このときのコラム装置51は第3
図bに示す状態にある。コンテナ1の上昇運動を
停止させて、油圧モータ59を駆動してコラム装
置51を前方に移動させ、第4図cに示すよう
に、コンテナ1をガイドローラ99に乗せて前方
に移動させる。このとき、コンテナ1の後部は支
持部材3の下端のローラ7によつて地上に支持さ
れ、また、コンテナ1の前部の上部と下部は荷役
車両側連結部材61および荷役車両側可動部材9
1によつてコンテナ側連結部材11およびコンテ
ナ側可動部材16を介して引つ張られる。その
後、コンテナ1を荷役車両45に乗せた状態で油
圧シリンダ71を収縮させる。このとき、荷役車
両側連結部材61は、コンテナ1のピン13と係
合しているフツク63によつてコンテナ側連結部
材11の高さに保持される。そのため、チユーブ
71bは下部チエーン85、上部チエーン84に
よつて上下に拘束され、同一の高さに保持され
る。したがつて、第3図cに示すように、ピスト
ンロツドの71aの先端は車体46の台座48を
離れて上昇し、このピストンロツド71aの先端
に連結された荷役車両側可動部材91が上昇させ
られ、さらに、この荷役車両側可動部材91に係
合したコンテナ側可動部材16が上昇させられ、
チエーン40を支持部材3が地上から引き上げら
れ、第4図dに示すような状態になる。
コンテナ1の荷役車両45から降ろす際は、前
述の作動と逆に第4図d,c,b,aの順に作動
させればよい。
このように、このコンテナ荷役車両は、コンテ
ナ側連結部材11によつてコンテナ1の前部を持
ち上げ、または降ろすと共に、それと同調するコ
ンテナ側可動部材16のコンテナ本体2に対する
相対移動をチエーン21,31,40によつて、
支持部材3の上昇または下降運動に変換して、コ
ンテナ1の後部を持ち上げ、また降ろすことがで
き、したがつて、コンテナ1を水平な姿勢で維持
したまま、荷役車両45に積み込み、積み降ろす
ことができる。
また、コンテナ後部の支持部材3を、コンテナ
前部にある可動部材16によつて作動させること
ができるので、このコンテナ荷役車両は単に荷役
車両側可動部材91とコンテナ側可動部材16を
連結し、荷役車両側連結部材61とコンテナ側連
結部材11を連結するだけでコンテナ1を水平な
姿勢を維持したまま簡単に積み込み、降ろすこと
ができる。したがつて、このコンテナ1は、ピア
ノ、家具、割れ物等を搭載しても何等支障なく積
み込み、積み降ろすことができる。
また、このコンテナ荷役車両は油圧シリンダ7
1、スプロケツト82,86、上部チエーン8
4、下部チエーン85により構成された共通駆動
手段で、荷役車両側連結部材61と荷役車両側可
動部材91との両者を駆動するので、荷役車両側
連結部材61と荷役車両側可動部材91とを別々
の駆動用油圧シリンダで駆動する場合に比して構
造が簡単で安価になる。
上記の実施例では、共通駆動手段は油圧シリン
ダ71を左右に並列に2本備えた構造をしている
が、コラム装置の中心に設けた一本の油圧シリン
ダ71によつて、荷役車両側連結部材と荷役車両
側可動部材を駆動するようにしてもよい。
また、上記実施例では、支持部材の下端にロー
ラを設けたが、地面に移動不可に接地する接地部
材を設けてもよい。この場合は、コラム駆動手段
は不要で荷役車両を後退させて、コンテナを荷役
車両上に積み込む。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明のコンテナ
荷役車両は、荷役車両上に前後移動可能にコラム
装置を設け、このコラム装置に荷役車両側連結部
材および荷役車両側可動部材を設け、さらに荷役
車両側連結部材および荷役車両側可動部材を駆動
する共通駆動手段を設ける一方、コンテナ本体の
後部に昇降自在な支持部材を設け、コンテナ本体
の前部にコンテナ側連結部材とコンテナ側可動部
材を設け、このコンテナ側可動部材の作動を上記
支持部材に伝える伝達手段を設けることによつ
て、コンテナの前部をコンテナ側連結部材を介し
て荷役車両側連結部材によつて支持する一方、コ
ンテナの後部を、荷役車両側可動部材によつて拘
束あるいは作動されるコンテナ側可動部材の動作
を伝達手段を介して支持部材に伝えて、支持部材
を上下させて、コンテナの後部を上下動させるよ
うにしているので、コンテナの前部と後部を同期
させて水平方向の姿勢を維持したまま、コンテナ
を荷役車両に積み込み、降ろすことができ、した
がつて、簡単、安価な構成でもつて、ピアノや割
れ物等の運搬を行うことができる。
また、この発明のコンテナ荷役車両は、コンテ
ナの後部を上下動させて支持するための支持部材
の作動をコンテナ前部における可動部材によつて
行なうようにしているので、駆動系を荷役車両側
に設けるだけでよく、コンテナには何等駆動手段
を設ける必要がなく、コンテナを安価に構成する
ことができる。
また、この発明のコンテナ荷役車両は、油圧シ
リンダ、上部スプロケツト、下部スプロケツト、
上部チエーン、下部チエーンにより構成された共
通駆動手段で、荷役車両側連結部材と荷役車両側
可動部材との両者を駆動するので、荷役車両側連
結部材と荷役車両側可動部材とを別々の駆動用油
圧シリンダで駆動する場合に比して構造が簡単で
安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のコンテナの一実施例の斜視
図、第2図はこの発明の荷役車両の一実施例の斜
視図、第3図a,b,cはコラム装置の動作説明
図、第4図a,b,c,dはこの発明のコンテナ
荷役車両の動作説明図である。 1…コンテナ、2…コンテナ本体、3…支持部
材、11…コンテナ側連結部材、16…コンテナ
側可動部材、45…荷役車両、51…コラム装
置、61…荷役車両側連結部材、91…荷役車両
側可動部材、21,40…チエーン、59…油圧
モータ、71…油圧シリンダ、82…上部スプロ
ケツト、84…上部チエーン、85…下部チエー
ン、86…下部スプロケツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンテナ1と荷役車両45からなり、 上記コンテナ1は、コンテナ本体2と、コンテ
    ナ本体2の後部に昇降自在に設けられ、上記コン
    テナ本体2を地上に支持する支持部材3と、上記
    コンテナ本体2の前部に固定されたコンテナ側連
    結部材11と、上記コンテナ本体2の前部に上下
    動可能に設けられたコンテナ側可動部材16と、
    上記コンテナ側可動部材16の作動を上記支持部
    材3に伝えて上記支持部材3を昇降させる伝達手
    段21,31,40を備え、 上記荷役車両45は、車体46,47と、この
    車体46,47上を前後移動可能に設けられ、コ
    ラム55を有するコラム装置51と、上記コラム
    装置51に上下移動可能に設けられ、上記コンテ
    ナ側連結部材11に連結される荷役車両側連結部
    材61と、上記コラム装置51に上下移動可能に
    設けられ、上記コンテナ側可動部材16に連結さ
    れる荷役車両側可動部材91と、上記荷役車両側
    連結部材61と上記荷役車両側可動部材91とを
    上下動あるいは静止させる共通駆動手段71,8
    2,86,84,85とを備え、 上記共通駆動手段71,82,86,84,8
    5は、上記コラム装置51のコラム55に沿つて
    立設され、下方に突出して台座に支持されるピス
    トンロツド71aの先端部に上記荷役車両側可動
    部材91が取り付けられた流体シリンダ71と、
    この流体シリンダ71のチユーブ71bの上端と
    下端にそれぞれ設けられた上部スプロケツト82
    および下部スプロケツト86と、一端が上記荷役
    車両側連結部材61に連結される一方、他端が上
    記コラム装置51に連結され、上記上部スプロケ
    ツト82を巻回する上部チエーン84と、一端が
    上記荷役車両側連結部材61に連結される一方、
    他端が上記コラム装置51に連結され、上記下部
    スプロケツト86を巻回する下部チエーン85と
    を備えたことを特徴とするコンテナ荷役車両。
JP28637888A 1988-11-11 1988-11-11 コンテナ荷役車両 Granted JPH02133251A (ja)

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