JPH056477B2 - - Google Patents
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- JPH056477B2 JPH056477B2 JP59123640A JP12364084A JPH056477B2 JP H056477 B2 JPH056477 B2 JP H056477B2 JP 59123640 A JP59123640 A JP 59123640A JP 12364084 A JP12364084 A JP 12364084A JP H056477 B2 JPH056477 B2 JP H056477B2
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、衣類乾燥機に係り、さらに詳細に
は、回転ドラム内で衣類を熱風乾燥させる衣類乾
燥機の自動運転,停止装置に関するもので、特
に、少量負荷の場合の熱風吹き抜けによる乾き不
足を解消するようにした衣類乾燥機に関するもの
である。
は、回転ドラム内で衣類を熱風乾燥させる衣類乾
燥機の自動運転,停止装置に関するもので、特
に、少量負荷の場合の熱風吹き抜けによる乾き不
足を解消するようにした衣類乾燥機に関するもの
である。
乾燥機ドラム内の衣類の量を検知する手段とし
ては、ドラム内の温度変化から検知する場合と、
ドラム内の湿度変化から検知する場合とがある
が、乾燥終了時点でのそれぞれの変化率は、第5
図に示すように、湿度検知による場合の方が大き
く、この変化率が大きいということは、外乱に対
して強く信頼性の高い検知を行うことができ、ま
た乾燥度を細かくコントロールできる利点を有し
ている。
ては、ドラム内の温度変化から検知する場合と、
ドラム内の湿度変化から検知する場合とがある
が、乾燥終了時点でのそれぞれの変化率は、第5
図に示すように、湿度検知による場合の方が大き
く、この変化率が大きいということは、外乱に対
して強く信頼性の高い検知を行うことができ、ま
た乾燥度を細かくコントロールできる利点を有し
ている。
また、乾燥機ドラム内の湿度変化によつて衣類
の量を検知する場合は、ドラム内の空気の状態を
直接測定するので、その検知が容易であるのに対
し、乾燥機ドラム内の温度変化によつて衣類の量
を検知する場合は、循環風量、綿ごみの詰まり、
周囲温度などの影響を受け易く、これらの影響を
補正するための回路構成が複雑になることは否め
ない。
の量を検知する場合は、ドラム内の空気の状態を
直接測定するので、その検知が容易であるのに対
し、乾燥機ドラム内の温度変化によつて衣類の量
を検知する場合は、循環風量、綿ごみの詰まり、
周囲温度などの影響を受け易く、これらの影響を
補正するための回路構成が複雑になることは否め
ない。
ところで、衣類を乾燥させる場合、衣類の量が
少なくなると、熱風の吹き抜けが多く、衣類に当
たる量が減るため乾きが悪く、特に、ドラム出口
近傍に取付けるようにした湿度検出素子でドラム
の相対湿度を測定する場合、熱風の吹き抜け量が
多いので相対湿度が低くなり、乾いたと判断して
停止する。
少なくなると、熱風の吹き抜けが多く、衣類に当
たる量が減るため乾きが悪く、特に、ドラム出口
近傍に取付けるようにした湿度検出素子でドラム
の相対湿度を測定する場合、熱風の吹き抜け量が
多いので相対湿度が低くなり、乾いたと判断して
停止する。
ところが、実際は乾いていないということが生
じる不具合があつた。
じる不具合があつた。
本発明は、上記の不具合を解消し、少量負荷
で、なお布地の種類が変つても、二段構えの判定
手段によつて当該少量負荷を確実に判定し、未乾
燥を防止するようにした衣類乾燥機の提供を、そ
の目的とするものである。
で、なお布地の種類が変つても、二段構えの判定
手段によつて当該少量負荷を確実に判定し、未乾
燥を防止するようにした衣類乾燥機の提供を、そ
の目的とするものである。
本発明は、回転ドラム内の衣類に熱風を貫流さ
せて乾燥する衣類乾燥機において、ドラム出口の
近傍に、衣類の乾燥度を示す湿度の変化を検知す
る湿度センサーを設け、その湿度の変化を電気抵
抗値に変換する湿度検知回路と、この湿度検知回
路よりの電気抵抗値と衣類の任意の乾燥度に対応
して設定された電気抵抗値とを比較する比較回路
と、この比較回路による運転開始後の所定時間に
おける両電気抵抗値の比較によつて上記の湿度検
知回路により変換された電気抵抗値が上記設定の
最小抵抗値を越えたら衣類の量を少量と判断し、
また前記の所定時間に最小抵抗値を越えない場合
は、その後に最小抵抗値になつてから次の乾燥度
に係る設定抵抗値を検出するまでの時間を測定し
て、その時間が設定時間内なら衣類の量を少量と
判断し、これらのいずれの判断の場合も共に、上
記設定した電気抵抗値の許容最大抵抗値を検出す
るまで運転を継続指示する、マイクロコンピユー
タよりなる指示制御手段とを具備せしめたことを
特徴とするものである。
せて乾燥する衣類乾燥機において、ドラム出口の
近傍に、衣類の乾燥度を示す湿度の変化を検知す
る湿度センサーを設け、その湿度の変化を電気抵
抗値に変換する湿度検知回路と、この湿度検知回
路よりの電気抵抗値と衣類の任意の乾燥度に対応
して設定された電気抵抗値とを比較する比較回路
と、この比較回路による運転開始後の所定時間に
おける両電気抵抗値の比較によつて上記の湿度検
知回路により変換された電気抵抗値が上記設定の
最小抵抗値を越えたら衣類の量を少量と判断し、
また前記の所定時間に最小抵抗値を越えない場合
は、その後に最小抵抗値になつてから次の乾燥度
に係る設定抵抗値を検出するまでの時間を測定し
て、その時間が設定時間内なら衣類の量を少量と
判断し、これらのいずれの判断の場合も共に、上
記設定した電気抵抗値の許容最大抵抗値を検出す
るまで運転を継続指示する、マイクロコンピユー
タよりなる指示制御手段とを具備せしめたことを
特徴とするものである。
なお補足すると、次のとおりである。
すなわち、先に述べた従来の不具合を解決すべ
く、任意の乾燥度に設定した電気抵抗値の最小値
を基準に、運転開始から特定時間後に、それを越
えた場合、少量負荷と判断し、かつ、その特定時
間後に前記の最小値を越えなくても、その後の最
小電気抵抗値検出から次の抵抗値検出までの時間
を測定し、設定時間内なら少量と判断して、共に
最大抵抗値検出まで運転させ、乾き不足を解消す
るようにしたものである。
く、任意の乾燥度に設定した電気抵抗値の最小値
を基準に、運転開始から特定時間後に、それを越
えた場合、少量負荷と判断し、かつ、その特定時
間後に前記の最小値を越えなくても、その後の最
小電気抵抗値検出から次の抵抗値検出までの時間
を測定し、設定時間内なら少量と判断して、共に
最大抵抗値検出まで運転させ、乾き不足を解消す
るようにしたものである。
本発明に係る衣類乾燥機の一実施例を、各図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る除湿形衣類
乾燥機の一部開披縦断面図、第2図は、その湿度
センサーを用いた制御回路のブロツク図、第3図
は、その自動運転,停止メカニズムの説明図、第
4図は、その湿度センサーによる電気抵抗値と相
対湿度との関係説明図である。
乾燥機の一部開披縦断面図、第2図は、その湿度
センサーを用いた制御回路のブロツク図、第3図
は、その自動運転,停止メカニズムの説明図、第
4図は、その湿度センサーによる電気抵抗値と相
対湿度との関係説明図である。
図で、1は外枠、2は回転ドラムに係るドラ
ム、3は熱源、4はドラム空気出口、5はフアン
熱交入口、6はダクト、7は両翼フアン、8はフ
アンケーシング、9はフエルト、10は湿度検出
手段に係る湿度センサー、11は気密用フエル
ト、12は仕切り板、13は円板、14はモー
タ、15はベルト、16はフアン用プーリ、17
はフアン用ベルト、18はダクト、19は裏蓋、
20はドラム支持部、Cは、外部から操作しうる
ようにした、指示制御手段、Fはフイルターであ
る。
ム、3は熱源、4はドラム空気出口、5はフアン
熱交入口、6はダクト、7は両翼フアン、8はフ
アンケーシング、9はフエルト、10は湿度検出
手段に係る湿度センサー、11は気密用フエル
ト、12は仕切り板、13は円板、14はモー
タ、15はベルト、16はフアン用プーリ、17
はフアン用ベルト、18はダクト、19は裏蓋、
20はドラム支持部、Cは、外部から操作しうる
ようにした、指示制御手段、Fはフイルターであ
る。
そして、上記のドラム空気出口4とフアン熱交
入口5との間は、ドラム出口近傍の例示に係るド
ラム出口風路間に相当するものである。
入口5との間は、ドラム出口近傍の例示に係るド
ラム出口風路間に相当するものである。
すなわち、第1図に示すものは、外枠1内に回
転自在に軸支されたドラム2と、熱風を得るため
のヒータに係る熱源3と、ドラム2を駆動するた
めのベルト15、モータ14と、ドラム2の循環
風(実線の矢印)出口に係るドラム空気出口4に
対向させて入口を設けた、両翼フアン7を収納し
たフアンケーシング8を、ドラム2と気密用フエ
ルト11によつて気密に保ち、そのフアンケーシ
ング8の仕切りは、フアンケーシング8の内周に
全周にわたつて設けた仕切り板12と、両翼フア
ン7の外周にわたつて設けた接触面に接触抵抗の
小さいフエルト9を貼り付けた円板13とを、非
接触あるいは接触させて、循環風路側と後述の冷
却風路側とに、気密に仕切つたものである。
転自在に軸支されたドラム2と、熱風を得るため
のヒータに係る熱源3と、ドラム2を駆動するた
めのベルト15、モータ14と、ドラム2の循環
風(実線の矢印)出口に係るドラム空気出口4に
対向させて入口を設けた、両翼フアン7を収納し
たフアンケーシング8を、ドラム2と気密用フエ
ルト11によつて気密に保ち、そのフアンケーシ
ング8の仕切りは、フアンケーシング8の内周に
全周にわたつて設けた仕切り板12と、両翼フア
ン7の外周にわたつて設けた接触面に接触抵抗の
小さいフエルト9を貼り付けた円板13とを、非
接触あるいは接触させて、循環風路側と後述の冷
却風路側とに、気密に仕切つたものである。
そして、フアンケーシング8の、第1図の下方
右側の循環側出口は、途中に排水口を設けたダク
ト6と、ダクト18とでつながれて循環風路を形
成しているものである。
右側の循環側出口は、途中に排水口を設けたダク
ト6と、ダクト18とでつながれて循環風路を形
成しているものである。
また、冷却風は、裏蓋19の中央部に設けた吸
気口から吸込み、裏蓋19の上部から排気するも
のであり(点線の矢印)、これにより冷却風路を
形成しているものである。
気口から吸込み、裏蓋19の上部から排気するも
のであり(点線の矢印)、これにより冷却風路を
形成しているものである。
そして、さきにも述べたように、ドラム空気出
口4と、フアンケーシング8の入口に係るフアン
熱交入口5との風路間に湿度センサー10が取付
けてある。
口4と、フアンケーシング8の入口に係るフアン
熱交入口5との風路間に湿度センサー10が取付
けてある。
第2図は、前記の湿度センサー10を使用した
制御回路のブロツク図である。
制御回路のブロツク図である。
なお、第2図で、ヒータ3、湿度サンサー1
0、モータ14などを除いた諸構成により、さき
に述べた指示制御手段Cを形成するものである。
0、モータ14などを除いた諸構成により、さき
に述べた指示制御手段Cを形成するものである。
いま、電源スイツチを入れると、マイクロコン
ピユータは初期状態に設定され、ドアスイツチの
信号がフオトカプラを介してマイクロコンピユー
タに入力されると、乾燥モード設定待ちの状態に
なるものである。
ピユータは初期状態に設定され、ドアスイツチの
信号がフオトカプラを介してマイクロコンピユー
タに入力されると、乾燥モード設定待ちの状態に
なるものである。
そして、乾燥モード選択回路における、後述す
る、例えば「アイロン」,「標準」,「念入り」乾燥
のいずれかの乾燥モードが選択されると、予め各
乾燥モードに対応して設定された各電気抵抗値
と、湿度センサー10からの検出湿度を電気抵抗
値に変換する湿度検知回路よりの電気抵抗値と
を、比較回路で比較し、その湿度センサー10か
らの電気抵抗値が大きければ、マイクロコンピユ
ータ内で処理され、次の処理に進むようにするも
のである。
る、例えば「アイロン」,「標準」,「念入り」乾燥
のいずれかの乾燥モードが選択されると、予め各
乾燥モードに対応して設定された各電気抵抗値
と、湿度センサー10からの検出湿度を電気抵抗
値に変換する湿度検知回路よりの電気抵抗値と
を、比較回路で比較し、その湿度センサー10か
らの電気抵抗値が大きければ、マイクロコンピユ
ータ内で処理され、次の処理に進むようにするも
のである。
次に、第3図により、自動運転,停止のメカニ
ズムを説明する。
ズムを説明する。
すなわち、まず、衣類の任意の乾燥度に対応し
た、さきの第2図の乾燥モード選択回路における
各乾燥モードの電気抵抗値を、それぞれR1,
R2,R3とし、例えば、R1は、ある程度湿り気が
残る乾燥度に係る電気抵抗値とし、R2は、湿り
のない乾燥度に係る電気抵抗値とし、またR3は、
過乾燥気味の乾燥度に係る電気抵抗値とするよう
に、それぞれの電気抵抗値を設定し、それらの関
係をR1<R2<R3の関係として、例えば、R1を
「アイロン」、R2を「標準」、R3を「念入り」乾
燥と、それぞれ呼んで、その設定した乾燥度の電
気抵抗値になつたら、仕上乾燥を行い停止する仕
組としたものである。
た、さきの第2図の乾燥モード選択回路における
各乾燥モードの電気抵抗値を、それぞれR1,
R2,R3とし、例えば、R1は、ある程度湿り気が
残る乾燥度に係る電気抵抗値とし、R2は、湿り
のない乾燥度に係る電気抵抗値とし、またR3は、
過乾燥気味の乾燥度に係る電気抵抗値とするよう
に、それぞれの電気抵抗値を設定し、それらの関
係をR1<R2<R3の関係として、例えば、R1を
「アイロン」、R2を「標準」、R3を「念入り」乾
燥と、それぞれ呼んで、その設定した乾燥度の電
気抵抗値になつたら、仕上乾燥を行い停止する仕
組としたものである。
そして、第3図の初期工程というのは、湿度検
知回路で変換された電気抵抗値を比較回路で比較
しても、その設定値との比較結果により次の指示
を、特にマイクロコンピユータが行わない時間
T1に該当する工程であり、また湿度センサー検
知工程というのは、湿度に係る電気抵抗値をマイ
クロコンピユータに取込み、指示制御を行う時間
T2に該当する工程である。
知回路で変換された電気抵抗値を比較回路で比較
しても、その設定値との比較結果により次の指示
を、特にマイクロコンピユータが行わない時間
T1に該当する工程であり、また湿度センサー検
知工程というのは、湿度に係る電気抵抗値をマイ
クロコンピユータに取込み、指示制御を行う時間
T2に該当する工程である。
ここで、少量の衣類を乾燥させる場合について
説明すると、次のとおりである。
説明すると、次のとおりである。
少量の衣類の場合、熱風が吹き抜けるため、運
転開始から負荷量が多い場合に比べて相対湿度が
低く、しかも乾き始めてくると、急激に変化す
る。そして終りに近づくと、第3図のA1のごと
く曲線が緩やかになり乾きにくい様相を呈するも
のであり、これを「念入り」乾燥に係る電気抵抗
値R3を検出するめで乾燥させると、充分な乾き
を得ることができるものである。
転開始から負荷量が多い場合に比べて相対湿度が
低く、しかも乾き始めてくると、急激に変化す
る。そして終りに近づくと、第3図のA1のごと
く曲線が緩やかになり乾きにくい様相を呈するも
のであり、これを「念入り」乾燥に係る電気抵抗
値R3を検出するめで乾燥させると、充分な乾き
を得ることができるものである。
すなわち、いま、少量負荷を乾燥させた場合、
第3図のA1,A2のごとく、初期工程T1を過ぎた
あたりから、熱風の吹き抜けにより急激に電気抵
抗値が変化し、「標準」乾燥モードに選択された
場合、その電気抵抗値に対応した乾燥度と、ドラ
ム2の中の衣類の乾燥度とは、合致せず、ドラム
2の中の衣類は未乾燥の状態にあり、「標準」乾
燥の設定であつても、未乾燥防止のため、「念入
り」乾燥まで乾燥させる必要があるものである。
第3図のA1,A2のごとく、初期工程T1を過ぎた
あたりから、熱風の吹き抜けにより急激に電気抵
抗値が変化し、「標準」乾燥モードに選択された
場合、その電気抵抗値に対応した乾燥度と、ドラ
ム2の中の衣類の乾燥度とは、合致せず、ドラム
2の中の衣類は未乾燥の状態にあり、「標準」乾
燥の設定であつても、未乾燥防止のため、「念入
り」乾燥まで乾燥させる必要があるものである。
したがつて、本発明においては、少量負荷を判
断するため、最初に、初期工程T1後に、電気抵
抗値R1の信号があるか否かを調べて、ある場合
〔A1の場合(例えばワイシヤツなどの化繊物1〜
2枚,0.5Kg以下)〕と、初期工程T1に電気抵抗
値R1の信号がなく、センサー検知工程T2にあ
り、そして、次に設定された電気抵抗値R2の信
号が入力されるまでの時間が予め設定された時間
t(分)以内である場合〔A2の場合(例えばアン
ダーシヤツなどの木綿物1〜2枚,0.5Kg以下)〕
との、いずれの場合も少量負荷と判断して、「念
入り」乾燥まで乾燥させるようにしたものであ
る。
断するため、最初に、初期工程T1後に、電気抵
抗値R1の信号があるか否かを調べて、ある場合
〔A1の場合(例えばワイシヤツなどの化繊物1〜
2枚,0.5Kg以下)〕と、初期工程T1に電気抵抗
値R1の信号がなく、センサー検知工程T2にあ
り、そして、次に設定された電気抵抗値R2の信
号が入力されるまでの時間が予め設定された時間
t(分)以内である場合〔A2の場合(例えばアン
ダーシヤツなどの木綿物1〜2枚,0.5Kg以下)〕
との、いずれの場合も少量負荷と判断して、「念
入り」乾燥まで乾燥させるようにしたものであ
る。
なお、第3図のA3は、定格容量の衣類を乾燥
させた場合を示すもので、これは、通常の設定さ
れた電気抵抗値で、所定の乾燥度が得られるもの
である。すなわち、衣類の布地の積類などには無
関係に、少量でない定格容量乾燥を示すものであ
る。
させた場合を示すもので、これは、通常の設定さ
れた電気抵抗値で、所定の乾燥度が得られるもの
である。すなわち、衣類の布地の積類などには無
関係に、少量でない定格容量乾燥を示すものであ
る。
しかして、第4図は、湿気センサーによる電気
抵抗値と相対湿度との関係を示し、1>2>3
の関係にあり、これを電気抵抗値のR1,R2,R3
に、それぞれ対応させてあるものである。
抵抗値と相対湿度との関係を示し、1>2>3
の関係にあり、これを電気抵抗値のR1,R2,R3
に、それぞれ対応させてあるものである。
以上のごとく、本発明によれば、少量負荷で、
なお布地の種類が変わつても、二段構えの判定手
段によつて少量負荷を確実に判定し、未乾燥を防
止することができるものであつて、実用的効果に
すぐれた発明ということができる。
なお布地の種類が変わつても、二段構えの判定手
段によつて少量負荷を確実に判定し、未乾燥を防
止することができるものであつて、実用的効果に
すぐれた発明ということができる。
第1図は、本発明の一実施例に係る除湿形衣類
乾燥機の一部開披縦断面図、第2図は、その湿度
センサーを用いた制御回路のブロツク図、第3図
は、その自動運転停止メカニズムの説明図、第4
図は、その湿度センサーによる電気抵抗値と相対
湿度との関係説明図、第5図aは、乾燥機ドラム
内の湿度変化によつて衣類の量を検知する場合
の、湿度と時間との関係説明図、第5図bは、乾
燥機ドラム内の温度変化によつて衣類の量を検知
する場合の、温度と時間との関係説明図である。 1……外枠、2……ドラム、3……熱源、4…
…ドラム空気出口、5……フアン熱交入口、7…
…両翼フアン、8……フアンケーシング、10…
…湿度センサー、14……モータ、15……ベル
ト、16……フアン用プーリ、17……フアン用
ベルト、18……ダクト、19……裏蓋、20…
…ドラム支持部、C……指示制御手段。
乾燥機の一部開披縦断面図、第2図は、その湿度
センサーを用いた制御回路のブロツク図、第3図
は、その自動運転停止メカニズムの説明図、第4
図は、その湿度センサーによる電気抵抗値と相対
湿度との関係説明図、第5図aは、乾燥機ドラム
内の湿度変化によつて衣類の量を検知する場合
の、湿度と時間との関係説明図、第5図bは、乾
燥機ドラム内の温度変化によつて衣類の量を検知
する場合の、温度と時間との関係説明図である。 1……外枠、2……ドラム、3……熱源、4…
…ドラム空気出口、5……フアン熱交入口、7…
…両翼フアン、8……フアンケーシング、10…
…湿度センサー、14……モータ、15……ベル
ト、16……フアン用プーリ、17……フアン用
ベルト、18……ダクト、19……裏蓋、20…
…ドラム支持部、C……指示制御手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転ドラム内の衣類に熱風を貫流させて乾燥
する衣類乾燥機において、ドラム出口の近傍に、
衣類の乾燥度を示す湿度の変化を検知する湿度セ
ンサーを設け、その湿度の変化を電気抵抗値に変
換する湿度検知回路と、この湿度検知回路よりの
電気抵抗値と衣類の任意の乾燥度に対応して設定
された電気抵抗値とを比較する比較回路と、この
比較回路による運転開始後の所定時間における両
電気抵抗値の比較によつて上記の湿度検知回路に
より変換された電気抵抗値が上記設定の最小抵抗
値を越えたら衣類の量を少量と判断し、また前記
の所定時間に最小抵抗値を越えない場合は、その
後に最小抵抗値になつてから次の乾燥度に係る設
定抵抗値を検出するまでの時間を測定して、その
時間が設定時間内なら衣類の量を少量と判断し、
これらのいずれの判断の場合も共に、上記設定し
た電気抵抗値の許容最大抵抗値を検出するまで運
転を継続指示する、マイクロコンピユータよりな
る指示制御手段とを具備せしめたことを特徴とす
る衣類乾燥機。 2 特許請求の範囲第1項記載の衣類乾燥機にお
いて、「アイロン」乾燥,「標準」乾燥,「念入り」
乾燥のそれぞれの乾燥度に対応して設定した電気
抵抗値を、それぞれ、最小抵抗値、次の設定抵抗
値、最大抵抗値に設定した衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59123640A JPS612898A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59123640A JPS612898A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS612898A JPS612898A (ja) | 1986-01-08 |
JPH056477B2 true JPH056477B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=14865590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59123640A Granted JPS612898A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS612898A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2621004B2 (ja) * | 1992-05-28 | 1997-06-18 | 幸男 中野 | 光の吸収を利用した濃度測定方法 |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP59123640A patent/JPS612898A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS612898A (ja) | 1986-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |