JPH056470Y2 - - Google Patents

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JPH056470Y2
JPH056470Y2 JP1985138423U JP13842385U JPH056470Y2 JP H056470 Y2 JPH056470 Y2 JP H056470Y2 JP 1985138423 U JP1985138423 U JP 1985138423U JP 13842385 U JP13842385 U JP 13842385U JP H056470 Y2 JPH056470 Y2 JP H056470Y2
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JP
Japan
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valve
handle body
valve stem
connecting member
handle
Prior art date
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JP1985138423U
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JPS6246878U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は弁棒と連結されるバルブ開閉操作用の
バルブハンドルに関する。
[従来の技術] 一般的に管路途中に設けられる開閉用バルブ
は、第3図に示されるように、バルブハンドル1
0を備えている。このバルブハンドル10は弁棒
12に同軸的に連結されており、バルブハンドル
10を回転操作することで弁棒12が回転されて
バルブ本体14を開閉するようになつている。
ところで、従来では、バルブハンドル10に連
結部材16を一体的に溶着してあり、この連結部
材16に形成した(矩形)孔へ同断面形状の弁棒
12を挿入させることで、弁棒12との接触部分
を二点設けるようにしていた。
ところが、上記構成では、長年使用すると、弁
棒12が切損することがある。これは弁棒12の
径又は材質等を変えて弁棒の強度を高くすること
で、解決されるが、重量及びコストが増すという
問題があつた。また、バルブハンドル10と弁棒
12と連結部材16とで形成される空隙部に雨水
等がたまつて弁棒12が腐蝕することがあり、弁
棒12の耐久性を損なう原因となつていた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮し、重量及びコストを
増すことなく、雨水等によるバルブハンドル及び
弁棒の腐蝕を抑えることができるバルブハンドル
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るバルブハンドルでは、弁棒と嵌合
され内周面が弁棒の外周面と接触されて弁棒への
回転力伝達用とされた筒状の連結部材を備えてい
る。
[作用] 本考案のバルブハンドルは、プレス加工により
ハンドル本体の外周周縁が屈曲されている。すな
わち、ハンドル本体の断面形状は凹状となつてい
る。また、連結部材は、筒体がハンドル本体の凹
側に突出して固着されている。
ハンドル本体は、この突出した筒部がバルブの
弁棒に嵌合して取り付けられ、このハンドル本体
を回転させることにより、弁棒が一体に回転して
バルブの開閉操作を行うことができる。
通常、バルブの弁棒は、略上方へ向けて突設さ
れるため、ハンドル本体は、凹側が略下方へ向け
られる。したがつて、雨水等が、ハンドル本体に
溜まることがなく、弁棒が筒部に挿入されて連結
されるため、ハンドル本体と弁棒との間にも雨水
等が溜まることがない。
また、ハンドル本体のバーリング加工孔に連結
部材の筒体を挿入し、ハンドル本体と連結部材の
延設部とを固着することにより、ハンドル本体と
連結部材とを広い接触面積で接合することができ
る。これによつて、ハンドル本体の回転力を確実
に弁棒へ伝達することができる。
[実施例] 第1図及び第2図には、本考案に係るバルブハ
ンドルの実施例が適用されたバルブの概略が示さ
れている。
このバルブでは、バルブ本体18の両端部に
は、それぞれ二点鎖線で示される如く、パイプ2
0,20Aが接続されるようになつており、これ
らのパイプ20,20A間を流れる流体の流量を
調節可能とされている。
この流体の流量の調整はバルブハンドル本体2
2の回転操作により弁棒24が回転されること
で、行なわれるようになつている。
バルブハンドル本体22はプレス成形されてお
り、第2図に示される如く、平面形状が八角形状
とされ、第1図に示される如く、その周縁部はな
めらかに屈曲されている。これにより、バルブハ
ンドル本体22は、断面形状が一方に開口された
凹状とされ、把持しやすく、且つ回転操作しやす
くなつている。第1図及び第2図に示される如
く、このバルブハンドル本体22の中央部には、
円形の絞り部26が形成されている。この絞り部
26の絞り底部26A中央には、バーリング加工
された角孔28が形成されている。角孔28の内
周縁端部は直角に屈曲されて垂下されており、角
孔28の内周面の面積を大きくしている。
このバルブハンドル本体22は、連結部材30
を介して弁棒24に同軸的に連結されている。
連結部材30は、角管状の筒部32と、筒部3
2の一端から外方向へ延設されたフランジ部34
とによつて構成されている。この連結部材30
は、筒部32がバルブハンドル本体22の角孔2
8へ挿入嵌合され、バルブハンドル本体22の凹
状部内へ突出されている。また、連結部材30
は、フランジ部34が絞り部26の絞り底部26
Aに当接されて、プロジエクシヨン溶接によつて
接合されている。
連結部材30は、筒部32が弁棒24の中間部
に形成された角形断面形状の連結部36に嵌合さ
れており、バルブハンドル本体22の回転操作に
より弁棒24を回転可能としている。また、この
嵌合状態では、筒部32の内周面の全面が連結部
36の外周面に接触されており、バルブハンドル
本体22の回転操作によりバルブハンドル本体2
2から弁棒24に付与される回転力を筒部32で
分散させ、弁棒24に生ずる応力を小さくしてい
る。
なお、弁棒24の先端部には、ナツト38が螺
合されており、連結部材30の弁棒24からの抜
け出しを阻止してバルブハンドル本体22を弁棒
24に固定している。
このように本実施例では、連結部材30の筒部
32の内周面全面が弁棒24の連結部36の外周
面に接触されて、バルブハンドル本体22の回転
操作時に、弁棒24に生ずる応力を小さくしてい
るので、弁棒24に作用する応力が従来に比べ極
めて小さくなつている。これによつて、弁棒24
の強度を増すことなく、弁棒24の耐久性を向上
することができる。
また、第2図に示されるように、バルブハンド
ル本体22は、凹状の開口が下方へ向けられてい
るため、雨水等が付着してもバルブハンドル本体
22に溜まることがない。さらに、弁棒24の連
結部36へは、筒部32が嵌合されるため、この
嵌合部分にも雨水等が溜まることがなく、弁棒2
4の腐蝕を防止することができ、弁棒24の耐久
性を損なうことがない。
さらに、本実施例では、連結部材30の筒部3
2が角孔28に貫通されて角孔28の内周壁の高
さよりも長くされているので、前記従来の技術で
示したようなバーリング加工が施されているバル
ブハンドルを変更することなく適用することがで
きる。
なお、フランジ部34とバルブハンドル本体2
2との結合はプロジエクシヨン溶接に限らず、ボ
ルト締着等の他の結合手段を用いてもよい。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案に係るバルブハンド
ルでは、弁棒との連結部分に雨水等が溜まること
がない。また、バルブハンドル自体にも雨水等が
溜まることがない。したがつて、バルブハンドル
は勿論、バルブの弁棒の腐蝕も防止することがで
きる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバルブハンドルの実施例
が適用されたバルブの要部断面図、第2図は第1
図の平面図、第3図は従来のバルブを示し第1図
に対応してい示した説明図である。 22……バルブハンドル本体、24……弁棒、
30……連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周周縁がバルブへ向けて湾曲され中央部にバ
    ーリング加工孔が穿設されたハンドル本体と、前
    記バルブの開閉操作用の弁棒に嵌合して一体回転
    可能な筒部を備え該筒部の一方の開口端の周縁か
    ら外方へ延設された延設部が設けられた連結部材
    と、を有し前記筒部を前記バーリング加工孔に挿
    入して前記ハンドル本体の外周周縁部の内方に配
    置すると共に前記延設部をバーリング加工孔周縁
    に固着して前記連結部材と前記ハンドル本体とを
    接合したことを特徴とするバルブハンドル。
JP1985138423U 1985-09-10 1985-09-10 Expired - Lifetime JPH056470Y2 (ja)

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JP1985138423U JPH056470Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JP1985138423U JPH056470Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6246878U JPS6246878U (ja) 1987-03-23
JPH056470Y2 true JPH056470Y2 (ja) 1993-02-18

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ID=31043392

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JP1985138423U Expired - Lifetime JPH056470Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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Cited By (2)

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US9135544B2 (en) 2007-11-14 2015-09-15 Varcode Ltd. System and method for quality management utilizing barcode indicators
US9633296B2 (en) 2012-10-22 2017-04-25 Varcode Ltd. Tamper-proof quality management barcode indicators

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JPS4910668U (ja) * 1972-04-26 1974-01-29

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6246878U (ja) 1987-03-23

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