JPH10213248A - バルブ - Google Patents

バルブ

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JPH10213248A
JPH10213248A JP1651097A JP1651097A JPH10213248A JP H10213248 A JPH10213248 A JP H10213248A JP 1651097 A JP1651097 A JP 1651097A JP 1651097 A JP1651097 A JP 1651097A JP H10213248 A JPH10213248 A JP H10213248A
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JP
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valve
plug
polyethylene
gas pipe
body portion
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JP1651097A
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JP3950508B2 (ja
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Hiroshi Ueda
浩史 上田
Kenji Iizuka
健二 飯塚
Shozo Fujisawa
正造 藤沢
Takahiro Tanaka
孝裕 田中
Teruo Kizu
照雄 木津
Hiroshi Koiwa
博史 小岩
Tomohisa Koyama
智央 小山
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Osaka Gas Co Ltd
Kyosei Corp
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Kyosei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエチレン製ガス管との接続強度が優れ、
また、雨水などの浸食を受けることなく、長期間継続し
て使用できるバルブを提供することを目的とする。 【解決手段】 ボディ部1に設けたガス通路を、このガ
ス通路の途中に設けたプラグ3の回動で開閉するように
したバルブにおいて、ボディ部1をポリエチレンによっ
て形成する。このボディ部1に補強用のコアメタル9を
埋設し、ボディ部1とプラグ3との嵌合部分の周面全面
間に突条付のゴムシール10を設ける。ボディ部1とポ
リエチレン製のガス管7とが同じ材質となり、互いを融
着手段によって接合することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポリエチレン製
のガス管に接続して使用されるバルブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】震災を機に、耐震性に優れたポリエチレ
ン製のガス管が、地中に布設するガス配管に使用されて
いる。
【0003】従来、ガス配管に組み込んで使用する開閉
用のバルブは金属製であり、ボディ部とガス管とが、フ
ランジ継手やねじ式の継手を用いて接続されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金属製バル
ブとポリエチレン製ガス管との接続は、ポリエチレンに
有効な接着剤がないため、上記のようなメカ接合により
行われているが、メカ接合では、ポリエチレン製ガス管
の有する優れた可撓性に比べ、外部からの曲げ応力に弱
いという問題点があった。
【0005】また、こうしたガス配管は、地中に長く埋
設して使用されるため、バルブの外装部分が雨水などの
浸食を受けやすく、耐久性に劣るという問題点もあっ
た。
【0006】この発明では、上記の問題点を解決し、ポ
リエチレン製ガス管と融着可能なことで該ガス管との接
合部分の強度を向上させることができ、また接続部分の
密封度が劣化せず、雨水などの浸食を受けにくいバルブ
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、ボディ部に設けたガス通路を、このガ
ス通路の途中に設けたプラグの回動で開閉するようにし
たバルブにおいて、ボディ部をポリエチレンによって形
成し、このボディ部に補強用のコアメタルを埋設し、ボ
ディ部とプラグとの嵌合部分の周面全面間に、ガス通路
と対応する開口の周囲に突条を有するゴムシールを設け
たものである。
【0008】この構成により、ボディ部とポリエチレン
製のガス管とが同じ材質となり、互いを融着手段によっ
て接続することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、この発明
の実施の形態について説明する。
【0010】図1乃至図3に示す第一例のバルブは、ガ
ス通路が貫通したボディ部1と、このボディ部1に設け
たストレート孔2内に回動自在となるよう嵌挿したスト
レートプラグ3と、上記ストレート孔2の上端開口を閉
塞するようボディ部1に固定されたトップカバー4とか
らなり、ストレートプラグ3上に連設した軸部5の上端
部に、回動操作用のキャップ6が固定されている。
【0011】ボディ部1は、両側にガス管7、7と接続
される筒8を有し、該ボディ部1はガス管7と同じポリ
エチレンで構成されている。また、ストレート孔2をは
さむ両側に、リング状のコアメタル9をガス通路を囲む
ように埋設し、ボディ部1の強度を補っている。
【0012】ストレートプラグ3はボディ部1に嵌挿し
たときに、ボディ部1に対して90度回動することによ
り開閉する弁体になっている。ここで、ボディ部1をポ
リエチレン樹脂製にした場合、ポリエチレン樹脂が軟質
であるために、ガス管7内に存在するダストによりスト
レートプラグ3との間のシール性能が損なわれる。
【0013】そこで、この発明は、ボディ部1のストレ
ート孔2とストレートプラグ3との間の全面に突条付の
ゴムシール10を介在させている。
【0014】この突条付のゴムシール10は、図2およ
び図3に示すように、ストレート孔2とストレートプラ
グ3との間に納まる円筒部11の両側に、ストレートプ
ラグ3の通路12における開口部分に適合する開口13
が設けられ、この円筒部11の上端に外方へ張り出すフ
ランジ14が周設され、さらに、円筒部11の外面で両
開口13と直角の位置に、ボディ部1の凹溝への嵌合に
よって回り止めとなる突条15が設けられている。
【0015】上記円筒部11の内周面と外周面とのそれ
ぞれには、開口13の周囲を囲むように、突条16、1
7が環状に設けられ、ストレート孔2とストレートプラ
グ3の間のシールを完全に行うようになっている。
【0016】このように、ストレート孔2とストレート
プラグ3との間に突条付のゴムシール10を全面に介在
させると、ダストがボディ部1に直接触れるのを防止
し、突条16、17の存在によりプラグ操作時のトルク
の低減、シール性及び耐ダスト性能を向上させることが
できる。
【0017】図4(A)(B)に示す突条付のゴムシー
ル10は、突条16と17とを略矩形状とし、シール性
の向上を図るようにしている。
【0018】図1の如く、軸部5の中程から下端寄りに
は、ガス通路と水平な溝18が設けられ、この溝18に
Oリング19が取り付けられている。さらに軸部5の下
端には、ストレートプラグ3を常時押し下げるスプリン
グ20が取り付けられている。
【0019】トップカバー4はボディ部1、ガス管7と
同じポリエチレンで構成されている。また、ストレート
プラグ3に設けた弁体の取り換えを可能とするために、
ボディ部1のストレート孔2とトップカバー4との閉塞
部にねじ込み式の加工を形成して、着脱可能な構成にし
てもよい。
【0020】ストレートプラグ3上に連設した軸部5の
上端部と回動棒作用のキャップ6とは、ガス管7と水平
な穴を有し、この穴に平行ピン21を取り付けて、キャ
ップ6とストレートプラグ3とを固定している。
【0021】こうした構成により、ボディ部1とガス管
7とは同じ材質で構成されるので、互いに融着手段を用
いて接合することができる。
【0022】なお、図5および図6は、ボディ部1にテ
ーパ孔2aを設け、このテーパ孔2aにテーパプラグ3
aを嵌合した他の実施の形態を示している。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るバルブ
は、バルブのボディ部がポリエチレン製ガス管と同じ材
質で形成されるため、バルブとガス管を熱融着によって
接続することにより、接合部の強度をポリエチレン製ガ
ス管と同等にすることができ、かつ、突条付のゴムシー
ルを用いることにより、トルクの低減、シール性及び耐
ダスト性の向上を図ることができる。
【0024】また、地中に長く埋設して使用しても、ボ
ディ部が浸食を受けにくいので、長期間継続してバルブ
を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示すバルブの縦断正
面図
【図2】(A)は突条付のゴムシールの一部切欠正面
図、(B)は同ゴムシールの一部切欠側面図
【図3】(A)は突条付のゴムシールの一部切欠平面
図、(B)は同ゴムシールの突条部分を示す拡大断面図
【図4】(A)は突条付のゴムシールの他の例を示す一
部切欠正面図、(B)は同ゴムシールの一部切欠側面図
【図5】この発明の実施の他の形態を示すバルブの正面
【図6】図5に示すバルブの左側面図
【符号の説明】
1 ボディ部 2 ストレート孔 2a テーパ孔 3 ストレートプラグ 3a テーパプラグ 4 トップカバー 5 軸部 6 キャップ 7 ガス管 8 筒 9 コアメタル 10 突条付のゴムシール 11 円筒部 12 通路 13 開口 14 フランジ 15 突条 16、17 突条 18 溝 19 Oリング 20 スプリング 21 平行ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 正造 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 田中 孝裕 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 木津 照雄 大阪市西区立売堀2丁目3番11号 株式会 社協成内 (72)発明者 小岩 博史 大阪市西区立売堀2丁目3番11号 株式会 社協成内 (72)発明者 小山 智央 大阪市西区立売堀2丁目3番11号 株式会 社協成内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ部1に設けたガス通路を、このガ
    ス通路の途中に設けたプラグ3の回動で開閉するように
    したバルブにおいて、ボディ部1をポリエチレンによっ
    て形成し、このボディ部1に補強用のコアメタル9を埋
    設し、ボディ部1とプラグ3との嵌合部分の周面全面間
    に、ガス通路と対応する開口の周囲に突条を有するゴム
    シール10を設けたことを特徴とするバルブ。
JP01651097A 1997-01-30 1997-01-30 バルブ Expired - Lifetime JP3950508B2 (ja)

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