JP2001041336A - トランジション機能付バルブ - Google Patents

トランジション機能付バルブ

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JP2001041336A
JP2001041336A JP11210865A JP21086599A JP2001041336A JP 2001041336 A JP2001041336 A JP 2001041336A JP 11210865 A JP11210865 A JP 11210865A JP 21086599 A JP21086599 A JP 21086599A JP 2001041336 A JP2001041336 A JP 2001041336A
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JP
Japan
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valve
synthetic resin
metal
core
pipe
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Application number
JP11210865A
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English (en)
Inventor
Teruo Kizu
照雄 木津
Hiroshi Koiwa
博史 小岩
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Kyosei Corp
Original Assignee
Kyosei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属管と合成樹脂管の接続及び遮断弁の組み
込みに要する構成部材の数を削減でき、しかも、接続作
業の簡略化と能率向上により、施工コストの低減が図れ
るトランジション機能付バルブを提供する。 【解決手段】 金属製のコア13を合成樹脂製のバルブ
本体12内にインサートしたバルブであって、バルブ本
体12の一方の接続口20が合成樹脂製で他方の接続口
25がコア13と一体の金属製であり、合成樹脂製の接
続口20と金属製の接続口25でトランジション機能を
形成し、合成樹脂製バルブを介して行う金属管Bと合成
樹脂管Aの接続の簡略化と能率向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属管と合成樹
脂管の接続に用いるトランジション機能付バルブの構造
に関する。ここで、トランジション機能とは、互いに接
続せんとする管の材質が異なる場合の変換とか変更を意
味し、具体的には、材質の異なる金属管と合成樹脂管を
接続することができる機能のことである。
【0002】
【従来の技術】近年、ガスや水道の埋設配管は金属管か
ら合成樹脂管に移行しており、このため、既設の金属管
と合成樹脂管の接続、埋設した合成樹脂管と地上に引き
出すための金属管の接続が増加している。また、地震や
火災などの緊急時のために、これら接続部分に遮断バル
ブを取り付けるようにしている。
【0003】図4は、従来の金属管と合成樹脂管の接続
方法とこれに用いる合成樹脂製遮断バルブを示し、該合
成樹脂製遮断バルブ1は、バルブ本体2の両側に位置す
る接続口3と4が合成樹脂製であり、この合成樹脂製遮
断バルブ1の一方接続口3を合成樹脂管Aと溶着等の手
段で接続すると共に、他方接続口4と金属管Bをトラン
ジション継手5を介して接続している。
【0004】このトランジション継手5は、金属短管6
内に合成樹脂短管7を挿入し、その嵌合部分にOリング
を組み込むと共に、合成樹脂短管7内にスティフナーを
圧入することで嵌合部分の気密化を図り、合成樹脂短管
7と他方接続口4を樹脂用継手8で接続し、金属短管6
と金属管Bをメカニカル継手9等で接続するようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の金属管と合成樹脂管の接続方法は、トランジシ
ョン継手5の使用により、接続のための構成部材数が多
くなり、そのため、接続工事が煩雑となり、時間と手間
がかかるだけでなく、コスト的にも高くつくという問題
がある。
【0006】そこで、この発明の課題は、金属管と合成
樹脂管の接続及び遮断弁の組み込みに要する構成部材の
数を削減でき、しかも、接続作業の簡略化と能率向上に
より、施工コストの低減が図れるトランジション機能付
バルブを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、金属製のコアを合成樹脂
製のバルブ本体内にインサートしたバルブであって、バ
ルブ本体の一方の接続口が合成樹脂製で他方の接続口が
コアと一体の金属製である構成を採用したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0009】図1は、この発明のトランジション機能付
遮断バルブの第1の実施の形態であるバタフライバルブ
11の例を示し、ポリエチレン等の合成樹脂を用いて形
成したバルブ本体12の内周に金属製のコア13を一体
成形し、このコア13で回転可能に支持した弁軸14
に、バルブ本体12内に納まる径を有する円板状の弁体
15を固定し、上記弁軸14の上端に開閉用の操作軸1
6が連結されている。
【0010】上記バルブ本体12は、円筒部17の上下
に弁軸14の支持部18、19を設けた断面形状に形成
され、円筒部17の一端側が該バルブ本体12と一体の
合成樹脂製となる接続口20になり、他端側が適宜長さ
を有するコア外套部21になっている。
【0011】また、バルブ本体12の内周に一体成形し
たコア13は、バルブ本体12の内周に沿う円筒部22
の上下に弁軸14の支持部23、24を設け、この円筒
部22の一端側はバルブ本体12内に埋設されているの
に対し、他端側はコア13と一体の金属製接続口25と
なり、バルブ本体12の円筒部17における他端側のコ
ア外套部21から外部に所定長さだけ突出している。な
お、金属製接続口25は、接続せんとする金属管Bと同
径になっている。
【0012】上記コア13における円筒部22の一端側
内周面にバルブシート26が組み込まれ、閉弁時に弁体
15がこのバルブシート26に圧接することになると共
に、バルブシート26の端部とバルブ本体12の円筒部
17における一端側の突き合わせ部分は、圧入リング2
7とOリングで気密を保持している。
【0013】図2は、この発明のトランジション機能付
遮断バルブの第2の実施の形態であるプラグバルブ31
の例を示し、ポリエチレン等の合成樹脂を用いて形成し
たバルブ本体32の内部に金属製のコア33を埋め込む
ように一体成形し、バルブ本体32内にプラグ34を回
転可能に収納し、プラグ34の上面に連成した開閉用の
操作軸35にキャップ36が取り付けられている。
【0014】上記プラグ34は、軸心と直行する通路3
7が径方向に貫通し、回転操作によりバルブ本体32の
通路を開閉すると共に、このプラグ34とバルブ本体3
2の嵌合面間にはバルブ本体32に固定したシールゴム
38が設けられ、該嵌合面に気密性を付与している。
【0015】前記バルブ本体32は、円筒部39の上下
にプラグ34の支持部40と41を設けた断面形状に形
成され、円筒部39の一端側が該バルブ本体32と一体
の合成樹脂製となる接続口42になり、他端側が適宜長
さを有するコア外套部43になっている。
【0016】上記コア33は、バルブ本体32の上部の
位置に埋設する上部環状部44と、バルブ本体32の下
部の位置に埋設する下部環状部45と、上部環状部44
と下部環状部45を外周部で結合する円筒部46とから
なり、この円筒部46のバルブ本体32のコア外套部4
3から外部に所定長さだけ突出する部分がコア33と一
体の金属製接続口47になっている。
【0017】なお、図示の場合、コア外套部43と金属
製接続口47の外部にシールリング48を外嵌係止し、
シールリング48の内周面に、コア外套部43と金属製
接続口47の外周に圧接するOリングを組み込み、気密
化を図っている。
【0018】上記のように、第1の実施の形態のバタフ
ライバルブ11及び第2の実施の形態であるプラグバル
ブ31は、その何れにおいても、バルブ本体12、32
が合成樹脂製で、このバルブ本体12、32の一方の接
続口20、42が合成樹脂製となり、他方の接続口2
5、47がコア13、33と一体の金属製になってお
り、この合成樹脂製接続口20、42と金属製接続口2
5、47の組み合わせが、トランジション機能を形成し
ている。
【0019】この発明のトランジション機能付遮断バル
ブは、上記のような構成であり、金属管Bと合成樹脂管
Aの接続を行うには、図3に示すように、バルブ本体1
2、32の合成樹脂製である一方の接続口20、42と
合成樹脂管Aを溶着等の手段で接続し、また、バルブ本
体12、32の金属製接続口25、47と金属管Bをメ
カニカル継手9等を用いて接続する。
【0020】これにより、金属管Bと合成樹脂管Aが合
成樹脂製の遮断バルブを介して接続でき、該バルブの開
閉操作により、管路の遮断又は連通が行え、合成樹脂製
遮断バルブがトランジション機能を備えているので、金
属管Bと合成樹脂管Aの接続に従来のトランジション継
手が不要になり、接続に要するスペースの短縮化と、接
続に要する部材の削減が図れることになる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、金属
製のコアを合成樹脂製のバルブ本体内にインサートした
バルブであって、バルブ本体の一方の接続口を合成樹脂
製とし、他方の接続口をコアと一体の金属製としたの
で、バルブ自体が金属管と合成樹脂管を接続するための
トランジション機能を備えたものとなり、金属管と合成
樹脂管の接続に従来のトランジション継手や樹脂用継手
が不要になり、接続に要するスペースの短縮化と共に接
続に要する部材の削減が図れ、工事の簡素化とコストダ
ウンが可能になる。
【0022】また、金属管と合成樹脂管の接続部分に合
成樹脂製のバルブを介在させることにより、金属管と合
成樹脂管の保守管理の分離が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランジション機能付バルブの第1の実施の形
態であるバタフライバルブの縦断面図
【図2】トランジション機能付バルブの第2の実施の形
態であるプラグバルブの縦断面図
【図3】この発明の合成樹脂製バルブを用いた金属管と
合成樹脂管の接続状態を示す正面図
【図4】従来の合成樹脂製バルブを用いた金属管と合成
樹脂管の接続状態を示す正面図
【符号の説明】
11 バタフライバルブ 12 バルブ本体 13 コア 14 弁軸 15 弁体 20 接続口 25 金属製接続口 31 プラグバルブ 32 バルブ本体 33 コア 42 接続口 47 金属製接続口 A 合成樹脂管 B 金属管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H051 AA02 BB02 BB10 CC15 DD02 DD07 EE05 FF01 FF02 3H052 AA02 BA25 BA26 CC07 CC09 EA01 EA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のコアを合成樹脂製のバルブ本体
    内にインサートしたバルブであって、バルブ本体の一方
    の接続口が合成樹脂製で他方の接続口がコアと一体の金
    属製であることを特徴とするトランジション機能付バル
    ブ。
JP11210865A 1999-07-26 1999-07-26 トランジション機能付バルブ Pending JP2001041336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108730590A (zh) * 2017-04-18 2018-11-02 株式会社不二工机 控制阀及其制造方法
JP2020173016A (ja) * 2019-04-15 2020-10-22 株式会社クボタケミックス ルーズフランジ付き管継手

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