JPH056464U - 帯電器の支持構造 - Google Patents

帯電器の支持構造

Info

Publication number
JPH056464U
JPH056464U JP5255591U JP5255591U JPH056464U JP H056464 U JPH056464 U JP H056464U JP 5255591 U JP5255591 U JP 5255591U JP 5255591 U JP5255591 U JP 5255591U JP H056464 U JPH056464 U JP H056464U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
charger
shaft
support structure
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5255591U
Other languages
English (en)
Inventor
英樹 北
Original Assignee
三田工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三田工業株式会社 filed Critical 三田工業株式会社
Priority to JP5255591U priority Critical patent/JPH056464U/ja
Publication of JPH056464U publication Critical patent/JPH056464U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体の軸芯方向に係る表面電位の調整・設
定を高精度に行い得るような帯電器の支持構造の提供。 【構成】 メインワイヤ15及びグリッドワイヤ16を
備えた帯電器9のシールドケース14が,板バネ22に
て感光体13の軸芯に向けて弾性付勢されている。上記
シールドケース14の下面側が調整板17にて支持さ
れ,例えば該調整板17に螺合されたビス20(高さ調
整部材の一例)が感光体13を支持する軸11の端部上
面に当接されている。上記構成により,感光体13の周
面に対してメインワイヤ15及びグリッドワイヤ16を
移動調整する際,上記ビス20を適宜の方向へ回転させ
ることにより,上記帯電器9が上記軸11を基準として
移動される。これにより,その位置決め寸法は高精度を
得ることができ,上記感光体13の軸芯方向に係る表面
電位を高精度に調整・設定することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,感光体の周面に対向して配備される帯電器の支持構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
一般に複写機等の画像形成装置においては,例えば図5に示す如く,感光体1 の周面に対向して帯電器2が配備されている。 上記感光体1は,フレーム3に軸4にて回転自在に支持されており,図外の駆 動機構にて回転駆動される。 上記帯電器2は,断面略コの字形状に形成されたシールドケース5を具備し, 上記感光体1の軸芯方向に帯電用のメインワイヤ6が張設されている。 そして,上記帯電器2は,上記感光体1の軸芯を含む面内で該軸芯に対して直 角方向へ移動可能に支持されており,ビス7を適宜の方向へ回転操作することに より,移動調節される。 この場合,上記ビス7の先端部は,上記フレーム3の一部分に当接されている ことから,上記帯電器2は上記フレーム3を基準に矢印8方向へ移動調整され, これにより,上記感光体1の周面と上記メインワイヤ6との間における距離が変 化させられ,該感光体1の軸芯方向に関する表面電位の調整が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したような従来の帯電器2の支持構造では,一般に製かん加工にて形成さ れるフレーム3を介して間接的に感光体1の周面に対するメインワイヤ6の距離 調整が行われるため,位置決め精度が悪く,ひいては感光体1の軸芯方向に係る 表面電位を高精度に設定することができないという不具合を招く。 そこで,本考案が目的とするところは,感光体の周面に対して帯電用のワイヤ を移動調整する際,その位置決め寸法精度を向上させて該感光体の軸芯方向に係 る表面電位を高精度に調整・設定することのできる帯電器の支持構造を提供する ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本考案が採用する主たる手段は,その要旨とする ところが,軸にて回転自在に支持された感光体の周面に対向して配備され,該感 光体の軸芯方向に帯電用のワイヤが張設された帯電器の支持構造において,上記 帯電器を,上記感光体の軸芯に対して略直角方向へ移動可能に支持してその軸芯 に向けて付勢すると共に上記感光体の軸芯に対して略直角に配設された高さ調整 部材を介して上記軸にて支持し,上記高さ調整部材を調整することにより該帯電 器を上記軸に対して付勢力に抗して移動させるようにした点に係る帯電器の支持 構造である。
【0005】
【作用】
本考案に係る帯電器の支持構造においては,感光体の軸芯に対して略直角に配 設された高さ調整部材を適宜操作することにより,感光体を支持する軸を基準と して帯電器が移動調整される。 これにより,上記感光体の周面に対する帯電用のワイヤの位置決め寸法精度が 向上され,ひいては,該感光体の軸芯方向に係る表面電位が高精度に調整・設定 される。
【0006】
【実施例】
以下添付図面を参照して,本考案を具体化した実施例につき説明し,本考案の 理解に供する。尚,以下の実施例は,本考案を具体化した一例であって,本考案 の技術的範囲を限定する性格のものではない。 ここに,図1は本考案の一実施例に係る帯電器の支持構造を示す要部の透視し た状態での斜視図,図2は図1に示した部分の構造を示すものであって,(A) は正断面図,(B)は側面図,図3は本考案の他の実施例に係る帯電器の支持構 造を示す要部正断面図,図4は本考案の更に他の実施例に係る帯電器の支持構造 を示す要部正断面図である。 この実施例に係る帯電器9の支持構造では,図1及び図2(A),(B)に示 す如く,フレーム10に設けられた軸11に,軸受12を介して感光体13が回 転自在に支持されている。上記帯電器9は,上記感光体13の周面に対向して配 備され,断面略コの字形状に形成されたシールドケース14を具備している。上 記シールドケース14のほぼ中央部分であって,上記感光体13の軸芯方向には メインワイヤ15が張設されており,上記感光体13の周面に近接する位置には ,その軸芯方向にグリッドワイヤ16が張設されている。 上記フレーム10を貫通した上記軸11の端部上方には,略L字形状に折り曲 げ成形された調整板17が配備されている。上記調整板17には上下方向に長孔 18が穿設されており,該長孔18に,上記フレーム10に植設されたピン19 が挿入されることにより,上記調整板17が上記感光体13の軸芯に対して略直 角方向へ移動可能に支持されている。 上記調整板17の折り曲げ部分にはビス20(高さ調整部材)が螺合され,該 ビス20の下方先端部が,上記軸11の端部上面に直接当接されている。 上記調整板17の上端面には,上記フレーム10に穿設された長孔21を通し て外方へ突出された上記帯電器9のシールドケース14の端部下面側が当接され ており,該帯電器9は,板バネ22にて常時上記感光体13の軸芯に向けて弾性 付勢されている。
【0007】 即ち,本実施例に係る帯電器9は,上記感光体13の軸芯に対して略直角方向 へ調整板17を介して移動可能に配備されると共に,その軸芯に向けて板バネ2 2にて弾性付勢されている。そして,上記帯電器9は,上記感光体13の軸芯に 対して略直角に配設されたビス20を介して上記感光体13を支持する軸11に て支持されている。 従って,本実施例構造では,感光体13の周面に対してメインワイヤ15及び グリッドワイヤ16を移動調整する際,ビス20を適宜の方向へ回転させること により,帯電器9は上記軸11に対して板バネ22の弾性付勢力に抗して移動す る。このように,感光体13を支持する軸11を基準として帯電器9が移動され ることから,上記感光体13の周面に対する上記メインワイヤ15及びグリッド ワイヤ16の位置決め寸法は高精度を確保することができる。 その結果,上記感光体13の軸芯方向に係る表面電位を高精度に調整・設定す ることができる。 尚,実施例に係る支持構造では,上記したようなビス20に代えて,図3に示 すように,偏心カム23を調整板17に回動可能に設け,該偏心カム23を回動 させることにより帯電器9を移動させたり,あるいは図4に示すように,軸11 と調整板17との間にくさび形カム24を介装し,該くさび形カム24を矢印方 向へ出し入れすることにより帯電器9を移動させるようにしてもよい。 また,本実施例に係る各帯電器9の支持構造では,感光体13に対してシール ドケース14の上面側へ板バネ22を配設し,この板バネ22の弾性付勢力にて 上記感光体13に向けて上記帯電器9を付勢する場合を例に説明したが,上記板 バネ22に代えて,上記軸11と上記シールドケース14との間に引張バネを介 装し,この引張バネの弾性付勢力にて上記感光体13に向けて上記帯電器9を付 勢するようにしてもよい。 更に,上記のようなバネ部材を省略し,上記帯電器9自身の自重にて該帯電器 9を上記感光体13の軸芯に向けて付勢するようにしても良く,更には,上記ビ ス20や偏心カム23を上記軸11側へ螺合あるいは設け,その先端部あるいは 周面にて上記調整板17の下面側を支持し,該調整板17を介して上記帯電器9 を上下方向へ移動させるようにしてもよい。
【0008】
【考案の効果】
本考案は,上記したように,軸にて回転自在に支持された感光体の周面に対向 して配備され,該感光体の軸芯方向に帯電用のワイヤが張設された帯電器の支持 構造において,上記帯電器を,上記感光体の軸芯に対して略直角方向へ移動可能 に支持してその軸芯に向けて付勢すると共に上記感光体の軸芯に対して略直角に 配設された高さ調整部材を介して上記軸にて支持し,上記高さ調整部材を調整す ることにより該帯電器を上記軸に対して付勢力に抗して移動させるようにしたこ とを特徴とする帯電器の支持構造であるから,感光体の周面に対して帯電用のワ イヤを移動調整する際における位置決め寸法精度を向上させることができる。 これにより,上記感光体の軸芯方向に係る表面電位を高精度に調整・設定する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る帯電器の支持構造を
示す要部の透視した状態での斜視図。
【図2】 図1に示した部分の構造を示すものであっ
て,(A)は正断面図,(B)は側面図。
【図3】 本考案の他の実施例に係る帯電器の支持構造
を示す要部正断面図。
【図4】 本考案の更に他の実施例に係る帯電器の支持
構造を示す要部正断面図。
【図5】 従来の帯電器の支持構造を示す正面図。
【符号の説明】
9…帯電器 10…フレーム 11…軸 12…軸受 13…感光体 14…シールドケース 15…メインワイヤ 16…グリッドワイヤ 17…調整板 18,21…長孔 19…ピン 20…ビス 22…板バネ 23…偏心カム 24…くさび形カム

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 軸にて回転自在に支持された感光体の周
    面に対向して配備され,該感光体の軸芯方向に帯電用の
    ワイヤが張設された帯電器の支持構造において,上記帯
    電器を,上記感光体の軸芯に対して略直角方向へ移動可
    能に支持してその軸芯に向けて付勢すると共に上記感光
    体の軸芯に対して略直角に配設された高さ調整部材を介
    して上記軸にて支持し,上記高さ調整部材を調整するこ
    とにより該帯電器を上記軸に対して付勢力に抗して移動
    させるようにしたことを特徴とする帯電器の支持構造。
JP5255591U 1991-07-08 1991-07-08 帯電器の支持構造 Pending JPH056464U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5255591U JPH056464U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 帯電器の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5255591U JPH056464U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 帯電器の支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056464U true JPH056464U (ja) 1993-01-29

Family

ID=12918063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5255591U Pending JPH056464U (ja) 1991-07-08 1991-07-08 帯電器の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056464U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142088A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Tdk Corp リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス
JP2013073067A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142088A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Tdk Corp リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス
JP2013073067A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101625818B1 (ko) 휴대단말기용 카메라 모듈의 렌즈 이송장치
GB2103428A (en) Adjusting device for motor shafts
JPS5926013B2 (ja) 複写機の原稿抑えの保持機構
JPH056464U (ja) 帯電器の支持構造
JPH0515618Y2 (ja)
JP2005037954A (ja) 原稿圧着板開閉装置
JPS6023621A (ja) 保持装置
JP2019120274A (ja) 開閉装置、並びに情報端末機器
JPH1177165A (ja) 板材の折り曲げ機
JPH0624842Y2 (ja) 現像装置保持機構
JPS5814474Y2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダニオケル ヘツドキバンソウチ
JPS597805Y2 (ja) フアインダ−装置
CN217428228U (zh) 高精度倾斜防抖的摄像头驱动装置
JPS5914889Y2 (ja) リニアトラツキングア−ムにおけるア−ムリフタ装置
JPS5819684Y2 (ja) ダイナミツクバランス型ト−ンア−ム装置
CN220110908U (zh) 一种振荡孵育装置及医疗设备
GB1573417A (en) Self aligning weighting element assembly
JPH10143870A (ja) 光ディスクシステムの光軸調整機構
JPS57126672A (en) Printing head
JPH0529268U (ja) ブラシスプリング
JPH0623094Y2 (ja) 密着形イメ−ジセンサ
JP3082108B2 (ja) 電動式パチンコ機の打球装置
JP3161135B2 (ja) 露光走査用移動ユニット
JPS5816165Y2 (ja) 電磁石装置
KR900004345Y1 (ko) 영상 표시기기의 높이조절 및 회전장치