JP2007142088A - リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス - Google Patents

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Abstract

【課題】リーケージインダクタンスを簡素な機構で調整可能とし、冷陰極管点灯のための両側駆動型のインバータ回路等に好適に使用可能にする。
【解決手段】少なくとも1次巻線10と2次巻線20とが施されたボビン1と、ボビン1の内側空洞部5に移動自在に挿入されたI型コア30と、少なくとも前記巻線の片面を覆うようにボビン1に取り付けられたE型コア40とを有している。I型コア30とE型コア40とは相対位置関係が変化するのに伴いリーケージインダクタンスを変化させ得る形状であり、I型コア30の一方端を係止する為にボビン1の一方端側にバネ50を設け、I型コア30の他方端から押圧してI型コア30を移動させる偏心円柱部材60をボビン1の他方端側に設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶パネルバックライト点灯用のインバータ回路等の多灯点灯インバータシステムに適用可能なインバータ用トランスに係り、特に、液晶パネルバックライト用の冷陰極管の両側からインバータ用トランスを介して交流電圧駆動する場合に両側トランスリーケージの調整により両側の電力のバランスを調整できるリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスに関する。
従来より、リーケージインダクタンスが調整できるトランスはあるが、大型トランス向きの構造となっているものが多く、液晶パネルバックライト用のインバータ回路等に使用するインバータ用トランスのような小型のトランスに対しては最近になって検討が始まってきている。
一般に、液晶パネルに用いられている両側駆動のバックライトインバータ回路(例えば下記特許文献1参照)において、冷陰極管の両側に印加される電力のバランスを取ることが重要であることから、同じリーケージインダクタンスを有するインバータ用トランスを冷陰極管の両側に用いることが要求されている。しかしながら、インバータ用トランスに対してリーケージインダクタンスを実用的な機構で調整可能としたものは現状では実用化されておらず、この為、インバータ用トランスの選別(リーケージインダクタンスが所望範囲内かどうかの選別)が行われており、多くのコストがかかっている。
特開2004−241136号公報
図13は従来のインバータ用トランスの1例であり、絶縁樹脂等のボビン70に1次巻線81、2次巻線82を巻回し、フェライト等の磁気コアである一対のE型コア85をボビン70の内側空洞部71に挿入固定した構造である。この場合、相互に突き合わされる一対のE型コア85の両側脚86よりもリーケージ脚87の方が短く、リーケージ脚87間に磁気ギャップが形成されており、これにより所要のリーケージインダクタンスを確保している。但し、リーケージインダクタンスを可変調整する機能は無い。
なお、インバータ用トランスのリーケージインダクタンスを調整する機構を提案したものとしては、下記特許文献2がある。
特開2005−93466号公報
特許文献2のリーケージインダクタンスを調整する機構では、構造が複雑化し、調整機構の実用性が低いきらいがある。
大型液晶パネルに適用する場合は多数の冷陰極管を並列接続することから、両側駆動のバックライトインバータ回路においては、冷陰極管の両側のインバータ用トランスのリーケージインダクタンスのバラツキにより、両側の電力バランスが崩れることが考えられる。つまり、インバータ用トランスのリーケージインダクタンスのバラツキのため、インバータ回路の共振周波数がずれ、両側回路の電力バランスが大きく崩れ、冷陰極管の寿命に影響を及ぼしている。また、LCCなど保護回路にも大きく影響をあたえ、誤動作する可能性もある。
本発明の目的とするところは、リーケージインダクタンスを簡素な機構で調整可能であり、冷陰極管点灯のための両側駆動型のインバータ回路等に好適に使用できるリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスを提供することにある。
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
上記目的を達成するために、本発明に係るリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスは、少なくとも1次巻線と2次巻線とが施されたボビンと、該ボビンの内側空洞部に移動自在に挿入された第1の磁気コアと、少なくとも前記巻線の片面を覆うように前記ボビンに取り付けられた第2の磁気コアとを有するものであって、
前記第1及び第2の磁気コアは相対位置関係が変化するのに伴いリーケージインダクタンスを変化させ得る形状であり、
前記第1の磁気コアの一方端を係止する為に前記ボビンの一方端側に弾性部材を設け、前記第1の磁気コアの他方端から押圧して前記第1の磁気コアを移動させる調整手段を前記ボビンの他方端側に設けたことを特徴としている。
前記リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスにおいて、前記調整手段は、前記ボビンに対し回転調整自在に設けられた偏心円柱部材であるとよい。
前記リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスにおいて、前記弾性部材は前記第1の磁気コアの一方端を前記調整手段に向けて押圧する板状バネであるとよい。
前記リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスにおいて、前記第2の磁気コアにおける前記第1の磁気コアと対向する一方端側脚の先端面面積が他方端側より大きく、前記第1の磁気コアの位置変化により前記第2の磁気コアの一方端側脚と前記第1の磁気コアとの対向面積が変化する構成であってもよい。あるいは、前記第2の磁気コアは、前記1次巻線と2次巻線との間に位置して、前記リーケージインダクタンスを調整する為のリーケージ脚を有し、前記第1の磁気コアは、前記リーケージ脚に磁気ギャップを介して対向する部分に、斜面溝又は段差溝が形成されたものであってもよい。
本発明に係るリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスによれば、リーケージインダクタンスを簡素で実用的な機構で調整可能であり、インバータ回路に組み込み後のリーケージインダクタンス調整も可能である。このため、冷陰極管点灯のための両側駆動型のインバータ回路に使用した場合、インバータ用トランスや回路素子などを選別することなく、リーケージインダクタンスを調整することによって冷陰極管両側の電力バランスをとることができる。
また、従来、両側インバータ用トランスの電力バランスをとるため、インバータ用トランスのリーケージインダクタンスを測定してランク分けし選別しており、それにより不良品が大量に出て製造コストがかかっているが、本発明によれば、リーケージインダクタンスを調整して所望リーケージインダクタンス値に設定可能であるから不良品を激減させることが可能となり、製造コストの大幅な低減が期待できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスの実施の形態を図面に従って説明する。
図1乃至図8は本発明に係るリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスの実施の形態を示す。これらの図において、絶縁樹脂製ボビン1は端部鍔部2,3間に中間鍔部4を有し、また略角柱状の内側空洞部5を有している。端部鍔部2,3にはそれぞれ端子台6,7が一体に形成されており、端子台6,7には1次側リード端子8及び2次側リード端子9がそれぞれ固定されている。
端部鍔部2と中間鍔部4間には1次巻線10が、端部鍔部3と中間鍔部4間には2次巻線20がそれぞれ巻回され、1次巻線10の巻線端は1次側リード端子8に接続されている。また、2次巻線20の巻線端は2次側リード端子9に接続されている。
第1の磁気コアとしてはフェライト等のI型コア(平板状コア)30を用い、第2の磁気コアとしてはフェライト等のE型コア40(ここでは、中央脚の両側に側脚を有するものを総称してE型コアと称する)を用いる。これらのI型コア30とE型コア40の組は、図9乃至図12で後述するように相対位置関係が変化するのに伴い1次及び2次巻線10,20間のリーケージインダクタンスを変化させ得る形状である。
I型コア30はボビン1の内側空洞部5内に摺動自在に挿入されており、図7のように、ボビン1の一方の端子台7に固定された弾性部材としての板状バネ50にI型コア30の一方端(一方の端面)が接して押される(係止される)ようになっている。この板状バネ50は例えば弾性金属片を折り曲げ形成したものである。また、図8のように、他方の端子台6にはリーケージインダクタンス調整手段としての偏心円柱部材60が回転調整自在に設けられており、偏心円柱部材60の側面にI型コア30の他方端(他方の端面)が当接している。偏心円柱部材60の上面には例えば六角レンチ等の調整工具で回転調整可能な調整用凹部62が形成されている。この調整用凹部はマイナスドライバー用の溝、あるいはプラスドライバー用の溝であっても差し支えない。
図8に示すように、偏心円柱部材60の底面から突出している挿入軸部61は偏心位置にあり、その挿入軸部61は端子台6の上面に形成された取付穴65に嵌合している。この場合、偏心円柱部材60が回転調整位置を保持できるように、挿入軸部61及び取付穴65の一方又は両方にローレット加工等を施して、両者間の摩擦を大きくする。従って偏心円柱部材60の調整用凹部62を利用して回転調整することで、I型コア30のボビン1に対する位置を変化させ得る。なお、図示は省略するが、挿入軸部61が取付穴65から抜けて落ちてしまわないような構造を付加することがいっそう好ましい。
例えば、図9(A),(B)に示すように、第1の磁気コアであるI型コア30に対向配置される第2の磁気コアとしてのE型コア40は、両側脚41,42及びリーケージ脚(中央脚)43を有し、さらに両側脚41,42を含んだ枠状の凸部44を有している。
図1のように、前記ボビン1の厚肉の中間鍔部4の上面には取付溝15が形成されており、この取付溝15に対して、図5の一部断面に示すように、E型コア40のリーケージ脚43が嵌合する(必要に応じて接着剤を併用する)ことで、E型コア40は少なくとも1次及び2次巻線10,20の片面を覆うようにボビン1に対して位置決め固定される。この結果、リーケージ脚43の先端面とI型コア30の上面(対向面)との間にはボビン1が介在して所要の磁気ギャップが形成される。また、E型コア40の両側脚41,42の先端面はI型コア30の上面に接するか微小間隙で対向している。
図9(A),(B)はインバータ用トランスのリーケージインダクタンス(I型コア30とE型コア40からなる磁気回路に1次及び2次巻線10,20を設けたことによるリーケージインダクタンス)を変化させ得る磁気コア形状の1例であり、I型コア30はE型コア40に対向する上面が平坦な一般的な板状であるが、E型コア40の一方端側脚41の先端面面積が他方端側より大きく設定されている。
この場合、図9(A)のI型コア30がE型コア40の一方端の側脚41の約半分に対向した状態から矢印の方向にI型コア30を移動させて側脚41先端面の全面積に対向する状態に変化させて行けば、リーケージインダクタンスは1次及び2次巻線10,20の自己インダクタンスの関数であり、I型コア30の移動により磁気回路の状態が変化し、1次及び2次巻線10,20の自己インダクタンスが増加方向に変化するから、リーケージインダクタンスを可変調整できることになる。
図10は図9の磁気コア形状を採用した場合の、I型コア30の移動距離とリーケージインダクタンスとの関係を示す。横軸の移動距離は相対値であり、図9(A)の状態を0、I型コア30が側脚41先端面の全面積に対向した状態を1としている。I型コア30の移動距離に略比例してリーケージインダクタンスが変化していることがわかる。
従って、図3及び図5の偏心円柱部材60の状態で、I型コア30のボビン1への挿入量が最小となり、この状態から偏心円柱部材60の調整用凹部62に調整用工具を差し込んで回転することによって、図4及び図6のようにI型コア30の挿入量が最大となるまでI型コア30の挿入量を可変調整でき、ひいてはリーケージインダクタンスを調整できる。
この実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
(1) ボビン1に取り付けられた偏心円柱部材60を回転調整することで、ボビン1に固定のE型コア40に対向しているI型コア30を移動させることができる。この結果、図9の磁気コア構造の場合、ボビン1に巻かれた1次及び2次巻線10,20の自己インダクタンスを変化させて、リーケージインダクタンスを可変調整できる。
(2) I型コア30を移動させる機構は、ボビン1の内側空洞部5に対して摺動自在なI型コア30の一方端を弾性部材としての板状バネ50で偏心円柱部材60の方向に弾性力で付勢し、他方端を偏心円柱部材60の側面で規制する構造で、板状バネ50及び偏心円柱部材60は共にボビン1に設ければよく、簡素で部品点数の少ない機構である。
(3) 偏心円柱部材60の調整用凹部62に調整工具を差し込んで回転調整すればよく、リーケージインダクタンスの調整が容易であり、インバータ回路に組み込み後に調整作業を行うことも可能である。
(4) 以上のようにインバータ用トランスのリーケージインダクタンスを容易に調整可能とすることで、例えば、液晶バックライト用冷陰極管点灯のための両側駆動型のインバータ回路に使用した場合、インバータ用トランスや回路素子などを選別することなく、インバータ用トランスのリーケージインダクタンスを調整することによって冷陰極管両側の電力バランスをとることができる。インバータ用トランスの選別が不要となる結果、不良品を激減させることが可能となり、製造コストの大幅な低減が期待できる。
図11(A),(B)は上記実施の形態で使用可能なリーケージインダクタンスを変化させ得る磁気コア形状の他の例であり、E型コア40は、1次巻線と2次巻線との間に位置して、リーケージインダクタンスを調整する為のリーケージ脚43の両側の側脚41,42の先端面面積が等しい形状であるが、I型コア30の上面(対向面)のリーケージ脚43に対向する部分に傾斜溝31が形成されている。この傾斜溝31は溝底面が傾斜面で形成されているものである。
この場合、図11(A)の実線状態よりもI型コア30が左側にずれた仮想線の状態から矢印の方向にI型コア30を移動させて、図11(A)実線のリーケージ脚43の正面に傾斜面31が対向する状態に変化させて行けば、リーケージ脚43と傾斜溝31を含むI型コア30の対向面間の磁気ギャップは増加方向に変化する。リーケージインダクタンスはリーケージ脚43と傾斜溝31を含むI型コア30の対向面間の磁気ギャップ状態により変化するから、リーケージインダクタンスを可変調整できることになる。
図12(A),(B)は上記実施の形態で使用可能なリーケージインダクタンスを変化させ得る磁気コア形状の他の例であり、E型コア40はリーケージ脚43の両側の側脚41,42の先端面面積が等しい形状であるが、I型コア30の上面(対向面)のリーケージ脚43に対向する部分に段差溝32が形成されている。この段差溝32は溝底面が階段状の段差面で形成されているものである。
この場合、図12(A)の実線状態よりもI型コア30が左側にずれた仮想線の状態から矢印の方向にI型コア30を移動させて、図12(A)実線のリーケージ脚43の正面に段差溝32が対向する状態に変化させて行けば、リーケージ脚43と段差溝32を含むI型コア30の対向面間の磁気ギャップは増加方向に変化する。リーケージインダクタンスはリーケージ脚43と段差溝32を含む磁気ギャップ状態により変化するから、リーケージインダクタンスを可変調整できることになる。
なお、ボビンに1次、2次巻線以外の巻線がさらに付加されている場合であっても本発明は適用可能である。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
本発明に係るリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランスの実施の形態を示す分解斜視図である。 同斜視図である。 前記実施の形態であって、ボビンに対するI型コアの挿入量が最小状態の平面図である。 同じくボビンに対するI型コアの挿入量が最大状態の平面図である。 前記実施の形態であって、ボビンに対するI型コアの挿入量が最小状態の正面図である。 同じくボビンに対するI型コアの挿入量が最大状態の正面図である。 前記実施の形態における板状バネの配置部分の拡大平面図である。 前記実施の形態における偏心円柱部材の配置部分の拡大平面図である。 前記実施の形態におけるインバータ用トランスのリーケージインダクタンスを変化させ得る磁気コア形状(I型コア及びE型コア)の1例であって、(A)は正断面図、(B)は底面図である。 図9の磁気コア形状を用いたときのリーケージインダクタンスの変動特性を示すグラフである。 前記実施の形態におけるインバータ用トランスのリーケージインダクタンスを変化させ得る磁気コア形状(I型コア及びE型コア)の他の例であって、(A)は正断面図、(B)はI型コアの平面図である。 前記実施の形態におけるインバータ用トランスのリーケージインダクタンスを変化させ得る磁気コア形状(I型コア及びE型コア)の他の例であって、(A)は正断面図、(B)はI型コアの平面図である。 従来のインバータ用トランスの1例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1,70 ボビン
2,3 端部鍔部
4 中間鍔部
5 内側空洞部
6,7 端子台
8,9 リード端子
10,81 1次巻線
20,82 2次巻線
30 I型コア
31 斜面溝
32 段差溝
40,85 E型コア
41,42,86 側脚
43,87 リーケージ脚
50 板状バネ
60 偏心円柱部材
61 挿入軸部
62 調整用凹部
65 取付穴

Claims (5)

  1. 少なくとも1次巻線と2次巻線とが施されたボビンと、該ボビンの内側空洞部に移動自在に挿入された第1の磁気コアと、少なくとも前記巻線の片面を覆うように前記ボビンに取り付けられた第2の磁気コアとを有するインバータ用トランスであって、
    前記第1及び第2の磁気コアは相対位置関係が変化するのに伴いリーケージインダクタンスを変化させ得る形状であり、
    前記第1の磁気コアの一方端を係止する為に前記ボビンの一方端側に弾性部材を設け、前記第1の磁気コアの他方端から押圧して前記第1の磁気コアを移動させる調整手段を前記ボビンの他方端側に設けたことを特徴とするリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス。
  2. 前記調整手段は、前記ボビンに対し回転調整自在に設けられた偏心円柱部材である請求項1記載のリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス。
  3. 前記弾性部材は前記第1の磁気コアの一方端を前記調整手段に向けて押圧する板状バネである請求項1又は2記載のリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス。
  4. 前記第2の磁気コアにおける前記第1の磁気コアと対向する一方端側脚の先端面面積が他方端側より大きく、前記第1の磁気コアの位置変化により前記第2の磁気コアの一方端側脚と前記第1の磁気コアとの対向面積が変化する請求項1,2又は3記載のリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス。
  5. 前記第2の磁気コアは、前記1次巻線と2次巻線との間に位置して、前記リーケージインダクタンスを調整する為のリーケージ脚を有し、前記第1の磁気コアは、前記リーケージ脚に磁気ギャップを介して対向する部分に、斜面溝又は段差溝が形成されたものである請求項1,2又は3記載のリーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス。
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