JP2009135456A - トランス - Google Patents

トランス Download PDF

Info

Publication number
JP2009135456A
JP2009135456A JP2008273511A JP2008273511A JP2009135456A JP 2009135456 A JP2009135456 A JP 2009135456A JP 2008273511 A JP2008273511 A JP 2008273511A JP 2008273511 A JP2008273511 A JP 2008273511A JP 2009135456 A JP2009135456 A JP 2009135456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core part
core
longitudinal direction
segment
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008273511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4904329B2 (ja
Inventor
Hong-Fei Chen
陳宏飛
Ting-Cheng Lai
頼定承
Shu-Bin Wang
王書斌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Greatchip Tech Co Ltd
Original Assignee
Greatchip Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Greatchip Tech Co Ltd filed Critical Greatchip Tech Co Ltd
Publication of JP2009135456A publication Critical patent/JP2009135456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4904329B2 publication Critical patent/JP4904329B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/08High-leakage transformers or inductances
    • H01F38/10Ballasts, e.g. for discharge lamps
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • H01F27/346Preventing or reducing leakage fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/266Fastening or mounting the core on casing or support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/30Fastening or clamping coils, windings, or parts thereof together; Fastening or mounting coils or windings on core, casing, or other support
    • H01F27/306Fastening or mounting coils or windings on core, casing or other support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F29/00Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
    • H01F29/08Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with core, coil, winding, or shield movable to offset variation of voltage or phase shift, e.g. induction regulators
    • H01F29/10Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with core, coil, winding, or shield movable to offset variation of voltage or phase shift, e.g. induction regulators having movable part of magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • H01F3/14Constrictions; Gaps, e.g. air-gaps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

【課題】漏洩インダクタンスの調整を可能にするトランスを提供する。
【解決手段】トランス200は、ボビンユニット20、1次巻線30、2次巻線40、およびコアユニット50を有し、ボビンユニットは、第1および第2の巻線部分を有している。1次巻線は、ボビンユニットの第1の巻線部分の周囲に巻かれ、2次巻線は、ボビンユニットの第2の巻線部分の周囲に巻かれており、且つ、1次巻線に電磁的に結合されている。コアユニットは、ボビンユニットに取り付けられており、且つ、第1のコア部品51と、第1のコア部品と磁気回路経路を形成する第2のコア部品52とを有している。第1のコア部品は、第2のコア部品に対して、調整可能位置から組立位置へと可動である。これにより、第1のコア部品と第2のコア部品との間に構成された有効磁束領域の寸法を変更する。
【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
〔関連出願の相互参照〕
本出願は、2007年10月25日に出願された、台湾特許出願第096140063号に対して優先権を主張するものである。
〔発明の背景〕
〔本発明の分野〕
本発明はトランスに関し、特に、トランスの組立プロセス中に漏洩インダクタンスを調節するために、第1のコア部品と第2のコア部品との間の相対運動を可能にするトランスに関する。
〔関連技術の説明〕
図1は、バックライトモジュールにおいて用いられる従来のトランス100を示している。従来のトランス100は、コアユニット11、コアユニット11に取り付けられたボビンユニット12、ボビンユニット12の周囲に巻かれた1次巻線13、およびボビンユニット12の周囲に巻かれた2次巻線14を有している。各バックライトモジュールは、複数のランプ(図示せず)を駆動するために、従来のトランス100を複数有している。上記ランプに接続されるように構成された従来のトランス100の2次巻線14は、同一のインダクタンスを有している必要がある。これは、ランプに供給される電流を平衡にして、これらランプの輝度を同一にするためである。
しかし、従来のトランス100のコアユニット11の製造中に、誤差が頻繁に起こる。例えば、従来のトランス100のコアユニット11は、空隙を含んでいてはならないコアタイプに属する。しかし、焼結中における多数の可変要素が製造に影響を及ぼす。この結果、従来の製造されたトランス100において、通常は、最大40%のインダクタンス誤差、および最大10%の漏洩インダクタンスが発見される。これらは双方とも、1%の許容範囲を超過している。これらの不良品の品質を上げるために、研削および加工などのプロセスが追加的に行われる場合があるが、これには多くの時間を要する。このため、これらの不良品は廃棄され、結果として歩留まり率が低くなり、また形成費用が高くなる。
さらに、多くのトランスにおいて、コアユニットは、2つ以上のコア部品の組み合わせである(例えば、図1に示されているコアユニット11は、I型のコア部品111aおよびO型のコア部品111bを有している)。しかし、2つのE型のコア部品から成るコアユニットの場合、1次巻線に隣接する空隙に起因して漏洩インダクタンスが大量に生じ、トランスの出力に悪影響を及ぼす可能性がある。さらに、今日の技術では、トランスの1次巻線側の磁束を維持しながら、2次巻線側の磁束を調節することは不可能である。
〔本発明の概要〕
従って本発明は、合格品に対して規定された許容誤差の要件を満たすために、組立プロセス中にトランスの相対位置を構造的に調節することによって有効磁束領域を変更し、これによって漏洩インダクタンスの調整を可能にするトランスを提供して、トランスの生産歩留まりを上げることを目的とする。
本発明によると、ボビンユニット、1次巻線、2次巻線、およびコアユニットを有するトランスが提供される。上記ボビンユニットは、第1の巻線部分および第2の巻線部分を有している。上記1次巻線は、上記ボビンユニットの上記第1の巻線部分の周囲に巻かれている。上記2次巻線は、上記ボビンユニットの上記第2の巻線部分の周囲に巻かれており、且つ、上記1次巻線に電磁的に結合されている。上記コアユニットは、上記ボビンユニットに取り付けられており、且つ、第1のコア部品と、第1のコア部品との磁気回路経路を形成する第2のコア部品とを有している。上記第1のコア部品は、上記第1のコア部品と上記第2のコア部品との間に構成された有効磁束領域の寸法を変更するために、調整可能位置から組立位置へと上記第2のコア部品に対して可動である。
本発明の利点は、上記トランスの磁束が標準的な製品要件を満たすように、上記第1および第2のコア部品の相対位置を形成中に調節して、上記トランスの生産歩留まりを上げる上記目的を達成する点にある。
〔図面の簡単な説明〕
本発明の他の特徴および利点は、以下の好ましい実施形態の詳細な説明を添付図面と共に参照することによって明らかとなるであろう。添付図面は以下の通りである。
図1は、従来のトランスの分解斜視図である。
図2は、本発明に係るトランスの第1の好ましい実施形態の上面概略図である。
図3は、第1の好ましい実施形態の部分的な断面概略側面図である。
図4は、第1の好ましい実施形態の断片的な斜視図である。
図5は、本発明に係るトランスの第2の好ましい実施形態の分解斜視図である。
図6は、第2の好ましい実施形態の変形例の分解斜視図である。
図7は、本発明に係るトランスの第3の好ましい実施形態の分解斜視図である。
図8は、本発明に係るトランスの第4の好ましい実施形態の概略上面図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図9は、本発明に係るトランスの第5の好ましい実施形態の斜視図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図10は、本発明に係るトランスの第6の好ましい実施形態の概略斜視図である(ボビンユニットは省略されている)。
図11は、本発明に係るトランスの第7の好ましい実施形態のコアユニットの分解斜視図である。
図12は、第7の好ましい実施形態の部分的な概略断面図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図13は、本発明に係るトランスの第8の好ましい実施形態の概略斜視図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図14は、本発明に係るトランスの第9の好ましい実施形態の概略斜視図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図15は、本発明に係るトランスの第10の好ましい実施形態の概略図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図16は、本発明に係るトランスの第11の好ましい実施形態の概略図である(ボビンユニットは省略されている)。
図17は、本発明に係るトランスの第12の好ましい実施形態の概略図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図18は、本発明に係るトランスの第13の好ましい実施形態の概略図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図19は、本発明に係るトランスの第14の好ましい実施形態の概略図である(図を簡素にするために、ボビンユニットは省略されている)。
図20は、本発明に係るトランスの第15の好ましい実施形態の概略上面図である。
図21は、第15の好ましい実施形態の分解斜視図である(図を簡素にするために、1次巻線および2次巻線は省略されている)。
〔好ましい実施形態の詳細な説明〕
本発明についてより詳細に説明する前に、本開示においては、同様の箇所は同一の参照符号によって示されている点に留意されたい。
図2、図3、および図4を参照すると、本発明に係るトランス200の第1の好ましい実施形態は、ボビンユニット20、1次巻線30、2次巻線40、およびコアユニット50を有している。
ボビンユニット20は、第1の巻線部分および第2の巻線部分を有している。
1次巻線30は、ボビンユニット20の第1の巻線部分の周囲に巻かれている。
2次巻線40は、ボビンユニット20の第2の巻線部分の周囲に巻かれており、且つ、1次巻線30に電磁的に結合されている。
コアユニット50はボビンユニット20に取り付けられており、且つ、第1のコア部品51と、第1のコア部品51との磁気回路経路を形成する第2のコア部品52とを有している。第1のコア部品51は、第1のコア部品51と第2のコア部品52との間に構成された有効磁束領域の寸法を変更するために、調整可能位置から組立位置へと、第2のコア部品52に対して可動である。
なお、図2は、第1の好ましい実施形態の上面図であり、図3は、第2のコア部品52の断面を示す、第1の好ましい実施形態の部分的な断面概略側面図であり、図4は、第1の好ましい実施形態の断片的な斜視図であることに留意されたい。
本実施形態では、有効磁束領域は、第1のコア部品51と第2のコア部品52との間に構成された有効二次磁束区域54であり、2次巻線40に近接している。有効二次磁束区域54の寸法は変更されるが、第1のコア部品51と第2のコア部品52との間に構成されていると共に1次巻線30に近接している有効一次磁束区域53の寸法は維持される。有効一次磁束区域53および二次磁束区域54は、それぞれ、第1のコア部品51および第2のコア部品52が重なり合う影付き領域によって示されている。
本実施形態では、ボビンユニット20は本体21を有している。本体21は、長手方向(X)に沿ったコア収容区画22と共に形成されており、また、第1および第2の巻線部分を有している。第1のコア部品51は、コア収容区画22を通って延びている。第1のコア部品51はまた、調整可能位置から組立位置へと、長手方向(X)に、第2のコア部品52に対して可動である。さらに、ボビンユニット20は、長手方向(X)における第1のコア部品51の第2のコア部品52に対する動きを妨害することのないように特別に構成されている。ボビンユニット20は、本体21内に組み込まれた導電板23をさらに有している。導電板23は、一次巻線30または二次巻線40のいずれか1つに電気的に接続されており、且つ、トランス200が取り付けられる回路基板60の金属部分61と共にキャパシタ(C)を構成するように適合されている。キャパシタ(C)は、一次巻線30および二次巻線40の上記いずれか1つ以上の異常性を検出する、保護回路(図示せず)のための検出器として機能することができる。
第1の好ましい実施形態では、第1のコア部品51は、長手方向(X)に延びる細長いコア部品である。第2のコア部品52は、長手方向(X)に延びて対向する長手面と、長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びて対向する側面とを有する、O型コア部品である。第2のコア部品52は、両方の側面にそれぞれ位置する2つの溝521と共に形成されている。各溝521は、長手方向(X)と横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に延びている。第1のコア部品51は、溝521内に延びている。一次有効磁束区域53および二次有効磁束区域54は、溝521内における第1のコア部品51と第2のコア部品52との間の接触区域であり、それぞれ一次巻線30および二次巻線40に近接している。
図3に示されているように、本実施形態では、第1のコア部品51の長さ(d1)は、有効二次磁束区域54と有効一次磁束区域53との間の最大距離(d2)以上である。第1のコア部品51の長さ(d1)を、有効一次磁束区域53と二次磁束区域54との間の最大距離(d2)以上とすることによって、第1のコア部品51の一部が、ボビンユニット20の本体21内のコア収容区画22の外側、および2つの溝521のうちいずれか1つの外側に延びる。これによって、製造者は、一次磁束区域53の寸法を維持しながら、有効二次磁束区域54のサイズの調整中に第1のコア部品51を第2のコア部品52に対して長手方向(X)に移動させるために、第1のコア部品51の一部に容易に接触することができる。
第1のコア部品51は、トランス200の形成中に、有効二次磁束区域54の寸法が、2次巻線40の漏洩インダクタンスの誤差が標準的な製品要件(例えば1%以内)に収まるような寸法となるまで、第2のコア部品52に対して移動される。このような寸法となって時点において、第1のコア部品51は組立位置に配置され、そして粘着剤によって固定される準備が整う。この結果、トランス200は、その形成中に製品要件を満たすことになり、これによってトランス200の生産歩留まりを上げることができる。図2に示されているように、本実施形態では、有効二次磁束区域54の寸法は、有効一次磁束区域53の寸法とは異なる。
図5に示されているように、本発明に係るトランス200aの第2の好ましい実施形態は、トランス200aのボビンユニット20aが本体21を2つ有している点において、第1の好ましい実施形態のトランス200とは異なる。これらの本体21は、第1の巻線部分同士が互いに隣接して配置されるように、且つ、第2の巻線部分同士が互いに距離を置いて配置されるように、互いに接続されている。
さらに、トランス200aは、1次巻線30を2つ有している。各1次巻線30は、対応するいずれかの本体21の第1の巻線部分の周囲に巻かれている。トランス200aはまた、2次巻線40を2つ有している。各2次巻線40は、対応するいずれかの本体21の第2の巻線部分の周囲に巻かれている。
第1のコア部品51aは、本体21内のコア収容区画22を通過して長手方向(X)に延びており、且つ、調整可能位置から組立位置へと、長手方向(X)に第2のコア部品52aに対して可動である。第1のコア部品51aは、中心セグメント511と、中心セグメント511の長手方向(X)における両縁に配置された2つの縁セグメント512とを有している。中心セグメント511は、1次巻線30に対応しており、長手方向(X)に対して垂直な面(すなわち、(Y−Z)面)の第1の断面区域を有している。縁セグメント512は、それぞれ2次巻線40に対応しており、またそれぞれ、(Y−Z)面内に第1の断面区域よりも小さい第2の断面区域を有している。互いに異なる第1の断面区域および第2の断面区域は、互いに異なる磁気抵抗を生成するため、第2のコア部品52aに対する第1のコア部品51aの長手方向(X)における動きによって豊富な磁気抵抗変化を生成する。
第2の好ましい実施形態では、コアユニット50aの第2のコア部品52aは、互いに接続された2つの8の字型のサブコア部品520aから成る。各サブコア部品520aは、長手方向(X)に延びて対向する長手面と、横断方向(Y)に延びる3つの横断面とを有している。各横断面は、長手面と長手面との間に延びている。各サブコア部品520aには、各横断面に3つの溝521が形成されている。各溝521は、長手方向(X)と横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に延びている。第1のコア部品51aは、サブコア部品520aの溝521内に延びている。
図6には、第2の好ましい実施形態の変形例が示されている。この変形例では、コアユニット50a’の第2のコア部品52a’は、長手方向(X)に延びる長手面と、長手面から垂直方向(Z)に延びる4つの垂直面とを有している。ボビンユニット20a’の各本体21a’には、拡張溝が形成されている。この拡張溝は、第2のコア部品52a’の対応するいずれか1つの垂直面が、当該拡張溝内に延びて第1のコア部品51aと接触して配置されることを可能にする。
図7を参照すると、本発明に係るトランス200bの第3の好ましい実施形態が示されている。トランス200bは、その第2のコア部品52bがO型コア部品である点のみにおいて、第2の好ましい実施形態のトランス200aと異なる。第2および第3の好ましい実施形態に見られるように、第2のコア部品52aおよび52bは、異なる構造を有していながら、第1のコア部品51aを第2のコア部品52aおよび52bに対して移動させることによって2次巻線40の漏洩インダクタンスを調節するという課題を達成することができる。
以下に説明する実施形態では、特に必要ではない限り、図面を簡素にするためにボビンユニット20は省略されており、また一次巻線30および二次巻線40は想像線によってブロックで示されている。
図8を参照すると、本発明に係るトランス200cの第4の好ましい実施形態が示されている。トランス200cは、その第2のコア部品52cが第1のサブコア部品523cおよび第2のサブコア部品524cを有している点において、第1の好ましい実施形態のトランス200(図2に示されている)と異なる。第1のコア部品51は、長手方向(X)に延びており、また、第1のサブコア部品523cおよび第2のサブコア部品524cに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。各第1のサブコア部品523cおよび第2のサブコア部品524cは、長手方向(X)に延びて対向する長手面と、長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びる側面とを有するC型部品である。第1のサブコア部品523cおよび第2のサブコア部品524cは、第1のサブコア部品523cおよび第2のサブコア部品524cの側面同士が互いに向き合うように、長手方向(X)に互いに接触して配置されている。各第1のサブコア部品523cおよび第2のサブコア部品524cの側面には、長手方向(X)と横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に延びる、溝521が形成されている。第1のコア部品51は、第1のサブコア部品523cおよび第2のサブコア部品524c内の溝521内に延びている。一次有効磁束区域53は、第1のコア部品51と、第1のサブコア部品523c内の溝521内の第1のサブコア部品523cとの間の接触区域であり、また1次巻線30に近接している。二次有効磁束区域54は、第1のコア部品51と第2のサブコア部品524c内の溝521内の第2のサブコア部品524cとの間の接触区域であり、また2次巻線40に近接している。
図9を参照すると、本発明に係るトランス200dの第5の好ましい実施形態が示されている。トランス200dは、トランス200dのコアユニット50dの第2のコア部品52dが長手面および対向する垂直面を有するC型コア部品である点において、第1の好ましい実施形態のトランス200(図2に示されている)と異なる。上記長手面は、長手方向(X)に延びている。上記各垂直面は、長手方向(X)と横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に延びており、垂直方向(Z)に対して垂直な面(すなわち(X−Y)面)に端面を有している。垂直面のこれら端面は、第1のコア部品51に接触して配置されている。一次有効磁束区域53および二次有効磁束区域54は、それぞれ、第1のコア部品51と接触して配置されていると共に一次巻線30および二次巻線40にそれぞれ近接して配置された、第2のコア部品52の垂直面の端面の区域である。第1のコア部品51は、第2のコア部品52dに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。
図10を参照すると、本発明に係るトランス200eの第6の好ましい実施形態が示されている。トランス200eは、主にその第2のコア部品52eが長手面および対向する横断面を有するU字型コア部品である点において、第1の好ましい実施形態のトランス200(図2に示されている)と異なる。上記長手面は、長手方向(X)に延びている。各横断面は、長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びており、長手および横断方向(X、Y)の面に側面を有している。これら横断面の側面は、第1のコア部品51に接触して配置されている。一次有効磁束区域53および二次有効磁束区域54は、それぞれ、第1のコア部品51に接触して配置されていると共にそれぞれ一次巻線30および二次巻線40に近接して配置された、第2のコア部品52eの横断面の側面の区域である。第1のコア部品51は、第2のコア部品52eに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。
図11および図12を参照すると、本発明に係るトランス200fの第7の好ましい実施形態が示されている。トランス200fは、主にトランス200fのコアユニット50fが第1のコア部品51fを2つ有している点において、第1の好ましい実施形態のトランス200(図2に示されている)と異なる。各第1のコア部品51fは、長手方向(X)に延びる細長いコア部品である。第2のコア部品52fは、長手方向(X)に延びて対向する長手面と、長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びて対向する側面とを有する、O型コア部品である。第1のコア部品51fは、長手方向(X)と横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に積層されている。さらに、第2のコア部品52fには、1次巻線30に近接する側面のいずれか一方に第1の溝525が形成されており、また、2次巻線40に近接する側面の他方に第2の溝526が形成されている。第1の溝525の垂直方向(Z)における寸法は、積層された両方の第1のコア部品51fが、第1の溝525内を長手方向(X)に延びるような寸法となっている。第2の溝526の垂直方向(Z)における寸法は、積層された第1のコア部品51fのうち下方に位置する部品のみが、第2の溝526内に長手方向(X)に延びるように寸法となっている。
第7の好ましい実施形態では、有効一次磁束区域53は、積層された第1のコア部品51fのうち上方のコア部品と、第1の溝525内の第2のコア部品52fとの間の接触区域である。有効二次磁束区域54は、積層された第1のコア部品51fのうち下方のコア部品と、第2の溝526内の第2のコア部品52fとの間の接触区域である。第1のコア部品51fのうち下方のコア部品は、第2のコア部品52fに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。
図13を参照すると、本発明に係るトランス200gの第8の好ましい実施形態が示されている。トランス200gは、主に、トランス200gの変更される有効磁束領域が、これまでの実施形態において構成された有効二次磁束区域54ではない点において、これまでの実施形態とは異なる。さらに、これまでの実施形態において規定された有効一次磁束区域53の寸法を維持しながら、有効磁束領域の寸法を変更することは重要ではない。
第8の好ましい実施形態では、コアユニット50gの第1のコア部品51gは、長手方向(X)に延びる細長いコア部品である。第2のコア部品52gは、E型コア部品であり、接続セグメント527および3つの拡張セグメント528を有している。接続セグメント527は、長手方向(X)に延びている。拡張セグメント528は、接続セグメント527から、長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びており、また互いに距離を置いて配置されている。
第1のコア部品51gは、第2のコア部品52gに対して、長手方向(X)と横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に配置されている。有効磁束領域は、第1のコア部品51gと、第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち両側の2つに挟まれた中心のセグメントとの間の接触区域であり、参照符号55が付された影付き領域で示されている。第1のコア部品51gは、第2のコア部品52gに対して、調整可能位置から組立位置へと横断方向(Y)に可動である。
本実施形態では、第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち中心のセグメントは、一次巻線30が第1のコア部品51gから離れて位置するように、且つ二次巻線40が第1のコア部品51gに近接して位置するように、ボビンユニット20(図2に示されている)内に延びている。
図14を参照すると、本発明に係るトランス200hの第9の好ましい実施形態が示されている。トランス200hは、そのコアユニット50hの構造において、第8の好ましい実施形態のトランス200gとは異なる。第9の好ましい実施形態では、コアユニット50hの第1のコア部品51gは、第2のコア部品52gに対して横断方向(Y)に配置されている。有効磁束領域は、第1のコア部品51gと、第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち両側の2つのセグメントに挟まれた中心のセグメントとの間の接触区域として構成されており、参照符号55が付された影付き領域で示されている。第1のコア部品51gは、第2のコア部品52gに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。
さらに、第1のコア部品51gの長手方向(X)における長さは、第2のコア部品52gの接続セグメント527の長手方向(X)における長さよりも短くない。本実施形態では、第1のコア部品51gの長手方向(X)における長さは、第2のコア部品52gの接続セグメント527の長手方向(X)における長さと等しい。
第8の好ましい実施形態と同様に、第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち中心のセグメントは、一次巻線30が第1のコア部品51gと距離を置いて配置されるように、且つ二次巻線40が第1のコア部品51gに近接して配置されるように、ボビンユニット20(図2に示されている)内に延びている。
図15を参照すると、本発明に係るトランス200iの第10の好ましい実施形態が示されている。トランス200iは、そのコアユニット51iの第1のコア部品51iが、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、また溝513が形成されている点において、第9の好ましい実施形態のトランス200hとは異なる。溝513は、横断方向(Y)に延びている。溝513の長手方向(X)における寸法は、第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち両側の2つのセグメントに挟まれた中心のセグメントの長手方向(X)における寸法よりも大きい。
第1のコア部品51iは、溝513と拡張セグメント528のうち中心のセグメントとが対応するように、且つ第1のコア部品51iと拡張セグメント528のうち中心のセグメントとの間に空隙が存在するように、第2のコア部品(X)に対して横断方向(Y)に配置される。
第10の好ましい実施形態では、第1のコア部品51iは、第2のコア部品52gに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。これは、空隙の構造を変更して、有効磁束領域の寸法を変更するためである。
第10の好ましい実施形態のボビンユニット(図示せず)には、これまでの実施形態とは異なり、一次巻線30と二次巻線40との間に拡張溝(図示せず)が形成されている。第2のコア52gの拡張セグメント528のうち中心のセグメントは、第1のコア部品51iの溝513内に空隙が形成されるように、上記拡張溝を通過して延びている。第1のコア部品51iは、ボビンユニット内に延びている。
さらに、第1のコア部品51iの長手方向(X)における長さは、第2のコア部品52gの接続セグメント527の長手方向(X)における長さよりも短くない。本実施形態では、第1のコア部品51iの長手方向(X)における長さは、第2のコア部品52gの接続セグメント527の長手方向(X)における長さと等しい。
図16を参照すると、本発明に係るトランス200jの第11の好ましい実施形態が示されている。トランス200jは、そのコアユニット50jの第1のコア部品51jが、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、また厚いセグメント514jと薄いセグメント515jとを有している点において、第10の好ましい実施形態のトランス200iとは異なる。薄いセグメント515jは、横断方向(Y)において、厚いセグメント514jよりも薄くなっており、厚いセグメント514jおよび薄いセグメント515jは共に、間に接合部516を形成している。第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち中心のセグメントは、接合部516に空隙を形成するように、薄いセグメント515jに対応している。
本実施形態では、第1のコア部品51jは、第2のコア部品52gに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可能である。これは、空隙の構成を変更して、有効磁束領域の寸法を変更するためである。
第1のコア部品51jは、これまでの実施形態とは異なり、一次巻線30と二次巻線40との間に接合部516が配置されたボビンユニット(図示せず)内に延びている。当該ボビンユニットには、拡張溝が形成されている。当該拡張溝は、第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち中心のセグメントが当該拡張溝内に延びて、第1のコア部品51jの接合部516に空隙が形成されるようになっている。
第1のコア部品51jの長手方向(X)における長さは、第2のコア部品52gの接続セグメント527の長手方向(X)における長さよりも短くない。本実施形態では、第1のコア部品51jの長手方向(X)における長さは、第2のコア部品52gの接続セグメント527の長手方向(X)における長さと等しい。
図17を参照すると、本発明に係るトランス200kの第12の好ましい実施形態が示されている。トランス200kは、主に、トランス200kの第1のコア部品51kが長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、また互いに隣接して配置された第1のセグメント514kと第2のセグメント515kとを有している点において、第11の好ましい実施形態のトランス200jとは異なる。第2のセグメント515kの横断方向(Y)における寸法は、第1のセグメント514kから長手方向(X)に沿って次第に小さくなっている。さらに、第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち中心のセグメントは、第1のコア部品51kの第2のセグメント515kと接触して配置されている。
本実施形態では、第1のコア部品51kは、第2のコア部品52gに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。これは、第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち中心のセグメントに対する第1のコア部品51kの第2のセグメント515kの相対位置を調節して、有効磁束領域の寸法を変更するためである。
本実施形態では、第1のコア部品51kは、ボビンユニット(図示せず)内に延びている。当該ボビンユニットには拡張溝(図示せず)が形成されており、また第2のコア部品52gの拡張セグメント528のうち中心のセグメントは、第1のコア部品51kの第2のセグメント515kと接触して配置されるように、ボビンユニット内の拡張溝を通過して延びている。1次巻線30は、第1のコア部品51kの第1のセグメント514kの周囲に巻かれており、2次巻線40は、第1のコア部品51kの第2のセグメント515kの周囲に巻かれている。
図18を参照すると、本発明に係るトランス200mの第13の好ましい実施形態が示されている。トランス200mは、主に、その第1のコア部品51mおよび第2のコア部品52mがE型コア部品であり、また接続セグメント517m、527mおよび3つの拡張セグメント518m、528mを有している点において、これまでの実施形態とは異なる。接続セグメント517m、527mは、横断方向(Y)に延びている。第1のコア部品51mの拡張セグメント518mおよび第2のコア部品52mの拡張セグメント528mは、接続セグメント517m、527mから長手方向(X)に延びており、また互いに距離を置いて配置されている。第1のコア部品51mおよび第2のコア部品52mは、第1のコア部品51mの各拡張セグメント518mが、長手方向(X)に沿って、第2のコア部品52mの対応するいずれか1つの拡張セグメント528mと接触して配置されるように、且つ、有効磁束領域(参照符号55)が、第1のコア部品51mの拡張セグメント518mのうちの中心のセグメントと第2のコア部品52mの対応するいずれか1つの拡張セグメント528mとによって構成されるように、配置されている。
本実施形態では、第1のコア部品51mは、第2のコア部品52mに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。これは、有効磁束領域55の寸法を変更するためである。
さらに、第13の好ましい実施形態のトランス200mは、互いに隣り合って配置された2つの1次巻線30と、互いに距離を置いて配置された2つの2次巻線40とを有している。第1のコア部品51mの拡張セグメント518mのうち中心のセグメント、および、第2のコア部品52mのいずれか1つの対応する拡張セグメント528mは、ボビンユニット(図示せず)内に延びている。
図19を参照すると、本発明に係るトランス200nの第14の好ましい実施形態が示されている。トランス200nは、主に、その第1のコア部品51nの拡張セグメント518nおよび第2のコア部品52nの拡張セグメント528nが、長手方向(X)に突起部519nが設けられた接続セグメント517mおよび突起部529nが設けられた接続セグメント527mから離れた端部を有している点において、第13の好ましい実施形態のトランス200mとは異なる。第1のコア部品51nおよび第2のコア部品52nは、第1のコア部品51nの各拡張セグメント518nが、長手方向(X)において、第2のコア部品52nの対応するいずれか1つの拡張セグメント528nと対応するように、且つ、第1のコア部品51nの各拡張セグメント518nの突起部519nが、横断方向(Y)において、第2のコア部品52nの対応するいずれか1つの拡張セグメント528nの突起部529nと接触して配置されるように、配置されている。
有効磁束領域は、第1のコア部品51nの拡張セグメント518nのうち中心のセグメントの突起部519nと、第2のコア部品52nの対応するいずれか1つの拡張セグメント528nの突起部529nとの間に構成されており、参照符号55で示されている。
本実施形態では、第1のコア部品51nは、第2のコア部品52nに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。これは、有効磁束領域55の寸法を変更するためである。
本実施形態では、トランス200nは、互いに隣り合って配置された2つの1次巻線30と、互いに距離を置いて配置された2つの2次巻線40とを有している。第1のコア部品51nの拡張セグメント518nのうち中心のセグメント、および、第2のコア部品528nの対応するいずれか1つの拡張セグメント528nは、ボビンユニット(図示せず)内に延びている。
図20および図21を参照すると、本発明に係るトランス200pの第15の好ましい実施形態が示されている。トランス200pは、主に、そのコアユニット50pが第1のコア部品51pを2つ有している点において、第2の好ましい実施形態のトランス200a(図5に示されている)とは異なる。各第1のコア部品51pは、長手方向(X)に延びる細長いコア部品である。第2のコア部品52pは、長手方向(X)に延びて対向する長手面と、横断方向(Y)に延びて対向する側面とを有する、O型コア部品である。第1のコア部品51pは、横断方向(Y)に並列している。
第2のコア部品52pの各側面には、溝521が形成されている。溝521の横断方向(Y)における寸法は、第1のコア部品51pが長手方向(X)において溝521内に延びるような寸法となっている。
第1のコア部品51pおよび第2のコア部品52pは、第1のコア部品51pと溝521内の第2のコア部品52pとの間の接触区域に、2つの有効磁束領域55を構成している。第1のコア部品51pは、第2のコア部品52pに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。
ボビンユニット20aは、第2の好ましい実施形態と同様に、2つの本体21を有している。各本体は、長手方向(X)に沿ってコア収容区画22が形成されており、また第1および第2の巻線部分を有している。これらの本体22は、第1の巻線部分同士が互いに隣接して配置されるように、且つ、第2の巻線部分同士が互いに距離を置いて配置されるように、互いに接続されている。トランス200pはさらに、2つの1次巻線30を有している。各1次巻線30は、対応するいずれか1つの本体21の第1の巻線部分の周囲に巻かれている。トランス200pはさらに、2つの2次巻線40を有している。各2次巻線40は、対応するいずれか1つの本体21の第2の巻線部分の周囲に巻かれている。
第1のコア部品51pは、長手方向(X)に、本体21内のコア収容区画22を通過して延びており、また、第2のコア部品52pに対して、調整可能位置から組立位置へと長手方向(X)に可動である。
上述の好ましい実施形態では、トランスが有している1次巻線および2次巻線が1つであるのか、あるいは2つであるのかに関わらず、コアユニットの構造は、第1のコア部品が第2のコア部品に対して可動であるように設計されており、また、ボビンユニットは、第2のコア部品に対する第1のコア部品の動きを妨害しないように特別に構成されており、また、第1のコア部品と第2のコア部品との間に構成された有効磁束領域の寸法を、製品要件に適合する漏洩インダクタンスを達成するために変更して、この時点において、第1のコア部品が組立位置に配置され、粘着剤を用いて固定することができることに留意されたい。さらに、本発明の一部の実施形態では、有効一次磁束区域の寸法を維持する一方で、有効二次磁束区域の寸法を調整し、これによってトランスの1次巻線側における安定性を確保することができる。
本発明について、最も実用的かつ好ましいと考えられる実施形態に関連して説明した。しかし本発明は、開示されている実施形態に限定されるものではなく、最も広く解釈される本発明の精神および範囲に含まれる様々な構成を網羅しており、このような変形例および同等の構成をも包含するものであることについて理解されたい。
従来のトランスの分解斜視図である。 本発明に係るトランスの第1の好ましい実施形態の上面概略図である。 第1の好ましい実施形態の部分的な断面概略側面図である。 第1の好ましい実施形態の断片的な斜視図である。 本発明に係るトランスの第2の好ましい実施形態の分解斜視図である。 第2の好ましい実施形態の変形例の分解斜視図である。 本発明に係るトランスの第3の好ましい実施形態の分解斜視図である。 本発明に係るトランスの第4の好ましい実施形態の概略上面図である。 本発明に係るトランスの第5の好ましい実施形態の斜視図である。 本発明に係るトランスの第6の好ましい実施形態の概略斜視図である。 本発明に係るトランスの第7の好ましい実施形態のコアユニットの分解斜視図である。 第7の好ましい実施形態の部分的な概略断面図である。 本発明に係るトランスの第8の好ましい実施形態の概略斜視図である。 本発明に係るトランスの第9の好ましい実施形態の概略斜視図である。 本発明に係るトランスの第10の好ましい実施形態の概略図である。 本発明に係るトランスの第11の好ましい実施形態の概略図である。 本発明に係るトランスの第12の好ましい実施形態の概略図である。 本発明に係るトランスの第13の好ましい実施形態の概略図である。 本発明に係るトランスの第14の好ましい実施形態の概略図である。 本発明に係るトランスの第15の好ましい実施形態の概略上面図である。 第15の好ましい実施形態の分解斜視図である。

Claims (30)

  1. 第1の巻線部分および第2の巻線部分を有するボビンユニット(20)と、
    上記ボビンユニット(20)の上記第1の巻線部分の周囲に巻かれた1次巻線(30)と、
    上記ボビンユニット(20)の上記第2の巻線部分の周囲に巻かれており、且つ、上記1次巻線(30)に電磁的に結合された2次巻線(40)と、
    上記ボビンユニット(20)に取り付けられたコアユニット(50)であって、第1のコア部品(51)と、上記第1のコア部品(51)と磁気回路経路を形成する第2のコア部品(52)とを有しており、上記第1のコア部品(51)は、上記第1のコア部品(51)と上記第2のコア部品(52)との間に構成された有効磁束領域の寸法を変更するために、調整可能位置から組立位置へと上記第2のコア部品(52)に対して可動であるコアユニット(50)と、によって特徴付けられるトランス(200)。
  2. 上記有効磁束領域は、上記第1のコア部品(51)と上記第2のコア部品(52)との間に構成されていると共に上記2次巻線(40)に近接した有効二次磁束区域(54)であり、上記有効二次磁束区域(54)の上記寸法が変更される一方で、上記第1のコア部品(51)と上記第2のコア部品(52)との間に構成されていると共に上記1次巻線(30)に近接した有効一次磁束区域(53)の寸法は維持されることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200)。
  3. 上記有効二次磁束区域(54)の上記寸法は、上記有効一次磁束区域(53)の上記寸法とは異なっていることを特徴とする、請求項2に記載のトランス(200)。
  4. 上記ボビンユニット(20)は、本体(21)を有しており、当該本体(21)には、長手方向(X)に沿ってコア収容区画(22)が形成されており、上記本体(21)は、上記第1および第2の巻線部分を有しており、上記第1のコア部品(51)は、上記コア収容区画(22)を通過して延びており、且つ、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52)に対して可動であることを特徴とする、請求項2に記載のトランス(200)。
  5. 上記ボビンユニット(20)は、上記本体(21)内に組み込まれた導電板(23)をさらに有しており、上記導電板(23)は、上記一次および二次巻線(30、40)のいずれか1つに電気的に接続されており、且つ、上記トランス(200)が取り付けられる回路基板(60)の金属部分(61)とキャパシタ(C)を形成するように構成されていることを特徴とする、請求項4に記載のトランス(200)。
  6. 上記第1のコア部品(51)は、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、上記第2のコア部品(52)は、上記長手方向(X)に延びて対向する長手面と、上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びて対向する側面とを有するO型コア部品であり、上記第2のコア部品(52)には、上記側面に2つの溝(521)が形成されており、当該各溝(521)は、上記長手方向(X)と上記横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に延びており、当該各溝(521)内には上記第1のコア部品(51)が延びており、上記一次および二次有効磁束区域(53、54)は、上記溝(521)内の上記第1および第2のコア部品(51、52)間において上記一次および二次巻線(30、40)にそれぞれ近接している接触区域であることを特徴とする、請求項2に記載のトランス(200)。
  7. 上記ボビンユニット(20a)は、2つの本体(21)を有しており、当該各本体(21)には、長手方向(X)に沿ってコア収容区画(22)が形成されており、当該各本体(21)は、上記第1および第2の巻線部分を有しており、当該本体(21)同士は、上記第1の巻線部分同士が互いに隣接して配置されるように、且つ、上記第2の巻線部分同士が互いに距離を置いて配置されるように、互いに接続されており、
    上記トランス(200a)は、それぞれが上記本体(21)のうち対応するいずれか1つの本体(21)の上記第1の巻線部分の周囲に巻かれた2つの上記1次巻線(30)と、それぞれが上記本体(21)のうち対応するいずれか1つの本体(21)の上記第2の巻線部分の周囲に巻かれた2つの上記2次巻線(40)とによって特徴付けられ、
    上記第1のコア部品(51)は、上記本体(21)内の上記コア収容区画(22)を上記長手方向(X)に通過して延びており、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記第2のコア部品(52)に対して上記長手方向(X)に可動であり、上記第1のコア部品(51)は、上記1次巻線(30)に対応していると共に上記長手方向(X)に対して垂直な面内に第1の断面区域を有している中心セグメント(511)と、上記中心セグメント(511)の上記長手方向(X)における対向する端部に配置されていると共にそれぞれ上記2次巻線(40)に対応している2つの縁セグメント(512)とを有しており、上記各縁セグメント(512)は、上記長手方向(X)に対して垂直な面内に、上記第1の断面区域よりも小さい第2の断面区域を有していることを特徴とする、請求項2に記載のトランス(200a)。
  8. 上記第2のコア部品(52c)は、第1および第2のサブコア部品(534c、524c)を有しており、上記第1のコア部品(51)は、長手方向(X)に延びており、且つ、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記第1および第2のサブコア部品(534c、524c)に対して上記長手方向(X)に可動であり、上記各第1および第2のサブコア部品(534c、524c)は、上記長手方向(X)に延びて対向する長手面と、上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びる側面とを有するC型部品であり、上記第1および第2のサブコア部品(534c、524c)は、上記第1および第2のサブコア部品(534c、524c)の上記側面が互いに向かい合うように、上記長手方向(X)に互いに接触して配置されており、上記各第1および第2のサブコア部品(534c、524c)には、上記長手方向(X)と上記横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に延びる上記側面に、溝(521)が形成されており、上記第1のコア部品(51)は、上記第1および第2のサブコア部品(534c、524c)内の上記溝(521)内に延びており、上記一次有効磁束区域(53)は、上記溝(521)内における上記第1のコア部品(51)と上記第1のサブコア部品(534c)との間における、上記第1のサブコア部品(534c)内の接触区域であり、且つ、上記1次巻線(30)に近接しており、上記二次有効磁束区域(54)は、上記溝(521)内における上記第1のコア部品(51)と上記第2のサブコア部品(524c)との間における、上記第2のサブコア部品(524c)内の接触区域であり、且つ、上記2次巻線(40)に近接していることを特徴とする、請求項2に記載のトランス(200c)。
  9. 上記第1のコア部品(51)は、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、上記第2のコア部品(52d)は、上記長手方向(X)に延びる長手面と、上記長手方向(X)に対して垂直な垂直方向(Z)に延びていると共に、上記垂直方向(Z)に対して垂直な面内に端面を有している、対向する垂直面とを有する、C型コア部品であり、上記垂直面の上記端面は、上記第1のコア部品(51)に接触して配置されており、上記一次および二次有効磁束区域(53、54)は、それぞれ、上記第1のコア部品(51)に接触して配置されていると共に上記一次および二次巻線(30、40)にそれぞれ近接して配置された、上記第2のコア部品(52d)の上記垂直面の上記端面の区域であり、上記第1のコア部品(51)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと、上記第2のコア部品(52d)に対して上記長手方向(X)に可動であることを特徴とする、請求項2に記載のトランス(200d)。
  10. 上記第1のコア部品(51)は、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、
    上記第2のコア部品(52e)は、上記長手方向(X)に延びる長手面と、それぞれが上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びていると共に上記長手および横断方向(X、Y)の面内に表面を有する対向する横断面とを備えたU字型コア部品であり、
    上記横断面の上記表面は、上記第1のコア部品(51)に接触して配置されており、上記一次および二次有効磁束区域(53、54)は、それぞれ、上記第1のコア部品(51)に接触して配置されていると共にそれぞれ上記一次および二次巻線(30、40)に近接して配置された、上記第2のコア部品の上記横断面の上記側面の区域であり、上記第1のコア部品(51)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと、上記第2のコア部品(52e)に対して上記長手方向(X)に可動であることを特徴とする、請求項2に記載のトランス(200e)。
  11. 上記コアユニット(50f)は、上記第1のコア部品(51f)を2つ有しており、上記各第1のコア部品(51f)は、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、上記第2のコア部品(52f)は、上記長手方向(X)に延びて対向する長手面と、上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びて対向する側面とを有する、O型コア部品であり、上記第1のコア部品(51f)は、上記長手方向(X)と上記横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に積層されており、
    上記第2のコア部品(52f)には、上記1次巻線(30)に近接している方の上記側面に第1の溝(525)が形成されており、上記2次巻線(40)に近接している方の上記側面に第2の溝(526)が形成されており、上記第1の溝(525)の上記垂直方向(Z)における寸法は、積層された上記第1のコア部品(51f)が両方とも、上記第1の溝(525)内を上記長手方向(X)に延びることができる寸法であり、上記第2の溝(526)の上記垂直方向(Z)における寸法は、積層された上記第1のコア部品(51f)のうち下方のコア部品(51f)のみが、上記第2の溝(526)内を上記長手方向(X)に延びることができる寸法であり、
    上記有効一次磁束区域(53)は、積層された上記第1のコア部品(51f)のうち上方のコア部品(51f)と、上記第1の溝(525)内の上記第2のコア部品(52f)との間の接触区域であり、
    上記有効二次磁束区域(54)は、積層された上記第1のコア部品(51f)のうち下方の上記コア部品(51f)と、上記第2の溝(526)内の上記第2のコア部品(52f)との間の接触区域であり、上記第1のコア部品(51f)のうち下方の上記コア部品(51f)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと、上記第2のコア部品(52f)に対して上記長手方向(X)に可動であることを特徴とする、請求項2に記載のトランス(200f)。
  12. 上記第1のコア部品(50g)は、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、
    上記第2のコア部品(52g)は、E型コア部品であり、上記長手方向(X)に延びる接続セグメント(527)と、上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に上記接続セグメント(527)から延びていると共に互いに距離を置いて配置された3つの拡張セグメント(528)とを有しており、
    上記第1のコア部品(51g)は、上記長手方向(X)と上記横断方向(Y)とに対して垂直な垂直方向(Z)に、上記第2のコア部品(52g)に対して配置されており、上記有効磁束領域は、上記第1のコア部品(51g)と、上記第2のコア部品(52g)の上記拡張セグメント(528)のうち中心の拡張セグメント(528)であって上記拡張セグメント(528)の他の2つの拡張セグメント(528)によって挟まれている拡張セグメント(528)との間の接触区域であり、上記第1のコア部品(51g)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと、上記横断方向(Y)に上記第2のコア部品(52g)に対して可動であることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200g)。
  13. 上記拡張セグメント(528)のうち中心の拡張セグメント(528)は、上記一次巻線(30)が上記第1のコア部品(51g)から離れるように、且つ、上記二次巻線(30、40)が上記第1のコア部品(51g)と近接するように、上記ボビンユニット(20)内に延びていることを特徴とする、請求項12に記載のトランス(200g)。
  14. 上記第1のコア部品(51g)は、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、
    上記第2のコア部品(52g)は、E型コア部品であり、上記長手方向(X)に延びる接続セグメント(527)と、上記接続セグメントから上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びていると共に互いに距離を置いて配置された3つの拡張セグメント(528)とを有しており、
    上記第1のコア部品(51g)は、上記第2のコア部品(52g)に対して上記横断方向(Y)に配置されており、上記有効磁束領域は、上記第1のコア部品(51g)と、上記第2のコア部品(52g)の上記拡張セグメント(528)のうち外側の2つの拡張セグメント(528)であって、中心の拡張セグメント(528)を間に挟んでいる拡張セグメント(528)との間の接触区域であり、上記第1のコア部品(51g)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52g)に対して可動であることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200h)。
  15. 上記第1のコア部品(51g)の上記長手方向(X)における長さは、上記第2のコア部品(52g)の上記接続セグメント(527)の上記長手方向(X)における長さよりも小さくないことを特徴とする、請求項14に記載のトランス(200h)。
  16. 上記拡張セグメント(528)のうち上記中心の拡張セグメント(528)は、上記一次巻線(30)が上記第1のコア部品(51g)から離れるように、且つ、上記二次巻線(40)が上記第1のコア部品(51g)と近接するように、上記ボビンユニット(20)内に延びていることを特徴とする、請求項14に記載のトランス(200h)。
  17. 上記第2のコア部品(52g)はE型コア部品であり、長手方向(X)に延びる接続セグメント(527)と、上記接続セグメント(527)から上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びていると共に互いに距離を置いて配置されている3つの拡張セグメント(528)とを有しており、
    上記第1のコア部品(51i)は、上記長手方向(X)へ延びる細長いコア部品であり、上記第1のコア部品(51i)には、上記横断方向(Y)に延びる溝(513)が形成されており、当該溝(513)の上記長手方向(X)における寸法は、上記第2のコア部品(52g)の上記拡張セグメント(528)のうち中心の拡張セグメント(528)であって上記拡張セグメント(528)の他の2つの拡張セグメント(528)に挟まれた拡張セグメント(528)の上記長手方向(X)における寸法よりも大きく、
    上記第1のコア部品(51i)は、上記溝(513)が上記拡張セグメント(528)のうち中心の拡張セグメント(528)と対応するように、且つ、上記第1のコア部品(51i)と上記拡張セグメント(528)のうち上記中心の拡張セグメント(528)との間に空隙が存在するように、上記横断方向(Y)において上記第2のコア部品(52g)に対して配置されており、
    上記空隙の構造を変更して上記有効磁束領域の上記寸法を変更するために、上記第1のコア部品(51i)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52g)に対して可動であることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200i)。
  18. 上記ボビンユニット(20)には、上記一次巻線と上記二次巻線との間に拡張溝が形成されており、上記第1のコア部品(51i)は、上記ボビンユニット(20)内に延びていることを特徴とする、請求項17に記載のトランス(200i)。
  19. 上記第1のコア部品(51i)の上記長手方向(X)における長さは、上記第2のコア部品(52g)の上記接続セグメント(527)の上記長手方向(X)における長さよりも小さくないことを特徴とする、請求項17に記載のトランス(200i)。
  20. 上記第2のコア部品(52g)はE型コア部品であり、長手方向(X)に延びる接続セグメント(527)と、上記接続セグメント(527)から上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びていると共に互いに距離を置いて配置されている3つの拡張セグメント(528)とを有しており、
    上記第1のコア部品(51j)は、上記長手方向(X)へ延びる細長いコア部品であり、厚いセグメント(514j)と薄いセグメント(515j)とを有しており、当該薄いセグメント(515j)の上記横断方向(Y)における厚さは、上記厚いセグメント(514j)と上記薄いセグメント(515j)とが共に、上記厚いセグメント(514j)と上記薄いセグメント(515j)との間に接合部(516)を形成するように、上記厚いセグメント(514j)よりも薄く、上記第2のコア部品(52g)の上記拡張セグメント(528)のうち中心のコア部品(52g)は、上記第2のコア部品(52g)の上記拡張セグメント(528)のうち中心の拡張セグメント(528)が上記接合部(516)に空隙を形成するように、上記薄いセグメント(515j)と対応しており、
    上記空隙の構成を変更して上記有効磁束領域の上記寸法を変更するために、上記第1のコア部品(51j)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52g)に対して可動であることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200j)。
  21. 上記第1のコア部品(51j)は、上記一次巻線(30)と上記二次巻線(40)との間に上記接合部(516)が配置された上記ボビンユニット(20)内に延びていることを特徴とする、請求項20に記載のトランス(200j)。
  22. 上記第1のコア部品(51j)の上記長手方向(X)における長さは、上記第2のコア部品(52g)の上記接続セグメント(527)の上記長手方向(X)における長さよりも小さくないことを特徴とする、請求項20に記載のトランス(200j)。
  23. 上記第2のコア部品(52g)はE型コア部品であり、長手方向(X)に延びる接続セグメント(527)と、上記接続セグメント(527)から上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びていると共に互いに距離を置いて配置されている3つの拡張セグメント(528)とを有しており、
    上記第1のコア部品(51k)は、上記長手方向(X)へ延びる細長いコア部品であり、互いに隣り合って配置された第1のセグメント(514k)と第2のセグメント(515k)とを有しており、上記第2のセグメント(515k)の上記横断方向(Y)における寸法は、上記第1のセグメント(514k)から上記長手方向(X)に沿って次第に減少しており、
    上記第2のコア部品(52g)の上記拡張セグメント(528)のうち中心の拡張セグメント(528)は、上記第2のセグメント(515k)に接触して配置されており、
    上記第1のコア部品(51k)の上記第2のセグメント(515k)の、上記第2のコア部品(52g)の上記拡張セグメント(528)のうち中心の拡張セグメント(528)との相対位置を調節して、上記有効磁束領域の上記寸法を変更するために、上記第1のコア部品(51k)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52g)に対して可動であることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200k)。
  24. 上記第1のコア部品(51k)は、上記ボビンユニット(20)内に延びており、上記1次巻線(30)は、上記第1のセグメント(514k)の周囲に巻かれており、上記2次巻線(40)は、上記第2のセグメント(515k)の周囲に巻かれていることを特徴とする、請求項23に記載のトランス(200k)。
  25. 上記各第1および第2のコア部品(51m、52m)はE型コア部品であり、横断方向(Y)に延びる接続セグメント(517m、527m)と、上記接続セグメント(517m、527m)から上記横断方向(Y)に対して垂直な長手方向(X)に延びていると共に互いに距離を置いて配置されている3つの拡張セグメント(518m、528m)とを有しており、上記第1および第2のコア部品(51m、52m)は、上記第1のコア部品(51m)の上記各拡張セグメント(518m)が、上記長手方向(X)に沿って上記第2のコア部品(52m)の上記拡張セグメント(528m)のうち対応するいずれか1つの拡張セグメント(528m)と接触して配置されるように、且つ、上記有効磁束領域が、上記第1のコア部品(51m)の上記拡張セグメント(518m)のうち中心の拡張セグメント(518m)と、上記第2のコア部品(52m)の上記拡張セグメント(528m)のうち対応する上記1つの拡張セグメント(528m)とによって形成されるように、配置されており、
    上記有効磁束領域の上記寸法を変更するために、上記第1のコア部品(51m)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52m)に対して可動であることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200m)。
  26. 互いに隣り合って配置された2つの上記1次巻線(30)と、互いに距離を置いて配置された2つの上記2次巻線(40)と、上記ボビンユニット(20)内に延びる上記第1のコア部品(51m)の上記拡張セグメント(518m)のうち上記中心の拡張セグメント(518m)と、上記第2のコア部品(52m)の上記拡張セグメント(528m)のうち対応する上記1つの拡張セグメント(528m)とによって特徴づけられる、請求項25に記載のトランス(200m)。
  27. 上記各第1および第2のコア部品(51n、52n)はE型コア部品であり、横断方向(Y)に延びる接続セグメント(517m、527m)と、上記接続セグメント(517m、527m)から上記横断方向(Y)に対して垂直な横断(X)方向に延びていると共に互いに距離を置いて配置されている3つの拡張セグメント(518n、528n)とを有しており、上記各拡張セグメント(518n、528n)は、突起部(519n、529n)が設けられた上記接続セグメント(517m、527m)から上記長手方向(X)に離れた位置に端部を有しており、
    上記第1および第2のコア部品(51n、52n)は、上記第1のコア部品(51n)の上記各拡張セグメント(518n)が、上記第2のコア部品(52n)の上記拡張セグメント(528n)のうち対応する拡張セグメント(528n)に上記長手方向(X)に対応するように、且つ、上記第1のコア部品(51n)の上記各拡張セグメント(518n)の上記突起部(519n)が、上記第2のコア部品(52n)の上記拡張セグメント(528n)のうち対応する上記拡張セグメント(528n)の上記突起部(529n)と上記横断方向(Y)において接触して配置されるように、配置されており、
    上記有効磁束領域は、上記第1のコア部品(51n)の上記拡張セグメント(518n)のうち中心の拡張セグメント(518n)の上記突起部(519n)と、上記第2のコア部品(52n)の上記拡張セグメント(528n)のうち対応する上記拡張セグメント(528n)の上記突起部(529n)との間に形成されており、
    上記有効磁束領域の上記寸法を変更するために、上記第1のコア部品(51n)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52n)に対して可動であることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200n)。
  28. 互いに隣り合って配置された2つの上記1次巻線(30)と、互いに距離を置いて配置された2つの上記2次巻線(40)と、上記ボビンユニット(20)内に延びる上記第1のコア部品(51n)の上記拡張セグメント(518n)のうち上記中心の拡張セグメント(518n)および上記第2のコア部品(52n)の上記拡張セグメント(528n)のうち対応する1つの上記拡張セグメント(528n)によって特徴付けられる、請求項27に記載のトランス(200n)。
  29. 上記コアユニット(50p)は、2つの上記第1のコア部品(51p)を有しており、上記各第1のコア部品(51p)は、長手方向(X)に延びる細長いコア部品であり、上記第2のコア部品(52p)は、上記長手方向(X)に延びて対向する長手面と、上記長手方向(X)に対して垂直な横断方向(Y)に延びて対向する側面とを有するO型コア部品であり、上記第1のコア部品(51p)は、上記横断方向(Y)と並列しており、
    上記第2のコア部品(52p)の上記各側面には2つの溝(521)が形成されており、当該溝(521)の上記横断方向(Y)における寸法は、上記第1のコア部品(51p)が当該溝(521)内を上記長手方向(X)に延びることができる寸法であり、
    上記第1のコア部品(51p)および上記第2のコア部品(52p)は、上記第1のコア部品(51p)と上記第2のコア部品(52p)との間の接触区域において、上記溝(521)内に2つの上記有効磁束領域を構成しており、上記第1のコア部品(51p)は、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52p)に対して可動であることを特徴とする、請求項1に記載のトランス(200p)。
  30. 上記ボビンユニット(20a)は、2つの本体(21)を有しており、当該各本体(21)には、上記長手方向(X)に沿ってコア収容区画(22)が形成されており、当該各本体(21)は、上記第1および第2の巻線部分を有しており、上記本体(21)同士は、上記第1の巻線部分同士が互いに隣接して配置されるように、且つ、上記第2の巻線部分が互いに距離を置いて配置されるように、互いに接続されており、
    上記トランス(200p)は、2つの上記1次巻線(30)および2つの上記各2次巻線(40)によって特徴づけられ、上記各1次巻線(30)は、上記本体(21)のうち対応するいずれか1つの本体(21)の上記第1の巻線部分の周囲に巻かれており、上記各2次巻線(40)は、上記本体(20a)のうち対応するいずれか1つの本体(20a)の上記第2の巻線部分の周囲に巻かれており、
    上記第1のコア部品(51p)は、上記本体(21)内の上記コア収容区画(22)を上記長手方向(X)に通過して延びており、且つ、上記調整可能位置から上記組立位置へと上記長手方向(X)に上記第2のコア部品(52p)に対して可動であることを特徴とする、請求項29に記載のトランス(200p)。
JP2008273511A 2007-10-25 2008-10-23 トランス Expired - Fee Related JP4904329B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW096140063 2007-10-25
TW096140063A TW200814105A (en) 2007-10-25 2007-10-25 Manufacture adjustable leakage inductance transformer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009135456A true JP2009135456A (ja) 2009-06-18
JP4904329B2 JP4904329B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=40582103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008273511A Expired - Fee Related JP4904329B2 (ja) 2007-10-25 2008-10-23 トランス

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20090108977A1 (ja)
JP (1) JP4904329B2 (ja)
KR (1) KR20090042180A (ja)
TW (1) TW200814105A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150114372A (ko) 2014-04-01 2015-10-12 삼성전기주식회사 코일 부품 및 그 제조 방법
KR101629890B1 (ko) 2014-12-23 2016-06-13 주식회사 솔루엠 코일 부품 및 이를 포함하는 전원공급장치
KR20160069267A (ko) 2014-12-08 2016-06-16 주식회사 솔루엠 코일 부품
CN109754990A (zh) * 2019-01-22 2019-05-14 东莞市昱懋纳米科技有限公司 一种混合电感器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2982068B1 (fr) * 2011-11-02 2014-09-12 Valeo Sys Controle Moteur Sas Dispositif electromagnetique et actionneur electromagnetique correspondant
KR102369430B1 (ko) * 2017-03-15 2022-03-03 삼성전기주식회사 코일 전자부품 및 그의 실장 기판
DE102017005529B4 (de) * 2017-06-10 2023-11-02 Kostal Automobil Elektrik Gmbh & Co. Kg Induktives Bauteil

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5047161A (ja) * 1973-08-31 1975-04-26
JPS5347918A (en) * 1976-10-12 1978-04-28 Boushey Homer A Variable flux transformer
JPS5476967A (en) * 1977-11-30 1979-06-20 Matsushita Electric Works Ltd Stabilizer for discharge lamp
JPS5860916A (ja) * 1981-10-02 1983-04-11 小倉クラツチ株式会社 動力芝刈機の動力伝達装置
JPH01293605A (ja) * 1988-05-23 1989-11-27 Matsushita Electric Works Ltd チョークコイル
JPH02161508A (ja) * 1988-12-14 1990-06-21 Hitachi Ltd 電圧可変回路
JPH0341185U (ja) * 1989-08-28 1991-04-19
JPH06260347A (ja) * 1993-03-03 1994-09-16 Asahi Chem Ind Co Ltd 磁性体コア
JPH07220945A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Fuji Elelctrochem Co Ltd インバータ用高圧トランス
JPH1167551A (ja) * 1997-08-20 1999-03-09 N T T Data:Kk トランス及び電源
JP2001223122A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Sumida Corporation 漏洩磁束型高周波トランス
JP2001514777A (ja) * 1997-03-10 2001-09-11 プレシジョン ダイナミクス コーポレイション 可撓性基体に設けられた回路の反応可能に接続された要素
JP2006108391A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Tdk Corp トランスコア及びこれを用いたリーケージトランス
JP2007142088A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Tdk Corp リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス
WO2007083574A1 (ja) * 2006-01-19 2007-07-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. 無線icデバイス及び無線icデバイス用部品

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5760670A (en) * 1997-01-31 1998-06-02 Delta Electronics, Inc. Transformer core structure
TW469452B (en) * 2000-04-27 2001-12-21 Darfon Electronics Corp Transformer
TW470976B (en) * 2000-08-18 2002-01-01 Delta Electronics Inc Method to adjust the inductance of inductor
TW507224B (en) * 2001-08-17 2002-10-21 Ambit Microsystems Corp Transformer for inverter
JP2004335886A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Canon Inc トランス集合体、それを用いた電力変換装置及び太陽光発電装置
US7489225B2 (en) * 2003-11-17 2009-02-10 Pulse Engineering, Inc. Precision inductive devices and methods
JP2006108667A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Greatchip Technology Co Ltd インバータ変圧器
US7345565B2 (en) * 2006-04-12 2008-03-18 Taipei Multipower Electronics Co., Ltd. Transformer structure

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5047161A (ja) * 1973-08-31 1975-04-26
JPS5347918A (en) * 1976-10-12 1978-04-28 Boushey Homer A Variable flux transformer
JPS5476967A (en) * 1977-11-30 1979-06-20 Matsushita Electric Works Ltd Stabilizer for discharge lamp
JPS5860916A (ja) * 1981-10-02 1983-04-11 小倉クラツチ株式会社 動力芝刈機の動力伝達装置
JPH01293605A (ja) * 1988-05-23 1989-11-27 Matsushita Electric Works Ltd チョークコイル
JPH02161508A (ja) * 1988-12-14 1990-06-21 Hitachi Ltd 電圧可変回路
JPH0341185U (ja) * 1989-08-28 1991-04-19
JPH06260347A (ja) * 1993-03-03 1994-09-16 Asahi Chem Ind Co Ltd 磁性体コア
JPH07220945A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Fuji Elelctrochem Co Ltd インバータ用高圧トランス
JP2001514777A (ja) * 1997-03-10 2001-09-11 プレシジョン ダイナミクス コーポレイション 可撓性基体に設けられた回路の反応可能に接続された要素
JPH1167551A (ja) * 1997-08-20 1999-03-09 N T T Data:Kk トランス及び電源
JP2001223122A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Sumida Corporation 漏洩磁束型高周波トランス
JP2006108391A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Tdk Corp トランスコア及びこれを用いたリーケージトランス
JP2007142088A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Tdk Corp リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス
WO2007083574A1 (ja) * 2006-01-19 2007-07-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. 無線icデバイス及び無線icデバイス用部品

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150114372A (ko) 2014-04-01 2015-10-12 삼성전기주식회사 코일 부품 및 그 제조 방법
KR20160069267A (ko) 2014-12-08 2016-06-16 주식회사 솔루엠 코일 부품
KR101629890B1 (ko) 2014-12-23 2016-06-13 주식회사 솔루엠 코일 부품 및 이를 포함하는 전원공급장치
CN109754990A (zh) * 2019-01-22 2019-05-14 东莞市昱懋纳米科技有限公司 一种混合电感器
CN109754990B (zh) * 2019-01-22 2021-06-11 东莞市昱懋纳米科技有限公司 一种混合电感器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4904329B2 (ja) 2012-03-28
TWI377585B (ja) 2012-11-21
TW200814105A (en) 2008-03-16
US20090108977A1 (en) 2009-04-30
KR20090042180A (ko) 2009-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4904329B2 (ja) トランス
US7522028B2 (en) Magnetic element
US10224134B2 (en) Reactor manufacturing method
US9224530B2 (en) Power supply apparatus
US8289119B2 (en) Conductive winding module and magnetic element having such conductive winding module
US7259650B2 (en) Magnetic element
US10224140B2 (en) Integrated multi-phase power inductor with non-coupled windings and methods of manufacture
TWI557759B (zh) 集成式電感及其集成式電感磁芯
US20100109569A1 (en) Transformer with adjustable leakage inductance and driving device using the same
US11289965B2 (en) Resin multilayer substrate, actuator, and method of manufacturing resin multilayer substrate
US8188825B2 (en) Transformer structure
US20100321141A1 (en) Transformer
US9251949B2 (en) Magnetic element
EP3800652A1 (en) Inductor core and inductor device
JP2007142088A (ja) リーケージインダクタンス可変調整インバータ用トランス
CN216773006U (zh) 一种磁芯组件
CN107424776A (zh) 一种增加电感量和差模感量的变压器
US11881340B2 (en) Inductor structure
US20230307170A1 (en) Magnetic assembly
TWI837895B (zh) 多相位耦合電感
EP4202960A1 (en) Magnetic element and circuit board comprising same
KR102553809B1 (ko) 트랜스포머 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
US20210287848A1 (en) Coupled inductor and power module
JP2006108389A (ja) トランスコア及びこれを用いたリーケージトランス
CN102982967B (zh) 降低漏磁通的电感器组装结构

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110318

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees