JPH1167551A - トランス及び電源 - Google Patents

トランス及び電源

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JPH1167551A
JPH1167551A JP9224127A JP22412797A JPH1167551A JP H1167551 A JPH1167551 A JP H1167551A JP 9224127 A JP9224127 A JP 9224127A JP 22412797 A JP22412797 A JP 22412797A JP H1167551 A JPH1167551 A JP H1167551A
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yokes
leg
transformer
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Shoji Haneda
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスにおける交流磁気結合を高く保ちつ
つ直流磁気飽和を防止し、外部への漏洩磁束を低減す
る。 【解決手段】 F型コア31及び32により、外周部が
密着した矩形のヨークを形成し且つ中央脚部の中間部に
磁気ギャップを形成したコア部21を構成する。1次コ
イル41と2次コイル42とは、異なるコイル層を形成
して互いにオーバラップすることなく巻装される。コイ
ル部22における1次コイル41及び2次コイル42の
コイル層を分離するとともに、両コイル41及び42の
巻線がオーバラップしないようにして、1次−2次コイ
ル間を離していることにより、静電結合容量を低減す
る。コア部21の外周部を密着させ且つコイル部22の
内部に磁気ギャップを配置することにより、交流磁気結
合を高く保ちつつ、外部への漏洩磁束を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トランス及び電
源に係り、特にノイズ対策に好適なトランス及びそれを
用いた電源に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の電源として、インバータ又は
チョッパ等のスイッチングを利用したいわゆるスイッチ
ング電源が広く使用されている。スイッチング電源に
は、DC(直流)−DCコンバータ、AC(交流)−D
Cコンバータ、ACインバータ、及びACチョッパ等の
種々の形式がある。
【0003】典型的なスイッチング電源は、直流電源入
力をスイッチングすることにより交流化するとともに、
トランス(Transformer:変圧器)で昇圧し、さらに整
流平滑して所要の直流電力を得る。直流電源入力は、直
流電源から直接得る場合も、交流電源出力を整流・平滑
して得る場合もある。
【0004】この種のスイッチング電源は、所要の電源
出力を高効率で且つ安定に得ることができ、しかも電源
自体をコンパクトに構成することができるという長所が
ある。このため、スイッチング電源は、コンピュータ、
コンピュータ関連ディジタル機器等の多くの電子機器の
電源として用いられている。
【0005】ところが、この種のスイッチング電源にお
いては、スイッチングに伴って発生するノイズが大きい
という問題がある。スイッチング電源が発生するノイズ
について、具体的に説明する。図13は、商用電源の交
流電力に基づいて負荷に直流電力を供給するスイッチン
グ電源の構成を示しており、図14は、図13の構成の
等価回路を示している。
【0006】図13に示すスイッチング電源は、整流・
スイッチング回路1、トランス2及び整流回路3を有す
る。整流・スイッチング回路1は、商用電源からの入力
を、一旦整流して直流化してからスイッチングし、トラ
ンス2を介して整流回路3に供給する。整流回路3は、
スイッチングによりトランス2の2次側にあらわれる出
力を再度整流して、直流電力として負荷4に供給する。
【0007】図13の回路で、ノイズ源となるのは、整
流・スイッチング回路1及び商用電源である。図14に
示すように、これらのノイズ源から発生するノイズ電流
は、トランス2の結合容量を介して負荷4に供給され
る。さらに、該ノイズ電流は、商用電源にも流出する。
【0008】トランス2の結合容量が小さければ、ノイ
ズ電流は負荷4に流れにくくなる。その結果、ノイズ電
流自体が小さくなるので、商用電源へのノイズの流出も
小さくなる。このため、スイッチング電源用のトランス
2において、ノイズの影響を低減するには、結合容量を
小さくすることが望ましい。
【0009】一方、トランス2は、鉄心すなわちコアに
1次コイル及び2次コイルを巻装して構成される。コア
としては、例えば図15に示すようなEI型コアが広く
用いられている。
【0010】EI型コアは、E型コアとI型コアと
「日」の字状をなすように組み合わされて構成されてい
る。E型コアは、ヨーク部5の両端に上下一対の外周脚
部7及び8が、ヨーク部5の長手方向に直角に立設され
ている。これら外周脚部7及び8は、互いに平行に且つ
上下に対峙して配置されている。ヨーク部5の中央には
中央脚部9が、外周脚部7及び8と平行に突設されてい
る。I型コアは、直線状のヨーク部6から構成されてい
る。
【0011】E型コア部10の外周脚部7、8及び中央
脚部9の各先端面とI型コア6の側面との間には、直流
磁気飽和を防ぐための磁気ギャップが形成されている。
【0012】図15のEI型コアには図16に示すよう
に、1次コイル11及び2次コイル12が巻装されてい
る。1次コイル11は、第1のボビン13に巻回されて
いる。1次コイル11を巻装した第1のボビン13は、
E型コア部10の中央脚部9とほぼ等しい長さ及び該中
央脚部9の外形寸法よりも一回り大きな内形寸法を有
し、中央脚部9に嵌装されている。
【0013】1個以上例えば4個の2次コイル12は第
2のボビン14に巻回されている。2次コイル12を巻
装した第2のボビン14は、第1のボビン13に巻装し
た1次コイル11部分とほぼ等しい長さ及び該1次コイ
ル11の外形寸法よりも一回り大きな内形寸法を有す
る。第2のボビン14は、第1のボビン13上の1次コ
イル11に嵌装される。
【0014】第1及び第2のコイル11及び12の各巻
線端は、第1のボビン13の一端のフランジに設けられ
た口出し端子部15に引き出され、外部の回路に結線さ
れる。
【0015】このように、1次コイル及び2次コイルを
それぞれ異なるボビンに巻装する方式の他には、1次コ
イルの上に絶縁シート等を介して2次コイルを巻回する
方式や、1次コイルと2次コイルとを一緒にしてバイフ
ァイラで巻回する方式等が用いられていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のスイッチング電源用のトランスでは、図16のごとく
1次コイル11と2次コイル12とが、ほぼ密着し、重
なり合うように巻装されていた。このような構成をとる
ことにより。1次コイル11と2次コイル12との間の
電磁結合が向上し、磁束のロスが低減される。
【0017】しかし、1次コイル11と2次コイル12
とが密着しているため、両コイル間の結合容量も大きく
なる。このため、先に述べたように、ノイズの影響を大
きくしてしまう。
【0018】また、トランスでは、主として図15のよ
うなEI型のコアが用いられているが、この型のコアに
おいては、磁気ギャップが外周部に存在する。このた
め、トランス内部で発生した磁束が外周部の磁気ギャッ
プから外部に漏洩する。この漏洩磁束が、トランス近傍
に配置された隣接する部品や回路に悪影響を及ぼしてい
た。
【0019】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、ノイズ電流を低減することができるトランスを提
供することを目的とする。また、この発明は、交流磁気
結合が高く保たれつつ直流磁気飽和が防止され、しかも
外部への漏洩磁束が低減され得るトランスを提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点によるトランスは、相対峙す
る一対のヨークと、前記一対のヨークの両端間を連結し
て結合する脚部片からなる一対の外周脚部と、磁気ギャ
ップ有して前記一対のヨークの中間部間を連結する中間
脚部と、より構成されるコアと、前記中間脚部の一部に
巻装された第1のコイルと、前記第1のコイルとオーバ
ラップしないように前記中間脚部に巻装された第2のコ
イルとを具備する、コイルと、より構成されることを特
徴とする。
【0021】この構成によれば、コアの外周部にギャッ
プがなく、コイルが巻かれた中間脚部に磁気ギャップが
配置されているので、外部への磁気漏れを防止すること
ができる。また、第1と第2のコイルが、互いにオーバ
ラップしないように巻装されているので、第1と第2の
コイルとの間の静電結合容量が小さい。従って、ノイズ
電流を低減することができる。
【0022】前記中間脚部は、例えば、前記一対のヨー
クにそれぞれ突設され、磁気ギャップを形成する間隙を
介して互いにほぼ平行に配置された一対の脚片より構成
される。この場合、前記中間脚部を構成する脚片は、前
記磁気ギャップよりも広い間隙を存して他方のヨークに
対峙することが望ましい。このような構成とすることに
より、磁気漏れを低減することができる。
【0023】前記コアは、例えば、F字型のコアの組み
合わせ、E字型のコアの組み合わせ、E字型のコアとT
字型のコアとの組み合わせ、等から構成される。
【0024】例えば、前記第1のコイルは、第1のコイ
ル層を形成する第1のボビンに巻回され、前記第2のコ
イルは、第2のコイル層を形成する第2のボビンに巻回
されている。
【0025】また、上記目的を達成するため、この発明
の第2の観点によるトランスは、相対峙する一対のヨー
ク間に、各前記ヨークの両端間を連結する一対の外周脚
部及び各前記ヨークの中間部間を連結する中間脚部が形
成されてなるコアと、前記中間脚部の長手方向の一部に
第1のコイル層を形成するよう巻装された第1のコイル
と、前記中間脚部の長手方向の他の一部の前記第1のコ
イル層の外周に第2のコイル層を形成し且つ前記第1の
コイルとオーバラップしないよう巻装された第2のコイ
ルとを具備する、ことを特徴とする。また、第1と第2
のコイルの一方又は両方は、複数のコイルから構成され
ても良い。
【0026】この構成によれば、第1と第2のコイルは
オーバーラップしない。即ち、コイルの層が異なり、さ
らに、中間脚部の長手方向の位置も異なるように巻装さ
れている。従って、第1のコイルと第2のコイルとの間
の静電容量が小さく、静電容量による1次側と2次側と
の結合が小さい。従って、ノイズが低減される。例え
ば、前記第1のコイルは、第1のコイル層を形成する第
1のボビンに巻回されてなり、前記第2のコイルは、第
2のコイル層を形成する第2のボビンに巻回されてな
る。
【0027】また、この発明の第3の観点によるトラン
スは、相対峙する一対のヨークと、少なくとも一方の前
記ヨークに突設され、前記一対のヨークの両端間を連結
してそれぞれ密接して結合する脚部片からなる一対の外
周脚部と、前記一対のヨークにそれぞれ突設され、長手
方向に沿って互いに離間して配置されて磁気ギャップを
形成し、前記一対のヨークの中間部間を連結する中間脚
部と、より構成されるコアを備えることを特徴とする。
【0028】この構成によれば、磁気ギャップは、両ヨ
ークから突出している中間脚部の側面間の間隙により構
成され、外周部には、磁気ギャップが存在しない。従っ
て、磁気漏れを防止できる。この場合、中間脚部を、前
記磁気ギャップよりも広い間隙を存して他方のヨークに
対峙するように構成することが望ましい。
【0029】また、この発明の第4の観点による電源
は、直流電圧をスイッチングすることにより、交流を生
成するスイッチング回路と、相対峙する一対のヨーク
と、前記一対のヨークの両端間を連結して結合する脚部
片からなる一対の外周脚部と、磁気ギャップ有して前記
一対のヨークの中間部間を連結する中間脚部と、より構
成されるコアと、前記中間脚部の一部に巻装された第1
のコイルと、前記第1のコイルとオーバラップしないよ
うに前記中間脚部に巻装された第2のコイルとを具備す
る、コイルと、より構成され、前記第1のコイルに前記
第1のスイッチング回路からの交流電圧が印加されるト
ランスと、前記第2のコイルの出力を整流する整流回路
と、より構成されることを特徴とする。
【0030】このような構成によれば、第1のコイルと
第2のコイルとの静電結合容量が小さい。従って、スイ
ッチングにより生じたノイズ(高周波ノイズ)が静電結
合容量を介して流れる事態を防止できる。従って、ノイ
ズの少ない、電源を提供できる。
【0031】前記整流回路は、例えば、スイッチング回
路から構成される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1〜図4を参照して、この発
明の第1の実施の形態に係るトランスを説明する。
【0033】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
るトランスの構成を示している。図1に示すトランス
は、コア部21とコイル部22とを具備している。コア
部21は、図2に示すように一対のF型コア31及び3
2を有している。コイル部22は、図3及び図4に示す
ように1次コイル41、2次コイル42、第1のボビン
43、第2のボビン44及び口出し部45を有してい
る。
【0034】図1及び図2に示すように、F型コア31
及び32は、例えば、Fの字型のフェライト等の磁性材
料板を積層したものからなり、ヨーク部33及び34、
外周脚部35及び36、並びに中央脚片37及び38を
それぞれ備えている。
【0035】第1のF型コア31のヨーク部33の一
端、すなわち図示上端には外周脚部35が、ヨーク部3
3の長手方向に対して直角に立設されている。ヨーク部
33の中央には、中央脚片37が、外周脚部35と平行
に立設されている。第2のF型コア32のヨーク部34
の一端、すなわち図示下端には外周脚部36が、ヨーク
部34の長手方向に対して直角に立設されている。ヨー
ク部34の中央には、中央脚片38が、外周脚部36と
平行に立設されている。
【0036】これら第1及び第2のF型コア31及び3
2は、各ヨーク部33及び34が平行に対峙するように
図示左右に配置され、且つ各外周脚部35及び36が平
行に対峙するように図示上下に配置される。各外周脚部
35及び36の先端は、それぞれ相手方のF型コア32
及び31の各ヨーク部34及び33の側面に密着してい
る。
【0037】中央脚片37と38は、磁気ギャップを形
成する間隙tを介して平行に配置されている。中央脚片
37と38は、中央脚部を形成するため、本来形成され
るべき中央脚部の断面積から所要の磁気ギャップ相当分
を除いたもののほぼ1/2の断面積を有する。即ち、中
央脚部は、磁気ギャップにより図示上下に2分割された
構造を有する。
【0038】さらに、中央脚片37及び38の各先端
は、相手方のF型コア32及び31の各ヨーク部34及
び33の側面に、所要のギャップs1、s2を介して対
峙する。漏洩磁束を効果的に防止するために、中央脚片
37と38との間に形成される磁気ギャップtよりも、
中央脚片37の先端面とヨーク部34との間のギャップ
s1及び中央脚片38の先端面とヨーク部33との間の
ギャップs2のほうが広く形成されていることが望まし
い。
【0039】このようにして、F型コア31及び32に
より、外周部が密着した矩形のヨークを形成し且つ中央
脚部の中間部に磁気ギャップが形成されたコア部21が
構成される。
【0040】一方、コイル部22は、図3及び図4に示
すように、1次コイル41、2次コイル42、第1のボ
ビン43、第2のボビン44及び口出し部45を有して
いる。
【0041】1次コイル41は、第1のボビン43に巻
回され、2次コイル42は第2のボビン44に巻回され
ている。
【0042】1次コイル41を巻装した第1のボビン4
3は、コア21の中央脚片37、38及び磁気ギャップ
により形成される中央脚部の長さ、すなわち一対のヨー
ク部33と34との間の距離、とほぼ等しい長さ及び該
中央脚部の外形寸法よりも一回り大きな内形寸法を有す
る。第1のボビン43は中央脚部に密着して嵌装され
る。
【0043】2次コイル42を巻装した第2のボビン4
4は、第1のボビン43に巻装した1次コイル41部分
とほぼ等しい長さ及び該1次コイル41の外形寸法より
も一回り大きな内形寸法を有する。第2のボビン44
は、第1のボビン43上の1次コイル41上に密着して
嵌装される。
【0044】1次コイル41は、第1のボビン43の軸
に沿う方向、すなわち図示左右方向についての一部に、
他の一部を残して巻装されている。2次コイル42は、
第2のボビン44の軸に沿う方向、すなわち図示左右方
向についての一部に、他の一部を残して巻装されてい
る。2次コイル42は、1次コイル41が巻装されずに
残された部分に対応する部分に巻装され、1次コイル4
1が巻装されている部分は、2次コイル42が巻装され
ずに残された部分に対応する。即ち、1次コイル41と
2次コイル42とは、異なるコイル層を形成して互いに
オーバラップすることなく巻装されている。
【0045】第1及び第2のコイル41及び42の各巻
線端は、図4に示すように、第1のボビン43の一端の
フランジ部に設けられた口出し端子部45に引き出され
ている。該口出し端子部45において、第1及び第2の
コイル41及び42の各巻線端が、外部回路に結線され
る。
【0046】このように、1次コイル41と2次コイル
42とは、異なるコイル層を形成して互いにオーバラッ
プすることなく巻装されている。したがって、1次コイ
ル41と2次コイル42との間の結合容量は充分に小さ
く、スイッチング電源等に使用した際のノイズの影響は
効果的に低減される。また、コア部21の外周部が密着
していて且つコイル部22の内部に磁気ギャップが配置
されることにより、交流磁気結合が高く保たれつつ、外
部への漏洩磁束が少ない。
【0047】1次コイル41と2次コイル42とは、そ
れぞれ、複数のコイルから構成されても良い。例えば、
2次コイル42を複数のコイルから構成し、各コイルの
接続点を中間タップとして引き出しても良い。
【0048】図5は、この発明の第2の実施の形態に係
るトランスのコア部21Aの構成を模式的に示してい
る。コア部21Aは、E型コア51及び52を有する。
E型コア51及び52は、フェライト等の磁性材料から
なり、ヨーク部53及び54、第1の外周脚片55及び
56、第2の外周脚片57及び58、並びに中央脚片5
9及び60をそれぞれ備えている。
【0049】第1のE型コア51のヨーク部53の両端
には第1及び第2の外周脚片55及び57が、ヨーク部
53の長手方向に対してそれぞれ直角に立設されてい
る。ヨーク部53の中央には、中央脚片59が、外周脚
片55及び57と平行に立設されている。第2のE型コ
ア52のヨーク部54の両端、すなわち図示下上端には
第1及び第2の外周脚片56及び58が、ヨーク部54
の長手方向に対してそれぞれ直角に立設されている。ヨ
ーク部54の中央には、中央脚片60が、外周脚片56
及び58と平行に立設されている。
【0050】第1及び第2のE型コア51及び52は、
各ヨーク部53及び54が平行に対峙し、外周脚片55
と58及び57と56とが互いに突き合うよう配置され
る。各外周脚片55及び57の先端は、それぞれ対応す
る外周脚片58及び56の先端に密着する。
【0051】中央脚片59及び60は、外周脚片55〜
58の2倍弱の長さを有し、長手方向に沿って互いに磁
気ギャップを形成する間隙を介してほぼ平行に配置され
ている。中央脚片59は、中央脚部の図示上半部を形成
するため、本来形成されるべき中央脚部の断面積から所
要の磁気ギャップ相当分を除いたもののほぼ1/2の断
面積を有する。中央脚片60は、中央脚部の図示下半部
を形成するため、本来形成されるべき中央脚部の断面積
から磁気ギャップ相当分を除いたもののほぼ1/2の断
面積を有する。換言すると、中央脚部は、磁気ギャップ
を存して上下に2分割された構造を有する。
【0052】さらに、中央脚片59及び60の各先端
は、それぞれ相手方のE型コア52及び51の各ヨーク
部54及び53の側面に、所要のギャップを存して対峙
する。このようにしても、図1及び図2に示したのとほ
ぼ同等のコア部21Aを構成することができる。
【0053】図6は、この発明の第3の実施の形態に係
るトランスのコア部21Bの構成を模式的に示してい
る。コア部21Bは、E型コア61及びT型コア62を
有する。E型コア61は、フェライト等の磁性材料から
なり、ヨーク部63、第1の外周脚部65、第2の外周
脚部66及び中央脚片67を備えている。T型コア62
は、フェライト等の磁性材料からなり、ヨーク部64及
び中央脚片68を備えている。
【0054】E型コア61のヨーク部63の両端、すな
わち図示上下端には第1及び第2の外周脚部65及び6
6が、ヨーク部63の長手方向に対してそれぞれ直角に
立設されている。ヨーク部63の中央には、中央脚片6
7が、外周脚部65及び66と平行に立設されている。
T型コア62のヨーク部64の中央には、中央脚片68
が、ヨーク部64の長手方向に対して直角に立設されて
いる。
【0055】これらE型コア61及びT型コア62は、
図示のように、各ヨーク部63及び64を平行に対峙す
るよう図示左右に配置され、且つE型コアの外周脚部6
5及び66の先端はそれぞれT型コア62のヨーク部6
4の両端側面にそれぞれ密着する。
【0056】中央脚片67と68は、一対のヨーク6
3、64にそれぞれ突設され、長手方向に沿って互いに
離間してほぼ平行に配置されて磁気ギャップを形成し、
一対のヨーク63、64の中間部間を連結する。中央脚
片67と68は、本来形成されるべき中央脚部の断面積
から所要の磁気ギャップ相当分を除いたもののほぼ1/
2の断面積を有する。
【0057】さらに、中央脚片67及び68の各先端
は、それぞれT型コア62のヨーク部64の側面に、所
要のギャップを存して対峙する。このようにしても、図
1及び図2に示したのとほぼ同等のコア部21Bを構成
することができる。
【0058】図7は、この発明の第4の実施の形態に係
るトランスのコア部21Cの構成を模式的に示してい
る。コア部21Cは、E型コア71及び72を有する。
E型コア71及び72は、フェライト等の磁性材料から
なり、ヨーク部73及び74、第1の外周脚片75及び
76、第2の外周脚片77及び78、並びに中央脚片7
9及び80をそれぞれ備えている。
【0059】第1のE型コア71のヨーク部73の両端
には、第1及び第2の外周脚片75及び77が、ヨーク
部73の長手方向に対して直角に立設されている。ヨー
ク部73の中央には、中央脚片79が、外周脚片75及
び77と平行に立設されている。第2のE型コア72の
ヨーク部74の両端には、第1及び第2の外周脚片76
及び78が、ヨーク部74の長手方向に対して直角に立
設されている。ヨーク部74の中央には、中央脚片80
が、外周脚片76及び78と平行に立設されている。
【0060】外周脚片75と78は、第1の外周脚部を
形成するため、本来形成されるべき第1の外周脚部の断
面積のほぼ1/2の断面積を有し、それらの先端は、そ
れぞれ相手方のヨーク部74及び73の側面に密着す
る。外周脚片75と78も互いに密着していることが望
ましい。
【0061】外周脚片76と77は、第2の外周脚部を
形成するため、本来形成されるべき第2の外周脚部の断
面積のほぼ1/2の断面積を有し、それらの先端は、そ
れぞれ相手方のヨーク部74及び73の側面に密着す
る。外周脚片76と77も互いに密着していることが望
ましい。換言すると、第1及び第2の外周脚部は、それ
ぞれ上下に2分割され且つ互いに密着する構造を有す
る。
【0062】中央脚片79と80は、それぞれ、本来形
成されるべき中央脚部の断面積から所要の磁気ギャップ
相当分を除いたもののほぼ1/2の断面積を有し、その
先端は、それぞれ相手方のヨーク部74及び73の側面
に、所要のギャップを存して対峙する。このようにして
も、図1及び図2に示したのとほぼ同等のコア部21C
を構成することができる。
【0063】コイル部は、図8に示すように、図16の
従来のボビンを利用して構成することもできる。図8に
示すこの発明の第5の実施の形態によるトランスのコイ
ル部22Aは、1次コイル81、2次コイル82、第1
のボビン83、第2のボビン84及び口出し部85を有
している。
【0064】1次コイル81は、第1のボビン83に巻
回され、2次コイル82は第2のボビン84に巻回され
ている。第1のボビン83は、図16のボビン13の一
部にバリヤテープ86が巻回されている。バリヤテープ
86により、2次コイル82に対応する個所に1次コイ
ル81が侵入することがないようにされている。第2の
ボビン84は、図16のボビン14のコイルの仕切用の
鍔部の一部87が切除され、2次コイル82の巻回箇所
を確保している。したがって、1次コイル81と2次コ
イル82とは、それぞれ第1のボビン83と第2のボビ
ン84とで形成される第1のコイル層及び第2のコイル
層にそれぞれ互いにオーバラップすることなく巻装され
る。第1及び第2のコイル81及び82の各巻線端は、
第1のボビン83の一端のフランジ部に設けられた口出
し端子部85に引き出されている。
【0065】第1のボビン83は、コア部の中央脚部の
長さとほぼ等しい長さ及び該中央脚部の外形寸法よりも
一回り大きな内形寸法を有し、中央脚部に密着して嵌装
される。第2のボビン84は、1次コイル81の外形寸
法よりも一回り大きな内形寸法を有し、第1のボビン8
3上の1次コイル81上に密着して嵌装される。
【0066】以上説明したように、この発明の実施の形
態によれば、中間脚部が、一対のヨークにそれぞれ突設
され、所定の間隙を介して互いにほぼ平行に配置され、
さらに、その先端が間隙を存して他方のヨークに対峙す
る。従って、磁気漏れの少ない磁気ギャップを形成でき
る。また、1次のコイルと2次コイルが互いにオーバー
ラップしない(コイル層が異なると共に巻線位置が異な
る)ように、中間脚部に巻設されているので、交流磁気
結合が高く保ちつつ、1次コイルと2次コイルとの間の
静電結合容量が小さい。
【0067】この発明によるトランスの効果について実
験により検証した。実験に用いた測定回路の構成を図9
に示す。図9においては、交流100Vの商用電源から
スイッチング電源を介して直流出力を得ている。この直
流出力の一方の電源ラインと共通電位(グラウンドつま
りアース)との間に1kΩの抵抗を挿入し、この抵抗の
両端にあらわれるノイズ電流に基づく電圧波形をオシロ
スコープにて観測した。実験は、スイッチング電源に、
図2と同等のコア部21を用い、且つ図3に示したこの
発明によるコイル部22を用いた場合と、図10に示す
ように、1次コイルと2次コイルをオーバーラップさせ
た場合とについて行った。
【0068】図11(A)は、図3に示したこの発明に
よるコイル部22を用いた場合の電圧波形であり、縦軸
の一目盛は0.1Vである。図11(B)は、図10に
示すように、1次コイルと2次コイルをオーバーラップ
させた場合の波形であり、縦軸の一目盛は1Vである。
したがって、図11(A)の場合には、図11(B)の
場合よりも圧倒的にノイズが少なくなっていることがわ
かる。さらに、従来の一般的なスイッチング電源では、
図11(B)の場合よりも1桁大きい、すなわち10倍
程度のノイズが発生する。
【0069】また、1次コイル−2次コイル間の結合容
量を実測した場合の周波数特性を図12に示す。特性C
0は、1次コイルと2次コイルとを図10に示すように
オーバーラップしたコイル構造によるトランスの結合容
量を示し、特性Cは、この発明による図3のコイル構造
によるトランスの結合容量を示している。
【0070】図12のように、例えば、200kHzの
周波数において、特性C0が6.50pFであるのに対
し、特性Cは、3.04pFである。従来のコイル構造
によれば、1次コイルと2次コイルの間の結合容量は1
00pF程度あり、図10のコイル構造を採用すること
により、従来構造に比し大幅に結合容量を小さくできる
ことが確認された。図3のコイル構造を採用することに
より、結合容量をさらに半分以下にすることができ、結
合容量を従来に比して飛躍的に小さくできることが確認
された。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のトラン
スによれば、トランスにおける交流磁気結合を高く保ち
つつ直流磁気飽和を防止し、しかも外部への漏洩磁束を
効果的に低減し得るトランスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るトランスの
構成を示す模式図である。
【図2】図1のトランスのコア部のみを詳細に示す模式
図である。
【図3】図1のトランスのコイル部のみを詳細に示す模
式図である。
【図4】図1のトランスのコイル部のさらに具体的な構
成を示す模式図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態に係るトランスの
コア部の構成を示す模式図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態に係るトランスの
コア部の構成を示す模式図である。
【図7】この発明の第4の実施の形態に係るトランスの
コア部の構成を示す模式図である。
【図8】この発明の第5の実施の形態に係るトランスの
コイル部の構成を示す模式図である。
【図9】この発明の効果を検証するための実験に使用し
た測定回路を模式的に示すブロック図である。
【図10】この発明の効果を検証するための実験に使用
した従来の構成に類似したコイル部の構成を示す模式図
である。
【図11】(A)は、この発明のトランスのノイズ波形
を示す図である。(B)は、従来のコイル構造を有する
トランスのノイズ波形を示す図である。
【図12】この発明のコイル構造と従来のコイル構造に
おける1次コイルと2次コイルの結合容量の周波数特性
を示す図である。
【図13】スイッチング電源におけるノイズの発生原理
を説明するためのブロック図である。
【図14】図13の等価回路図である。
【図15】従来の一般的なトランスのコア部の構成を示
す模式図である。
【図16】従来のトランスのコイル部の一例の構成を示
す模式図である。
【符号の説明】
21,21A,21B,21C コア部 22,22A コイル部 31,32 F型コア 33,34 ヨーク部 35,36, 外周脚部 37,38,59,60,67,68,79,80 中
央脚片 41,81 1次コイル 42,82 2次コイル 43,44,83,84 ボビン 45,85 口出し端子部 51,52,61,71,72 E型コア 55〜58,65,66,75〜78 外周脚片 62 T型コア 86 バリヤテープ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01F 31/00 C

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対峙する一対のヨークと、前記一対のヨ
    ークの両端間を連結して結合する脚部片からなる一対の
    外周脚部と、磁気ギャップ有して前記一対のヨークの中
    間部間を連結する中間脚部と、より構成されるコアと、 前記中間脚部の一部に巻装された第1のコイルと、前記
    第1のコイルとオーバラップしないように前記中間脚部
    に巻装された第2のコイルとを具備する、コイルと、 より構成されることを特徴とするトランス。
  2. 【請求項2】前記中間脚部は、前記一対のヨークにそれ
    ぞれ突設され、磁気ギャップを形成する間隙を介して互
    いにほぼ平行に配置された一対の脚片より構成される、 ことを特徴とする請求項1に記載のトランス。
  3. 【請求項3】前記中間脚部を構成する脚片は、前記磁気
    ギャップよりも広い間隙を存して他方のヨークに対峙す
    る、ことを特徴とする請求項2に記載のトランス。
  4. 【請求項4】前記コアは、F字型のコアが組み合わせさ
    れて構成されている、ことを特徴とする請求項1、2又
    は3に記載のトランス。
  5. 【請求項5】前記コアは、E字型のコアが組み合わされ
    て構成されている、ことを特徴とする請求項1、2又は
    3に記載のトランス。
  6. 【請求項6】前記コアは、E字型のコアとT字型のコア
    とが組み合わされて構成されている、ことを特徴とする
    請求項1又は2に記載のトランス。
  7. 【請求項7】前記第1のコイルは、第1のコイル層を形
    成する第1のボビンに巻回されてなり、 前記第2のコイルは、第2のコイル層を形成する第2の
    ボビンに巻回されてなる、 ことを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか1項
    に記載のトランス。
  8. 【請求項8】前記第1のコイルと前記第2のコイルの少
    なくとも一方は、複数のコイルから形成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか1項
    に記載のトランス。
  9. 【請求項9】相対峙する一対のヨーク間に、各前記ヨー
    クの両端間を連結する一対の外周脚部及び各前記ヨーク
    の中間部間を連結する中間脚部が形成されてなるコア
    と、 前記中間脚部の長手方向の一部に第1のコイル層を形成
    するよう巻装された第1のコイルと、 前記中間脚部の長手方向の他の一部の前記第1のコイル
    層の外周に第2のコイル層を形成し且つ前記第1のコイ
    ルとオーバラップしないよう巻装された第2のコイルと
    を具備する、 ことを特徴とするトランス。
  10. 【請求項10】相対峙する一対のヨークと、 少なくとも一方の前記ヨークに突設され、前記一対のヨ
    ークの両端間を連結してそれぞれ密接して結合する脚部
    片からなる一対の外周脚部と、 前記一対のヨークにそれぞれ突設され、長手方向に沿っ
    て互いに離間して配置されて磁気ギャップを形成し、前
    記一対のヨークの中間部間を連結する中間脚部と、 より構成されるコアを備えることを特徴とするトラン
    ス。
  11. 【請求項11】前記中間脚部は前記磁気ギャップよりも
    広い間隙を存して他方の前記ヨークに対峙する、ことを
    特徴とする請求項10に記載のトランス。
  12. 【請求項12】直流電圧をスイッチングすることによ
    り、交流を生成するスイッチング回路と、 相対峙する一対のヨークと、前記一対のヨークの両端間
    を連結して結合する脚部片からなる一対の外周脚部と、
    磁気ギャップ有して前記一対のヨークの中間部間を連結
    する中間脚部と、より構成されるコアと、前記中間脚部
    の一部に巻装された第1のコイルと、前記第1のコイル
    とオーバラップしないように前記中間脚部に巻装された
    第2のコイルとを具備する、コイルと、より構成され、
    前記第1のコイルに前記スイッチング回路からの交流電
    圧が印加されるトランスと、 前記第2のコイルの出力を整流する整流回路と、 より構成されることを特徴とする電源。
  13. 【請求項13】前記整流回路は、スイッチング回路から
    構成される、ことを特徴とする請求項12に記載の電
    源。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001223115A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Densei Lambda Kk インダクタンス部品及びその製造方法
JP2009135456A (ja) * 2007-10-25 2009-06-18 Greatchip Technology Co Ltd トランス
JP2010171150A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Tdk-Lambda Corp トランス
KR101069533B1 (ko) * 2009-05-29 2011-09-30 엘지이노텍 주식회사 F형 코어 및 이를 갖는 트랜스포머
US9106141B2 (en) 2011-01-26 2015-08-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Switching power supply device

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