JPH0564642U - 空気調和機に於ける外気・環気の混合装置 - Google Patents

空気調和機に於ける外気・環気の混合装置

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JPH0564642U
JPH0564642U JP010436U JP1043692U JPH0564642U JP H0564642 U JPH0564642 U JP H0564642U JP 010436 U JP010436 U JP 010436U JP 1043692 U JP1043692 U JP 1043692U JP H0564642 U JPH0564642 U JP H0564642U
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JP
Japan
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air
outside air
mixing
outside
ambient
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Pending
Application number
JP010436U
Other languages
English (en)
Inventor
睦男 福岡
Original Assignee
日立冷熱株式会社
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Publication date
Application filed by 日立冷熱株式会社 filed Critical 日立冷熱株式会社
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Publication of JPH0564642U publication Critical patent/JPH0564642U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造で、外気と環気とを確実に混合す
る。 【構成】 空気調和機1に設けたミキシングユニット2
内に、外気吸入口22、環気吸入口23のいずれか片
方、もしくは双方に流入空気を分散させる分散板4,5
を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気調和機に設けたミキシングユニット内に外気、または環気の吸入 口位置に分散板を設け、温度の異なる外気と環気空気とを良好に混合してコイル への入口空気温度を均一化するようになした空気調和機に於ける外気・環気の混 合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機内に流入する外気と環気の空気温度は冬期・夏期ともに大きく異な る。冬期では外気0℃,環気22℃、夏期では外気33℃,環気26℃となり、 このように外気と環気とにおいて温度差があると種々の不具合が生じる。このた め空気調和機に吸い込む外気と環気とをミキシングルーム内で混合した後、空気 調和機へ送るようにしている。
【0003】 従来、この外気と環気との混合はミキシングルームを広く、かつ吸込口よりフ ィルタまでの距離を長くして行う方法、あるいは外気と環気とを直交してミキシ ングルーム内へ取り入れて混合する方法等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ミキシングルームを長くする方法においては空調機本体が大きくなり、コスト アップ、据付スペースが大となると共に、外気・環気の混合も均一に行えない。 また両空気を直交させる方法においてもそれぞれの空気吸込口位置が限定され、 かつ混合も不均一となる。 このように外気と環気とが不均一で、混合されない部分があると一般空調用の 場合、実用上支障はないが、工業用では種々の問題が生じる。例えば環気空気温 度が高い排熱で直接空気調和機に取り入れると、フィルタ・送風機の軸受等の耐 熱温度を超え、フィルタの部分的な劣化、軸受に損傷を与える等の問題が生じる 。
【0005】 本考案は簡易な構造で、外気と環気とを確実に混合し、従来の欠点を解消する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するためになしたもので、空気調和機に設けたミキシ ングユニット内に、外気吸入口、環気吸入口のいずれか片方、もしくは双方に流 入空気を分散させる分散板を設けたことを要旨とする。
【0007】
【作用】
空気調和機に設けたミキシングユニット内で、かつ外気吸込口と環気吸込のい ずれか片方、もしくは双方に分散板を設けているので、このミキシングユニット 内に吸い込まれる外気・環気共にこの分散板にて乱入が生じ、かつ互いに衝突す る。このためミキシングユニット内での混合が確実に行えるものとなる。この分 散板の形状・取付角度・大きさ・取付位置等を変えることにより外気・環気の混 合がより均一に確実なる。
【0008】
【実施例】
以下本考案空気調和機に於ける外気・環気の混合装置を図示の実施例にもとづ いて説明する。 図において1は所要の能力を有する空気調和機の本体で、この本体1の空気吸 込側には所要容量のミキシングユニット2を一体に設けると共に、この本体1内 には熱交換器11,12を有するコイルユニット及びモータ13、ファン14よ りなるファンユニットを備え、この本体1とミキシングユニット2間にフィルタ 3を設置する。
【0009】 このミキシングユニット2は所要の大きさ、形状を有するケーシング21の一 側面に外気を取り入れる外気吸込口22と、また他側面に環気を取り入れる環気 吸込口23を1または2以上設け、この吸込口22,23にはそれぞれダクトフ ランジを介して、外気ダクト24、環気ダクト25を取り付けると共に、ミキシ ングユニット内には分散板4,5が設けられる。
【0010】 この分散板4,5は図1,図2に示す実施例においては、外気吸込口22の略 中央位置に両側に拡散されるようにV字形にして分散板4を設け、又この外気吸 込口22の両側で、かつ互いに対向するようにした環気吸込口23,23に環気 が反フィルタ側の外気吸込口22に向かうようにして分散板5を傾斜してそれぞ れ設ける。これにより外気吸込口22よりの外気は分散板4にて分散、及び拡散 され、環気吸込口23,23側に向かって噴出される。 また環気吸込口23,23の環気は同様にして分散板5にて外気吸込口22に 向かって分散、及び拡散される。この外気・環気は分散・拡散されて互いに衝突 するようになす。これはミキシングユニットの反フィルタ側にて行われ、その後 フィルタ側へ向かって流れるので、両空気の混合が均一に、かつ確実に行われる ものとなる。4X及び5Xは最良の均一空気が得られる様、各々の分散板の角度 を変えた場合を示す。この分散板4,5はケーシングに取り付ける際、その取付 角を調整可能とするものである。
【0011】 また図3に示す実施例は外気吸込口22より少し離間した位置にて外気吸込口 と対向して平板状の分散板4を対設し、環気吸込口23にはそれぞれ少し傾斜し て分散気流が外気吸込口側に向かうようにして分散板5を複数枚突設したもので ある。この実施例においては外気吸込口22よりミキシングユニット内に吹き出 された外気は対向した平板状分散板に衝突して乱流が生じる。この外気の乱流に 向かって環気吸込口より分散板を経た分散環気が吹き出されて均一な混合が行わ れる。
【0012】 さらに図4に示す実施例は環気吸込口23に設けられる分散板5は図3の実施 例と同じであるが、外気吸込口22に設けられる分散板4はL字形をなしている 。このため外気は上面、あるいは上面と側面が開口した箱状の空間内へ吹き出さ れ、ここで乱流が生じる。この外気の乱流に向かって環気吸込口より分散板を経 た分散環気が吹き出されて均一な混合が行われる。
【0013】 なお図1及び図3に示す実施例において環気吸込口22の位置は図示以外の位 置であっても同様の効果を有するものである。
【0014】
【考案の効果】
本考案吸込は空気調和機に設けたミキシングユニット内に、外気吸入口、環気 吸入口のいずれか片方、もしくは双方に流入空気を分散させる分散板を設けてい るため、外気と環気がミキシングユニット内にて確実に、かつ均一に混合できる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案空気調和機に於ける外気・環気の混合装
置の平面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】異なる実施例の正面図である。
【図4】異なる実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機の本体 2 ミキシングユニット 3 フィルタ 4 分散板 5 分散板 22 外気吸込口 23 環気吸込口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機に設けたミキシングユニット
    内に、外気吸入口、環気吸入口のいずれか片方、もしく
    は双方に流入空気を分散させる分散板を設けたことを特
    徴とする空気調和機に於ける外気・環気の混合装置。
  2. 【請求項2】 分散板の取付角度が調整可能な構造とし
    た請求項1記載の空気調和機に於ける外気・環気の混合
    装置。
JP010436U 1992-01-31 1992-01-31 空気調和機に於ける外気・環気の混合装置 Pending JPH0564642U (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50109524A (ja) * 1974-02-01 1975-08-28
JPS56138640A (en) * 1980-04-01 1981-10-29 Takasago Thermal Eng Co Lts Mixing device for air conditioning
JPS6030939B2 (ja) * 1973-11-19 1985-07-19 コニカ株式会社 静電荷像現像用トナ−
JP3093344B2 (ja) * 1991-07-30 2000-10-03 キヤノン株式会社 衝突式気流粉砕機及び粉体原料の粉砕方法

Patent Citations (4)

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