JPH0564355B2 - - Google Patents

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JPH0564355B2
JPH0564355B2 JP59276224A JP27622484A JPH0564355B2 JP H0564355 B2 JPH0564355 B2 JP H0564355B2 JP 59276224 A JP59276224 A JP 59276224A JP 27622484 A JP27622484 A JP 27622484A JP H0564355 B2 JPH0564355 B2 JP H0564355B2
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JP59276224A
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Hiroshi Suzuki
Akimitsu Oomori
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to IT23399/85A priority patent/IT1186515B/it
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Publication of JPH0564355B2 publication Critical patent/JPH0564355B2/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/18Packaging or power distribution
    • G06F1/181Enclosures
    • G06F1/182Enclosures with special features, e.g. for use in industrial environments; grounding or shielding against radio frequency interference [RFI] or electromagnetical interference [EMI]

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、計算機システム等に適用されるデ
イスプレイモニタ内蔵電子機器収納筐体に係り、
特にその耐震構造に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] デイスプレイモニタ装置、例えばCRTデイス
プレイモニタ装置(以下CRT装置と称する)は、
目的とするものを映し出すため、人間が目でとら
えることができる簡便さから、電子計算機の周辺
端末機器として、一般家庭や会社事務所から、工
場や発電所等に至るまで、広範囲な環境で用いら
れるようになつてきている。また、CRT装置の
役割も、単なる入出力機器としてばかりでなく、
計算機システムやプラント設備の監視用として用
いられ、その重要度が高まつている。このよう
に、CRT装置の使用範囲の拡大やシステムに占
める重要度の高まりに伴い、耐環境性の向上、特
に地震等の振動に対する信頼性の向上が重要とな
つてきた。
さて、CRT装置は、一般に卓の上に設置され
たり、筐体に組込まれたりしている。CRT装置
はブラウン管を始めとする各種部品から構成され
ており、それぞれ固有振動数を持つている。この
固有振動数は、部品の形状、重量等により様々で
ある。CRT装置に振動による重力加速度が加わ
つたときに問題となるのは、各々の部品の固有振
動数と振動の周波数が一致した場合である。この
場合には、各部品が、加えられた振動と共振し
て、その共振した部品に対し加振力の数倍から数
十倍という過大な力が加わることになり、各部品
が損傷して正常に動作しなくなるばかりか、短絡
による感電事故や火災の発生、更には人命の喪失
等、物的災害や人的災害にも及ぶ危険があつた。
そこで、各部品が、加えられた振動と共振して
加振力が増幅されるのを防ぐため、防振ゴム等の
防振具が採用されるようになつてきた。この防振
具は、各部品の固有振動数(または加えられてい
る振動数)をν、防振具の振動数をωとしたと
き、伝達関数の関係からω/νを2の平方根より
小さくする必要がある。しかし、このような値を
採用した場合、防振具が非常に柔らかなものとな
り、振動が加わらない通常状態では逆に不安定と
なり、危険であり実用性に乏しいものとなつてし
まう。このため、実際には、ω/νの値としては
2〜4が採用されている。しかし、この値では、
回転機の振動等、高い振動周波数に対しては効果
があるものの、地震等の低い振動数に対しては充
分な効果が得られない。
地震波の周波数成分は、主に0Hzから30Hzの範
囲に集中している。これに対し従来のCRT装置
では各部品を取付け収納している筐体の固有振動
数は、第10図の前後方向の振動応答曲線、およ
び第11図の左右方向の振動応答曲線に示すよう
に30Hz前後かそれ以下であり、地震波の周波数と
一致するかそれに近い。このため、従来のCRT
装置の筐体(CRT装置モニタ部筐体)は、地震
波に対して共振して加振力が増大したり、加振力
の影響を受け易くなる。そこで筐体に取付けられ
ている実装部品もその取付け部に影響を受けるこ
とになる。なお、従来のCRT装置の上下方向の
振動応答曲線を第12図に示す。
即ち、従来のCRT装置筐体は、耐震性に関し
て何等工夫されておらず、その固有振動数も低か
つたため、地震波に対して共振し、その実装部品
も影響を受けていた。したがつて、たとえ各実装
部品の固有振動数が地震波の振動数と異なつて各
実装部品自体は共振しなくても、前記したように
正常に動作しなかつたり、破損等の物的災害、更
には人的災害が発生する危険があつた。
[発明の目的] この発明は上記事情に鑑みてなされたものでそ
の目的は、固有振動数を高くすることができ、も
つて地震等の低周波振動に対して共振することが
なく、実装部品等の損傷が防止できるデイスプレ
イモニタ内蔵電子機器収納筐体を提供することに
ある。
この発明の他の目的は、デイスプレイモニタ収
納用の筐体、および電源並びに制御部収納用の筐
体を一体的に結合すると共に、これら筐体を同筐
の収納用筐に一体的に結合することができ、もつ
て各筐体の耐震性向上が図れるデイスプレイモニ
タ内蔵電子機器収納筐体を提供することにある。
[発明の概要] この発明によれば、矩形の底部を有する底板
と、この底板の底部外面に上端面が接合される底
板補強板と、前記フレームを構成するブラウン管
取付けフレームと、後部フレームを構成する後部
補強板とを備えたデイスプレイモニタ内蔵電子機
器収納筐体が提供される。
上記底板は、長手方向両端部を上向きに折曲し
て形成されたもので、その側面部は側板の機能を
有する。上記長手方向両端部中央部にはそれぞれ
矩形の突出部が形成されており、同突出部は内向
きに且つ水平に折曲されている。また同突出部の
先端は下向きに折曲されている。
上記底板補強板は、中央部に矩形の中空部を有
しており、端部が上向きに折曲された構造となつ
ている。
ブラウン管取付けフレームは、長手方向両端部
を下向きに折曲して形成されたもので、側端部が
略L字状に折曲されている。また、背面コーナー
部には第1のガセツトが接合され、前面コーナー
部には第2のガセツトが接合されている。第2の
ガセツトにはブラウン管取付けねじが固着されて
いる。上記フレームの両外側面部の上縁は上記底
板の両内側面部の前側上縁に接合し、その両内側
面部の下縁は上記底板の底部折曲部の前側に接合
し、その背面上縁の両側は上記底板の突出部の内
向き部分の前縁と接合している。
また、後部補強板は、それぞれ前方に折曲され
た両側面部および上面部を有している。上記上面
部先端は下向きに折曲されている。後部補強板
は、その上面部両側面が上記底板の両内側面部の
後側上端部に対接し、その上面部前縁の両側が上
記底板の突出部の内向き部分の後縁と対接し、そ
の背面下縁が上記底板の底部内面後縁に対接した
状態で上記底板に取着されている。
即ち、この発明では、筐体各構成部品それぞれ
の強度を上げると共に、各構成部品を一体化した
箱型構造により剛性化を図つている。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例をCRT装置モニタ
部筐体を例にとり第1図および第2図を参照して
説明する。
図中、10は長手方向両端部が上向きに折曲さ
れ、矩形の底部11に連なる側板12,13が形
成された底板である。上記長手方向両端部の中央
部にはそれぞれ矩形の突出部が形成されており、
同突出部は内向きに且つ水平に折曲されて上面部
14,15を形成している。上面部14,15の
先端は下向きに折曲され、強度が高められてい
る。
20は中央部に矩形の中空部21が形成され、
各端部が上向きに折曲された矩形の底板補強板2
0である。底板補強板20の平面形状は、底板1
0のそれと同一形状となつており、その上部端面
は底板10の底部11外面の対応部位に例えば溶
接により接合されている。即ち、底板10の底部
11は底板補強板20に固着されており、これに
より底部11の各辺が補強される。
さて、底板補強板20は、台形部を有する一対
の鋼板22,23および24,25からなる。鋼
板22〜25の台形部の上底および下底には、そ
れぞれ上底、下底を長辺とする矩形の端部が形成
されている。鋼板22〜25の台形部の高さは等
しく、各端部の短辺の長さも等しい。また鋼板2
2,23の台形部は同一形状であり、鋼板24,
25の台形部も同一形状である。鋼板22〜25
の各端部は上向きに折曲されている。しかして、
鋼板22〜25は、鋼板22の台形部の両斜辺が
鋼板24,25の一方の斜辺に接し、鋼板23の
台形部の両斜辺が鋼板24,25の他方の斜辺に
接するよう配設されている。そして、鋼板22〜
25が、その対接部で例えば溶接により相互に接
合されることにより、中央部に矩形の中空部21
が形成され、各端部が上向きに折曲された矩形の
底板補強板20が形成される。なお、第1図およ
び第2図には、溶接箇所が鋸波状の線で示されて
いる。
30は長手方向両端部が下向きに折曲され、上
枠31に連なる側枠32,33が形成されたブラ
ウン管取付けフレーム(以下、単にフレームと称
する)である。フレーム30の上枠31および側
枠32,33の両側端部34,34…は、内向き
に略直角に折曲され、上枠31および側枠32,
33の補強がなされている。またフレーム30の
コーナー部に位置する端部34,34の該当部位
は、略45度の角度でり欠かれ、隣接する端部3
4,34の斜辺同士が対接するようになつてい
る。そして、この対接部は例えば溶接により接合
されている。フレーム30の背面コーナー部には
補強用のコーナーガセツト35,35…が例えば
溶接により接合されている。またフレーム30の
前面コーナー部には、ブラウン管取付け用ねじ3
6,36…が固着されたコーナーガセツト37,
37…が、例えば溶接により接合されている。し
かしてフレーム30は、その側枠32,33の外
面部上縁が底板10の側板12,13の内面部の
前側上縁16,17に、側枠32,33の内面部
下縁が底板10の底部11内面の左右の前側端部
に、上枠31の背面上縁の両側が底部11の上面
部14の前縁18,19に、それぞれ溶接により
接合されることにより、底板10に固着される。
40は左右側部が切り欠かれた上部端部が前方
に略直角に折曲されることにより、背面板41に
連なる上板42が形成された後部補強板40であ
る。上板42の先端部43は下向きに折曲されて
おり、補強がなされている。また背面板41の左
右端部が上板42の両側縁と同一線で前方に略直
角に折曲されることにより、側部補強部44,4
5が形成されている。背面板41の中央部には、
モニタ部筐体内の実装物の背面からの調整等を可
能とするために、矩形の中空部46が形成されて
いる。この中空部46の各コーナー部には補強用
のコーナーガセツト47,47…が溶接により接
合されている。しかして後部補強板40は、その
上板42の左右端部上縁が底板10の側12,1
3の内面部の後側上縁51,52に、その上板4
2の先端部43上縁の両側部が底板10の上面部
14,15の後縁53,54に、背面板41下縁
が底板10の底部11内面後縁に、そして側部補
強板44,45の下縁が底板10の底部11内面
の左右の後側端部に、それぞれ溶接により接合さ
れることにより、底板10に固着される。なお、
後部補強板40を例えばビス止めなどにより、底
板10に取着するようにしてもよい。この場合中
空部46は必ずしも必要でない。後部補強板4
0、フレーム30および底板10は、、底板補強
板20と同様に鋼板で形成されているが、例えば
アルミ板でもよい。
このようにして底板10に底板補強板20、フ
レーム30および後部補強板40が固着される
と、第2図に示すように底板10上部に、底板1
0の上面部14,15、フレーム30の上枠31
および後部補強板40の上板42で包囲された矩
形の中空部55が形成される。この実施例では中
空部55の各コーナー部にコーナーガセツト5
6,56…が溶接により接合されており、一層の
補強がなされている。なお、コーナーガセツト5
6,56…による補強は必ずしも必要でない。
上記したように、本実施例におけるCRT装置
モニタ部筐体では、ブラウン管取付けフレーム3
0、側板12,13を有する底板10、および後
部補強板40のフレーム部材において、各部材が
同時に且つ同一方向に同じ振幅で振動するように
一体構造化が図られている。この一体化構造によ
り、地震波の強さおよび振幅が不規則であるため
に、応答状況により各実装物がバラバラに振動
し、その力を増加させたり他に衝撃等の影響を与
えたりする現象は防止できる。しかも本実施例で
は、各部材には曲げ加工やコーナーガセツトによ
る補強を施して強度を増し、剛性化を図つている
ので、各部材の歪みや曲がり等が防止されると共
に振幅が抑えられる。更に、本実施例では、中空
部を有し端部が曲げ加工された底板補強板20を
底板10に固着するようにしているので、剛性が
一層高められ、地震波と共振しない構造となつて
いる。即ち、本実施例によるCRT装置モニタ部
筐体によれば、第3図の前後方向の振動応答曲線
および第4図の左右方向の振動応答曲線に示すよ
うに、50Hz前後といつた高い固有振動数が得られ
る。したがつて、このような筐体が用いられた
CFT装置(モニタ部)は、たとえ地震のような
低い周波数振動が加えられても共振する恐れはな
く、正常に動作することができる。なお、本実施
例におけるCRT装置モニタ部筐体の上下方向の
振動応答曲線を第5図に示す。
次に、この発明の他の実施例をCRT装置モニ
タ部を内蔵するCRT装置を例にとつて、第6図
乃至第8図を参照して説明する。
第6図において、60はCRT装置である。
CRT装置60の筐体(以下、CRT装置筐体と称
する)61には、第1図および第2図に示す
CRT装置モニタ部筐体と略同一構造のモニタ部
筐体62、電源或は制御部(図示せず)が実装さ
れるシヤーシ(筐体)63,64が収納されてい
る。モニタ部筐体62は、前記実施例と異なつ
て、(第1図および第2図の底板補強板20と同
様の)底板補強板65の底部に固着された台部6
6を有している。台部66は、モニタ部筐体62
に取着されるブラウン管67の管面に傾きをもた
せるために、その上部が傾斜している。台部66
は、鋼板の各端部を上向きに折曲して形成されて
おり、底部内面にはその上端面が底板補強板65
底部に固着される補強金具(図示せず)が格子状
に配設固着されている。
モニタ部筐体62の台部66と、モニタ部筐体
62の下方に位置するシヤーシ63の側板間に
は、断面がL字形状の固定金具68が架設されて
いる。しかして固定金具68が台部66およびシ
ヤーシ63の各側板に例えば螺合取着されること
により、台部66を有するモニタ部筐体62とシ
ヤーシ63とが一体的に結合される。また、シヤ
ーシ63と、シヤーシ63の下方に位置するシヤ
ーシ64の側板間にも、断面がL字形状の固定金
具69が架設されている。しかして固定金具69
がシヤーシ63,64の各側板に例えば螺合取着
されることにより、シヤーシ63,64が一体的
に結合される。また、固定金具68,69には、
断面がL字形状の固定金具70が螺合取着されて
おり、これによりモニタ部筐体62およびシヤー
シ63,64が一体的に結合される。この固定金
具70は、CRT装置筐体61の内壁に螺合取着
されており、これによりモニタ部筐体62および
シヤーシ63,64がCRT装置筐体61に一体
的に結合される。上記した一体化は、モニタ部筐
体62およびシヤーシ63,64の両側板の後端
部でおこなわれている。
このように、本実施例のCRT装置60によれ
ば、CRT装置筐体61に収納されるモニタ部筐
体62およびシヤーシ63,64が一体的に結合
され、これらが更にCRT装置筐体61に一体的
に結合されているので、地震等の振動が加えられ
た場合に、CRT装置筐体61、モニタ部筐体6
2およびシヤーシ63,64が、従来のようにバ
ラバラに振動してその力を増したりすることがな
く、それぞれ同一方向に振動することから、耐震
性に富む。
また、本実施例では、CRT装置筐体61に取
着された断面がクランク形状の固定金具71によ
つても、モニタ部筐体62およびシヤーシ63,
64(の後述する取付け部)をCRT装置筐体6
1に一体的に結合し、耐震性の一層の向上を図つ
ている。
シヤーシ63は、第7図および第8図に示すよ
うに、右側板72、左側板73、上板74、下板
75、正面板76および背面板77を有してい
る。側板72,73の前端部は外向きに折曲さ
れ、他のシヤーシとの取付け部78,79を形成
している。側板72,73の上下端部は内向きに
折曲され、補強フランジ80,81を形成してい
る。また、側板72,73の後端部も内向きに折
曲されており、側板72,73の補強がなされて
いる。同様に、上板74,75についても各端部
が折曲されており、正面板76および背面板77
についてはその上下端部が折曲されている。これ
により、振動による板の歪みや曲がりが防止され
る。
ところで従来のシヤーシでは、前面部で筐体に
取付けられるために片持ち梁のようになり、シヤ
ーシ後方に慣性モーメントが働き後方が大きく振
動するばかりでなく、取付け部に応力が集中して
破損等の不具合が発生する。しかし、本実施例の
シヤーシ63によれば、補強フランジ80,81
により側板72,73の強度が向上し、振動振幅
が抑制されるため、特に取付け部78,79の曲
がりや破損が防止できる。なお、シヤーシ64に
ついても基本的にシヤーシ63と同一構造となつ
ている。
次にシヤーシの変形例を第9図を参照して説明
する。
第9図において、シヤーシ82,83の基本構
造は第7図のシヤーシ63と同様である。但し、
シヤーシ83には、その上部および底部で左右側
板86,87間に架設され、同側板84,85に
取着された補強金具86,87が設けられてい
る。この補強金具86,87によつて、側板8
4,85が一体的に結合されることにより、地震
等の振動が加えられた場合に側板84,85が同
時に且つ同方向に同じ振幅で振動するようにな
り、バラバラに振動する従来のシヤーシに比べ、
その実装部品の損傷が防止できる。なお、補強金
具は、シヤーシ83の上部または下部のいずれか
一方だけに取着されるようにしてもよい。
シヤーシ82,83の側板88,84後端部に
は、断面がL字形状の固定金具89,90が螺合
取着される。そして、固定金具89,90に、断
面がL字形状の固定金具91を螺合取着して、シ
ヤーシ82,83を一体的に結合することによ
り、シヤーシ82,83はバラバラに振動するこ
となく、同じ振動を行なう。これは、補強フラン
ジが形成されている前面取付け部をシヤーシ8
2,83間で連結した場合、一層効果がある。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、次に列
挙する作用効果を奏することができる。
デイスプレイモニタを内蔵する筐体の固有振
動数を高めることができるので、地震等の低周
波振動に対して共振することがなく、実装部品
等の損傷が防止できる。
各筐体毎に耐震対応が可能なため、システム
において必要な筐体だけに耐震構造を適用で
き、しかも、その剛性の程度を筐体毎に変える
等きめ細かな耐震対応が可能である。
各筐体を収納する筐体自身の耐震強化が図れ
る。
構造による耐震対応のため、免震装置等によ
る耐震化に比べ簡単且つ低価格である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るCRT装置
モニタ部筐体の分解斜視図、第2図は同組立て状
態を示す斜視図、第3図は第2図に示すモニタ部
筐体の前後方向の振動応答曲線を示す図、第4図
は同じく左右方向の振動応答曲線を示す図、第5
図は同じく上下方向の振動応答曲線を示す図、第
6図はこの発明の他の実施例を示す斜視図、第7
図は第6図に示すシヤーシの拡大斜視図、第8図
は同シヤーシの分解斜視図、第9図はシヤーシの
変形例を示す斜視図、第10図乃至第12図は第
3図乃至第5図に対応するもので従来のCRT装
置モニタ部筐体の振動応答曲線を示す図である。 10…底板、12,13,72,73,84,
88…側板、20,65…底板補強板、21,4
6,55…中空部、30…ブラウン管取付けフレ
ーム、35,35,37,37,47,47,5
6,56,…コーナーガセツト、40…後部補強
板、60…CRT装置、61…CRT装置筐体、6
2…モニタ部筐体、63,64,82,83…シ
ヤーシ(筐体)、68,69,70,71,89,
90,91…固定金具、78,79…取付け部、
80,80,81,81…補強フランジ、86,
87…補強金具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長手方向両端部中央部にそれぞれ矩形の突出
    部が形成され、上記長手方向両端部が上向きに折
    曲されると共に上記突出部が内向きに且つ水平に
    折曲され、更に同突出部の先端が下向きに折曲さ
    れ、矩形の底部を有する底板と、 中央部に矩形の中空部を有し、端部が上向きに
    折曲された矩形の底板補強板であつて、その上端
    面が上記底板の底部外面に接合される底板補強板
    と、 長手方向両端部が下向きに折曲されると共に側
    端部が略L字状に折曲され、第1のガセツトが背
    面コーナー部に接合され、ブラウン管取付けねじ
    が固着された第2のガセツトが前面コーナー部に
    接合されたブラウン管取付けフレームであつて、
    その両外側面部の上縁が上記底板の両内側面部の
    前側上縁に接合し、その両内側面部の下縁が上記
    底板の底部折曲部の前側に接合し、その背面上縁
    の両側が上記底板の突出部の内向き部分の前縁と
    接合してなるブラウン管取付けフレームと、 それぞれ前方に折曲された両側面部および上面
    部を有し、同上面部先端が下向きに折曲された後
    部補強板であつて、その上面部両側面が上記底板
    の両内側面部の後側上端部に対接し、その上面部
    前縁の両側が上記底板の突出部の内向き部分の後
    縁と対接し、その背面下縁が上記底板の底部内面
    後縁に対接する如く上記底板に取着された後部補
    強板と、 を具備することを特徴とするデイスプレイモニタ
    内蔵電子機器収納筐体。 2 長手方向両端部中央部にそれぞれ矩形の突出
    部が形成され、上記長手方向両端部が上向きに折
    曲されると共に上記突出部が内向きに且つ水平に
    折曲され、更に同突出部の先端が下向きに折曲さ
    れ、矩形の底部を有する底板と、中央部に矩形の
    中空部を有し、端部が上向きに折曲された矩形の
    底板補強板であつて、その上端面が上記底板の底
    部外面に接合される底板補強板と、長手方向両端
    部が下向きに折曲されると共に側端部が略L字状
    に折曲され、第1のガセツトが背面コーナー部に
    接合され、ブラウン管取付けねじが固着された第
    2のガセツトが前面コーナー部に接合されたブラ
    ウン管取付けフレームであつて、その両外側面部
    の上縁が上記底板の両内側面部の前側上縁に接合
    し、その両内側面部の下縁が上記底板の底部折曲
    部の前側に接合し、その背面上縁の両側が上記底
    板の突出部の内向き部分の前縁と接合してなるブ
    ラウン管取付けフレームと、それぞれ前方に折曲
    された両側面部および上面部を有し、同上面部先
    端が下向きに折曲された後部補強板であつて、そ
    の上面部両側面が上記底板の両内側面部の後側上
    端部に対接し、その上面部前縁の両側が上記底板
    の突出部の内向き部分の後縁と対接し、その背面
    下縁が上記底板の底部内面後縁に対接する如く上
    記底板に取着された後部補強板とを備えたデイス
    プレイモニタ収納用の第1の筐体と、 前部端部が外向きに折曲されて他筐体との取付
    け部を形成し、上端部および下端部に補強フラン
    ジが形成された左右の側板と、これら側板に取着
    され、それぞれ端部がL字状に折曲された下板並
    びに上板、および背面板並びに正面板とを備えた
    電源並びに制御部収納用の少なくとも1つの第2
    の筐体と、 上記第1および第2の筐体を、その側面後端部
    で連結する第1の固定金具と、 上記第1および第2の筐体を収容する第3の筐
    体と、 この第3の筐体に、上記第1の固定金具を上記
    第3の筐体に固定する第2の固定金具と、 を具備することを特徴とするデイスプレイモニタ
    内蔵電子機器収納筐体。
JP59276224A 1984-12-28 1984-12-28 デイスプレイモニタ内蔵電子機器収納筐体 Granted JPS61156280A (ja)

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CA000498485A CA1244123A (en) 1984-12-28 1985-12-23 Chassis for accommodating electronic apparatus with display monitor
IT23399/85A IT1186515B (it) 1984-12-28 1985-12-30 Telaio per l'accoglimento di una apparecchiatura elettronica con monitor visualizzatore

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CA1244123A (en) 1988-11-01
JPS61156280A (ja) 1986-07-15
IT1186515B (it) 1987-11-26
US4669697A (en) 1987-06-02

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