JPH0563994A - 画像データ圧縮符号化装置および方法 - Google Patents

画像データ圧縮符号化装置および方法

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JPH0563994A
JPH0563994A JP24410391A JP24410391A JPH0563994A JP H0563994 A JPH0563994 A JP H0563994A JP 24410391 A JP24410391 A JP 24410391A JP 24410391 A JP24410391 A JP 24410391A JP H0563994 A JPH0563994 A JP H0563994A
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幹夫 渡辺
Kenji Ito
研治 伊藤
Kenji Moronaga
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】2次元直交変換により画像データを圧縮符号化
する際、高い精度で高速の符号量制御が行なえる簡略な
構成の画像データ圧縮符号化装置を提供。 【構成】量子化テーブル回路26は1フレーム画像データ
の画像アクティビティACT に応じた量子化ステップ46を
量子化回路32に設定し、第1のパスでは1フレーム画像
データをDCT 回路20に供給して直交変換し、量子化回路
は量子化ステップに従ってブロックごとに量子化し、ハ
フマン符号化し、符号量カウンタ72は符号量を計数し、
量子化ステップを更新する。第2のパスで同様に符号化
された画像データ12は例えばメモリカードへ出力され、
ビット配分回路62はブロック単位でビット配分値Bを算
出し、比較回路70は、1ブロックの符号量カウンタ72の
計数値Aがビット配分値Bに達すると、DCT 回路、量子
化回路、ハフマン符号化回路38を停止させ、符号化画像
データの末尾にEOB 符号を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ処理装置、
より具体的には、画像データを2次元直交変換して圧縮
符号化して圧縮する画像データ圧縮符号化装置、および
その方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ディジタル電子スチルカメラ
などの静止画像処理システムでは、画像信号をディジタ
ル信号に変換し、2次元直交変換などの変換方式によっ
て所望のデータ量以下のデータ量に圧縮し、半導体メモ
リ、磁気ディスクまたは光ディスクなどの画像データ記
憶媒体に記録する。たとえば2次元直交変換方式では、
1画面の画像データが所定の数および大きさのブロック
に分割され、各ブロックの画像データが2次元直交変換
によって周波数領域のデータすなわち変換係数に変換さ
れる。この変換係数は、所定の閾値以下の部分が切り捨
てられ、残りが所定の量子化ステップすなわち正規化係
数により除算され、これによって正規化が行なわれる。
正規化された変換係数はその後、ランレンクスおよびハ
フマン符号化されることによって圧縮され、画像データ
記憶媒体に蓄積される。これによって、画像データ記憶
媒体の記憶容量を効率的に利用することができる。この
2次元直交変換などの圧縮符号化方式の詳細は、本願と
同じ出願人による係属中の特許出願、特願昭63-309870
などを参照されたい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】メモリカードなどの有
限の記憶容量を有する画像データ記憶媒体に所定の枚数
の画像データを蓄積できることを保証するため、本願と
同じ出願人による係属中の特許出願、特願平1-27499 で
は、1画面の画像データについて各ブロックごとにアク
ティビティに関連して各ブロックのビット配分を設定
し、低い周波数成分から順に圧縮してこのビット配分値
に達すると圧縮を停止することによって、圧縮後の符号
の量を一定にしている。しかしこのような従来方式で
は、きめの細かい符号量制御が困難であり、たとえば1
フレームの画像データを記録するために用意された記憶
領域に空きが生ずることがあり、必ずしも効率が高いと
はいえなかった。また、アクティビティを基に配分した
符号量が予測符号量からはずれると、画像データ記憶媒
体に収容可能な画像の枚数が減ることがあった。さら
に、装置構成上は、この符号量制御に要する回路の規模
が大きく、複雑化していた。
【0004】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、高い精度で高速の符号量制御が行なえる簡略な構成
の画像データ圧縮符号化装置およびその方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1の
画像データを圧縮符号化して第2の画像データとして出
力する画像データ圧縮符号化装置は、1フレームの第1
の画像データのおおまかな情報量を算出する第1の算出
手段と、1フレームの第1の画像データを所定の大きさ
の複数のブロックに分割して直交変換する直交変換手段
と、直交変換手段の出力を直流成分から高い周波数成分
への順に量子化ステップに従って量子化し、符号化して
第2の画像データを出力し、量子化ステップが可変的に
設定される圧縮符号化手段と、第2の画像データの符号
量を計数する第1の計数手段と、おおまかな情報量およ
び第1の計数手段の計数値のうちのいずれか、ならびに
1フレームの第2の画像データの目標符号量に応じて量
子化ステップを選択し、この選択された量子化ステップ
を圧縮符号化手段に設定する設定手段と、直交変換手段
の出力および目標符号量に応じて複数のブロックのそれ
ぞれについて符号配分値を算出する第2の算出手段と、
設定手段が第1の計数手段の計数値および目標符号量に
応じて量子化ステップを圧縮符号化手段に設定した後、
圧縮符号化手段の出力する第2の画像データを第1の計
数手段が計数した計数値を前記算出された符号配分値と
比較し、この計数値が符号配分値に達すると、直交変換
手段および圧縮符号化手段を制御して両者の動作を停止
させる第1の比較手段とを含む。
【0006】本発明によれば、第1の画像データを圧縮
符号化して第2の画像データとして出力する画像データ
圧縮符号化方法は、1フレームの第1の画像データのお
おまかな情報量を算出する工程と、1フレームの第1の
画像データを所定の大きさの複数のブロックに分割して
直交変換する工程と、算出されたおおまかな情報量およ
び1フレームの第2の画像データの目標符号量に応じた
量子化ステップに従って前記直交変換された画像データ
を直流成分から高い周波数成分への順に量子化し、符号
化して第2の画像データとする工程と、第2の画像デー
タの符号量を計数する工程と、前記計数された符号量お
よび目標符号量に応じて量子化ステップを更新する工程
と、この更新された量子化ステップに従って再び前記直
交変換された画像データを直流成分から高い周波数成分
への順に量子化し、符号化して第2の画像データとして
出力する工程と、この出力される第2の画像データおよ
び目標符号量に応じて複数のブロックのそれぞれについ
て符号配分値を算出する工程と、この出力される第2の
画像データの符号量を計数する工程と、この計数された
符号量を前記算出された符号配分値と比較し、前記計数
された符号量が符号配分値に達すると、第2の画像デー
タへの変換を停止する工程とを含む。
【0007】本発明によれば、第1の画像データを圧縮
符号化して第2の画像データとして出力する画像データ
圧縮符号化装置は、1フレームの第1の画像データのお
おまかな情報量を算出する第1の算出手段と、1フレー
ムの第1の画像データを所定の大きさの複数のブロック
に分割して直交変換する直交変換手段と、直交変換手段
の出力を直流成分から高い周波数成分への順に量子化ス
テップに従って量子化し、符号化して第2の画像データ
を出力し、量子化ステップが可変的に設定される圧縮符
号化手段と、第2の画像データの符号量を計数する第1
の計数手段と、おおまかな情報量および第1の計数手段
の計数値のうちのいずれか、ならびに1フレームの第2
の画像データの目標符号量に応じて量子化ステップを選
択し、この選択された量子化ステップを圧縮符号化手段
に設定する設定手段と、直交変換手段の出力および目標
符号量に応じて複数のブロックのそれぞれについて符号
配分値を算出する第2の算出手段と、第1の計数手段の
計数値を前記算出された符号配分値と比較し、この計数
値が符号配分値に達すると、直交変換手段および圧縮符
号化手段を制御して両者の動作を停止させる第1の比較
手段と、第1および第2の算出手段、直交変換手段、圧
縮符号化手段、第1の計数手段、設定手段ならびに第1
の比較手段を制御する制御手段とを含み、制御手段は、
第1の期間において、第1の算出手段に1フレームの第
1の画像データのおおまかな情報量を算出させ、設定手
段は、算出されたおおまかな情報量に応じた量子化ステ
ップを圧縮符号化手段に設定し、第1の期間に続く第2
の期間において、1フレームの第1の画像データを直交
変換手段に供給し、直交変換手段および圧縮符号化手段
は、第1の画像データを第2の画像データに変換し、第
1の計数手段は、第2の画像データの符号量を計数し、
設定手段は、これによって得られた第1の計数手段の計
数値および目標符号量に応じて圧縮符号化手段の量子化
ステップを更新し、第2の期間に続く第3の期間におい
て、1フレームの第1の画像データを再び直交変換手段
に供給し、直交変換手段および圧縮符号化手段は、第1
の画像データを第2の画像データに変換し、その際、第
2の算出手段は、複数のブロックのそれぞれについて符
号配分値を算出し、第1の比較手段は、第1の計数手段
の計数値が符号配分値に達すると、直交変換手段および
圧縮符号化手段を制御して両者の動作を停止させる。
【0008】本発明によればまた、このような画像デー
タ圧縮符号化装置を含む電子スチルカメラが提供され
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、第1の期間において、第1の
算出手段は1フレームの第1の画像データのおおまかな
情報量を算出する。設定手段は、この算出されたおおま
かな情報量に応じた量子化ステップを圧縮符号化手段に
設定する。第2の期間では、1フレームの第1の画像デ
ータが直交変換手段に供給され、直交変換手段および圧
縮符号化手段は、第1の画像データを第2の画像データ
に変換する。その際、第1の計数手段は、第2の画像デ
ータの符号量を計数し、設定手段は、これによって得ら
れた第1の計数手段の計数値および目標符号量に応じて
圧縮符号化手段の量子化ステップを更新する。第3の期
間において、1フレームの第1の画像データが再び直交
変換手段に供給され、直交変換手段および圧縮符号化手
段は、第1の画像データを第2の画像データに変換し、
その際、第2の算出手段は、複数のブロックのそれぞれ
について符号配分値を算出する。第1の比較手段は、第
1の計数手段の計数値が符号配分値に達すると、直交変
換手段および圧縮符号化手段を制御して両者の動作を停
止させる。
【0010】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による画像デ
ータ圧縮符号化装置の実施例を詳細に説明する。図1を
参照すると、この実施例の装置は、たとえばディジタル
電子スチルカメラなどの静止画像データ処理システムに
適用され、固体撮像デバイスの画像データ源から供給さ
れる画像信号を入力端子10に受けて2次元直交変換によ
って圧縮符号化を行ない、その変換係数を出力端子12に
出力する画像データ圧縮符号化装置である。出力端子12
には、最終的には、たとえばメモリカードなどの画像デ
ータ記録媒体が接続される。入力端子10は前処理回路14
に接続され、前処理回路14は、画像信号を対応するディ
ジタルの画像データに変換する機能部である。前処理回
路14は色成分信号を輝度色差信号の形に変換する信号変
換機能を有してもよく、入力10の画像信号がRGB などの
色成分信号の形をとる場合は、これをYC信号に変換す
る。このディジタル画像データはその一方の出力16に出
力され、この出力16は、フレームメモリ18およびDCT 回
路20に接続されている。前処理回路14はさらに、信号変
換と並列に、1フレーム分の画像データのおおまかな情
報量として、たとえば画像アクティビティACT を算出す
る機能も有する。画像アクティビティACT については後
述する。この画像アクティビティACT は他方の出力22に
出力され、この出力22は閾値回路24および量子化テーブ
ル回路26に接続されている。
【0011】フレームメモリ18は、前処理回路14からの
1フレームの画像データを一時蓄積する記憶領域であ
る。DCT 回路20は、後述する主制御部80の制御の下に、
フレームメモリ18から1フレームの画像データを所定の
大きさのブロックに分割して読み出し、各ブロックの画
像データに本実施例では2次元直交変換としてディスク
リートコサイン変換(DCT) を行なう機能部である。これ
によって空間領域の画像データが周波数領域のデータす
なわち変換係数に変換され、その出力30から量子化回路
32および絶対値回路34に出力される。量子化回路32は、
ブロックごとのこの変換係数を直流成分、低周波成分か
ら高周波成分の順に量子化ステップすなわち正規化係数
により除算する正規化を行ない、これをその出力36から
ハフマン符号化回路38へ出力する回路である。ハフマン
符号化回路38は、この正規化された変換係数をランレン
クスおよびハフマン符号化し、結果のデータをその出力
40に出力する機能部である。こうして画像データに対す
る適応的DCT が行なわれる。ハフマン符号化回路38の出
力40はゲート42に接続され、ゲート42は、その制御入力
44にシステムより供給されるパス選択信号に応動して入
力40を装置出力12に接続する回路である。これまで説明
した入力10からDCT 回路20を経て出力12に至る信号路を
第1のパスと称し、パス選択信号44は、この第1のパス
および後述する第2のパスのいずれかを選択する信号で
ある。
【0012】前にも触れたように、前処理回路14は画像
データの交流成分についてアパーチャの抽出すなわち画
像アクティビティの算出を行なう。画像アクティビティ
ACTは、たとえば画面の水平走査方向Hにおいて1つお
きの画素データの差分の絶対値を合計したものなどが有
利に適用される。図2に示すように、水平走査方向Hに
おいて一連の画素Xi(iは1からNまでの自然数、Nは
水平方向Hの総画素数)について、絶対値|Xi-Xi-2| を
iが2からNまでについて合計することによって画素ア
クティビティACT が得られる。この演算を行なう回路の
構成例が図3に示されている。同図において、入力 100
には、たとえば水平方向Hに画素データが入力され、こ
れは、一方では2つに遅延回路 102および 104によって
順次所定の時間遅延され、その出力106 が減算器 108に
入力される。減算器 108は、一方の入力 100から他方の
入力106の値を減算し、結果の値はその出力 110から絶
対値回路 112に入力される。絶対値回路 112では、この
値の絶対値をとり、これを加算器 114に出力する。この
加算器 114およびその出力116に接続されているレジス
タ 118にてこの絶対値信号の合計がとられる。こうして
回路出力22には、1水平走査線分の画素データの差分の
合計値が得られる。なお、画面の水平方向の演算ではな
く、垂直方向にアクティビティACT を算出してもよい。
【0013】画像アクティビティACT はまた、画面の水
平走査方向Hにおいてある画素データの値とその前後の
画素データの平均値との差分の絶対値を合計したもので
もよい。図4に示す回路では、水平走査方向Hにおいて
一連の画素Xiについて、両隣の画素の値を遅延回路 13
0、132 および134 と加算回路 136で加算(Xi-1+Xi+1)
し、その平均値(Xi-1+Xi+1)/2 をシフト回路 138で作成
する。これと遅延回路 132から出力される現在の画素の
値との差分を減算回路 140で作成し、絶対値回路112に
てその絶対値|Xi-(Xi-1+Xi+1)/2 | を得る。これを図3
に示すのと同様のレジスタ回路 118にてiが2からN-1
までについて合計することによって画素アクティビティ
ACT がその出力22に得られる。同図において、図3に示
すのと同様の要素は、同じ参照符号にて示す。なお、こ
のような水平方向HについてのみのアクティビティACT
の演算だけでなく、垂直方向にも同様の演算を行ない、
両方のアパーチャ出力を加算するように前処理回路14を
構成してもよい。
【0014】図1に戻って、量子化回路32における量子
化ステップは、量子化テーブル26からその出力46を経て
可変的に設定される。前述のようにして算出された画像
アクティビティは、量子化テーブル26に入力され、この
画像アクティビティに基づいた量子化ステップがその出
力46から量子化回路32に設定される。
【0015】前処理回路14の画像アクティビティ出力22
は閾値設定回路24にも与えられ、後者の回路24は、この
画像アクティビティに応じた比較の閾値Yをその出力48
から比較回路46に設定する。比較回路46は、絶対値回路
34の出力50に接続された他方の入力を有し、この入力50
の信号Xを一方の入力48の閾値Yと比較し、信号Xがこ
の閾値Yを超えるとその出力52を有意にする回路であ
る。絶対値回路34は、DCT 回路20から出力される変換係
数30を受けてその絶対値を出力50に出力する回路であ
る。比較器46の出力52はカウンタ54に接続されている。
【0016】カウンタ54は、比較器46の出力52が有意に
なった回数を計数する計数回路である。カウンタ54の出
力56は、一方ではレジスタ58に接続され、レジスタ58
は、1フレーム分の画像データについて計数されたカウ
ンタ54の出力を保持する回路である。レジスタ58に保持
された値は、閾値を超えるDCT 演算出力すなわちDCT 係
数の1画面分についての個数であり、これが総ブロック
アクティビティである。その出力60はビット配分回路62
の一方の入力に接続されている。カウンタ54の出力56
は、他方ではビット配分回路62の他方の入力64にも接続
されている。カウンタ54からビット配分回路62の入力64
には、1フレームの画像データにおいて分割されたブロ
ック単位でカウンタ54の計数値が取り込まれる。これが
ブロックアクティビティである。ビット配分回路62は、
1フレームについて符号化されたデータの目標符号量の
指示がその入力66に入力され、総ブロックアクティビテ
ィに対するブロックごとのブロックアクティビティの比
により目標符号量の指示66に基づいてブロックごとに符
号化における適切な符号量配分値すなわちビット配分値
Bを算出する回路である。算出されたビット配分の値B
は、その出力68から比較回路70の一方の入力に入力され
る。
【0017】ハフマン符号化回路38の出力40にはまた、
符号量カウンタ72も接続されている。符号量カウンタ72
は、ハフマン符号化回路38から出力される変換係数40を
ブロックごとに計数してその符号量を計数することによ
ってブロックごとの符号量の合計値Aをその出力74に出
力する計数回路である。比較回路70は、符号量カウンタ
72の入力74を受けてこれをビット配分回路62からのビッ
ト配分値Bと比較し、前者が後者に達するとその出力76
に符号化停止信号を出力する回路である。この符号化停
止出力76は、DCT 回路20、量子化回路32およびハフマン
符号化回路38の制御入力に接続されている。符号化停止
信号76が有意になると、DCT 回路20、量子化回路32およ
びハフマン符号化回路38は動作を停止し、ハフマン符号
化回路38は、最後に符号化された符号の後に、符号化デ
ータの終了を示す所定の符号、本実施例ではEOB (ブロ
ック終了)符号を付加して出力40から送出する。
【0018】符号量カウンタ72は、1フレーム分の符号
化されたデータの量も計数し、その計数値は出力78から
量子化テーブル回路26に供給される。量子化テーブル回
路26は、この入力78に与えられる1フレーム分の符号量
78を入力66から与えられる目標符号量と比較し、入力22
に入力される画像アクティビティACT に基づいて常時量
子化ステップを更新する。目標符号量の値は、出力12に
最終的に接続される、たとえばメモリカードなどの画像
データ記録媒体に記録すべき画像フレーム数および画質
を保証する適切な値が選択される。
【0019】主制御部80は、本装置の各部を統括し制御
する制御機能部である。たとえば、制御線82で示すよう
にDCT 回路20を制御してフレームメモリ18から画像デー
タを読み出させて直交変換を行なわせ、また、制御線84
で象徴的に示すように本装置内の各回路に接続されて後
述する様々な動作を制御する。
【0020】動作状態において、入力端子10に、たとえ
ば固体撮像デバイスから1フレームのRGB 画像信号が入
力されると、前処理回路14は、主制御部80の制御の下
に、この画像信号を対応するディジタルの画像データに
変換し、YC信号の形に変換する。ここまでの処理が前処
理であり、図5では期間 200で示されている。以降説明
する本装置内の各回路の動作は、主制御部80の管理化に
て行なわれる。前処理回路14は、期間 200の終了時点t1
で、ディジタル画像データをフレームメモリ18に蓄積す
るとともに、これと並列に画像アクティビティACT を算
出する。この画像アクティビティACT は量子化テーブル
回路26に入力され、後者はこの画像アクティビティACT
を基に量子化回路32に量子化ステップを設定する。
【0021】前処理期間 200に続く次の期間 202では、
フレームメモリ18に一時蓄積された1フレームの画像デ
ータは、DCT 回路20によって所定の大きさのブロックに
分割され、各ブロックごとに読み出される。その際、ゲ
ート42の入力44にはシステムより第1のパスを選択する
信号が入力され、これによってゲート42は信号の出力端
子12への通過を許容しない状態になる。DCT 回路20は、
各ブロックの画像データにDCT 変換を行ない、その変換
結果である変換係数を量子化回路32は、量子化テーブル
26から設定された量子化ステップすなわち正規化係数に
より正規化する。この正規化は、ブロック単位で直流成
分、低周波成分から高周波成分の順にジグザグ走査にて
行われる。ハフマン符号化回路38は、この正規化された
変換係数をランレンクスおよびハフマン符号化する。ゲ
ート42は、第1のパスを選択する信号44により消勢され
ているので、ハフマン符号化回路38から出力される符号
化された信号40はゲート42を通過しない。
【0022】符号量カウンタ72は、ハフマン符号化回路
38から出力される1フレーム分の符号化されたデータの
量を計数し、1フレーム分の符号量を計数すると、すな
わち図5の時点t2で、その計数値を量子化テーブル回路
26に与える。量子化テーブル回路26は、この1フレーム
分の符号量78を入力66の目標符号量と比較し、入力22の
画像アクティビティACT に基づいてその量子化ステップ
を更新すなわち再設定する。以降、この更新された量子
化ステップにて量子化回路32は再度量子化を行なうこと
になる。これについては後述する。
【0023】前処理回路14は、画像アクティビティACT
を閾値設定回路24にも与え、同回路24は、この画像アク
ティビティに応じた閾値Yを比較回路46に設定する。し
たがって比較回路46には、1フレームの画像データにつ
いて1つの閾値が設定される。絶対値回路34は、DCT 回
路20から出力される変換係数30からその絶対値Xを抽出
する。比較回路46は、この絶対値Xを閾値Yと比較し、
絶対値Xがこの閾値Yを超えるとその出力52を有意にす
る。カウンタ54は、比較器46の出力52が有意になった回
数を計数する。カウンタ54が1フレーム分の画像データ
について計数を終了すると、レジスタ58は、カウンタ54
の計数値を前述の総ブロックアクティビティとして保持
することになる。ここまでの処理を本明細書では第1の
パスと称する。
【0024】この第1のパスの期間 202が終了すると、
システムは第2のパスの期間 204に移行する。第2のパ
ス 204に移行する時点t2では、ゲート42の入力44にはシ
ステムより第2のパスを選択する信号が入力され、これ
によってゲート42は信号の出力端子12への通過を許容す
る状態になる。前述のように量子化回路32には、第1の
パス 202で更新された量子化ステップが設定されてい
る。そこで、フレームメモリ18に一時蓄積された1フレ
ームの画像データは、再びブロック単位でDCT 回路20に
読み込まれ、第1のパス 202におけるのと同様にして、
DCT 回路20は各ブロックの画像データにDCT 変換を行な
う。量子化回路32は、更新された量子化ステップに従っ
て結果の変換係数を前述と同様のブロック単位のジグザ
グ走査で正規化し、ハフマン符号化回路38はこれを符号
化する。ゲート42は、第2のパスを選択する信号44によ
り付勢されているので、ハフマン符号化回路38から出力
される符号化された信号40はゲート42を通過して端子12
より順次出力される。こうしてDCT 変換された画像デー
タが装置出力12より出力される。
【0025】これとともに絶対値回路34は、第1のパス
202と同様にして、DCT 回路20からの変換係数30からそ
の絶対値Xを抽出し、比較回路46は、この絶対値Xがこ
の閾値Yを超えるとその出力52を有意にする。カウンタ
54は、比較器46の出力52の有意状態を計数し、カウンタ
54は、ブロックごとにこの有意状態の回数を計数する。
ビット配分回路62は、ブロック単位で与えられるこのカ
ウンタ54の出力56とレジスタ58で保持された総ブロック
アクティビティとの比を各ブロックごとに求める。ビッ
ト配分回路62は、ブロックごとにこの比により適切なビ
ット配分Bを算出し、比較回路70にこれを設定する。比
較回路70は常時、符号量カウンタ72からその計数値Aを
受けてこれをビット配分値Bと比較している。前者が後
者に達すると比較回路70は、その出力76に符号化停止信
号を出力する。DCT 回路20、量子化回路32およびハフマ
ン符号化回路38は、それらの制御入力76に入力される符
号化停止信号が有意になると、それぞれの動作を停止
し、ハフマン符号化回路38は、その符号化出力の末尾に
本実施例ではEOB 符号を付加して出力40から送出する。
ここまでの処理を本明細書では第2のパスと称してい
る。
【0026】本実施例では、ブロックごとのビット配分
は、DCT 変換係数を利用して算出している。図1に示す
回路では、これをカウンタ54、レジスタ58およびビット
配分回路62によって実現しているが、必ずしもこれによ
らなくてもよい。たとえば、比較器46の出力を複数種類
のカテゴリ、たとえば所定のダイナミックレンジに分類
する変換表に入力し、この入力に対応する出力、すなわ
ち入力された信号がいずれのダイナミックレンジに属す
るかを表わすインデクス表示の値を累積加算することに
よって、ビット配分を決めてもよい。この変換表の例を
図7に示す。この変換表は、画像データの圧縮に用いら
れるものと同じでよい。たとえば、交流成分の変換係数
「9」が入力されると、インデクスSSSSの値「4」が出
力され、これらの値を累積してビット配分が求められ
る。
【0027】要約すると本実施例では、第1および第2
のパス 202および204 の両方の期間において画像データ
の圧縮符号化が行なわれ、第1のパス 202では、前処理
におけるおおまかな情報量に応じて圧縮符号化を行な
い、1フレーム分の符号量を計数し、それに応じて量子
化テーブル26を更新する。更新された量子化ステップに
従って第2のパス 204では、再度圧縮符号化を行ない、
その符号化データを出力する。その際、各ブロックにつ
いて符号量を計数し、目標符号量に応じた総ブロックア
クティビティに対するブロックアクティビティの比によ
って適切なビット配分を設定し、符号化データがそのビ
ット配分値に圧縮符号化を停止する。これによって、ど
のような入力画像データについても、高い精度で符号量
制御を行ないながら圧縮符号化を行なうことができる。
したがって、メモリカードなどの画像データ記憶媒体に
所定の静止画像のフレーム数を保証することができる。
【0028】図6には、本発明をディジタル電子スチル
カメラの自動合焦装置に適用した実施例が示されてい
る。この実施例は、画像アクティビティの計算回路を自
動合焦装置のエッジ抽出回路と共用したスチルカメラで
ある。換言すれば、後の説明でわかるように、このカメ
ラは、圧縮符号化の前処理における量子化テーブルおよ
び1フレームの画像データの閾値を設定するのに使用す
るおおまかな画像の情報量として図1に示す実施例にお
ける画像アクティビティの代りにエッジ成分の値を使用
している。
【0029】このカメラは、被写界を撮像するレンズ 3
00を有し、その光軸302 上には、たとえばCCD などの固
体撮像デバイス 304が設けられている。固体撮像デバイ
ス 304は、レンズ 300によってその撮像面に結像された
被写界の像に対応する映像信号を色成分信号、たとえば
RGB 信号の形で出力するデバイスであり、その出力 306
はアナログ・ディジタル(A/D) 変換回路 308に接続され
ている。同変換回路 308は、出力 306の映像信号を対応
するディジタルデータに変換し、これをその出力 310か
ら白バランスおよび階調調整回路 312に与える。調整回
路 312は、入力310の画像データの白バランス(WB)を調
整し、階調(γ)を補正する回路である。その出力 314
はRGB/YC変換回路 316に接続され、変換回路 316は、画
像データを輝度色差(YC)信号に変換する。変換回路 316
の出力 318は、フレームメモリ 320、エッジ抽出回路 3
22および圧縮回路 324に接続されている。
【0030】フレームメモリ 320は、図1に示す実施例
におけるフレームメモリ18と同様の機能を有し、変換さ
れた1フレームのYC信号を一時蓄積する機能を有する。
エッジ抽出回路 322は、変換回路 316の出力 318から得
られるYC信号について隣接画素の値の差をとり、これを
加算することによって、絵柄のエッジ部分を識別する機
能を有する。結果の加算値すなわちエッジ成分値は、出
力 326から合焦機構 328および量子化テーブル設定回路
330に供給される。合焦機構 328は、撮像レンズ 300を
光軸302 方向に移送可能に担持し、入力 326の信号に応
動してこれを光軸 302上に移送する回路機構部である。
より詳細には、合焦機構 328は、入力 326のエッジ成分
値が最大になるように撮像レンズ 300を移送する。この
ように、撮像レンズ 300から変換回路 316、エッジ抽出
回路 322および合焦機構 328を経る帰還ループが自動合
焦系を構成する。
【0031】ここで重要なことは、エッジ抽出回路 322
の出力するエッジ成分 326が前述の画像アクティビティ
ACT に関連ないしは対応していることである。この特徴
に着目して本実施例では、エッジ抽出回路 322の出力 3
26が量子化テーブル設定回路330の入力に接続されてい
る。量子化テーブル設定回路 330は、図1に示す実施例
における量子化テーブル回路26と同様の機能を有し、量
子化テーブル回路26の制御入力22に対応するエッジ成分
入力 326に応じて量子化ステップのテーブルをその出力
332から圧縮回路 324に設定する回路である。圧縮回路
324は基本的には、図1に示す実施例における前処理回
路14、DCT 回路20、量子化回路32およびハフマン符号化
回路38と同様の機能を有し、より詳細には、それらに関
連する周辺の回路、すなわち閾値設定回路24、絶対値回
路34、比較回路46、カウンタ54、レジスタ58、ビット配
分回路62、比較回路70、ゲート42および主制御部80と同
等の機能回路を含むものである。その構成の詳細は、同
実施例の説明と重複し、冗長になるので割愛する。圧縮
回路 324の図1に示すゲート42に対応する部分から出力
332が得られ、この出力 332は、メモリインタフェース
などを介して、圧縮データを利用する、たとえばメモリ
カード 334などの利用装置に接続される。また、第1の
パス 202における符号量を計数し、これを接続線 336か
ら量子化テーブル設定回路 330に与える符号量カウンタ
72に相当する機能も有する。また、図1に示す閾値設定
回路62に相当する機能を有するため、エッジ抽出回路 3
22の出力 326も圧縮回路 324に入力されている。なお、
この閾値は固定でもよく、その場合はエッジ抽出回路 3
22から圧縮回路 324への接続線はなくてよい。
【0032】動作状態において、レンズ 300で固体撮像
デバイス 304の撮像面に結像された被写界の像は、撮像
デバイス 304にて対応するアナログRGB 信号に変換さ
れ、A/D 変換回路 308にて対応のディジタルデータに変
換される。変換されたディジタルデータは、白バランス
および階調調整回路 312によって白バランスの調整およ
び階調の補正が行なわれ、RGB/YC変換回路 316でYCデー
タに変換される。このYCデータ 318は、一旦、フレーム
メモリ 320に蓄積される。こうしてフレームメモリ 320
には、1フレームの画像データが蓄積される。その際、
エッジ抽出回路 322は、変換回路 316から得られるYC信
号318 から絵柄のエッジ部分を抽出する。このエッジ成
分値 326は、合焦機構 328および量子化テーブル設定回
路 330に供給される。合焦機構 328は、エッジ成分値 3
26に応じて撮像レンズ 300を光軸302 方向に移送し、信
号326 が最大になる位置にレンズ 300を移送する。こう
してレンズ 300の焦点合せが行なわれる。
【0033】これと並列に、つまり1フレームの画像デ
ータについてエッジ抽出が行なわれると、量子化テーブ
ル設定回路 330は、エッジ抽出回路 322の出力 326に応
じた量子化ステップを選択して圧縮回路 324に設定す
る。これは、図1に示す実施例における1フレームの画
像データについてのおおまかな情報量すなわち画像アク
ティビティに応じて量子化テーブルを設定する過程、す
なわち前処理 200に対応している。
【0034】量子化テーブルが設定されると圧縮回路 3
24は、フレームメモリ 320から画像データをブロック単
位で読み出し、DCT 変換、量子化およびハフマン符号化
を行なう。この過程が前述の第1のパス 202に対応し、
したがって圧縮回路 324はその出力 332に符号化された
結果のデータを出力しない。圧縮回路324 は、符号化さ
れた結果の1フレーム分のデータについてその符号量を
計数する。圧縮回路 324は、これを目標の符号量と比較
し、その結果に応じて接続線 336を通して量子化テーブ
ル設定回路 330を制御する。これに応じて量子化テーブ
ル設定回路 330は、量子化テーブルを更新して圧縮回路
324にこれを再設定する。圧縮回路324はまた、エッジ
成分 326を基に閾値を設定し、DCT 演算出力すなわち変
換係数の絶対値のうちこの閾値より大きいものの個数を
1フレームの画像データについて計数し、総ブロックア
クティビティを算出する。
【0035】量子化テーブルが更新されると圧縮回路 3
24は、第2のパス 204に移行し、再びフレームメモリ 3
20から画像データをブロック単位で読み出し、DCT 変
換、量子化およびハフマン符号化を行なう。この圧縮符
号化は、符号化されたデータは、圧縮回路の出力 332か
ら出力され、たとえばメモリカード 334に書き込まれ
る。圧縮回路 324は、現在圧縮符号化を行なっているブ
ロックについて、圧縮された符号のブロックアクティビ
ティを算出し、その総ブロックアクティビティに対する
比から適切なビット配分を求める。これとともに、その
ブロックについて圧縮された符号の量を計数し、これが
ビット配分値に達すると、そのブロックについての圧縮
符号化を停止してブロック終了符号を出力 332から出力
する。これらの動作については、図1に示す実施例と同
様である。図6に示すカメラは、このように自動合焦装
置のエッジ抽出回路を画像アクティビティの計算回路に
利用している。
【0036】要約すると本発明の実施例は、直交変換に
よる圧縮符号化の符号量制御において、量子化ステップ
を決定するのにフィードフォワードおよびフィードバッ
クの両制御を組み合わせている。まず、画像データのお
おまかな情報量をフィードフォワードして第1の量子化
ステップを求め、これで符号化を行なう。次に、圧縮さ
れた符号の量の1画面分の累積値を基に量子化ステップ
を補正すなわち更新するフィードバック処理を行なう。
その場合、画像ブロックごとの情報量を別途計算し、こ
の1画面分の累積値とブロックごとの情報量との比から
ブロックごとのビット配分を求め、これを基にブロック
ごとに符号量制御を行なう。
【0037】こうして先に求めるおおまかな情報量と後
に求めるブロックごとの情報量は、異なる計算方式で求
めてよい。そのため、圧縮のための処理が開始される以
前、すなわち画像データがブロック単位で走査されて圧
縮部20、32、38に入力される以前に、第1の量子化ステ
ップを求めることができる。具体的には、圧縮開始以前
の画像信号処理、すなわちRGB/YC変換や自動合焦制御の
ためのアパーチャ抽出処理など、画像データが画像の水
平方向にラスタ走査される前処理の段階で第1の量子化
ステップを求めることができる。したがって本発明の実
施例では、圧縮パスは2つあり、しかも量子化ステップ
を再設定すなわち補正することができる。量子化ステッ
プを求めるための情報量算出とビット配分のための情報
量算出とを同じ演算にて行なうとすると、圧縮を2パス
で終了するためには、量子化ステップの設定は1回の
み、すなわち第1のパスの終了後しか可能でないであろ
う。
【0038】ブロックごとのビット配分を求めるための
情報量、すなわちアクティビティの算出は、DCT 演算の
出力すなわちDCT 変換係数を基に行なっている。DCT 演
算以前の画像データから直接これを算出するとすると、
そのための専用回路が必要であろう。しかし本実施例で
は、DCT 回路をこれに利用しているので、装置構成が簡
略化されている。
【0039】本発明の実施例は、このように構成してい
るので、符号量制御の精度が向上する。また、圧縮パス
は2パスで処理が終了する。さらに、ビット配分演算が
従来方式に比べて簡略化され、画像データの実際の情報
量と割り当てられたビット配分値との対応がよい。した
がって、本来圧縮符号化して出力すべき画像データが途
中で打ち切られて画像が劣化すようなことがない。
【0040】
【発明の効果】このように本発明によれば、画像データ
の圧縮符号化に先立って適切なビット配分を求めるため
の予備的な圧縮符号化を行なうことにより、簡略な回路
構成によって、どのような入力画像データについても、
高い精度で符号量制御を行ないながら圧縮符号化を行な
うことができる。したがって、メモリカードなどの画像
データ記憶媒体に所定の静止画像のフレーム数を保証す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像データ圧縮符号化装置を、た
とえばディジタル電子スチルカメラなどの静止画像デー
タ処理システムに適用した実施例を示す機能ブロック図
である。
【図2】図1に示す実施例の動作説明に使用する画素列
の例を概念的に示す図である。
【図3】同実施例におけるアクティビティ算出回路の構
成例を示す機能回路図である。
【図4】同実施例におけるアクティビティ算出回路の他
の構成例を示す図3と同様の機能回路図である。
【図5】同実施例における動作期間を概念的に示すタイ
ミング図である。
【図6】本発明による画像データ圧縮符号化装置にディ
ジタル電子スチルカメラの自動合焦システムを併合した
実施例を示す機能ブロック図である。
【図7】本発明の実施例に適用されるブロックごとのビ
ット配分を求めるためのダイナミックレンジ変換表の例
を示す図である。
【符号の説明】
14 前処理回路 20 DCT 回路 24 閾値設定回路 26 量子化テーブル回路 32 量子化回路 34 絶対値回路 38 ハフマン符号化回路 42 ゲート 46 比較回路 54 カウンタ 58 レジスタ 62 ビット配分回路 70 比較回路 72 符号量カウンタ 322 エッジ抽出回路 324 圧縮回路 328 合焦機構 330 量子化テーブル設定回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像データを圧縮符号化して第2
    の画像データとして出力する画像データ圧縮符号化装置
    において、該装置は、 1フレームの第1の画像データのおおまかな情報量を算
    出する第1の算出手段と、 該1フレームの第1の画像データを所定の大きさの複数
    のブロックに分割して直交変換する直交変換手段と、 該直交変換手段の出力を直流成分から高い周波数成分へ
    の順に量子化ステップに従って量子化し、符号化して第
    2の画像データを出力し、該量子化ステップが可変的に
    設定される圧縮符号化手段と、 第2の画像データの符号量を計数する第1の計数手段
    と、 前記おおまかな情報量および第1の計数手段の計数値の
    うちのいずれか、ならびに1フレームの第2の画像デー
    タの目標符号量に応じて量子化ステップを選択し、該選
    択された量子化ステップを前記圧縮符号化手段に設定す
    る設定手段と、 前記直交変換手段の出力および前記目標符号量に応じて
    前記複数のブロックのそれぞれについて符号配分値を算
    出する第2の算出手段と、 前記設定手段が第1の計数手段の計数値および前記目標
    符号量に応じて量子化ステップを前記圧縮符号化手段に
    設定した後、該圧縮符号化手段の出力する第2の画像デ
    ータを第1の計数手段が計数した計数値を前記算出され
    た符号配分値と比較し、該計数値が該符号配分値に達す
    ると、前記直交変換手段および圧縮符号化手段を制御し
    て両者の動作を停止させる第1の比較手段とを含むこと
    を特徴とする画像データ圧縮符号化装置。
  2. 【請求項2】 第1の画像データを圧縮符号化して第2
    の画像データとして出力する画像データ圧縮符号化方法
    において、該方法は、 1フレームの第1の画像データのおおまかな情報量を算
    出する工程と、 該1フレームの第1の画像データを所定の大きさの複数
    のブロックに分割して直交変換する工程と、 前記算出されたおおまかな情報量および1フレームの第
    2の画像データの目標符号量に応じた量子化ステップに
    従って前記直交変換された画像データを直流成分から高
    い周波数成分への順に量子化し、符号化して第2の画像
    データとする工程と、 第2の画像データの符号量を計数する工程と、 該計数された符号量および前記目標符号量に応じて量子
    化ステップを更新する工程と、 該更新された量子化ステップに従って再び前記直交変換
    された画像データを直流成分から高い周波数成分への順
    に量子化し、符号化して第2の画像データとして出力す
    る工程と、 前記出力される第2の画像データおよび前記目標符号量
    に応じて前記複数のブロックのそれぞれについて符号配
    分値を算出する工程と、 前記出力される第2の画像データの符号量を計数する工
    程と、 該計数された符号量を前記算出された符号配分値と比較
    し、該計数された符号量が該符号配分値に達すると、前
    記第2の画像データへの変換を停止する工程とを含むこ
    とを特徴とする画像データ圧縮符号化方法。
  3. 【請求項3】 第1の画像データを圧縮符号化して第2
    の画像データとして出力する画像データ圧縮符号化装置
    において、該装置は、 1フレームの第1の画像データのおおまかな情報量を算
    出する第1の算出手段と、 該1フレームの第1の画像データを所定の大きさの複数
    のブロックに分割して直交変換する直交変換手段と、 該直交変換手段の出力を直流成分から高い周波数成分へ
    の順に量子化ステップに従って量子化し、符号化して第
    2の画像データを出力し、該量子化ステップが可変的に
    設定される圧縮符号化手段と、 第2の画像データの符号量を計数する第1の計数手段
    と、 前記おおまかな情報量および第1の計数手段の計数値の
    うちのいずれか、ならびに1フレームの第2の画像デー
    タの目標符号量に応じて量子化ステップを選択し、該選
    択された量子化ステップを前記圧縮符号化手段に設定す
    る設定手段と、 前記直交変換手段の出力および前記目標符号量に応じて
    前記複数のブロックのそれぞれについて符号配分値を算
    出する第2の算出手段と、 第1の計数手段の計数値を前記算出された符号配分値と
    比較し、該計数値が該符号配分値に達すると、前記直交
    変換手段および圧縮符号化手段を制御して両者の動作を
    停止させる第1の比較手段と、 前記第1および第2の算出手段、直交変換手段、圧縮符
    号化手段、第1の計数手段、設定手段ならびに第1の比
    較手段を制御する制御手段とを含み、 該制御手段は、 第1の期間において、第1の算出手段に1フレームの第
    1の画像データのおおまかな情報量を算出させ、前記設
    定手段は、該算出されたおおまかな情報量に応じた量子
    化ステップを前記圧縮符号化手段に設定し、 第1の期間に続く第2の期間において、前記1フレーム
    の第1の画像データを前記直交変換手段に供給し、該直
    交変換手段および前記圧縮符号化手段は、第1の画像デ
    ータを第2の画像データに変換し、第1の計数手段は、
    第2の画像データの符号量を計数し、前記設定手段は、
    これによって得られた第1の計数手段の計数値および前
    記目標符号量に応じて前記圧縮符号化手段の量子化ステ
    ップを更新し、 第2の期間に続く第3の期間において、前記1フレーム
    の第1の画像データを再び前記直交変換手段に供給し、
    該直交変換手段および前記圧縮符号化手段は、第1の画
    像データを第2の画像データに変換し、その際、第2の
    算出手段は、前記複数のブロックのそれぞれについて符
    号配分値を算出し、第1の比較手段は、第1の計数手段
    の計数値が該符号配分値に達すると、前記直交変換手段
    および圧縮符号化手段を制御して両者の動作を停止させ
    ることを特徴とする画像データ圧縮符号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、第2の
    算出手段は、 前記直交変換手段の出力の絶対値をとる手段と、 該絶対値のうち前記1フレームの第1の画像データに関
    する閾値を超えるものの個数を求める第2の計数手段
    と、 該求めた個数および前記目標符号量に応じて前記複数の
    ブロックのそれぞれについて符号配分値を算出する符号
    配分手段とを含むことを特徴とする圧縮符号化装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の装置において、第2の
    算出手段は、 前記直交変換手段の出力のうち所定の閾値を超えるもの
    を複数種類のカテゴリに分類し、該分類された出力の属
    するカテゴリを表わす表示を生成する分類手段と、 該生成された表示の値を加算する第2の計数手段と、 第2の計数手段の計数結果および前記目標符号量に応じ
    て前記複数のブロックのそれぞれについて符号配分値を
    算出する符号配分手段とを含むことを特徴とする圧縮符
    号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の装置において、該装置
    は、前記おおまかな情報量に応じて前記閾値を第2の算
    出手段に設定する閾値設定手段を含むことを特徴とする
    圧縮符号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の装置において、 該装置は、前記圧縮符号化手段よりの出力を第2の期間
    において阻止し、第3の期間において許容するゲート手
    段を含み、 前記圧縮符号化手段は、第3の期間において、第1の比
    較手段に応動して第2の画像データのブロックの末尾に
    所定の符号を付加することを特徴とする圧縮符号化装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載の装置において、第1の
    算出手段は、前記おおまかな情報量として1フレームの
    第1の画像データの画像アクティビティを算出する画像
    アクティビティ算出手段を含み、 前記設定手段は、該画像アクティビティおよび第1の計
    数手段の計数値のうちのいずれか、ならびに1フレーム
    の第2の画像データの目標符号量に応じて量子化ステッ
    プを選択することを特徴とする圧縮符号化装置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の装置において、第2の
    算出手段は、 前記直交変換手段の出力の絶対値をとる絶対値手段と、 該絶対値を前記閾値と比較する第2の比較手段と、 第2の比較手段の出力が前記閾値を超えた数を計数する
    第2の計数手段と、 第2の計数手段の計数値および前記目標符号量に応じて
    前記複数のブロックのそれぞれについて前記符号配分値
    を算出する符号量配分手段とを含み、 該符号量配分手段は、 第2の期間において、1フレームの第2の画像データに
    ついて第2の計数手段の計数値から総ブロックアクティ
    ビティを算出して保持し、 第3の期間において、第2の画像データのブロックのそ
    れぞれについて第2の計数手段の計数値からブロックア
    クティビティを算出し、前記保持された総ブロックアク
    ティビティに対する前記ブロックアクティビティの比、
    および前記目標符号量に基づいて前記符号量配分値を算
    出することを特徴とする圧縮符号化装置。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の装置において、第2
    の算出手段は、 前記直交変換手段の出力のうち所定の閾値を超えるもの
    を複数種類のカテゴリに分類し、該分類された出力の属
    するカテゴリを表わす表示を生成する分類手段と、 該生成された表示の値を加算する第2の計数手段と、 第2の計数手段の計数結果および前記目標符号量に応じ
    て前記複数のブロックのそれぞれについて符号配分値を
    算出する符号配分手段とを含み、 該符号量配分手段は、 第2の期間において、1フレームの第2の画像データに
    ついて第2の計数手段の計数値から総ブロックアクティ
    ビティを算出して保持し、 第3の期間において、第2の画像データのブロックのそ
    れぞれについて第2の計数手段の計数値からブロックア
    クティビティを算出し、前記保持された総ブロックアク
    ティビティに対する前記ブロックアクティビティの比、
    および前記目標符号量に基づいて前記符号量配分値を算
    出することを特徴とする圧縮符号化装置。
  11. 【請求項11】 被写界を撮像して該被写界の像を表わ
    す1フレームの画像信号を生成する撮像手段と、 該撮像手段に前記被写界の像を結像し、第1の信号に応
    動して該被写界の像を前記撮像手段に合焦させる合焦手
    段とを含む電子スチルカメラにおいて、該カメラは、 前記1フレームの画像信号の表わす絵柄のエッジ成分を
    抽出して該エッジ成分を第1の信号として出力する第1
    の算出手段と、 該1フレームの画像信号を所定の大きさの複数のブロッ
    クに分割して直交変換する直交変換手段と、 該直交変換手段の出力を直流成分から高い周波数成分へ
    の順に量子化ステップに従って量子化し、符号化して前
    記画像データを出力し、該量子化ステップが可変的に設
    定される圧縮符号化手段と、 該画像データの符号量を計数する計数手段と、 第1の信号および第1の計数手段の計数値のうちのいず
    れか、ならびに1フレームの前記画像データの目標符号
    量に応じて量子化ステップを選択し、該選択された量子
    化ステップを前記圧縮符号化手段に設定する設定手段
    と、 前記直交変換手段の出力および前記目標符号量に応じて
    前記複数のブロックのそれぞれについて符号配分値を算
    出する第2の算出手段と、 前記計数手段の計数値を前記算出された符号配分値と比
    較し、該計数値が該符号配分値に達すると、前記直交変
    換手段および圧縮符号化手段を制御して両者の動作を停
    止させる比較手段と、 前記第1および第2の算出手段、直交変換手段、圧縮符
    号化手段、計数手段、設定手段ならびに比較手段を制御
    する制御手段とを含み、 該制御手段は、 第1の期間において、第1の算出手段に1フレームの前
    記画像信号のエッジ成分を算出させ、前記設定手段は、
    該算出されたエッジ成分に応じた量子化ステップを前記
    圧縮符号化手段に設定し、 第1の期間に続く第2の期間において、前記1フレーム
    の画像信号を前記直交変換手段に供給し、該直交変換手
    段および前記圧縮符号化手段は、該画像信号を前記画像
    データに変換し、前記計数手段は、該画像データの符号
    量を計数し、前記設定手段は、これによって得られた前
    記計数手段の計数値および前記目標符号量に応じて前記
    圧縮符号化手段の量子化ステップを更新し、 第2の期間に続く第3の期間において、前記1フレーム
    の画像信号を再び前記直交変換手段に供給し、該直交変
    換手段および前記圧縮符号化手段は、該画像信号を前記
    画像データに変換し、その際、第2の算出手段は、前記
    複数のブロックのそれぞれについて符号配分値を算出
    し、前記比較手段は、前記計数手段の計数値が該符号配
    分値に達すると、前記直交変換手段および圧縮符号化手
    段を制御して両者の動作を停止させることを特徴とする
    電子スチルカメラ。
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