JPH07312751A - 画像データ圧縮符号化方法および装置 - Google Patents

画像データ圧縮符号化方法および装置

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JPH07312751A
JPH07312751A JP10512194A JP10512194A JPH07312751A JP H07312751 A JPH07312751 A JP H07312751A JP 10512194 A JP10512194 A JP 10512194A JP 10512194 A JP10512194 A JP 10512194A JP H07312751 A JPH07312751 A JP H07312751A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理時間を短縮する画像データ圧縮符号化方
法および装置を提供。 【構成】 画像データは、ブロック化部50にて縮小およ
びブロック化され、ブロックアクティビティ算出部60に
て縮小画像データのそれぞれのブロックに対応するアク
ティビティが算出され、加算処理部62にて順次加算さ
れ、総アクティビティ算出部64にて元の画像データに対
応する総アクティビティが予測される。第1パスでは総
アクティビティに基づいて量子化係数設定部66により量
子化係数が正規化部54に設定され、2次元直交変換部52
にて変換された変換係数が量子化され、2次元ハフマン
符号化部56にて符号化される。符号化データが所定の符
号量を超えるに際して符号化が停止され、画像データの
アドレスに基づいて画像データ全体に対応する符号量が
全体符号量算出部76にて算出され、第2パスでは全体の
符号量に基づいて量子化係数が算出され、この量子化係
数によって画像データが量子化されて符号化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ圧縮符号化
方法および装置に係り、たとえばディジタルスチルカメ
ラに適用して好適な画像データ圧縮符号化方法および装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ディジタルスチルカメラ
においては、撮像された被写界の画像を表わす画像信号
がディジタル値の画像データに変換され、変換された画
像データは、2次元直交変換符号化などの変換方式によ
って所望の量以下のデータ量に圧縮符号化されて、半導
体メモリまたは光ディスク等のデータ記録媒体に記録さ
れる。この圧縮符号化は、たとえば、撮像してディジタ
ル化された1画面の画像データを所定の大きさのブロッ
クに分割し、各ブロックの画像データを2次元直交変換
によって周波数領域のデータ、すなわち変換係数に変換
し、この変換係数を量子化して符号化する。
【0003】この変換係数は、撮像された画像の特性に
応じた量子化係数により除算されて量子化が行なわれ
る。この場合、量子化係数は、それぞれのブロックに含
まれる高域周波数成分の程度を表わすブロックアクティ
ビティの総数、いわゆる撮像された1画面分の画像のア
クティビティに基づいて決められていた。また、量子化
係数は、たとえばルックアップテーブルに複数用意さ
れ、これが総アクティビティに基づいて選択されて、変
換係数を量子化係数で除算することにより変換係数が量
子化される。量子化された変換係数は、たとえばハフマ
ン符号化されて、データ記憶媒体に記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような画像データを所定の符号量以内に納まるように圧
縮して、画像データ記録媒体に記録する2パス符号量制
御方式は、実際に画像データを処理して記録するまで
に、画像の複雑さ、細かさなどの特徴量を表わすブロッ
クごとのアクティビティを一画面分求める必要があっ
た。
【0005】したがって、画像データを画像データ記憶
媒体に記録する前に、画像データを一度アクセスして量
子化係数を求める処理を行ない、その後、再度画像デー
タをアクセスして、前記求めた量子化係数に基づいて変
換係数を量子化し、符号化する必要があった。このた
め、従来の2パス符号量制御を行なう符号化装置では、
一画面分の画像データを2回アクセスする必要があり、
符号量制御を行なわずに画像データを圧縮符号化する場
合と較べて、2倍の処理時間が必要であった。
【0006】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
み、処理時間を短縮することのできる画像データ圧縮符
号化方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像データの
一部分を演算して、画像データの量子化のための量子化
係数を算出し、その際さらに、画像データを所定の符号
量にまで圧縮符号化した場合の画像データのアドレスに
基づいて、画像データの量子化のための量子化係数を算
出している。
【0008】すなわち、本発明の画像データ圧縮符号化
方法は上述の課題を解決するために、1つの画面を構成
するディジタルの画像データについて直交変換し符号化
する符号化方法において、この方法は、画像データの所
定部分を除いた部分的なデータに基づいて画像データを
圧縮符号化する第1の工程と、第1の工程が継続され
て、符号化データの符号量が所定の符号量を超えるに際
して画像データの圧縮符号化を停止し、この停止した際
の画像データのアドレスに基づいて、画像データを圧縮
符号化する第2の工程とを含み、この第2の工程は、画
像データを圧縮符号化するための量子化係数を前記アド
レスに基づいて算出し、この算出された量子化係数に基
づいて画像データを圧縮符号化することを特徴とする。
【0009】この場合、第1の工程は、画像データの部
分的なデータから画像データを圧縮符号化するための第
1の量子化係数を算出し、この算出された第1の量子化
係数に基づいて画像データを第1の圧縮符号化し、第2
の工程は、第1の工程にて符号化された符号化データが
所定の符号量を超えるに際して、画像データの第1の圧
縮符号化を停止し、第1の圧縮符号化を停止した際の画
像データのアドレスに基づいて全体の符号量を算出し、
この全体の符号量に基づいて、画像データを所定の符号
量以内に圧縮符号化するための第2の量子化係数を算出
し、この第2の量子化係数に基づいて画像データを第2
の圧縮符号化して、所定の符号量に制限された符号化デ
ータを出力するとよい。
【0010】また、本発明の画像データ圧縮符号化方法
は上述の課題を解決するために、1つの画面を構成する
ディジタルの第1の画像データについて直交変換し符号
化する画像データ圧縮符号化装置において、この装置
は、第1の画像データを複数のブロックに分割するブロ
ック化手段と、このブロック化手段にてブロックに分割
された画像データのそれぞれを所定の直交変換方式にて
変換する直交変換手段と、この直交変換手段にて変換さ
れた画像データをそれぞれのブロックの特徴に応じた量
子化係数に基づいて量子化する量子化手段と、この量子
化手段にて量子化された画像データを所望の符号化方式
にて符号化して符号化データを作成する符号化手段と、
ブロックに分割された画像データのそれぞれのブロック
の特徴量を表わすアクティビティを算出するブロックア
クティビティ算出手段と、アクティビティの総和を表わ
す総アクティビティを算出する総アクティビティ算出手
段と、総アクティビティに基づいて、直交変換手段にて
変換された画像データを量子化するための第1の量子化
係数を量子化手段に設定する量子化係数設定手段と、符
号化手段にて作成された符号化データの符号量に基づい
て、量子化された画像データの符号化を停止させる符号
化停止手段と、この符号化停止手段により符号化が停止
された際の画像データのアドレスから画像データの全体
の符号量を算出する全体符号量算出手段とを有し、ブロ
ック化手段は、第1の画像データを複数のブロックに分
割した第2の画像データであって、第1の画像データに
対して部分的なデータに対応する第2の画像データを作
成し、この作成した第2の画像データをブロックごとに
ブロックアクティビティ算出手段に供給し、第1の画像
データを複数のブロックに分割した第3の画像データを
直交変換手段に供給し、ブロックアクティビティ算出手
段は、ブロック化手段から供給された第2の画像データ
のそれぞれのブロックに対応するアクティビティを算出
し、量子化係数設定手段は、全体符号量算出手段にて算
出された全体の符号量に基づいて、直交変換手段にて変
換された画像データを量子化するための第2の量子化係
数を量子化手段に設定し、量子化手段は、第2の量子化
係数に基づいて直交変換手段にて変換された画像データ
を量子化し、符号化手段は、第2の量子化係数に基づい
て量子化された画像データを符号化することを特徴とす
る。
【0011】この場合、ブロック化手段は、1つの画面
を構成する第1の画像データを間引きした縮小画像デー
タを所定の画素ごとの複数のブロックに分割し、この分
割されたブロックごとの画像データをブロックアクティ
ビティ算出手段に供給するとよい。
【0012】また、ブロック化手段は、1つの画面を構
成する第1の画像データを、所定の画素ごとの複数のブ
ロックに分割し、この分割されたブロックごとの画像デ
ータをとびとびに読み出してブロックアクティビティ算
出手段に供給するとよい。
【0013】また、ブロック化手段は、1つの画面を構
成する第1の画像データを間引きした縮小画像データを
所定の画素ごとの複数のブロックに分割し、この分割さ
れたブロックごとの画像データをとびとびに読み出して
ブロックアクティビティ算出手段に供給するとよい。
【0014】
【作用】本発明によれば、1つの画面を構成するディジ
タルの画像データは、第1の工程にて、この画像データ
の所定部分を除いた部分的なデータに基づいて圧縮符号
化される。この第1の工程が継続されて、符号化データ
の符号量が所定の符号量を超えるに際して、第2の工程
では、画像データの圧縮符号化を停止し、該停止した際
の画像データのアドレスに基づいて、量子化係数が算出
され、この量子化係数に基づいて画像データが圧縮符号
化される。このように画像データの所定部分を除いた部
分的なデータに基づいて、量子化係数が作成されるの
で、画像データを圧縮符号化する処理時間を短縮し得
る。
【0015】
【実施例】次に、添付図面を参照して本発明による画像
データ圧縮符号化方法および装置の一実施例を詳細に説
明する。図2には、本発明が適用されたディジタルスチ
ルカメラの実施例が示されている。このディジタルスチ
ルカメラ10は、全体制御部30の制御によって、撮像レン
ズ12を介して入射する被写界像を撮像素子13を備えた撮
像部14にて撮影し、この被写界像を表わす画像データを
メモリ制御部16およびフレームメモリ18を介してデータ
圧縮伸張部20に送り、これにより画像データを第1のパ
スによる処理と、第2のパスによる処理とを経て圧縮符
号化し、コネクタ22に接続されたメモリカード24に蓄積
する装置である。とくに本実施例ではディジタルスチル
カメラ10は、画像データを圧縮符号化する処理時間をよ
り短縮して出力するように構成されている。
【0016】また、ディジタルスチルカメラ10は、撮像
部14にて撮像された画像データや、メモリカード24に蓄
積された画像データを再生部26にて再生し、その出力に
接続された小型表示装置28の表示画面に画像データが表
わす画像を表示する。なお、以下の説明において、本発
明に直接関係のない部分は、図示およびその説明を省略
し、また、信号の参照符号はその現れる接続線の参照番
号で表わす。
【0017】このディジタルスチルカメラ10の各部を説
明すると撮像部14は、撮像レンズ12を介して入射する被
写界像を撮影し、被写界を表わすRGB カラー画像信号を
出力する光電変換部である。撮像部14は、たとえば、高
画素密度タイプのCCD(ChargeCoupled Device)などの撮
像素子13を含み、その撮像面に結像した被写界像を表わ
す高精細画像のカラー画像信号を出力する。また、撮像
部14は、撮像素子13にて生成された画像信号を、輝度信
号と色差信号とから構成された信号に変換し、画像信号
をディジタル信号に変換するディジタル・アナログ変換
器(A/D)15 にてディジタルの画像データに変換する。撮
像部14は、この画像データに色バランス補正、γ補正、
ホワイトバランス調整および輪郭強調処理などの信号処
理を施し、処理された画像データをメモリ制御部16が接
続された出力100 に出力する。
【0018】メモリ制御部16は、フレームメモリ18にお
ける画像データの書込みと読出しとを制御する記憶制御
部である。詳しくは、メモリ制御部16は、撮像部14から
出力された画像データをフレームメモリ18に蓄積させ、
この蓄積された画像データを読出してデータ圧縮伸張部
20に供給するためのアドレス信号、書込みおよび読出し
制御信号などの記憶制御信号を生成する。また、メモリ
制御部16は、データ圧縮伸張部20から出力された画像デ
ータをフレームメモリ18に蓄積させ、この蓄積された画
像データを再生部26に供給するためのアドレス信号、書
込みおよび読出し制御信号などの記憶制御信号を生成す
る。フレームメモリ18は、たとえば画像データを格納す
る所定の記憶領域を有し、メモリ制御部16の制御を受け
て撮像部14またはデータ圧縮伸張部20からの画像データ
を順次所定の記憶領域に格納し、また、記憶領域に格納
された画像データを読出してデータ圧縮伸張部20および
再生部26に供給する。
【0019】本実施例におけるメモリ制御部16は、撮像
部14から出力された画像データをフレームメモリ18に蓄
積させて、この画像データをフレームメモリ18から読み
出す際、フレームメモリ18に蓄積された画像データの所
定の画素を間引きする画像データ縮小処理機能を有して
いる。詳細には、たとえば図3に概念的に示すように、
メモリ制御部16は、フレームメモリ18の所定の所定の記
憶領域に入力100 に現れた画像データ300 を順次蓄積さ
せ、蓄積された画像データ300 の読出アドレスを変更し
て所定の画素を間引きして読出し、所定のデータサイズ
に縮小された縮小画面を表わす縮小画像データ302 を作
成する。この縮小画像データの生成処理は、データ圧縮
伸張部20からの指示に基づいて行なわれる。またメモリ
制御部16は、フレーメモリ18の記憶領域に蓄積された画
像データ300 を、間引き処理を行なわずそのままの画像
サイズで読出す機能をも有している。メモリ制御部16
は、記憶領域に蓄積された画像データを読出して、デー
タ圧縮伸張部20が接続された出力102 に出力する。
【0020】図1に戻ってデータ圧縮伸張部20は、撮像
部14にて撮像されフレームメモリ18に蓄積された画像デ
ータを入力102 に入力し、所定の符号量以下の符号化デ
ータに圧縮符号化する符号量制御機能を有した圧縮伸張
処理部である。本実施例におけるデータ圧縮伸張部20
は、画像データを直交変換して変換係数を算出し、この
変換係数を量子化してハフマン符号化する。データ圧縮
伸張部20は、圧縮符号化した符号化データを出力104 に
出力する。データ圧縮伸張部20の出力104 は、メモリカ
ード24が着脱自在に接続される出力手段としてのコネク
タ22に接続され、メモリカード24は、コネクタ22を介し
て転送される符号化データを所定の記憶領域に格納す
る。
【0021】このメモリカード24は、たとえば、SRAM(S
tatic RAM)やEEPROM(ElectricallyErasable Programmab
le ROM)などの半導体記憶素子にて構成され、コネクタ2
2の入出力回路106 に現れる符号化データを、入出力回
路108 に現れる記憶制御信号に応じて所定の記憶領域に
格納する。この記憶領域は、複数の1画像分の符号化デ
ータをそれぞれ格納する領域であり、本実施例ではこの
領域に、データ圧縮伸張部20にて所定のデータ量以下に
圧縮符号化された符号化データが蓄積される。また、メ
モリカード24は、入出力回路108 に現れる記憶制御信号
に応じて、格納した符号化データを入出力回路106 に出
力し、符号化データをコネクタ22および接続線104 を介
してデータ圧縮伸張部20に転送する。
【0022】さらにデータ圧縮伸張部20は、メモリカー
ド24から出力された符号化データを伸張する処理機能を
有し、伸張した画像データを出力110 に接続された再生
部26に供給する。これら撮像部14、メモリ制御部16、デ
ータ圧縮伸張部20メモリカードおよび再生部26は、全体
制御部30により制御される。
【0023】全体制御部30は、ディジタルスチルカメラ
10全体の動作を統括制御する制御回路である。全体制御
部30は、撮像部14、メモリ制御部16、データ圧縮伸張部
20および再生部26を制御する。また、全体制御部30は、
コネクタ22に接続されたメモリカード24への符号化デー
タの書込制御と、メモリカード24に蓄積された符号化デ
ータの読出制御とを行なう記憶制御信号を生成して出力
112 に出力する。全体制御部30は、操作者の入力操作を
検出する操作部32と、カメラ10全体の動作状態を可視表
示および可聴表示する表示部34とに接続され、操作部32
にて検出される操作情報に応じて、被写界を撮影する制
御を行なう。たとえば全体制御部30は、操作部32にて検
出された操作情報に応じて、メモリカード24に蓄積され
たデータが表わす画像を再生部26の出力150 に接続され
たビューファインダなどの小型表示装置28に表示させた
り、撮像によりフレームメモリ18に蓄積された画像デー
タが表わす画像を小型表示装置28に表示させたりする制
御を行なう。全体制御部30は、カメラ10を制御する制御
信号を生成し、生成した制御信号を出力112 に出力す
る。この出力112 は撮像部14、メモリ制御部16、データ
圧縮伸張部20および再生部26に接続され、またコネクタ
22および接続線108 を介してメモリカード24に接続され
る。このコネクタ22には、符号化データを通信回線を利
用して伝送する通信装置が接続されてもよく、その場
合、通信装置はコネクタ22から出力された符号化データ
を所定の伝送制御手順に基づいて、相手側の端末装置に
伝送する。
【0024】次にデータ圧縮伸張部20の内部構成を図1
を参照して詳細に説明するとデータ圧縮伸張部20は、ブ
ロック化部50と、2次元直交変換部52と、正規化部54
と、2次元ハフマン符号化部56とを有している。さら
に、データ圧縮伸張部20は、正規化部54における量子化
係数およびハフマン符号化部56におけるビット配分値を
決める係数設定部として、ブロックアクティビティ算出
部60と、加算処理部62と、総アクティビティ算出部64
と、量子化係数設定部66と、ブロックアクティビティ補
間部68と、ビット配分算出部70と、符号量カウント部72
と、符号化停止判定部74と、全体符号量算出部76とを有
している。
【0025】ブロック化部50は、フレームメモリ18に蓄
積された1画像分の画像データを、所定の画素にて構成
された複数のブロックに分割して読出し、ブロックごと
の画像データとして出力する回路である。本実施例では
ブロック化部50は、たとえば図3に示すようにメモリ制
御部16を制御して、フレームメモリ18に蓄積された画像
データを間引き処理により縮小させ、縮小処理された縮
小画像データ302 を読出す。これによりブロック化部50
は、画像データを部分化する。ブロック化部50は、たと
えば8×8画素ごとの複数のブロックに分割して縮小画
像データを読出し、読出した縮小画像データ302 を出力
106 にブロックごとに出力する。
【0026】また、ブロック化部50はメモリ制御部16を
制御して、フレームメモリ18に蓄積された画像データを
縮小処理をせずに複数のブロックに分割して読出す。こ
の場合、ブロック化部50は、たとえば8×8画素ごとの
複数のブロックに分割して画像データを読出し、読出し
た画像データ304 をブロックごとに出力108 に出力す
る。ブロック化部50の出力106 はブロックアクティビテ
ィ算出部60に接続され、出力108 は2次元直交変換部52
に接続されている。
【0027】2次元直交変換部52は、入力108 に入力し
たブロックごとの画像データを2次元直交変換する回路
である。2次元直交変換としては、たとえばディスクリ
ートコサイン変換(DCT) 、アダマール変換などの周知の
直交変換が考えられ、本実施例では、ディスクリートコ
サイン変換が用いられている。2次元直交変換されたブ
ロックごとの画像データは、左上の部分の低次のデータ
から右下の方向に向かうにつれて高次のデータとなるよ
うに縦横に配列されている。2次元直交変換部52は、変
換したブロックごとの画像データをブロックごとに順次
出力110 に出力する。つまり、2次元直交変換された結
果の画像データ、すなわち変換係数は、直流成分およ
び、交流成分の低い周波数から高い周波数の順にブロッ
ク単位で、出力110 に接続された正規化部54に送られ
る。
【0028】正規化部54は、2次元直交変換部52にて変
換された変換係数に対して係数切り捨てを行なった後、
正規化を行なう回路である。詳細には、正規化部54は、
入力110 に現れたブロックごとの変換係数を所定の域値
と比較し、域値以下の部分を切り捨てる係数切り捨てを
行なう。また、正規化部54は、係数切り捨てが行なわれ
た変換係数を所定の量子化ステップ値、すなわち量子化
係数により除算して変換係数を量子化、つまり正規化す
る。量子化係数は、量子化係数設定部66が接続された入
力112 に入力され、この量子化係数は、後述するように
縮小画像データのブロックごとのアクティビティの合計
値から予測した総アクティビティに基づいて求められた
係数である。正規化部54は、ブロックごとに正規化され
た変換係数を表わす量子化データを、図4に示すよう
に、そのブロックの低域成分から順にジグザグ状に走査
して出力114 に出力する。正規化部54の出力114 は2次
元ハフマン符号化部56に接続されている。
【0029】図1に戻って、ブロックアクティビティ算
出部60は、ブロック化部50にて分割されたブロックごと
の縮小画像データからブロックロックごとのアクティビ
ティ、すなわち、高域周波数成分の画像データがそのブ
ロックに含まれている程度などの画像の特徴量を算出す
る回路である。本実施例ではブロックアクティビティ算
出部60は、入力 106に入力した1つのブロックを構成す
る画素データのそれぞれの値と、そのブロックの画素デ
ータの平均値との差の絶対値を求めて加算することによ
りブロックごとのアクティビティを算出する。ブロック
アクティビティ算出部60は、算出したブロックごとのア
クティビティを表わすブロックアクティビティを加算処
理部62およびブロックアクティビティ補間部68が接続さ
れた出力120 に出力する。
【0030】加算処理部62は、ブロックアクティビティ
算出部60から送られるブロックアクティビティを縮小画
像データが表わす画像の1画面について加算し、縮小画
像データにおけるブロックアクティビティの合計値を算
出する。加算処理部62は算出したブロックアクティビテ
ィの合計値を総アクティビティ算出部64が接続された出
力122 に出力する。
【0031】総アクティビティ算出部64は、加算処理部
62にて算出されたブロックアクティビティの合計値か
ら、撮像部14にて撮像されてフレームメモリ18に蓄積さ
れた画像データが表わす画像全体のそれぞれのブロック
のアクティビティを合計した値の総アクティビティを予
測する処理部である。本実施例では、総アクティビティ
算出部64は、ブロック化部50おける縮小処理およびブロ
ック化の画素数などの条件に基づいて、縮小画像データ
から得られたブロックアクティビティの総和から元画像
全体の総アクティビティを予測する。総アクティビティ
算出部60は、たとえばブロック化部50から供給される縮
小画像データのデータ量と、フレームメモリ18に蓄積さ
れている元画像のデータ量との比率に基づいて、全体の
アクティビティを表わす総アクティビティを予測する。
具体的には、総アクティビティ算出部60は、ブロック化
部50における画像データ間引き率に基づいて、加算処理
部62から供給されるブロックアクティビティの総和から
総アクティビティを算出する。総アクティビティ算出部
64は、総アクティビティの予測値を量子化係数設定部66
およびビット配分算出部70が接続された出力124 に出力
する。
【0032】量子化係数設定部66は、総アクティビティ
の予測値に応じて、変換係数を量子化(正規化)するた
めの量子化係数を設定する処理部である。詳しくは量子
化係数設定部66は、入力124 に入力される総アクティビ
ティに基づいて画像に応じた量子化係数を選択し、選択
した量子化係数を正規化部54に設定する。量子化係数設
定部66は、たとえば図5(a) に示すような入出力特性の
ルックアップテーブル(TBL)67 を用いて、総アクティビ
ティに比例して増加する量子化係数を生成し、正規化部
54における量子化係数を設定する。また、量子化係数設
定部66は、たとえば、図5(b) に示す入出力特性のルッ
クアップテーブルを用いて、総アクティビティの増加に
対して量子化係数の増加が少なくなるような量子化係数
を生成して正規化部54における量子化係数を設定しても
よい。
【0033】図1に戻って、量子化係数設定部66は、第
1パスにおける符号化停止時のアドレスに基づいて後述
の全体符号量算出部76にて算出された全体の符号量か
ら、第2パスにおける量子化係数を設定する機能を有し
ている。第2パスにて符号化処理を行なう場合に、全体
の符号量が所定の符号量となるような量子化係数を生成
する。量子化係数設定部66はこのようにして生成した量
子化係数を正規化部54が接続された出力112 に出力す
る。
【0034】2次元ハフマン符号化部56は、正規化部54
にて量子化された量子化係数、つまり量子化データにハ
フマン符号を割当てて符号化し、符号化された結果の符
号化データを出力126 および104 に出力するエントロピ
ー符号化回路である。2次元ハフマン符号化部56は、後
述の符号量停止判定部74にて生成されて入力128 に入力
される符号化停止信号に応動して、入力114 に入力する
量子化データの符号化を停止する。2次元ハフマン符号
化部56の出力126 は符号量カウント部72に接続され、ま
た出力104 はデータ圧縮伸張部20の出力を構成し、図2
に示すコネクタ22に接続されている。
【0035】ブロックアクティビティ算出部60の出力12
0 に接続されたブロックアクティビティ補間部68は、入
力120 に入力される縮小画像データのブロックアクティ
ビティから、フレームメモリ18に蓄積された縮小前の元
画像全体をブロック化した場合のそれぞれのブロックの
ブロックアクティビティを算出する回路である。本実施
例ではブロックアクティビティ補間部68は、縮小画像デ
ータのそれぞれのブロックアクティビティを補間処理す
ることにより、元画像のそれぞれのそれぞれのブロック
に対応するブロックアクティビティを算出する。この元
画像に対応したブロックアクティビティはブロックアク
ティビティ補間部68の出力130 に出力され、この出力13
0 はビット配分算出部70に接続されている。
【0036】ビット配分算出部70は、ブロックアクティ
ビティ補間部68から送られる元原画像データに対応した
ブロックごとのアクティビティと、総アクティビティ算
出部64から送られる総アクティビティの予測値とを用い
て、各ブロックに配分される符号化ビット数を算出する
回路である。各ブロックに配分される符号化ビット数と
は、2次元ハフマン符号化部56にてブロックごとに2次
元ハフマン符号化されて低域成分から出力されるデータ
をどこまでで打ち切るか、すなわち符号化されたデータ
の符号長を規定するビット数である。また、ビット配分
算出部70は、符号化停止回路74から入力132 に入力され
る余りビット数を考慮して、各ブロックに配分する符号
化ビット数を算出する。ビット配分算出部70は、算出し
たビット配分値を符号化停止判定部74が接続された出力
134 に出力する。
【0037】符号量カウント部72は、ブロックごとに2
次元ハフマン符号化部56から出力された符号化データの
符号量すなわち、ビット数の累積を計数する回路であ
る。符号量カウント部70は、2次元ハフマン符号化部56
の出力126 に出力される符号化データのビット数を順次
加算し、これに、次に出力される符号化データに割り当
てられるビット数を加算したデータを出力134 に出力す
る。符号量カウント部72の出力134 は、符号化停止判定
部74に接続されている。
【0038】符号化停止判定部74は、符号量カウント部
72にて計数されたビット数と、ビット配分算出部70にて
算出された各ブロックに配分される符号化ビット数とに
基づいて、2次元ハフマン符号化部56における符号化処
理を停止させる制御を行なう判断回路である。詳しく
は、符号化停止判定処理部74は、入力136 に入力した符
号化データのビット数の増分と、入力134 に入力した符
号化ビット数とを比較し、符号量カウント部72にて計数
されたビット数の増分、つまりそのブロックの符号化ビ
ット数がビット配分算出部70にて配分された符号化ビッ
ト数を超えたことを検出する。この場合、符号化判定処
理部74は、符号化出力を停止すべき旨の符号化停止信号
を出力128 に接続された2次元ハフマン符号化部56に供
給する。これにより、2次元ハフマン符号化部56は符号
量カウント部72において最後に加えられたビット数に対
応する符号化データ、すなわち次に出力される符号化デ
ータの出力を停止し、符号化出力されるデータのビット
数がビット配分算出部68から入力された符号化ビット数
を超えないようにする。すなわち、符号化停止判定部74
は、符号化出力データが配分された符号化ビット数を超
える1つ前の符号化データまででブロックのハフマン符
号化出力を打ち切る制御を行なう。
【0039】また、符号化停止判定部72は、配分された
符号化ビット数と符号化出力されたデータのビット数と
の差、すなわち余りビットを求め、ビット配分算出部70
が接続された出力132 に出力する。
【0040】さらに、符号化停止判定部74は、符号量カ
ウント部72にて計数されたビット数が表わす符号化デー
タの符号量が所定の符号量を超えたか否かを判定する判
定回路である。この所定の符号量は、メモリカード24に
おける1画像分の符号化データが蓄積される所定の記憶
単位に対応したデータ量であり、符号化停止判定部74
は、2次元ハフマン符号化部56にて符号化される符号化
データのデータ量が、この所定の符号量を超えることを
検出する。本実施例では、この検出までの各機能部の処
理動作を第1パスと称し、またこの検出以降の各機能部
の処理動作を第2パスと称している。符号化データのデ
ータ量が所定の符号量を超えることを検出すると符号化
停止判定部74は、符号化出力を停止すべき旨の符号化停
止信号を出力128 に接続された2次元ハフマン符号化部
56に供給する。この場合、符号化停止判定部74は、符号
化を停止させたことを示す停止信号をブロック化部50お
よび全体符号量算出部76が接続された出力138 に出力す
る。この停止信号138 によりブロック化部50は、画像デ
ータの読出しを停止する。読出しを停止したブロック化
部50は、読出し停止時における画像データの読出しアド
レスを認識し、この読出しアドレスを全体符号量算出部
76が接続された出力140 に出力する。
【0041】全体符号量算出部76は、符号化を停止させ
ずに画像データの符号化をそのまま続行させた場合の全
体の符号量を予測する回路である。本実施例では、全体
符号量算出部76は、2次元ハフマン符号化部56にて符号
化が停止したときの画像データのアドレス値に基づい
て、全体の符号量を演算により予測する。詳細には全体
符号量算出部76は、入力138 に入力される符号化停止判
定部74からの停止信号に応動して、入力140 にブロック
化部50から供給されるアドレス信号を検出する。全体符
号量算出部76は、検出したアドレス値から元画像全体に
対するアクティビティの比率を求め、これに基づいて、
元画像に対応する全体のアクティビティを算出し、これ
により、元画像データを符号化した際の全体の符号量を
算出して接続線142 を介して接続された量子化係数設定
部66に通知する。量子化係数設定部66は、この全体の符
号量に基づいて第2パスの量子化係数を設定する。
【0042】以上のような構成で本実施例におけるディ
ジタルスチルカメラ20の動作を図6を参照して以下に説
明する。まず操作者は、操作部32の不図示のレリーズボ
タンを押下して所望の被写界像を撮影する。これによ
り、カメラの撮像部14にて被写界が撮像されてアナログ
のRGB カラー映像信号が形成され、この映像信号は輝度
信号および色差信号の信号を表わす画像データに変換さ
れる。これら画像データは、補正処理などの信号処理が
施された後に、出力110 に出力される。撮像部14より出
力された画像データは、メモリ制御部16を介してそれぞ
れフレームメモリ18に格納され、これを元画像データと
する。フレームメモリ18に格納された画像データは再生
部26に供給され、この画像データが表わす静止画像が小
型表示装置28の表示画面に表示される。
【0043】ここで、この静止画像をメモリカード24に
記録する操作が操作部32より検出されて、全体制御部30
にて認識されると、全体制御部30の出力112 に各部を制
御する制御信号が出力される。これによりメモリ制御部
16、データ圧縮伸張部20およびメモリカード24は、画像
データの記録動作に移る。また、たとえば、このような
操作部32への操作がなくても、撮影によって画像データ
がフレームメモリ18に蓄積されると、画像データの記録
動作が始まるように全体制御部30により制御されてもよ
い。
【0044】図6に示したステップ600 においてフレー
ムメモリ18に蓄積された画像データは、メモリ制御部16
から供給されるアドレス信号および読出制御信号などの
記憶制御信号に応じて読み出されて、データ圧縮伸張部
20の入力102 に入力される。このとき元画像データは、
データ圧縮伸張部20のブロック化部50のメモリ制御部16
への制御により、間引き処理されて、縮小された縮小画
像データが8×8画素ごとのブロックに分割されてブロ
ックごとに読み出される。次にステップ602 に進み、縮
小処理およびブロック化された縮小画像データは、接続
線106 を介してブロックアクティビティ算出部60に順次
供給され、縮小画像データにおけるブロックごとのアク
ティビティが算出される。
【0045】ステップ604 において、ブロックアクティ
ビティ算出部60にて算出されたブロックアクティビティ
は、加算処理部62にて順次その値が加算されて縮小画像
データの1画面についてのブロックアクティビティの合
計値が算出される。算出された合計値は接続線122 を介
して総アクティビティ算出部64に供給されて、フレーム
メモリ18に蓄積された元画像データに対応する総アクテ
ィビティの予測値が算出される。
【0046】ステップ606 において、予測された総アク
ティビティは、接続線124 を介して量子化係数設定部66
とビット配分算出部70に供給され、量子化係数設定部66
に供給された総アクティビティの予測値に基づいて、ル
ックアップテーブル67により量子化係数が設定される。
【0047】一方、フレームメモリ18に蓄積された元画
像データが8×8画素ごとに分割して読み出され、ブロ
ック化部50から接続線108 を介して2次元直交変換部52
に入力される。ステップ608 において、2次元直交変換
部52に入力されたブロックごとの画像データは、それぞ
れのブロックごとにディスクリートコサイン変換され、
変換された結果の変換係数は、低い周波数成分から高い
周波数成分の順に、ブロック単位で正規化部54に供給さ
れる。
【0048】正規化部54では、入力110 に入力したブロ
ックごとの変換係数の所定の域値以下の部分が切り捨て
られる。切り捨てが行なわれた変換係数は、量子化係数
設定部66にて設定されて量子化係数により除算される。
正規化された変換係数の量子化データは、2次元ハフマ
ン符号化部56に供給されて符号化される。符号化された
符号化データはその出力104 および126 に出力される。
【0049】このときステップ602 にて算出されたブロ
ックアクティビティがブロックアクティビティ補間部68
に供給されて、元画像データ全体をブロック化した場合
のそれぞれのブロックにおけるアクティビティが算出さ
れ、算出された元画像に対応したブロックアクティビテ
ィは、接続線130 を介してビット配分算出部70に供給さ
れる。このビット配分算出部70の入力124 には、総アク
ティビティ算出部64にて算出された総アクティビティが
入力され、ビット配分算出部70では、元画像の各ブロッ
クに配分される符号化ビット数が算出される。算出され
た符号化ビット数は、2次元ハフマン符号化部56に入力
されるブロックごとの量子化データに対応して符号化停
止判定部74に供給される。2次元ハフマン符号化部56で
は、正規化部54から供給された量子化データが符号化さ
れる。
【0050】2次元ハフマン符号化部56にて符号化され
た符号化データは、符号量カウント部72の入力126 に入
力されて、入力した符号化データのビット数が順次加算
される。これにより符号化データの符号量が計数され
る。計数された符号量は接続線136 を介して符号量停止
判定部74に供給される。
【0051】このとき符号化停止判定部74の入力 136に
入力された符号化データの符号量、つまりビット数の累
積に基づいて、ビット配分算出部70にて算出された符号
化ビット数が符号化データのビット数(符号長)を超え
ることが検出されると、2次元ハフマン符号部56におけ
る符号化処理を停止させる符号化停止信号が出力128に
出力されて、そのブロックに対する符号化処理が打ち切
られる。これにより、符号化データの符号長が制限され
る。
【0052】次にステップ610 に進み、入力136 に入力
したビット数の累積に基づいて、符号化データのビット
数が所定の符号量を超えたか否かが符号化停止判定部74
にて検出され、符号量の累積値が所定の符号量以下の場
合には、ステップ612 に進み、符号化する次のブロック
の有無が判定され、次に符号化するブロックがあれば、
符号化停止判定部74の出力132 に余りビットが出力さ
れ、ビット配分算出部70にて、この余りビットが考慮さ
れて次のブロックに対するビット配分が行なわれ、その
後、ステップ608 に戻ってそのブロックに対する符号化
処理が上述と同様に行なわれる。またステップ612 にお
いて、全ブロックに対する符号化が終了していれば、デ
ータ圧縮伸張部20における圧縮符号化処理は終了する。
【0053】また、ステップ610 において、符号化停止
判定部74にて検出された結果が符号量の累積値が所定の
符号量を超えた場合には、第1パスが終了し、ステップ
614に進む。
【0054】第2パスのステップ614 において、符号化
停止判定部74の入力136 に入力された符号化データの符
号量、つまりビット数の累積が、所定の符号量を超える
ことが検出されると2次元ハフマン符号化部56における
符号化を停止させる符号化停止信号が符号化停止判定部
74の出力128 に出力されて符号化が停止され、さらに、
その出力138 に停止信号が出力されて、ブロック化部50
における画像データの読み出しが停止される。
【0055】つぎにステップ616 に進み、符号化停止判
定部74より出力された停止信号138は、全体符号量算出
部76にも供給される。全体符号量算出部76には、ブロッ
ク化部50から供給されるアドレス信号が入力され、この
アドレスから、第1パスにて符号化を続行してその画像
データ全体を符号化した場合の、全体の符号量が算出さ
れステップ618 に進む。
【0056】ステップ618 において、全体符号量算出部
76にて算出された全体の符号量に基づいて、元画像デー
タを圧縮符号化した際に、所定の符号量となるような量
子化係数が量子化係数設定部66にて設定される。量子化
係数が算出されると、次は、この量子化係数に基づい
て、上述のステップ608 における圧縮符号化処理と同様
な処理が行なわれて、フレームメモリ18に蓄積された画
像データが順次ブロック化、2次元直交変換、正規化お
よび2次元ハフマン符号化がそれぞれ行なわれて、それ
ぞれのブロックごとにそれぞれ配分されたビット数に対
応する符号化データが2次元ハフマン符号化部56の出
力、つまりデータ圧縮伸張部20の出力104 に出力され
る。
【0057】データ圧縮伸張部20の出力104 に出力され
た符号化データは、コネクタ22を介してメモリカード24
に供給され、全体制御部30の出力112 に出力された記憶
制御信号に基づいて、この符号化データがメモリカード
24の所定の記憶領域に書き込まれる。メモリカード24へ
のデータの書き込みが正常に終了すると、全体制御部34
の制御によって表示部34は、正常終了を操作者に伝える
表示や、次の撮影を促す表示等の可視表示および可聴表
示を行なう。
【0058】以上説明したように、上述の実施例のデー
タ圧縮伸張部20は、フレームメモリ18に蓄積された画像
データのすべてのデータではなく、元の画像データを縮
小処理した全体画像の部分データを用いて、この部分デ
ータを演算した総アクティビティを算出し、この総アク
ティビティに基づいて、量子化係数の設定処理やビット
配分処理などの符号化処理および符号量制御を行なって
いる。したがって、とくに画面全体のそれぞれのブロッ
クアクティビティを算出するために1画面分すべての画
像データを読み出す必要がなく、このためブロックアク
ティビティを算出する処理時間が短縮される。この場
合、間引き率つまり縮小の程度に応じて、処理時間の短
縮を図ることができる。
【0059】従来は、画像の特徴量(アクティビティ)
を元画像データの1画面分の画像データから求めていた
ので、符号量制御を行なわない場合に較べて約2倍の処
理時間を必要としていた。しかし本発明では、1画面分
の元画像データの一部分を使用してブロックアクティビ
ティを算出しているので、処理時間の増大を防ぐことが
できる。これは、たとえば画像データの情報量が多い高
画素密度タイプの撮像素子にて撮像された高画素密度の
画像データを処理する場合に、とくに有効である。
【0060】このように本発明は、2パス符号量制御を
行なって、画像データから所定の符号量に制限された符
号化データを生成する場合において、画像データを圧縮
符号化する処理時間を短縮することができ、これによ
り、フレームメモリ18に蓄積された静止画像を表わす画
像データを処理して、メモリカード24に書き込むまでの
時間を短縮することができる。この結果、従来よりも処
理時間が短縮化された圧縮符号化装置を提供することが
できる。この高速処理が可能なデータ圧縮伸張部20がカ
メラに搭載されている場合には、操作者は、画像データ
の圧縮符号化のための処理時間を意識することなく、撮
影した画像データをメモリカード24に記録することがで
き、したがって次のコマの撮影を迅速に行なうことがで
きる。
【0061】なお、上記実施例では、ブロック化部50
は、画素間引きした縮小画像データをブロックごとに読
出すように構成されていたが、これに限らず、たとえ
ば、図7に示すように、ブロック化部50は、フレームメ
モリ18に蓄積された元画像データを所定のブロックに分
割し、分割されたブロックをとびとびに読み出すことに
よって画像データを部分化し、所定の間隔ごとのブロッ
クの読み出しを行なうように構成してもよい。
【0062】この場合、ブロック化部50は、同図に概念
的に示したようにブロック化された画像データ700 を作
成し、これらブロック単位の画像データのうち、たとえ
ば同図に斜線にて示された1ブロック間隔のブロックご
との画像データを出力106 に出力する。また、ブロック
化部50は、上記実施例と同様にフレームメモリ18に蓄積
された画像データを所定のブロックに分割し、同図に概
念的に示されたブロック化された画像データ702 を作成
し、ブロックごとの画像データを出力108 に出力する。
上述のブロック間隔は、1ブロック間隔に限らず、2、
3、4、5または6ブロック間隔などの任意の間隔でよ
い。
【0063】このようにブロック化部50が構成された場
合、ブロックアクティビティティビティ算出部64は、入
力106 に入力するとびとびのブロックの画像データに基
づいて、それぞれのブロックごとのブロックアクティビ
ティを算出する。算出されたブロックアクティビティ
は、加算処理部62にて順次加算され、総アクティビティ
算出部64の入力122 に入力される。総アクティビティ算
出部64は、とびとびに読み出されたブロックごとの画像
データから算出されたブロックアクティビティの総和か
ら、フレームメモリ18に蓄積された元画像データに対応
するブロックアクティビティの総和、つまり総アクティ
ビティを算出する。また、ブロックアクティビティ補間
部68は、ブロックアクティビティ算出部60にて算出され
たそれぞれのとびとびのブロックに対応するブロックア
クティビティを入力し、これにより、ブロック化された
画像データ108 に対応するそれぞれのブロックのブロッ
クアクティビティを算出する。
【0064】図7に示したブロック化部50のブロックと
びとびに読み出す機能は、図1に示したブロック化部50
の縮小機能とともに用いられてもよい。具体的には、ブ
ロック化部50は、前述のように画像データを縮小処理さ
せ、作成された縮小画像データをブロックごとに分割す
る。さらにブロック化部50は、分割されたブロックごと
のデータをとびとびに読み出して、読み出したブロック
とびとびの縮小画像データを出力106 に出力する。この
ようなブロック化部50における、元画像データを間引き
した縮小画像データに対してブロック化する縮小ブロッ
ク化機能と、元画像データをブロック化してとびとびに
読み出すとびとび読み出し機能とは、切り換えによりそ
のいずれかが選択されてもよく、また、これら2つの機
能を併用して、ともに活用するように選択されてもよ
い。この場合、さらに処理時間の短縮を図ることができ
る。
【0065】
【発明の効果】このように本発明によれば、画像データ
の所定部分を除いた部分的なデータに基づいて、画像デ
ータを圧縮符号化するための量子化係数が作成されるの
で、画像データを圧縮符号化して符号化データを作成す
る処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示した実施例のディジタルスチルカメラ
におけるデータ圧縮伸張部の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明が適用されたディジタルスチルカメラの
一実施例を示すブロック図である。
【図3】図2に示したフレームメモリから読み出す画像
データを概念的に示した図である。
【図4】図1に示した正規化部におけるジグザグ走査を
示す図である。
【図5】図1に示した量子化係数設定部における量子化
テーブルの入出力特性を示す図である。
【図6】図2に示したディジタルスチルカメラの撮影時
における画像データの圧縮符号化動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】図2に示したフレームメモリからブロック化し
た画像データをとびとびに読み出した場合の画像データ
を概念的に示した図である。
【符号の説明】
20 ディジタルスチルカメラ 50 ブロック化部 52 2次元直交変換部 54 正規化部 56 2次元ハフマン符号化部 60 ブロックアクティビティ算出部 62 加算処理部 64 総アクティビティ算出部 66 量子化係数設定部 68 ブロックアクティビティ補間部 70 ビット配分算出部 72 符号量カウント部 74 符号化停止判定部 76 全体符号量算出部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの画面を構成するディジタルの画像
    データについて直交変換し符号化する符号化方法におい
    て、該方法は、 前記画像データの所定部分を除いた部分的なデータに基
    づいて前記画像データを圧縮符号化する第1の工程と、 第1の工程が継続されて、前記符号化データの符号量が
    所定の符号量を超えるに際して前記画像データの圧縮符
    号化を停止し、該停止した際の画像データのアドレスに
    基づいて、前記画像データを圧縮符号化する第2の工程
    とを含み、 該第2の工程は、前記画像データを圧縮符号化するため
    の量子化係数を前記アドレスに基づいて算出し、該算出
    された量子化係数に基づいて前記画像データを圧縮符号
    化することを特徴とする画像データ圧縮符号化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の符号化方法において、 前記第1の工程は、前記画像データの部分的なデータか
    ら前記画像データを圧縮符号化するための第1の量子化
    係数を算出し、 該算出された第1の量子化係数に基づいて前記画像デー
    タを第1の圧縮符号化し、 前記第2の工程は、前記第1の工程にて符号化された符
    号化データが所定の符号量を超えるに際して、前記画像
    データの第1の圧縮符号化を停止し、 前記第1の圧縮符号化を停止した際の画像データのアド
    レスに基づいて全体の符号量を算出し、 該全体の符号量に基づいて、前記画像データを前記所定
    の符号量以内に圧縮符号化するための第2の量子化係数
    を算出し、 該第2の量子化係数に基づいて前記画像データを第2の
    圧縮符号化して、所定の符号量に制限された符号化デー
    タを出力することを特徴とする画像データ圧縮符号化方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の符号化方法において、
    前記第1の工程は、前記画像データを所定の画素ごとに
    分割した所定のブロックごとのデータであって、前記画
    像データに対して部分的なデータを読み出す部分化工程
    を含むことを特徴とする画像データ圧縮符号化方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の符号化方法において、
    前記部分化工程は、前記画像データを部分的に間引き
    し、該間引きされた縮小画像データを所定の画素ごとの
    複数のブロックに分割し、該分割したブロックを読み出
    すことによって、前記画像データの部分的なデータを読
    み出すことを特徴とする画像データ圧縮符号化方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の符号化方法において、
    前記部分化工程は、前記画像データを所定の画素ごとの
    複数のブロックに分割し、該分割したブロックのとびと
    びのブロックを読み出すことによって、前記画像データ
    の部分的なデータを読み出すことを特徴とする画像デー
    タ圧縮符号化方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の符号化方法において、
    前記部分化工程は、前記画像データを部分的に間引き
    し、該間引きされた縮小画像データを所定の画素ごとの
    複数のブロックに分割し、該分割したブロックのとびと
    びのブロックを読み出すことによって前記画像データの
    部分的なデータを読み出すことを特徴とする画像データ
    圧縮符号化方法。
  7. 【請求項7】 1つの画面を構成するディジタルの第1
    の画像データについて直交変換し符号化する画像データ
    圧縮符号化装置において、該装置は、 前記第1の画像データを複数のブロックに分割するブロ
    ック化手段と、 該ブロック化手段にて前記ブロックに分割された画像デ
    ータのそれぞれを所定の直交変換方式にて変換する直交
    変換手段と、 該直交変換手段にて変換された画像データをそれぞれの
    ブロックの特徴に応じた量子化係数に基づいて量子化す
    る量子化手段と、 該量子化手段にて量子化された画像データを所望の符号
    化方式にて符号化して符号化データを作成する符号化手
    段と、 前記ブロックに分割された画像データのそれぞれのブロ
    ックの特徴量を表わすアクティビティを算出するブロッ
    クアクティビティ算出手段と、 前記アクティビティの総和を表わす総アクティビティを
    算出する総アクティビティ算出手段と、 前記総アクティビティに基づいて、前記直交変換手段に
    て変換された画像データを量子化するための第1の量子
    化係数を前記量子化手段に設定する量子化係数設定手段
    と、 前記符号化手段にて作成された符号化データの符号量に
    基づいて、前記量子化された画像データの符号化を停止
    させる符号化停止手段と、 該符号化停止手段により符号化が停止された際の前記画
    像データのアドレスから前記画像データの全体の符号量
    を算出する全体符号量算出手段とを有し、 前記ブロック化手段は、 前記第1の画像データを複数のブロックに分割した第2
    の画像データであって、前記第1の画像データに対して
    部分的なデータに対応する第2の画像データを作成し、
    該作成した第2の画像データをブロックごとに前記ブロ
    ックアクティビティ算出手段に供給し、 前記第1の画像データを複数のブロックに分割した第3
    の画像データを前記直交変換手段に供給し、 前記ブロックアクティビティ算出手段は、前記ブロック
    化手段から供給された第2の画像データのそれぞれのブ
    ロックに対応するアクティビティを算出し、 前記量子化係数設定手段は、前記全体符号量算出手段に
    て算出された前記全体の符号量に基づいて、前記直交変
    換手段にて変換された画像データを量子化するための第
    2の量子化係数を前記量子化手段に設定し、 前記量子化手段は、第2の量子化係数に基づいて前記直
    交変換手段にて変換された画像データを量子化し、 前記符号化手段は、第2の量子化係数に基づいて量子化
    された画像データを符号化することを特徴とする画像デ
    ータ圧縮符号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像データ圧縮符号化
    装置において、前記ブロック化手段は、前記1つの画面
    を構成する第1の画像データを間引きした縮小画像デー
    タを所定の画素ごとの複数のブロックに分割し、該分割
    されたブロックごとの画像データを前記ブロックアクテ
    ィビティ算出手段に供給することを特徴とする画像デー
    タ圧縮符号化装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の画像データ圧縮符号化
    装置において、前記ブロック化手段は、前記前記1つの
    画面を構成する第1の画像データを、所定の画素ごとの
    複数のブロックに分割し、該分割されたブロックごとの
    画像データをとびとびに読み出して前記ブロックアクテ
    ィビティ算出手段に供給することを特徴とする画像デー
    タ圧縮符号化装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の画像データ圧縮符号
    化装置において、前記ブロック化手段は、前記1つの画
    面を構成する第1の画像データを間引きした縮小画像デ
    ータを所定の画素ごとの複数のブロックに分割し、該分
    割されたブロックごとの画像データをとびとびに読み出
    して前記ブロックアクティビティ算出手段に供給するこ
    とを特徴とする画像データ圧縮符号化装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の画像データ圧縮符号
    化装置と、 被写界を撮像して前記1つの画面を構成するディジタル
    の第1の画像データを生成する撮像手段と、 前記画像データ圧縮符号化装置にて生成された符号化デ
    ータを出力する出力手段と、 前記撮像手段における撮影を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とするディジタルカメラ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のディジタルカメラ
    において、前記出力手段は、前記画像データ圧縮符号化
    装置にて符号化された符号化データを蓄積するデータ記
    憶手段を着脱可能に接続する接続手段を含み、 前記制御手段は、前記撮像手段にて生成された第1の画
    像データを前記画像データ圧縮符号化装置にて圧縮符号
    化させ、符号化された符号化データを前記データ記憶手
    段に記憶させる制御を行なうことを特徴とするディジタ
    ルカメラ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のディジタルカメラ
    において、前記データ記憶手段は、半導体記憶素子にて
    構成されたメモリカードであることを特徴とするディジ
    タルカメラ。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のディジタルカメラ
    において、該カメラは、前記撮像手段にて撮像された第
    1の画像データが表わす画像を処理して表示する表示手
    段を備えたことを特徴とするディジタルカメラ。
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