JP2006340045A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続的に入力される画像データを短時間で効率的に画像処理できるようにした画像処理装置及び画像処理方法を提供する。
【解決手段】 連続的に入力される画像データを格納するDRAM4と、DRAMから読み出される画像データに対して画像処理を施した画像データに対して第1の圧縮処理を施し符号量を得る第1のJPEG処理部10と、画像処理した画像データをDRAMに格納する第1の出力DMA12と、符号量に基づいて目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測するCPU13と、DRAMから読み出された画像処理された画像データに対して予測された量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施す第2のJPEG処理部16とを備え、第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための入力画像に対して先行する画像処理された画像データに対する第2の圧縮処理とを並行して実行するように構成する。
【選択図】 図 1

Description

この発明は、連続的に入力される画像データを圧縮処理しメモリに記録するために用いる画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来、デジタルカメラなどの画像入力装置からの画像データを圧縮処理し、メモリカード等のメモリに記録する場合、メモリの所定のファイルサイズに対応した目標の符号化画像データ量にできるだけ近づけた状態で、圧縮に係る符号化画像データ量を確定してメモリに記録するようにしている。そして、その圧縮処理時には、1フレーム分全部の画像データを、所定の圧縮パラメータ(係数)を設定したJPEG圧縮伸長処理部へ入力して、符号化画像データを得るようにしている。
この際、メモリの所定のファイルサイズに対応する1フレーム分の目標符号化画像データ量Nが設定されている場合に、圧縮処理された符号化画像データ量N1 が目標符号化画像データ量Nに等しいかそれ以下のときには、そのままメモリに記録しても問題は生じない。しかし圧縮処理された符号化画像データ量N1 が目標符号化画像データ量Nより大きくなった場合は、メモリの予定記録領域をオーバーしてしまい、オーバーした記録領域に別の目的のデータが既に記録されている場合には、それを侵してしまう危険がある。
従来、このような問題が生じるのを回避するため、例えば特開2002−330293号公報で開示されているような、画像処理を2回行い入力した画像データを目標符号化画像データ量(目標符号量)以内に圧縮処理して記録する手法が用いられている。
次に、上記従来の2回の圧縮処理を行う画像処理手法を、図9の(A),(B)に示すデジタルカメラの画像処理部のブロック構成図と、その動作を説明するための動作タイミング図に基づいて説明する。この画像処理手法は、次の4つのステップで行われる。
(1)まず、CCD等の撮像素子1で得られた画像信号をプリプロセス回路2に取り込み、ゲイン調整、A/D変換等の処理を行った後、DRAMバス3を介してDRAM4に一旦書き込む。
(2)次に、DRAM4に書き込まれた画像データを入力DMA6を介して画像処理部5に読み出し、YC生成部7でのYC生成、LPF8によるLPF処理、リサイズ部9におけるリサイズ処理などの一連の画像処理を行って、最終的にJPEG処理部10に転送して第1の圧縮処理を行う。ここでの圧縮処理は、初期設定された量子化テーブルを用いて実行される。そして、圧縮処理された画像データ(符号化データ)を出力DMA12を介して再度DRAM4に格納する。また、JPEG処理部10には圧縮処理した画像データの符号量を格納保持する符号量レジスタ11が設けられており、このレジスタ11に符号量が書き込まれる。
(3)次に、CPU13がCPUバス14を介して符号量レジスタ11に保持されている符号量を読み出して符号量を取得し、その符号量に基づいて、初期の量子化テーブルと対比して目標符号量に圧縮できる符号化テーブルを予測する。
(4)次に、入力DMA6を介してDRAM4に書き込まれた画像データを(2)と同様に再度読み出し、同様の画像処理を行い、JPEG処理部10では予測により再設定された量子化テーブルを用いて2回目の圧縮処理が行われ、これにより目標符号量に圧縮処理された画像データ(符号化画像データ)が得られる。なお、2回目の圧縮処理によっても目標符号量の符号化画像データが得られない場合は、再度同様の処理が繰り返し行われる。
以上の処理動作を、図9の(B)に示す動作タイミング図で説明すると、まずプリプロセス回路2で最初の画像データの取り込み(画像取り込み1)が終わった時点で、CPU13が画像処理部5のJPEG処理部10に対して初期の量子化テーブル等の初期設定(初期設定1)を行う。初期設定が終了すると、画像処理部5に処理開始の信号が送られ、画像処理(画像処理1-1)が実行される。JPEG処理部10による圧縮符号化処理を含む画像処理が終了し、終了割り込みがCPU13に返って来て、そこで目標符号量に対応した量子化テーブルの予測が行われ、新たな量子化テーブルの再設定が行われる。量子化テーブルの再設定が終了すると再度画像処理(画像処理1-2)を開始させて、この処理により1枚目の記録用の符号化画像データが得られる。この2度目の画像処理時には、同時にプリプロセス回路2に次の画像データが取り込まれ(画像取り込み2)、第1の画像データの第2の画像処理終了後に、初期設定された量子化テーブル(初期設定2)で第2の画像データの画像処理(画像処理2-1)が行われる。
特開2002−330293号公報
ところで、上記画像処理手法によれば、基本的にプリプロセス回路で撮像素子から得られた画像を取り込むことと、圧縮(符号化)処理を含めた画像処理を並列に動作させることは可能であるが、図9の(B)に示した動作タイミング図からわかるように、画像処理して1枚の処理画像を得るのに、画像取り込みでいうと2フレーム分の時間を必要とする。つまり、画像取り込みが時間的に2フレームに1回しかできない。したがって、このような画像処理をしている限りは、連写や動画撮影時には時間がかかって性能を上げられないという問題点がある。
本発明は、従来の画像処理手法における上記問題点を解消するためになされたもので、連続的に入力される画像データを短時間で効率的に画像処理できるようにした画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理装置であって、連続的に入力される前記画像データを格納する記憶部と、該記憶部から読み出される画像データに対して画像処理を施す前記画像処理部と直列に接続され、前記画像処理部から出力される画像データに対して第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データ量を得る第1の圧縮部と、前記画像処理部から出力される画像データを前記記憶部に書き込むデータ書き込み部と、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測部と、前記第1の圧縮部とは別個に設けられて、前記記憶部から読み出された画像処理された画像データに対して前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る第2の圧縮部とを有し、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する第2の圧縮処理とを並列に処理することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る画像処理装置において、更に、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して後続の入力画像データの前記記憶部への格納処理を、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する第2の圧縮処理と並列に処理することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理装置であって、連続的に入力される前記画像データを格納する記憶部と、該記憶部から読み出される画像データに対して画像処理を施す前記画像処理部と直列に接続され、前記画像処理部から出力される画像データに対して第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データと符号化画像データ量とを得る第1の圧縮部と、該第1の圧縮部から出力される符号化画像データを前記記憶部に書き込むデータ書き込み部と、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測部と、前記第1の圧縮部とは別個に設けられて、前記記憶部から読み出された前記符号化画像データに対して前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る第2の圧縮部とを有し、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記第1の圧縮処理が施された画像データに対する第2の圧縮処理と並列に処理することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る画像処理装置において、更に、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して後続の入力画像データの前記記憶部への格納処理を、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記第1の圧縮処理が施された画像データに対する第2の圧縮処理と並列に処理することを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4に係る画像処理装置において、前記第1の圧縮部は、直交変換部と第1の量子化部と第1の可変長符号化部とからなり、前記直交変換部からは前記符号化画像データとして直交変換係数データが出力され、前記第1の可変長符号化部からは前記符号化画像データ量が出力され、前記第2の圧縮部は、第2の量子化部と量子化された画像データを可変長符号化する第2の可変長符号化部とからなり、前記記憶部から読み出された直交変換係数データを前記第2の圧縮部の第2の量子化部に入力して、前記量子化テーブル予測部からの量子化テーブルに基づいて圧縮処理を行い、更に第2の可変長符号化部により可変長符号化して符号化画像データを得ることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に係る画像処理装置において、前記連続的に入力される画像データは、当該画像処理装置が適用されるデジタルカメラによる連写又は動画撮影によって得られる撮像データであることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理方法であって、連続的に入力される前記画像データを記憶部に格納する入力画像データ記憶ステップと、前記記憶部から読み出された画像データに対して前記画像処理部で画像処理した画像データに対して第1の圧縮部で第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データ量を得る符号化画像データ量生成ステップと、前記画像処理部で画像処理した画像データを前記記憶部に書き込む画像データ書き込みステップと、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測ステップと、前記記憶部から読み出された画像処理された画像データに対して第2の圧縮部で前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る符号化画像データ生成ステップとを有し、前記入力画像データに対する前記第1の圧縮処理による符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する前記第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップとを並列に実行することを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項7に係る画像処理方法において、更に、前記第1の圧縮処理のための入力画像データに対して後続の入力画像データを前記記憶部へ格納する入力画像データ記憶ステップを、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理による符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップと並列に実行することを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理方法であって、連続的に入力される前記画像データを記憶部に格納する入力画像データ記憶ステップと、前記記憶部から読み出された画像データに対して前記画像処理部で画像処理した画像データに対して第1の圧縮部で第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データと符号化画像データ量を得る符号化画像データ及び符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理で得られた符号化画像データを前記記憶部に書き込む符号化画像データ書き込みステップと、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測ステップと、前記記憶部から読み出された前記符号化画像データに対して第2の圧縮部で前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る符号化画像データ生成ステップとを有し、前記入力画像データに対する前記第1の圧縮処理による符号化画像データ及び符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記第1の圧縮処理で生成された符号化画像データに対する前記第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップとを並列に実行することを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、請求項9に係る画像処理方法において、更に、前記第1の圧縮処理のための入力画像データに対して後続の入力画像データを前記記憶部へ格納する入力画像データ記憶ステップを、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理による符号化画像データ及び符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記第1の圧縮処理で生成された符号化画像データに対する第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップと並列に実行することを特徴とするものである。
請求項11に係る発明は、連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理方法であって、連続的に入力される前記画像データを所定枚数分まとめて記憶部に格納する入力画像データ記憶ステップと、前記記憶部から読み出された画像データに対して前記画像処理部で画像処理した画像データに対して第1の圧縮部で第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データ量を得る符号化画像データ量生成ステップと、前記画像処理部で画像処理した画像データを前記記憶部に書き込む画像データ書き込みステップと、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測ステップと、前記記憶部から読み出された画像処理された画像データに対して第2の圧縮部で前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る符号化画像データ生成ステップとを有し、前記入力画像データに対する前記第1の圧縮処理による符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する前記第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップとを並列に実行することを特徴とするものである。
本発明によれば、画像処理された画像データに対して第1の圧縮処理を施し、得られた符号化画像データ量に基づいて目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測し、画像処理された画像データに対して予測量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すと共に、入力画像データに対する第1の圧縮処理と、先行する画像処理された画像データに対する第2の圧縮処理とを並列に実行できるように構成しているので、連続して入力される画像データに対して、タイミング的に1フレームの時間で1フレームの圧縮処理画像データを出力させることができ、連写あるいは動画撮影画像データを短時間で効率的に画像処理することが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
まず、本発明に係る画像処理装置及び画像処理方法の実施例1について説明する。図1は、実施例1に係る画像処理装置の構成を示すブロック構成図で、図9に示した従来の画像処理装置と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して示している。
本実施例に係る画像処理装置は、JPEG処理部を2つ備え、符号量見積もり用の第1の圧縮処理と予測量子化テーブルを用いた記録用の第2の圧縮処理を、別々のJPEG処理部を用いて行うようにするものである。
すなわち、図1に示すように、初期の量子化テーブルで圧縮処理を行う符号量レジスタ11を備えた符号量見積もり用の第1のJPEG処理部10の他に、第1のJPEG処理部10における第1の圧縮処理で得られた符号量に基づいて、初期の量子化テーブルと対比して求められた目標符号量に圧縮できる予測符号化テーブルで圧縮処理する第2のJPEG処理部16を設け、更に第2のJPEG処理部16の配設に対応して第2の入力DMA15及び第2の出力DMA17を設けて構成されている。なお、画像処理部5のYC生成部7,LPF8及びリサイズ部9で画像処理された画像データは、第1のJPEG処理部10へ入力されると共に、第1の出力DMA12を介してDRAM4に一旦格納されるようになっている。
次に、このように構成されている画像処理装置の動作について説明する。まず、CCD等の撮像素子1で得られる画像信号をプリプロセス回路2に取り込み、DRAM4に一旦書き込んだ後、第1の入力DMA6を介して画像処理部5に読み出し、YC生成処理、LPF処理、リサイズ処理等の一連の画像処理を行って、第1のJPEG処理部10で初期設定された量子化テーブルに基づいて第1の圧縮処理が行われ、得られた符号量が符号量レジスタ11に保持されるが、これまでの処理動作は図9に示した従来例のものと同一である。
本実施例においては、第1のJPEG処理部10における第1の圧縮処理により符号量を求める処理と同時に、この第1のJPEG処理部10で符号化処理する入力画像データ、つまり画像処理された画像データを第1の出力DMA12を介してDRAM4へ格納する。そして、第1のJPEG処理部10で得られ符号量レジスタ11に保持されている符号量をCPU13に読み出し、CPU13はその符号量に基づいて目標符号量に圧縮できる量子化テーブルを予測する。
次いで、予測した量子化テーブルを第2のJPEG処理部16に対して設定し、先に画像処理されDRAM4に格納されている画像データを第2の入力DMA15を介して読み出し、第2のJPEG処理部16で予測量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理をする。ここで第2の圧縮処理された記録用の符号化画像データは、第2の出力DMA17を介してDRAM4に格納される。
以上の圧縮処理動作においては、単に第1及び第2の圧縮処理を別個の第1及び第2のJPEG処理部10,16で分けて行っているだけではなく、次に述べるように、第1及び第2の圧縮処理は並行して実行されるようになっている。次に、この点について、図2の動作タイミング図に基づいて説明する。なお、図2に示す動作タイミング図において、画像処理部の動作タイミングが上下2段に分かれており、上段は画像処理部5の第1の入力DMA6から第1の出力DMA12までの第1の画像処理ルートの動作タイミングを示し、下段は第2の入力DMA15から第2の出力DMA17までの第2の画像処理ルートの動作タイミングを示している。
まず、プリプロセス回路2で最初の画像データの取り込みが行われ(画像取り込み1)、DRAM4への転送が終わった時点で、CPU13が第1のJPEG処理部10の量子化テーブルの初期設定を行う(初期設定1)。量子化テーブルの初期設定が終了すると、画像処理部5に処理開始の信号が送られ、第1の画像処理ルートの画像処理が実行される(画像処理1-1)。これと並行してプリプロセス回路2では第2の画像データの取り込みが行われる(画像取り込み2)。そして、画像処理部5における第1のJPEG処理部10による符号化処理を含む画像処理が終了し、符号量が符号量レジスタ11に保持され、画像処理された画像データがDRAM4へ格納されて、終了割り込みがCPU13に返って来ると、CPU13は第2のJPEG処理部16の量子化テーブルを、第1のJPEG処理部10により得られた符号量に基づいて予測された予測量子化テーブルに再設定する(量子化テーブル再設定1)。これと同時に、CPU13は次に取り込まれた画像データの画像処理を行う画像処理部5の第1のJPEG処理部10に対して再び量子化テーブルの初期設定を並行して行う(初期設定2)。
第2のJPEG処理部16への予測量子化テーブルの再設定と、第1のJPEG処理部10への初期設定が終了すると、画像処理部5に処理開始の信号が送られ、2枚目の画像データに対する第1の画像処理ルートにおける第1のJPEG処理部10による符号化処理を含む画像処理が行われ(画像処理2-1)、並行して画像処理された1枚目の画像データに対する第2の画像処理ルートにおける第2のJPEG処理部16による予測量子化テーブルに基づく第2の圧縮処理が実行される(再圧縮1-2)。以下、同様にして、画像取り込みと、第1のJPEG処理部10による第1の圧縮処理と第2のJPEG処理部16による第2の圧縮処理が並列に実行される。
このように、上記各処理動作がパイプライン処理され、画像データの取り込みから画像処理されて記録用符号化画像データが得られるまでは、2フレーム期間を必要とするが、タイミング的には、1フレームの時間で1枚の画像処理された符号化画像データを出力させることができる。したがって、レスポンスという意味では従来のものと変わらないが、JPEG圧縮処理のスループットは従来の2倍に向上させることができる。
上記第1の画像処理ルートの第1の出力DMA12を介しての画像処理された画像データのDRAM4への書き込みと、DRAM4への書き込まれた画像データの第2の画像処理ルートの第2の入力DMA15を介しての第2のJPEG処理部16への読み出しのパイプライン処理は、DRAM4をパイプラインバッファとして実現している。すなわち、図3に示すように、DRAM4上に複数のフレームバッファ、ここでは2つのフレームバッファA,Bを設け、図4に示すように、第1の出力DMA12は、第1の画像処理ルートのリサイズ部9より出力される画像処理された第1のフレーム1の画像データをDRAM4のフレームバッファAに格納し、次いでフレームバッファAより格納されているフレーム1の画像データを第2の入力DMA15を介して第2の画像処理ルートの第2のJPEG処理部16に読み出し、第2の圧縮処理を施すと共に、第1の出力DMA12を介して画像処理された第2のフレーム2の画像データをDRAM4のフレームバッファBを書き込み格納する。次いで、DRAM4のフレームバッファBより格納されているフレーム2の画像データを第2の入力DMA15を介して第2のJPEG処理部16へ読み出し、第2の圧縮処理を施すと共に、空になっているDRAM4のフレームバッファAに第1の出力DMA12を介して画像処理された第3のフレーム3の画像データを格納する。
このように、DRAM4に設けた2つのフレームバッファA,Bを交互に繰り返し使用するバタフライ動作により、パイプライン処理で上記第1の圧縮処理と第2の圧縮処理の並行処理を実現することができる。なお、DRAM4上に用意するフレームバッファ数は任意であるが、最低でも2つ必要であり、図示例のように、2つ設けた場合は、上記のようにバタフライ動作となる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。図5は、実施例2に係る画像処理装置の構成を示すブロック構成図であり、図1に示した実施例1と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して示している。図1に示した実施例1は、第1及び第2のJPEG処理部10,16としては、同一の完全なJPEGコアを用いたものであるが、実施例2では、第2のJPEG処理部は、第1のJPEG処理部の完全なJPEGコアとは同一構成のものではなく、異なる構成のものを用いている点で、実施例1と異なるものである。
すなわち、第1の画像処理ルートの第1のJPEG処理部10’は、図6の(A)に示すように、完全なJPEGコアで構成されていて、且つDCT係数を出力可能な構成となっている。すなわち、第1のJPEG処理部10’は、リサイズ処理されたYC画像データを入力してDCT係数を求めるDCT変換部10'-1 と、量子化テーブルを用いてDCT係数を量子化する量子化部10'-2 と、量子化データを可変長符号化する可変長符号化部10'-3 と、可変長符号化部10'-3 で得られた符号量を保持する符号量レジスタ11とを備え、DCT変換部10'-1 で得られたDCT係数を、第1の出力DMA12を介してDRAM4に格納すべく出力されるように構成されている。
一方、第2の画像処理ルートの第2のJPEG処理部16’は、DRAM4に格納されているDCT係数を入力して、符号化画像データを出力させればよいだけであるので、DCT変換部は不必要で、したがって完全なJPEGコアではなく、量子化部16'-1 と、可変長符号化部16'-2 とで構成されている。
次に、このように構成された実施例2の処理動作を、図7に示す動作タイミング図に基づいて説明する。この実施例2の処理動作は、タイミング的には図2に示した実施例1の動作タイミングと基本的には同一であるが、実施例1では第1の画像処理ルートにおいてYC画像データを第1のJPEG処理部で圧縮処理すると同時に、YC画像データを第1の出力DMA12を介してDRAM4に書き込み格納していたのに対し、本実施例2では第1のJPEG処理部10’のDCT変換部10'-1 で得られたDCT係数を、第1の出力DMA12を介してDRAM4に書き込み格納する。そして、第2の画像処理ルートにおいて、DRAM4よりDCT係数を読み出して第2のJPEG処理部16’で量子化と可変長符号化処理のみを行って最終的に記録用の符号化画像データを出力するようになっている。
すなわち、まずプリプロセス回路2で最初の画像の取り込みが行われ(画像取り込み1)、DRAM4への転送が終わった時点で、CPU13が第1のJPEG処理部10’の量子化テーブルの初期設定を行う(初期設定1)。量子化テーブルの初期設定が終了すると、画像処理部5に処理開始の信号が送られ、画像処理部5では第1の入力DMA6を介してDRAM4から画像データを読み出し(画像読み出し1)、YC生成処理、LPF処理、リサイズ処理等の画像処理を行い(画像処理1)、画像処理された画像データを第1のJPEG処理部10’に入力して、まずDCT変換部10'-1 でDCT係数を算出し(DCT1)、得られたDCT係数を第1の出力DMA12を介してDRAM4へ書き込む(DCT係数書き込み)。また第1のJPEG処理部10’ではDCT変換部10'-1 で得られたDCT係数を量子化部10'-2 へ入力して、初期設定された量子化テーブルに基づいて量子化処理を行い〔量子化1-1(JPEG1)〕、次いで可変長符号化部10'-3 で符号量を生成し〔可変長符号化1-1(JPEG1)〕、得られた符号量を符号量レジスタ11に保持する。また、これらの処理動作と並行してプリプロセス回路2では第2の画像データの取り込みが行われ、DRAM4へ格納される(画像取り込み2)。
そして、画像処理部5における第1のJPEG処理部10’による符号化圧縮処理を含む画像処理が終了し、終了割り込みがCPU13に返って来ると、CPU13は第2のJPEG処理部16’の量子化テーブルを、第1のJPEG処理部10’により得られた符号量に基づいて予測された予測量子化テーブルに再設定する(量子化テーブル再設定1)。これと同時に、CPU13は次に取り込まれた画像データの画像処理を行う画像処理部5の第1のJPEG処理部10’に対して再び量子化テーブルの初期設定を並行して行う(初期設定2)。
第2のJPEG処理部16’への予測量子化テーブルの再設定と、第1のJPEG処理部10’への初期設定が終了すると、画像処理部5に処理開始の信号が送られ、2枚目の画像データに対する第1の画像処理ルートにおける第1のJPEG処理を含む画像処理が行われる。すなわち、DRAM4から第2の画像データを読み出し(画像読み出し2)、YC生成処理、LPF処理、リサイズ処理等の画像処理を行い(画像処理2)、画像処理データを第1のJPEG処理部10’に入力して、DCT係数を算出し(DCT1)、得られたDCT係数を第1の出力DMA12を介してDRAM4へ書き込み(DCT係数書き込み)、また得られたDCT係数に対して再び初期設定された量子化テーブルに基づいて量子化処理を行い〔量子化2-1(JPEG1)〕、次いで可変長符号化部10'-3 で符号量を生成し〔可変長符号化2-1(JPEG1)〕、得られた符号量を符号量レジスタ11に保持する。また、この処理動作と並行してDRAM4へ格納されている1枚目の画像データに対する第1のJPEG処理部10’のDCT変換部10'-1 で得られたDCT係数を、第2の入力DMA15を介して第2の画像処理ルートの第2のJPEG処理部16’へ読み出し(DCT係数読み出し1)、第2のJPEG処理部16’の量子化部16'-1 で予測量子化テーブルに基づいて量子化処理が行われ〔量子化1-2(JPEG2)〕、次いで可変長符号化部16'-2 で記録用の符号化画像データを生成し〔可変長符号化1-2(JPEG2)〕、得られた符号化画像データをDRAM4に書き込む(符号データ書き込み1)。更にまた、これらの処理動作と並行してプリプロセス回路2では、第3の画像データの取り込みが行われ、DRAM4へ格納する(画像取り込み3)。
以下、同様にしてプリプロセス回路における画像取り込みと、第1のJPEG処理部10’による第1の圧縮処理を含む画像処理と、第2のJPEG処理部16’による第2の圧縮処理が並行して実行される。
このように画像処理を行うことにより、実施例1と比べて、第1の画像処理ルートにおいて第1のJPEG処理部に入力する画像処理データを出力させる代わりに、第1のJPEG処理部からDCT係数を出力させる必要があるが、第2のJPEG処理部ではDCT変換部が不必要となるので、規模的に縮小させることができる。
なお、上記各実施例では、プリプロセス回路2への画像データの取り込みと、第1の画像処理ルートによる第1の圧縮処理を含む画像処理と、第2の画像処理ルートによる第2の圧縮処理(再圧縮処理)とを並行して実行するようにしたものを示したが、図8に示すように、プリプロセス回路で最初に所定枚数の画像をまとめてDRAMに取り込み、取り込み終了後に第1の画像処理ルートによる第1の圧縮処理を含む画像処理と、第2の画像処理ルートによる第2の圧縮処理とを並行して実行するように構成してもよく、同等の効果が得られる。
本発明に係る画像処理装置の実施例1を示すブロック構成図である。 図1に示した実施例1の処理動作を説明するための動作タイミング図である。 図1に示した実施例1におけるDRAMに対する第1の画像処理ルートからの画像データの書き込みと、第2の画像処理ルートへの画像データの読み出し態様を示す説明図である。 図3に示したDRAMへの書き込み及び読み出し態様を説明するためのタイミング図である。 本発明の実施例2に係る画像処理装置の構成を示すブロック構成図である。 図5に示した実施例2における第1のJPEG処理部及び第2のJPEG処理部の構成を示すブロック構成図である。 図5に示した実施例2の処理動作を説明するための動作タイミング図である。 実施例1及び2における画像処理動作の変形例を示す動作タイミング図である。 従来の画像処理装置の構成例を示すブロック構成図、及びその動作を説明するための動作タイミング図である。
符号の説明
1 撮像素子
2 プリプロセス回路
3 DRAMバス
4 DRAM
5 画像処理部
6 第1の入力DMA
7 YC生成部
8 LPF
9 リサイズ部
10,10’ 第1のJPEG処理部
10-1,10'-1 DCT変換部
10-2,10'-2 量子化部
10-3,10'-3 可変長符号化部
11 符号量レジスタ
12 第1の出力DMA
13 CPU
14 CPUバス
15 第2の入力DMA
16,16’ 第2のJPEG処理部
16-1,16'-1 量子化部
16-2,16'-2 可変長符号化部
17 第2の出力DMA

Claims (11)

  1. 連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理装置であって、連続的に入力される前記画像データを格納する記憶部と、該記憶部から読み出される画像データに対して画像処理を施す前記画像処理部と直列に接続され、前記画像処理部から出力される画像データに対して第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データ量を得る第1の圧縮部と、前記画像処理部から出力される画像データを前記記憶部に書き込むデータ書き込み部と、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測部と、前記第1の圧縮部とは別個に設けられて、前記記憶部から読み出された画像処理された画像データに対して前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る第2の圧縮部とを有し、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する第2の圧縮処理とを並列に処理することを特徴とする画像処理装置。
  2. 更に、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して後続の入力画像データの前記記憶部への格納処理を、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する第2の圧縮処理と並列に処理することを特徴とする請求項1に係る画像処理装置。
  3. 連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理装置であって、連続的に入力される前記画像データを格納する記憶部と、該記憶部から読み出される画像データに対して画像処理を施す前記画像処理部と直列に接続され、前記画像処理部から出力される画像データに対して第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データと符号化画像データ量とを得る第1の圧縮部と、該第1の圧縮部から出力される符号化画像データを前記記憶部に書き込むデータ書き込み部と、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測部と、前記第1の圧縮部とは別個に設けられて、前記記憶部から読み出された前記符号化画像データに対して前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る第2の圧縮部とを有し、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記第1の圧縮処理が施された画像データに対する第2の圧縮処理とを並列に処理することを特徴とする画像処理装置。
  4. 更に、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して後続の入力画像データの前記記憶部への格納処理を、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理と、該第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記第1の圧縮処理が施された画像データに対する第2の圧縮処理と並列に処理することを特徴とする請求項3に係る画像処理装置。
  5. 前記第1の圧縮部は、直交変換部と第1の量子化部と第1の可変長符号化部とからなり、前記直交変換部からは前記符号化画像データとして直交変換係数データが出力され、前記第1の可変長符号化部からは前記符号化画像データ量が出力され、前記第2の圧縮部は、第2の量子化部と量子化された画像データを可変長符号化する第2の可変長符号化部とからなり、前記記憶部から読み出された直交変換係数データを前記第2の圧縮部の第2の量子化部に入力して、前記量子化テーブル予測部からの量子化テーブルに基づいて圧縮処理を行い、更に第2の可変長符号化部により可変長符号化して符号化画像データを得ることを特徴とする請求項3又は4に係る画像処理装置。
  6. 前記連続的に入力される画像データは、当該画像処理装置が適用されるデジタルカメラによる連写又は動画撮影によって得られる撮像データであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に係る画像処理装置
  7. 連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理方法であって、連続的に入力される前記画像データを記憶部に格納する入力画像データ記憶ステップと、前記記憶部から読み出された画像データに対して前記画像処理部で画像処理した画像データに対して第1の圧縮部で第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データ量を得る符号化画像データ量生成ステップと、前記画像処理部で画像処理した画像データを前記記憶部に書き込む画像データ書き込みステップと、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測ステップと、前記記憶部から読み出された画像処理された画像データに対して第2の圧縮部で前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る符号化画像データ生成ステップとを有し、前記入力画像データに対する前記第1の圧縮処理による符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する前記第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップとを並列に実行することを特徴とする画像処理方法。
  8. 更に、前記第1の圧縮処理のための入力画像データに対して後続の入力画像データを前記記憶部へ格納する入力画像データ記憶ステップを、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理による符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップと並列に実行することを特徴とする請求項7に係る画像処理方法。
  9. 連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理方法であって、連続的に入力される前記画像データを記憶部に格納する入力画像データ記憶ステップと、前記記憶部から読み出された画像データに対して前記画像処理部で画像処理した画像データに対して第1の圧縮部で第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データと符号化画像データ量を得る符号化画像データ及び符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理で得られた符号化画像データを前記記憶部に書き込む符号化画像データ書き込みステップと、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測ステップと、前記記憶部から読み出された前記符号化画像データに対して第2の圧縮部で前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る符号化画像データ生成ステップとを有し、前記入力画像データに対する前記第1の圧縮処理による符号化画像データ及び符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記第1の圧縮処理で生成された符号化画像データに対する前記第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップとを並列に実行することを特徴とする画像処理方法。
  10. 更に、前記第1の圧縮処理のための入力画像データに対して後続の入力画像データを前記記憶部へ格納する入力画像データ記憶ステップを、前記入力画像データに対する第1の圧縮処理による符号化画像データ及び符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記第1の圧縮処理で生成された符号化画像データに対する第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップと並列に実行することを特徴とする請求項9に係る画像処理方法。
  11. 連続的に入力される画像データに対して複数の直列に接続された画像処理部により空間的な画像処理を施し、これによって得られた画像データに対して圧縮処理を施して出力させる画像処理方法であって、連続的に入力される前記画像データを所定枚数分まとめて記憶部に格納する入力画像データ記憶ステップと、前記記憶部から読み出された画像データに対して前記画像処理部で画像処理した画像データに対して第1の圧縮部で第1の圧縮処理を施すことにより符号化画像データ量を得る符号化画像データ量生成ステップと、前記画像処理部で画像処理した画像データを前記記憶部に書き込む画像データ書き込みステップと、前記第1の圧縮処理により得られた符号化画像データ量に基づいて、目標符号化画像データ量で圧縮できる量子化テーブルを予測する量子化テーブル予測ステップと、前記記憶部から読み出された画像処理された画像データに対して第2の圧縮部で前記量子化テーブルに基づいて第2の圧縮処理を施すことにより符号化画像データを得る符号化画像データ生成ステップとを有し、前記入力画像データに対する前記第1の圧縮処理による符号化画像データ量生成ステップと、前記第1の圧縮処理のための前記入力画像データに対して先行する入力画像データの前記画像処理部で画像処理された画像データに対する前記第2の圧縮処理による符号化画像データ生成ステップとを並列に実行することを特徴とする画像処理方法。
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