JPH0563986U - 保持装置 - Google Patents

保持装置

Info

Publication number
JPH0563986U
JPH0563986U JP466692U JP466692U JPH0563986U JP H0563986 U JPH0563986 U JP H0563986U JP 466692 U JP466692 U JP 466692U JP 466692 U JP466692 U JP 466692U JP H0563986 U JPH0563986 U JP H0563986U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
under mirror
pivot
rotation
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP466692U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2566811Y2 (ja
Inventor
郁夫 坂田
正仁 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP1992004666U priority Critical patent/JP2566811Y2/ja
Publication of JPH0563986U publication Critical patent/JPH0563986U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566811Y2 publication Critical patent/JP2566811Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンダーミラー2の一方向の回動を確実に規
制することができ、しかもアンダーミラー2の一方向に
対して交差する方向の回動を行なうことができる保持装
置を提供することを目的とする。 【構成】 ピボット6にピン18を、そのピボット6の
中心Oを通る軸回りに回転可能にセットし、そのピン1
8とアンダーミラー2とに、相互に当接してアンダーミ
ラー2の前記当接する側の方向の回動を規制する回動規
制部14及び19を、設ける。この結果、アンダーミラ
ー2を一方向に回動すると、そのアンダーミラー2の回
動規制部14とピン18の回動規制部19とが相互に当
接するので、そのアンダーミラー2の一方向の回動を確
実に規制することができる。しかも、、アンダーミラー
2をピン18の軸回りに回動させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車のアンダーミラー等、車体(取付体)にアンダーミラ ー(被取付体)を回動可能に取り付けて保持する保持装置に係り、特にアンダー ミラー(被取付体)の上方向(一方向)の回動を確実に規制することができ、し かもアンダーミラー(被取付体)の左右方向(一方向に対して交差する方向)の 回動を行なうことができるる保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の保持装置を図6乃至図8を参照して説明する。この例は自動車 のアンダーミラーを車体に回動可能に保持する保持装置について説明する。 図において、1は取付体としての車体である。2は被取付体としてのアンダー ミラーである。このアンダーミラー2は、円盤形状をなすミラーホルダー3の前 面開口部に円形凸面形状をなすミラー4を装着し、前記ミラーホルダー3の背面 中央部に球面凹部形状の球軸受部5を設けてなる。6はピボットである。このピ ボット6は、一端部に設けた球部7と、中央に設けた鍔部8と、他端部に設けた 取付部9とからなる。前記ピボット6の球部7を前記アンダーミラー2の球軸受 部5に回動可能に装着し、かつこのピボット6の取付部9を前記車体1に取り付 ける。この結果、アンダーミラー2は、ピボット6により、車体1にピボット6 の球部7の中心Oを中心として回動可能に取り付けられて保持されることとなる 。
【0003】 かかるアンダーミラー2は、法規上、上に向く(すなわち、上方向に回動する 。)ことは好ましくない。そこで、アンダーミラー2が上方向に回動するのを規 制する必要がある。そして、従来、上方向回動規制手段としては、下記の2つが 提案されている。
【0004】 前者は、図6に示すように、車体1に上方向回動規制ピン10の一端を、アン ダーミラー2の上部と対向させて固定したもので、アンダーミラー2が図6中の 矢印イの上方向に回動しようとすると、そのアンダーミラー2の上部が前記ピン 10の先端にほぼ点で当り、そのアンダーミラー2の上方向の回動が規制される 。
【0005】 また、後者は、図7及び図8に示すように、車体1に上方向回動規制立ち壁1 1を、アンダーミラー2の上部に対向させて固定したもので、アンダーミラー2 が図7中の矢印イの上方向に回動しようとすると、そのアンダーミラー2の上部 が前記立ち壁11にほぼ面で当り、そのアンダーミラー2の上方向の回動が規制 される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前者は、ピン10のほぼ点によりアンダーミラー2の上方向の回動 を規制するものであるから、上方向のうち、ピン10とピボット6の球部7の中 心Oとを結ぶ方向(ほぼ真上方向)のみしか規制することができないので、その 方向より僅かに両側にずれた方向(斜上方向)の回動を規制することができない 等の問題がある。
【0007】 また、後者は、立ち壁11のほぼ面によりアンダーミラー2の上方向の回動を 規制するものであるから、上方向及び斜上方向の回動を規制することができるが 、アンダーミラー2の左右方向(図8中の矢印ロ方向)の回動を行なうことがで きない等の問題がある。
【0008】 本考案の目的は、被取付体の一方向の回動を確実に規制することができ、しか も被取付体の一方向に対して交差する方向の回動を行なうことができる保持装置 を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ピボットにピンを、そのピボットの中心を通る軸回りに回転可能に セットし、そのピンと前記被取付体とに、相互に当接して被取付体の前記当接す る側の方向の回動を規制する回動規制部を、設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案は、上記の構成により、被取付体を一方向に回動すると、その被取付体 の回動規制部とピンの回動規制部とが相互に当接するので、その被取付体の一方 向の回動を確実に規制することができる。しかも、ピボットに回動可能にセット したピンにより、被取付体をピンの軸回り(前記一方向に対して交差する方向) に回動させることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係る保持装置の一実施例を図1乃至図5を参照して説明する。 この例は自動車のアンダーミラーを車体に回動可能に保持する保持装置について 説明する。図中、図6乃至図8と同符合は同一のものを示す。 図において、12はアンダーミラー2のミラーホルダー3の背面の中心よりや や上方の所に一体に設けた軸受部である。この軸受部12は、背面から見て長円 形状をなし、その中央に球軸受部5を設け、その球軸受部5の上下にスリット1 3を設け、その上スリット13の底側(前面側)の立ち壁に回動規制部14を設 ける。 図において、15はピボット6に設けた円形の透孔である。この透孔15は、 前記ピボット6の球部7に、その球部7の中心Oを通る垂直軸方向に設けられて いる。16は前記ピボット6の球部7の上部に設けた溝で、この溝16は幅が前 記透孔15の内径より若干大きく、かつその透孔15より前方側に設ける。17 は前記ピボット6の取付部9に設けたねじ穴である。 図において、18は丸棒形状のピンである。このピン18は、外径が前記ピボ ット6の透孔15の内径及び前記アンダーミラー2のスリット13の幅より若干 小さく、その一端部をU字形状に折り曲げて、回動規制部19を設ける。このピ ン18の他端部を前記ピボット6の透孔15に回転可能に挿入すると共に、その ピン18の一端部の回動規制部19を前記ピボット6の溝16に位置させる。 20及び21は前記アンダーミラー2の軸受部12に取り付けたスクリュウ及 びナットである。このスクリュウ20及びナット21は、アンダーミラー2の球 軸受部5とピボット6の球部7との保持トルクを出すと共に、その保持トルクを 調整するものである。
【0012】 この実施例における本考案の保持装置は、以上の如き構成からなるので、アン ダーミラー2を上方向及び斜上方向(図2中矢印イ方向)に回動させると、アン ダーミラー2の回動規制部14がピン18の回動規制部19に垂直のほぼ線で当 接するので、アンダーミラー2の上方向及び斜上方向の回動を確実に規制するこ とができる。 しかも、ピボット6にピン18を回転可能にセットしたので、アンダーミラー 2をピン18の軸(垂直軸)回りに左右方向(図4(B)及び(C)中の矢印ロ 方向)に回動させと、アンダーミラー2の回動規制部14とピン18の回動規制 部19とが相互に垂直のほぼ線で当接した状態で、アンダーミラー2を左右に回 動させることができる。 また、図2中の二点鎖線に示すように、アンダーミラー2を下方向及び斜下方 向に回動させると、アンダーミラー2の回動規制部14がピン18の回動規制部 19より離れるので、アンダーミラー2を下方向及び斜下方向8図2中の矢印ハ 方向)に回動させることができる。
【0013】 なお、上述のアンダーミラー2のスリット13の幅やピボット6の溝16の幅 、またピン18の形状等は上述の実施例のものに限定されない。 また、本考案の保持装置は、上述の実施例の自動車のアンダーミラーを車体に 回動可能に保持する保持装置以外の保持装置にも適用することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案の保持装置は、ピボットにピンを、そのピボ ットの中心を通る軸回りに回転可能にセットし、そのピンと被取付体とに、相互 に当接して被取付体の前記当接する側の方向の回動を規制する回動規制部を、設 けたものであるから、被取付体を一方向に回動すると、その被取付体の回動規制 部とピンの回動規制部とが相互に当接するので、その被取付体の一方向の回動を 確実に規制することができる。しかも、ピボットに回動可能にセットしたピンに より、被取付体をピンの軸回り(前記一方向に対して交差する方向)に回動させ ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保持装置の一実施例を示した背面
【図2】図1におけるII−II線断面図
【図3】要部の拡大断面図
【図4】図3におけるIV−IV線断面であって、アン
ダーミラーとピンとの左右方向の回動状態を表した説明
【図5】ピボットの平面図
【図6】従来のピン形の回動規制手段を備えた保持装置
の側面図
【図7】従来の立ち壁形の回動規制手段を備えた保持装
置の側面図
【図8】図7におけるVIII矢視図
【符号の説明】
1…車体(取付体)、2…アンダーミラー(被取付
体)、3…ミラーホルダー、4…ミラー、5…球軸受
部、6…ピボット、7…球部、8…鍔部、9…取付部、
12…軸受部、13…スリット、14…回動規制部、1
5…透孔、16…溝、17…ねじ穴、18…ピン、19
…回動規制部、20…スクリュウ、21…ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付体に被取付体をピボットにより回動
    可能に取り付けて保持する保持装置において、前記ピボ
    ットにそのピボットの中心を通る軸回りに回転可能にセ
    ットしたピンと、そのピンと前記被取付体とに設け、相
    互に当接して被取付体の前記当接する側の方向の回動を
    規制する回動規制部とを備えたことを特徴とする保持装
    置。
JP1992004666U 1992-02-07 1992-02-07 自動車用アンダーミラー装置 Expired - Fee Related JP2566811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992004666U JP2566811Y2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 自動車用アンダーミラー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992004666U JP2566811Y2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 自動車用アンダーミラー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0563986U true JPH0563986U (ja) 1993-08-24
JP2566811Y2 JP2566811Y2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=11590242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992004666U Expired - Fee Related JP2566811Y2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 自動車用アンダーミラー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566811Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009805A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 キャタピラー エス エー アール エル 後部取付可能ミラーアセンブリ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5388940U (ja) * 1976-12-23 1978-07-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5388940U (ja) * 1976-12-23 1978-07-21

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009805A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 キャタピラー エス エー アール エル 後部取付可能ミラーアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2566811Y2 (ja) 1998-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0563986U (ja) 保持装置
JPH0583439U (ja) ボールジョイント及びボールジョイントを用いたリンク装置
JPH0626707Y2 (ja) ヒンジ連結装置
JPH046007U (ja)
JPH0740792Y2 (ja) タスクアームのベース部
JPH0220123Y2 (ja)
JPS6130704Y2 (ja)
JPH0134918Y2 (ja)
JPS624570U (ja)
JPH03125314U (ja)
JPS6332748Y2 (ja)
JPS6342923U (ja)
JPS635055Y2 (ja)
JPH0542260Y2 (ja)
JPH0217940Y2 (ja)
JP3007528U (ja) メガネフレームの鼻当てパット及び鼻当てパットの取着構造
JPS6340071Y2 (ja)
JPH0245081Y2 (ja)
JPH0326593Y2 (ja)
JPS641656U (ja)
CA1288669C (en) Tilt wheel universal
JPS5819194U (ja) 三脚
JPH0524812Y2 (ja)
JPS58129857U (ja) 角度調整式ア−ムレスト
JPS62109126U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees