JPH0563976U - 貨物自動車の荷箱摺動規制装置 - Google Patents

貨物自動車の荷箱摺動規制装置

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JPH0563976U
JPH0563976U JP561192U JP561192U JPH0563976U JP H0563976 U JPH0563976 U JP H0563976U JP 561192 U JP561192 U JP 561192U JP 561192 U JP561192 U JP 561192U JP H0563976 U JPH0563976 U JP H0563976U
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JP
Japan
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luggage box
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engaged
box
sliding
Prior art date
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Pending
Application number
JP561192U
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English (en)
Inventor
富男 後藤
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】傾動枠上での荷箱の固縛を自動的に行うことが
でき、手間がかからずしかも安全な貨物自動車の荷箱摺
動規制装置を提供する。 【構成】傾動枠2には係合部材21が回動自在に設けら
れ、該係合部材21の先端部が荷箱5に設けられた被係
合部材51と係脱自在になされるとともに、係合部材5
1が付勢部材23により被係合部材51と固縛する方向
に付勢され、前記係合部材21には該係合部材21を固
縛位置Aから解除位置Bに回動操作する操作レバー25
が連設され、さらに係合部材21の先端下部は前記被係
合部材51を該係合部材21と固縛する位置に案内する
ガイド面21aが形成されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、傾動枠上を前後方向に摺動自在に設けられた荷箱の摺動を規制する 貨物自動車の荷箱摺動規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、貨物自動車の荷箱摺動規制装置としては、車枠上に傾動枠が後端部を中 心に傾動自在に設けられるとともに、傾動枠に荷箱が前後に摺動自在に搭載され 、車枠と傾動枠間に介装されたダンプシリンダにより傾動枠及び荷箱を傾動させ るとともに、傾動枠と荷箱間に介装されたスライドシリンダにより荷箱が傾動枠 上で前後方向に摺動され、操作レバーの操作により車枠上での荷箱の摺動を固縛 ・解除するように構成されており、荷箱を固縛した状態で最大傾斜角まで傾動さ せるか、もしくは荷箱を適宜角度傾動させた状態でこの荷箱を後方に摺動させる ことにより、積荷の排出や積卸しを行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、荷箱の摺動固縛・解除は、操作レバーを いちいち固縛位置、解除位置に回動操作することで行われており、この切換操作 に手間がかかるとともに、固縛操作を忘れる虞もあり危険であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の貨物自動車の荷箱摺動規制装置は、車枠上に傾動枠が後部ヒンジを中 心に傾動自在に設けられ、該傾動枠に荷箱が前後に摺動自在に設けられた貨物自 動車において、前記傾動枠には係合部材が回動自在に設けられ、該係合部材の先 端部が前記荷箱に設けられた被係合部材と係脱自在になされるとともに、係合部 材が付勢部材により被係合部材と固縛する方向に付勢され、前記係合部材には該 係合部材を上記被係合部材と係合して荷箱の摺動を固縛する固縛位置から係合部 材を被係合部材から離脱させて荷箱の摺動を許容する解除位置に回動操作する操 作レバーが連設され、さらに係合部材の先端下部は前記被係合部材を該係合部材 と固縛する位置に案内するガイド面が形成されたものである。
【0005】
【作用】
荷箱を後方へ摺動させる場合には、操作レバーを操作して係合部材を固縛位置 から解除位置に回動させ、この状態でスライドシリンダを伸長させて荷箱を傾動 枠上で後方に摺動させる。そして、荷箱が後方に摺動されることで荷箱の被係合 部材が係合部材から完全に後方に移動すると操作レバーを離す。この結果、係合 部材はスプリングの付勢力により解除位置から固縛位置に配置される。そして、 この荷箱をその後端部が地上に近接する位置まで後方に摺動させ、地上と荷箱と の間で車輌等の積卸しを行う。
【0006】 次に、荷箱を格納する場合には、上記のように荷箱を後方に摺動配置した状態 からスライドシリンダを縮退させ、荷箱を前方に摺動させ傾動枠上の最大前方位 置まで配置する。ここで、荷箱が前方へ摺動して最大前方位置に配置される段階 において、被係合部材が係合部材の先端下部のガイド面と当接し、さらに荷箱が 前方に摺動することでガイド面の作用により係合部材を付勢部材の付勢力に抗し て回動させる。この結果、係合部材に被係合部材が係合して車枠上で荷箱の摺動 を固縛する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0008】 図1は、本考案の貨物自動車の概略構成を示している。
【0009】 図1において、2は車枠1上に傾動自在に設けられた傾動枠で、傾動枠2は該 傾動枠2に固設されたブラケット2aを介して枢軸(後部ヒンジ)3を中心に傾 動自在に支持されている。傾動枠2上には荷箱5が前後に摺動自在に搭載されて いる。車枠1と傾動枠2間には該傾動枠2を傾動させる図示しないダンプシリン ダが、また、傾動枠2と荷箱5間には該荷箱5を前後に摺動させるスライドシリ ンダ6がそれぞれ設けられている。そして、これらダンプシリンダ及びスライド シリンダ6を伸長作動させることで、荷箱5は、図1に示すような適宜角度傾斜 した状態で、その後端部が地上に近接する位置まで傾動枠2上を後方に摺動する ことができる。
【0010】 そして、上述のように荷箱5を後方に摺動させた状態で、この荷箱5の後端部 と地上間に左右一対の歩み板4を架設することによって車輌などが積卸し可能に なる。
【0011】 荷箱5の底部後端の両側には、支持ローラ9がそれぞれ設けられており、上述 のように荷箱5が摺動配置された際にこの荷箱5の後端部を支持ローラ9により 支持する。
【0012】 図1における符号8は、荷箱5の後端に上部ヒンジあるいは下部ヒンジを中心 として開閉自在に枢支された後方煽戸である。
【0013】 前記車枠1の後端部には支持脚10が設けられている。支持脚10は、荷箱5 が後方に摺動する際に車枠1の後端部を支持するもので、例えば支持脚10と車 枠1との間に配設された図示しないシリンダの伸縮により車枠1の後端部を支持 する支持位置Cと、前方に回動配置される格納位置Dとをとるように構成されて いる。
【0014】 前記傾動枠2と荷箱5との間には、図2乃至図4に示すような規制部材20が 設けられている。
【0015】 規制部材20は、荷箱5の後方への摺動を規制するもので、前記傾動枠2にピ ン22を介して回動自在に設けられ、先端部が前記荷箱5にブラケット52を介 して設けられたU字状の被係合部材51と係脱自在になされた係合部材21と、 前記ピン22の先端部に連結された操作レバー25とから構成されている。
【0016】 前記係合部材21は、該係合部材21と傾動枠2間に連設されたスプリング2 3により常に前記被係合部材51と固縛する方向に付勢されている。また、係合 部材21の先端下部は上記被係合部材51が離脱している状態において、この被 係合部材51を前記係合部材21と固縛する位置に導くガイド面21aが形成さ れている。
【0017】 前記操作レバー25は、前記係合部材21が被係合部材51と係合して荷箱5 の摺動を固縛する固縛位置Aから係合部材21を被係合部材51から離脱させて 荷箱5の摺動を許容する解除位置Bに回動操作するものである。
【0018】 次に、このように構成された規制部材20の動作について説明する。
【0019】 図1に示すように、荷箱5を格納状態から適宜角度傾動させた状態で後方に摺 動させる場合、まず、シリンダを伸長させて支持脚10を支持位置Cに回動させ る。
【0020】 この後、ダンプシリンダを伸長させて傾動枠2及び荷箱5を適宜角度まで傾動 させる。次に操作レバー25を操作して係合部材21を固縛位置Aから解除位置 Bに回動させる。この状態でスライドシリンダ6を伸長させて荷箱5を傾動枠2 上で後方に摺動させる。そして、荷箱5が後方に摺動されることで荷箱5の被係 合部材51が係合部材21から完全に後方に移動すると操作レバー25を離す。 この結果、係合部材21はスプリング23の付勢力により解除位置Bから固縛位 置Aに配置される。
【0021】 そして、この荷箱5をその後端部が地上に近接する位置まで後方に摺動させ、 この状態で荷箱5の後部に歩み板4を架設することで、地上と荷箱との間で車輌 等の積卸しを行う(図1参照)。
【0022】 次に、荷箱5を格納する場合には、上記のように荷箱5を後方に摺動配置した 状態からスライドシリンダ6を縮退させ、荷箱5を前方に摺動させ傾動枠2上の 最大前方位置まで配置する。ここで、荷箱5が前方へ摺動して最大前方位置に配 置される段階において、被係合部材51が係合部材21の先端下部のガイド面2 1aと当接し、さらに荷箱5が前方に摺動することでガイド面21aの作用によ り係合部材21をスプリング23の付勢力に抗して図3において時計回りの方向 に回動させる。この結果、係合部材21に被係合部材51が係合して車枠1上で 荷箱5の摺動を固縛する。
【0023】 このように荷箱5の摺動を固縛・解除する操作は、操作レバー25を固縛位置 Aから解除位置Bに操作するだけで良く、荷箱5の摺動固縛は自動的に行われる 。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、傾動枠上での荷箱の固縛を操作レバーを 操作することなく自動的に行うことができ、手間がかからず、しかも確実に荷箱 を固縛することができ安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】貨物自動車の概略構成を示す側面図である。
【図2】貨物自動車の後端部を示す側面図である。
【図3】本考案に係る荷箱摺動規制装置の構成を示す側
面図である。
【図4】本考案に係る荷箱摺動規制装置の構成を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 車枠 2 傾動枠 21 係合部材 21a ガイド面 23 スプリング(付勢部材) 25 操作レバー 5 荷箱 51 被係合部材 A 固縛位置 B 解除位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車枠上に傾動枠が後部ヒンジを中心に傾
    動自在に設けられ、該傾動枠に荷箱が前後に摺動自在に
    設けられた貨物自動車において、 前記傾動枠には係合部材が回動自在に設けられ、該係合
    部材の先端部が前記荷箱に設けられた被係合部材と係脱
    自在になされるとともに、係合部材が付勢部材により被
    係合部材と固縛する方向に付勢され、前記係合部材には
    該係合部材を上記被係合部材と係合して荷箱の摺動を固
    縛する固縛位置から係合部材を被係合部材から離脱させ
    て荷箱の摺動を許容する解除位置に回動操作する操作レ
    バーが連設され、さらに係合部材の先端下部は前記被係
    合部材を該係合部材と固縛する位置に案内するガイド面
    が形成されたことを特徴とする貨物自動車の荷箱摺動規
    制装置。
JP561192U 1992-02-13 1992-02-13 貨物自動車の荷箱摺動規制装置 Pending JPH0563976U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599936B2 (ja) * 1976-06-01 1984-03-06 日本電気株式会社 デ−タ監視装置
JPH0195950A (ja) * 1987-10-09 1989-04-14 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 車両運搬車の安全装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599936B2 (ja) * 1976-06-01 1984-03-06 日本電気株式会社 デ−タ監視装置
JPH0195950A (ja) * 1987-10-09 1989-04-14 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 車両運搬車の安全装置

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