JPH0563792U - 梱包部材を扱うハンドリング装置のハンド - Google Patents

梱包部材を扱うハンドリング装置のハンド

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JPH0563792U
JPH0563792U JP1095592U JP1095592U JPH0563792U JP H0563792 U JPH0563792 U JP H0563792U JP 1095592 U JP1095592 U JP 1095592U JP 1095592 U JP1095592 U JP 1095592U JP H0563792 U JPH0563792 U JP H0563792U
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JP
Japan
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finger members
finger
hand
opening
handling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP1095592U
Other languages
English (en)
Inventor
行雄 渡辺
勝興 河西
良 坂詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sapporo Breweries Ltd
Sapporo Holdings Ltd Japan
Original Assignee
Sapporo Breweries Ltd
Sapporo Holdings Ltd Japan
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Filing date
Publication date
Application filed by Sapporo Breweries Ltd, Sapporo Holdings Ltd Japan filed Critical Sapporo Breweries Ltd
Priority to JP1095592U priority Critical patent/JPH0563792U/ja
Publication of JPH0563792U publication Critical patent/JPH0563792U/ja
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面が平滑でない紙製等の梱包部材を容易に
扱うことができるハンドリング装置のハンドを提供す
る。 【構成】 尖った先端112 が対向するようにそれぞれ
内側に向けられた先端部111 を具備する第1、第2の
フィンガー部材11と、第1、第2のフィンガー部材を
開閉させて被搬送物を把握する開閉機構12とからな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は梱包部材を扱うハンドリング装置のハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のハンドは、図3に示すようなバキュームカップ51を矢印xの ように吸気して段ボール52等の被搬送物を吸着し搬送している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のバキュームカップを使用したものは、軟質の合成樹脂やゴム等 を用いて吸着性を良くして改良しているが、被搬送物が平滑でないものに対して は吸着が容易でない。特に最近使用される片面段ボールにおいては中芯の波板面 が表に出ているのでバキュームカップでは吸着できないという欠点がある。また 、バキューム回路に異物が吸入され、作動不良が発生するという欠点もある。
【0004】 本考案は上記欠点に鑑み、片面段ボールのような表面が平滑でない紙製等の梱 包部材を容易に扱うことができるハンドリング装置のハンドを提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のハンドは、梱包部材を扱うハンドリング装置のハンドであって、 尖った先端が対向するようにそれぞれ内側に向けられた先端部を具備する第1 、第2のフィンガー部材と、第1、第2のフィンガー部材を開閉させて被搬送物 を把握する開閉機構とを有する。
【0006】 また、前記第1、第2のフィンガー部材はそれぞれ複数設けられ、弾性部材か らなるのが好ましい。あるいは、前記第1、第2のフィンガー部材は剛体であっ て、前記開閉機構は、弾性部材により第1、第2のフィンガー部材を閉じ、弾性 部材の弾性力に抗してカムを回転させて第1、第2のフィンガー部材を開くのが 好ましい。さらには、前記第1、第2のフィンガー部材のうち一方のみが設けら れるのも好ましい。
【0007】
【作用】
開閉機構が第1、第2のフィンガー部材を開いた後、閉じながら梱包部材に第 1、第2のフィンガー部材の先端を突き立てて梱包部材を把握する。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。図1は本考案のハン ドリング装置のハンドの第1の実施例を示す構成図である。2つのフィンガー1 1は、それぞれ先端112 が尖り、水平面に対し角度θだけ内側に曲げられ、互 いに対向している。本実施例では角度θ=10度、先端部111 の長さは波板の ピッチ20mmに合わせて、20mmにされている。フィンガー11の他端は、 フィンガー取付端121 に固定されている。開閉機構12は、エアシリンダから 構成され、フィンガー取付端121 を開閉することにより、対向するフィンガー 11の先端112 を開閉し、片面ダンボール10を把握する。
【0009】 本実施例によって、梱包材のハンドリング装置のシートマガジン(150枚の シートが重なった状態)から1枚づつ片面段ボールシートを取り出すテストを行 ったところ、片面段ボールが破断することなく取り出せた。
【0010】 先端部111 の角度θが小さ過ぎる場合は、先端112 が片面ダンボールに突 きささりにくくなり、逆に角度θが大き過ぎる場合は抜けやすくなる。シートへ の突きささる時の角度θは最大30度程度までが許容され、小さい方はシートに ささり込む角度であれば良いことが分った。先端部111 はまっすぐである必要 はなく、突きささる時の角度が問題であって、つり針状でも可能である。フィン ガー11はシートマガジンからのシート取り出し時等の、負荷の小さい時は、対 向して設ける必要はなく、片側のみでも可能である。先端部111 が被搬送物に ささり込むためには、被搬送物に応じた力を与える必要があり、過大な力がかか り過ぎると被搬送物の変形・破損が生ずる。本実施例のようなエアシリンダの場 合には、エア圧で調整できる。本実施例ではフィンガー11は直径3mmの丸棒 鋼材で作成したが弾性部材で作成することも可能であり、その場合、被搬送物に 取り扱い傷をつけることがより少くなる。
【0011】 図2は本考案の第2の実施例を示す構成図である。本実施例はエアシリンダを 用いず、機械的に駆動できるものである。開閉アーム22は、一端が固定軸で回 転自在にされ、他端にはフィンガー21が固定されている。開閉アーム22の中 央には回転自在な回転ローラ24が取り付けられている。カム25は、カム軸2 6を中心に回転可能にされている。スプリング27は開閉アーム22を内側に引 き、回転ローラ24をカム25に押圧している。カム25の直径の小の部分が回 転ローラ24に当接するように(図2に同じ)回転すると2つのフィンガー21 は閉じ、カム25をさらに90°回転して、直径の大の部分が回転ローラ24に 当接するように回転するとフィンガー21は開く。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、先端が尖ったフィンガー部材を、開閉機構で駆 動して、梱包部材を尖った先端で把握することにより、片面段ボールのように平 らでない面を有するものも自在に取り扱うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のハンドリング装置のハンドの第1の実
施例を示す構成図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す構成図である。
【図3】従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 片面段ボール 11、21 フィンガー 111 先端部 112 先端 12 開閉機構 121 フィンガー取付端 22 開閉アーム 23 固定軸 24 回転ローラ 25 カム 26 カム軸 27 スプリング

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包部材を扱うハンドリング装置のハン
    ドにおいて、 尖った先端が対向するようにそれぞれ内側に向けられた
    先端部を具備する第1、第2のフィンガー部材と、 第1、第2のフィンガー部材を開閉させて梱包部材を把
    握する開閉機構とを有することを特徴とするハンド。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2のフィンガー部材はそれ
    ぞれ複数設けられている請求項1記載のハンド。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2のフィンガー部材は弾性
    材料からなる請求項1または2記載のハンド。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2のフィンガー部材は剛体
    であって、前記開閉機構は、弾性部材により第1、第2
    のフィンガー部材を閉じ、弾性部材の弾性力に抗してカ
    ムを回転させて第1、第2のフィンガー部材を開く請求
    項1記載のハンド。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2のフィンガー部材のうち
    一方のみが設けられた請求項1ないし4のいずれか1項
    記載のハンド。
JP1095592U 1992-02-05 1992-02-05 梱包部材を扱うハンドリング装置のハンド Pending JPH0563792U (ja)

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JP1095592U JPH0563792U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 梱包部材を扱うハンドリング装置のハンド

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JP1095592U JPH0563792U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 梱包部材を扱うハンドリング装置のハンド

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JPH0563792U true JPH0563792U (ja) 1993-08-24

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ID=11764618

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JP1095592U Pending JPH0563792U (ja) 1992-02-05 1992-02-05 梱包部材を扱うハンドリング装置のハンド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101887214B1 (ko) * 2018-03-30 2018-08-09 서울대학교산학협력단 바늘 패드 및 이를 포함하는 원단 집게

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101887214B1 (ko) * 2018-03-30 2018-08-09 서울대학교산학협력단 바늘 패드 및 이를 포함하는 원단 집게
WO2019190021A1 (ko) * 2018-03-30 2019-10-03 호전실업 주식회사 바늘 패드 및 이를 포함하는 원단 집게

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