JPH056272Y2 - - Google Patents

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JPH056272Y2
JPH056272Y2 JP9917288U JP9917288U JPH056272Y2 JP H056272 Y2 JPH056272 Y2 JP H056272Y2 JP 9917288 U JP9917288 U JP 9917288U JP 9917288 U JP9917288 U JP 9917288U JP H056272 Y2 JPH056272 Y2 JP H056272Y2
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JP
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folded plate
rotating shaft
folded
roll
rotates
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JPH0222928U (ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は折板を人手を用いず簡単に反転させ、
機台下に積重ねるようにした成形折板反転装置に
関する。
(従来技術) 従来加工が完了した折板はこれに疵をつけない
ように注意して人手により持上げて反転させ、断
熱材が添着された折板の場合はこの添着面を下に
して積重ねていたが、折板の長さが長いものでは
20メートルに及ぶものがあり、この作業のために
多人数を要し、不経済であるため機械的に折板を
一方の側方へ反転させて積重ねるようにしたもの
があつた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の機械による反転において
は折板をその一方の側方へ反転させて置くため、
その置場所を確保しておかなければならず工場の
スペースが無駄になるという問題点があつた。
本考案はこの問題点を解決することを目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る成形折板反転装置は上記の目的の
ために提供されたものであり、折板成形機の折板
送り出し側に設置される折板の反転装置であつ
て、該装置は折板Aの流れ方向に向けて軸承され
た180°宛回転する回転軸2と、該回転軸2を中心
とした背中合わせ状の折板受部4,4が設けられ
た回転ユニツト3とを有し、該折板受部4の前記
回転軸2と直交する方向の両側には、該折板受部
4内に送り込まれた折板Aを該折板受部4との間
に挾持する起伏自在の保持ロール9が設けられ、
上面側に位置する折板受部4内に送られる折板A
上に倒伏して折板Aを保持すると共に、前記回転
軸2の回転により下面側に位置する折板受部4に
おける保持ロール9が起立されて折板Aの保持が
解かれるように構成したものである。
(作用) このように構成された成形折板反転装置は、折
板成形機から送り出された折板Aが上面側に位置
する折板受部4内に入り、保持ロール9が折板A
上に倒伏して折板受部4と保持ロール9間に挾持
される。次に中心となつている回転軸2の180°回
転によつて回転ユニツト3が半回転し、上面側に
位置していた折板受部4が下面側に位置し、下面
側に位置していた折板受部4が面側に位置して同
位置に入替わることとなる。ここで下面側となつ
た折板受部4の保持ロール9が起立されて折板A
の保持が解かれ、折板Aは落下する。従つて回転
ユニツト3の下方に積重ねる等して置くことがで
きる。
又、上面側位置となつた折板受部4内には次の
折板Aが送り込まれ、起立していた保持ロール9
が倒伏して折板Aを保持する。
(実施例) 以下本考案の一実施例について図面により説明
する。
1はフレームであつてこのフレーム1は対向す
る平行なビーム状部材1a,1aと、これに直交
して対向する互に平行なビーム状部材1b,1b
とよりなる方形ベースの前記部材1a,1aの同
側の夫々の一端部上に柱状部材1c,1cが立設
され、更にこの柱状部材1c,1cの上端部側面
に前記ビーム状部材1a,1aと平行するこの部
材1aの略1/2の長さのアーム部1d,1dが設
けられている。そしてフレーム1はビーム状部材
1b,1bを折板Aの送り方向に平行させて設置
され、アーム部1d,1d間に回転軸2が軸承さ
れている。1b′はフレーム1を補強のためのビー
ム状部材である。
この回転軸2は折板Aの送り方向前方側(以下
送り方向前方を前、送り方向手前を後と称する)
のアーム部1dの基部に設けられたブレーキ付モ
ータMによりチエーンを介してスプロケツト2a
が回転して一回の起動毎に180°回転して停止する
ようになつている。
3は回転軸2に固着された折板Aの回転ユニツ
トであり、該ユニツト3には回転軸2を中心とし
た背中合わせの折板受部4,4が設けられてい
る。
前記回転ユニツト3はフレーム1のアーム部1
d,1d間の回転軸2に一方の対向する平行な桿
3a,3aが夫々の中央部で回転軸2に固着され
た方形のフレームを有し、他方の対向する平行な
桿3b,3bとの連設部には桿3a,3bの双方
に直交する短桿3cが一体とされ、桿3bには外
側面に板3dが固着されている。この回転ユニツ
ト3には回転軸2の軸線を含むフレームと平行な
面を中心として背中合わせに折板受部4,4が設
けられている。
折板受部4の対向する前記フレームの板3d,
3dに設けられた軸受間に前後に一対の折板受ロ
ール5,5が軸承されている。又両受ロール5,
5の中間には受ロール5,5上に送り込まれる折
板Aの両側縁位置を規制するガイドプレート6a
とロール6bを有するサイドガイド6が前記板部
3d,3d間に支承された受ロール5と平行状の
シヤフト7に螺合されて取付けられ、シヤフト7
を回転させることにより規制幅を調整自在とされ
ている。又、シヤフト7の一方の端部には歯車を
有し、回転ユニツト3のフレームの一方の桿3に
軸承された短寸の軸7aに設けた歯車と咬合い、
背中合せの折板受部4,4のシヤフト7,7が同
時に回転し、サイドガイド6間の間隔が調整され
るようになつている。
又、折板受部4には左右両側の前後の短桿3
c,3cの端部に設けた軸受8,8間に軸支され
た直桿部とその両端部から直交上に且つ互に平行
して突設された2本のアーム部とよりなるブラケ
ツト9aが回転自在とされており、このブラケツ
ト9aに、一対の保持ロール9,9が受けロール
5と平行状に一端を軸支されている。保持ロール
9は送り込まれる折板Aの形状寸法によりブラケ
ツト9aへ取付位置が変更される。9bはそのた
めの取付用孔である。
更に短桿3cの外側にはエアーシリンダー10
がこの短桿3cに添つて取付けられ、前記保持ロ
ールブラケツト9aを90°回動させ、保持ロール
9,9を受ロール5と平行な位置から、外方へ受
ロール5と直交状の位置迄を回動できるようにな
つている。
前記回転軸2はこの回転軸2からホール等を介
して前記エアーシリンダー10に空気を送る中空
軸となつており、この回転軸2の後端はアーム部
1dに設けたエアーロータリージヨイント11と
回転軸2に取付けたロータリーコンタクタ12と
により、別途設けたエアータンク等からホースh
により、圧縮空気を送入され、又回転ユニツト3
の所要の動力用電流が送られる。
又、フレーム1にはこの折板反転装置に送り込
まれる折板Aのガイドテーブル13が設けられて
おり、このガイドテーブル13はフレーム1のア
ーム部1dから突設された一対のブラケツト13
a,13aに摺動自在に、且つアーム部1dに平
行状に支持されたロツト14に取付けられてい
る。13bはガイドテーブル前端上面から周面を
稍突出させて設けられたロールである。このガイ
ドテーブル13はアーム部1dの基部側から先端
方向に向けて設けたエアーシリンダー15によつ
てアーム部1dの基部方向へ所定距離を摺動する
ようになつている。その距離は回転ユニツト3の
幅を900mmとした場合に700mm程度とされ、回転ユ
ニツト3の回動時にアーム部1dの基部側に摺動
して、回転ユニツト3に保持されながら送り方向
に対して左回転する折板Aが、ガイドテーブル1
3に接触しないようになつている。
フレーム1のビーム状部材1b,1b間にベル
ト、チエン等により駆動されて同様に回転する複
数本のロール16が軸承され、パレツトpを回転
軸2と直交方向に回転ユニツト3の下方へ容易に
出入させうる構成となつている。
本考案に係る成形折板反転装置は通常成形機の
送り出し側の床上に敷設された2本のレール上に
2台以上が車輪により移動可能に設置され、折板
Aの切断長に応じて間隔を調整して固定される。
成形機から送り出された折板Aはガイドテーブ
ル13上を回転ユニツト3の折板受台4の受ロー
ル5,5上に送られ、2台以上の反転装置の折板
受台4によつて支持される。次にガイドテーブル
13をアーム部1dの基部側へ摺動させ、保持ロ
ールブラケツト9aを、エアーシリンダー10に
よつて倒伏させて保持ロール9を折板A上に当接
させた後、モーターMを駆動して回転軸2を回転
させ、回転ユニツト3を180°回転させると上面側
の折板受部4が下面側へ、下面側の折板受部4が
上面側に移動する。
次に下面側となつた折板受部4の保持ロールブ
ラケツト9aを回動させて、保持ロール9が受ロ
ール5と直交状になるように折板A上から離すと
折板Aは下方に落下し、ロール16上に用意され
たパレツトp上に載置される。次に送られている
折板Aは上面側位置となつた折板受部4の受ロー
ル5上に送られ上記と同様にして順次パレツトp
状に載置される。
(効果) 本考案に係る成形折板反転装置は上記のように
構成され、特に回転軸を中心とする背中合わせ状
の折板受部を有する回転ユニツトが回転軸によつ
て180°宛回転し、折板受部が上面側と下面側の同
位置に入替り、下面側となつた時に保持ロールを
起立させることにより、回転ユニツトの直下に折
板を落下させることができるので、全く入手を要
さず折板を回転させ、機台下に折板を置くことが
でき、折板の傷付等の心配がない。又、直下に置
くために積重ねが簡単であり、従来の反転装置の
ように台側に折板の反転スペースと載置スペース
とを要することなくスペースが節約される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る成形折板反転装置の実施
例の正面図、第2図は同側面図、第3図は下部の
パレツト用ロール部分を省略して示す同平面図で
ある。 1……フレーム、2……回転軸、3……回転ユ
ニツト、4……折板受部、5……受ロール、6…
…サイドガイド、9……保持ロール、10……エ
アーシリンダー、13……ガイドテーブル、15
……エアーシリンダー、A……折板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折板成形機の折板送り出し側に設置される折板
    の反転装置であつて、該装置は、折板の流れ方向
    に向けて軸承された180°宛回転する回転軸と該回
    転軸を中心とした背中合わせ状の折板受部が設け
    られた回転ユニツトとを有し、該折板受部の前記
    回転軸と直交する方向の両側には、該折板受部内
    に送り込まれた折板を該折板受部との間に挾持す
    る起伏自在の保持ロールが設けられ、上面側に位
    置する折板受部内に送られる折板上に倒伏して折
    板を保持すると共に前記回転軸の回転により下面
    側に位置する折板受部における保持ロールが起立
    されて折板の保持が解かれることを特徴とする成
    形折板反転装置。
JP9917288U 1988-07-28 1988-07-28 Expired - Lifetime JPH056272Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9917288U JPH056272Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9917288U JPH056272Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0222928U JPH0222928U (ja) 1990-02-15
JPH056272Y2 true JPH056272Y2 (ja) 1993-02-18

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