JPS602098Y2 - 円筒物転倒搬送装置 - Google Patents

円筒物転倒搬送装置

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Publication number
JPS602098Y2
JPS602098Y2 JP16263479U JP16263479U JPS602098Y2 JP S602098 Y2 JPS602098 Y2 JP S602098Y2 JP 16263479 U JP16263479 U JP 16263479U JP 16263479 U JP16263479 U JP 16263479U JP S602098 Y2 JPS602098 Y2 JP S602098Y2
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JP
Japan
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cylindrical object
support
shaft
cylindrical
cake
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Expired
Application number
JP16263479U
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English (en)
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JPS5680317U (ja
Inventor
康彦 金尾
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
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Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円筒物転倒搬送装置に関するものである。
例えば、中空円筒状の海綿鉄を製造する工程において垂
直状態で搬送される海綿鉄を数本同時に90度転倒させ
て次工程へ搬送する転倒装置に使用する。
海綿鉄を製造する工程は、サガーと称する耐火物で製造
した容器内に原料となるミルスケールを中空円筒状に装
入し、内外面にコークス粉を装入して台車上に、垂直に
起立した状態で焼成炉に送られ還元成型され、中空円筒
状の海綿鉄を製造する。
そして、台車をコークス粉吸出し機に送り、海綿鉄の内
外面に付着したコークスを吸出し除去し、海綿鉄(以下
ケーキと称す)をケーキ搬出機で搬出し、ケーキクリー
ナでブラッシングやエアーブラストを行ってケーキ外面
の付着物であるコークスを除去する。
その後、ケーキを起立させた状態で転倒装置に送り、ケ
ーキを9#転倒させ、ケーキの転勤により次工程である
破砕工程へ搬出する。
前記の転倒装置は起伏できるように構成された上下テー
ブル受と、起伏できるように構成されたテーブルとで構
成させ、起立させたテーブルに複数本のケーキを垂直状
態で同時に載置し、上下テーブル受を起立させてテーブ
ルとの間にケーキを挾持し、挾持した状態のままテーブ
ル及び上下テーブル受を水平位置まで倒伏させた後、テ
ーブルを90度以上に起立させてケーキを開放させ、上
テーブル受の一端を上昇させて上テーブル受を傾斜させ
、ケーキを自重で転動させて工程へ搬送させるようにな
っている。
前記従来の転倒装置においては、軽量で、表面状態が良
好で且つ真円筒のものには適しているが、表面状態が、
凹凸して悪く、且つ真円筒でない場合には、自重で転動
させることが困難である。
又、例えば、複数本の円筒物の内一本の径が大きいよう
な場合には、一本の大きい径の円筒物は挾持されるが他
の多数の円筒物が挾持されないことになり、水平状態に
転倒させる際に横倒れが発生して搬送ラインに対して直
角に位置しなくなり、転勤の際に搬送ラインから外れ、
最悪の場合には装置外に落下する危険があり、安全性に
乏しく、作業能率が悪い欠点があった。
本考案は前記従来の欠点に鑑み、真円でなくても搬送が
でき、且つ径の大小に関係なく確実に挾持して横倒れす
ることなく、搬送ライン上を搬送させることができる円
筒物転倒搬送装置を提供するのをその目的とする。
本考案の構成を図面に示す実施例に基き、詳細に説明す
ると、4隅及び中央両端を支持脚1、−m−で支持した
基台枠2の中央及び両端部に支持板(図示省略)を固定
し、この支持板のほぼ中央部分に夫々支持台4を介して
軸受5.−m−を固定し、一本の軸6を軸支している。
この軸6に複数本の支片7.−m−を介してテーブル受
8を回動自在に枢着している。
テーブル受8は、第1、第2図に示すように■型鋼9.
−一一を搬送方向と直角に複数個並列させ、各■型鋼9
.−−−両側上下を連結板10,10で連結して枠体状
に構成し、両端に位置したI型鋼9,9の両側に、搬送
方向と直角に夫々間隔をおいて対向する2本の支持材1
1.−m−を水平に固定する。
そして、搬出側の支持材11間には夫々鎖車12,12
を軸支している。
又、反搬出側には2本の■型鋼9,9に台13(第1図
参照)を固定し、台13の反搬出側上面にモータ14(
第3図参照)を設置し、このモータ14に歯車機構15
を介して鎖車軸16を連結する。
鎖車軸16の両端部は支持材11.11上で軸支され、
夫々鎖車1B、1Bを軸着している。
そして、この鎖車18,1Bと前記鎖車12,12間に
夫々チェーン19.19を纏懸し、チェーンコンベア2
0を構成する。
又、テーブル受8は下記の転倒用シリンダ21により転
倒できるようになっている。
即ち、基台枠2のテーブル受8の反転倒側に転倒用シリ
ンダ21を設置し、そのロッド22を前記の一つの支片
7に固定した支片23に枢着し、転倒用シリンダ21の
駆動により、テーブル受8を水平位置及び垂直位置に起
伏させるようになっている。
尚、第2図中の24は基枠台2上に突設したテーブル支
持脚でテーブル受8を水平位置に保持するものである。
前記軸6にはテーブル受8と対向するテーブル25を枢
着している。
即ち、テーブル25は第2図に示すように、方形の枠組
でテーブル本体26の一端に間隔をおいて複数個の連結
材27.−−−をテーブル本体26に対して直角方向に
延びるように固定し、各連結材27.−−−の端に支片
28、−m−を夫々設け、各支片28.−−一(第1図
参照)を軸6に枢着してテーブル本体26を軸6に対し
て回動自在に形成する。
テーブル本体26の他端には第3図に示すように、連続
した山形の保持部29.−−−を多数突設し、各保持部
29の下端を突出するように傾斜させて形成した保持片
30を設けている。
又、前記連結材27.−−一には目的の円筒物31の長
さに応じて位置を調節する調節台32をボルト(図示省
略)等にて着脱自在に固定している。
一方、前記テーブル受8の一つのI型鋼9には支片33
を介して挾持用シリンダ34(第2図参照)を枢着して
おり、そのロッド35を支片36を介して前記支片28
に固定している。
そして、挟持用シリンダ34の駆動によりテーブル25
を回動させるようになっている。
本考案は前記のように構成したもので、第2図に示す状
態で待機している。
そして、複数本(本実施例においては6本)の円筒物3
1.−一−を同時に垂直状態で搬送装置(図示省略)に
より搬送し、円筒物31.−m−をテーブル受8とテー
ブル25との間に装入し、調節台32上に載置する。
この際、各円筒物31.−一一は第3図に示すように、
各保持部29.−一−の間に位置することになる。
そして、前記搬送装置から円筒物31 、−−−を開放
し、搬送装置は元位置に戻る。
前記の保持状態のまま、転倒用シリンダ21を駆動して
ロッド22を引込むとテーブル受8は軸6を中心として
第2図において反時計方向に回動する。
又、テーブル25は、挟持用シリンダ34でテーブル受
8と連結されているのでテーブル受8と同時に軸6を中
心に回動し、テーブル受8が水平状態になった時(第3
図参照)に停止する。
それ故、各円筒物31.−一−はテーブル25とで挾持
されたまま90度転倒し、チェーンコンベヤ20上に載
置される。
その後、挟持用シリンダ34を駆動してロッド35を引
込むと、テーブル25は軸6を中心に時計方向に回動し
、保持部29.−−一を円筒物31から離脱させる。
この状態においてモータ14を駆動して鎖車軸16を回
転させてチェーンコンベヤ20を駆動し、全円筒物31
を同時に水平に移動させ、次工程に搬送する。
搬送完了後に、転倒用シリンダ21を駆動して逆にロッ
ド22を押出し、テーブル受8及びテープル25を回動
させて起立させる。
そして、テーブル受8が垂直状態になった時又は、回動
中に挟持用シリンダ34を駆動してテーブル25を元位
置の起立状態に復帰させる。
尚、円筒物31の長さに応じ、円筒物31の中心がチェ
ーンコンベヤ20の中心に位置するように調節台32は
高さの異なるものを選択して連結材27.−−一に固定
する。
円筒物31は従来の海綿鉄に限定されるものではなく、
各種の円筒物を搬送することができるものである。
又、保持部29.−−−は実施例のように連続したもの
に限定するものではない。
本考案は前記のように構成したもので、円筒物31を挾
持する一方のテーブル25に間隔をおいて山形の保持部
29.−−−を設けているので、円筒物31の径に大小
があっても転倒の際に横倒れする恐れがなく、確実にテ
ーブル受8に載置することができる。
又、テーブル受8にはチェーンコンベヤ20を設置して
いるので、円筒物31をチェーンコンベヤ20に載置し
て、円筒物31の芯ずれ或は落下の心配がなく、安全に
次工程へ搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る円筒物転倒搬送装置の一実施例を示す
もので、第1図はテーブル受を起立させた状態の正面図
、第2図は第1図の■−■線から見た側面図、第3図は
円筒物を挾持して水平状態にした状態を示す概略図、第
4図は連結板の部分を示す断面図である。 尚、図中6は軸、8はテーブル受、20はチェーンコン
ベヤ、25はテーブル、29は保持部、31は円筒物、
32は調節台である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒物31を搬送するチェーンコンベヤ20を装着した
    テーブル受8を軸6に回動自在に装着し、テーブル受8
    と間隔をわいて対向するテーブル25を軸6に、テーブ
    ル受8と共に且つ単独に回動できるように装着し、テー
    ブル25の軸6側に円筒物31を支持する調節台32を
    取付け、他端に円筒物31と係合する山形の保持部29
    、−m−を複数個テーブル受8側に突設したことを特徴
    とする円筒物転倒搬送装置。
JP16263479U 1979-11-26 1979-11-26 円筒物転倒搬送装置 Expired JPS602098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16263479U JPS602098Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26 円筒物転倒搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16263479U JPS602098Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26 円筒物転倒搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5680317U JPS5680317U (ja) 1981-06-29
JPS602098Y2 true JPS602098Y2 (ja) 1985-01-21

Family

ID=29673627

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JP16263479U Expired JPS602098Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26 円筒物転倒搬送装置

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JPS5680317U (ja) 1981-06-29

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