JPH0562139B2 - - Google Patents

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JPH0562139B2
JPH0562139B2 JP59216013A JP21601384A JPH0562139B2 JP H0562139 B2 JPH0562139 B2 JP H0562139B2 JP 59216013 A JP59216013 A JP 59216013A JP 21601384 A JP21601384 A JP 21601384A JP H0562139 B2 JPH0562139 B2 JP H0562139B2
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JP
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molding material
sulfur
butadiene
material according
phenolic resin
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JP59216013A
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JPS60108459A (ja
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Aaru Randei Binsento
Bii Fuitsuto Buruusu
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Rogers Corp
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Rogers Corp
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Publication date
Application filed by Rogers Corp filed Critical Rogers Corp
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Publication of JPH0562139B2 publication Critical patent/JPH0562139B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L61/00Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L61/04Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08L61/06Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L59/00Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱安定性フエノール樹脂成形材料に
関する。更に詳しくは、高温下での長期間暴露し
ている間も、その有用な性質をよく保持してる耐
熱性成形材料として有用な熱安定性フエノール樹
脂成形材料に関する。 〔従来の技術〕および〔発明が解決しようとする
問題点〕 フエノール樹脂、特にガラス繊維と無機充填剤
で強化したフエノール− ホルムアルデヒドポリマーは、高荷重下、高温下
でもその寸法安定性がすぐれていることは当業者
の熟知するところである。事実、フエノール−ホ
ルムアルデヒドコンパウンドは、大部分のこのほ
かの普通のポリマー材料にくらべて高温下での耐
熱劣化性がよいことが一般に知られている。しか
し、従来の公知技術のフエノール成形コンパウン
ドにみられるよりも、更に高温下でも、老化時間
がすゝむにつれてその特性を殆んど失わず、耐劣
化性があるフエノール組成物が得られれば、その
用途と効用性は更に高まるものと考えられてい
る。 〔発明を解決するための手段〕および〔作用〕 本発明は、高温下での耐劣化性が改善されたフ
エノール樹脂系の成形組成物を、(1)老化でもろく
なるエラストマー、例えばブタジエン系ゴムおよ
び/もしくは(2)分子状硫黄または硫黄供与成分を
加えて作ることにある。 本発明の好ましいフエノール組成物は、フエノ
ール・ノボラツク樹脂および/もしくはレゾール
樹脂と、ガラス繊維および/もしくは繊維状強化
剤と、粒状無機充填剤と、その他の通常用いられ
る添加剤、例えば硬化促進剤、架橋剤、離型剤、
顔料との混合物に、更に硫黄化合物およびブタジ
エンゴム型のエラストマー熱安定性添加物を添加
してなるものである。本発明の成形材料は、任意
の従来の方法、例えば圧縮、トランスフア−また
は射出成形により加工することができる。 本発明では、ガラス繊維強化フエノールコンパ
ウンドの熱老化が、硫黄添加剤と、最初に架橋す
る、即ち老化で軟化するよりもむしろもろくなる
エラストマーの両方を加えることで、以外にも驚
異的に改善することができる。本出願人は、これ
らの二種の添加剤を単独に用いたときはフエノー
ル成形コンパウンドの熱老化を改善することを見
出したが、更に驚くべきことは、ブタジエンゴム
と硫黄化合物の両方を一緒に用いたときに、相乗
効果が得られることを見出したことにある。実験
によれば、組合せ熱安定化効果は予想される直線
的累積結果の二倍以上であることが判つた。従つ
て、単独または相乗的組合せにかゝわらず、これ
らの添加剤は高温下で長期間の暴露後でも、重
量、成形寸法、機械的性質を例外的によく保持す
る特性を本発明にもたらすものである。 本発明の上記およびそのほかの利点は、下記の
詳細な説明と、実施例および添付図面から当業者
にとつて明白であり、理解されるものである。 本発明によれば、耐熱性が改善されたフエノー
ル樹脂系成形組成物が、(1)老化でもろくなるエラ
ストマー、例えばブタジエン系ゴムおよび(2)分子
状硫黄または硫黄供与成分を加えることによつて
作ることができる。この改善されたフエノール組
成物は、好ましくは次の成分の混合物からなる: (1) 一種またはそれ以上の熱硬化フエノール・ノ
ボラツク樹脂および/もしくはレゾール樹脂 (2) ガラス繊維および/もしくはその他の繊維状
強化剤 (3) 粒状無機充填剤の一種またはそれ以上の組合
せ (4) フエノール成形組成物に通常用いられるその
他の添加剤、例えば硬化促進剤、架橋剤、離型
剤、顔料 (5) 老化でもろくなるエラストマー、例えばブタ
ジエンゴムおよび分子状硫黄または硫黄供与成
分 上記(1)〜(4)の成分からなるフエノール成形コン
パウンドは市販されており、当業者にとつて公知
のものである。 本発明にとつて有用なフエノール樹脂も、当業
者にとつて公知である。これらの樹脂は、アルデ
ヒドと結合したいくつかの異なつたフエノールか
らなるものである。使用するフエノールモノマー
としては、置換フエノール、例えばレゾルシノー
ル、パラ−t−ブチルフエノール、パラ−フエニ
ルフエノール、クレゾール、キシレノールおよび
その他のアルキル化フエノールがある。多くのア
ルデヒドも用いることができる。例えばホルムア
ルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、ブチルアルデヒド、フルフラルアルデヒド
である。これらの樹脂は、加熱によりおよび/も
しくは硬化剤を用いて硬化され、架橋構造を作
る。ノボラツクとレゾールはフエノール樹脂の二
種の基本型であり、調製時に用いる触媒対フエノ
ール−ホルムアルデヒド比、反応性により相異な
らせることができる。対フエノール−アルデヒド
モル比が1以下のものは、通常ノボラツクといわ
れる。硬化剤、例えばヘキサメチレンテトラミン
(以下Hexaという)は、ノボラツクを架橋する
のに必要である。レゾールは、対フエノール・ア
ルデヒド比が1より上のときに生じ、架橋に加熱
だけを必要とする反応基を含んでいる。 フエノール−ホルムアルデヒド系フエノール樹
脂が好ましく、市販されている。その他の好まし
い樹脂成分としては、ノボラツク樹脂および/も
しくはレゾール樹脂の一種またはこれらのいくつ
かの組合せである。例えば、分子量の異なるノボ
ラツクを混合して、成形レオロジ−または硬化速
度を調節することが望ましいことがよくある。使
用樹脂量は、所望最終性質にもとずき全組成物の
約15〜約40重量%の範囲である。ノボラツク樹脂
を含有する組成物では、最終成形物中に充分な架
橋が出来る程度にHexa含有量を最小限にするこ
とが好ましい。Hexa含有量が過剰だと、耐熱性
に悪影響を与える。Hexa含有量を最小限にする
と、その他のホルムアルデヒド供与化合物、例え
ば無水ホルムアルデヒド アニリン、レゾール、
メラミン/ホルムアルデヒド、エポキシ樹脂との
その部分置換が容易になることが多い。 本発明の組成物は、通常10〜40重量%の繊維状
強化剤を含有する。好ましい強化剤は、粉砕また
は切断繊維状のいずれかのガラス繊維である。そ
の他の繊維としては、アラミド、アスベスト、炭
素、セルローズ、セラミツク、これらの組合せま
たは工業的フエノール成形組成物に用いられるそ
の他の繊維との任意の組合せである。 イオン性汚染物質および/もしくは表面反応性
の存在は、適切な充填剤の選定の上で重要な要件
である。弱酸性の充填剤は、耐熱性をよくするこ
とが判つた。有用な充填剤としては、粒状無機
物、例えばシリカ、ケイ酸カルシウム(珪灰石)、
水和粘土、粉状ガラス、ガラス ビーズおよびこ
れらの混合物である。水和粘土は、特に粘土含有
組成物で良好な熱老化結果が得られるので、好ま
しい充填剤である。充填剤またはこれらの充填剤
の組合せは、全組成物の約5〜約50重量%の範囲
の量で用いることができる。 ある種の架橋剤の添加が、本発明ではガラス強
化フエノール コンパウンドの耐熱性に有効と考
えられる。好ましい架橋剤としては、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、n−β−(アミノ
エチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリメトキシシラン、α−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、α−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシランおよびウレイド−変性アミ
ノ架橋剤である。 通常、本発明のコンパウンドは、硬化促進剤を
も含有するものである。例えば、金属酸化物、例
えば石灰、酸化マグネシウム、酸化亜鉛およびこ
れらの混合物を添加して硬化反応を促進させるこ
とが多く行われる。通常、本組成物は、この促進
剤を約0.5〜約5.0重量%含有する。特定の促進剤
の選定が極めて重要である。石灰と酸化亜鉛の二
つは、酸化マグネシウムにくらべて耐熱性に有害
であることが判つた。 本発明の組成物も、各種の離型剤と顔料を含有
するものである。離型剤は、フエノール コンパ
ウンドに通常この目的で用いられる任意の添加剤
である。例えばステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸およびこれらの各種の
組合せである。この離型剤は高含有量で用いるこ
とができるが、通常0.5〜3.0重量%の範囲の量で
用いられる。 老化でもろくなるエラストマー、例えばブタジ
エンゴムとしては本発明では市販の多くのポリマ
ーの任意の一つを用いることができる。ラテツク
スと粉状形が、成形コンパウンドに最適分散させ
るのに一番便利である。本発明により耐熱姓に有
効な物質の例は、アクリロニトリル−ブタジエン
コポリマーラテツクス、粉状アクリロニトリル
−ブタジエン コポリマー(前架橋処理)、ブタ
ジエン−スチレン−ビニルピリジン ターポリマ
ーラテツクス、ブタジエン−スチレン コポリマ
ーラテツクス、カルボキシ末端ブタジエン−スチ
レン コポリマーラテツクスである。 本発明では、特に良好な結果が前記ゴムを約
3.0〜約8.0重量%含有する組成物から得られる。
ゴムの添加は、フエノール組成物の機械的、電気
的性質を悪化し、吸水速度、表面硬度、成形性を
悪化させることが知られている。ゴム含有量を増
加させると性質が悪化する事実から、ゴムは有効
量のみ添加すること、即ち機械的、電気的性質、
成形性、吸水性に悪影響を与えずに熱老化特性を
改善する量だけ添加すればよいことが判る。 同様に、現在のところ硫黄系添加剤の有効量は
約0.19〜約1.6重量%である。上記のように、分
子状硫黄と硫黄供与化合物は、フエノール成形組
成物の熱老化性を改善することが判つた。好まし
い硫黄供与化合物としては、二硫化テトラメチル
チウラム(TMTD)、2,2′−ジチオビスベンゾ
チアゾール(MBTS)および場合により二硫化
モルホリン(サルフアサンS)、一硫化テトラメ
チルチウラム(ウナヅ)、六硫化ジペンタメチレ
ンチウラム(テトローネA)である。 〔発明の効果〕 本発明にもとずいて得られた成形コンパウンド
は、従来の方法、例えば圧縮、トランスフアー、
射出成形で、その他の工業フエノール材料の条件
と同様の条件下で加工することができる。出来上
つた成形物のすぐれた特徴は、高温下の老化での
重量、寸法および機械的性質の保持がすぐれてい
ることである。比較的多量のゴムを含有するこれ
らの組成物はまた、耐落錘衝撃性(粘り強さ)と
弾性率もよいことが判つた。 粘り強さを改善するために、フエノール樹脂に
ニトリルゴムを添加することは当業者には公知で
あるが、ブタジエン系コンパウンドを用いて本発
明で達成される耐熱性は、その他の市販のゴム充
填フエノール材料とくらべてすぐれており、予想
外のものである。 〔実施例〕 以下、実施例と図面を参照しながら本発明を更
に詳述するが、これらは本発明を限定するもので
はない。以下の説明では、特にことわらない限り
部数とパーセントは重量表示である。 実施例 1 本実施例では四種の配合物を調製した。(A)およ
び(C)は対照、(B)および(D)の二種は本発明にもとず
くものである。対照配合物(A)は、ゴムも硫黄添加
剤も含有していない。配合物(B)は、アクリロニト
リル−ブタジエン ラテツクスと分子状硫黄を含
有する。ゴムラテツクスは、未架橋、45%結合ア
クリロニトリル含有量のゴムを、約40重量%含有
する。組成物(C)は、ゴムラテツクスを含有する
も、硫黄は含まない。四番目の配合物(D)は、約40
%結合アクリロニトリルを有する架橋アクリロニ
トリル−ブタジエン コポリマーである。それぞ
れの配合物の詳細は下記の通り:
【表】
【表】 ガラス繊維は、はじめにシランとエタノールの
混合物で前処理した。これは、この液を少しずつ
ポリエチレンの袋に入れたガラス上に注ぎ、次い
で、ガラスが均一に濡れるまで、この袋を撹拌し
て行なう。配合物の成分は、はじめにベーカー・
パーキンス・シグマ・ミキサーで乾燥混合し、次
いでラテツクスをこのシグマ・ミキサーに添加
し、前記前処理ガラスを含む他の成分と一緒に混
合した。このシグマ・ミキサー中での全混合時間
は、約20分であつた。 次いで、この混合物を5/8インチ径のオリフイ
スを有するダイ・プレートを備えた単一スクリユ
ー押出機でコンパウンド化した。水を加工助剤と
して、前記混合組成物と一緒に押出機に供給し
た。押出物を室温に冷却し、次いで5/8インチ篩
を通して粉砕して粒状の成形材料を作つた。アル
コールと湿分は乾燥により除去した。160℃に20
分暴露したときの重量損失から判定して、約4.0
%の最終揮発分が殆んど最適であることが判つ
た。次いで、試験試料棒状物(5×1/2×1/8イン
チ)を、この粒状材料をトランスフアー成形して
作つた。 これらの試料は老化試験の前に、177℃で6時
間、188℃で4時間、後ベーキング処理を行つた。
この成形後のベーキング操作は、ゴム添加によつ
て生ずる曲げ強度と硬度の損失を少くとも部分的
に回復するのに役立つものである。 熱老化試験は、次のようにして行つた。 1/2×1/8×5インチ呼称寸法の棒状物をトラン
スフアー成形で作つた。これらの材料はプレフオ
ーミングして、約240〓(116℃)に高周波予熱
し、端部ゲートの雌型中で成形した。トランスフ
アー圧力は、成形材の可塑性によつて変えた。呼
称成形温度は335〓(168℃)であり、硬化時間は
2分間であつた。 この棒状試料を、炉内老化試験前に後ベーキン
グ処理した。350〓(177℃)で6時間、375〓
(191℃)で4時間の段階ベーキングサイクルを、
この作業全体に適用した。後ベーキング処理に引
続き、これらの棒状物を室温に冷却し、重量を測
定し、次いで270℃に安定させた炉に入れた。若
干の後ベーキング処理した試料を、ASTM
D790−81、方法I、操作法Aにもとづき曲げ強
度を求めるため室温で試験し、初期(未老化)強
度を得た。試料は、周期的に老化炉からサンプリ
ングして、重量と曲げ強度変化を測定した。次い
で、10%重量損失と50%曲げ強度損失の両方の時
間を、データをグラフ内挿法により推定した。結
果を次表に示す。
【表】 この結果から、本発明によつて重量と曲げ強度
の両方の保持が劇的に改善されることが判る。ゴ
ムと硫黄を含有する材料(B、D)は270℃の曲
げ強度保持が未変性対照(A)よりも約6倍改善され
ることを示している。更に、前架橋粉末状ゴム(D)
と未硬化ラテツクス(B)は、同様に良好に作用する
ものと考えられる。最後に、ゴムを含有し、硫黄
を含有しない組成物(C)は余り多くはないが、この
変更が有効であることを示しているが、なお本発
明の(B、D)よりも劣る。なお、曲げ強度と曲
げ弾性率データは、すべての表で270℃での老化
前の試験用棒状物で得た初期値である。 実施例 2 コンパウンドE、F、G(本発明)を硫黄単独、
ゴム単独粉末状ゴムと前記の硫黄の両方を用いて
作つた。これらのコンパウンドは、Bと同じ一般
組成例であるが、但し硫黄とゴムは表示の如く変
えてあり、フエノール含有量はそれぞれの場合硫
黄とゴムの量に応じて合計100部になるように調
整されている。これらの材料は、実施例1と同様
にして調製、試験した。その結果を下表に示す。
【表】
【表】 この結果から、ゴムまたは硫黄のいずれか単独
添加で、熱老化は改善されるが、ゴムと硫黄の両
方を用いると、更によく改善されることが判る。
これは、改善された老化寿命が少量の硫黄単独添
加によりコンパウンドの他の性質を本質的に変更
せずに可能であるため重要な利点である。6.3%
のゴムと一緒に0.38%の硫黄を用いることは(コ
ンパウンドG)、0.19%の硫黄とは反対に(コン
パウンドBまたはD)、老化寿命が785時間または
795時間から875時間に単に若干増加することにな
る。 本実施例のコンパウンドと実施例1のコンパウ
ンドの結果を検討すると、ブタジエンゴムと硫黄
化合物との組合せに予想外の相乗効果があること
が判る。EとFを組合せたとき、270℃の10%重
量損失時間は累積的、即ち235+410=645時間で
あると予想されるが、驚くべき相乗効果、即ちB
配合物には785時間、D配合物には795時間、G配
合物には875時間が得られた。この相乗効果の考
察は、あとで更に詳述する。 実施例 3 本実施例は、押出機の代りに2ロール ミルで
コンパウンド化した材料についての成果を示すも
のである。本実施例のコンパウンドHは、Bと同
じ一般組成例であるが、硫黄とゴムは表示の如く
変えてあり、フエノール含有量は硫黄とゴムに応
じてそれぞれの例で合計100部になるように調整
してある。ガラス繊維は、実施例1に記載のシラ
ンで被覆した。次いで、組成物全体をパターソ
ン・ケリーのV型ブレンダーを用いて乾燥混合し
た。次いで、できたプレミツクスを、800gづつ
ロール ミルでコンパウンド化した。ロール温度
は100℃と65℃で、ロール時間は60秒であつた。
生成物はミルから除去して室温に冷却し、次いで
3/8インチ篩で粉砕した。このコンパウンドを試
験試料に成形し、実施例1と同じようにして試験
した。
【表】
【表】 その結果を次表に示す。
【表】 その押出しコンパウンドBにくらべてよくはな
いが、かなり良好な熱老化結果が得られた。この
結果から、配合物の変性の有効性は、押出しコン
パウンド化に限定されないことが判る。 実施例 4 ニトリル ラテツクスの代りに、ビニルピリジ
ン−ブタジエン−スチレン ラテツクスとカルボ
キシル化スチレン−ブタジエン ラテツクスを、
配合物J、Kで評価した。これらのコンパウンド
は、Bと同じ一般組成であるが、硫黄とゴムは表
示の如く変え、フエノール含有量は硫黄とゴムの
量に応じて、それぞれの例で合計量が100部にな
るように調整した。 試験用試料は、実施例1と同様にして作成し、
試験した。その結果を次表に示す。
【表】
【表】
【表】 この実施例から、本発明にもとづき用いたその
他のブタジエン含有ゴムは、老化寿命を改善する
ことが判る。 実施例 5 この実施例では、配合物L、M、N、Oをフエ
ノール樹脂の型(ノボラツク対レゾール)、
Hexa含有量、硬化促進剤として用いた酸化亜鉛
をそれぞれ変化させて作つた。試験用試料は、実
施例1と同様にして作成、試験した。実験結果を
下記する。
【表】
【表】 本発明のすぐれた老化特性が、フエノール・レ
ゾール系コンパウンドでも得られる。硬化促進剤
としての酸化亜鉛の使用は、等量の酸化マグネシ
ウムとくらべて耐熱性を損うことが判つた。更
に、Hexaの含有量を低下させると、耐熱性が改
善されることが判つた。試料L、D、Pは、ゴム
と硫黄の含有量が両方とも均等であつたが、Lは
DまたはPよりも湿分含有量が高かつた(5.4%
対3.9%と3.8%のそれぞれの揮発分)。これまで
の実験結果から、湿分含有量が高いと、フエノー
ル樹脂の老化は速くなることが判つている。 実施例 6 この実施例では、配合物PとQをコンパウンド
化して、分子状硫黄の代りに硫黄供与化合物であ
る二硫化テトラメチルチウラム(TMTD)の使
用効果を検討した。材料成分は、実施例1と同様
にしてコンパウンド化し、試験した。型破壊のた
め、PとQの実施例は圧縮成形した。予熱プレホ
ームをトランスフアー成形をまねて、金型の雌型
中に端末充填した。同様の温度を用い、成形圧力
は2500psi(完全押込み金型)で、硬化時間は3分
間であつた。これまでの経験から、圧縮成形試料
は、トランスフアー成形試料よりも老化結果が劣
るということが判つている。 配合物を次表に示す。
【表】
【表】 その結果は次の通りである。
【表】 この実施例から、硫黄供与化合物は老化寿命の
改善に関して、分子状硫黄と同様に少くとも有効
であることが判る。分子状硫黄にくらべて、この
供与体の利点は、フエノール コンパウンドの成
形時の硫化水素臭がより少いことである。 実施例 7 この実施例では配合物R、Sをコンパウンド化
して、粘土の代りに珪灰石(Wollastonite)充填
剤を同一容積基準で用いて、その効果を検討し
た。硫黄は、TMTDとして加えた。配合材料は、
実施例1と同様にしてコンパウンド化し、試験し
た。配合物は次の通りである。
【表】
【表】 その結果は次の通りである。
【表】 上記のデータから、適切な充填剤を選定するこ
とが熱老化を最適化するのに重要であることが判
る。珪灰石充填コンパウンドは、水和粘土充填材
料よりもかなり熱老化性能が劣ることが判つた
が、この配合物はゴムまたは硫黄添加剤を含有し
ない珪灰石充填配合物よりも熱老化は良いことを
示した。従つて、実施例7から、特定の充填剤の
熱老化物が劣ることはゴムおよび硫黄成分の有効
性のいくつかを妨げるものであることが判る。 実施例 8 配合物T〜Xをコンパウンド化して、粉状ニト
リルゴム、硫黄、ノボラツク樹脂の量を変えて用
いたときの効果を検討した。試料は、実施例1と
同様にして作成、試験した。出来たコンパウンド
は、オリフイス流れ試験で判定した成形特性とし
て評価し、270℃の熱老化試験を行つた。主要配
合物の変更と対応する試験結果を、下記に示す。
【表】 上記のデータから成形特性は、樹脂含有量を変
更することにより調整できる。予想通りに、樹脂
含有量が多ければオリフイス流れは高くなり、成
形コンパウンドは軟かくなる。老化寿命へのアク
リロニトリル−ブタジエン コポリマーゴム置換
含有量の効果も判る。ゴム含有量が低いと、老化
寿命は短かくなる。また、硫黄を0.2%から0.4%
に増加すると、熱老化、特に低ゴム含有量で更に
利点が得られる。従つて、性能特性の範囲は前記
成分の割合を変えることが可能となる。 図面を参照して、本発明の効果を更に詳述す
る。 第1図には、重量損失率(%)対老化時間
(270℃)の対数グラフを、前記実施例のうちのい
くつかのフエノール成形配合物について示してあ
る。次表は、第1図の結果を総括したものであ
る。
【表】 ジエン コポリマーと
0.19%硫黄)
第1図と上記の表から、熱老化へのゴムと硫黄
添加剤の有効性がグラフの上から判る。硫黄単独
でも重要特性の維持が52%も改善され、またゴム
単独でも152%改善されるが、全く意外なことに、
両者を同一配合物に用いると、対照にくらべて
416%も改善された。この相乗効果(416%)は、
当業者がゴムと硫黄の両方を用いた時に予想する
もの(即ち52%+152%=204%)の約2倍であ
る。これらの驚異的で意外な効果は、フエノール
成形材料の熱老化性の改善で劇的なものである。 第2図と第3図には、上記曲線16と実施例1
のBの両方に対応する本発明の変性配合物を、先
行技術フエノール成形コンパウンドと比較図示し
てある。第2図では、曲線18は商品名MX−
582の名でプラスチツク・エンジニヤリング・カ
ンパニーで製造されているフエノール成形組成物
に対応し、曲線10′は実施例1の対照配合物A、
曲線16′は配合物Bに対応するものである。 第2図では、1/8×5インチ屈曲棒状物を235℃
の温度で行つた熱老化試験を、保持重量対老化時
間曲線として図示してある。この結果から、曲線
16(配合物B)に示すように、本発明の熱安定
化性がよく改善されていることが判る。次表は、
第2図の結果を総括したものである。
【表】 この手段は、高温下での長時間に亘る各種性質
の保持を測定する最良の方法である。10%重量損
失は、50%曲げ強度に近似するもので、本発明の
フエノール組成物、即ち組成物B(曲線16′)は
長時間の試験にわたつてその機械的性質の多くを
保持しており、他のフエノール材料は本発明にく
らべて性質がかなり低下している。205℃の別の
試験では、配合物Bの試料は180日間の熱老化試
験でもとの重量のほゞ96%を保持した。 第3図には、曲げ強度対老化時間のグラフを、
第2図と同じ組成物について示したものである。
即ち、16″,10″,18′は、それぞれ配合物
A、B、MX−582Pに対応するものである。ここ
でも、ゴムと硫黄の両方を添加した本発明の変性
配合物Bの望ましい利点である性質が明示されて
いる。180日間にわたる期間で、配合物Bのコン
パウンドは、その曲げ強度を殆んど保持したのに
対して、対照AとMX−582コンパウンドは、は
るかに短時間でかなりの曲げ強度損失を受けてい
る。 上述のように、本出願人は、熱老化を改善する
エラストマーは老化につれてもろくなるもの、例
えばブタジエンゴムであり、一方老化につれて軟
化するもの(即ちブチルゴム、天然ゴム、アクリ
レート、ゴム、ポリイソプレン等)は熱老化の改
善に貢献しないことを意外にも見出した。一つの
考えられる理論的の解釈は(但しこの機構に限定
されるものではない)、高温酸化性老化につれて
軟化するゴムは、ポリマー鎖の分断と分断ポリマ
ー鎖の低分子量部(揮発分として)の損失により
軟化するということである。この材料損失で、フ
エノール コンパウンド中に空隙部ができて、こ
の空隙部がフエノール樹脂の劣化で形成される空
隙部にその効果の上で付加される。空隙部の効果
は、構造的に材料を弱化させるだけでなく、更に
急速に酸素侵入通路を作り、また樹脂への酸素作
用表面積を増大させ、熱老化反応を促進させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の配合物を含む若干の配合物に
ついての重量損失率(%)と老化時間の対数グラ
フ、第2図は本発明の配合物を一種含む若干の配
合物についての重量保持率(%)と老化時間のグ
ラフ、また第3図は本発明の配合物を一種含む若
干の配合物についての曲げ強度と時間のグラフで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱硬化性フエノール樹脂;ガラス、アスベス
    ト、炭素セラミツクおよびセルロースからなる群
    から選択した強化材料;加熱したとき脆くなるゴ
    ム組成物;および少なくとも1種の硫黄供与化合
    物から本質的になる耐熱性フエノール樹脂成形材
    料であつて、前記硫黄供与化合物が全成形材料の
    1.6重量%未満の有効重量%を有し;前記フエノ
    ール樹脂が前記ゴム組成物より大なる重量%で存
    在し;そして加熱したとき脆くなる前記ゴム組成
    物および前記硫黄供与化合物が組合されて、前記
    フエノール樹脂成形材料の熱劣化に対する抵抗性
    を与えることを特徴とする耐熱性フエノール樹脂
    成形材料。 2 熱硬化性フエノール樹脂が、硬化剤とレゾー
    ル、硬化剤とノボラツク、硬化剤とレゾールおよ
    びノボラツク、または硬化剤とフエノール−ホル
    ムアルデヒドからなる群から選択したフエノール
    樹脂の少なくとも一種である特許請求の範囲第1
    項記載の成形材料。 3 熱硬化性フエノール樹脂が全成形材料の15〜
    40重量%である特許請求の範囲第1項記載の成形
    材料。 4 繊維強化材料が、粉砕状または切断繊維状で
    ある特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 5 繊維強化材料が全成形材料の10〜40重量%で
    ある特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 6 ゴム組成物が、ブタジエンゴムコンパウンド
    である特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 7 ブタジエンゴムコンパウンドが、アクリロニ
    トリル−ブタジエンコポリマーラテツクス、粉状
    アクリロニトリル−ブタジエンコポリマー(前架
    橋処理)、ブタジエン−スチレン−ビニルピリジ
    ンターポリマーラテツクス、ブタジエン−スチレ
    ンコポリマーラテツクスおよびカルボキシ末端ブ
    タジエン−スチレンコポリマーラテツクスからな
    る群から選ばれたブタジエンコンパウンドの少な
    くとも一種である特許請求の範囲第6項記載の成
    形材料。 8 ゴム組成物が、全成形材料の有効重量%であ
    る特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 9 有効ゴム組成物が、全成形材料の3〜8重量
    %である特許請求の範囲第8項記載の成形材料。 10 硫黄供与化合物が、テトラメチルチウラム
    または2,2′−ジチオビスベンゾチアゾール、二
    硫化モルホリン、一硫化テトラメチルチウラム、
    六硫化ジペンタメチレンチウラムからなる群から
    選ばれた硫黄供与化合物の少なくとも一種である
    特許請求の範囲第1項記載の成形材料。 11 硫黄供与化合物が、全成形材料の0.19〜
    1.6重量%である特許請求の範囲第1項記載の成
    形材料。 12 充填剤、硬化促進剤、離型剤、顔料および
    架橋剤からなる群から選ばれた添加材料を含有す
    る特許請求の範囲第1項記載の成形材料。
JP59216013A 1983-10-14 1984-10-15 熱安定性フエノール樹脂成形材料 Granted JPS60108459A (ja)

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BE900821A (fr) 1985-02-01
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