JPH0562135A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0562135A
JPH0562135A JP3226286A JP22628691A JPH0562135A JP H0562135 A JPH0562135 A JP H0562135A JP 3226286 A JP3226286 A JP 3226286A JP 22628691 A JP22628691 A JP 22628691A JP H0562135 A JPH0562135 A JP H0562135A
Authority
JP
Japan
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transducer
head
magnetic head
magnetic
carriage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3226286A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Maeda
雅也 真栄田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0562135A publication Critical patent/JPH0562135A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドなどのトランスデューサをヘッド
キャリッジに簡単な構造でかつきわめて高い取付精度で
位置決めして接着固定する。 【構成】 磁気ヘッドなどのトランスデューサを接着固
定するヘッドキャリッジの前記トランスデューサ接着部
の略中心に突起を形成し、この突起に前記トランスデュ
ーサの接着面を当接させてトランスデューサの取付位置
決め調整を行うことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気ヘッドなどの情
報記録用のトランスデューサを介して映像情報などをデ
ィスクなどの記録媒体に記録する磁気記録再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子スチルカメラによる映像情報
記録システムが提案されているが、これは、2インチの
フロッピーディスクに同心円状の50本のトラックを形
成し、50枚の静止画像情報を記録する磁気ディスク記
録システムである。この種のディスク記録装置の一例を
図4の磁気記録再生装置の要部分解斜視図と図5の磁気
ヘッドの接着部平面図に示す。
【0003】図4および図5において、1は磁気ヘッ
ド、1aは磁気ヘッド1の先端に配設された磁気コア、
1bは磁気ヘッド1のベース、2は磁気ヘッド1が載置
接着される腕部2aを有するヘッドキャリッジ、3はヘ
ッドキャリッジ2の駆動時に不図示の磁気ディスク(以
下ディスクという。)の中心方向に移動を案内するガイ
ド軸であり、4は不図示のディスクを固定するスピンド
ル部4aを備え、所定の回転数で磁気ディスクを回転駆
動するスピンドルモータである。
【0004】以上の構成において、ヘッドキャリッジ2
がガイド軸3に案内されて、磁気ヘッド1をスピンドル
モータ4の回転中心に対し半径方向に移動させ、前述し
た如く、順次環状トラックを形成して磁気ヘッド1によ
り画像情報が不図示のディスク上に記録される。
【0005】この磁気ヘッド1をヘッドキャリッジ2上
に載置接着する際の位置固定精度としては、スピンドル
モータ4のスピンドル部4aのディスク取付部を基準に
3次元的に誤差数μm以下の精度が要求される。例え
ば、図4において、磁気ヘッド1の高さ方向即ち矢印A
方向に関しては、倒れも含めて±5μm程度とし、ま
た、磁気ヘッド1の磁気ギャップを中心とした回転方向
即ち矢印B方向のずれ(アジマス誤差)は±5´程度と
することが要求されている。この様な磁気ヘッド1の位
置決め手段としては、磁気ヘッド1をヘッドキリャッジ
2の腕部2aに、ある間隙を介して接着剤により接着す
るよう構成し、この接着の際に顕微鏡などの拡大光学系
で、磁気ヘッド位置をモニタしながら、磁気ヘッド1の
高さ方向並びにアジマス方向の位置調整を行い、正規の
基準位置に位置させた状態で接着固定するという方法が
採られている。
【0006】この方法によれば、図5に示したように、
ヘッドキャリッジ2の腕部2aと磁気ヘッド1のベース
1bの接着面Sとの間に図中tで示した厚みの接着層が
形成されているが、ヘッドキャリッジ2と、磁気ヘッド
1の初期位置誤差により、この接着層の厚みtにバラツ
キが生じ、接着剤硬化時の収縮により、硬化後の磁気ヘ
ッド1の姿勢にバラツキが生じるという欠点があった。
【0007】また、この接着部を互いに突き合わせて、
接着しようとすると、接着層の厚みtはほぼ均一になる
が、前述したアジマスの調整が不可能となり、アジマス
調整用の別機構が必要となるので、磁気ヘッド取付部の
構造の複雑化、大型化を招いてしまうなどの問題があっ
た。
【0008】この発明は以上のような従来例の問題点を
解消するためになされたもので、磁気ヘッドのヘッドキ
ャリッジへの取付時に、アジマスの調整を含めた磁気ヘ
ッドの位置決め精度がきわめて高く、従って、磁気ヘッ
ドの取付精度のきわめて優れた磁気記録再生装置の提供
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、この発明に係
る磁気記録再生装置は、情報記録用のトランスデューサ
をヘッドキャリッジに接着固定して成る磁気記録再生装
置において、前記ヘッドキャリッジの前記トランスデュ
ーサ接着部の略中心に突起を設け、この突起に前記トラ
ンスデューサの接着面を当接させてトランスデューサを
前記ヘッドキャリッジに接着固定するとともに、さら
に、前記トランスデューサは磁気ヘッドとし、前記突起
部は前記磁気ヘッドのアジマス調整軸と略一致する軸線
上に線もしくは点で前記磁気ヘッドの接着面と当接する
形状に形成することにより、前記目的を達成しようとす
るものである。
【0010】
【作用】以上のような構成としたこの発明に係る磁気記
録再生装置は、情報記録用のトランスデューサを接着固
定するヘッドキャリッジの前記トランスデューサ接着部
の略中心に突起を形成し、この突起に前記トランスデュ
ーサの接着面を当接させてトランスデューサの取付位置
を調整して接着固定すると共に、前記トランスデューサ
を磁気ヘッドとし、この磁気ヘッドの取付位置とアジマ
スの調整を行うようにしたので、前記磁気ヘッドなどの
トランスデューサのヘッドキャリッジへの接着固定に際
して、取付位置やアジマスの調整が容易かつ的確にな
り、前記磁気ヘッドなどのトランスデューサのヘッドキ
ャリッジへの取付精度がきわめて高くなる。
【0011】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図に基づいて
説明する。
【0012】(構成)図1はこの発明の一実施例を示す
磁気記録再生装置の磁気ヘッド取付部の要部構成斜視説
明図、図2は上記実施例の磁気ヘッドが接着固定された
ヘッドキャリッジの部分平面図である。なお、従来例と
同一または相当部分は同一符号で表す。
【0013】図1および図2において、1はトランスデ
ューサTの一例である磁気ヘッド、2Aはヘッドキャリ
ッジ、2bはヘッドキャリッジ2Aの腕部2aの磁気ヘ
ッド1取付部中心に上下方向に堤状に突設された断面が
半円状の突起であり、cは磁気ヘッド1の接着部の中心
である。
【0014】(動作)以上の構成に基づいて動作を説明
する。まず、磁気ヘッド1のベース1bの接着面Sに接
着剤を塗布して、ヘッドキャリッジ2Aの腕部2aに突
設された堤状の突起2bの稜線に、ベース1bの中心を
合わせて図1の矢印C方向に付勢した状態で接着面Sを
当接させる。
【0015】つづいて、磁気ヘッド1の図1の矢印A方
向の位置調整と同じく図の矢印Bに示す方向のアジマス
調整とを行う。この時、突起2bにベース1bが当接し
ており、線接触する稜線を支点として位置調整が行われ
るので、調整はきわめて容易かつ的確に行われると共に
接着層の厚みtも規制される。
【0016】位置調整が終了したら、接着剤が十分に硬
化するまで、矢印C方向の付勢を維持して磁気ヘッド1
の取付姿勢を保つことにより、接着剤硬化時の接着剤の
収縮による取付姿勢への影響が防止され、突起2bの高
さを接着層の厚みの基準として、きわめて高い精度で磁
気ヘッド1がヘッドキャリッジ2Aの腕部2aに接着固
定される。
【0017】次に、図3にこの発明の他の実施例の磁気
記録再生装置のヘッドキャリッジの要部の部分斜視図を
示す。なお、図中上記実施例と同一または相当部分は同
一符号で表す。
【0018】図3において、2Bはヘッドキャリッジ、
2cは腕部2aの磁気ヘッド取付中心位置に設けられた
半球面状の突起である。
【0019】以上の構成において、不図示の磁気ヘッド
のベースの接着中心位置を突起2cの頂点に当接させ
て、磁気ヘッドの取付位置の調整を行う。取付調整は上
記実施例と同様であるので、詳細の説明を省略する。
【0020】この実施例の場合は、腕部2aへの当接は
突起2cの頂点での点接触となるために、取付方向の角
度調整は調整の自由度が大きくなり、従って腕部2aの
磁気ヘッド取付面の垂直面の誤着に対しても微調整が可
能となる。
【0021】以上のように、ヘッドキャリッジの磁気ヘ
ッドなどのトランスデューサの接着部に設けた突起によ
って、構造が簡単で極めて磁気ヘッドなどのトランスデ
ューサの取付精度の優れた磁気記録再生装置を安価で提
供できるのみならず、磁気ヘッドのアジマス調整機構が
省略できるので小形化が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、情報記録用のトランスデューサを接着固定するヘッ
ドキャリッジの前記トランスデューサ接着部の略中心に
突起を設け、この突起に前記トランスデューサの接着面
を当接させて接着位置を調整して接着固定するようにし
たので、接着層の厚さの寸法管理がきわめて容易かつ正
確となり、磁気ヘッドなどのトランスデューサの取付位
置の精度が大幅に向上されるだけでなく、トランスデュ
ーサが磁気ヘッドの場合前記突起によってアジマスの調
整もきわめて正確となり、かつアジマスの調整機構が不
要となり、磁気記録再生装置の原価低減と小形化を計る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す磁気記録再生装置
の磁気ヘッド取付部の要部構成斜視説明図である。
【図2】 上記実施例の磁気ヘッドが接着固定されたヘ
ッドキャリッジの部分平面図である。
【図3】この発明の他の実施例のヘッドキャリッジの要
部形状を示す部分斜視図である。
【図4】 従来例の磁気記録再生装置の磁気ヘッド取付
部の要部構成斜視説明図である。
【図5】 上記従来例の磁気ヘッドが接着固定されたヘ
ッドキャリッジの部分平面図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2A,2B ヘッドキャリッジ 2b,2c 突起 c 接着部の中心 S 接着面 T トランスデューサ なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録用のトランスデューサをヘッド
    キャリッジに接着固定して成る磁気記録再生装置におい
    て、前記ヘッドキャリッジの前記トランスデューサ接着
    部の略中心に突起を設け、この突起に前記トランスデュ
    ーサの接着面を当接させてトランスデューサを前記ヘッ
    ドキャリッジに接着固定することを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記トランスデューサは磁気ヘッドと
    し、前記突起部は前記磁気ヘッドのアジマス調整軸と略
    一致する軸線上に線もしくは点で前記磁気ヘッドの接着
    面と当接する形状に形成したことを特徴とする請求項1
    記載の磁気記録再生装置。
JP3226286A 1991-09-06 1991-09-06 磁気記録再生装置 Withdrawn JPH0562135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226286A JPH0562135A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226286A JPH0562135A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562135A true JPH0562135A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16842836

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3226286A Withdrawn JPH0562135A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 磁気記録再生装置

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JP (1) JPH0562135A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203