JP2953473B2 - 磁気ディスク装置並びに該装置に用いるディスク及びその組み込み方法 - Google Patents

磁気ディスク装置並びに該装置に用いるディスク及びその組み込み方法

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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 磁気ディスク装置並びに該装置に用いるディスク及び
その組み込み方法に関し、 安定性・信頼性等に優れるディスク及びこれが組み込
まれ得る磁気ディスク装置を提供することを目的とし、 磁気ディスク装置に組み込まれ得るディスクであっ
て、サーボ情報書き込みのための回転中心位置を規定し
得る基準部を有するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、サーボ情報を書き込むサーボディスクが組
み込まれ得る磁気ディスク装置並びに該装置に用られ得
るディスク及びその組み込み方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、磁気ディスク装置においては、その機械的な組
み立ての後に、装置自体でディスクにサーボ情報を書き
込んでいる。すなわち、装置のスピンドルにディスクを
装着し、これを中心に回転させてディスクにサーボ情報
を書き込む。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、商品という性質上、比較的華奢な構造から
成る磁気ディスク装置内で、サーボ制御上極めて重要な
サーボ情報の書き込みを行うことは、本来その品質上好
ましいことではない。
そこで、別の観点から問題の解決を図り、従来のよう
な不都合を伴うことのない安定性・信頼性等に優れる磁
気ディスク装置及びディスク等を提供することをその課
題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明に係るディスク媒体
は、記録面に垂直な方向に所定の厚みを有する部材が、
内周縁に沿った領域に同心的に固定されてなり、押圧部
材によってディスク装置のスピンドルに固定され得るデ
ィスク媒体であって、前記厚みを有する部材の外側部の
少なくとも3個所に、且つ中心から等距離に記録面に垂
直な平面からなる基準部が形成されることを構成上の特
徴とする。
本発明に係るディスク装置は、回転自在に支持される
スピンドルと、前記スピンドルの周囲に支持されるディ
スク媒体と、前記ディスク媒体を前記スピンドルに押圧
する押圧部材と、前記スピンドルの軸線方向に所定厚さ
を有し、該ディスク媒体面の内周縁に沿った領域に同心
的に固定され、外側部の少なくとも3個所に、且つ中心
から等距離に、該ディスク媒体面に垂直な平面からなる
基準部が形成されてなる同心部材と、を有することを構
成上の特徴とする。
本発明に係るディスク媒体のディスク装置への組み込
み方法は、ディスク媒体面の内周面に沿った領域に同心
的に固定され、外側部の少なくとも3個所に、且つ中心
から等距離に、該ディスク媒体面に垂直な平面からなる
基準部を有してなるディスク媒体のディスク装置への組
み込み方法であって、ディスク媒体をディスク装置のス
ピンドルの周囲に搭載し、その後、前記基準部に基づい
て該ディスク媒体の回転の中心を求め、該ディスク媒体
の中心がディスク装置のスピンドルの中心と一致するよ
うに、該ディスク媒体の位置を制御することを構成上の
特徴とする。
〔作 用〕
ディスクに、回転中心位置を規定し得る基準部を設け
たため、これを基準にしてサーボ情報を書き込むことに
より、記録精度が著しく向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例における磁気ディスク装置
の内部を見得るようにした平面図、第2図は第1図のII
−II線に沿い矢印方向から見た側面断面図である。
これらの図に基づいて磁気ディスク装置1について簡
単に説明すると、磁気ディスク装置1は基本的にディス
ク駆動部2及びヘッド駆動部3から成る。
ディスク駆動部2は、複数枚の円板状のディスク5
と、それらが間隔リング6を間に介して等間隔に装着さ
れた、筐体7に対して上下を軸受で回転自在に支承され
たスピンドル8と、それを回転駆動するモータ9とを有
する。
スピンドル8に交互に積み重ねられたディスク5及び
間隔リング6は、スピンドル8の一端側(図では上側)
にビス止め締結された押圧リング11によってスピンドル
軸線方向に押圧されてスピンドル8と一体回転自在に連
結されている。
ヘッド駆動部3は、記録・再生用の複数個のヘッド14
と、ヘッド14を先端部に有し各ディスク面にそれを位置
させる複数個のアーム15と、そこを中心にアーム15(ヘ
ッド14)が回転し得るようにこれを支持する軸16と、軸
16を挟んでヘッド14と反対の側に位置するヘッド14回動
駆動用のモータ部(VCM)17とを有する。
ところで、第2図においてディスク5に挟まれた中央
に位置するものはサーボ情報が記録されたサーボディス
ク25であり、この構造につき第3及び4図を参照して簡
単に説明する。
サーボディスク25は、ドーナツ上の円板26を両側から
リング部材27,28で同心的に狭み込みビスで共締めした
ような構造から成る、少なくとも一方のリング部材(例
えば27)の側部には、ディスク面にそれぞれ垂直な鏡面
仕上げされた例えば3つの基準面30(30a,30b,30c)
が、後述するサーボ情報書き込み時の位置決めのために
均等に形成されている。
このサーボディスク25は、予め単体のままで、換言さ
れば磁気ディスク装置に組み込まれる前にサーボ情報が
記録されるが、その工程の一例につき、第5図を参照し
て簡単に説明する。
同図において、51はサーボ情報書き込み(以下、ST
W)のためにディスクの微少位置制御を可能とした閉ル
ープ式の装置(以下、STW用装置)である。このSTW用装
置51は、そのベース52に組み込まれた高回転精度を有す
るエアースピンドル53(一部のみ描いた)、エアースピ
ンドル53の段付き基部53aにこれからサーボ情報を記録
しようとするサーボディスク25をエアースピンドル53に
セットする際に該段付き基部53aとでこれを脱着自在に
挟着するエアークランプ55(サーボディスク25の取り外
し時には、中央側に退避移動し得る)、レーザー変位計
57、ディスク面にサーボ用トラックを記録するヘッドを
具えたサーボライタ59、及びサーボディスク25の搬送・
位置決め等のための(油圧又は圧電アクチュエータ等を
用いた)チャッキングロボット61を有する。
このようなSTW用装置51においては、先ずチャッキン
グロボット61によってエアースピンドル52の段付き基部
53aに置かれたサーボディスク25は、レーザー変位計57
によりそのリング部材27に設けてある3つの基準面30a,
30b,30cから求まる回転中心とエアースピンドル53の回
転中心とが一致するようにセットされる。
そして、このサーボディスク25は正確に回転せしめら
れ、そのディスク面にはサーボライタ59により所定のサ
ーボ用トラックが記録される。
このように極めて精度良い回転支持状態でSTWを行う
ことができるために、このサーボディスクの記録精度や
これを組み込む磁気ディスク装置の性能等が飛躍的に向
上し得る。
次に、単体でSTWが行われたこのサーボディスクを磁
気ディスク装置に組み込む技術について以下、説明す
る。
本実施例においては、このサーボディスクを直ちに磁
気ディスクに組み込まずに、サーボディスクをスピンド
ルに装着してスピンドル組み立て体を形成した後、これ
を磁気ディスク装置に組み込む形成を採る。
すなわち、第6図を参照すると、71はスピンドル組み
立て体形成装置であり、この装置71は、スピンドル8を
その上下に軸受を装着したまま高精度に回転支持し得る
ような構造から成り、レーザー変位計73、サーボディス
ク25の搬送・位置決め等のためのチャッキングロボット
75、及びディスク5,25固定用の押圧リングをスピンドル
8に締結するためのビスの自動ねじ締装置(図示せず)
を有する。
このようなスピンドル組み立て体形成装置において
は、予めスピンドル8の下端の段付き大径部の側面にサ
ーボディスク25の基準面30と同様の基準面(特に図示せ
ず)を形成しておき、これを基準にしてレーザー変位計
73によりスピンドル8の回転中心を求める。
そして、チャッキングロボット75によって把持したサ
ーボディスク25を、その基準面30を基準にしてレーザー
変位計73によりスピンドル8の回転中心と一致するよう
に制御・位置決めし、押圧リング11を自動ねじ締装置に
よりビス止めすることにより、ディスク5及びサーボデ
ィスク25が一体的に結合されたスピンドル組み立て体が
出来上がる。
このようにスピンドル8の回転中心とサーボディスク
25の回転中心とが高精度に一致した状態でそれらを一体
結合できるために、これを組み込む磁気ディスク装置の
安定性や信頼性が著しく向上し得る。
〔発明の効果〕
以下記載したように本発明によれば、ディスクに対し
てサーボ情報を極めて精度良く記録することが可能とな
る。また、これを組み込む磁気ディスク装置の性能等が
飛躍的に向上し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気ディスク装置の
平面図、 第2図は第1図のII−II線に沿い矢印方向から見た側面
断面図、 第3図はサーボディスクの平面図、 第4図はサーボディスクの側面断面図、 第5図はサーボ情報書き込み用装置の全体概略側面図、 第6図はスピンドル組み立て体形成装置の全体概略側面
図である。 1……磁気ディスク装置、2……ディスク駆動部、 3……ヘッド駆動部、5……ディスク、 8……スピンドル、25……サーボディスク、 26……円板、27,28……リング部材、 30(30a,30b,30c)……基準面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 21/10 G11B 17/038 G11B 5/82

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録面に垂直な方向に所定の厚みを有する
    部材が、内周縁に沿った領域に同心的に固定されてな
    り、押圧部材によってディスク装置のスピンドルに固定
    され得るディスク媒体であって、 前記厚みを有する部材の外側部の少なくとも3個所に、
    且つ中心から等距離に、記録面に垂直な平面からなる基
    準部が形成されることを特徴とするディスク媒体。
  2. 【請求項2】回動自在に支持されるスピンドルと、 前記スピンドルの周囲に支持されるディスク媒体と、 前記ディスク媒体を前記スピンドルに押圧する押圧部材
    と、 前記スピンドルの軸線方向に所定厚さを有し、該ディス
    ク媒体面の内周面に沿った領域に同心的に固定され、外
    側部の少なくとも3個所に、且つ中心から等距離に、該
    ディスク媒体面に垂直な平面からなる基準部が形成され
    てなる同心部材と、 を有することを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】ディスク媒体面の内周面に沿った領域に同
    心的に固定され、外側部の少なくとも3個所に、且つ中
    心から等距離に、該ディスク媒体面に垂直な平面からな
    る基準部を有してなるディスク媒体のディスク装置への
    組み込み方法であって、 ディスク媒体をディスク装置のスピンドルの周囲に搭載
    し、 その後、前記基準部に基づいて該ディスク媒体の回転の
    中心を求め、該ディスク媒体の中心がディスク装置のス
    ピンドルの中心と一致するように、該ディスク媒体の位
    置を制御することを特徴とするディスク媒体のディスク
    装置への組み込み方法。
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