JP2001307446A - ディスク、ディスクの製造方法および情報記録再生装置 - Google Patents

ディスク、ディスクの製造方法および情報記録再生装置

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JP2001307446A
JP2001307446A JP2000121522A JP2000121522A JP2001307446A JP 2001307446 A JP2001307446 A JP 2001307446A JP 2000121522 A JP2000121522 A JP 2000121522A JP 2000121522 A JP2000121522 A JP 2000121522A JP 2001307446 A JP2001307446 A JP 2001307446A
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servo pattern
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English (en)
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Yuzo Seo
雄三 瀬尾
Yoji Arita
陽二 有田
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードディスク等の情報記録再生装置に適用
される情報記録媒体としてのディスクであって、トラッ
キングサーボ用のサーボパターンが正確に同心状に書込
まれたディスク、当該ディスクの製造方法および当該デ
ィスクを組み込んだ情報記録再生装置を提供する。 【解決手段】 ディスクは、トラッキングサーボ用のサ
ーボパターンを記録して成り、中心部には、情報記録再
生装置の回転軸(3)に緩みなく装着可能なハブ構造部
(2)が設けられ、サーボパターンは、ハブ構造部
(2)の回転中心を基準として基板部(2)に記録され
ている。また、ディスクの製造方法は、書込ヘッドを使
用した書込工程、マスターディスクからサーボパターン
を転写する磁気転写方式の転写工程、または、マスクか
らサーボパターンを転写する加熱磁気転写方式の転写工
程の何れかを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク、ディス
クの製造方法および情報記録再生装置に関するものであ
り、詳しくは、ハードディスク装置などの情報記録再生
装置に適用される情報記録媒体としてのプレサーボディ
スクであって、トラッキングサーボ用のサーボパターン
が正確に当該ディスクと同心状に書込まれたディスク、
当該ディスクの製造方法および当該ディスクを組み込ん
だ情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置などの情報記録再生
装置においては、情報記録媒体としてのディスクの情報
を読書きする際、ディスクから得られるトラッキングサ
ーボ用のサーボ信号を利用し、ヘッドの走行位置を制御
している。周知の通り、情報記録媒体としてのディスク
は、アルミニウムやガラスの薄肉の基板上に記録層を構
成したものであり、サーボ信号は、予め記録層に書込ま
れたサーボトラックのパターンを読取ることによって得
られる。
【0003】サーボトラックは、サーボライターによっ
て書込むことも出来るが、サーボライターは、情報記録
再生装置に組み込まれたディスクに対し、情報記録再生
装置のヘッドを機械的に外部から制御してサーボトラッ
クを書込む書込補助装置であり、書込処理に多くの時間
を要し、また、サーボライター自体も高価である。その
ため、昨今、情報記録再生装置に組み込まれるディスク
としては、スピンスタンド装置などの書込専用装置によ
って予めサーボパターンが書込まれた所謂プレサーボデ
ィスクが利用される。
【0004】ところで、サーボパターンが書込まれたデ
ィスク(プレサーボディスク)は、情報記録再生装置の
回転軸(スピンドル)に装着した際、実際、ディスクの
中心が軸芯に精密に一致しないため、情報記録再生装置
に組み込まれたディスクの多くにおいては、上記サーボ
パターンが回転軸に対して偏心した状態となる。そこ
で、プレサーボディスクを使用する場合、情報記録再生
装置においては、ディスク上の偏心したサーボトラック
に対し、ディスクを情報記録再生装置に組み込んだ後、
基準パターンの偏心量を情報記録再生装置側のファーム
ウエアによって一旦測定し、そして、測定結果に基づ
き、偏心のないトラッキングパターンを新たに書き直す
方法などの補正手段が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報記
録媒体としての上記ディスク(プレサーボディスク)が
組み込まれた情報記録再生装置においては、上記の様な
補正手段を搭載するためにコストが増大する。勿論、サ
ーボパターンを書き直すことなく、ヘッドの位置を制御
することも出来るが、その場合は、ディスクの偏心量だ
けヘッドを多くトレースさせなければならないため、電
力消費を低減できないと言う問題も生じる。昨今、トラ
ック密度の向上に伴い、これらの問題がより顕著になっ
ている。
【0006】本発明は、上記の実情に鑑み、正確なサー
ボパターンの記録方法について種々検討の結果、ディス
ク自体の有する構造上の問題点ならびにサーボパターン
の記録手段と再生手段とが異なると言う問題点に着目し
て見出されたものである。本発明の目的は、ハードディ
スク装置などの情報記録再生装置に適用される情報記録
媒体としてのプレサーボディスクであって、トラッキン
グサーボ用のサーボパターンが正確に当該ディスクと同
心状に書込まれ、サーボ信号に関する処理コストを大幅
に低減できる様に改良されたディスク、当該ディスクの
製造方法および当該ディスクを組み込んだ情報記録再生
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のディスクは、トラッキングサーボ用のサー
ボパターンを基板部に記録して成る情報記録媒体として
のディスクであって、前記基板部の中心部には、情報記
録再生装置の回転軸に緩みなく装着可能なハブ構造部が
設けられ、かつ、前記サーボパターンは、前記ハブ構造
部の回転中心を基準として前記基板部に記録されている
ことを特徴とする。
【0008】上記ディスクにおいて、ハブ構造部は、情
報記録再生装置(サーボパターンを読取る装置)の回転
軸に緩みなく装着可能なため、回転軸に装着した際、当
該ハブ構造部の回転中心、すなわち、基板部の回転中心
を回転軸の軸芯に一致させることが出来る。そして、サ
ーボパターンは、ハブ構造部の回転中心を基準として記
録されているため、回転軸にハブ構造部を装着した状態
において、回転軸の軸芯に対して偏心なく同心状に位置
する。
【0009】また、上記ディスクにおいては、情報記録
再生装置の回転軸に対する装着精度を高めるため、ハブ
構造部は、基板部よりも肉厚に形成されているのが好ま
しい。そして、サーボパターンは、実質的な幾つかの部
位を基準として記録されている。すなわち、上記ディス
クの一態様において、ハブ構造部は、回転軸が嵌合する
円筒状の中心穴を備え、サーボパターンは、前記中心穴
の内周面を基準として記録されている。また、上記ディ
スクの他の態様において、ハブ構造部は、その回転中心
と同心の円周面を外周に有し、サーボパターンは、前記
ハブ構造部の外周面を基準として記録されている。
【0010】また、本発明に係るディスクの製造方法
は、上記ディスクを製造するための製造方法であって、
書込ヘッドが備えられた書込装置によって被書込ディス
クにサーボパターンを書込む書込工程を含み、被書込デ
ィスクとして、情報記録再生装置の回転軸および前記書
込装置の回転軸に緩みなく装着可能なハブ構造部が基板
部の中心部に設けられたディスクを使用し、そして、前
記書込装置の回転軸に被書込ディスクを装着し、前記書
込ヘッドの位置を制御することにより、被書込ディスク
の前記基板部にサーボパターンを書込むことを特徴とす
る。
【0011】上記ディスクの製造方法における書込工程
では、実質的な幾つかの部位を基準に書込ヘッドの位置
を制御することにより、被転写ディスクの回転中心を基
準として、偏心のない状態でサーボパターンを被書込デ
ィスクへ書込むことが出来る。すなわち、上記の製造方
法の一態様において、被書込ディスクのハブ構造部は、
書込装置の回転軸が嵌合する円筒状の中心穴を備え、書
込工程においては、前記中心穴の内周面を基準として書
込ヘッドの位置を制御する。また、他の態様において、
書込工程においては、被書込ディスクが装着された書込
装置の回転軸の外周面を基準として書込ヘッドの位置を
制御してもよい。あるいは、上記の製造方法の更に他の
態様において、被書込ディスクのハブ構造部は、その回
転中心と同心の円周面を外周に有し、書込工程において
は、前記ハブ構造部の外周面を基準として書込ヘッドの
位置を制御する。
【0012】また、本発明に係るディスクの製造方法
は、上記ディスクを製造するための製造方法であって、
磁気転写方式の転写装置によってマスターディスクから
被転写ディスクにサーボパターンを転写する転写工程を
含み、マスターディスクとして、これを支持する前記転
写装置の軸芯を基準としてサーボパターンが形成された
ディスクを使用し、かつ、被転写ディスクとして、情報
記録再生装置の回転軸および前記転写装置の軸に緩みな
く装着可能なハブ構造部が基板部の中心部に設けられた
ディスクを使用し、そして、前記転写装置の軸にマスタ
ーディスク及び被転写ディスクを同軸に装着し、マスタ
ーディスクを介して磁界を作用させることにより、被転
写ディスクの前記基板部にサーボパターンを転写するこ
とを特徴とする。
【0013】すなわち、上記ディスクの製造方法におい
ては、磁気転写方式によって被転写ディスクにサーボパ
ターンを転写する。その場合、転写装置の軸芯を基準と
してサーボパターンが形成されたマスターディスクと被
転写ディスクとを同軸に配置して転写することにより、
被転写ディスクの回転中心を基準として、偏心のない状
態でサーボパターンを被書込ディスクへ書込むことが出
来る。
【0014】また、本発明に係るディスクの製造方法
は、上記ディスクを製造するための製造方法であって、
加熱磁気転写方式の転写装置によってマスクから被転写
ディスクにサーボパターンを転写する転写工程を含み、
マスクとして、これを支持する前記転写装置の軸芯を基
準としてサーボパターンが形成されたマスクを使用し、
かつ、被転写ディスクとして、情報記録再生装置の回転
軸および前記転写装置の軸に緩みなく装着可能なハブ構
造部が基板部の中心部に設けられたディスクを使用し、
そして、前記転写装置の軸にマスク及び被転写ディスク
を同軸に装着し、マスクを介してエネルギー線を照射し
且つ磁界を作用させることにより、前記基板部にサーボ
パターンを転写する。
【0015】すなわち、上記ディスクの製造方法におい
ては、加熱磁気転写方式によって被転写ディスクにサー
ボパターンを転写する。その場合、写装置の軸芯を基準
としてサーボパターンが形成されたマスクと被転写ディ
スクとを同軸に配置して転写することにより、被転写デ
ィスクの回転中心を基準として、偏心のない状態でサー
ボパターンを被書込ディスクへ書込むことが出来る。
【0016】そして、本発明に係る情報記録再生装置
は、上記ディスクを組み込んで成る情報記録再生装置で
あって、前記ディスクが回転軸に装着されたディスク回
転機構と、前記ディスクに対して情報の書込および/ま
たは読取を行うヘッドと、前記ディスクに書込まれたサ
ーボパターンに基づいて前記ヘッドのトラッキングを制
御する制御手段とを備え、前記ディスクは、そのハブ構
造部が前記ディスク回転機構の回転軸に緩みなく装着さ
れていることを特徴とする。
【0017】すなわち、上記の情報記録再生装置におい
て、基板部のサーボパターンは、上記ディスクにおける
のと同様に、回転軸の軸芯に対して偏心なく同心状に位
置する。従って、ハブ構造部の回転中心を基準として読
取った場合、記録時の基準と同一の基準でサーボパター
ンを読取ることが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。図1〜図6は、各々、本発明に係るディス
クの主要部の構造を示す縦断面図である。
【0019】先ず、本発明のディスクについて説明す
る。本発明のディスクは、高速回転させながら情報の記
録および/または再生を行う情報記録媒体としてのディ
スクであり、主に、情報処理システムのハードディスク
装置などの情報記録再生装置に適用される。斯かるディ
スクは、図1に示す様に、トラッキングサーボ用のサー
ボパターンが記録された基板部(1)とハブ構造部
(2)とから成る。基板部(1)は、従来のディスクと
同様に情報を記録する薄板状の情報記録部分であり、概
略、Al合金、ガラス類、シリコン、チタン、セラミッ
クスあるいは硬質の合成樹脂から成る基板の表面に非磁
性下地層、記録層(磁性層)及び保護層を形成して構成
される。
【0020】ディスクの記録面(基板部(1)の記録
面)には、情報記録用のトラックが規定のフォーマット
に基づいて作成され、また、ヘッドの走行方向に直交す
る方向に連続する各トラック間の間隙には、サーボ信号
発生用のサーボ信号記録部(サーボトラック)が配置さ
れる。サーボ信号記録部には、ヘッドの位置決めのため
のトラッキングサーボ用の制御信号を発生させるサーボ
パターン(サーボ信号発生用の符号列)が記録される。
本発明において、サーボパターンは、ハードディスク装
置などの情報記録再生装置への組込み前に記録されてい
る必要がある。そして、斯かるサーボパターンは、サー
ボ信号を得るためのトラッキングパターンに限定される
ものではなく、当該トラッキングパターンを記録するた
めの基準パターン(リファレンス信号発生用の符号列)
でもよい。
【0021】従来のディスクは、外観上は平板状の円盤
であり、前述の通り、予め記録されたサーボパターン
は、偏心量が多く、情報記録再生装置においては、偏心
量に基づいてヘッドの位置修正やトラッキングパターン
の書き直し等を行うための補正手段が必要である。これ
に対し、本発明は、上記の様な補正手段を使用すること
なくサーボパターンを読取るため、ディスクの中心部に
は、基板部(1)よりも肉厚に形成されたハブ構造部
(2)が設けられる。ハブ構造部(2)は、ハードディ
スク装置などの実際にサーボパターンを読取る装置(以
下、「情報記録再生装置」と言う。)における回転機構
の回転軸(スピンドル)(3)に緩みなく装着可能に構
成される。そして、上記サーボパターンは、ハブ構造部
(2)の回転中心を基準として記録される。
【0022】図1に示す様に、ハブ構造部(2)は、例
えば、外周面の中央に周方向に沿って溝を備えた短軸の
饅頭状に形成される。基板部(1)は、ドーナツ状の薄
板であり、ハブ構造部(2)は、基板部(1)の中央開
口部に設けられる。ハブ構造部(2)は、通常、アルミ
ニウム、真ちゅう、鉄、ステンレス等の金属材料で構成
される。ハブ構造部(2)の材料としては、スパッタ成
膜前の基板部(1)に装着する場合は成形性以外に耐熱
性を要求されるため、アルミニウム合金などが好まし
い。また、サーボパターンの書込直前に装着する場合
は、ポリカーボネート、ナイロン、ABS樹脂などの合
成樹脂によってハブ構造部(2)を構成することも出来
る。
【0023】ハブ構造部(2)は、例えば、金属材料で
構成される場合、通常は研削加工などの機械加工によっ
て作製される。ハブ構造部(2)は、基板部(1)の厚
さの3〜10倍程度の肉厚に形成されることにより、そ
の厚さを利用し、情報記録再生装置の回転軸(3)に対
する装着時の精度、すなわち、嵌め合い精度を一層高め
ることが出来る。ハブ構造部(2)は、上記の様に、回
転軸(3)に緩みなく装着される必要があるが、具体的
には、回転軸(3)に対してハブ構造部(2)を圧入す
る様に、サーボパターンの記録の際の実質的な基準とな
る後述の中心穴(21)の直径は、回転軸(3)の直径
に対する公差を0〜−40μm程度、好ましくは−20
〜−40μmに設定される。なお、マイナスの公差は、
回転軸(3)の外径よりも中心穴(21)の直径が小さ
いことを意味する。
【0024】そして、ハブ構造部(2)は、例えばアル
ミニウム合金製の場合、少なくとも一端側が円筒状に形
成されたハブ構造部形成部材(図示省略)を基板部
(1)の中央開口部に挿入した後、挿入部分を恰もカシ
メ加工の様に変形させることにより、図示した形状に形
成でき且つ基板部(1)に装着できる。ハブ構造部
(2)は、基板部(1)の基板の作製後から基板部
(1)に対するサーボパターンの記録直前までの間の任
意の工程において装着できる。
【0025】サーボパターンは、ハブ構造部(2)の回
転中心を基準に記録される。具体的には、図1に示す様
に、ハブ構造部(2)は、例えば情報記録再生装置側の
回転軸(3)が緩みなく嵌合する円筒状の中心穴(2
1)を備えており、上記サーボパターンは、基板部
(1)に対し、ハブ構造部(2)の中心穴(21)の内
周面を基準として記録される(図1中の三角印が基準点
を示す)。これにより、ハブ構造部(2)の回転中心に
サーボパターンを同心状に記録することが出来、情報記
録再生装置に組み込んだ場合のサーボパターンの偏心を
防止できる。
【0026】サーボパターンの記録は、後述するディス
クの製造方法に適用される書込工程または転写工程にお
いて実施される。そして、本発明のディスクにおいて
は、図2に示す様に、書込装置又は転写装置(以下、適
宜「記録装置」と言う。)の回転軸又は軸(以下、適宜
「軸」と言う。)(4)に対するハブ構造部(2)の中
心穴(21)の嵌め合い公差を上記と同様にマイナスの
公差とする限り、サーボパターンの記録用の基準は、中
心穴(21)の内周面に代え、実質的に、記録装置側の
軸(4)の外周面によって得られる(図2中の三角印が
基準点を示す)。サーボパターン記録の際の軸(4)に
対するハブ構造部(2)の中心穴(21)の嵌合は、記
録後の取外しのためにハブ構造部(2)を軽く圧入する
程度であり、軸(4)の直径に対する中心穴(21)の
直径の公差は、0〜−10μm程度とされる。
【0027】ディスクは、上記の様に、少なくとも基準
パターンを含むサーボパターンが記録され、そして、情
報記録再生装置に組み込まれる。一般に、ハードディス
ク等の情報記録再生装置においては、一枚または複数枚
のディスクが組み込まれるが、例えば、複数枚のディス
クを組み込む場合は、複数枚を同軸状に配列して成るデ
ィスクパックとして組み込まれ、各ディスクの間には、
ヘッド配置用の隙間を設けるための環状のディスクスペ
ーサ(スペーサリング)が介装される。これに対し、本
発明のディスクは、肉厚のハブ構造部(2)が設けられ
ているため、ハブ構造部(2)の厚さを所要の厚さに設
計することにより、ディスクスペーサを使用することな
く簡単にディスク間の隙間を形成でき、また、回転軸
(3)に直接取り付けることが出来る。
【0028】本発明のディスクにおいて、ハブ構造部
(2)は、記録装置の軸(4)に対して上記の様な嵌め
合い公差で緩みなく装着でき、しかも、その肉厚構造を
利用して、すなわち、中心穴(21)の長さを利用して
軸(4)により高い寸法精度で傾きなく装着できるた
め、ハブ構造部(2)の回転中心、すなわち、基板部
(1)の回転中心を記録装置の軸(4)の軸芯に一致さ
せることが出来る。従って、基板部(1)の回転中心を
基準にサーボパターンを同心状に記録することが出来
る。
【0029】また、本発明のディスクは、情報記録再生
装置側の回転軸(3)に装着される場合、ハブ構造部
(2)は、情報記録再生装置の回転軸(3)に対して上
記の様な嵌め合い公差、−20〜−40μmの公差で緩
みなく装着され、しかも、記録装置におけるのと同様
に、その肉厚構造を利用して回転軸(3)に一層高い寸
法精度で傾きなく装着できるため、ハブ構造部(2)の
回転中心、すなわち、基板部(1)の回転中心を情報記
録再生装置側の回転軸(3)の軸芯に一致させることが
出来る。そして、基板部(1)に記録されたサーボパタ
ーンは、ハブ構造部(2)の回転中心を基準に予め記録
されているため、情報記録再生装置の回転軸(3)にハ
ブ構造部(2)を装着した状態において、ディスクのサ
ーボパターンは、回転軸(3)の軸芯に対して偏心なく
同心状に位置する。
【0030】換言すれば、本発明のディスクにおいて
は、ハブ構造部(2)の特定の構造によって軸に対する
精密な芯合わせができ、かつ、サーボパターンの記録時
の基準と読取時の基準を同一にすることが出来るため、
特段の補正手段を用いることなく、偏心のない状態のサ
ーボパターンをヘッドによって正確に読取ることが出来
る。また、予め記録されたサーボパターンが基準パター
ンのみの場合は、斯かる基準パターンに基づき、偏心の
ない状態のトラッキングパターンを正確に書込むことが
出来る。その結果、サーボ信号に関する処理コストをよ
り低減でき、特に、記録容量を高密度化する場合に有効
である。しかも、ヘッドのトレース量が一層少なくなる
ため、情報の読込および/または書込に要する消費電力
を一層低減できる。
【0031】また、図3及び図4に示す様に、本発明の
ディスクにおいては、実質的な基準を図1及び図2にお
けるハブ構造部(2)とは異なる部位に設けることも出
来る。すなわち、図3及び図4に示す本発明のディスク
において、ハブ構造部(2)は、その回転中心と同心の
円周面を外周に有し、サーボパターンは、ハブ構造部
(2)の外周面(22)を基準として記録される。
【0032】具体的には、図3に示すハブ構造部(2)
は、例えば、上端側が円錐台状で且つ下端側が円柱状
(又は円柱状)の上記と同様の短軸の饅頭状に形成さ
れ、円錐台と円柱の境界部分に周方向に沿って溝を備え
ている。そして、前述の態様と同様に、情報記録再生装
置の回転軸(3)及び記録装置の軸(4)に緩みなく装
着可能に構成される。しかも、ハブ構造部(2)の円柱
部分は、中心線に直行する断面を真円に形成されてお
り、サーボパターンは、ハブ構造部(2)の円柱部分の
外周面(22)を基準として記録される(図3中の三角
印が基準点を示す)。基板部(1)の構成およびハブ構
造部(2B)の材料構成などは、図1のディスクにおけ
るのと同様である。
【0033】上記の様に、ハブ構造部(2)の外周面
(22)が当該ハブ構造部の回転中心を中心として真円
に形成されている限り、実質的に外周面(22)を基準
とした場合も、ハブ構造部(2)の回転中心を基準とし
て、基板部(1)にサーボパターンを同心状に記録する
ことが出来る。図3に示す態様は、情報記録再生装置の
回転軸(3)や記録装置の軸(4)が露出していないか
又は小径のために基準とし難い場合に有効である。
【0034】他方、図4に示すハブ構造部(2)は、図
3と同様の略構造を有しており、比較的大きな直径で円
筒状に形成された情報記録再生装置の回転軸(3)及び
記録装置の軸(4)に対して緩みなく装着可能に構成さ
れる。すなわち、ハブ構造部(2)の円柱部分を回転軸
(3)及び軸(4)の先端開口部に嵌合させることによ
り装着される。斯かる大径の円筒状の回転軸(3)及び
軸(4)は、モータに直結する実際の回転軸に取り付け
られたケース状の回転体などに相当する。
【0035】この場合も、図3におけるのと同様に、ハ
ブ構造部(2)の外周面(22)及び回転軸(3)及び
軸(4)の断面が真円で且つその軸芯が偏心していない
限り、サーボパターンは、回転軸(3)及び軸(4)の
外周面を基準とすることにより、上記の態様と同様に、
ハブ構造部(2)の回転中心を基準として基板部(1)
に同心状に記録することが出来る。
【0036】そして、図3及び図4に示す本発明のディ
スクにおいても、情報記録再生装置に組み込んだ場合、
図1及び図2に示すディスクと同様に、ハブ構造部
(2)の緩みのない嵌合構造および肉厚構造によって軸
に対する精密な芯合わせができ、かつ、サーボパターン
の記録時の基準と読取時の基準を同一にすることが出来
るため、特段の補正手段を使用することなく、ヘッドに
よって正確にサーボパターンを読取ることが出来る。ま
た、予め記録されたサーボパターンが基準パターンのみ
の場合は、斯かる基準パターンに基づき、正確にトラッ
キングパターンを書込むことが出来る。なお、回転軸
(3)及び軸(4)は、これを軸受構造のインナーレー
スとして構成された軸であってもよい。斯かる構造の軸
は、外周面が回転中心に対して高い精度で同芯度を保持
しているので好ましい。
【0037】また、本発明のディスクにおいては、図1
〜図4の例に示す様にハブ構造部(2)の回転中心を基
準にサーボパターンが予め記録される限り、ハブ構造部
(2)を種々の形態に構成し得る。例えば、図5に示す
ハブ構造部(2)は、外周に大径部と小径部が形成され
た段差を有する2段円筒状のハブ本体(23)と、前記
の小径部に取り付けられる固定リング(24)とから構
成される。
【0038】ハブ本体(23)の中央には、情報記録再
生装置の回転軸(3)及び記録装置の軸(4)が緩みな
く嵌合し得る円筒状の中心穴(21)を備えている。ハ
ブ本体(23)の小径部は、基板部(1)の中央開口部
に前述の様な寸法公差で緩みなく嵌合する直径に形成さ
れており、そして、ハブ構造部(2)は、基板部(1)
の中央開口部に挿入されたハブ本体(23)の小径部の
外周に固定リング(24)を圧入することにより基板部
(1)に装着される。
【0039】上記のハブ構造部(2)を備えたディスク
においては、図1におけるのと同様に、ハブ本体(2
3)の中心穴(21)の内周面を基準としてサーボパタ
ーンが記録される。あるいは、図2におけるのと同様
に、中心穴(21)に嵌合する記録装置の軸(4)の外
周面を実質的な基準としてサーボパターンが記録され
る。更に、ハブ本体(23)の外周面(22)がハブ構
造部(2)の回転中心を中心として真円に形成されてい
る限り、図3におけるのと同様に、サーボパターンは、
ハブ本体(23)の外周面(22)を実質的な基準とし
て記録することも出来る。(図5中の三角印が各基準点
を示す)。
【0040】図5に示すディスクにおいても、前述の各
態様と同様に、ハブ構造部(2)の回転中心を基準とし
て、偏心のないサーボパターンを基板部(1)に記録す
ることが出来、そして、情報記録再生装置に組み込んだ
場合、ハブ構造部(2)の特定の構造によって軸に対す
る精密な芯合わせができ、かつ、サーボパターンの記録
時の基準と読取時の基準を同一にすることが出来るた
め、特段の補正手段を用いることなくサーボパターンの
正確な読取が可能であり、また、基準パターンに基づ
き、正確にトラッキングパターンを書込むことが出来
る。
【0041】また、本発明のディスクは、図6に示す様
に、基板部(1)と一体にハブ構造部(2)を形成する
ことも出来る。図6に示すディスクにおいて、ハブ構造
部(2)は、図1におけるのと略同様に、例えば、短軸
の饅頭状に形成され、その中心には、情報記録再生装置
側の回転軸(3)及び記録装置の軸(4)が緩みなく嵌
合する円筒状の中心穴(21)を備えている。そして、
サーボパターンは、基板部(1)に対してハブ構造部
(2)の回転中心を基準として、実質的には中心穴(2
1)の内周面を基準として記録される。あるいは、図2
の態様と同様に、サーボパターンは、記録装置側の軸
(4)の外周面を基準として記録される。(図2中の三
角印が各基準点を示す)。
【0042】図6に示すディスクにおいても、前述の各
態様と同様に、ハブ構造部(2)の回転中心を基準とし
て、偏心のないサーボパターンを基板部(1)に記録す
ることが出来、そして、情報記録再生装置に組み込んだ
場合、ハブ構造部(2)の特定の構造によって軸に対す
る精密な芯合わせができ、かつ、サーボパターンの記録
時の基準と読取時の基準を同一にすることが出来る。従
って、特段の補正手段を用いることなく、偏心のない状
態でサーボパターンの正確な読取が可能であり、また、
基準パターンに基づき、偏心のない状態のトラッキング
パターンを正確に書込むことが出来る。図6に示すディ
スクは、特に、上述の合成樹脂によって基板部(1)を
作製する場合、ハブ構造部(2)を一体成形できるた
め、製造コストをより一層低減できる。
【0043】更に、図6に例示する様に、サーボパター
ンの記録時の基準を中心穴(21)の内周面または当該
中心穴に嵌合させる回転軸(4)の外周面とする場合、
ハブ構造部(2)の中心穴(21)は、その中心線方向
の上下部分に比べ、中央部の直径が僅かに拡径された穴
であってもよい。すなわち、図6に示すハブ構造部
(2)の中心穴(21)は、情報記録再生装置側の回転
軸(3)及び記録装置の軸(4)を嵌合させた場合、当
該中心穴の両端縁部が回転軸(3)及び軸(4)に対し
て当接し、ハブ構造部(2)の回転中心を回転軸(3)
及び軸(4)の軸芯に一致させる様に形成される。
【0044】上記の構造の中心穴(21)は、射出成形
される樹脂製のハブ構造部(2)に好的であり、射出成
形の際に生じる「引け」を利用して形成できる。すなわ
ち、ハブ構造部(2)は、その外形を両端面側に比べて
中央部の直径が大きな図示する様な所謂饅頭形に形成す
ることにより、肉圧の大きな中央部において射出後に大
きな引けを発生させることが出来る。
【0045】通常、樹脂製のハブ構造部(2)において
は、成形精度の観点から回転軸(3)及び軸(4)に強
く圧入する様に中心穴(21)が形成されるが、中心穴
(21)が直管状に形成された場合には、回転軸(3)
及び軸(4)に装着した際、内周面の微小な成形不良に
よって基板部(2)に傾きを生じることもある。これに
対し、上記の様にハブ構造部(2)の中心穴(21)の
両端縁部が小径に形成されたハブ構造部(2)は、圧入
した回転軸(3)及び軸(4)による支持点が中心穴
(21)の両端縁部の2箇所となるため、これら軸に装
着した際の基板部(2)の傾きを確実に抑制できる。
【0046】次に、 上記ディスクを製造するための本
発明に係るディスクの製造方法を説明する。本発明に係
るディスクの製造方法は、従来のディスクと同様の方法
によって基板部(1)を作製する工程と、別途作製した
ハブ構造部(2)を基板部(1)に装着する工程と、基
板部(1)に所定のサーボパターンを記録する工程とか
ら主に構成される。また、一体成形の合成樹脂製ディス
クの場合は、前述の様に、基板部(1)とハブ構造部
(2)を一体に作製する工程と、基板部(1)に所定の
サーボパターンを記録する工程とから主に構成される。
【0047】本発明の製造方法としては、サーボパター
ンを記録する方式の違いによって幾つかの方法が挙げら
れる。先ず、本発明に係る第1のディスクの製造方法
は、上記の図1〜図6に示す様なディスクを製造するた
めの製造方法であり、書込ヘッドが備えられた書込装置
(記録装置)によって被書込ディスクにサーボパターン
を書込む書込工程を含む。斯かる書込工程においては、
被書込ディスクとして、情報記録再生装置の回転軸
(3)及び書込装置の回転軸(軸)(4)に緩みなく装
着可能なハブ構造部(2)が基板部(1)の中心部に設
けられたディスク(図1〜図6に示す構造のディスク)
を使用する。そして、書込装置の回転軸(4)に被書込
ディスクを装着し、書込ヘッドの位置を制御することに
より、被書込ディスクの基板部(1)にサーボパターン
を書込む。
【0048】上記の書込工程においては、書込装置とし
て、例えば前述のスピンスタンド装置が使用される。ス
ピンスタンド装置は、通常、多数枚の被書込ディスクを
同軸上に支持し、各被書込ディスクに対応する多数の書
込ヘッドによって各々にサーボパターンを書込む装置で
ある。斯かるスピンスタンド装置は、概略、被書込ディ
スクを支持するための軸(4)、レーザ干渉計などによ
って書込ヘッドを精密に位置決めするヘッド位置決め機
構、書込むべきパターンを予め記憶し且つヘッド位置決
め機構を制御する演算処理装置などから構成される。サ
ーボパターンは、前述の様に、少なくとも基準パターン
を含むパターンであればよい。
【0049】そして、上記の書込工程においては、被書
込ディスクが前述の様に軸(4)に緩みなく装着される
限り、予め準備されたパターンをハブ構造部(2)の回
転中心に偏心のない状態で基板部(1)に正確に書込む
ことが出来る。すなわち、上記の書込工程では、実質的
な幾つかの部位を基準に書込ヘッドの位置を制御するこ
とにより、偏心のない状態でサーボパターンを書込むこ
とが出来る。
【0050】具体的には、被書込ディスクのハブ構造部
(2)は、ディスクの各態様で詳述した様に、書込装置
の回転軸(4)が嵌合する円筒状の中心穴(21)を備
えており、書込工程においては、中心穴(21)の内周
面を基準として書込ヘッドの位置を制御する(図1、図
5又は図6の三角印参照)。また、上記の書込工程にお
いては、被書込ディスクが装着された書込装置の回転軸
(4)の外周面を基準として書込ヘッドの位置を制御し
てもよい(図2、図4、図5又は図6の三角印参照)。
あるいは、被書込ディスクのハブ構造部(2)がその回
転中心と同心の円周面(22)を外周に有している場
合、上記の書込工程においては、ハブ構造部(2)の外
周面(22)を基準として書込ヘッドの位置を制御して
もよい(図3、図4又は図5の三角印参照)。
【0051】換言すれば、上記の本発明のディスクの製
造方法によれば、サーボパターンを書込む際、書込装置
の回転軸(4)に対して特定の構造の被書込ディスクを
精密に芯合わせができ、そして、ハブ構造部(2)の回
転中心を基準として書込ヘッドの位置を制御するため、
予め準備されたサーボパターンを被書込ディスクへ偏心
のない状態で書込むことが出来、図1〜図6に示す様な
サーボパターンが正確に書込まれたディスクを製造でき
る。
【0052】また、本発明に係る第2のディスクの製造
方法は、上記の図1〜図6に示す様なディスクを製造す
るための製造方法であり、磁気転写方式の転写装置(記
録装置)によってマスターディスクから被転写ディスク
にサーボパターンを転写する転写工程を含む。斯かる転
写工程においては、マスターディスクとして、これを支
持する転写装置の軸芯を基準としてサーボパターンが形
成されたディスクを使用し、被転写ディスクとして、情
報記録再生装置の回転軸(3)及び転写装置の軸(4)
に緩みなく装着可能なハブ構造部(2)が基板部(1)
の中心部に設けられたディスク(図1〜図6に示す構造
のディスク)を使用する。そして、転写装置の軸(4)
にマスターディスク及び被転写ディスクを同軸に装着
し、マスターディスクを介して磁界を作用させることに
より、被転写ディスクの基板部(1)にサーボパターン
を転写する。
【0053】磁気転写方式の転写装置は、磁性体のパタ
ーンを形成したマスターディスクを被転写ディスクに押
し当て、斯かる状態で磁界を作用させることにより、マ
スターディスクに予め形成された磁性体のパターンを被
転写ディスクに転写する装置であり、斯かる装置は、概
略、マスターディスクと被転写ディスクを支持する共通
の軸(4)及び磁界発生手段とを備えている。マスター
ディスク予め形成されるサーボパターンは、前述の様
に、少なくとも基準パターンを含むパターンであればよ
い。
【0054】マスターディスクは、計測機器などを使用
して当該マスターディスクのサーボパターンの中心が精
密に軸芯に一致する様に軸(4)に予め取り付けられ
る。また、軸(4)は、被転写ディスクのハブ構造部
(2)の中心穴(21)に対して緩みなく嵌合する様に
設計される。ただし、この場合の中心穴(21)に対す
る軸(4)の嵌合状態は、転写終了後の被転写ディスク
の取り出しを容易にするため、ハブ構造部(2)の中心
穴(21)の直径の調整または回転軸(4)の外径の調
整により、マスターディスクとの嵌合に比べて少ない圧
入代で設定されるのが好ましい。すなわち、軸(4)の
直径に対するハブ構造部(2)の中心穴(21)の直径
の公差は、0〜−10μm程度である。
【0055】磁気転写方式による上記ディスクの製造方
法においては、被転写ディスクにサーボパターンを転写
する場合、転写装置の軸芯を基準としてサーボパターン
が形成されたマスターディスクと被転写ディスクとを同
軸に配置して転写することにより、被転写ディスクの回
転中心を基準として、偏心のない状態でサーボパターン
を被転写ディスクへ転写することが出来る。すなわち、
本発明のディスクの製造方法によれば、マスターディス
クと被転写ディスクを同軸に装着し、マスターディスク
と被転写ディスクの精密な芯合わせができるため、マス
ターディスクのサーボパターンを被転写ディスクへ偏心
のない状態で転写することが出来、図1〜図6に示す様
なサーボパターンが正確に記録されたディスクを製造で
きる。
【0056】また、本発明に係る第3のディスクの製造
方法は、上記の図1〜図6に示す様なディスクを製造す
るための製造方法であり、加熱磁気転写方式の転写装置
によってマスクから被転写ディスクにサーボパターンを
転写する転写工程を含む。斯かる転写工程においては、
マスクとして、これを支持する転写装置の軸芯を基準と
してサーボパターンが形成されたマスクを使用し、被転
写ディスクとして、情報記録再生装置の回転軸(3)お
よび転写装置の軸(4)に緩みなく装着可能なハブ構造
部(2)が基板部(1)の中心部に設けられたディスク
(図1〜図6に示す構造のディスク)を使用する。そし
て、転写装置の軸(4)にマスク及び被転写ディスクを
同軸に装着し、マスクを介してエネルギー線を照射し且
つ磁界を作用させることにより、基板部(1)にサーボ
パターンを転写する。
【0057】加熱磁気転写方式による上記の転写工程に
使用される転写装置は、レーザービーム等のエネルギー
線を所定のパターンで透過させるマスクと被転写ディス
クとを重ね合わせ、斯かる状態でエネルギー線を照射す
ることにより、マスクパターンに倣って基板部(2)の
磁性薄膜を局所的に加熱・軟化させると共に、磁界の作
用によって基板部(2)の軟化部分を磁化することによ
り、マスクのパターンを被転写ディスクに転写する装置
である。斯かる転写装置は、概略、マスクと被転写ディ
スクを支持する共通の軸(4)、マスクを通して被転写
ディスクにエネルギー線を照射する加熱機構、被転写デ
ィスクの基板部(1)の磁性薄膜に外部磁界を印加する
磁界発生機構などから構成される。
【0058】上記の転写工程においては、マスクとして
フォトマスクやホログラムマスクが用いられる。マスク
は、軸(4)に対し、前述の製造方法と同様に、計測機
器などを使用して当該マスクのサーボパターンの中心が
精密に軸(4)の軸芯一致する様に予め取り付けられ
る。マスクに予め形成されるサーボパターンは、前述の
様に、少なくとも基準パターンを含むパターンであれば
よい。また、被転写ディスクは、転写終了後の取り出し
を容易にするため、ハブ構造部(2)の中心穴(21)
の直径の調整または軸(4)の外径の調整により、比較
的小さな力で装着される。具体的には、ハブ構造部
(2)が中心穴(21)を備えている場合、軸(4)に
対する中心穴(21)の公差は0〜−10μm程度とさ
れる。
【0059】加熱磁気転写方式による上記の転写工程に
おいては、被転写ディスクにサーボパターンを転写する
場合、転写装置の軸芯を基準としてサーボパターンが形
成されたマスクと被転写ディスクとを同軸に配置して転
写することにより、被転写ディスクの回転中心を基準と
して、偏心のない状態でサーボパターンを被転写ディス
クへ転写することが出来る。すなわち、本発明のディス
クの製造方法によれば、マスクと被転写ディスクを同軸
に装着し、マスクと被転写ディスクの精密な芯合わせが
できるため、マスクのサーボパターンを被転写ディスク
へ偏心のない状態で転写することが出来、図1〜図6に
示す様なサーボパターンが正確に記録されたディスクを
製造できる。
【0060】また、加熱磁気転写方式によるディスクの
製造方法によれば、スポット的に且つ急激に昇温された
部分のみに書き込みが選択的に行われるため、いわゆる
磁気にじみが起こりにくく、より高密度な記録が可能で
ある。しかも、マスク上でエネルギー線を相対的に走査
するだけであるから、サーボパターンを短時間かつ簡便
に記録できる。
【0061】また、上記の製造方法によって得られた図
1〜図6に示すディスクは、ハードディスク装置などの
情報記録再生装置に組み込まれて使用される。すなわ
ち、本発明の情報記録再生装置は、前述の各態様のディ
スクを組み込んで成る情報記録再生装置であり、概略、
ディスクが回転軸(3)に装着されたディスク回転機構
と、ディスクに対して情報の書込および/または読取を
行うヘッドと、ディスクに書込まれたサーボパターンに
基づいて前記ヘッドのトラッキングを制御する制御手段
とを備えている。
【0062】周知の通り、ヘッドは、剛体構造を有する
ヘッド支持腕としてのロードビーム(サスペンションア
ーム)の先端に付設され、ロードビームは、アクチュエ
ータ機構を備えた旋回可能なヘッドアームの先端にディ
スク側に付勢された状態で取り付けられる。ヘッドは、
ディスクとの間でエアベアリングを形成するためのブロ
ック状のスライダ及び当該スライダの底面に設けられた
磁気ヘッドから成る。磁気ヘッドは、走行方向に直交す
る方向に配置されたサーボ信号検出手段としての少なく
とも2つのトラッキング用のヘッドギャップを備えてい
る。
【0063】トラッキングを制御する制御手段は、ヘッ
ドギャップによって読み取ったサーボパターンを解析
し、ヘッドの走行位置を制御する機能を有する。具体的
には、ヘッドギャップは、磁気ヘッドが正確にトラック
上にある場合に情報記録トラックの配列ピッチの例えば
0.5倍、1.5倍…だけずれて位置する様に設けられ
ており、制御手段は、再生されたサーボ信号の強度の変
化に基づき磁気ヘッドのトラッキング制御を行う。すな
わち、制御手段は、磁気ヘッドがトラックの中心から外
れると、ヘッドギャップからの信号出力が増減するた
め、これを計測することによってトラック中心に対する
磁気ヘッド中心の誤差を求め、常に磁気ヘッドがトラッ
ク上に位置する様に制御する。
【0064】上記ディスク回転機構は、主にスピンドル
モータから構成され、その回転軸(3)には、図示する
様な前述のディスクが1枚または複数枚装着される。そ
して、上記の各ディスクは、前述した様に、そのハブ構
造部(2)がディスク回転機構の回転軸(3)に緩みな
く装着されていることにより、基板部(1)のサーボパ
ターンは、回転軸(3)の軸芯に対して偏心なく同心状
に位置する。
【0065】従って、本発明の情報記録再生装置におい
ては、例えば、回転軸(3)の外周などを利用し、ハブ
構造部(2)の回転中心を基準としてヘッドで読取った
場合、書込時の基準と同一の基準でサーボパターンを読
取ることが出来るため、偏心のない状態のサーボパター
ンを正確に読取ることが出来る。また、予め書込まれた
サーボパターンが基準パターンのみの場合は、斯かる基
準パターンに基づき、特段の補正手段を用いることな
く、正確にトラッキングパターンを書込むことが出来
る。その結果、サーボ信号に関する処理コストをより低
減でき、特に、記録容量を高密度化する場合に有効であ
る。しかも、ヘッドのトレース量が一層少なくなるた
め、情報の読込および/または書込に要する消費電力を
一層低減できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のディスクに
よれば、ハブ構造部が情報を情報記録再生装置の回転軸
に緩みなく装着され、しかも、基板部のサーボパターン
がハブ構造部の回転中心を基準に予め書込まれており、
情報記録再生装置の回転軸に装着した状態においてサー
ボパターンが回転軸の軸芯に対して偏心なく同心状に位
置するため、サーボパターンの書込時の基準と読取時の
基準を同一にすることが出来、特段の補正手段を用いる
ことなく、偏心のない状態のサーボパターンを正確に読
取ることが出来る。また、予め書込まれたサーボパター
ンが基準パターンのみの場合は、斯かる基準パターンに
基づき、偏心のない状態のトラッキングパターンを正確
に書込むことが出来る。その結果、サーボ信号に関する
処理コストをより低減でき、特に、記録容量を高密度化
する場合に有効である。しかも、ヘッドのトレース量が
一層少なくなるため、情報の読込および/または書込に
要する消費電力を一層低減できる。
【0067】また、特定の書込工程を備えた本発明に係
るディスクの製造方法によれば、サーボパターンを書込
む際、書込装置の回転軸に対して特定の構造の被書込デ
ィスクを精密に芯合わせができ、そして、被書込ディス
クのハブ構造部の回転中心を基準として書込ヘッドの位
置を制御するため、予め準備されたサーボパターンを被
書込ディスクへ偏心のない状態で書込むことが出来、サ
ーボパターンが正確に記録された上記ディスクを製造で
きる。
【0068】また、磁気転写方式による特定の転写工程
を備えた本発明に係るディスクの製造方法によれば、転
写装置の軸芯を基準としてサーボパターンが形成された
マスターディスクと被転写ディスクとを同軸に装着し、
マスターディスクと被転写ディスクの精密な芯合わせが
できるため、被転写ディスクの回転中心を基準として、
偏心のない状態でサーボパターンを被転写ディスクへ転
写することが出来、サーボパターンが正確に記録された
上記ディスクを製造できる。
【0069】また、加熱磁気転写方式による特定の転写
工程を備えた本発明に係るディスクの製造方法によれ
ば、転写装置の軸芯を基準としてサーボパターンが形成
されたマスクと被転写ディスクとを同軸にに装着し、マ
スクと被転写ディスクの精密な芯合わせができるため、
被転写ディスクの回転中心を基準として、偏心のない状
態でサーボパターンを被転写ディスクへ転写することが
出来、サーボパターンが正確に記録された上記ディスク
を製造できる。
【0070】また、本発明の情報記録再生装置によれ
ば、ハブ構造部の回転中心を基準としてヘッドで読取っ
た場合、書込時の基準と同一の基準でサーボパターンを
読取ることが出来るため、偏心のない状態のサーボパタ
ーンを正確に読取ることが出来る。また、予め書込まれ
たサーボパターンが基準パターンのみの場合は、斯かる
基準パターンに基づき、特段の補正手段を用いることな
く、偏心のない状態のトラッキングパターンを正確に書
込むことが出来る。従って、サーボ信号に関する処理コ
ストをより低減でき、特に、記録容量を高密度化する場
合に有効である。しかも、ヘッドのトレース量が一層少
なくなるため、情報の読込および/または書込に要する
消費電力を一層低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクの主要部の構造を示す縦
断面図
【図2】本発明に係るディスクの主要部の構造を示す縦
断面図
【図3】本発明に係るディスクの主要部の構造を示す縦
断面図
【図4】本発明に係るディスクの主要部の構造を示す縦
断面図
【図5】本発明に係るディスクの主要部の構造を示す縦
断面図
【図6】本発明に係るディスクの主要部の構造を示す縦
断面図
【符号の説明】
1 :基板部 2 :ハブ構造部 21:中心穴 22:外周面 23:ハブ本体 24:固定リング 3 :回転軸(情報記録再生装置の回転軸) 4 :軸(書込装置の回転軸または転写装置の軸)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 17/028 G11B 17/028 Z 23/00 601 23/00 601C Fターム(参考) 5D038 BA05 CA32 5D091 AA10 BB08 FF20 GG33 HH20 JJ25 5D096 AA02 WW03 5D112 AA24 KK01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキングサーボ用のサーボパターン
    を基板部に記録して成る情報記録媒体としてのディスク
    であって、前記基板部の中心部には、情報記録再生装置
    の回転軸に緩みなく装着可能なハブ構造部が設けられ、
    かつ、前記サーボパターンは、前記ハブ構造部の回転中
    心を基準として前記基板部に記録されていることを特徴
    とするディスク。
  2. 【請求項2】 ハブ構造部は、基板部よりも肉厚に形成
    されている請求項1に記載のディスク。
  3. 【請求項3】 ハブ構造部は、回転軸が嵌合する円筒状
    の中心穴を備え、サーボパターンは、前記中心穴の内周
    面を基準として記録されている請求項1又は2に記載の
    ディスク。
  4. 【請求項4】 ハブ構造部は、その回転中心と同心の円
    周面を外周に有し、サーボパターンは、前記ハブ構造部
    の外周面を基準として記録されている請求項1又は2に
    記載のディスク。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のディスクを製造するた
    めの製造方法であって、書込ヘッドが備えられた書込装
    置によって被書込ディスクにサーボパターンを書込む書
    込工程を含み、被書込ディスクとして、情報記録再生装
    置の回転軸および前記書込装置の回転軸に緩みなく装着
    可能なハブ構造部が基板部の中心部に設けられたディス
    クを使用し、そして、前記書込装置の回転軸に被書込デ
    ィスクを装着し、前記書込ヘッドの位置を制御すること
    により、被書込ディスクの前記基板部にサーボパターン
    を書込むことを特徴とするディスクの製造方法。
  6. 【請求項6】 被書込ディスクのハブ構造部は、書込装
    置の回転軸が嵌合する円筒状の中心穴を備え、書込工程
    においては、前記中心穴の内周面を基準として書込ヘッ
    ドの位置を制御する請求項5に記載のディスク。
  7. 【請求項7】 書込工程においては、被書込ディスクが
    装着された書込装置の回転軸の外周面を基準として書込
    ヘッドの位置を制御する請求項5に記載のディスク。
  8. 【請求項8】 被書込ディスクのハブ構造部は、その回
    転中心と同心の円周面を外周に有し、書込工程において
    は、前記ハブ構造部の外周面を基準として書込ヘッドの
    位置を制御する請求項5に記載のディスク。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のディスクを製造するた
    めの製造方法であって、磁気転写方式の転写装置によっ
    てマスターディスクから被転写ディスクにサーボパター
    ンを転写する転写工程を含み、マスターディスクとし
    て、これを支持する前記転写装置の軸芯を基準としてサ
    ーボパターンが形成されたディスクを使用し、かつ、被
    転写ディスクとして、情報記録再生装置の回転軸および
    前記転写装置の軸に緩みなく装着可能なハブ構造部が基
    板部の中心部に設けられたディスクを使用し、そして、
    前記転写装置の軸にマスターディスク及び被転写ディス
    クを同軸に装着し、マスターディスクを介して磁界を作
    用させることにより、被転写ディスクの前記基板部にサ
    ーボパターンを転写することを特徴とするディスクの製
    造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のディスクを製造する
    ための製造方法であって、加熱磁気転写方式の転写装置
    によってマスクから被転写ディスクにサーボパターンを
    転写する転写工程を含み、マスクとして、これを支持す
    る前記転写装置の軸芯を基準としてサーボパターンが形
    成されたマスクを使用し、かつ、被転写ディスクとし
    て、情報記録再生装置の回転軸および前記転写装置の軸
    に緩みなく装着可能なハブ構造部が基板部の中心部に設
    けられたディスクを使用し、そして、前記転写装置の軸
    にマスク及び被転写ディスクを同軸に装着し、マスクを
    介してエネルギー線を照射し且つ磁界を作用させること
    により、前記基板部にサーボパターンを転写することを
    特徴とするディスクの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のディスクを組み込ん
    で成る情報記録再生装置であって、前記ディスクが回転
    軸に装着されたディスク回転機構と、前記ディスクに対
    して情報の書込および/または読取を行うヘッドと、前
    記ディスクに書込まれたサーボパターンに基づいて前記
    ヘッドのトラッキングを制御する制御手段とを備え、前
    記ディスクは、そのハブ構造部が前記ディスク回転機構
    の回転軸に緩みなく装着されていることを特徴とする情
    報記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2489988A3 (en) * 2011-02-15 2014-07-30 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Servo motor manufacturing method, servo motor manufacturing apparatus, servo motor, and encoder

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